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夏休み2013 その1・・・小海線・高原列車 撮影記 [鉄道旅行記]

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2013.08.02・03
夏休み
01
夏空を求めて、ぶらり旅~♪
小海線 高原列車 撮影記

 

はじめに、先月末の集中豪雨災害に遭われた地域の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

毎年の事ですが、私は仕事の関係上お盆の時期に休む事ができないため、皆さんよりも少し早めに夏休みを取るようにしています。今年は先週がその夏休みだったのですが・・・前回の記事でも愚痴をこぼしているように、とにかく先週は天気が悪かった。中国地方や北陸、新潟などは集中豪雨に見舞われ、東北地方はいまだ梅雨明けならず(東北地方は8/2に、ようやく梅雨明け宣言)。私が夏休みを利用して撮影旅行へ行きたいと思っていた地域の天気予報は、軒並み傘マークが並びました (´-ω-`;)コマッタモンダ 。

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先月30日の天気図。
太平洋高気圧の勢力が弱く、
日本列島には前線が停滞しています
・・・って、私はヨシズミかっ (´Д`;) 。

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駅の運行情報では大雨の影響による
運休や遅延の情報が、
毎日のように流されていました。

旅に出てしまってから天気が崩れるのは致し方ないとしても、はじめっから天気が悪いと解っているのに、無理して出かけるのはどうも気が乗りません。もちろん、鉄道写真は常に晴れていればいいというものではなく、雨や曇りの情景だって絵になる事は多々あります。しかし徒歩鉄である私の場合、できれば雨は避けたいところ。私の鉄道写真という趣味に対する最大のモットーは「無理せずに、心から楽しむこと」。たとえ貴重な列車が近場で走ろうとも、天候が悪くて楽しめないと思えば出撃はしないし、ネタ列車の走らないような日でもスッキリとした晴れ予報ならば、どこかへ出かけてみたくなります。そんなワケで毎日毎日、翌日の天気予報とにらめっこしながら悶々と過ごしていた夏休み (-A-#)モンモン… 。ようやく前線の活動が弱まり、晴れ予報が出始めたのは、週末になっての事でした。もうあまり遠くへは行けないけれど、ちょっとでも・・・いや、一枚でも夏らしい情景が撮れるところを求めて、遅まきながら残り三日となった金曜日に夏休み旅のスタートです。


8月2日(金)

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今旅は中央線のE233系がファーストランナー。
大月行きに乗って、中央線を下ります。
13.8.2 中央本線 立川

今回私が計画した撮影旅は、特定の車両狙いではなく撮影地がメイン。つまり、貴重な列車など来ないけれど、景色がきれいで、かねてから一度は行ってみたいと思っていた、有名な撮影ポイントを訪ねるというものです。まずは地元駅で青春18切符に入鋏してもらい(スタンプでも入鋏とはこれいかに?)、中央線の下り列車で進路を西へとります。最初の目的地は遠征というほど遠くはないのですが、今までは意外と行く機会が無かった場所で、晴れれば夏らしい絵が期待できるところ。何よりも天気予報の「降水確率10%、穏やかな晴れ」が、いちばんの決め手になったのですが・・・。

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この日の山梨県は晴れ予報だったはずなのに、
雲が低く立ちこめています・・・(´Д`;)。
13.8.2 中央本線 鳥沢-猿橋(車窓から)

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大月で乗り継いだのはスカ色115系。
ボックスシートの115系に乗ると、やっと旅気分を実感します。
13.8.2 中央本線 大月

道中の車窓に映る景色は、雨こそ降っていないものの、ドン曇り状態。この時点でのテンションは、だだ下がりです。はぁ~・・・ホントに今夏の天気は読みにくいなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン 。しかし手持ちのスマホで再検索した山梨の天気は、変わらずに晴れ予報のまま。本当にこれから晴れるのかいな・・・と思っていると、列車が笹子トンネルを抜けたところで天気は一気に好転 (゚∀゚)オッ! 。眩しい日差しが車内に降り注ぐようになりました。天気とともに私のテンションも回復し、期待に胸を躍らせながら下車したのは、高原の駅・小淵沢。

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青空が広がる小淵沢に到着。
甲府からは長野色115系へと乗り継ぎました。
13.8.2 中央本線 小淵沢

立川0524-(中央1361M)-大月0619~0623-(327M)-甲府0712~0725-(425M)-小淵沢0804

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中央線と小海線の接続駅で、
清里や八ヶ岳への玄関口となる小淵沢駅。
特急「あずさ」や「スーパーあずさ」も大半が停車します。
13.8.2 中央本線 小淵沢

小淵沢は中央線と小海線(小淵沢~小諸)の接続駅で、今回の撮影ターゲットは特急や貨物など多種多様な列車が見られる中央線ではなく、ディーゼルカーの普通列車のみが走るローカルな小海線の方。清里方面へ向かう小海線の列車は小淵沢を出て中央線と分岐すると、大きく右にカーブをしつつ徐々に高台の築堤へ上ってゆきます。その大カーブの内側から撮るのが今回の撮影地で、条件が良ければ列車の背景に雄大な南アルプス(赤石山脈)の山並みを写し込む事ができる、昔からのメジャーポイント。小海線には過去に何度か乗っており、車窓からはその雄大な景色を眺めていましたが、走っている車両がJR型のキハ110という事であまり面白みが無く、今まではなかなか沿線から列車を撮影する事はありませんでした。しかし今回は夏らしい情景を求め、高原列車の代表格である小海線の列車をこの有名な撮影地で撮ってみたいと考えたのです。

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撮影地までの道のりは、木々に囲まれた素敵な散歩道。
日差しは強いものの、高原の空気は爽やかです。

ところが、確かに天気は上々で真っ青な夏空は広がっているのですが、夏特有の雲が多いのも事実で、標高の高い南アルプスの山並みがスッキリと見えるかどうかはちょっと微妙なところ。はたして、たどり着いた撮影地から見た景色はというと・・・

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夏空の下、
ゆっくりと高原への坂道を駆け上がってゆく、
小海線の普通列車。
13.8.2 小海線 小淵沢-甲斐小泉

う~ん、やはり山頂付近は雲が多めで、南アルプスのシンボルと言われる甲斐駒ケ岳などはまったく見えませんでした。それでも、青空に入道雲、そして緑の絨毯のような田圃がいかにも夏らしさを演出してくれて、決して悪くはないかな・・・と、個人的には満足の一枚。何よりもここ数日の悪天候で溜まっていたフラストレーションを吹き飛ばすには、じゅうぶんの結果です (^^) 。もし、ここまで来てドン曇りだったら、撮影せずに白州のウィスキー工場へでも見学に行こうかと考えていたところでした(笑)。

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今度は比較的近距離にあって、雲の影響を受けにくい
入笠山方向を狙ってみました。
飾り気の無い、シンプルな塗装のキハ110ですが、
こういう情景には意外とマッチします。

通常のダイヤでは二時間に一本程度の小海線ですが、夏休みシーズンには小淵沢と野辺山の間に臨時列車が増発されていて、この日もほぼ一時間ごとに列車がやってきます。といっても、車種は同じキハ110ばかりなので、少しでも撮り方に変化をつけたいところ。一本目は築堤下から広角気味に、そして二本目は高台の田圃越しに望遠で狙ってみました。続く三本目はどうしようかな・・・と周囲の農道をウロウロしていると、突然、軽トラに乗った農家のお母さんが近づいてこられ、熱中症にならないようにって、冷たい飲物を差し出してきました! Σ(°▽°ノ)ノエエッ!?

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農家のお母さんからいただいた「冷梅」ジュース。
「水分と塩分が取れるから、これはいいのよ~」(^o^*)ホホホ
・・・って、手渡してくれました。

見ず知らずの私のために、なんと親切なのでしょうか・・・゚+。*・。゚(゚ノ∀`゚)カンゲキ。・*。+゚。ひじょうに恐縮しつつも、とてもありがたい事なので、お礼を言っていただきます アリガトウm(_ _)mゴザイマス。さらに少しばかりお話をさせていただいた流れで、田圃の一角にあるヒマワリ畑での撮影をお願いしてみると、快く許可していただけました。そこで、三本目と四本目はヒマワリを絡ませて撮影。

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真夏に彩りを添える、元気の花・ヒマワリ。
その向こうを小海線の列車が走ってゆきます。

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次の列車はタテ位置で。
花の形がいいものは背が高くて届かなかったけれど、
不格好な形のヒマワリも自然らしさが出ていて、また良しです(^^)

ヒマワリ畑と線路がちょっと離れていて・・・というより、ウマく構図をまとめる構成力が無くて、列車が解りづらくなってしまったのは残念ですが、夏空の下でヒマワリと列車のコラボカットが撮れたのは嬉しい収穫。飲み物の件といい、重ね重ね、お母さんにはお礼を言いたいところです。

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昼近くになるとだいぶ雲が広がってきてしまったので、
今度は山よりも空を大きく入れて撮ってみました。
障害物が無いローカル線の空は、とても広く感じます。

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この撮影地は振り返ると八ヶ岳も見える・・・ハズなのですが、
この日はずっと雲に覆われていて、山容はハッキリしませんでした。
13.8.2 小海線 甲斐小泉-小淵沢

さて、ここまでキハ110ばかり見てきた小海線の列車ですが、実は次にやってくる上り列車(228D)はディーゼルエンジンと蓄電池を組み合わせた次世代の動力、いわゆる「ハイブリッドシステム」を搭載したキハE200形の運用で、車両的な変化の乏しい小海線ではいちばん狙い目の列車と言えるでしょう。しかし残念ながら私が立てた予定では、この列車をこの撮影地で撮る事はできず、そろそろ次の場所へ移動するために駅へと戻らねばなりません。理由は後述しますが、どうしても次の中央線下り列車には間に合わせたいのです。キハE200の事を思うとちょっと後ろ髪を引かれるような思いですが、キハ110のみでもじゅうぶんに夏らしい情景が撮れた事だし、私は満足して小海線の撮影地を後にしました。今度は冬に訪れて、冠雪した南アルプスや八ヶ岳を背景に撮ってみたいものですね。

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この日のお昼ゴハンは、
小淵沢の名物駅弁「元気甲斐」(¥1300)。
ちょっとお値段は張りますが、上下二つに分かれたお重は
上(栗としめじのおこわや、アスパラ豚肉巻きなど)を東京の味処が、
下(くるみごはんや、やまめの甲州煮など)を京都の料亭が
考案したという豪華駅弁です。☆☆☆・・
正直、テレビの企画から誕生したという経緯や、
語呂合わせ的なネーミングはあまり好みではないのですが、
何より私が尊敬する、故・宮脇修三氏が愛した駅弁というところに
つい惹かれてしまいます・・・。

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ホームの待合室で駅弁を食べていると、
独特な走行音とともに入線してきたのは、
例の「ハイブリッドディーゼルカー」キハE200。
実はキハE200は今回の撮影のみならず、
乗車の方でも巡り合わせが悪くて乗った事が無く、
どうも相性が悪いみたい・・・(^^;)
13.8.2 中央本線 小淵沢

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私が乗る中央線の普通列車は、おなじみの長野色115系。
小海線よりは比較的運転本数がありそうなイメージの
中央線普通列車ですが、この時間帯は意外と少なくて、
これを逃すと次は一時間半後になってしまいます。
13.8.2 中央本線 小淵沢

撮影地から小淵沢駅へ戻って、昼食の駅弁を購入。駅弁とは本来、列車に乗って流れる車窓を眺めながら食べるのがベストなものですが、次に乗る列車の乗車時間はわずか8分。二段重ねの豪華駅弁「元気甲斐」をゆっくり食べている余裕など、とてもありません。そこで、列車が来るまで30分の待ち時間を利用して駅の待合室で駅弁を開き、食後に予定通りの列車へと乗車。中央線の下りに揺られて、小淵沢から二駅目の富士見で下車します (´・∀・`)アワタダシイネ 。

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富士見の下りホームには、ヒマワリが植えられていて、
ここでも列車と絡めて撮る事ができました~(^^)
今年は例年以上にヒマワリを撮る機会に恵まれている気がします。
13.8.2 中央本線 富士見

小淵沢1240-(437M)-富士見1248

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富士見は標高955.2メートルで、JR線の標高第10位。
ちなみに9位までは先ほど撮った小海線の沿線にある駅で、
富士見は幹線、電化路線、特急停車駅としては
日本で最も標高が高い駅になります
(かなりムリクリなランキングやね・・・^^;)。
13.8.2 中央本線 富士見

入笠山の登山口など多くの高原リゾートが点在する富士見ですが、撮り鉄にとっての富士見と言えば、有名な撮影地がある事で知られる場所。富士見から上り方向へ少し戻ったところにある新立場川橋梁は、谷間に架かるコンクリート橋を丘の上から見下ろす事ができる撮影地で、中央東線随一の雄大さを誇ると言っても過言ではありません。しかし恥ずかしながら私が訪れるのは今回が初めて。ここへは中央線に臨時列車などが走るたびに訪れてみようと考えていたものの、やはり富士見は距離的にちょっと遠くて、同じ橋梁俯瞰ならば手前(東京寄り)にある新桂川橋梁(鳥沢~猿橋)あたりで済ませてしまう事が多かったのです。そこで今回は、小海線の小淵沢ポイントからの流れで、距離的に近いこちらの撮影地にも立ち寄ってみる事にしました。それにしても、有名な撮影地なので地図などなくとも線路沿いに歩いてゆけばすぐに辿り着くだろうと思いきや、ここって意外と解りづらい場所だったのね・・・。入り口となる農道(?)がよく解らなくて、駅から30分以上も要してしまいました キョロ <(・・ )三( ・・)> キョロ 。迷わなければ、徒歩20分と言ったところか。

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木々の合間に見えてきたのは、
谷間に架かる中央線のコンクリート橋。
緑に囲まれた雄大な撮影ポイントです。
13.8.2 中央本線 信濃境-富士見

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まずはその橋脚の高さが強調されるように、
タテ位置で撮影してみました。
走ってゆくのは普通列車の長野色115系。
13.8.2 中央本線 信濃境-富士見(後追い)

撮影地に着いて待つ事しばし、まずは115系の普通列車が通過してゆきました。確かにいい撮影ポイントなのですが、ここでの悩みは光線状態。写真を見ても解るように北側の斜面から撮るこの場所は、手前サイドまで日がまわらずに陰ってしまいます。ならばいっそのこと、日が当たらない曇りの状態がベストかな・・・? などと思いながら空を見上げれば、晴れたり曇ったりを繰り返しています。そんななか、次に現れたのはこの列車。

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深い緑を背景に橋上へと躍り出たのは
あずさ色の183系(幕張車)。
一世代前の特急「あずさ」を思い起こさせるシーンです。
13.8.2 中央本線 信濃境-富士見

あずさ色183系が、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
そう、ここでの本命と位置づけていたのはこの183系を使用した団体臨時列車で、これに間に合わせるために小海線でのキハE200を蹴って、富士見へと移動してきたのでした。光線は直前に雲で遮られた状態での通過。編成がギリギリでマンダーラにならなかったのはよかったけれど、個人的にはたとえ手前サイドまで日がまわらなくても、日差しはあった方が明るくて好みかな・・・。

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振り子機能を生かし、カーブでも速度を落とさずに快走する
中央東線のエース、E351系「スーパーあずさ」。

再び強い日差しが戻ったところで、今度はE351系「スーパーあずさ」が通過。やはりこの中央線を代表する特急も、この名撮影地ではしっかり押さえておきたい列車のひとつです。183系とE351系の新旧「あずさ」が撮れたところで、ここでのミッションはコンプリート。このあとは富士見駅へ戻って、さらに移動したいところ・・・ですが、次の普通列車(1541M)は「スーパーあずさ」の18分後。撮影地から駅まではだいたい20分と見積もっていますから、急いでもギリギリ間に合うかどうか。どうしようかな、暑い中での急ぎ足は嫌だなぁ・・・σ(´-ε-`)ウーン…。などと悩んでいるうちにも時計の針は進み、残り15分を切った時点で次の列車に乗る事は諦めました。どうせ間に合わないのならば、撮影地でその列車を迎えます。

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ここでのラストカットは、乗る事も考えていた下りの普通列車。
まあ、115系も撮れるときに撮っておくってことで・・・(^^;)ゞ。

結局、一本逃した事で次の下り普通列車(439M)はさらに一時間半後。いかにも青春18切符を使った鈍行列車の旅らしい、のんびりとした行程ですが、後々になってこの待ち時間が大きなロスになろうとは・・・( ̄△ ̄;) エッ…。冷房はなくとも高原の風が涼しい富士見駅の待合室で読書をしながら時間をつぶし、次の普通列車でさらに中央線を西へ。塩尻から篠ノ井線へと直通してやってきたのは、長野県第二の都市・松本。

富士見1541-(439M)-松本1657

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久しぶりに大勢の乗降客がある都市部の駅、松本に到着。
ちなみにこの439Mは篠ノ井線の長野ゆきですが、
松本では37分間もの停車時間があります(16:57~17:34)。
13.8.2 篠ノ井線 松本

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信州と言えば、ソネブロ仲間「ゆるキャラさん」の
推しキャラである「アルクマ」がお出迎え。
ガラス窓越しに大糸線E127系と絡ませてみました~(^^)
13.8.2 篠ノ井線 松本

午後5時に松本着。もうかなり日は傾いていますが、夏の日は長く、日没までにはまだ少し時間がありそうです。それならばもう一カ所だけ撮影へ行ってみる事にしましょう。実はソネブロ仲間で信州にお住まいの「ドラもんさん」がブログでタイムリーに松本電鉄(アルピコ交通)上高地線の沿線にあるヒマワリ畑を紹介されていて、時間的に間に合えばそこへも寄ってみたいと思っていたのです。

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松本電鉄・上高地線で使われている電車は、
元・京王井の頭線の3000系。
私が上高地線に乗るのは一昨年の12月以来、一年半ぶり。
13.8.2 アルピコ交通上高地線 松本

しかし、あいにく私が乗ってきた中央線(篠ノ井線)の列車と上高地線の接続は悪く、次の発車は30分後。その間にも見る見るうちに日が落ちてしまい、目的のヒマワリ畑がある新村に着いた時には、かなり撮影が厳しい状況になってしまいました。しかも、自分が乗ってきた列車は沿線のヒマワリ畑で撮影できないため、次の撮影列車はさらに40分後(上高地線は基本的に下車駅の新村で上下列車が交換するため、いずれにしても次の列車は40分後になります)。そう考えると、先ほどの富士見では無理をしてでも一本早い列車に間に合わせるべきだったかな・・・ ┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ…。

松本1726-(上高地線35列車)-新村1740

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新村から歩いて10分ほどのところに広がる、
上高地線沿線のヒマワリ畑。
息をのむような見事な情景ですが、
すでに日暮れ間近、さらに雲が出てきてしまい、
残念ながらもう日は当たりませんでした・・・。

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そんなキビシイ条件のなか、
一本だけ上高地線の電車を撮ってみました。
ヒマワリ畑のなかを行くレインボーカラーの3000系。
できる事なら日が当たっているときに撮りたかったものです。
13.8.2 アルピコ交通上高地線 新村-北新・松本大学前

結果はご覧の通り。せっかくのヒマワリ畑も日が当たらずに、なんだか寒々しい絵になってしまいました (´・ω・`)ショボーン 。でも写真以上に肉眼で見た15万本ものヒマワリ畑は本当に見事で、これを見に来ただけでも、ここまで足を運んだ甲斐はあったかな・・・。これで初日の撮影はすべて終了です。ちょっとだけ寄り道をしてから、本日の宿泊先である松本へと戻る事にしました。

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ヒマワリ畑は、北新・松本大学前とこの新村の間にありますが、
鉄的には新村の方が興味深いものが多いので、そちらを利用しました。
以前に訪れたときは現役だった新村の木造駅舎は閉鎖され、
今では向かって右隣の新駅舎で営業中。
13.8.2 アルピコ交通上高地線 新村

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新村と言えば、松本電鉄の車庫があり、
構内には元・東急5000系「青ガエル」が静態保存されています。
現在は外板にパテが盛られていて、修復中のご様子。
13.8.2 アルピコ交通上高地線 新村

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せっかく上高地線へ来たのならば、終点の新島々へ。
やはりソネ鉄ブロガーとしては、ここへ寄らない訳には行きません(笑)。

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えきなかギャラリー(新島々駅待合室)に展示されている
sonicさんの作品を眺めていたら、外はすっかり暗闇に。
さ、この電車に乗って、松本へ戻ろう。(´▽`*)
13.8.2 アルピコ交通上高地線 新島々

新村1859-(39列車)-新島々1915
新島々2010-(46列車)-松本2039

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今宵は信州名物の馬刺しと信州サーモンで一杯。
合わせるお酒は「佐久の花 純吟密閉活性にごり」という限定酒で、
まあ~、これが香りと口当たりが良くて、ひじょーにウマかった。
今旅は日帰りでもじゅうぶんな行程ですが、
せっかく夏休みを利用して旅へ出たのならば一泊して、
地の美味しいモノをゆっくりと味わいたいものです。(^^)

 

・・・続きます。 バサシ(゚д゚)ウマー!



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