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ONE-shot 156 あじさい号。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 156 あじさい号。

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青梅線の青梅から、横須賀線の鎌倉まで運転された、
この時期ならではの臨時列車「鎌倉あじさい号」。
列車名に「あじさい」と入っているのならば、
やはりアジサイの花と組み合わせて撮りたいところ
 
本来
は列車名通りに鎌倉で狙うべきなのですが、
私には鎌倉周辺の横須賀線で、
アジサイと列車を絡めて撮れるようなところが思い浮かばない。
σ(゚・゚*)ンー
 
そこで私が向かったのは、横須賀線ではなく青梅線。
たしか、青梅線の河辺(かべ)付近には、
線路沿いにたくさんのアジサイが植えられていて、
そこで撮られた201系の写真を、
以前にネット上で見かけたことがあったのです。
私もこのアジサイで201系を撮りたいと思っていたものの、
201系は引退してしまって、それは叶いませんでした。
ならば今回の「あじさい号」を、
あのときチェックした場所で撮ってみよう・・・。
 
 
ところが、実際に現地へ行ってみると
線路沿いには花どころか、
アジサイの木すら見当たりません。Σ(゚ω゚lll)エエッ!?
理由はわかりませんが、
どうやら201系が引退してからのここ数年内に、
アジサイはすべて伐採されてしまったらしい・・・。
事前に調べた写真に最近のモノがなかったのは、
そういうワケだったのか。(´・ω・`)ショボー
 
期待
していた場所にアジサイがない・・・
これは困りました。
「あじさい号」の通過時刻が迫っているなかで、
一から撮影地を探し直さなくてはなりません。
来る途中に見かけたアジサイを思い起こしながら、
河辺から小作へ歩き、そこから東中神、拝島・・・と、
青梅線を行ったり来たりしますが、
どこもイマイチでしっくりと来ず、
見るのと撮るのとでは大違いだということを、
あらためて痛感させられます。 (-"-;*)ウゥム…

そして次に向かう福生が、時間的にラストチャンス。
実は小作から東中神へといったん戻る際、
車窓から見えた福生の公園内にアジサイがあったのです。
藁をもつかむ思いで向かった、その公園。
しかしここも、線路とアジサイの間に障害物が多くて
NGでした。(;´д`) トホホ
 
う~ん、仕方がない。
もうアジサイと組み合わせるのは諦めて、
オーソドックスに列車の編成写真を撮るか・・・と、
公園近くの踏切から望遠レンズを覗いたところ、
なんと、数十メートル先の線路端に、
アジサイらしきものが見えるではありませんか!
Σ(゚O゚;アッ!
 
通過まで残り数分、一か八かダッシュで近寄ってみると、
それはたしかに、鮮やかな紫色のガクアジサイでした。
試し撮りする余裕はないけれど、
ここは今までに見てきたなかでは、いちばんいい感じ。
(゚∀゚*)オオッ!!
すでに「あじさい号」の接近を知らせる踏切は鳴り出しており、
差していた傘を放り投げて、カメラを構えます。
【◎】]ω・´)パチッ!
 
 
 
こうして、まさにギリギリ、
サッカーでいうところの「アディショナルタイム」に、
なんとか思い描いていたような撮影場所を見つけ、
「鎌倉あじさい号」を撮ることができたのでした。
ε-(´∀`;)ホッ
 
何でも最後まで望みを捨てなければ、
いい結果が生まれるものなのかもしれませんね。
 
1
4.6.22 青梅線 福生-羽村(後追い)
 
 
 
 
以下、苦難の経過・・・(^^;)ゞ

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小作~河辺には一株だけアジサイが残されていましたが、
かなり苦しい構図・・・orz。

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いい撮影地が見当たらず、雨の中をウロウロ。
「鎌倉あじさい号」の送り込み回送は、ほぼ「見る鉄」・・・orz。

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車窓から見て、印象に残っていた東中神のアジサイですが、
近づいてみると、あんまりキレイじゃなかった・・・orz。


共通テーマ:趣味・カルチャー

いすみ鉄道・・・紫陽花と国鉄型キハ 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2014.06.14 いすみ
鉄道
梅雨の晴れ間の紫陽花・・・。
国鉄型キハ 撮影
 
  

グループリーグが一巡し、ますます盛り上がりを見せる、サッカー・ワールドカップ(W杯)。サッカーファンの私は、深夜から早朝にかけてのテレビ観戦で、寝不足の日々が続いています (*´0)ゞoOフアアァァ…。こうなると本業の他に、二つの趣味(W杯観戦と撮り鉄)を両立させるのはキビシく、いっそのことW杯期間中は「休鉄宣言」でも出して、せめて週末くらいはのんびりと静養を・・・とも思いますが、その間にもイベント列車などの運転は行なわれるし、季節だって進みます。やはり週末ともなれば、ジッとはしていられません。むしろ休鉄なんかしたら、体の方は休まっても、鉄分不足でストレスの方が溜まりそうです (≡"≡;*)モヤモヤ…。なんだかんだ言いつつも結論としては、無理の無い範囲で適度に鉄分補給を続けよう・・・と言うことに(ちなみに、ここで言う「鉄分」とは食物の栄養成分ではなく、「鉄道趣味成分」です・・・^^; )。そこで先週末は、今が見頃の季節花・アジサイと列車のコラボを撮りに出かけてみました。


6月14日(土)

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アジサイを求めて、私がやってきたのは千葉県。
千葉から房総色の209系に乗って、さらに南下します。
▲総武本線 千葉

関東近郊でアジサイと列車のコラボが撮れる路線と言えば、箱根登山鉄道や江ノ電あたりが真っ先に思い浮かぶところでしょう。しかし観光地を走るその両線は、あまりにもメジャーすぎて人気度も高く、撮り鉄のみならず観光客も集まって、アジサイ撮影地の混雑は必至。実は同日にソネブロ仲間の「ゆるキャラさん」が、アジサイの撮影で江ノ電を訪れているのですが、なんと早朝の6時には撮影地が埋まってしまうほどだったとか  ( ̄△ ̄;)ウワァ…。そこで私は、あまり鉄以外の観光客が集まりそうもない、ローカル線のアジサイを目指してみることにしました。それは昨年の同時期にも訪れた、千葉の「いすみ鉄道」。

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千葉から乗った外房線を大原で降り、
この駅を始発とするいすみ鉄道へと乗り継ぎます。
ちなみにこのカット、いすみ350形を記録するのに、
遠くに走り去るE257系「わかしお」(右奥)も入れようとしたところ、
たまたま女子高生さんがフレームインしてきただけで、
不純な意図は・・・ありません(笑)
(
;¬_¬) ホントニ~?
▲いすみ鉄道 大原

このブログでも何度か記事を紹介しているいすみ鉄道、もう今さら路線の概要などは説明不要でしょう (いすみ鉄道の概要は過去記事を参照)。その黄色い車体色が表すように、春の菜の花が有名ないすみ鉄道ですが、実は沿線には多くのアジサイも植えられており、今の時期は車窓からも色鮮やかなアジサイの花を楽しむことができます。私も昨年に一度、アジサイが咲く小谷松の駅で、同鉄道の目玉列車である国鉄型急行列車(国鉄型キハ)とのコラボカットを記録しました。今年はその第二弾といったところ。

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私が降り立ったのは、大原から一駅の西大原。
う~ん、いい天気だなぁ・・・(´∀`;)。
▲いすみ鉄道 西大原

新宿0502-(中央線)-御茶ノ水0517~0518-(総武緩行線)-錦糸町0527~0529-(総武快速549F)-千葉0559~0629-(外房229M)-上総一ノ宮0719~0722-(2229M)-大原0739~0744-(いすみ鉄道 55D)-西大原0748

外房線といすみ鉄道を乗り継いで、まずやってきたのは西大原。この駅の西側には田園が広がっていて、手軽に抜けのよいカットが撮れる、いすみ鉄道定番撮影地の一つです。その田園地帯の一画には、まとまってアジサイが植えられている箇所があり、そこが今回の撮影地になります (・o・*)ホホゥ。それにしてもこの日は、梅雨の中休みとでも言うのか、見事なまでの快晴で日差しが眩しいっ (つ▽≦;)マブシッ!。日頃から「晴天順光こそ、最高の条件!」と言っている私にとって、これは本来、喜ぶべき天気なのですが、今回のテーマは梅雨時の風物詩であるアジサイ。この日ばかりは晴天よりも曇り、できれば小雨なんかが降っていると、しっとりとしたいい雰囲気になるのですが・・・そんな気配はまるでナシ。自称「晴れ男」も、時には困りものです (^^;)ゞポリポリ。ちなみに、前週の土曜(7日)は大雨警報により、いすみ鉄道は終日にわたって運転を見合わせていたのだとか。どうも最近の天気は極端すぎるよなぁ・・・(-"-;*)ウウム…。

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カラッと晴れた空のもとで咲き誇る、色とりどりのアジサイ。
いい天気なのは嬉しいような、そうでないような・・・(^^;)

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ここでは色の違いだけでなく、
ちょっと変わった形のアジサイも見られます。
これは、丸ではなく三角形に近い「カシワバアジサイ」。

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こちらはまわりを縁取るように咲く「ガクアジサイ」。
本来はこのガクアジサイこそが、日本固有のアジサイなのだそうです。
よく見かける丸いアジサイ(手まりアジサイ)は、
このガクアジサイを観賞用に品種改良したものらしい。

駅から徒歩10分ほどで、お目当てのポイントへと到着。ここでの狙いはもちろん、国鉄型ディーゼルカーのキハ52+28で運転されている急行列車(の間合い運用)です。私がいすみ鉄道を訪れるのは今年の正月以来、約半年ぶりのことになりますが、この間に起きた特筆すべき出来事と言えば、キハ52がツートンカラーの国鉄一般色から、朱色一色の首都圏色、通称「タラコ色」に塗り変わったこと ( ̄。 ̄) ヘー。今回はこの「タラコ色・キハ52」との初対面も楽しみの一つです。でもその前に、まずは先行する普通列車でアジサイとのコラボを試し撮り。

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やっぱり、絵的に解りやすいのはふつうの丸いアジサイ。
紫陽花畑の向こうを、黄色い単行列車が走ってゆきます。
▲いすみ鉄道 上総東-西大原

本命列車ではないけれど、黄色い車体のいすみ300形とアジサイの組み合わせは、絵が賑やかで楽しい感じになりました。でも、やっぱり梅雨時って雰囲気は感じられず、この明るさはアジサイのイメージではないよなぁ・・・(^皿^;)。まあ、前向きに考えると、列車自体を撮るには好都合なバリ順(バリバリ順光)だし、この明るさならば低感度で露出を絞り込むこともできます。もうここは開き直り、いっそのこと晴天を強調すべく、背景に青空を入れた構図に変更して、本命のキハを待つこととしました。やがて、アジサイ越しに見えてきたのは、二色の国鉄キハコンビ・・・オッ!(゚∀゚*)キタッ!!

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梅雨の晴れ間の眩しい日差しのもと、
満開に咲き誇る紫陽花に出迎えられた、国鉄型キハ。
のどかな里山には、キハが奏でるジョイント音と、
カエルの鳴き声だけが響きます

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歩みの遅い、いすみの国鉄キハ列車。
欲張って、ヨコ位置でも撮ってみました。
でも、構図の安定感はタテ位置の方があるように思います。

国鉄キハとアジサイのコラボが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
梅雨っぽいしっとり感はないけれど、初夏らしい爽やかさがあって、意外と悪くないじゃん  (・∀・)イイネ。構図的に見ても、背景に空を入れたことで絵に奥行きが出たように思えるので、アングルを変更して正解だったかも。晴天下のアジサイ、これはこれで満足のいく結果が得られました (^^)。 それにしても、梅雨の雰囲気が撮りたいという当初の狙いとは別にして、バリ順で捉えた国鉄色キハはやっぱり美しい・・・。今春に塗り変わったタラコ色も、違和感なく情景にマッチしていますね。

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さらに振り返って、後追いも。
こちらはガクアジサイとの組み合わせです。
ガクアジサイはピントを外すと
何がなんだか解りづらくなりそうだったので、
花ピン(花にピント)で撮影してみました。
ピントを外しても、タラコ(色)は存在感があります。
▲いすみ鉄道 西大原-上総東(後追い)

後追いまで撮って、ここでの撮影は終了。余韻に浸る間もなくさっさと機材を撤収し、急いで西大原の駅へと戻ります。今度の下り列車はわずか10分後。できればそれに間に合いたい・・・ ダダダッ ε=ε=ε┏(;´Д`)┛イソゲッ! 。というのも、本来なら約30分後に折り返してくる国鉄キハの「急行1号」も、このあたりでアジサイと絡めて撮りたいところではあるのですが、そうすると次の移動列車までは西大原で一時間半もの待ち時間ができて、このあとに大多喜~上総中野の区間運用に入る国鉄キハの撮影効率は悪くなってしまいます (゚ペ)ウーン…。しかし西大原のアジサイを早めに切り上げて次の列車に乗れば、大多喜以西の区間運用に就く国鉄キハに余裕を持って臨むことができるはず。アジサイ撮影を切り上げて、次の列車に乗らねばならない・・・こういったところに時おりジレンマを感じる徒歩鉄ですが、最近の私はそういう制限のあるなかで撮影プランを組み立てるというところにも、徒歩鉄ならではの楽しみがあるように思います。行きは徒歩で10分かかった撮影地までの距離を小走りで戻り、予定していた下り列車へは無事に乗り込むことができました ε-(´o`;A フゥ。しかし、ちょっと走っただけで汗が滲み出てくるこの暑さ、もう夏なんですねぇ・・・(´Д`υ)アツー。

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西大原へ入ってきたのは、
先ほど試し撮りしたいすみ300形301号。
この列車には、テレビクルーが同乗していました。
いすみ鉄道も、最近は首都圏から近いローカル線として、
注目度が上がっているようです。
▲いすみ鉄道 西大原

西大原0902-(55D)-大多喜0926

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いすみ鉄道撮影ではすっかりお馴染みとなった、
いすみ鉄道の中核駅・大多喜。
今回もここで下車します。
▲いすみ鉄道 デンタルサポート大多喜

西大原から下り列車に乗って、次にやってきたのは大多喜。ここでの私の目的は、以前にも利用したことがある、大多喜町観光案内所(観光本陣)のレンタサイクルです。前述したように、このあとの国鉄キハは、大多喜と上総中野の間を往復する運用に就くのですが、この区間はとくに列車の運転本数が少なくて、列車移動だと効率が悪い・・・(-"-;*)ウウム…。そこで徒歩鉄の強い味方となってくれるのが、このレンタサイクル。自転車があれば、撮影範囲がグッと広がります (゚∀゚*)オオッ!。ところで、大多喜のレンタサイクルと言えば・・・以前にお借りしたとき、せっかく電動アシスト付きの自転車(電チャ)を選んだのに、充電がほとんどされていない状態だったことがありました (´Д`;)アウ… 。これは先方を責める以前に、しっかりと確認しなかった自分にも落ち度があります。そこで今回はちゃんと充電されていることを確認してから出発。日差しは強いものの、風は爽やかで、快適なサイクリングです スイスイ〜ε=ε=ε=(  ̄3 ̄)。そんな自転車で初めに向かったのは、アジサイの咲く駅として有名な小谷松。ここは大多喜の隣駅で、自転車ならば10分程度で到達できます。

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ホームの周囲にアジサイが咲き乱れる、
いい雰囲気の小谷松駅。
▲いすみ鉄道 小谷松

ここには昨年も訪れていて、アジサイと国鉄キハとの組み合わせは撮影済み。それでも今年再びやってきたのは、昨年よりもアジサイの咲き具合が良ければ、もう一度撮り直そうと思ったからでした。しかし状況は、どちらかというと昨年の方がいい感じ (゚ペ)ウーン…。さらに光線状態もイマイチだったこともあり、今回はここで撮影せず、見送ることにしました。

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昨年に訪れたときの同ポイント。
アジサイの玉は小振りだったものの、
咲いている花の数は今年よりも多かったし、
天候も梅雨らしい曇天でした。
▲13.6.9 いすみ鉄道 小谷松(再掲)

少し戻るような形で、次に私がやってきたのは、大多喜と小谷松の間にある田園地帯。ここは田園の片隅に小さな祠があることから、「祠ポイント」と呼ばれている有名撮影地です。いすみ鉄道の撮影地としては定番中の定番ポイントですが、次の国鉄キハ(101D)の通過時刻が迫ってきていることもあり、他に近場で手頃な撮影地が思い浮かびませんでした。

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広い田園に、ぽつんと佇む小さな祠。
その裏手にいすみ鉄道の線路が敷かれています。
▲いすみ鉄道 小谷松-大多喜

ここでの定番アングルと言うと、上写真のように一段高い位置から、広めに風景を入れたもの。ところが、この日は定番アングルに同業者の姿は一人もなく、よくみると祠のすぐ脇に、カメラを構えている方が何人か見えるではありませんか (=゚ω゚=)ンン!?(上写真は撤収後に撮ったものなので写っていませんが)。これでは定番位置から祠を入れて撮ろうとすると、その方達も写り込んでしまいます。しかし、先客は向こうの方々ですから、こちらは何も言うことはできません "o(-ω-;*) ウゥム…。ならば、ここを諦めて撮影地を変えるか? でも、もう時間はあまり無い。んじゃ、いっそのこと私もその祠脇のアングルに入れていただくことにしました m9(・∀・)ソレダ!。定番ポイントだけれど、定番アングルでは無い、ひょっとしたら面白い絵が撮れるかも・・・。先客にご挨拶して、私も横でカメラを構えます。程なくして傍らの踏切が鳴り、今度はタラコのキハ52を先頭にした国鉄キハが現れました。

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この地区の豊穣を願う祠の向こうを、
国鉄型のキハが横切ります。
こんな情景もローカル線らしい一コマ。
▲いすみ鉄道 大多喜-小谷松

う~む、ちょっち難しかったか・・・( ̄ ̄;)ムムッ。鳥居の向こうをゆくキハ、発想は悪くないと思うのですが、祠を支える斜めの棒が思ったよりも気になり、それを避けるような位置に列車を置いたら、なんだか中途半端になってしまいました (・ω・`)ゞウーン。でも、定番ポイントに先客がいたらこのアングルでは撮れないし、バリエーションのひとつとしては、このようなカットもアリなのかもしれません。

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大きく空を入れて、去りゆくキハを一枚。
ぽっかり浮かぶ雲がいい感じです。
それにしても、ホントに梅雨とは思えない空だなぁ・・・。
▲いすみ鉄道 小谷松-大多喜(後追い)

国鉄キハが通過すると、先客だった同業者の方々は撤収して去ってゆきました。広い撮影地に一人残った私・・・(・ω・)ボツン 今ならどのアングルも選び放題です。次の国鉄キハは、今の列車が上総中野から折り返してくるもので、約一時間後(102D)。さて、どうするか・・・少し悩んだ結果、私が選んだアングルは・・・ドースル? o(゚д゚o≡o゚д゚)o ドースル?

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祠のある地に戻ってきたキハ。
急行色のキハ28とタラコ色のキハ52の組み合わせは、
かつて国鉄のローカル線でよく見られたコンビネーションです。
▲いすみ鉄道 小谷松-大多喜

定番アングルでした コケッ! ミ(ノ;_ _)ノ =3 。いろいろ模索しつつ周囲を動き回ったのですが、どれもしっくり来ず、そうこうしているうちに、今度は定番ポイント付近に別の同業者が現れたので、あまり変な位置で構えることもできなくなり、結局、このアングルへと落ち着いてしまいました。今思えば、定番位置からであっても、もう少し遊びのある構図にしたらよかったかと、少し反省  ヾ(_ _*)ハンセイ…。

次は、さらに大多喜で折り返してくる国鉄キハ(103D)を狙うため、撮影地を移動します。ここまで見ていても解るように、この日は梅雨とは思えないホントにいい天気で、時おり薄雲がかかることはあっても、おおむね快晴。ならば、もうアジサイを絡めるような梅雨の情景にはこだわらず、せっかく晴れたのならば、私には行きたい撮影地がありました。大多喜から4駅ほど、がんばって自転車を進ませます ε-ε-ε-(=・o・)ノ ゴーゴー♪。そこは昨年にも訪れた、総元と西畑の間にある俯瞰ポイント。前回は曇天下での撮影となっていたため、いつか晴天日に再訪したいと思っていたのです。おそらく今日の天気ならば曇られることはないでしょう。祠ポイントからは30分ほどで到着。時間に余裕はなく、カメラをセッティングして数分後には、キハのエンジン音が聞こえてきました。

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緑に染まった山あいをゆく国鉄キハ。
のどかな田園風景を走ってきたいすみ鉄道ですが、
このあたりでは山深い雰囲気が感じられます。
▲いすみ鉄道 総元-西畑

順光の西畑俯瞰で、キハが撮れました~!ヾ( ̄∇ ̄*)ノ ワーイ♪
気温と湿度の上昇で、背景は青空ではなく白くモヤってしまいましたが、列車に日が当たった状態で撮れただけでじゅうぶん満足 (^^)。前述したように、昨年は国鉄標準色ツートンカラーだったキハ52。同じポイントで今年のタラコ色を見ると、ずいぶんと印象が変わるものです。でも、たしかに単色のタラコは遠景にもよく映えるけれど、やはり個人的に感じたのは、急行色のキハ28と組ませるのならば、キハ52はツートンの標準色の方が似合うと思うし、できればタラコのキハ52は単行列車で見たいところ。まあこんなのは、一ファンのわがままな願望ですが(笑)。そこで次の列車(104D)では、ためしにタラコを隠すような、こんな撮り方をしてみました。

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目に鮮やかな、新緑と濃緑が織りなす情景のなか、
草生した線路をゆくキハ28。
▲いすみ鉄道 久我原-東総元

木々の奥から顔を覗かせたキハ28  |ω・)チラッ。カーブの手前まで引き付けると、イン側に二両目のキハ52まで入るのですが、まわりを緑に囲まれたここでは、インパクトの強いタラコは見えない方が急行色が活きるように思い(あくまでも個人的な見方ね)、この位置に列車を置いたカットをメインに選択。このように後部がわからない状態でヘッドマーク付きのキハ28を撮ると、編成が長い時代の急行列車などを思い浮かべてしまいます o.(´ー`)モーソーチュー…。あまり光線状態のよくない時間帯の列車でしたが、逆光に浮かび上がったまわりの木々の表情に絵が救われました。

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大多喜と上総中野の間は、
自然豊かな撮影ポイントが多いものの、
列車の本数が少ないのがネック・・・。
そこで移動に役立つのが、大多喜のレンタサイクル。
普通自転車は一日300円。電動アシスト付きは500円
(総元付近の道はけっこうアップダウンが激しいので、
できれば電チャを借りた方が、いいと思われます)。
いすみ鉄道の一日乗車券を提示すると、
100円引きとなる嬉しいサービスがあります(^^)

これで午前の撮影を終えて、いったんランチタイム (*'p')ハラヘター 。でも今回は、撮影時間の都合からお店には入らず、コンビニのオニギリなどで済ませるつもりです (・ε・`)チェ(なので、ランチ写真はナシ)。その買い出しへ向かって電チャを走らせていると、少し離れたところに見える踏切がちょうどタイミングよく鳴り出しました (゚∀゚)オッ!。撮影地と呼べるようなところではなさそうだけれど、せっかくなので撮っていくか・・・と、ためしにカメラを構えます (^_[◎]oパチリ。

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広い田園風景のなかをコトコト走る、
黄色い単行列車。
▲いすみ鉄道 大多喜-小谷松

お!なんだか、いいじゃないですか! w(*゚o゚*)wオオー!。ありきたりな表現だけれど、緑の絨毯のような田んぼが手前に大きく広がっていて、その向こうを列車が走るという、いかにもいすみ鉄道らしいのどかさが感じられます。光線状態はきれいな順光だし、きっと国鉄キハもこの風景に映えてくれるハズ (・∀・)イイネ!。なんともタナボタ的ではありますが、次の国鉄キハ(105D)はここで撮ることに決めました m9(`・ω・´)ケテイ!。

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緑に映える国鉄キハ。
とくにタラコ色キハ52の存在感が際立ちます。
「そのもの、朱色の衣をまといて緑色の野に降り立つべし」
・・・ってか?

のどかな田園風景をゆく、国鉄キハが撮れました~!ワーイ♪ヽ(´▽`*)ノキハキハ~♪
こんな情景で撮影できたのも、レンタサイクルによる行動範囲の拡大がもたらしたものと言っていいでしょう。あとは、たまたま買い出しのタイミングで試し撮りができた、私の鉄運の強さ・・・かな? (゚∀゚)アヒャ☆   ここは稲が黄金色に染まった時期にもきれいな情景になりそうですが、初秋の光線状態はどうなのでしょう σ(゚・゚*)ンー。できれば、またその頃にも訪れてみたいと思います(とかいいながら、毎年稲刈りの時期を逸していますが・・・(^^;)ゞポリポリ )。

さて、今の折り返しとなる次の列車(106D)は、タナボタ的に先ほどの場所が見つからなかったら、あらかじめ撮るつもりで考えていた場所へと向かいます。この撮影地も田園の風景なのですが、ひとつ前のような広々とした景色ではありません。でも、背景に味のある立派な古民家のお宅を入れることができ、農村の生活感みたいなものが感じられる情景なのです (゚Д゚)ハア? ・・・と、言葉で説明しても解りづらいと思いますので、さっそく撮影の方に移りましょう。大多喜と上総中野の間には交換設備のある駅はなく、一列車しか入れないため(閉塞区間)、試し撮りなどの余裕はなく、次にやってくる列車が本命の国鉄キハになります (°_°;)ドキドキ…。

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西日を浴びた国鉄キハの向こうに、
風格ある古民家の屋根が写り込みます。
まさに昭和のような情景・・・。
▲いすみ鉄道 小谷松-大多喜

古民家と国鉄キハの組み合わせが撮れました~ ヽ(´∀`;)ノシブイネ…。
そう、ここでは手前の青々とした田んぼに加えて、線路脇に建つ古民家の屋根を入れたかったのです。キハにはきれいな西日が当たり、空の感じも日の長い季節の夕方っぽくて、いい雰囲気になりました ヨカッタ( ̄▽ ̄*)ヨカッタ

結局この日の太陽はほとんど陰ることもなく、たっぷりの日差しに恵まれた一日。なんだか当初の目的だった「アジサイを絡めた梅雨らしいイメージ」とはだいぶ違っちゃったけれど、爽やかな初夏の風に吹かれながら、満足のいく国鉄キハ撮影ができました。これにて撮影は終了です。大多喜で自転車を返却し、列車で大原へと戻ります。

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大原で並ぶ、国鉄キハといすみ300形。
私が大多喜から乗ってきたのは、
右側のいすみ300形です。
たまには国鉄キハの乗車も楽しみたいところですが、
つい、撮影の方ばかりに偏っちゃうんですよね・・・。
▲いすみ鉄道 大原

大多喜1558-(66D)-大原1627

ところで、実はこの日の行程はこれで終わりではありません (´д`) ホエ?。冒頭にも書いたように、何といっても今はW杯のまっただ中で、私のなかでもサッカー熱が沸騰しています (*゚∀゚)=3ハァハァ!。今回撮影に訪れたいすみ鉄道があるのは千葉県。千葉と言えば・・・そう、ブラジル代表と同じく黄色いユニフォームを纏った、「あのチーム」があるではないですか! (゚∀゚*)オオッ!!(う~ん、ちと強引・・・(^皿^;)ゞ )。ブラジルのW杯は遠くて、とても行くことはできないけれど、我々サポーターにとっては「マラカナン(決勝が行なわれるリオのスタジアム)」に匹敵する「聖地」へ、これから向かおうと思います ( ̄▼ ̄*)ニヤリ

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大原から外房線の普通列車に乗って、
やってきたのはこのエンブレムのある駅。
おお~!発車メロディを聞くだけで血が騒ぐ!!
o(炎◇炎)o ウオオォォォォ!!
(この駅の発メロは、某チームのオフィシャルソングです)
▲外房線 蘇我

大原1646-(外房280M)-蘇我1755

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スタジアムの最寄り駅である蘇我は、
黄色いチームカラーに彩られています。
▲外房線 蘇我

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蘇我駅から徒歩で10分ほどのところにあるのは、
我らが聖地「フクアリ」!

外房線を蘇我で下車してやってきたのは、もちろん私が応援する「ジェフユナイテッド市原・千葉(ジェフ千葉)」のホームスタジアムである「フクダ電子アリーナ(フクアリ)」。この日はちょうどホームゲームの開催日です。ここできっとJ1チームのサポの方々は、「えっ? 試合!? (゚∀゚;) 」って反応をされるかと思われますが、J1はW杯による中断期間であっても、J2はふだん通りにリーグ戦が行なわれているのです。さあ、黄色いレプリカユニフォームを着て、応援しましょう! (`・ω・´)-3フンス!

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フクアリにも「スタジアムグルメ」はいろいろあるのですが、
ここはあくまでも鉄ブログなので、こんなものをご紹介。
「ジェフ千葉応援 電車でカツ(勝つ)サンド」(¥500)
電車形のランチボックスに縁起のいいカツサンドが入ったものですが、
JR東日本が親会社のジェフらしく、そのボックスはなかなかの出来。
モチーフとなっているのは、昨シーズンに運転されていた、
ジェフトレイン」のE233系京葉線バージョンです。
ホームゲーム開催日に蘇我駅にて限定販売。(゚д゚)ウマー

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フクアリはサッカー専用スタジアムで、とても見やすい。
ジェフサポは、ここで再びJ1の試合が見られることを夢見ています・・・。

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この日の対戦相手は、「京都サンガFC」という好カード。
毎年のようにJ1への昇格争いでしのぎを削る両チームですが、
今シーズンはどちらもイマイチ波に乗れず低迷・・・(-ω-;*) ウゥム…。
お互いにこの試合をモノにして、浮上のキッカケを掴みたいところ。

いすみ鉄道で夕方の国鉄キハ「急行4号(106D)」まで撮影し、大多喜からいすみ鉄道、外房線と乗り継いで蘇我には17時55分着。フクアリで19時キックオフの試合にはちょうどいい頃合いという、完璧なスケジューリング。ちょっと慌ただしかったけれど、二つの趣味を満喫した楽しい週末となりました (´▽`*)。

蘇我2121-(京葉2018Y)-東京2213

 

え?試合結果ですか? この日のジェフは・・・3−0で見事に勝利!ヽ(*⌒∇⌒*)ノワーイ♪(ケンペス選手の2ゴールと兵藤選手の1ゴール)。 でも先制点の場面では、ビールの飲み過ぎでトイレに行っていてゴールシーンを見逃すと言う、ベタな「サッカー観戦あるある」をやってしまいました・・・(´∀`;)ウワァ…。



共通テーマ:趣味・カルチャー

懐かしの撮影記・・・ブラジルの貨物列車 編 [あおたけ的 懐かしの撮影記]

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あおたけ的、懐かしの撮影記
[サッカー]FIFA World Cup 2014[サッカー]
ブラジル大会 開幕記念!
思い出の「ブラジルの貨物列車」


サッカーファンにとって4年に一度のお祭り、ワールドカップ・ブラジル大会が開幕しました~!!
 イエ
━━━ \(≧▽≦)丿三\(≧▽≦)丿━━━ イ!!
おそらくこれからの一ヶ月間、私は寝不足の日々が続くことでしょう (今朝も4時起き・・・
(*´0)ゞoOフアアァァ…)。 そして撮り鉄活動の方も、少し稼働率が低くなるかもしれません。まあ、今は晴天の少ない梅雨時だし、ちょうどいいのかも。

さて、今回はそんなブラジルW杯の開催を記念して、私が以前にブラジルを訪れた際に撮影した鉄道写真を、ちょっくら引っ張りだしてみました。スミマセン、W杯とはじぇんじぇん関係ないのですが、こんな機会でもないと、なかなか日の目を見ないと思ったもので・・・(^^;)ゞポリポリ

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今から10年ほど前に仕事の出張で行った、南米・ブラジル。日本から見ると、ちょうど地球の反対側に位置し、飛行機で25時間もかかります。しかもこのときの目的地は、空港のあるリオ・デ・ジャネイロの街から、さらにクルマで6時間。舗装されていないようなデコボコ道をひたすらに走り続けました ゴトゴト(((((´д`;)))))ゴトゴト 。
遠い異国の地でクルマに揺られながらも、やはり私が気になるのは現地の鉄道。しかし、車窓から駅や線路を見かける事はあっても鉄道車両の姿はなく、寂びれた感じのその駅や線路が実際に今も使われているのかどうか、定かではありません。事前に軽く調べたところによると、リオやサンパウロなどの都市部には路面電車や地下鉄があるらしいのですが (そういえば最近、ストライキなどで話題になりましたね・・・^^; )、都市間を結んだり、国境を越えたりするような長距離路線は無いとのこと・・・ ( ´_ゝ`)フーン…。

ところが、しばらく田舎道を走っていると、突如、踏切の手前でヘルメットをかぶった一人のおっちゃんに、クルマを停止するよう促されます。何事かと現地ドライバーが尋ねてみると、どうやら「もうすぐ列車が通るから、しばらく待て」と、言っている様子 ∑(=゚ω゚=;) ナニッ!? 。警報機や遮断機などいっさい無い踏切。おそらくこの係員が遮断機代わりになって、クルマを止める役目をしているのでしょう。それにしても、ちゃんと列車が走っていたのですね! たしかに窓を開けると、山あいにかすかな走行音が聞こえます。ですが、それはまだはるか遠くを走っている感じ・・・σ(゚・゚*)ンー 。それでも係員は頑にクルマを通してはくれず、ドライバーもいったんクルマのエンジンを切りました。もちろん、私はここぞとばかりにクルマを飛び降り、カメラを構えます ε≡ε≡ε≡ヘ(*゚∇゚)ノ ラキー♪ 。

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あらためて辺りを見渡すと、踏切脇にあるのは熱帯雨林の中にぽつんと佇む小さなホームだけ。軒下に掲げられている「CABANGU」が駅名かな? しかし時刻表などは見当たりません。一体ここにどんな列車がやってくるのでしょうか? ドキドキo('∇'*o)ワクワク♪  心躍らせながら待つも、やはりなかなか列車はやってきません。クルマを止められて10分近くが経ったころ、森の奥から地響きのような轟音が近づいてきて、ようやく姿を現したのは・・・大きなディーゼル機関車! 旅客列車ではなく貨物列車です w(*゚o゚*)w オオー!!

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なんとこの列車、ディーゼル機関車三重連というド迫力で、後に続く貨車もものすご~く長い編成。正確な両数は数えていないので解りませんが、記憶では20~30両ぐらいはあったような気がします ポカ―(o゚Д゚o)―ン 。ゆっくりと走る長編成の貨物列車が通り過ぎるまでには、さらに5分以上もかかることになりました。その間に、クルマを静止した遮断機代わりの係員は、列車が通過し終わる前に、傍らに止めてあったバイクでさっさと走り去ってゆきました。彼は常駐しているわけではなく、列車の通過時刻にだけ立ち会うようです。

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結局、トータルで20分近くも足止めされた踏切。日本ならば大渋滞ですが、ココが開くのを待っていたのは我々のクルマと、一頭の馬に乗ったおじさんだけでした (´∀`;)ノドカ~

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ちなみに、現地のコーディネーターにあの小さな駅(CABANGU)のことを尋ねてみたところ、詳しい事は知らないけれど、こんなところに旅客列車が走っているとは思えず、おそらく貨物列車の乗務員交代用の駅ではないかとのこと。踏切で偶然に出会うことができたブラジルの貨物列車、これは鉄運に恵まれていたと言っていいでしょう。今のところこの列車が、私の撮り鉄人生でもっとも遠い地で撮った鉄道写真です(^^)。

 

それにしても、ブラジルって言うと、青い空、青い海、そして華やかなサンバカーニバルなど、明るいイメージだったのですが、私が滞在した一週間は、ず~~~~~っと冷たい雨続き。キリスト像で有名なコルコバードの丘から見たリオの景色(↓)も、イマイチでした・・・ε-(-ω-;)。 今のW杯期間中はなるべくお天気に恵まれて、最高のコンディションで、最高のプレーを見たいものですね~(^^)

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写真はすべて、04年5月ブラジルにて撮影。



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ONE-shot 155 初夏の「カシクル」 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 155 初夏の「カシクル」

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例年は秋口に設定されていた、
寝台特急「カシオペア」の豪華版ともいえる、
周遊列車「カシオペア・クルーズ」ですが、
今年は「初夏の東北・道南めぐり」とのコンセプトから、
初めてこの時期に運転されました。
 
梅雨空がちょっと気がかりではあるものの、
ファンとしては、
初夏らしい爽やかな緑との組み合わせに
心が躍ります。
  
 
日の長い季節の午後6時。
定期便とは異なる赤い機関車に牽かれた「カシオペア」は、
緑のじゅうたんと化した水田を横目に、
薫風のごとく颯爽と駆け抜けてゆきました。
 
14.6.10 東北本線 蓮田-東大宮
 
 
 
 
先週土曜(7日)から、今週火曜(10日)にかけて、
東日本と道南をめぐるように運転された、
「カシオペア・クルーズ(カシクル)」。
  本来ならば昨年同様に、
EF64とEF81の重連牽引となる土曜の下り列車を、
上越線あたりで撮りたかったところなのですが、
週末はど~~~しても外せない仕事が入ってしまい、
残念ながら重連の撮影は断念・・・(・ε・`)チェ 。
 
ならば、せめて火曜に東京へ戻ってくる上り列車
(EF81の単機牽引)を、
どうにか撮れないものかと密かに画策。
当日はウマいこと外勤からの流れで、
有名撮影地のヒガハスへと向かうことができました。
ψ(`∇´)ψウケケケ
 
まあ、重連牽引は昨年に撮っているし、
今回の本務機は私の好きなお召機の81号機だったので、
これはこれでよかったかも。

・・・と、負け惜しみを言ってみたりして。

 
ホントはやっぱり重連が撮りたかったな。。。(´・∀・`)


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PICK UP …「CLAP SHOT」! [その他(非鉄ネタ)]

PICK UP …「CLAP SHOT」!

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今回の記事は、珍しく非鉄(鉄道趣味ではない)ネタです。
いや、厳密に言えば、これも鉄ネタに入るかも!?
 
 
・・・というのも先日、とある馴染みの絵描きさん(笑)が、ご自身の作品展示を兼ねたライブイベントを行われるとのことで、私もちょっくらお邪魔してきたのです。そのイベントこそ「第2回 CLAP SHOT オープン工房  メカ好き集合!!」。この「CLAP SHOT」とはイベントの会場名なのですが、それより何といっても気になるのが「メカ好き集合!!」という魅力的なサブタイ。この作家さんは女性ながらも、とにかくメカ好きで、それが反映された作品が多いんです。その方が企画するメカを題材にしたイベントですから、これが面白くないわけがありません。「メカ(=機械)」という括りのなかには、もちろん私の大好きな鉄道車両も含まれます。そんなワケで今回は、絵画に描かれたちょっと芸術的な視点の鉄道(など)を、いくつかご紹介したいと思います。
 
 
 

鉄道写真はほとんど無いけれど・・・続きを読む?



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磐越西線・・・485系「あいづライナー」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2014.05.24 磐越西
新緑の山を駆ける国鉄特急色!
485系「あいづライナー」 撮影
 
  

自らのミスによって招いた仕事の不調と、パソコンが壊れてしまったことなどが重なって、ちょっとフラストレーションが溜まっていた最近のワタクシ ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。 こういう時は気分転換にパーッとどこかへ撮影に出かけるのが、いちばんのストレス解消法です ヽ(゚∇゚*)ノパーッ☆ 。 そこで、週末に何か私の気分を晴らしてくれるような列車(なんじゃそりゃ?)が走らないかと、鉄道情報誌などを眺めていたところ、ちょうどウマい具合に磐越西線の「あいづライナー」が、国鉄色485系で代走を行なうというではありませんか (゚∀゚)オッ!。

このブログでも何度か取り上げたことがあるように、磐越西線の郡山と会津若松の間を結ぶ快速列車「あいづライナー」には通常、485系を外装、内装とも大幅にリニューアルした専用の編成(仙台に所属する元東武直通車のA3/A4編成)が使用されています。しかし、一本しか無いこの専用車が検査などで使用できない時に限り、その代走として同じ車両基地に所属する国鉄色の485系(A1/A2編成)に出番がまわってくるのです。国鉄型好きにとってこの代走時は、昔ながらの国鉄特急型を記録する絶好のチャンスというワケ (・o・*)ホホゥ 。 ちなみに、私は過去に二度ほどこの国鉄色485系の「あいづライナー」撮影へと出向いているのですが、三年前の一度目はドン曇り。そして記憶にも新しい昨年の秋は、晴天予報だったにもかかわらず、濃霧に悩まされるという結果になってしまいました (´д`;)トホホ…。 私にとって、どうも相性の悪い「あいづライナー」。機会があれば今度こそ、スッキリと撮影をしたいと望んでいたのです ε-(`・ω・´)リベンジ!。

折しも、今は山の緑がきれいな時期ですし、週末の天気予報もとりあえずは良好。さらに、給料日直後で気が大きくなっていることもあり Ψ( `▽´ )Ψウケケケケ 、私は思い切って磐越西線への出撃を決めました。


5月24日(土)

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早朝の東京駅から乗るのは、
すっかりベテラン形式となったE2系の、
東北新幹線「やまびこ」。
▲東北新幹線 東京

予報通りの快晴となった関東平野を、東北新幹線の「やまびこ」は快調に北上します バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ 。 この日は広く高気圧に覆われて、福島を含む南東北も一日じゅう晴天が続く見込みだとのことヽ(´▽`)ノワーイ♪ 。 しかし、ここで忘れてならないのが前回の苦い思い出・・・Σ(゚o゚;) ハッ!。 そう、たとえ天気予報が晴れであっても、寒暖の差が激しい時期の会津地方は猪苗代湖を発生源とする靄や霧に包まれることも多く、まさに前回の「あいづライナー」撮影ではそれに泣かされました (´д`;)アウ…。 なので、多少の疑心暗鬼ではあるけれど、現地に着くまでは安心できないのです (;¬_¬) ウーム…。 ただ、今回の目的地は天気の変わり目となるサミット(中山峠)よりも手前を考えているので、前回ほどの急変は無いと思われますが・・・ σ(゚・゚*)ンー…。

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郡山で磐越西線へ乗り換え。
ホームに待機していたのは、
正面にマスコットの「あかべえ」が貼られた、
磐越西線用の719系です。
今回はあまり乗り継ぎ時間に余裕の無い接続を選びましたが、
それでも余裕で座ることが出来ました (^^)。
▲東北本線 郡山

東京0640-(東北新幹線 203号)-郡山0821~0831-(磐越西3231M)-磐梯熱海0846

郡山で新幹線から磐越西線の快速列車に乗り継いで、やってきたのは磐梯熱海。私が「あいづライナー」の撮影へ訪れるときには、たいてい、もう少し先の猪苗代で下車することが多いのですが、今回はまず、この磐梯熱海周辺を撮影地に選んでみました。これは何も猪苗代湖の霧や靄を危惧したからではなく、いつもの猪苗代周辺だと、私はどうしても背景にそびえる磐梯山を意識したアングルにとらわれがちで、撮影地が同じようなところばかり。そこで今回はあえて、撮影地の候補から磐梯山を外すことにしたのです。それに、この磐梯熱海や中山宿周辺には、以前から気になっていた撮影地がいくつかあり、そのあたりも一度まわってみたいとの思いもありましたし ( ̄。 ̄)ヘー 。

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今回下車したのは温泉で有名な磐梯熱海。
ちなみに磐梯熱海という温泉街の名は、
同じく温泉で有名な静岡の熱海に由来しています。
▲磐越西線 磐梯熱海

ではさっそく、駅から撮影地へ向かおうと思いますが、でもその前にちょっと、駅に隣接した観光案内所へ・・・ ((((o・ω・)o 。 実はこの案内所では嬉しいことに、自転車の貸し出し(レンタサイクル)が行なわれているのです (゚∀゚*)オオッ!!。 これは徒歩鉄にとって非常に助かる、強い味方ではありませんか ヽ(´▽`)ノワーイ♪。 借りられるのは、ふつうの自転車が一時間300円、電動アシスト付きが一時間500円で、共に延長料金は一時間につき100円(貸出時間は9:00~18:00)。ここでは200円をケチらずに、迷わず500円の電チャの方を選びます。簡単な手続きを済ませ、バッテリーの充電を確認すると( \_( ゚ロ゚)コレ、重要! )、いざスタート。さすがに電チャはペダルが軽く、スムーズに温泉街を通り抜けてゆきます スイスイ~ε=ε=ε=(* ̄3 ̄)~♪。 しかし、私が以前から気になっていたという撮影地は、いつものごとく高台から線路を見下ろすような俯瞰ポイントで、その道中の大半は自転車で上がれないような険しい坂・・・というか、ほぼ山道 ε~ε~ε~(;´□`)ヒイイィィ.....。 結局のところ、自転車を途中で置いてゆくハメになったのは、ここだけのハナシです (^^;)ゞポリポリ。 それでも平坦な道を自転車で時間短縮できたのは大きく、駅から30分ほどで目的の撮影地に到達することができました。

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自転車を置いて登ってきた山の中腹からは、
眼下に磐越西線の線路が一望できます。

斜面を苦労して登ってきた甲斐があり、そこから見た景色は絶景・・・というより、圧巻の一言。とにかく山を覆う木々の緑が、スゴいボリュームです ポカ―(o゚Д゚o)―ン 。 これをウマく表現できるような立ち位置とアングルを慎重に見定めて、カメラをセッティング。試し撮りをするような普通列車は事前に無く、次に通過するのが本命の485系「あいづライナー2号」です。登山によって噴き出していた汗が治まった頃、山裾を縫うように走る国鉄色485系の姿が、遠目に見えてきました (゚∀゚)キタッ! 。

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ここまで聞こえる警笛とともに、
485系が木々の合間から顔を覗かせました。
▲磐越西線 中山宿-磐梯熱海

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ストレートに入ると、編成全体がきれいに見渡せます。
緑のなかを走り抜けてく、国鉄色485系。
何度でも "プレイバック" して見たくなる情景です(笑)

緑に染まった山をゆく、485系が撮れました~! ワ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ イ♪
新緑よりもだいぶ濃くなってきた木々の緑に、ツートンカラーの国鉄特急色が、とてもよく映えます (・∀・*)イイネ!。 空はクリアな青空ではなく多少モヤっていますが、まあ、気温が上がりはじめた初夏の空など、こんなもんでしょう。曇らず、日差しに恵まれただけでも、大満足です。この雄大な撮影地には紅葉がピークの時期などにも訪れたいところですが、その頃にもタイミングよく国鉄色での代走が行なわれないものでしょうか。

これで山を下りて、すぐに別の撮影地へと向かいます。次の狙いは、今の485系が郡山から折り返してくる、下りの「あいづライナー1号」。この列車の通過時刻までには一時間しか余裕が無く、撮影地の移動はかなりタイトになりますが アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ 、ここで活きてくるのが借りてきた電チャ。徒歩だと間に合わせるのがキビシい移動距離も、電チャならば余裕のヨッちゃんイカです(古っ ´д`; )。あらかじめ決めていた撮影地までは、慌てること無く30分足らずで着くことが出来ました。今度の場所は、先ほどの山深い雰囲気とは打って変わって、田園地帯を見下ろすようなのどかな撮影ポイント。ここでは今の時期らしい、水の張られた田んぼを背景にしたいと思います。

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田植え前の水田を横切り、
会津若松へと向かう「あいづライナー1号」。
▲磐越西線 安子ケ島-磐梯熱海

田園風景をゆく、485系が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワーイ♪
水田ならば、アングルを低めに構えて水鏡を狙うテもあるのですが、この日は微風がずっと吹いていて、残念ながらきれいな水鏡は望めない状況でした (・∀・`)ザンネン。それでも、手前と奥に広がる水田で、少しは初夏らしい季節感を出すことはできたのではないでしょうか。 こういう素朴な情景に、昔ながらの国鉄色485系は本当によく合うと思います (^^)。

山の上からの「2号」、そして田園風景の「1号」を撮ったところで、午前の撮影は終了です。次の「あいづライナー4号」までは少し時間が空くので、ここでランチタイムとしましょう (*'p')ハラヘター 。

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この日のランチは、磐梯熱海駅近くにある、
老舗の手打ち蕎麦屋さんへ入ってみました。
私が注文したのは、
ワラビやフキ、ウド、キクラゲなど、
いろいろな具や薬味が楽しめる「割子蕎麦」です。
冷たいお蕎麦がおいしい時期になりましたね~ (゚д゚)ウマー!

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磐梯熱海の観光案内所で借りたレンタサイクルは、
町内の組合加盟店で飲食をすると、
自転車の返却時に100円のキャッシュバックが受けられます。
私が利用したお蕎麦屋さんも加盟店だったので、
通常は三時間で700円(基本500円+延長二時間200円)のところが、
600円になりました v(^^)ラキー!

昼食をとったのち、観光案内所で借りていた自転車を返却してから、磐梯熱海駅へと戻ってきました。ここからは再び、磐越西線の下り列車へ乗りこみます。と言っても、移動するのはわずかに一駅だけで、目的地は次駅の中山宿です。磐梯熱海と中山宿の駅間距離は5.4キロ。そのまま借りていた自転車で移動してもよかったのですが、磐梯熱海から中山宿へかけての道は上り勾配が続くし、次に目指す撮影地は中山宿駅から徒歩でも余裕の圏内で、自転車で移動するメリットはあまり無い (゚ペ)ウーン…。それに、撮影列車が通過するまでの待ち時間分で自転車の延長料金の大半がかさむのはもったいない気がして、自転車は返却してきたのでした。

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磐梯熱海から下り列車で移動します。
ホームに入ってきたのは、
「あかべえ」のいないノーマルな719系。
▲磐越西線 磐梯熱海

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上の列車に一駅だけ乗って、やってきたのは中山宿。
かつて中山宿はスイッチバック駅として有名でしたが、
97年にホームが本線上へ移設されて(旧駅から西へ800メートル)、
スイッチバックは廃止されました。
▲磐越西線 中山宿

磐梯熱海1202-(磐越西1227M)-中山宿1208

中山宿は、中通りの郡山市と会津地方の猪苗代町の境にある中山峠の麓に位置し、かつては峠越えに挑む蒸気機関車の迫力あるシーンなどが撮れることで知られた、昔からの鉄道撮影スポットです (・o・*)ホホゥ 。 私もだいぶ前に一度だけ撮影へ訪れたことがあったものの、前述したように、最近の磐越西線撮影では猪苗代周辺を訪れることが多くて、この辺はとんとご無沙汰でした。そんな私がイメージしていた中山宿の撮影地と言うと、築堤上の勾配を駆け上がる列車を、下からあおるように撮るポイントが多かったのですが、ソネブロ鉄仲間の「やまびこさん」は何度か高台からの俯瞰ポイントで、中山峠の曲線をゆく「あいづライナー」などを撮影されており、私はその場所がずっと気になっていたのです。実際の現地では、アプローチの仕方が解らずに多少周囲をさまよったものの、なんとかお目当ての撮影ポイントへと到達することができました(あそこへ行きたいんだけど・・・って、目的の山を指したら、途中まで連れていってくれた地元のおとーさんに感謝です m(__)m)。

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撮影地に着いて、最初にやってきたのは、
719系の快速列車。
磐西色(あかべえ)とノーマルカラーの併結編成です。
日が陰って、新緑がしっとりとした雰囲気になりました。
▲磐越西線 中山宿-上戸

新緑を背景に大きく弧を描きながら勾配を上がってくる列車を、上から見下ろすことができるなかなかの好ポイントです (゚o゚*) オオー! 。 しかし、ここにきてちょっと雲が多くなってきてしまい、試し撮りの719系に日は当たってくれませんでした。日の角度が列車の手前サイドまでまわるかどうか微妙な位置だけに、できれば試し撮りで確認しておきたかったんだけどなぁ・・・ σ(・ε・`)ムウ…。 地図で方角を確認したところによると、ここは午後の遅い時間にはきれいな順光になると読んでいたのですが、はたして雲の切れ間から再び日が差したときに通過した、本命の485系「あいづライナー4号」はというと・・・

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新緑に包まれた、山あいの峠道をゆく、
485系「あいづライナー」。
日は陰らずに当たってくれたものの・・・
▲磐越西線 中山宿-上戸(後追い)

う~ん、思ったよりもサイドの日当りが、まだ弱かったか・・・(´д`;)アウ…。 せっかく好撮影地で捕らえた国鉄色485系なのに、この結果ではちょっと不完全燃焼です ( ̄~ ̄;)ヴーム 。これがこのワンチャンスしかなければ納得せざるを得ませんが、「あいづライナー4号」で郡山に向かった485系は、折り返しの「あいづライナー3号」として、一時間後にここへ戻ってきます。当初の計画では別の場所で撮ろうと考えていた「3号」ですが、私はこの場所に留まることを決めました。一時間もあれば、今度こそ手前まで日がまわるでしょう。

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郡山へ向かって走り去る「あいづライナー4号」を
同ポイントから、追ってもう一枚。
「4号」のメインカットはコッチかな?
▲磐越西線 中山宿-上戸(後追い)

本来ならば、今の「4号」を撮ったあとは山を転がるように下りて、一時間というわずかな時間で次の撮影地へ向かっていたハズ  ε=ε=ε=┏(;゚□゚)┛イソゲッ! 。 それが光線状態を見誤ったせい・・・というか、おかげで、のんびりと「3号」を待つことができます (´ー`)マターリ 。 計画通りではないけれど、こういう流れも悪くないかもしれません。だいたい、いつも私の撮影は徒歩鉄とはいえ、慌ただしすぎなんですよね・・・(^皿^;)ゞ。
時間が経つにつれて上空の流れ雲は無くなり、日もいい具合に手前側へ傾いてきました。カメラの設定を今一度確認し、あとは「3号」が姿を現すのを待つばかりです。やがて聞こえてきたのは、山あいに響く列車のジョイント音・・・ 。

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新緑の舞台に再び姿を見せた485系「あいづライナー」。
今度は側面も、西日がきれいに照らしてくれました。
▲磐越西線 中山宿-上戸

順光で485系が撮れました~!!ヤホ━━━ヾ(*゚∀゚*)ノ━━━ぅ♪
やっぱりきれいな光線状態で捕らえた国鉄特急色は一段と美しい。ああ、場所を変えずに居残ってヨカッタよ・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。それにしても、これでもまだ正面に対してサイドの日当りが弱いくらいですから、いかに私の日差しに対する読みが甘かったかというものです (^^;)ゞポリポリ。  ちなみに、背景に一本だけ映り込んだ鉄塔は、ワンスパン奥の架線柱間で切り取るか、もしくは、もう少し正面気味のアングルならばフレームから排除することも可能だったのですが、個人的にはなるべく列車の屋根よりもサイドを多めに見せたいのと、背景に奥行きが欲しかったため、あえて鉄塔には目をつぶってこの角度を選んでみました。

「あいづライナー」は、さらにもう一往復の運転がありますが(「6号」~「5号」)、ここまでの成果でじゅうぶんに満足できたことだし、私にはこのあとにどうしても(?)、行かねばならぬところがあるので、これにて撮影は終了です (´∀`)ドツカレサン 。

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日が山影に隠れた夕刻の中山宿を、
上り列車に乗ってあとにします。
今度は「あかべえ」マーク付きの磐西色でした。
▲磐越西線 中山宿

新緑と濃緑のコントラストが美しいこの時期に、タイミングよく代走で運転された国鉄色485系の「あいづライナー」。日差しの読みを誤って、一本ムダにはしてしまいましたが、それでも一日を通して天気に恵まれ、初夏の爽やかな風景をゆく485系を存分に楽しむことができました。これでようやく、個人的な485系「あいづライナー」との相性の悪さを、払拭できたように思います(笑)。

中山宿1712-(磐越西1236M)-郡山1735


さて、磐越西線の上り列車で郡山へ戻ってきました。いつもならここで駅弁やビールなどを買って、東京行き新幹線での車内打ち上げをおっぱじめるところですが エーンカイ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノエーンカイ♪ 、今回は駅弁はおろかビールも買わずに新幹線へと乗り込みます ( ̄△ ̄;)エ? 。もちろん、飲みたい気持ちは山々なのですが・・・もう少しだけ、ガマンです (・ε・`)チェ 。

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郡山から乗るのは、E5系+E6系の「やまびこ」。
秋田新幹線「こまち」のイメージが強いE6系ですが、
東北新幹線内では「やまびこ」や「なすの」としても
使用されています。
▲東北新幹線 郡山

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そのE6系「やまびこ」で一気に東京へ・・・ではなく、
私が下車したのは,途中の宇都宮。
▲東北新幹線 宇都宮

郡山1805-(東北新幹線 やまびこ152号)-宇都宮1833

東京行きの東北新幹線「やまびこ」を、私は途中の宇都宮で下車。実はこの日の宇都宮では、交流のあるソネブロ仲間さんたちが、プチオフ会なるものを開いているというウワサを小耳に挟んでいたのです (゚∀゚*)オオッ!! 。 宇都宮ならば磐梯からの帰りに途中下車が可能ですから、これは寄らないワケにはいきません エーンカイ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノエーンカイ♪。 会場は宇都宮駅からバスで中心街方向へ少し進んだところにある、宇都宮餃子のフードコート「来らっせ」。会の方は6時からスタートしており、すでに宇都宮在住でお馴染みの飲み鉄師匠「hanamuraさん」、ツーリングで宇都宮を訪れていた自転車ブログの「ブリザドさん」、そして翌日の宇都宮駐屯地の公開イベントへ出撃するミリタリー&ヒコーキブログの「nexus6さん」、このお三方がお集りでした (。・ω・)ノ゙ コンチャッス♪ 。遅れてきた私は、もちろん「駆け付け三杯」(笑)。それで、新幹線での飲み鉄をガマンしていたのです イエーイ!(≧∇≦)/□☆□\(≧∇≦ )カンパーイ!! 。

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宇都宮で餃子オフ会~ヽ(´▽`)ノワーイ♪
こんがり焼けた、羽根つき餃子が食欲をそそります!
ちなみに、私は餃子が運ばれてくる前に
生ビールを一気に飲み干してしまったため、
上に写っている「餃子浪漫ビール」の瓶は、
隣に座られていたブリザドさんからお借りした、
「やらせイメージカット」です (゚∀゚)アヒャ☆ 。

いつまでも話が尽きない、楽しいオフ会でしたが、宇都宮に一泊されるブリザドさん、nexus6さんに対して、私は当日中に東京の自宅へ帰らねばなりません (´・ω・`)ショボーン 。参加時間わずか一時間半。慌ただしいにも程があるなかで、温かく迎え入れてくださったお三方、本当にありがとうございましたm(_ _)m。 後ろ髪を引かれつつもお別れをして、私はひとり宇都宮駅へと戻るのでした。。。

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バスで戻ってきた宇都宮駅では、
とくに狙ったワケではありませんが、
ちょうど寝台特急「北斗星」の入線時刻と重なりました。
この日の締めくくりに一枚パチリ (^_[◎]oパチリ。
▲東北本線 宇都宮

宇都宮2037-(東北3550M)-古河2114~2117-(1320Y)-新宿2225

 

 

 *故障でサービスセンターに入院していた私のPCですが、HDDを交換して、ようやく先週末に退院できました  ε-(^、^;Aホッ。



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