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京都鉄道博物館・・・オヤ31 見学記 [鉄道写真撮影記]

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2022.08.03 京都鉄道博物館 
おやおや?“オイラン車”!?
建築限界測定車 オヤ31形 見学
 
 
夏休み(夏期休暇)の鉄道旅、前回からの続きです。

JR全線の普通列車と快速列車が“一日じゅう乗り放題”となる、おなじみの「青春18きっぷ」(一枚で5回まで使用可)をおもに使い (*・∀・)つ[18]、旅の初日(一日目)は東京から岡山県までの移動に充て …(((o*・ω・)o、二日目は伯備線(はくび)の沿線で特急「やくも」などを撮影 (^_[◎]oパチリ。その後、瀬戸大橋を経て四国に渡り、三日目は徳島県の阿佐海岸鉄道(あさかいがんてつどう)を訪れて、バスと鉄道がモードチェンジできる「デュアル・モード・ビークル(通称「DMV」)」に乗車 バス?(゚д゚≡゚д゚)テツ?。徳島からは鳴門線(なるとせん)の列車と、淡路島や明石海峡大橋を通って本州の兵庫県に向かう高速バスを利用して、神戸市内の兵庫へ (゚ー゚*)ヒョーゴ。
そして四日目は、兵庫と和田岬(わだみさき)のあいだを結ぶ山陽本線の支線、和田岬線を訪れます ( ̄  ̄*)ワダミサキ。当線には、かつて首都圏や関西圏などの通勤電車に使われた、いわゆる「国電」として馴染みのあった103系が今なお現役で残っており (゚∀゚*)オオッ!、それを歴史的な趣のある旋回橋(せんかいきょう)の鉄橋や、街なかの踏切を通過するシーンなど、沿線を歩きながら撮影 (^_[◎]oパチリ。和田岬からは当系の乗車も愉しんで、個人的に懐かしみながら兵庫へと戻りました。

兵庫でJR神戸線(山陽本線)の上り普通列車に乗り、次駅の神戸より速達列車の新快速に乗り継ぎます ...(((o*・ω・)o。


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神戸で乗り換えた草津ゆきの新快速は
225系(と223系の併結編成)。
京阪神地区のJR駅でよく見かける
ロープが昇降するタイプのホームドア(?)が
関東人の私にとってはちょっと新鮮です。
(゚ー゚*)ロープ
▲22.8.3 東海道本線 神戸

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ちなみに路線愛称では
大阪〜姫路がJR神戸線ですが、
正式な路線区分では神戸を境にして
東が東海道本線(の終点)、
西が山陽本線(の起点)です。
( ̄。 ̄)ヘー
東京までの距離は589.34キロ。
▲22.8.3 東海道本線 神戸


和田岬線での撮影を終えたのは8時ごろで、大阪方面に向かう上りの新快速はちょうど朝の通勤ラッシュのピークタイム ( ̄  ̄;)ラッシュ。混雑を覚悟の上で旅行カバンを抱えながら乗り込みますが、ラッキーにも神戸の次に停車した三ノ宮で前に座られていた方が下車し、私はすぐに着席できました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。そして大阪では車内の客が入れ替わるような人の流れ(乗り降り)があったけれど、私は降りずにそのまま乗り続けます。


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新快速を降りたのは京都。
9時半に着いて、
これから京都観光でしょうか?
σ(゚・゚*)キョート…
▲22.8.3 東海道本線 京都

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いや、京都では改札を出ずに乗り換え。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
大きな数字の33番線に停車している223系は
嵯峨野線の亀岡ゆき普通列車。
▲22.8.3 東海道本線 京都


兵庫から普通列車と新快速を乗り継ぎ、およそ二時間で京都。ここでさらに嵯峨野線(山陰本線)の亀岡ゆき下り普通列車に乗り換えて一駅、私は梅小路京都西(うめこうじきょうとにし)で下車しました (・ω・)トーチャコ。
鉄ちゃんならこの駅名を聞けばもう、次の私の目的地がお分かりのことでしょう。そう、改札を出て2分、駅のまん前にあるのは「京都鉄道博物館」です (゚ー゚*)テッパク。


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京都の次駅、梅小路京都西に到着。
京都市下京区に所在する当駅は
近隣にある梅小路公園や京都水族館、
京都鉄道博物館への最寄駅として
三年前の2019年に設けられた新しい駅です。
▲22.8.3 山陰本線 梅小路京都西


和田岬0747-(和田岬線528M)-兵庫0752~0808-(山陽4582C)-神戸0811~0823-(東海道3426M新快速)-京都0926~0953-(山陰1231M)-梅小路京都西0956


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鉄道の博物館ながら、
どこか紙飛行機のようなデザインをした
京都鉄道博物館のエントランス。
開館時刻の直前に着いたので、
入館待ちの列が伸びていますが、
オープンするとすぐに中へ入れました。
入館料は1200円。


京都鉄道博物館(京都鉄博)はその名称どおり、京都の梅小路(下京区)にある西日本最大の鉄道博物館で、収蔵・展示されている鉄道車両はおもに国鉄時代からJR西日本で活躍したものなどを中心として50両あまりにおよび(2022年現在)、東日本の大宮(さいたま市)にある鉄道博物館と、東西で対をなす存在となっています ( ̄。 ̄)ヘー。鉄道好きの“鉄ちゃん”はもちろんのこと、子供も楽しめる家族連れに人気の高い文化施設で、ここは一日いても飽きることがないでしょう ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。


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館内のメインフロアに揃うのは、
北陸本線などで特急列車に使われた
長いボンネットが特徴の489系(右)や
山陽本線の寝台特急などで活躍した581系、
そして左はシャープなスタイルが印象的な
東海道・山陽新幹線の500系。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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こちらには初代新幹線の0系(左)や
山陰本線で寝台特急「出雲」などを牽いた
DD54形ディーゼル機関車とともに、
和田岬線でご紹介したばかりの103系も
大阪環状線のオレンジ色が展示されています。
(゚ー゚*)コクデソ
関東人の私にとってこの色の103系は
中央快速線・・・いや、
武蔵野線や青梅線のイメージが強いかな
(中央線は103系より101系や201系のイメージ)


入館した私を迎えてくれたのは、どれも“名車”として知られる貴重な車両たち w(*゚o゚*)wオオー!。
そのなかで、国鉄特急型の489系に塗られた色を見れば、一昨日に伯備線の「やくも」で撮った同色の381系を連想するし、高度経済成長期を支えた通勤型電車の代表として展示されている103系など、さっき和田岬線で色違いの同系を見てきたばかり σ(゚・゚*)ンー…。なんとなく展示車両と今旅で出会った列車の印象を重ね合わせながら順路を進みます ...(((o*・ω・)o。


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かつて特急「つばめ」などを牽いた
EF58形電気機関車(左)と、
寝台特急「トワイライトエクスプレス」の
牽引を務めた専用色のEF81形電気機関車。
電気機関車好きにはたまらない並べ方です。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!


そんな京都鉄博を私が見学に訪れるのはこれが三度目。
当館に常設展示されている静態保存の車両(一部の蒸気機関車などは動態保存)は2016年の開館以来、基本的に入れ替えなく変わらないラインナップなのですが(ただし489系を一時的に国鉄色から「白山色」にするなど、時おりちょっとした“変化”はあるけどw)、常設展示が行われている本館の最奥には、当館に隣接する車両基地の梅小路運転所と繋がる引込線(留置線)が設けられていて、そこに現役の車両などを招いて特別展示、公開することも可能となっており、それが当館の大きな特徴となっています (・o・*)ホホゥ。
三度目の再訪となった今回の目的は、その引込線で行われる期間限定の特別展示で、本館を奥のほうへ進んでゆくと見えてきたのは、なにやらチョコレートのような物体!? (=゚ω゚=*)ンン!?


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本館一階の展示フロアの奥には
検修庫のような雰囲気のスペースがあり、
二本の引込線が敷かれています。
(・o・*)ホホゥ
そこには茶色い車両が留められていますが、
これはいったい・・・。


オイラン車、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
いかにも古めかしい見た目の茶色い車両が一両、展示用の引込線にぽつんと佇んでいます (=゚ω゚)ノ゙ヤア。これはむかしの客車列車などに使われていた旧型客車、いわゆる“旧客”の一種でしょうか ( ̄  ̄*)キューキャク?。でも近づいてよく見ると、これがふつうの客車ではない、当車ならではの驚くべき特徴がわかります (*゚ロ゚)ハッ!。


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謎のトゲトゲ客車(?)。
( ̄  ̄;)トゲトゲ…
その車体からは無数の針のようなものが
左右と上部の三方に突き出てきます。
触るとなんだか痛そう!?
(・・・って、見学していた子供が言ってたw)


うわっ、なんだこのトゲトゲした針のようなものは!Σ(`Д´*ノ)ノヌォ!
まるで怒らせたハリネズミか、ハリセンボンか、客車の車体からは無数の針のようなものが飛び出しているではありませんか ( ̄  ̄;)トゲトゲ。こんな変な車両、見たことない・・・ですよね ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?。
このインパクトある“トゲトゲ客車”の正体は、旅客用ではない事業用車両の「建築限界測定用試験車」、オヤ31形です (゚ー゚?)オヤ?。


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正面(妻面)から見るオヤ31形。
針というより、
毛が生えているようにも見える!?
(゚∀゚)アヒャ☆


建築限界測定車とは、新たに路線を開通させるときや、電化工事が行われた際、線路のまわりにあるさまざまな設備(信号機や踏切、架線柱、標識、プラットホーム、トンネル、橋桁など)が、そこを通過する車両と接触しない範囲(建築限界)にちゃんと収まっているかを確認するための試験車両で チェック(`・ω・)σ、車体から突き出した木製の針は“矢羽根”と呼ばれ、実際に検査走行して建築限界に収まらない障害物が矢羽根に触れることにより、それを感知する仕組みとなっています ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。なお、矢羽根は収納式となっていて、検査走行で使用するとき以外は、車体に折りたたまれる構造。


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今回の展示では車内も公開された
建築限界測定車のオヤ31形。
車外に突き出た矢羽根の先端(二枚目)は
車内側の矢羽根(三枚目)と連動しており、
ナンバリングされた矢羽根が障害物に触れると
測定器(四枚目)にその数字が灯るという
アナログチックな仕組み。
(*・`o´・*)ホ─


また、このオヤ31形31号車(オヤ31 31)は、はじめから建築限界測定車として製造されたものでなく、その経歴もかなり興味深い。
1937年(昭和12年)に一般客車(旅客用)のスハフ34形(スハフ34 525)として製造された当車は、1941年(昭和6年)の称号規定改正に伴いスハフ32形(スハフ32 224)に形式変更。戦後は進駐軍に接収されて軍務車への改造を受け、軍用に日用品を運ぶ酒保車のオミ35形(オミ35 11)、さらには料理部隊用の簡易調理車オシ33形(オシ33 104)となり、接収が解かれて国鉄へ返還された1957年(昭和32年)に建築限界測定車オヤ31形(オヤ31 31)へ再改造を受けて現在に至ります ( ̄。 ̄)ヘー。
スハフ34形として新製された1937年から数えて今年で85年! w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。稼働機会は少ないものの、いちおう今もJR西日本の網干総合車両所宮原支所(旧・宮原総合運転所)に車籍を置き、本線走行が可能な現役車両です ((´ж`*))フォッフォッフォッ。


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車体の妻面に貼られているのは
波乱の経歴を表す四枚の銘板
(製造銘板や改造銘板など)。


そんな建築限界測定車のオヤ31形は、事業用車両として鉄路の安全を影で支える“裏方さん”のような存在で、しかも新幹線の“ドクターイエロー”みたいに定期的な検測が行われるわけではなく、その姿は滅多に見られるものではありません d(Oωo)b マボロシ-ィ!


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この写真は私が以前に撮影した、
オヤ31形を中間に組み込んだ試験列車の回送
(JR東日本に所属していたオヤ31 13)。
このときは成田空港線(成田線空港支線)の
成田〜成田空港の開業を控えて、
オヤ31を用いた建築限界測定が行われました。
牽引はDE10形とDD51形の両ディーゼル機が
両端で挟む形のプッシュプル形態
(今だったら激パになりそうなネタだけど、
当時は誰もいなかったような・・・^^;)。
▲91.2 成田線 成田

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これは電化を控えた相模線での検測
(だったと思う)
を終えたオヤ31 13の回送。
EF65形電気機関車に牽かれて東北本線を下り、
所属していた仙台の基地へ帰るところです。
なお、このJR東日本のオヤ31 13は
“レーザー照射式建築限界測定車”の
マヤ50形(マヤ50 5001)に置き換えられ、
2010年に廃車となりました。
▲90.11 東北本線 東大宮-蓮田


私は過去に数回だけ、本線上で動くオヤ31形(今はなき、JR東日本所属のオヤ31 13)を撮影しているものの (^_[◎]oパチリ、それは検測を実際に行っているところでなく回送列車を撮ったもので、オヤ31形の最大の特徴である矢羽根は閉じられた状態 σ(・∀・`)ウーン…(遠目に検測を見た京葉線のときは、開いていたのかなぁ?)。いつかは車体から矢羽根がパッと開いた状態のオヤ31形を見たみたいと思っており、今回の京都鉄博ではまさにその願いが叶った特別展示でした (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
ちなみに、矢羽根が開いた状態のオヤ31形を、私は先ほど“怒ったハリネズミか、ハリセンボンか”と表現していますが ( ̄  ̄;)トゲトゲ、この矢羽根がたくさんの簪(かんざし)を頭に挿した花魁(おいらん)のように見えることから、“オイラン車”という風流な俗称でも呼ばれます (´ω`)オイラン。“京都の梅小路で花魁観賞”とは、なんとも粋じゃないですか(笑)


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何本もの簪(矢羽根)を挿した、
“オイラン車”。
車齢が高いだけに老朽化が懸念され、
その去就が気がかりなところです。

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なお、こちらは今旅の途中に
岡山でたまたま見かけた、
JR西日本の新しい総合検測車両
DEC741形。
当形には複数のカメラなどを用いた
電気設備や線路設備の診断システムが
搭載されているそうで、
これが従来の建築限界測定に代わるものと
言われています。
▲22.8.1 山陽本線 岡山


お目当てのオヤ31形、その矢羽根が開いたところを間近にじっくりと眺められ (^_[◎]oパチリ、さらには車内の様子も見学することができて φ(゚ー゚*)フムフム、充実した展示に大満足。ホント、いいものを見させていただきました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
もしもこれが車両基地など現場での有料公開だったら、今の相場(?)だと京都鉄博の入館料(1,200円)の10倍くらいの金額を取られても、おかしくない気がします(あくまでもJR東日本の有料イベントを参考にした個人的な印象ね)(。A。)アヒャ☆。


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京都鉄博の屋外に備えられ、
おもに蒸気機関車が展示されている扇形車庫。
そこにはSLのD51形や9600形などとともに、
一等展望車マイテ49形(マイテ49 2)の
姿がありました。
(゚ー゚*)マイテ


そしてもうひとつ、オヤ31形の特別展示に合わせて、いっしょに京都鉄博(梅小路運転所)へ送り込まれていたのは、かつて東海道本線の花形特急「つばめ」や「富士」の最後部に連結された、一等展望車であるマイテ49形客車(マイテ49 2)(゚∀゚)オッ!。
こちらの車両も戦前の1938年(昭和13年)に製造された、鉄道史的にとても貴重な車両なのですが(人によってはオヤ31形より、コッチのほうが関心が高いかも)(*・`o´・*)ホ─、私はついオヤ31形の見学や記録に時間を使いすぎてしまったため、マイテ49形のほうはサクッと手短に撮影を済ませて【◎】]ω・)パチャ、慌ただしくも入館から二時間ほどで京都鉄博を退館しました。


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ホームドアでお顔が隠れているけど、
京都ゆきの嵯峨野線は
個人的に乗るのが久しぶりな221系。
▲22.8.3 山陰本線 梅小路京都西


梅小路京都西から嵯峨野線の上り普通列車で一駅、京都に戻ってきました。あとはもうここから東海道線の上り列車を乗り継いでいって、東京に向かうだけ カエロ…((((o* ̄-)o。
仮に新幹線を利用すれば、もっと京都鉄博でゆっくりと見学ができただろうし、おまけに少しは京都観光をしたり、名物を食べたりできたのかもしれないけど σ(゚・゚*)ンー…、時間をかけてでも在来線(東海道線)にこだわって帰る。それが「青春18きっぷ」を使った今旅のスタイルです (*・∀・)つ[18]。


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新快速の近江塩津ゆきに乗って
京都をあとにします。
一路、東へ。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
▲22.8.3 東海道本線 京都

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米原で313系の大垣ゆきに乗り継ぎ。
この先の東海道線はJR東海の管轄となり、
JR西日本の青い駅名標もここまでです。
▲22.8.3 東海道本線 米原


夏期休暇に3泊4日の日程でお出かけした鉄道旅。
国鉄特急型の381系が使われている「やくも」やEF64形電気機関車の貨物列車が走る伯備線の撮影に始まり、たまたまながら四国で二度も乗車できた国鉄型気動車のキハ40形、兵庫の和田岬線で撮影した国電の青い103系、そして京都鉄道博物館で見学した特別展示のオヤ31形など、まさに私の趣味・趣向がそのまま表れた、今なお現役で残る古い国鉄型車両をめぐるような旅となりましたが (´∀`*)マニアック、そのなかにあって三日目に訪れた阿佐海岸鉄道の「デュアル・モード・ビークル(DMV)」は、列車とバスをモードチェンジするという斬新な運行形態もさることながら、旅に変化を付けてくれたいいアクセントだったように思います (・∀・)イイネ。
ちなみに、今旅の計画を立てて休暇を申請したのはひと月前のことで、この時点ではもちろん旅行当日の天候状態などまったく分からず、とくに阿佐海岸鉄道がある徳島南部(高知の室戸岬近く)は時節柄、台風が接近しやしないかと気を揉んでいたのですが (´・д・`;)ハラハラ…、実際の旅行中は初日の移動日も含めてずっと、雨はおろかほとんど曇られることもなく(伯備線でいちばん最初に撮った「やくも4号」だけがマンダーラだったっけw)、快晴のいいお天気に恵まれました (´▽`*)イイテンキ♪。


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関ヶ原をこえて大垣着。
ここで新快速の豊橋ゆきに乗り継ぎます。
大垣から豊橋までは一時間半。
▲22.8.3 東海道本線 大垣

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豊橋から掛川ゆき(右)に乗り、
途中の浜松で熱海ゆき(左)に乗り換え。
ε=┌(*゚д゚)┘ノリカエ!
“東海道リレー”は順調に
バトンをつないでゆきます。
▲22.8.3 東海道本線 浜松


そしてお伝えしてきたように、今旅のメインに使用した乗車券は、JR全線の普通・快速列車が一日乗り放題の「青春18きっぷ」(*・∀・)つ[18]。決して新幹線や飛行機に乗れないほど、旅費を節制しなくてはならないわけではないのですが、私の場合は目的地へ行くだけでなく、いろいろな列車に乗ることも旅の楽しみであり (*´v`*)ワクワク♪、今回はとくに新幹線などを使う必要性をあまり感じなかったため、“在来線縛り”というゲーム感覚で「18きっぷ」を活用してみました (・∀・)ゲーム。なお、縛りが固すぎるとそれはそれで楽しめないので、所々で特急やバスなどを使って適当に綱を緩めています(笑) (o ̄∇ ̄o)ユルユル。
参考までに、今旅の移動にかかった交通費は・・・
「青春18きっぷ」4回分換算、2,410円×4=9,640円。
日南町営バス 原公会堂前〜生山駅、200円。
特急「やくも」生山〜新見、乗車券590円、特急券760円。
DMV 阿波海南〜道の駅宍喰温泉 700円。
DMV 宍喰〜阿波海南文化村 600円。
高速バス 鳴門〜舞子、2,550円。
以上の合計で13,820円 (´艸`*)オトク♪。
通常の普通乗車券を使った場合と比べれば驚くべき破格値ですが、低コストに抑えられたことよりも、この旅程を考えて実践したという充実感と満足感のほうが大きかった、そんな印象の旅でした (´w`*)ドツカレサン。


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今旅のラストランナーはE231系。
東海道線から上野東京ラインに直通する
宇都宮ゆき普通列車です。
車内で缶ビールを開けて打ち上げ。
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノ[★]
▲22.8.3 東海道本線 熱海


梅小路京都西1141-(山陰1234M)-京都1144~1200-(東海道3448M新快速)-米原1253~1300-(218F)-大垣1335~1341-(2336F新快速)-豊橋1510~1525-(976M)-浜松1558~1610-(450M)-熱海1843~1855-(1662E)-東京2048