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常磐線・・・ブルートレイン「ゆうづる」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2013.11.30
常磐線
四半世紀ぶりの復活運転!
ブルートレイン「ゆうづる」 撮影
  

 

前回の続き・・・ではないのですが、今回も茨城。しかも同じ常磐線への出撃です。特急「ひたち」の運転開始50周年という節目を迎えた今年、この記念に対するJR東日本水戸支社の気合の入れようは相当なモノらしく、先日の485系特急「ひたち」のリバイバル(ひたち50周年記念号)に続き、今度はかつて常磐線経由で上野と青森の間を結んでいた、寝台特急「ゆうづる」のリバイバルを運転するというではありませんか!(゚∀゚*)オオッ!! 常磐線沿線に住んでいた私にとって・・・(ry (以下略 ^^;)。現役時代末期の「ゆうづる」には電車寝台の583系と、客車寝台、いわゆる「ブルートレイン」の24系が使用されていましたが(当時は臨時も含めると三往復も設定されていたのだから、今考えるとスゴいよね・・・)、今回復刻運転されるのは24系客車の方で、常磐線を走るブルートレイン「ゆうづる」としては1988年の廃止以来25年ぶり、実に四半世紀ぶりの復活となります。

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上野到着後、推進回送で尾久へ向かう、
現役時代の寝台特急「ゆうづる」。
「ゆうづる」は上野~水戸で田端のEF81が牽引を担当し、
時折、レインボー色の95号機も充当されることがありました
(水戸~青森はED75が牽引)。
87.8.16 東北本線 日暮里

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こちらはノーマルなローズピンクの
EF81 93が先頭に立つ「ゆうづる」。
この日は下りの客車「ゆうづる」最終日で、
よく見ると左のホーム上ではテープカットなどの
セレモニーが行なわれているようです。
(´;ω;`)ノ~~~~~サヨ-ナラ-
88.3.11 東北本線 上野

ちょうど一週間前となる前週の土曜には、常磐線の内原電留線で行われたイベント(みと鉄道ふれあいまつり)へ出かけてきた私。せっかく交通費をかけて撮影へ行くのに、二週連続で同方面、同路線ではちょっと面白みに欠けるところですが、やはりこの四半世紀ぶりに走る「ゆうづる」は外せない・・・。とくに、車両の老朽化も原因の一つとされている昨今の夜行列車壊滅状況では、常磐線を「ブルートレイン」が走るのも、これが最後の機会となるかもしれません。私は前週に続き、常磐線へと撮影に向かうことを決めました。

しかしこの「ゆうづる」撮影、そう簡単にはいかず、なかなか厳しい条件での撮影となってしまうのです・・・エ…?( ̄△ ̄;)マタコノテンカイ?。


11月30日(土)

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二週連続の常磐線ですが、
今回は直流タイプのE231系でスタートします。
東北本線 上野

前週と同様に上野から常磐線へと乗り込みますが、今回は中距離用のE531系ではなく、近距離用のE231系で終点の取手へ。これはお目当ての撮影地が取手にあるからではなく、いったん下車して切符を買いなおさなくてはならないため。そう、茨城県最南端の取手で購入するきっぷといえば、以前にも使用した超オトクきっぷの「ときわ路パス」。この茨城県内乗り降り自由の切符を手に、あらためて撮影地を目指して常磐線を北上します。

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茨城県内のみどりの窓口のみで発売されていた
フリー切符「ときわ路パス」。
2000円で茨城県内のJR線(常磐線・水戸線・水郡線・鹿島線)、
ひたちなか海浜鉄道・鹿島臨海鉄道・関鉄常総線が
乗り放題になります。
秋季の販売はこの11月30日まででした。

前述したように、現役時代の「ゆうづる」は上野と青森の間を常磐線経由で結んでいた寝台特急列車で、本来ならば常磐線全線(日暮里~岩沼 350.4 km)を通り抜ける運転経路でした。しかし多くの方がご存じのように、現在の常磐線は二年半前に発生した東日本大震災による被害と、それに起因した原発事故の影響により、今でも広野~原ノ町および相馬~浜吉田で運転が休止中。常磐線を通り抜けることは事実上不可能な状態となっています。では今回復刻運転する「ゆうづる」は、いったいどうするのでしょう。運転区間が上野~青森ならば、単純に東北本線(IGR・青い森)経由にすればいいのでは・・・とも思われますが、それでは「ゆうづる」というよりも、現役時代に対をなすような形で運転されていた、「はくつる(上野~青森 東北本線経由)」の復刻になってしまいます。そもそも東北線経由では、イベントを主催した水戸支社の管内をまったく通らないことになってしまいますし・・・(-"-;*)ウーン…。そこで今回設定された驚きの運転経路というのが、まずは使用される客車を常磐線のいわきまで回送し、あらためていわき始発の“上り”列車としてスタート。常磐線を南下し、水戸を経て友部へ。友部からはなんと水戸線を小山まで走り抜け、小山からは東北本線で一路北を目指す・・・といったものになりました(最終的に列車は、現役時代の「ゆうづる」が果たせなかった青函トンネルを通って、北海道の木古内へと到達します)。なんとも強引ともとれる復刻版の「ゆうづる」ですが、私としてはブルートレインが常磐線を走るということだけでも嬉しい。そこでまず狙うのは、日中に常磐線を下り、いわきへと送り込まれる回送列車です。残念ながらこの回送列車には営業運転とは異なり、「ゆうづる」のヘッドマークは掲げられないようなので、ここは列車の編成主体ではなく、どこか常磐線らしい情景で撮りたいところ。そう思って私が下車したのは高浜。

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取手からは交直両用のE531 系に乗って、
高浜へとやってきました。
常磐線 高浜

上野0722-(常磐735H)-取手0805~0811-(1333M)-高浜0854

高浜といえば、先日に運転された485系の「リバイバル ひたち」を撮りにきたばかりで、ひと月半ぶりの再訪。前回は「ひたち」のヘッドマークがキッチリ解るように、アウトカーブから列車の正面が撮れる石岡寄りの撮影地へ向かいました。そのときにもちょこっと触れていますが、この高浜駅の周囲に広がる田園地帯からは、茨城のシンボル的存在として知られる、筑波山の姿をきれいに拝むことができるのです。今までこのブログでは常磐線の車窓風景として紹介することが多かった筑波山。そこで今回は常磐線らしい沿線情景として、その筑波山とブルートレインを絡めてみようと考えたのでした。駅を背にして、前回とは逆の神立方面へと歩みを進めます。付近を流れる恋瀬川を渡って県道をしばらく行くと、田園の向こうに線路と筑波山が一望できるポイントに到達。

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撮影地へ向かう途中で渡るのは、
霞ヶ浦へと流れ込む、恋瀬川。
右側に見える「ねこみみ」のような山が
男体山と女体山からなる筑波山です。
ちょうど手前をE657系が通過してゆきました。
常磐線 神立-高浜

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川を渡ったこのあたり一帯が撮影地。
広い田園のなかで、自分の好みに合った
アングルを模索します。

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このくらいの引きも悪くないけれど、
手前のブッシュがちょっとウザいね・・・(゚ペ)ウーン…。
さらに欲を言えば、ねこみみ・・・もとい、
筑波山はアングルの真ん中ではなく、
どちらかに寄せたいところ。

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上写真よりもう少し寄って、
思い切って架線柱ワンスパン内で切ってみました。
このくらいが意外とスッキリするかも。
筑波山はやや右寄せで配置。
このE657系は側面に「ひたち50周年」の
記念ステッカーが貼られた編成でした。
でも、あまり目立たないね・・・(^^;)

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待ち時間の間にはこんな珍客も通過。 (゚∀゚)オッ!
この日は日立~佐貫で団体列車として運転されていた
ジョイフルトレインの「リゾートエクスプレス ゆう」。

線路際が除草されている一角を見つけて、そこにカメラを構えます。この撮影地で筑波山を絡めて撮ろうとすると、列車はほぼ真横から見ることになりますが、どうせヘッドマークの無い回送列車だし、顔が見えなくてもこれでじゅうぶん。この日は雲ひとつない晴天で、背景の筑波山も頂上までクッキリと見えています (・∀・)イイネ 。ちなみに筑波山と言うと、私が育った千葉の柏では、比較的近場で手軽にいけるハイキングの定番スポットとなっており、幼稚園や小学校、町内会の遠足などでよく連れて行かれたものです。オトナになってからはほとんど行った覚えがありませんが、今度久しぶりに訪れて、ケーブルカーにでも乗ってみようかな・・・。そんなことを思いながら筑波山を眺めていると、やがて上り方向から赤い機関車に牽かれた青い客車列車が姿を現しました。

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筑波山を背景に常磐線をゆく、
ブルートレイン「ゆうづる」の回送列車。
牽引機は青森のEF81 137でした。

快晴の空のもと、筑波山バックでブルトレが撮れました~!ヽ(´▽`)ノワーイ♪
現役時代の「ゆうづる」を考えると、こんなにはっきりと筑波山が見える日中に、しかも下りのブルトレがここを通過するなんてことはあり得ないのですが、「ゆうづる」の復刻としてではなく、常磐線を走るブルートレインの記録としては、満足のいく結果を残すことができたと思います(^^)。無事に狙い通りのカットが撮れて、筑波山バックの撮影地からは撤収。高浜駅へ戻ります。

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高浜からは再び常磐線の下り列車へ乗ります。
ホームに入ってきたのはE531系の勝田行き。
常磐線 高浜

さて次の狙いは、もちろん本命となる「リバイバル ゆうづる」の本運転です (`・ω・´)-3 フンス! 。前述したように今回運転される「ゆうづる」は、いわきから常磐線を南下し、水戸線を経由して東北線へと抜けるルート。ならば撮影地の候補としては、水戸線で狙うのも面白いか? いやいや「ゆうづる」なのだから、やはり常磐線で撮るのが正統・・・などと考えたくなりますが、実は迷うほど撮影地に選択肢は無いのが実情なのです ( ̄△ ̄;)エ…? 。というのも、この「ゆうづる」のいわき発車時刻は15時33分。日が短い今の時期は16時過ぎには日が沈んでしまうので、日照を期待するならば茨城を超えて福島県内へ入らなければキビシいし、薄明かりの残照程度でも、最低16時21分発の高萩より北へ行かなくては、走行写真の撮影は難しいでしょう。当然、水戸線内などは真っ暗で、撮影地など考える余地もありません。そうすると、少しでも明るい福島県内の泉や湯本までいくべきか? でもきっと考えることは皆同じで、日が当たりそうな撮影地は相当な混雑が予想されるハズ・・・"o(-_-;*)ウゥム…。私は撮影地探しに悩みつつも、とりあえず常磐線を北上してみることに。

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先ほどのE531系は水戸のひとつ先にある
勝田までしか行かないので、
水戸でさらに北へ向かう高萩行きに乗り換え。
車両は415系1500番台でした。
常磐線 水戸

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「ゆうづる」の走行写真を撮るにあたっての、
「デッドライン」とした高萩に到着。
「ゆうづる」を撮るにはさらに北上する必要があります。
おや?右隣に停まっているのは・・・!? (゚∀゚*)オッ!
常磐線 高萩

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高萩で、先ほどの回送列車に追いついちゃいました。
先頭はカマ出し(機関車がホームから外れていること)
していて撮れなかったので、
後ろ側の24系を高萩の駅名板と絡めて撮影 (^^) 。
高萩在住でソネブロ仲間のまー坊さんが喜ぶかな?
私が着いた二分後に回送列車はいわきへ向けて
発車してゆきました。

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ブルトレ発車後に落ち着いて構内を見回すと、
電留線には運用に就いていないニートくん状態の
E653系(付属編成)と651系の姿が・・・。(・ω・`)
E653系基本編成の一部は羽越線の「いなほ」へ転用されたけれど、
この四連の付属編成はどうするのでしょう・・・。
当初(震災前)の計画では、いわき~仙台の区間特急へ
コンバートされる予定だったけれど、
いつ復旧するか解らないそのときを、待ち続けることになるのかな?

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乗り降り自由の「ときわ路パス」。
せっかくなので、高萩で途中下車してみました。
いつ見てもこの高萩駅の駅舎はキレイな形をしています(^^)。
よく見るとコンビニ「NEW DAYS」の看板も
色を駅舎に合わせているんだね(同店の看板は通常なら赤色)。
常磐線 高萩

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そんな高萩駅前の食堂でお昼ゴハンを。
実はこのお店、まー坊さんのブログでは
カレーうどんならぬ「カレーそば」が名物で
おススメだと書いてあったのですが、
あいにく私は前日にカレーを食べたばかりだったので、
「とりそば」を注文・・・(まー坊さんスミマセン ^^;)。
どことなく懐かしくて、おいしいお蕎麦でした。(゚д゚)ウマー

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高萩で食事を済ませたのち、
いわき行きへ乗って、さらに二駅ほど北の磯原へ。
今度はE501系に乗れました。
常磐線 磯原

高浜1147-(1359M)-水戸1222~1228-(551M)-高萩1315~1356-(553M)-磯原1404

途中の高萩で乗り継ぎ時間を利用して昼食をとり、最終的にやってきたのは磯原。磯原は今年の二月に海バックの651系「スーパーひたち」を撮りにきて以来となります。こう考えると、やっぱり私は知っている撮影地のレパートリーが少なく、いつも同じようなところばかりきているような気がするなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。今回目指す撮影地は前回の海バックとは逆方向にある開けた場所ですが、実はここも三年前に一度訪れているんです。でも他に適当な撮影地が思い浮かびませんでしたし、車内から撮影地の様子を眺めたら、まだ場所に余裕がありそうだったので、ここに決定。

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今年二月にも訪れた磯原。
今回は海側とは逆の西口を出ます。
常磐線 磯原

撮影地は駅から徒歩15分程度と徒歩鉄には助かるお手軽スポット。ここは線路沿いにある小高い丘・・・というか、廃棄残土が積まれた上から、少し高い目線で列車が撮れるポイントです。周囲は田畑が広がっていて障害物は少なく、午後順光の「陽あたり良好!」(´▽`*)カスミチャソ 。

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撮影地に着いての一発目は、E657系「スーパーひたち46号」。
傾きかけた日が、車両全体をきれいに照らします。
まさにバリ順!キモチ(・∀・)イイッ!
常磐線 磯原−南中郷

ただし、今はまだきれいに日が当たっていますが、「ゆうづる」が磯原を通過するのは16時10分。この日の茨城県高萩市の日没時間は16時21分で、時間だけ見るとギリギリ持ちそうな気もしますが、これはあくまでも平坦な地での日没時刻。このあたりの西側には決して高くはないものの小山が連なっていて、条件的にはかなりきわどい。そういえば、二週間前に訪れた磐越西線でも日没間際に撮影を試みたものの、結局間に合わずに日が沈んじゃったんだよなぁ・・・(´Д`;)デジャヴ?。果たして今回はというと・・・(°_°;)ドキドキ…

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15時55分
かなり日が落ちてきました。
「ゆうづる」通過まであと15分・・・持つか!?
マダダ(;`д´)マダオワランヨ!

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その沈みかけた日の、
エロエロ光線に照らされてやってきたのは、
総合検測車E491系「East-i E」。
思わぬ珍客が撮れたのは嬉しいけれど、
この光が「ゆうづる」に当たってくれればね・・・。

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16時06分
ああ、日が山かげに・・・(´Д`;)アア…。

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16時07分
沈んだ・・・。
チ━━━━(_ _|||)━━━━━ン

惜しいことに、やはり日は沈んでしまいました (´;ω;`)ダメカ… 。15分前に通過した「East-i E」が最高の光線状態だっただけに、とても残念。でも、こうなることはほぼ想定内で、むしろ私の予想よりも日は持ってくれた方だったかも。日は沈んで露出は一気に下がりましたが、まだ日没直後で空は明るく、なんとか走行写真は撮ることができそう。ガッカリしている余裕はありません。日の光が見えなくなってからわずか三分後、懐かしい真っ赤なヘッドマークを掲げた列車が見えてきました。(゚∀゚)キタッ!

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夕暮れの常磐線に復活した、ブルートレイン「ゆうづる」。
わずかな残照を受けたその姿は、
まさに「ゆうづる」の列車名にふさわしい・・・かも?

どうにか、かろうじて、ブルートレイン「ゆうづる」が撮れました~! ヽ(´□`。)ノ・゚ワアァァァイ!! ああ、この赤いヘッドマークは本当に懐かしいなぁ・・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚カンドー!・:*:・。
現役当時の「ゆうづる」を牽いていたEF81は、まだローズピンク(赤13号)時代で、この赤い(赤2号)EF81にはちょっと違和感があるかと思いましたが、懐かしい雰囲気はじゅうぶんに感じることができました。結局、日が当たったなかで撮ることはできなかったけれど、四半世紀ぶりに「ゆうづる」の勇姿を見られただけでも、ここまで来た甲斐があったかな (´▽`*)。これでこの日の撮影はすべて終了です。

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磯原から下り列車へ乗って、いったん大津港へ。
大津港は茨城県最北の駅で、隣駅の勿来は福島県です。
本来なら、最南の取手からの普通運賃は片道だけで2520円。
今回も「ときわ路パス」をフル活用しちゃいました。
常磐線 大津港

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大津港からは磯原には停まらない「スーパーひたち54号」に乗車。
以前にも書きましたが、
「ときわ路パス」は別に特急券を購入すれば、特急にも乗車が可能。
さらに取手から先への乗り越し清算も車内でできます。
これで一気に都内まで帰ることにします。
常磐線 大津港

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お待ちかねの車内宴!(゚∀゚*)
・・・といきたいところでしたが、
なんと車販の駅弁はすべて売り切れとのこと。Σ(゚д゚;)ナニーッ!
いわき始発の特急が大津港で弁当売り切れだなんて・・・
弁当の積載量が少ないのか、
はたまた、とてつもない大食漢でも乗っているのか?
このあたりの駅では駅弁を売っていないので、
特急の車販に賭けていたんだけれどなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン。
仕方なく、「おつまみセット」のチクワ二本で我慢。
(´Д`;)シシマル カ…

10月の「リバイバル ひたち」こと「ひたち50周年記念号」から始まり、先週の「みと鉄道ふれあいまつり」で展示された歴代「ひたち」並び、そして今回の「リバイバル ゆうづる」と、趣向を凝らして楽しませてくれた水戸支社の「ひたち50周年記念」企画。常磐線に馴染み深い私にとっては、どれもが捨てがたい垂涎の企画ばかりで、とても「アツい秋」を過ごさせてもらいました。しかし、そんな華やかな記念行事の裏で、この常磐線は震災と原発事故の影響で、一部区間では未だ復旧工事の見込みすら経っていないのも事実です。繰り返しになりますが、本当にいつの日か常磐線の全線復旧を果たせる日が来ることを願ってやみません。

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大津港から上野までの二時間を
快適に過ごせたE657系。
「さすが、新型・・・」(´ー`)フッ。
ちなみに上野の到着ホームは17番線で、
ここは冒頭で紹介した「ゆうづる」のラストランを
25年前に私が見送ったホームです・・・。
東北本線 上野

磯原1629-(常磐567M)-大津港1635
大津港1640-(スーパーひたち54号)-上野1835

 


☆以下、サッカー雑記☆

ところで、
昨日(12/1)行なわれた、Jリーグ「J1昇格プレーオフ」の第一戦ですが・・・
わが「ジェフ千葉」は5位と言う立場で、4位の「ヴォルティス徳島」と対戦し、1−1のドローと言う結果。ドローの場合は順位が上のチームが勝ち残ると言うアドバンテージにより、残念ながら千葉は敗退が決定し、J1への昇格は今年もなりませんでした (´;ω;`)。
でも、これが「惜しかった」と捉えられるかというと、決してそんなことは無く、当然の結果といえるでしょう。それはこの試合に限らず、大事なリーグ戦終盤の4試合で、二分二敗と一勝もできなかった流れと、勝負弱さが物語っています。とくに最終節の対戦相手は最下位(22位)の鳥取で、ここで確実に勝っていれば、最終順位は4位となり、徳島とは逆のアドバンテージが得られたハズ。それをアディショナルタイムでかろうじてドローに持ち込むのが精一杯では、とてもプレーオフを勝ち抜ける力は無いと感じていました。
今さら終わってしまったことを言っても仕方ありませんが、結局今年は自動昇格圏内の二位以内に一度も入ることが無かった千葉。プレーオフ目当てではなく、自動昇格を照準に当てない限り、来年もJ1へ昇格するのは相当にキビシいものだと思っています。



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