高島貨物線・・・583系 撮影記 [鉄道写真撮影記]
前記事でご紹介した「Xmas Express」を撮影するのに、冷え込む夜の街を何時間もふらふらしていて、不覚にも風邪をひいてしまった私 (っ*`з´)っ・:∴クション。さすがに先週末の土日はどこへも出かけずにおとなしく家で静養していたものの、体調の方がちょっぴり回復した火曜日の祝日(天皇誕生日)には、早くもどこかへ列車の撮影に行きたくなってしまいました((o(゙ε゙)o))ウズウズ。ちょうどそんな日に運転されるのが、ちょっと面白い設定の「鉄コン」列車 (゚ー゚*)テツコソ?。いったい「鉄コン」とは何ぞや?というと、これは鉄道用語ではなく「鉄道コンパ」の略で、どうやら応募で集まった未婚の男女が専用の貸切列車内でお見合いをするらしい。最近はこういうのが流行りなんですね・・・ ( ̄、 ̄)ヘー。ま、そんな列車の企画概要はさておき、撮り鉄的に注目すべき点は、なんと今回の「鉄コン」に使用される車両が国鉄特急型の583系で (゚∀゚)オッ!、しかも同形式がめったに入線しないような路線で運転されるということ (゚∀゚*)オオッ!!。これは国鉄型好きの私としても目が輝きます!(☆∀☆)キラーン☆ そしてこのめったに入線しない路線の運転経路を聞いたときに、私はかねてから一度撮ってみたいと思っていた「とある場所」がアタマの中に思い浮かびました ( ゚o゚)ハッ!。きっとあそこならば、待ち時間に冷たい風が吹き付けることもなく、病み上がりの私にも優しいハズ・・・σ(゚・゚*)ンー。果たして、その撮影地とはいったいドコなのでしょうか?
12月23日(火・祝)
都内から京浜東北線の南行電車に乗り、
最初に降りたのは鶴見。
川崎の隣駅ですが、ここは横浜市(鶴見区)です。
▲東海道本線(京浜東北線) 鶴見
鶴見はご存知、
工場地帯を走るディープ路線、鶴見線の始発駅 (゚∀゚)オッ!。
無人駅(簡易改札)の多い同線では、
鶴見の乗り換え口に中間改札が設けられています。
でも今回は鶴見線には乗りません。
改札外から眺めるだけ・・・|ω・)チラミ。
▲鶴見線 鶴見
はじめに私がやってきたのは、京浜東北線の鶴見(神奈川県・横浜市)。第一目的の「とある撮影地」へ行く前に、まずはここでも一発、「鉄コン」列車こと583系を狙ってみたいと思います。というのも、今回の「鉄コン」列車の運転経路(往路)は、品川-(品鶴線)-鶴見-(東海道貨物線)-浜川崎-(東海道貨物線)-鶴見-(高島貨物線)-桜木町-(根岸線)-大船-(横須賀線)-鎌倉という、鉄でなければよく解らないような凝ったもので σ(゚・゚*)ンー、ふだんは旅客列車があまり通らない貨物線が多く組み込まれています (・o・*)ホホゥ。この複雑な経路により、場所によっては撮影者が次のポイントへ列車よりも先回りすることが可能になるのです ε=ε=ε=┌(;゚д゚)┘サキマワリ!。んで、私はまず品川~鶴見の品鶴線で撮影後、列車が東海道貨物線で浜川崎を往復している間に、高島貨物線の撮影地へ先回りする計画を立ててみました φ(゚ー゚*)フムフム。ちなみに「品鶴(ひんかく)線」っていう路線名称に聞き覚えがない方も多いと思われますが、品鶴線はその名のとおり品川と鶴見の間を新川崎(新鶴見)経由で結ぶ、東海道本線の支線の通称。もっと平たく言えば、横須賀線の品川と鶴見の間のことです ( ̄。 ̄)ヘー。そんな品鶴線の撮影地で比較的抜けがよくてキャパも広く、そして583系の通過時刻にちょうど順光となるのが、鶴見駅から川崎方向へ歩いて15分ほどのところにある鶴見川の鉄橋。
横浜市と川崎市の境を流れる鶴見川。
この日は気持ちのよい快晴に恵まれて、
川面もスッキリとした青空を反射しています・・・が、
何やら鉄橋下では作業が行われている様子 「(゚ペ)アリ?。
近づいてみると、
台船の両端にユンボ(ショベルカー)を乗せた形で、
川底を探って(いるように見え)ます。
いったい何の作業をしているんだろう・・・σ(・ω・`)ウーン…。
この作業は鉄橋の真下で行われているため、
アングルに作業船が写り込んでしまいます。
鉄橋上をゆくのは、EF64が牽引する貨物列車。
▲東海道貨物線(品鶴線) 新鶴見(信)-鶴見
ここはスッキリと列車を撮ることができる、ガーダー橋・・・のハズなのですが (=゚ω゚=;)ンン?、なんとこの日に限って(?)、ちょうど鉄橋の真下では何やらユンボ(小型のパワーショベル)を乗せた台船による、工事作業が行われているではありませんか (ノo`;)アチャ。仕事をされている方にはホント申し訳ないのだけれど、ぶっちゃけ、画的にはちょっとゴチャゴチャしちゃうよなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。ユンボといえば今年の夏、「トワイライトエクスプレス」を撮りに訪れた米山海岸でも悩まされましたっけ。今年はユンボの当たり年なのか!? "o(-"-;*) ウゥム…。 でも583系の通過時刻まではあまり時間がないし、近くにほかの撮影地も思い浮かばないことから、仕方なくユンボには目をつぶってここでの撮影を敢行です (・ε・`)シャーナイネ。ところがウマい具合に、作業を一時的に中断したユンボが持場を離れたそのタイミングで、向こう岸から583系は現れてくれました (゚∀゚*)オオッ!!。
青く澄んだ冬晴れのもと、鶴見川の鉄橋を快走する583系。
雪が降り続く秋田に所属する同車にとっては、
久しぶりにホッとできる運用なのではないでしょうか。
青空バックで583系が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
う~ん、やっぱり晴天順光下で見る583系のサイドビューはまた一段と美しい・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。実は今回の「鉄コン」列車、シブい583系にはちょっと似合わない(と個人的には思う)、ピンクのハートマークが掲げられているとの情報を事前に聞いていたので エッ? (;゚⊿゚)ノ マジ?、あえて正面のヘッドマークが解らないくらいの角度から狙ってみました 【◎】]ω・´)パチッ!。そして気にしていた鉄橋下の作業船ですが、黄色いユンボがアングルから離れてくれただけでも、少しはスッキリとしてくれたかな? σ(゚・゚*)ンー これで鶴見川での撮影を終え、急いで次の撮影ポイントへと移動します。...((((o* ̄-)o
撮影後すぐに鶴見駅へ戻ると、
構内には先ほどの583系が停車中 (゚∀゚)オッ!。
ちなみに品鶴線の鶴見駅にホームはなく、
信号場のような扱いとなっています。
▲東海道本線 鶴見
ハートのマークを掲げた583系「鉄コン」列車。
同列車はここからいったん進行方向を変えて、
東海道貨物線経由で浜川崎へと向かいます。
▲東海道本線 鶴見
冷たい川風が吹き付ける鶴見川の撮影は、病み上がりの体には少々キツいかとも思ったのですが、この日は風が穏やかで日差しも温かく、待ち時間もさほど苦にはなりませんでした ε-(´∀`;)ホッ。そして次に訪れる私が本命と位置づけていた撮影地は、なんと屋内。ここでも寒さに震えることなく列車を待つことができそうです ε-(´∀`;)ホッ。鶴見から京浜東北線の南行電車に乗り、私が次に下車したのは横浜の次駅・桜木町。
鶴見から京浜東北線で四つ目の桜木町で下車。
所要時間は15分ほどでした。
▲根岸線 桜木町
桜木町は横浜の新都心、
みなとみらい地区へのJRの最寄り駅。
この日も多くの観光客が利用されていました。
▲根岸線 桜木町
そしてその桜木町の駅前にそびえ立つのが、
みなとみらい地区の中核を担っている超高層ビル
「横浜ランドマークタワー」。
駅を東側に出ると、お目当てのモノはすぐ目に飛び込んできました (゚∀゚)オッ!。高さ296メートル、地上70階建て、日本で二番目の高さを誇る超高層ビル「横浜ランドマークタワー」です(高層ビルの高さ第一位は大阪の「あべのハルカス」で300メートル)。このランドマークタワーの69階には有料の展望フロア(スカイガーデン)があり、俯瞰撮影好きの私としては以前からずっと、そこから見えるであろう鉄道路線の眺望が気になっていました σ(゚・゚*)ドーダロ。しかし地図を見る限りでは、眼下を走る根岸線(京浜東北線)はまだしも、横浜駅付近を走る東海道線や横須賀線などは駅周辺のビルに阻まれて、あまりスッキリとは見えなさそう。これは入場料の1000円(大人)を払ってまで上る価値(あくまでも鉄的に)はないかな・・・と思っていたのです (゚ペ)ウーン…。
桜木町駅前から伸びる動く歩道を通って、
ランドマークタワーまで来ると、
展望フロアへの入口はすぐにありました。
ここから69階の展望フロアまでは、
日本最速のエレベーターに乗り(分速750m)、
わずか40秒です Σ(・ω・ノ)ノ ハヤッ!
展望フロアの「スカイガーデン」からは、
港町・横浜の景色が一望 w(゚0゚*)w オォー!!。
やはり人気があるのは海が見える方向(南側)です。
そんな展望フロアから見下ろした根岸線。
京浜東北線から直通の水色のE233系がやってきました。
ちなみにこの区間にはほかに
横浜線から直通してくる黄緑のE233系も見られます。
▲根岸線 横浜-桜木町
でも実は地図をよく見ると根岸線のほかにもう一線、このランドマークタワーからきれいに見下ろせそうな線路が存在しますσ(゚・゚*)ンー。それは横浜駅を通らず湾岸の方に敷かれている「高島(たかしま)線」。先ほどの品鶴線同様、鉄ではない一般の方にはあまり聞き覚えのない線だと思われますが、この高島線は鶴見で東海道本線と分岐して湾岸沿いの工業地帯へと伸びる貨物列車の専用線(いわゆる貨物線)で、通常は旅客営業列車が一本も運転されていません (・o・*)ホホゥ。そんな高島貨物線は工業地帯を抜けるとみなとみらい地区をかすめるように進み、最終的には根岸線の桜木町へと至ります。そのルートはまさにこのランドマークタワーのすぐ近くで、展望フロアからスッキリと見えるハズ。
地図で位置関係を表してみました。
右上の鶴見から横浜方向へ引かれた
オレンジ色の線が東海道本線で、
途中で分岐する赤色の線が高島貨物線です。
横浜から桜木町方向へ引かれた水色の線は根岸線。
桜木町の駅前にあるのがランドマークタワーです。
ふだんはその名の通りに地味な貨物列車しか走らない高島貨物線ですが、ごく稀に臨時の旅客列車が設定されることがあり、私も過去に一度だけ「横浜ベイエリア号」という臨時列車で乗り通したことがあります ( ̄。 ̄)ヘー。そしてこの日は・・・そう、先ほど撮影した583系の「鉄コン」列車がここを通過するのです w(゚0゚*)w オォー!。貨物オンチの私、貨物列車しか通らない高島貨物線の俯瞰撮影は今まであまりそそられなかったのですが、583系が通るというのならば話は別 (`・ω・´)-3フンス!。渋っていた1000円の入場料を払い、エレベーターで一気に69階の展望フロアへと上がります。そこで待つことしばし・・・
眼下に広がる大パノラマのなかに、
583系の姿が見えてきました。
▲東海道貨物線(高島線) 東高島(貨)
高島線をゆく583系を俯瞰で撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
空気の澄んだ冬空のもとで、遠くは東京・新宿のビル群まで見渡せる雄大な眺望。いや~これは・・・ヾ(´Д`;)チョチョチョ、チョット待テ! ・・・え?
ナニヨ?(* ̄▲ ̄)(・д・`*)ドコ?
ナニガ?(* ̄▲ ̄)(・д・`*)583…
ワカンナイノ?(*´・д・)(・д・`*)ワカンナイヨ!
ホラ、アソコニ…m9(・ω・`)(-“-;)ンン??
583系がよく解らないという方のために、
上写真をトリミングして拡大してみました。
東高島貨物駅に入ってきた583系です。
左にはEF210の貨物列車も見えます。
ナ!(* ̄▼ ̄)(-_-メ)…
;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)ワカルカ!!
う~ん、少しでも横浜らしさを表したいと思って右の方の運河まで入れてしまったのですが、たしかにこれだと引きすぎて列車はおろか高島貨物線がどこにあるのかも解らないですよね。撮った本人でさえ、さすがにいくらなんでも列車が小さすぎだろって思います (^^;)ゞポリポリ。ならば今度は同じ位置から縦アングルで、もう少しスッキリとまとめてみました。
湾岸の情景をカットして、
583系のいる東高島貨物駅付近をクローズアップ。
このほうがまだ583系が解りやすいですね。
高島貨物線内唯一の中間駅である東高島では、
運転停車により列車の交換などが行なわれます
(高島貨物線の東高島~桜木町は単線)。
このぐらいならば、列車の俯瞰撮影と言っても通用するでしょう (´∀`*)イイジャン。横浜らしい湾岸の景色はカットしちゃったけれど、奥に新宿の高層ビル群が入ってくれて、なかなか面白い俯瞰カットになりました。ちなみによく見ると、583系の左上の方には京浜東北線の東神奈川駅付近も入っていて、京浜東北線や横浜線のE233系の姿も確認できます (「゚ー゚)ドレドレ。ぜひ写真をクリックで拡大して、じっくりとお楽しみください。583系は東高島貨物駅でしばらく運転停車したのち、再び桜木町方向へと動き出しました。その様子をずっと追うことができるのも俯瞰撮影の醍醐味です (゚∀゚*)オオッ!。
運河に架かる鉄橋を渡って、
583系がみなとみらい地区へと入ってきました。
ランドマークタワーから見た高島貨物線は、
このあたりでいちばん抜けがよくなります。
ちなみに583系の手前にチラッと写っているグラウンドは、
Jリーグ・横浜Fマリノスの練習グラウンド「マリノスタウン」。
▲東海道貨物線(高島線) 東高島(貨)-桜木町
そして高島貨物線は桜木町駅の手前で根岸線と合流。
ビルとビルの合間から、583系の姿が見えました。
▲東海道貨物線(高島線) 東高島(貨)-桜木町
高島貨物線を走ってきた583系が根岸線へと乗り入れたところをビルの合間から撮って、583系の撮影は終了です。ランドマークタワーの展望台から眺めた高島貨物線をゆく583系は、まさに豆粒みたいな写り方。なかには貴重な583系をこんな撮り方しちゃってもったいない σ(・∀・`。)モッタイナイ・・・と思われる方もいることでしょう。これはもう自己満足以外の何ものでもありません。でもきっとこの雄大な俯瞰撮影の面白さを共感してくださる方もいらっしゃるハズ(どーですか? 元祖・俯瞰フェチのゆるキャラさん)。これからも私は機会があればどんどん高いところへ上って、列車を見下ろしてみたいと思っています(煙とナントカは高いところが好きだからね~ (゚∀゚)アヒャ☆)。
せっかく有料展望台へ上がったので、
高島貨物線以外の眺望も少しご紹介しましょう。
まずは新横浜通りを跨ぐ京急2100系。
赤い京急の電車は遠景でも存在感があります (゚∀゚*)オオッ!。
▲京浜急行本線 戸部-横浜
建物に阻まれて、
やはりスッキリと見えなかったのは、
東海道線・横須賀線。
横須賀線のE217系を撮ってみましたが、
ステンレス電車は目立ちません σ(・ω・`)ウーン…。
▲東海道本線 保土ヶ谷-横浜
上写真と同じ位置をゆく、
E259系「成田エクスプレス」。
やっぱり色の付いた塗装車の方が目立ちます。
さらに同じ付近では相鉄線も見えます。
8000系・・かな? σ(゚・゚*)ンー
アルミにクリア塗装を施したこの電車も、
遠景にはあまり映えません。
相模鉄道本線 西横浜-平沼橋
高島貨物線のある北側とは逆の南側には、
いかにも横浜らしい景色が広がります。
真ん中に写っている新港地区は、
コスモワールドやワールドポーターズ、
さらには赤煉瓦倉庫などがある人気の観光スポットです。
赤煉瓦倉庫の向こうにある大桟橋には、
大きな客船の姿も見えました(飛鳥Ⅱ ?)。
さらにその奥の斜張橋は横浜ベイブリッジ。
その新港地区の方向に桜木町駅前から伸びているのが、
昔の貨物線(臨港線)の廃線跡を利用した遊歩道で、
その名も「汽車道」。
当時のトラス橋がそのまま残され、
さらに道には線路が埋め込まれていたりして、
ここを歩けばちょっとした列車気分になれるかも!?
真下に目をやると、
保存されている帆船・日本丸が
ちょっとG〇〇gle Earthっぽく眺められます(笑)
東京都心方向には、
かすかに東京スカイツリーの姿も確認できました。
来年はぜひあそこからの俯瞰撮影をしてみたいなぁ・・・。
(スカイツリーは過去に一度上ったことがあるけれど、
まだオープン前の段階だったので、
あまり自由に動き回れなかったんです・・・)。
そして西側には雄大な富士山のお姿が!
快晴のこの日はクッキリときれいに見えました(^^)
横浜でお昼ゴハン・・・と言えば、
やっぱり「おいしいシウマイ」の崎陽軒。
名駅弁「シウマイ弁当(¥800)を、
横浜駅の売店で買って、待合室でいただきました。
この駅弁には安定したウマさがあります。
チョー(゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆☆
さて、今回の583系「鉄コン」列車は最終的に横須賀線の鎌倉(回送で横須賀)まで行き、夕方に品川へと帰ってくる行程となっています(貨物線を使った往路に対して、復路は単純に横須賀線(品鶴線)経由で鎌倉~品川を走行)。その後、使用された583系は所属する秋田へと返却されるわけですが、回送列車は18時ごろに山手(貨物)線を通るとのこと ( ̄。 ̄)ヘー。夜の山手線で583系・・・と言えば、私にはこの機会にぜひともリベンジしたいカットがあります (゚ー゚*)リベンジ?。それは今年の9月に一度チャレンジして失敗に終わった、583系とライトアップされた東京スカイツリーの組み合わせです (*゚ロ゚)ハッ!!。あの時は慎重に通過時刻を調べて行ったものの、京浜東北線で起きた人身事故の影響を受けてダイヤが乱れてしまい、結果として山手線にカブられてしまいました (´・ω・`)ショボーン。
今年の9月にトライした
583系とスカイツリーの組み合わせ。
しかし山手線にカブられて、
ホームの明かりは583系に届かず・・・。
▲14.9.5 山手線 大塚
あの悔しい撃沈劇から三ヶ月・・・思いのほか、リベンジの舞台は早々にやってきました。今度こそ583系とライトアップされたスカイツリーをスッキリと撮りたい (`・ω・´)-3フンス!。しかもこの583系が運転される12月23日のライトアップは、クリスマスの期間限定バージョンです。そんな特別ライトアップと583系が一緒に撮れる機会なんて、そうそうあることではありません (゚∀゚*)オオッ!。ひょっとすると、これが最初で最後のチャンスとなるかも・・・。そんな貴重なシーンをしっかり押さえるべく、私は9月同様、もう一度慎重に583系と山手線内回りのダイヤを確認 φ(゚ー゚*)フムフム。どちらも定時運転ならば、カブることはなさそうなのですが・・・。
クリスマスバージョンのスカイツリーライトアップ、
この日はキャンドルの炎をイメージした、
赤い「キャンドルツリー」です。
583系の通過を待つ間には、
東京駅100周年の記念ラッピング車、
「レンガの山手線」もやってきてくれました。
そういえば去年は「みどりの山手線」で、
このカットを撮りましたね。
▲山手線 大塚
スカイツリーがライトアップされる時間帯を見計らって、いつもの大塚駅前跨線橋へとやってきました …(((o*・ω・)o。583系の回送列車が通過するまで約一時間。ベストポジションの場所取りも考えて少し早めに来たのですが、結果的に同業者は一人も現れませんでした (・ε・*)ナーンダ。まあ、山手線とスカイツリーの組み合わせでも撮りながら、気長に583系を待つことにしましょう。ところが・・・撮影を始めてから10分後、大塚駅に到着した山手線の電車が、いつまでたっても発車しません (=゚ω゚=;)ンン?。なんだかとってもイヤ~な予感がして、スマホで運行情報を見てみると・・・(;¬_¬)ウーム…
山手線で人身事故が発生・・・orz
ちなみに人身事故=自殺と考える人が多いようですが、
実は原因の半数近くが泥酔や不注意で、
ホームから転落したり、列車と接触したりするものらしい。
この時期はとくに注意したいところですね・・・。
なんと品川駅で人身事故が発生して、山手線は全線で運転を見合わせているというではありませんか!Σ(゚□゚(゚□゚*)ナナナ、ナニーッ!! ああ、これぞまさに9月と同じパターンで、悪夢が蘇ります・・・il||li _| ̄|◯ il||l。なんで私が583系を山手線で撮るときに限って、人身事故が起きるんだ・・・ε-(´∞`;)ハア…。しかも583系の通過まで一時間を切った時点で・・・(´Д⊂ モウダメポ。止まっていた山手線は約30分後に運転を再開しましたが、もうこれでカブるか、カブらないかは、運次第になってしまいました 八(゚- ゚) タノム!!。もちろん、ホームの光が山手線に遮られず583系のみがスッキリと撮れるのがベストですが、万が一山手線がホームに停車していても、かろうじて583系の顔にはホームの光が当たります。いちばんサイアクなのは、前回のように動き出した山手線がちょうど583系の顔の部分とすれ違ってしまうこと。どうにかそれだけは避けてほしいものですが、果たして結果はというと・・・(°_°;)ドキドキ…
秋田へと戻る583系と山手線が大塚駅で離合。
その向こうにはスペシャルライトアップのスカイツリーが
赤く輝いていました。
並んだよ (・ω・)…。運転再開直後で列車の間隔が詰まっていた山手線内回りは大塚駅で時間調整を行なっており、そのタイミングで583系はやってきてしまいました ヽ(´д`;)アア…。でも、583系の顔にはなんとか光が当たってくれたし、前回の完全カブりよりはずっとマシ。何よりもクリスマス色のスカイツリーと583系の組み合わせが撮れたことで、もうじゅうぶんに満足の結果です ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!。583系には不似合いだと言っていたハートの「鉄コン」マークも、赤いスカイツリーとは意外とマッチしているかも知れませんね モエモエ~(≧∇≦*)キュン♡。ま、とりあえず583系とスカイツリーのリベンジは達成・・・かな? 大塚駅前の飲み屋でリベンジ達成の祝杯をあげたいところではありますが、夜風で風邪がぶり返さぬよう、私は寄り道せずに家路へとついたのでした (´w`*)ドツカレサン。
みなさま、よいお年をお迎えください!
来年もヨロシクお願いいたします☆
ONE-shot 170 Xmas Express 2014 [PICK UP ONE-shot]
PICK UP ONE-shot 170 Xmas Express 2014
そんな想いを乗せて、聖夜の新幹線は走ります。
今年もHAPPYなクリスマスになりますように・・・ ☆.。・:*:・゚。
14.12.17 東海道新幹線 東京-品川
90年代に流れていた
JR東海「クリスマス エクスプレス」のテレビCM。
もしも、あのステキなCMが今でもあったなら・・・
と、勝手にイメージして、私が毎年この時期に撮影している
「Xmas EXPRESS」。
昨年はスノードームという小道具を使いましたが、
今年はもう一度、シンプルにイメージを伝えたくて、
街のイルミネーションと走ってゆく新幹線が
ウマく組み合わせられるアングルを探してみました。
それにしても今年の撮影地、
狙いとなる東海道新幹線下り線の手前に、
山手線の内回り・外回り、京浜東北線の北行・南行、
東海道本線の上下線、さらに東海道新幹線の上り線と、
4路線7本もの線路が横切っていて、
スッキリと新幹線を抜くのに、苦労させられたなぁ・・・。
ムキー!ヽ(`Д´#)ノ カブリマクリ!!
おっと、せっかく楽しい画が撮れたのに、
こんな愚痴を言ってはいけませんよね (^^;)。
どうぞ皆様も、ステキなクリスマスをお迎えください♪
この撮影をすると風邪をひくんだよなぁ・・・
(っ*`з´)っ・:∴クション。
ONE-shot 169 ブルートレイン「富士」 [PICK UP ONE-shot]
PICK UP ONE-shot 169 ブルートレイン「富士」
(本来はブログって、そういうものなんだけれどね ^^;)。
すでにニュースなどご覧になった方も多いかと思いますが、
今日、東海道本線に一日限りで、懐かしい名列車が復刻運転されました。
かつて東京と西鹿児島の間を20時間以上もかけて結んでいた、
寝台特急「富士」です。w(゚0゚*)w オォー!
これは東京駅の開業100周年を記念して設定された「イベント列車」で、
実際には現役時代と同じように九州まで運転されるわけではないのですが
(運転区間は東京から静岡県の伊東まで・・・^^;)、
単なる記念列車ではなく、かつての名列車を復活させるなんて、
なかなか心憎い演出ですよね (^^)。
私もこの列車だけはどーしても撮りたくて、
ちょっぴり会社を抜けて、撮影に行っちゃいました。
ε=┌(;´∀`)┘イッチャエ!!
吾妻線・・・代替新ルート乗車記 [鉄道乗車記]
あっ Σ(゚O゚;)アッ!・・・という間に、今年も師走。あと半月ほどで2014年という一年が終わろうとしています ハヤイネ(´ー`)シミジミ。 鉄的にやり残した事はないだろか・・・と振り返ってみると σ(゚・゚*)ンー、「撮り鉄」として今年撮り漏れた列車は数え切れないくらいありますが σ( ̄~ ̄;)アレモコレモ…、それよりもまず真っ先に思い浮かんだのは「乗り鉄」の方。私にはずっと乗らなきゃと思いつつ、つい先延ばしにしていた路線・・・というか、区間があります (゚ー゚*)ドコ?。それは今年の10月に代替ルートの新線へと切り替えられた、吾妻(あがつま)線の岩島~長野原草津口間 Σ(゚∇゚;)ハッ!。このブログでも何度か撮影記をご紹介していますが、群馬県を走るJR吾妻線(渋川~大前)の一部、岩島から長野原草津口までの区間は、沿線の八ッ場(やんば)ダム建設によって将来的に水没してしまうため、やむなく該当区間を高台の代替ルートへ移転させる事に決定。既存の旧線は今年の9月24日をもって営業を終了(廃止)し、一週間の切り替え期間を経て、10月1日に新線へと移行されました (・o・*)ホホゥ。そのルート変更が実施されてから早二ヶ月あまり・・・。この区間は新規開業や延伸ではなく、あくまでも既存路線の付け替えですから、たとえ乗らなくとも過去の吾妻線完乗記録が未乗になってしまうわけではないでしょう(と、私は思っている)。でも、まがいなりにも「JR旅客全線完乗」のタイトルホルダーである私としては、やはり乗っていない区間が実際にあるというのは、なんともモヤモヤした気分です (≡"≡*)モヤモヤ…。まあそんなことを言い始めると、同じく10月に路線の付け替えが行なわれた信越本線の脇野田付近や、さらには高架化や地下化などが実施された路線も乗り直さなくてはならなくなってくるのですが、今回の吾妻線の場合は変更された区間の距離が長く(11.5キロ)、しかもその代替ルートも既存区間(旧線)から大きく離れた位置に新設されたという事から、やはりこれは個人的に乗り直してスッキリとしたいところ。それもできれば路線変更が行われた本年中に片付けたい・・・(゚ペ)ウーン…。ということで、週末は代替ルートへの切り替え後初となる、吾妻線を訪れる事にしました。久しぶりに「撮り鉄」ではなく「乗り鉄」がメインの旅です。なお、ここからは代替ルートを「新線」、廃止となった旧ルートを「旧線」と表記させていただきます。
12月14日(日)
夜が明け始めた早朝、
まずは赤羽から高崎線へ乗車。
▲東北本線 赤羽
都内から高崎線の下り普通列車に乗って、一路群馬を目指します。今回使用する乗車券は、もうお馴染みの「青春18きっぷ」 (゚∀゚*)オオッ!。実は吾妻線の新線には切り替えられた直後くらいにも訪れようと考えたのですが、都内から吾妻線へ普通乗車券で行くには決して安くなく、金銭的につい躊躇してしまったのです (゚ペ)ウーン…。普通列車だけで行ける範囲ならば、「18きっぷ」が使える期間(12/10~1/10)まで待つべきかと・・・。訪れるのが二ヶ月も経ったこの時期になってしまったのには、そんなセコい理由もあるのでした (´∀`;)セコイネ。ちなみに都内から長野原草津口までの普通運賃は片道3020円で、「18きっぷ(一回分・2370円)」を使うと片道だけでもじゅうぶんにモトが取れてしまいます。しかも乗り放題の「18きっぷ」ならば吾妻線だけでなく、さらに行動範囲を広げる事も可能・・・σ(゚・゚*)ンー。そこで私は、本来の目的である吾妻線へ行く前に、ちょこっと別路線へも立ち寄って行く事にしました ヨリミチ…((((o* ̄-)o。
高崎で接続したのは115系の普通列車。
果たしてこの電車は何線でしょう?
水上方面の上越線?
横川方面の信越本線??
それとも伊勢崎方面への両毛線???
ちなみに本来の目的である吾妻線を含め、
115系は上記の路線すべてで使用されています。
▲信越本線 高崎
そんな車内で食べる朝食は、
高崎駅で朝に100食のみ限定販売されている
「上州の朝がゆ(¥450)」
なんとも珍しいお粥の駅弁は、
しらすが混ぜられたお粥にエビと栗が乗せられた、
優しいお味です (゚д゚)ウマー。☆☆☆・・
忘年会続きで二日・・・いや、三日酔い気味だった、
この日の私にはピッタリの駅弁ですね (^^;)ゞポリポリ。
私が下車したのはこの駅。
背景にチラッと見える物々しい「要塞」で、
ドコだかお解りになった方も多いでしょう (*゚0゚)ハッ!
高崎で普通列車を乗り継いで、私がやってきたのは信越本線の安中(あんなか)。ここは目の前にまるで要塞のような亜鉛の製錬所がある事で、最近では「工場萌え」の方達にも知られる駅です (・o・*)ホホゥ。でも私が立ち寄ったのは、その「要塞」を眺めるためではなく、ちょうどこの日に信越線での運転が設定されていた、臨時列車「DL碓氷」号を撮るのが目的。DD51形ディーゼル機関車(DL)が12系客車を牽くというこの列車(最後部にはC61も連結)、吾妻線ついでの「行きがけの駄賃」として撮るには、なかなか豪華なネタじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!。
赤羽0612-(高崎825M)-高崎0746~0806-(信越125M)-安中0818
木造平屋の駅舎が佇む、信越線の安中。
長野新幹線の安中榛名とは7キロほど離れていて、
駅前からは連絡バスが出ています。
そういえば全然カンケーないけど、
今年は別の意味で「アンナカ」って言葉を耳にしたなぁ・・・
(なんて書くと、安中の人に怒られそうだね・・・^皿^;)
▲信越本線 安中
駅前から眺めた「要塞」(亜鉛の製錬所)。
ここは夜に眺めるのがキレイで、
よく夜行列車の「能登」や「妙高」から眺めたっけ・・・。
駅から歩く事20分ほどで撮影地に到着。
碓氷川をまたぐ鉄橋が高台から眺められます。
ちなみに右手前のガーダー橋が下り線で
奥のコンクリート橋が上り線。
上り線は壁で車体の下半分が隠れてしまうので、
基本的にここは下り線専用の撮影地です。
まずやってきたのは、107系の普通列車。
できれば私が乗ってきたのと同じ
115系の方が撮りたかったのですが、
結果から言うと、
待ち時間中に来た二本の普通列車(127M・129M)は、
いずれも107系でした・・・。
ゲゲゴ、コネ━━━━('A`)━━━━…
▲信越本線 群馬八幡-安中
高崎と横川の間で運転される12系客車の臨時快速「DL碓氷」は、本来は人気のSLで往復牽引したいところを、横川駅の構造上からSLの方向転換ができないために、片道をDL(時にはEL)で運転せざるを得ないという事情から設定されたような列車で、ぶっちゃけSL列車「SL碓氷」号の送り込み的な存在 ( ̄- ̄*)フーン。以前は高崎から横川へ午前中に向かう下り列車がSL牽引で、同区間を折り返す午後の上り列車がDL牽引だったのですが、最近では逆に午前の下り列車がDL牽引となっているらしい。理由は解りませんが、時間帯や牽引機の違いによる集客の問題でしょうか? 私はあまりSLを撮らないけれど、信越線は下り方向が登り勾配になるので、以前のような運転スタイルの方が撮り鉄的には嬉しいんじゃないかな・・・σ(゚・゚*)ンー。そんな「DL碓氷」、DD51+12系(+C61)という組み合わせでもじゅうぶんに魅力的なハズなのですが、どうしてもSL牽引と比べられてしまうからかあまり人気がないらしく、お立ち台と称されるこの有名撮影地でも私が着いたときには先客がお一人だけ。最終的にも同業者は10人くらいしか集まりませんでした。かくいう私も吾妻線のついでに立ち寄ったのですが・・・。
轟音を響かせて鉄橋を渡る「DL碓氷」号。
ベンガラ色のDD51に青い12系客車がよく似合います。
この日の担当はお召機の842号機でした (゚∀゚)オッ!。
842の「DL碓氷」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
ヘッドマークを誇らしげに掲げたデデゴがかっこええ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ついでとはいえ、DD51好きの私にとっては嬉しい収穫となりました。ただ、撮影地に着いた時には晴れて日が差していたのですが、待ち時間で徐々に雲が流れてきてしまい、通過時には曇り空となってしまったのは残念 (・ε・`)チェ。やっぱり「行き掛けの駄賃で・・・」なんて気持ちで臨むと、お日様も微笑まないのかもしれませんね (^^;)ゞポリポリ。ちなみにこの撮影地は陸橋の斜面から撮影しているので、後追いとなるSL側を撮ることはできませんでした。SL派の方、スミマセン・・・m(。・ε・。)mスンマソ-ン。これで信越線での撮影は終了です。
安中に入ってきた高崎行きの上り列車は
先ほど鉄橋で撮った107系の折り返し。
hanamura師匠いわく、
107系の塗り分けは「ライダー2号」? σ(゚・゚*)ンー
▲信越本線 安中
安中1027-(信越138M)-高崎1039
高崎で乗り継いだ上越線の吾妻線直通列車は、
検査上がりなのか、ピカピカの115系でした。
゚・。*ピカ(´∀`*)ピカ。・゚+
▲信越本線 高崎
安中から信越線の上り列車に乗って高崎へと戻り、今度こそ本来の目的である吾妻線の列車へと乗り換えます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。先ほどの信越線同様に吾妻線の普通列車も115系と107系の二形式が使われており、どちらに当たるかは解らなかったのですが、待機していたのは115系の方 (゚∀゚)オッ!。これはラッキーです ∩(´∀`)∩ワァイ♪。というのも、115系がボックスシート(セミクロス)なのに対して、107系の方はロングシート構造。やはりローカル線を旅するならば、ボックスシートの方が好ましい。とくに新線区間初乗車となる今回は、じっくりと車窓からの景色を眺めたいし(眺めるほどの車窓かどうかはさておき ( ̄△ ̄;)エ…? )。
115系の車内に掲げられていた中吊りには、
投票に行く「ぐんまちゃん」が・・・。
ぐんまちゃんにも投票権があるのね(^^)
私を乗せた長野原草津口ゆきの列車は高崎を出発後、渋川で上越線と分岐して吾妻線へと入ります。私が吾妻線を訪れるのは今年の5月以来、約半年ぶり。この二年間で四度目という事もあり、途中の岩島まではすっかり見慣れた車窓風景です。このまま岩島から先も、いつもの吾妻渓谷沿いに走ってゆくのではないだろうかと、つい思ってしまいますが、間もなくそれが過去の風景であったという事実を突きつけられることになるのです・・・。列車は乗降客のない無人駅、岩島を静かに発車。どんな路線でも初めて乗る区間に入るというのはドキドキで、乗り鉄としてはこの高揚感がたまりません ドキドキ(*゚v゚*)ワクワク。新生・吾妻線の車窓からはいったいどんな景色が見られるのか。それでは皆さんも写真を通して、車窓風景をご一緒に楽しみましょう!
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ゴ━━━━━━(・ω・`)ゝ━━━━━━ッ!!
・・・そう、実は代替新線の大半(77%)はトンネル。もう車窓から吾妻川の渓谷美を見る事や、日本一短いトンネルとして有名だった「樽沢トンネル」の通過も味わう事はできません。車窓には冷たいコンクリートの壁がひたすら続くのみ。事前に解っちゃいたことだけれど、これではまるで地下鉄です ε-(ーωー;)ハァ…。私は地元民ではないし、ダム建設や路線のルート変更にとやかく言う立場ではないけれど、あくまで一鉄道旅行好きとして、これはやっぱり味気ないなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン。 いちおうここで今一度、岩島発車時からの流れを写真で辿ってゆくことにします m9( ̄ー ̄)プレイバック!。
まずはこれが吾妻線代替ルートの概略図。
ちょっと解りづらいですが、
下部に引かれた緑色の線が旧線で、
上部の赤い線が代替の新線。
水色はダムによる水没区域を表します。
代替新線区間の起点となる岩島を発車。
岩島は昨年の秋に下車し、
ここから歩いて樽沢トンネルの俯瞰ポイントへ
向かった事が思い出されます。
▲吾妻線 岩島(車窓から)
しばらくすると、列車は真新しい軌道上を走るようになり、
前方には立派なコンクリート橋(第二吾妻川橋梁)が見えてきました。
右端の方にかつての旧線跡が確認できます。
▲吾妻線 岩島-川原湯温泉(前方の車窓から)
線路が剥がされた旧線跡 (っε・`*)サミシィ。
旧線はこの先、吾妻川に沿って敷かれていましたが、
新線は吾妻川を跨いで対岸方向へ伸びてゆきます。
▲吾妻線 岩島-川原湯温泉(車窓から)
ちなみにこれは今年の5月に旧線の方から撮った同地点。
あれから半年、今まさにアッチの線路を列車は走っています。
▲14.5.10 吾妻線 岩島-川原湯温泉(車窓から)
コンクリート橋を渡り終えると、
早くもトンネル(八ッ場隧道)の入り口が・・・
▲吾妻線 岩島-川原湯温泉(前方の車窓から)
トンネルに突入。
ゴ━━━━━━(・ω・`)ゝ━━━━━━ッ!!
しばらく車窓はこの壁のみが続きます・・・(ーωー;)マックラ。
▲吾妻線 岩島-川原湯温泉(車窓から)
やがて前方にトンネル出口の明かりが見えてきました。
その先にあるのが川原湯温泉駅です。
▲吾妻線 川原湯温泉付近(前方の車窓から)
景色の見えない長~いトンネルをようやく抜けると、そこにあるのが移設・・・いや、代替地に新設したと言った方が正しいような、川原湯温泉。今回の新線切り替え工事でもっとも大きな変化があった駅です。私はいったんここで途中下車してみることにしました。
高崎1049-(吾妻531M)-川原湯温泉1208
真新しい川原湯温泉駅に到着。
旧線の川原湯温泉駅は対向ホームの二面二線構造でしたが、
新駅は島式ホームの一面二線構造です。
▲吾妻線 川原湯温泉
ホームから見た岩島方向(上り方)。
すぐに八ッ場トンネルの入口があります。
( ̄△ ̄)トンネル…
▲吾妻線 川原湯温泉
いっぽうの長野原草津口方向(下り方)。
こちらもすぐ先に川原湯トンネルの入口が見えます。
( ̄△ ̄)トンネルズ…
新しい川原湯温泉駅はトンネルに挟まれた格好。
▲吾妻線 川原湯温泉
新たな川原湯温泉駅の駅舎。
立派な建物ですが、とくに売店などは併設されていませんでした。
駅同様に高台へ移転した川原湯温泉の新しい温泉街は、
駅から東へ500メートルほどのところにあります。
▲吾妻線 川原湯温泉
こちらは旧線時代の川原湯温泉駅。
この味のある木造駅舎は取り壊されずに、
新駅付近へ移築保存される計画があるのだそうです。
▲14.5.10 吾妻線 川原湯温泉
新たな川原湯温泉駅は東京郊外の通勤路線にあるような感じ。良く言えばバリアフリーの整った便利な駅で、悪く言えば何の変哲もない駅です σ(・ω・`)ウーン…。過ぎ去ってしまったことを言っても仕方がないけれど、旧駅の木造駅舎は実に味があって、鉄だけでなく温泉へ訪れた観光客も、あの駅の佇まいに癒されて旅行気分がいっそう高められたのではないかと思われます。今の駅にそういう効果がまったく感じられなくなっちゃったのは、やっぱり残念・・・(´・ω・`)ショボーン。
そんな新駅舎を出て、次の列車まで少しだけ周囲を散策してみる事にしました テクテクε=ε=ε=┌(* ̄  ̄)┘。寒風が吹きすさび、路面に雪が残るなか {{(*+ω+*)}}サビッ、本来ならのんびりと温泉にでも浸かりたいところではありますが、私が向かったのは温泉街とは逆方向。その先に見えてきたのは・・・”あの” 不動大橋です (゚∀゚)オッ!。
駅前の道を少し進むと
見覚えのある橋が見えてきました。
不動大橋こと旧称・湖面2号橋。そう、ここは切り替え前の旧線が営業運転されていた頃、いずれは湖面に沈んでしまう「悲運の撮影ポイント」として、多くの撮り鉄で賑わった場所です。私もこの不動大橋からの俯瞰撮影がどうしてもしたくて、旧・川原湯温泉駅から急坂を登り、40分もかけて歩いてきたものでした ε=ε=ε=┌(;´Д`)┘ハァハァ。ホント、今も橋を見るだけであの苦労が思い起こされます (´ー`)シミジミ。しかしなんとも皮肉な事に、今回移転開業した新線の川原湯温泉駅はこの不動大橋まで徒歩10分ほど Σ(=゚ω゚=;)ナヌッ!?。 難なくたどり着く事ができました (´∀`;)ハハ…。
今も変わらぬ不動大橋からの雄大な眺め。
吾妻線の線路や架線柱もそのまま残っています。
しかしここを列車が通る事は二度とありません (っε・`*)サミシ。
手前の田んぼでは重機による整地が行なわれていました。
ほぼ同じ位置から撮影した今年5月のカット。
走ってゆくのは651系の特急「草津」です。
このときの写真と今を比べると、
冬枯れの山々がいっそう寂しさを助長させますね・・・。
▲14.5.10 吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口
不動大橋の上から新駅の方向を臨んでみます。
ちょうど651系の「草津」が発車するところ。
撮れない事はないけれど、あまりいい画にはなりません。
ダム湖が完成したら、また見方が変わるのかな?
▲吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口
半年ぶりに橋の上から眺める旧線。切り替えからふた月ほどしか経っていない事を考えれば当然なのですが、列車が走ってこない事以外に大きな変化はなく、線路もほぼそのまま残されていました。ここを水没させてしまうという八ッ場ダムの完成予定は六年後、2020年のオリンピックイヤーです。そのときここから見る景色はどのように変わっているのでしょうね・・・。橋の上で新線を走る651系「草津」を一本撮ってから駅へと戻り、再び吾妻線の旅を続けます。
次に乗る大前行きの普通列車も115系でした (゚∀゚)オッ!。
過去に撮影地で見かけていた経験などから
個人的に大前行きは107系で運転されている印象が強かっただけに
これは嬉しい誤算です ∩(´∀`)∩ワァイ♪。
▲吾妻線 川原湯温泉
川原湯温泉発車後に車窓から見た不動大橋。
ダム湖が完成して整地されれば、
このあたりの車窓から湖面が見られるのかもしれません。
▲吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口(車窓から)
でも、またすぐにトンネル(川原湯隧道)のなか・・・
ゴ━━━━━━(・ω・`)ゝ━━━━━━ッ!!
▲吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口(車窓から)
一瞬だけ、外へ出る区間がありました (゚∀゚)オッ!。
下を流れるのは吾妻川の支流かな?
▲吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口(車窓から)
でも、またまたすぐにトンネル(横壁隧道)のなか・・・
ゴ━━━━━━(・ω・`)ゝ━━━━━━ッ!!
▲吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口(車窓から)
やっと長いトンネルの出口が見えてきました。
▲吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口(前方の車窓から)
トンネルを抜けると右手から旧線跡が近づいてきて・・・。
▲吾妻線 川原湯温泉-長野原草津口(車窓から)
既存区間との合流点である長野原草津口に進入します。
▲吾妻線 長野原草津口付近(前方の車窓から)
ちなみに同地点の後方を見るとこんな感じ。
右側が走ってきた新線で
奥のコンクリートトラス橋は第三吾妻川橋梁です。
中央に残る線路が剥がされた跡が旧線。
左側は長野原草津口の留置線です。
▲吾妻線 長野原草津口付近(後方の車窓から)
長野原草津口に到着 (・ω・)トウチャコ。
ちなみに新ルートへの移設で吾妻線の営業距離は若干変更され、
岩島~川原湯温泉は旧線よりも0.6キロ長い6.5キロ、
川原湯温泉~長野原草津口は旧線よりも0.9キロ短い5.0キロで、
吾妻線全体(渋川~大前)では旧線よりも0.3キロ短い、
全長55.3キロの路線となりました。
▲吾妻線 長野原草津口
先ほどの区間(岩島~川原湯温泉)同様、乗車の感想を述べるのが難しい・・・いや、むしろ簡単なほど、ず~っと長いトンネルのなかをひた走り(外に出たのはほんの一瞬だけ)、ようやく外へ出たかと思ったら、もう既存区間との合流点である長野原草津口に到着。なんだかパッとしない乗り潰しではありましたが、とにかく吾妻線の代替新線ルート・11.5キロを完乗です (・0・*)シューリョー。これで私の目的は達成なのですが、せっかく「18きっぷ」でここまで来たことだし、ちょうど乗っている列車が数少ない吾妻線の末端部まで行く大前行きということもあり、このまま同列車へ乗り続けて終点まで行ってみることにしました。
沿線に駅弁はおろか、売店も少ない吾妻線。
いつも食事に困るのですが、
今回は先ほど川原湯温泉で途中下車した際、
不動大橋のたもとにある道の駅で食料を調達して来ました。
五目いなりに合わせるのは、
地ビールの「吾つま恋し麦の酒」です。
いちおう、完乗タイトルの防衛に乾杯!口\(・∀・)カンパーイ
え?三日酔いぢゃなかったかって・・・? ( ̄▼ ̄;)ア…
ちなみに瓶ビールの開栓には、115系の窓枠を拝借。
しゅぽーん☆って、王冠が豪快に飛んじゃったけれど
Σ(・ω・ノ)ノ ヌオッ!!、
この車内にほかの乗客はいませんでした。
万座・鹿沢口付近ではだいぶ積雪が目立つようになってきました。
私にとって今シーズン初の雪景色です。
▲吾妻線 袋倉-万座・鹿沢口(車窓から)
吾妻線の終点・大前に到着。
数人いた下車客はみんな、
完乗目的と思われる乗り鉄さんばかりでした。
ナカ━(*゚ω゚)人(゚ω゚*)━マ♪
▲吾妻線 大前
川原湯温泉1257-(吾妻533M)-大前1323
無人駅の大前に駅舎はなく、
一面のホーム上に待合室があるだけの簡素な終着駅です。
ちなみに吾妻線の列車は
大半がひとつ手前の万座・鹿沢口駅で折り返してしまうため、
この大前までやってくる列車は一日わずか5往復のみ。
▲吾妻線 大前
先述したようにここ数年で何度か訪れた吾妻線ですが、大前まで来たのは吾妻線の完乗目的で訪れて以来、約20年ぶりのこと。当時の記憶としては一面一線の簡素な終着駅だったと言うことくらいしか覚えていませんでしたが、今見てもそんな印象だから、大して変わっていないということですね。こういう駅って意識しなければ次に訪れるときまでに、また20年くらい平気で経っていそうな気がするなぁ・・・(^~^;)ゞウーン
折り返すまでの20分は、適度な滞在時間でした。
高崎行きとなった上り列車で大前をあとにします。
▲吾妻線 大前
新線への切り替え後初となった今回の吾妻線再訪。正直、失われた旧線の車窓風景や旧・川原湯温泉駅舎のことなどを思うと、あらためて残念に感じることの方が多かったのは事実です。では、訪れずにいつまでも旧線時代の風景をそっと記憶のなかに留めておいた方が良かったのかと言うと、そうではありません。吾妻線のルートが変更させられるに至った理由や経緯はどうあれ、実際に新線へ切り替わった以上、一鉄道趣味人としてはこれが現在の吾妻線だと受け止めるべきですよね。鉄道趣味ではない違う方面の方からはお叱りを受けるかも知れませんが、個人的にはダム建設によって鉄道路線がルート変更を余儀なくされ、そしてその旧線が水没するという歴史を眺められた・・・いや、今も眺めているというのは、ある意味光栄なことだと思っています。今回、吾妻線訪問の最終章とタイトルには付けましたが、本当のラストミッションは完成した八ッ場ダムの湖面を不動大橋の上から眺めることなのかもしれませんね。そんなことを考えながら、私は再び「八ッ場の地下鉄」を通って、高崎へと戻るのでした。
渋川から上越線へと入り、高崎に到着。
往復ともに国鉄型の115系に当たった、
いい乗り鉄旅でした♪
▲信越本線 高崎
大前1344-(吾妻536M)-高崎1545~1612-(高崎2240Y)-新宿1802
ONE-shot 168 あおいろ。 [PICK UP ONE-shot]
PICK UP ONE-shot 168 あおいろ。
いつもの駅前が幻想的な青い世界に。
トーヨコセンの銀色電車も、
今日はちょっぴり青色に染まりました (^^)。
青色発光ダイオードの開発でノーベル物理学賞に選ばれた
赤崎勇教授、天野浩教授、中村修二教授、
受賞おめでとうございます。
同じ日本人としてとても誇らしく、嬉しいことですよね。
14.12.2 東急東横線 中目黒
今、何かと話題になっている
目黒川のイルミネーション「青の洞窟」です。
11月下旬の点灯開始直後に
たまたま電車の中からこのイルミネーションを見かけ、
さらにソネブロ仲間・gardenwalkerさんの記事にも刺激を受けて、
先日、撮影に行ってきました (^_[◎]oパチリ。
大変な混雑が問題だとマスコミには取り上げられていますが、
私が行ったとき、写真を撮った駅の南側は、
ご覧のようにそれほどでもありませんでした。
まあココからの眺めは、駅があるせいで
両岸からの枝が覆い被さってできる「洞窟」のような情景にはならず、
撮り鉄ではない一般の方からしたら、
ちょっと物足りないのかも知れませんが・・・(^^;)。
ONE-shot 167 理想と現実。 [PICK UP ONE-shot]
PICK UP ONE-shot 167 理想と現実。
189系「グレードアップあずさ色」ではないでしょうか
(゚∀゚*)オオッ!!。
これは一時期の特急「あずさ」に塗られていたものを復刻した
ちょっぴり懐かしいカラーリングで、
今回が復刻後初のお披露目運転(団体列車)です。
もちろん、私も撮影に行くつもりでした o('∇')oワクワク 。
ところが、
前日になって仕事に重大なトラブルが発覚
Σ( ̄ロ ̄lll)ガビーン。
急きょ土曜は朝から出勤しなくてはならない事態となり、
「グレードアップ色」の撮影は
断念せざるを得なくなってしまいました (´・ω・`)ショボーン。
無事にトラブルを収束させて帰宅後、
ネット上にアップされた皆さんの撮影成果を羨ましく眺めていると、
この日は「グレードアップ色」の直前に通過した
「ホリデー快速 富士山」の方にも、国鉄色の189系が登板したとのこと
(゚∀゚)オッ!。
そこで翌日の日曜日、「グレードアップ色」は走らないけれど、
せめてこの「国鉄色・富士山」くらいは撮ろうと思い、
私は多摩川の河川敷へ向かいました。
快晴の青空に美しく映える伝統の国鉄特急色。
やっぱり国鉄型の189系にいちばん似合うのは、この色ですよね!
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
・・・などと、強がりを言ってみましたが、
ホントは復活した「グレードアップ色」の一発目を、
こんな感じで撮るのが理想だったんだけれどなぁ・・・
σ(・∀・`)ザンネン。
14.12.7 中央本線 立川-日野
このカラーの思い出話などは、いずれ復刻色が撮影できた時にまた・・・。
88.7 篠ノ井線 松本
=====鉄ネタはココまで=====
そしてこの日(日曜日)、今年もあの「運命の一戦」が行なわれました。
もうこのブログの常連さんで、サッカーファンの方ならお解りでしょう。
そう、Jリーグ「J1昇格プレーオフ」の決勝戦です。
今年、我が「ジェフユナイテッド千葉」はJ2の3位という立場で、
4位「ジュビロ磐田」を破って進出してきた、
6位「モンテディオ山形」と対戦することになりました。
決戦の舞台は中立地の東京・味の素スタジアム。
チバ(*`Д´)っ乂c(`Д´*)ヤマガタ
千葉にとっては三年連続となるプレーオフ進出。
一昨年は大分に、そして昨年は徳島にJ1昇格を阻まれましたが、
今年こそ、まさに文字通り三度目の正直で、
J1への切符をなんとしても勝ち取ってもらいたいところです。
p(`・ω・´)qガンバレ!
90分間の試合を行なった結果、
引き分けだった場合には延長戦やPK戦は行なわれず、
年間順位の上位チームがJ1昇格となります。
つまり今回は3位・千葉と6位・山形の対戦ですから、
ぶっちゃけ、千葉は引き分けでも昇格が決まります。
しかし、これがなかなか難しいところで、
「引き分けでもOK」のチームと、
「絶対に勝たなくてはならない」チームとの対戦は、
心理状態に少なからず影響を及ぼします。
実は過去に二回行われているプレーオフですが、
引き分けでもOKとされる上位チームは、
いずれも決勝で敗れているのです。
そして今年も・・・( ̄△ ̄;)エ…
Σ( ̄ロ ̄lll)ヤラレタッ!
あくまでも個人的に見た試合内容はというと、
どちらのチームも前にガンガン攻め入るというよりは、
相手のいいところを潰すような感じで、
ジリジリとした試合展開でした。
一発勝負のプレーオフにしてはシュート数も少ないし (゚ペ)ウーン…。
こうなると流れのなかで相手を崩すのが難しくなります。
そんな展開で大きなチャンスとなるのがセットプレー
(コーナーキックやフリーキックのことね)。
千葉がセットプレーでのチャンスをモノにできず、
なんとなくイヤな予感がした30分過ぎ、
逆に相手へコーナーキックを与えてしまいます。
そのプレー自体は危なげなく跳ね返したのですが、
こぼれ球を拾われて再びゴール前へ上げられると、
マークは付いていたものの競り合いに負けて失点。
前半を1点ビハインドで折り返すこととなってしまいました。
(-"-;*)ウググ…
1点とって同点に追いつけば、昇格への道が開かれます。
しかし後半になっても、
相手を崩せない、クロスを上げられない、シュートが打てない・・・
見る見るうちに少なくなってゆく試合時間。
p(;´・ω・`)q ガ、ガンバレッ!
おそらくテレビなどで観戦していた他サポの方からは、
パワープレーでもっとゴール前へ放り込めばいいのに・・・
と思われたかも知れませんが、高さでは山形の方に分があります。
そして千葉は細かいパス回しから崩して点を取るというスタイルで、
今季は3位という位置にまで上がってきたこともあり、
それをここでも貫いていたように思います。
でも・・・終了間際にビッグチャンスはあったものの、
最後まで山形の牙城を崩すことができず、そのままタイムアップ。
結果は0-1の敗戦で、
千葉は今季もJ1へ上がることはできませんでした。
。・゚・(ノД`)・゚・ウワアァァァン!!。
やはり今年のこの試合も、一点が遠かった・・・。
今季はJ2に降格してから最高となる3位という成績を挙げ、
サポーターの期待も大きかっただけに、とても残念です
ε=(・д・`*)ハァ…。
でも、リーグよりもこのプレーオフだけを見ると、
昇格したいという気持ち、そして勢いは山形の方が少し強くて、
それがあのゴールに繋がったのかな・・・とも思います。
辛いけれど、ジェフサポのひとりとしては
この現実をしっかりと受け止めなくてはなりません。
最後に一言だけ、
この試合を実況(CS)したアナウンサーがタイムアップ直後に放った、
ジェフサポの気持ちを代弁したようなこの言葉を、私も叫びたい・・・
「千葉はいったい、どーやったら、
J1にあがれるのかっ!!!(T□T) 」
銚子電鉄・・・惜別1002号 撮影記 [鉄道写真撮影記]
前記事で触れた和歌山出張とその準備などでなかなか記事を書く時間が取れず、ちょっと鮮度落ちとなってしまいましたが、今回は先々週の土曜日(11/22)のお話となります。
このブログでは先日、東京メトロ(東京地下鉄)・千代田線の車両基地イベントをご紹介したばかりですが チヨダセソ!(*゚∀゚)=3ハァハァ! 、今回お伝えする記事も地下鉄の車両・・・いや、正確にいうと「元・地下鉄」の車両です (・o・*)ホホゥ。
都市圏の大手私鉄などで活躍した車両が第一線を退いたのち、地方のローカル鉄道(中小私鉄)へと譲渡されて第二の働きを見せるのはよくあることで、最近では元・地下鉄の車両も地方路線で目にする機会が増えました。そのなかのひとつが、千葉県の銚子市を走るローカル私鉄・「銚子電鉄(銚子電気鉄道)」。この鉄道には現在、元・京王帝都電鉄の車両が二本(二両編成の2000形)と、元・営団地下鉄の車両が二両(単行の1000形)在籍し、かつての古巣で活躍していた時代を知るファンたちを懐かしませています (*´ω`*)ナツカシス。しかし元・地下鉄車両の方は、車体の老朽化と運行ダイヤの見直し(運転本数の削減・・・)により、最近は出番が激減。ついに近日をもって、二両中の一両が引退することとなりました (´・ω・`)ショボーン。その当該車両には惜別の記念マーク(ステッカー)が貼り付けられ、この三連休は22日の土曜と24日の月曜(勤労感謝の日の振り替え休日)に終日運行されるとのこと。そこで、かねてから一度はじっくりと銚子電鉄を撮影してみたいと思っていた私は、この機会に同線を訪れてみることにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。天気予報によると終日運行される二日のうち、土曜のほうがいい天気になりそうです。
11月22日(土)
銚子へ向かうのに、千葉から乗車するのは総武本線。
千葉駅は路線ごとにホームが分かれており、
基本的に総武本線は7・8番線から発車します。
入線してきたのは、もうすっかりお馴染みの209系。
▲総武本線 千葉
今旅のスタートは千葉。最近はいすみ鉄道へ向かうために同駅から外房線を利用する機会が多かった私ですが、今回は久しぶりに総武本線の列車へと乗り込みます オヒサァ♪(*´∀`)ノ。銚子電鉄が走っているのはその名の通り、千葉県の最東端に位置する銚子。都心を起点とした場合、お世辞にもアクセスしやすいとは言えないこの地へ手っ取り早く行くには、東京駅から銚子までダイレクトに結ぶ総武本線の特急「しおさい」か、もしくは高速バスを利用するのが便利で一般的かと思われます (・o・*)ホホゥ。しかし乗り鉄派である私は、高速バスをあまり好みません σ(・ω・`)ウーン…。ならば、特急「しおさい」に乗ろうかとも考えたのですが (゚∀゚)オッ!、この日のお目当てとなる銚子電鉄の地下鉄電車は終日運転。つまり一日中ずっと運転されているわけですから、それほど急いで行く必要もなさそうです。だったら特急券代がもったいないし (´д`;)セコ…、久しぶりに乗る総武本線ですから、ゆっくりと車窓風景やその土地の空気感を味わいたいもの。というわけで、私が選んだのは普通列車です。都心から三時間、千葉からでも二時間と、特急や高速バス利用の倍近い時間を要しますが、そのぶん旅情は深いと思います ( ̄△ ̄ )ハア。
成田線との分岐駅である佐倉を過ぎると
車内はガラガラになったので、
朝食兼昼食として、千葉駅で買ってきた
「トンかつ弁当」をさっそくいただきます (゚д゚)ウマー!。
この「トンかつ弁当」は知る人ぞ知る名物駅弁で、
なんと500円というコストパフォーマンスの高さ!
w(゚0゚*)w オォー!!
トンカツで豚のコックというシュールな掛け紙も、
昔から変わりません ( ̄(∞) ̄) ブヒ。☆☆☆☆・
え? 元・通勤電車(京浜東北線)で、そのチープな造りから「走ルンです」などと揶揄された209系の普通列車に、旅情など感じられるわけがないって? いやいや意外とこの209系、その軽やかな車体が奏でるジョイント音が車内に響き、のどかな房総や北総台地の風景とマッチして、なかなかいい雰囲気なんです。ボックス席にて駅弁など広げれば、もう旅情満点 (´ー`)マターリ。今回、千葉から銚子まで乗り通してみて、個人的にこの209系はすっかり房総ローカル(千葉を起点とする房総半島各線の普通列車)に馴染んだなぁ・・・と感じました ( ´_ゝ`)フーン。正直、撮り鉄として見た時には、まったく面白味のない電車なんですけれどね (^^;)ゞポリポリ。そんな209系にのんびり揺られて、目的地の銚子に到着。
新宿0727-(中央628T)-御茶ノ水0736~0740-(総武緩行618B)-錦糸町0748~0750-(総武快速659F)-千葉0824~0839-(総武333M)-銚子1017
銚子に着いた総武線から降りると、
すぐ目の前に銚子電鉄の改札がありました。
お!さっそく赤い電車の姿が見えますね・・・。
▲総武本線 銚子
銚子ではJRの改札口を出ず、私が乗ってきた列車が到着したホームの東端にあるのが、銚子電鉄の(連絡)改札口です。次の銚子電鉄の発車は6分後と接続がよく、電車はすでに銚子電鉄専用ホームに待機していました。その電車というのが、まさに今回のお目当てである、この懐かしい車両です (゚∀゚)オッ!。
銚子電鉄ホームに停車していたのは、
元・営団地下鉄2000形の現・1000形。
この1002号の赤い色は、
かつての丸ノ内線(方南町支線)時代を復刻した塗装です。
▲銚子電鉄 銚子
マルノウチセン、イタ━━━ヽ(´∀`)ノ━━━ッ!!
何を隠そうこの電車こそ、かつて営団地下鉄の銀座線や丸ノ内線で活躍していた2000形車両で、現・銚子電鉄の1000形です (゚∀゚*)オオッ!。営団2000形は、銀座線用として1959年から63年までの間に104両が製造。長らく同線の顔として走り続けてきましたが、後継となる01系への置き換えを理由に営団からは93年に引退。その後、両運転台化、さらには架線集電方式への変更(パンタグラフの取り付け改造など)が施されたうえで上、94年と96年に二両が銚子電鉄へと譲渡されました (・o・*)ホホゥ。
営団地下鉄 銀座線時代の2000形(右。左は後継の01系)。
この姿に懐かしいと感じる方も多いのではないでしょうか。
。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス…
銀座線や丸ノ内線は上空に張られた架線からの集電方式ではなく、
軌道脇にある第三のレールから集電する第三軌条方式だったため
同車を銚子電鉄へ譲渡する際には、集電装置等の変更が施されました。
ちなみにwikiさんによると、
パンタグラフは日比谷線用の3000系で、
台車は富士急モハ5700形(元・小田急2200形)の台車を
流用したらしい。
▲93.7 営団地下鉄(当時)銀座線 渋谷
銀座線からの引退が近づき、
惜別のヘッドマークが掲げられた2000形。
サイナラ~(´;ω;)ノ~~~
銀座線から引退した2000形は銚子電鉄のほか、
茨城県の日立電鉄(常北太田~鮎川)へも譲渡され、
同鉄道が廃止となる2005年まで活躍していました。
▲93.7 営団地下鉄(当時)銀座線 渋谷
ところで、銀座線時代の2000形は思い浮かぶけれど、丸ノ内線は違う車両じゃなかったっけ? σ(゚・゚*)ンー… と、思われる方も多いと思います。そう、たしかに丸ノ内線で主に使用されていた赤い電車は、サインウェーブ(∞∞∞こんなやつね)が特徴の500形でした。しかし丸ノ内線のなかでも、途中の中野坂上から分岐する方南町支線(中野坂上~方南町)では、この2000形が使用されていて、まさに今、私の目の前にいる赤地に白帯という出で立ちで活躍していたのです (´ε`)フ~ン。
残念ながら私は丸ノ内線(支線)時代の2000形を
撮ったことがありませんでした。
これは銚子電鉄の仲ノ町駅に掲げられてあった、
丸ノ内線時代の写真です。
そんな元・営団2000形の現・銚子電鉄1000形は、二両在籍するうちの一両(1001号)が銀座線カラーのオレンジ色に、そしてもう一両(1002号)がこの丸ノ内線カラーの赤色に復刻されており、先に引退が発表されたのは丸ノ内線の方。銚子に停車していた1002号の正面には既報通りに惜別のマーク(ステッカー)が貼られていました。
運転室の窓下に貼られた「ありがとう」マークのステッカー。
過去の同車が纏った塗装がイラストで再現されています。
ちなみに現在の丸ノ内線カラーが復刻されたのは、2011年から。
▲銚子電鉄 銚子
助手席側に設置されている行先方向幕も、
惜別ステッカーと同デザインのものが入った、
特別仕様となっていました。
これも一種の「レア幕」? (゚∀゚*)オオッ!
お目当ての車両を目の前にして、ついつい興奮気味に写真を撮りまくっていると パシャ!バシャ!【◎】]ω・´)パシャ!バシャ!、車掌さんから「まもなく発車しますよ~ (」´0`)」オーイ! 」との声がかかります。そういえば、わずか6分の接続だったっけ・・・テヘ☆(;^┰^)ゞ。あわてて車内へ入ります。連休初日で晴天にも恵まれたこの日、単行電車の車内は犬吠埼などへ行くと思われる観光客で賑わっており、ギリギリに乗り込んだ私は席へ座ることができずにドア横に立っていましたが、そこで目に留まったのがコレ (゚∀゚)オッ!。
ドア横の壁に設置されている非常灯。
もちろん今では非常時にしか点灯しないと思われますが、
これを見て懐かしいと感じる方もいるハズ。
何ともレトロな非常灯。実はこの装置、銀座線で使用されていた時代には、集電する第三軌条のレールが途切れるポイントなど(一種のデッドセクションね)を通過する際に室内の電気が一瞬消えて、この非常灯のみが点灯するといった現象が日常的に見られたのです。これも2000形を語る上では、欠かせないエピソードのひとつですね (*´ω`*)ナツカシス。
私を乗せた外川(とかわ)行きの電車は定刻に銚子を発車。当地の名産品である醤油の工場などをかすめながら、ゆっくりと銚子の街中を進みます。銚子電鉄はJR総武本線の銚子を起点に、犬吠埼灯台に程近い犬吠(いぬぼう)を経て、漁港の町・外川までを結ぶ、全長わずか6.4キロの短いローカル私鉄です。半島の突端に位置するものの車窓からは海が見えず、市街地や田畑のなかを淡々と走るだけの地味な路線なのですが、銚子電鉄と言えばなんといってもその名を広く知らしめたのが、赤字と資金不足により電車の整備が行えず、その費用を同社で製造・販売している「ぬれ煎餅」で賄ったという話 ( ̄△ ̄ )アア…アッタネ。この話題はメディアなどでも多く取り上げられて「ぬれ煎餅」は大ヒットとなり、無事に車両の整備費を確保。そして「ぬれ煎餅」は今も同鉄道の代名詞とも言える名物になっています センベードゾー(・∀・)つ◯。そんな銚子電鉄を私が訪れるのは、今から五年前にたまたま仕事で銚子へ来た際、ついでに銚子の街中(仲ノ町付近)で引退間際の旧型車をちょっとだけ撮ったことがありましたが、乗車ともなると実に20年ぶりのこと。ホントはこんな葬式鉄・・・もとい、おくり鉄ではなく、以前からずっと撮影に訪れたいと考えていた同線なのですが、都心から三時間という銚子までのその遠さと、お目当ての1000形が確実に動いているのかどうかがわからず(ふだんは元・京王車の2000形が主力として使われています)、なかなか撮影に行く踏ん切りがつきませんでした σ(・ω・`)ウーン…。
今から五年前、
クルマで来た仕事のついでに立ち寄って、
ちょこっとだけ撮影した銚子電鉄。
この時は1000形よりもさらに古い、
700形(元・近江鉄道)や800形(元・伊予鉄道)が
まだ走っていました。
▲09.7 銚子電鉄 観音-仲ノ町(上)/仲ノ町(下)
さて、今回の銚子電鉄撮影では、どうしても撮りたいと思っていた撮影地が一カ所あり、そこだけはあらかじめ調べてきたのですが、そのほかは全くのノープラン。午後が順光となるお目当ての撮影地へ行く前に、どこかもう一カ所くらい立ち寄りたいところです。銚子電鉄に乗ったのが20年ぶりなので、沿線風景などはかすかにしか覚えてないけれど、たしか海鹿島(あしかじま)っていう変わった名の駅近くに、撮りやすそうな抜けのよい場所があったよなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…などと、うろ覚えの記憶を頼りに乗り続けていると、たしかに列車は海鹿島と君ヶ浜の間で広い畑へと出ました (゚∀゚)オッ!。その農道にはカメラを向ける同業者の姿も見られます 【◎】]ω・´)パチッ!。ちょうど今の時間帯(午前遅く)の光線状態は良さそうなので、私もここで撮ることを決め、次駅の君ヶ浜で下車。
私が降りたのは、ホームの床が石畳風の君ヶ浜。
外川へと向かう丸ノ内線を見送ります。
▲銚子電鉄 君ヶ浜
なんだか不思議な形の君ヶ浜駅・・・ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ? 。
実は、海に近いこの駅は
もともとイタリア風(?)をコンセプトにして造られ(改装)、
ホームの床は石畳っぽく、そして入り口には立派な
白亜のアーチゲートが建てられていたそうなのですが、
老朽化と安全上の理由から上部のアーチ部を撤去し、
柱だけが残されてこうなったらしい・・・(´д`;)トホホ…。
▲銚子電鉄 君ヶ浜
銚子1023-(銚電17)-君ヶ浜1038
車窓に見えた広大な畑は、駅から歩いてすぐでした。
畑に整然と並ぶこの農作物はキャベツです。
駅から海鹿島方向へ5分も歩くと、すぐに車窓から見えた畑へと出られました。見渡す限り一面に広がるこの農作物は、当地の温暖な気象条件と土壌によって育まれたキャベツで、その名も銚子名産「灯台キャベツ」です (・o・*)ホホゥ。ちょうど農家の方がいらっしゃったので、近くの農道から電車の撮影をしてもいいかと尋ねると、畑に入らなければOKとのこと (*`д´)b OK牧場! 。ちなみにオジサンからは「こんなトコ、大したモノが来ないだろ? 電車撮るならいすみ(鉄道)に行ったほうがいいよ。ヾ( ̄w ̄*)」なんて言われてしまいました。同じ千葉県内とは言え、いすみ鉄道のことなどよく知っていらっしゃいますね (^^;)ゞポリポリ。でもここはここで、いすみ鉄道にはない魅力がたくさんあります。もちろん狙いの元・地下鉄車両もそうですが、この広大なキャベツ畑こそ、銚子電鉄ならではの素晴らしい情景と言えるでしょう。な~んて、ホンネ半分、ゴマスリ半分で話していたら、オジサンは笑っていましたけれどね。そんなやり取りをしていると、やがて先ほど君ヶ浜で見送った丸ノ内線こと1002号が、外川で折り返して戻ってきました (゚∀゚)オッ!。ちなみに、先ほど車窓から見た同業者さんは撤収してしまったらしく、私一人で撮影です。
キャベツ畑をかすめて走る、丸ノ内線カラーの1002号。
銚子に来て20年が経つ地下鉄電車は
もうすっかりのどかな風景に溶け込んでいました。
▲銚子電鉄 海鹿島-君ヶ浜(後追い)
キャベツ畑を行く丸ノ内線が撮れました~ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ ♪
快晴の青空、緑のキャベツ畑、そして赤いボディの単行電車。もともと丸ノ内線時代を復刻したというこのカラーリングですが、赤い電車がのどかな風景に映えていいですね!(・∀・)イイネ! なんだか可愛らしさすら感じます。幸先よく、一発目からいい画が撮れました ヨカッタ(*⌒∇⌒*)ヨカッタ。次の列車は、銚子で折り返して45分後に戻ってくる同車です (゚∇゚;)エッ!?
今度はタテ位置でキャベツ畑を多く入れてみました。
地下鉄時代にはなかった前パンを振りかざす姿が
凛々しく見えます。
▲銚子電鉄 海鹿島-君ヶ浜
も一度、丸ノ内線が撮れました~ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ ♪
・・・って、ここでお気づきかと思いますが (`ロ´)ハッ!、実は現在の銚子電鉄は日中の運行ダイヤが一運用のみ(朝の通学時間帯は二運用)。つまりこの日は終日、1002号だけが銚子と外川の間を行ったり来たりするだけです (^^;)ゞソーナンダ…。以前は日中も二運用で30分間隔のパターンダイヤが組まれていたそうですが、利用率低迷による運転本数の削減で、現在は一運用のみで一時間に一本(間隔不均一)となってしまいました。運用に就いている1002号がお目当ての車両ではあるけれど、他の車両が動いているところを全く見られないのは、ちょっと寂しい気もしますね 。できればこの機会に銀座線カラーの1001号や、元・京王車の2000形なども撮りたかったところです σ(・ω・`)ウーン…。そんなワケで、結果的には同じ電車ばかりの撮影となるので、少し撮り方に変化をつけてみましょう。
直線上に姿を現した赤い電車・・・(゚∀゚)キタッ!。
引き付けて・・・
古参電車が醸し出すシブい表情を真正面から狙います。
傍らに立つ木製の架線柱もいい脇役となりました。
▲銚子電鉄 海鹿島-君ヶ浜
南北にまっすぐと線路が敷かれているこのあたり、正午近くの時間帯は両サイドに光がまわらない、いわゆる「面順(列車の正面だけが順光)」状態だったので、思い切ってアウトカーブから望遠レンズで列車の顔だけを狙ってみました。半世紀以上もの長い活躍を物語る、ウェザリングの効いたその表情は迫力満点!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜掲げられた「ありがとう」ステッカーや特別仕様の方向幕もしっかりと写ったことで、いい記録にもなりました。
さらに折り返しを、
今度はキャベツ畑が見下せる高台から狙ってみましたが、
まだ手前サイドまで光がまわりませんでした・・・(゚ペ)ウーン…。
▲銚子電鉄 海鹿島-君ヶ浜(後追い)
さて、お昼の面順時間帯が過ぎ、これからは徐々に車体の西側へと光が当たりはじめます。そこで、午後が順光となるあらかじめ調べてきた撮影地へ、そろそろ移動することにしましょう 。本来その撮影地へ行くには、私が今いる君ヶ浜よりもひとつ先(外川寄り)にある犬吠が最寄駅なのですが、次の下り列車は40分後。君ヶ浜と犬吠の駅間はわずか一キロ程度なので、列車へ乗らずに歩いて向かうことにしました ε=ε=ε=┌(*・ω・)┘テクテク。犬吠駅から撮影地まではさらに一キロで合計二キロの道のりですが、徒歩鉄にとっては大したことありません。でも、急げば40分後の列車がそこで撮れるかも・・・(*゚0゚)ハッ!! と、無理に早歩きをしたせいで、思ったよりもキツく感じることになってしまいました。そもそもお目当ての場所は高台にあるので、道のりの後半は急な上り坂だったんですよね・・・ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...。息を切らせながらも、なんとか電車の通過10分前にたどり着いたのは、こんな撮影地・・・というより、こんな施設でした。
私がやってきたのは、
その名も「地球の丸く見える丘展望館」
(入場料・大人350円)。
ちょっと面白い名前の施設ですが、
いったいどんなところなのでしょうか? σ(゚∀゚)マルク?
銚子で一番高いところ、愛宕山の頂上にある有料展望台「地球の丸く見える丘展望館」は、施設の屋上(展望台)から雄大な太平洋の海景色や屏風ヶ浦などが一望できる、銚子観光の人気スポット。そして私がやって来たことでもわかるように、ここからは麓を走る銚子電鉄も眺めることができるのです (゚∀゚*)オオッ!!。しかも背景には海が大きく広がるという絶好のロケーションですから、俯瞰撮影好きの私としては、ずっと訪れてみたいと思い続けていた場所でした。さっそく入館して屋上に上がります o( ̄▽ ̄o)ワクワク。
屋上にある展望台からの景色は、
東西南北どの方向にも海が見えます。
(視界360度中、330度までが水平線の大パノラマ!)
ぐるりとまわりを海に囲まれたこの情景は
半島の突端に位置する銚子ならではのもので、
遠くの水平線を眺めていると、
まさに“地球が丸い”という事を実感できます。
(四分割の写真は、左上から右下にかけて、
東西南北それぞれの眺望です。)
東側には銚子のシンボル、犬吠埼灯台の姿も見えます。
おお~!これはまさに期待通りのダイナミックな眺望です!w(゚0゚*)w オォー! 青い空、青い海が気持ちいいっ!キモチ(・∀・)イイッ!・・・んですが、ハテ?線路はドコにあるのだ? (「゚ー゚)ンン? あまりにも雄大な景色のなかで、か細い銚子電鉄の線路が見当たりません。海の方に望遠レンズを向けてキョロキョロしていると <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ、観光客の方からは「何が見えるんですか?ひょっとしてクジラですか? c(゚.゚*)クジラ? 」などと尋ねられちゃいました(笑)。そんな紛らわしさを見せてしまったなか、そろそろ電車の通過時刻を迎えるので、とにかく風景のなかを動く「赤いモノ」に注意していると・・・アカ(@_@*)アカ お!見えたっ!(゚∀゚)オッ!
海を臨む展望台からとらえた、赤い・・・あれ? (゚ω゚=)ンン?
あ、違った。(゚∀゚)アヒャ☆
あらためて消防車の数分後・・・
今度こそ、海を臨む展望台から
赤い電車の姿が確認できました。
▲銚子電鉄 海鹿島-君ヶ浜
赤い電車を目で追いながら、
いちばん抜けのよいところでシャッターを切ります。
キャベツ畑の向こうに、森を隔てて広がる青い海・・・
そんな銚子らしい風景のなかを
赤い電車はのんびりと走ってゆきました。
▲銚子電鉄 君ヶ浜-犬吠
海バック俯瞰で、1002号が撮れました~!ワ━━ヽ(*≧∇≦*)ノ ━━イ ♪
一瞬、消防車に惑わされたのもご愛嬌。まさに思い描いていたようなスケールの大きな画を撮ることができました。やはり赤い電車の存在感はハンパなく強いですね!(o ̄∇ ̄o)スンバラスィ! 私の念願だったここからの俯瞰撮影は、普段の運用に就くことが多い元・京王車の2000形だとボディカラーが緑(2001F)か白(2002F)なのであまり風景に映えず、できれば赤い丸ノ内線(1002号)か黄色い銀座線(1001号)をここで撮りたいな・・・と思っていたので、このカットはそれが叶ったような本当に嬉しい一枚です。引退前にココから撮ることができてよかった ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。。
屋上からの眺望がメインの
「地球の丸く見える丘展望館」ですが、
館内には他に銚子の名産品を紹介・販売するコーナーや
軽食がとれる喫茶ラウンジなどもあります。
ちなみこれは、館内に展示してあった過去の観光ポスター。
銚子と言えばやっぱり「澪つくし」ですよね~(^^)
展望台からの撮影で満足のいく結果が得られたので、これで終了してもよかったのですが、雲のない快晴が続いていることだし、それに先ほどの君ヶ浜のキャベツ畑にちょっと良さげなアングルがあったので、最後にもう一本だけ撮ってゆくことにしました。再びキャベツ畑ポイントまで二キロの道のりを歩いて戻ります ε=ε=ε=┌(*・ω・)┘テクテク。次の電車は15時半。今の時期ではだいぶ日が傾いてきてきました。この光線をウマく活かせることができるかな? σ(゚・゚*)ンー
穏やかな晩秋の午後。
キャベツ畑の中にある小さな踏切を、
西日に照らされた単行電車が横切ります。
▲銚子電鉄 君ヶ浜-海鹿島
ギラリ、キタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
実はこの付近へ最初に来た時から目に留まっていたのが、キャベツ畑のなかにある小さな第四種踏切(遮断機も警報機もない簡素な踏切)。このアイテムを何とか絡ませたいなと考えて、光がまわる時間帯(午後遅く)に戻ってきたのです。たしかにのどかないい雰囲気のカットが撮れました。でも、車体がギラリと光るタイミングと架線柱の位置がどうも気になってしまい、ちょっと中途半端な構図になってしまったようにも思います (゚ペ)ウーン…。ここはギラリを捨ててでも、もう少し列車を踏切り寄りに引きつけるべきだったかな・・・と。やっぱりこういう画はアングル選びが難しいですね (^^;)ゞポリポリ。
同じ列車をすぐに振り返って形式撮り。
赤い電車が夕方のエロい光に照らされて、
いっそう赤く見えました。
▲銚子電鉄 海鹿島-君ヶ浜(後追い)
ゆっくりと目の前を横切る1002号。振り返って後追いを撮る余裕もあったので、こちらはビシッとした形式写真風に狙ってみました。斜光が単行電車のごっちゃりとした足回りをきれいに浮かび上がらせて、なかなかいい感じです (・∀・)イイネ。ここではむしろ踏切カットよりも、こちらの形式写真の方が大きな成果だったかもしれません 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。去りゆく赤い電車を見送って、撮影は終了です。
キャベツ畑のなかの第四種踏切。
もう少しウマく画にしたかったな・・・σ(・∀・`)ネー。
また撮影に来ようっと。
ところで、銚子へ向かう上り列車は、今撮影したのが行っちゃったばかりで、次は50分待ち (・ε・`)シャーナイネ。でも先述したように銚子電鉄は一本の電車がピストン運転する一運用体制ですから、今度の上り列車は次に来る下り列車の折り返しということになります(なんだかややこしい言い方だね (´∀`;)ハハ)。ならば、せっかく乗り降り自由の一日乗車券を持っていることだし、ここはとりあえず次の下り列車へ乗り、いったん終点の外川まで行ってから、銚子へと戻ることにしました。
次の下り列車までも30分以上の待ち時間があったので、
君ヶ浜から犬吠まで歩いてきました ε=ε=ε=┌( ・_・)┘テクテク。
無人駅で簡素な君ヶ浜に対して、
犬吠の方は土産物店やギャラリーなどが駅に併設されていて、
待ち時間を適度に潰すことができます。
▲銚子電鉄 犬吠
あ、犬吠駅にはレンタサイクルがあったのか ( ̄。 ̄;)ア…。
知っていればこれを借りて、
君ヶ浜と展望館の往復も楽だったのになぁ・・・(・ε・`)チェ。
次に来ることがあれば、ぜひ活用したいところです。
銚子電鉄の「鉄道むすめ」(イメージキャラクター)は、
「外川つくし」サン。
外川の駅名と「澪つくし」から来ているのね・・・(・ェ・*)ナルヘソ。
でも、個人的には「澪」って名の方が萌えたかも
(ね、たじまーるさん(笑))。
君ヶ浜から犬吠まで歩いて来たのには、
時間つぶしのほかにもう一つの理由があります。
実は銚子電鉄の一日乗車券「弧廻手形(¥620)」を持っていると
犬吠駅の売店で、名物の「ぬれ煎餅」が一枚もらえるのです。
センベードゾー(・∀・)つ◯ヽ(´▽`*) ワ~イ ♪
そのほか今回撮影に利用した
「地球の丸く見える丘展望館」の入場料も、
一日乗車券に付いている割引券で一割引きとなります。
かろうじて残る西日を受けて、
犬吠のホームに下りの外川行きが入ってきました。
コレに乗って終点まで行きます。
▲銚子電鉄 犬吠
犬吠1600-(銚電27列車)-外川1602
犬吠から終点の外川まではひと駅 (・ω・)トウチャコ。
こぢんまりとした味のある木造駅舎は、
大正12年(1923)の開業時に建てられたものです。
ここは、先ほどの展望館で当時のポスターを見かけた、
朝ドラ「澪つくし」のロケ地で、
そのことを伝える看板が駅前に立っています。
▲銚子電鉄 外川
外川の構内には、
すでに引退した800形(801号)が
今も留置(保存?)されています(右) (゚∀゚)オッ!。
この801号は1950年製で、
59年製の1002号よりも9歳年上です。
▲銚子電鉄 外川
朝の往路では混雑していて
撮ることができなかった1002号の車内を
あらためて撮影。
営団時代とほぼ変わらない様子で、
懐かしさを感じます。
床材は譲渡時に張り替えられたのかな? σ(゚・゚*)ンー
車内にも貼られた「ありがとう」ステッカーと、
営団2000形(2040号)時代からの製造銘板。
「昭和34年 日立」の文字があります。
この列車の車掌さんは、リアル鉄道むすめさん。
1002号の引退記念に
一枚撮らせていただきました (^_[◎]oパチリ。
(引退とは関係ないって? ^^;)
運行ダイヤの都合による時間潰しのためだけに行ったような外川でしたが、その折り返し時間を利用して、久しぶりに銚子電鉄の名所ともなっている古い木造駅舎を眺め、さらに1002号の車内などもじっくりと記録することができたので、決してムダな時間ではなかったように思います(硬券きっぷを買い忘れたのが心残り・・・^^;)。そして折り返しの上り列車、私が降りたのは終点の銚子・・・ではなく、そのひとつ手前の仲ノ町 ( ̄△ ̄)エ?。実はこの仲ノ町には銚子電鉄の車両基地(仲ノ町車庫)があり、ホームからもそこに留置されている車両などを臨むことができるのです (・o・*)ホホゥ。そして、ここでのお目当てというのがコチラの電車 (゚∀゚)オッ!。
仲ノ町の側線に留置されていたのは、
銀座線2000形を復刻した、
オレンジ色の1000形・1001号。
私が乗ってきた丸ノ内線カラー1002号との
並びが見られました。
▲銚子電鉄 仲ノ町
ギンザセン、イタ━━━ヽ(´∀`)ノ━━━ッ!!
そう、今日一日撮影してきた1002号の僚機で、銀座線復刻色の1001号。往きの車内から仲ノ町の側線に留置されているのを見かけて、帰りに立ち寄って撮ろうと考えていたのです。冒頭で銀座線時代の写真を紹介しましたが、やはり個人的に2000形はこのオレンジ色の方が印象深くて、より懐かしさを感じます 。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス…。現在はこちらもあまり運用に就く機会が多く無いみたいですが、できれば引退前に走っているところを撮りたいものですね。ちなみに来年の元日に運転される初詣臨では、この1001号と1002号が連結運転されるとのこと (゚∀゚*)オオッ!。撮りに行きたいところだけれど、元日かぁ・・・(^~^;)ウーン…
外川1609-(銚電28列車)-仲ノ町1628
銚子電鉄の車庫が隣接する仲ノ町駅。
外川同様に開業時からの木造駅舎で、
駅としての機能のほか、
銚子電鉄の本社もこの駅舎内にあります。
▲銚子電鉄 仲ノ町
仲ノ町車庫に佇んでいたのは、
同鉄道のマスコット的存在である
日本一小さな電気機関車・デキ3形。
その後ろは現主力の元・京王車、2000形です。
ちなみに仲ノ町車庫は、
仲ノ町駅の入場券で構内の見学が可能になっています。
▲銚子電鉄 仲ノ町
丸ノ内線カラーの1002号が引退するということで、久しぶりに訪れた銚子電鉄。この日は一日じゅういいお天気に恵まれて、広大なキャベツ畑や雄大な海バック俯瞰などの銚子電鉄らしいロケーションで1002号の撮影を楽しむことができ、さらに動いてはいないものの銀座線カラーの1001号も見られて、銚子電鉄を存分に満喫することができました ヨカッタ(*⌒∇⌒*)ヨカッタ。初めは懐かしい昔の丸の内線に会いに来たという感覚だったのですが、一日の撮影を終えたころには、もうすっかり「元・地下鉄」というよりも、「銚子の赤い電車」というイメージの方が強くなっていたように思います。それだけこの1000形という車両が、銚子電鉄のロケーションに違和感なく馴染んでいたということでしょう。銚子の赤い電車こと1002号。引退は残念ですが、最後にいい思い出作りができました。
銚子を前に仲ノ町で途中下車してしまった私ですが、仲ノ町と銚子の駅間はわずか0.5キロ。一時間後の上り列車を待つよりも歩いて向かった方がずっと早いです ε=ε=ε=┌( ・_・)┘テクテク。ただ・・・夕暮れの街中を歩いていた私は、銚子駅へたどり着く前に赤提灯の誘惑に負けてしまい (゚∀゚)オッ!、結局、銚子の街をあとにしたのは、日がとっぷりと暮れたあとでした(笑)。
せっかくなので、帰る前に銚子の街で一杯。
銚子沖で穫れたイワシを刺身でいただきます (゚д゚)ウマー!。
合わせるお酒は、地酒「銚子の誉」。
ちなみに「銚子」という地名は、
利根川が海に出る河口部分が酒器の「お銚子」に
似ているからという由来があるそうです。
∪ヽ(~▽~*)ウィ~
帰りは特急「しおさい(16号)」で新宿まで一直線・・・
などと考えていましたが、
特急券代は飲み代に化けてしまいました。
ヾ(@~▽~@)ノ ホヘェ~?。
なので、帰りも「走ルンです」のドンコー列車です。
▲総武本線 銚子
千葉に着くと、東京方面の総武快速線が
トラブル(人身事故・・・)で止まっていたため、
やむなく緩行線(各駅停車)を使います (・ε・`)チェ。
でも、そこに待機していたのが「チーバくん」ラッピングで、
ちょっとテンションが上がりました (゚∀゚*)オオッ!!
「ゆるキャラ運」降臨!?
(結果的に「しおさい16号」も、抑止がかかったらしい)
▲総武本線 千葉
銚子1734-(総武378M)-千葉1930~1935-(総武緩行1909C)-御茶ノ水2028~2034-(中央2059T)-新宿2045