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山口01・・・小野田線 クモハ123撮影記 [鉄道旅行記]

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2015.10.24・25 山口遠征
01
秋晴れのもとを行く、黄色い単行電車!
小野田線 クモハ123 撮影
 
  

10月14日に「鉄道の日*」があることから、各地で車両基地公開や特別なイベント列車が設定され、さらに晴天日が比較的多くて気候的にも過ごしやすい秋は、撮り鉄をするのにベストシーズン (゚∀゚*)オオッ!!。芸術の秋や食欲の秋と並び、まさに「鉄道の秋」と言ってもいいでしょう ヽヾノ・∀・`)イヤイヤ…(*1872年のこの日に日本で初めての鉄道が開業したことに由来する)。ところが私にとって今年の秋は、ちょうど仕事が多忙になるピークと重なってしまい(定年退職で一人減っちゃったしね・・・) アワアワヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアワアワ、9月末のシルバーウィークも、体育の日の三連休も、あまり遠出をすることができませんでした σ(・ω・`)ウーン…。しかも、忙しい合間を縫って出撃すれば、天気に恵まれないという最近の私(京葉線の189系団臨前回の「カシクル」」など)(・ε・`)チェ。もう、フラストレーションが溜まりまくりです ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。そんななか、ようやく仕事のピークに先が見えかけたとき、機を見計らってというワケではないのでしょうが、会員登録している飛行機会社からマイレージの有効期限が迫っているという通知が送られてきました メールダヨ(゚_ゝ゚)ノノ(((([\/]。ああ、そう言えば10月末で有効期限が切れちゃうマイルがけっこう残っていたんだけ・・・ σ(゚・゚*)ソーイエバ…。仕事ではちょくちょく飛行機に乗る機会があっても、プライベートの旅ではあまり活用しない私(鉄だからね ^^;)。今夏に北海道の旅をした時も、羽田から稚内までの往路にあたる片道分しかマイルを使いませんでした(復路は鉄道利用で帰京)。告知された10月末で失効してしまう分のマイルは大した数ではありませんが、使わないで消えちゃうのはもったいない (゚ペ)ウーン…。ここは思いきって期限間近の分だけでなく、残ったマイルの大半を使ってどこかへ飛んでしまおうと、急きょ旅の計画を立てることにしました (゚∀゚*)オオッ!!。北海道?九州?久しぶりに四国もいいなぁ・・・などと、ずっと放置していたマイルなのに、いざ旅へ出ようとするといろいろなところが思い浮かんで迷っちゃいます σ(・∀・*)ドコイク?。でも、やはり私は鉄ちゃんなので、その旅先では何かしらの乗り鉄、もしくは撮り鉄的な要素が欲しいところ σ(゚・゚*)ンー…。そこで選んだ旅先は、本州の最西端に位置する山陰と山陽の二つの顔を持つ県で、私にとってはかなり久しぶりの訪問となる、山口県に決めました m9(`・ω・´)ケテイ!!。山口とはまたシブい・・・と思われるかも知れませんが c(゚.゚*)ヤマグチ?、この地で私の目的とする路線、列車とはいったい何なのか? そして最近は晴れ運が下降気味の私に、お天道様は微笑んでくれるのか? 飛行機で行く秋の山口、撮り鉄旅のスタートです! (/*´∀`)o レッツラゴー♪

(例のごとく今回も長めの記事となっていますので、時間のあるときにゆっくりとお読みいただくか、本文をすっ飛ばして写真とキャプションで流れを掴んでいただけたらと思いますm(_ _)m)


10月24日(土)

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目的地を山口に決めた秋の遠征、
まず羽田から向かうのは山口県南部にある山口宇部空港。
飛行機の種類はよー解りませんが、こんな飛行機に乗りますた。
⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ ブーン
▲15.10.24 羽田空港

今旅の目的地である山口県へ飛行機で行くには、県内東部・岩国市の岩国錦帯橋空港(岩国飛行場)、西部・宇部市の山口宇部空港、そして近接県にある島根県益田市の萩・石見空港、福岡県北九州市の北九州空港などを利用するのがポピュラーなところではないでしょうか (・o・*)ホホゥ。そのなかで私が今回選んだ便の行き先は、山口宇部空港 σ(゚ー゚)ウベ?。山口には何度か訪れたことがある私ですが、過去はすべて鉄道でのアクセスだったので、この空港を利用するのは初めてです (=゚ω゚)ノ オハツ!。ちなみに新幹線で東京から山口県主要部の新山口まで行くと、最速の「のぞみ」でも四時間以上かかりますが、飛行機だと羽田~宇部はわずかに一時間半の飛行時間。やっぱり飛行機は速いねぇ・・・ ⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ ブーン。今回、出発日ギリギリの数日前にマイル枠で搭乗予約を検索したところ \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、羽田発の宇部行きは7時半の朝イチ便がすでに満席だったため、仕方なく私は10時半の二便目に搭乗 (・ε・`)シャーナイネ。それでもお昼の12時過ぎには宇部へと着くことができます。ホントは第一便に乗って現地での時間を少しでも有効に使いたかったところなのですが、仕事疲れが溜まっていたことを考えると、むしろ家をゆっくりと出られたぶん、第二便でヨカッタのかも (´ω`)ソウネ。列車では車窓を眺めていて眠ることが少ない私ですが、飛行機ではいつも爆睡 ZZZzz…(_ _*)。山口までの空旅はあっという間でした (*゚ロ゚)ハッ!!。

東京・羽田1020-(ANA693)-山口宇部1205

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山口宇部空港の到着ロビーでは、
下関の名物、ふく(フグ)がお出迎え ∈( ゜◎ ゜)∋。
そろそろ旬の季節ですねぃ。。。(゚¬゚)ジュルリ

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初めて降り立った山口宇部空港。
立地している宇部市の他、山口市や下関市へのアクセスもよい、
山口県西部の空の玄関口です (・o・*)ホホゥ。
モロにド逆光の写真ですが、天気は上々のよう。
(´▽`*)イイテンキ
~♪
▲15.10.24 山口宇部空港

さて、大都市ではなく比較的小さな地方空港から近隣都市へのアクセス方法はと言うと、仙台の空港アクセス線や宮崎の宮崎空港線のように、空港のターミナルビルへ鉄道路線が直結している例は稀で、たいていの場合は連絡バスが主な移動手段 (゚ー゚)バス…。この山口宇部空港からも、宇部や山口、下関の市内とを結ぶ連絡バスが発着し、東京からの到着便に合わせるような運行ダイヤが組まれています (・o・*)ホホゥ。しかし私はバスに乗らず、空港の到着ロビーを出ると徒歩で移動を開始 ( ̄△ ̄;)エ?。実は山口宇部空港のすぐ北側には、宇部線というローカル線が走っていて、空港に直結こそしていないものの徒歩で数分程度のところに駅があるのです (゚∀゚*)オオッ!。私の計画ではバスで市内へ向かうよりも、この宇部線に乗った方が効率いい・・・ハズでした (゚ー゚)ハズ?

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空港ロビーを出て空港利用者の駐車場脇を抜け、
県道を横断すると、すぐに宇部線の線路に突き当たり、
左手には駅が見えてきました (゚∀゚)オッ!。

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空港のターミナルビルから北へ600メートル、
徒歩10分弱のところにある、宇部線の草江駅。
一面一線の単式ホームに簡易的な待合室があるだけ

小さな無人駅です。
▲15.10.24 宇部線 草江

空港から歩くこと8分ほどで着いたのは ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、山口宇部空港前駅・・・ではなく、草江(くさえ)という名の小さな無人駅。空港へ便利な立地にあるものの、とくに空港連絡駅であるような注釈は見られず σ(゚・゚*)ンー…そして少なくとも先ほど着いた東京からの便でこの駅を利用するのは、私だけみたいです (・ω・)ボツン。空港連絡バスのように飛行機の到着に合わせたダイヤが組まれているワケではなく、一時間~一時間半に一本程度とけっして運転本数の多くない宇部線ですが、次の宇部新川行き下り列車は私が駅に到着してから15分後の12時42分発と、なかなか接続がよろしい (゚∀゚)オッ!。ただ、列車は定刻よりも3分ほど遅れて草江駅に入ってきました。その理由とは・・・(=゚ω゚=;)ンン!?。

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草江駅に入ってきた宇部線の宇部新川行き。
二両編成の105系だと思いきや、
単行の123系でした (゚∀゚)オッ!。
▲15.10.24 宇部線 草江

私はてっきり同線の主力車両である、二両編成で三扉車の105系がやって来るものだと思っていましたが、現れたのは単行(一両)で変則的な二扉車(後述)の123系でした (゚o゚*)オッ!。それを見て、日中の宇部線は一両でもまかないきれる程の少ない輸送量なんだ・・・σ(゚・゚*)ンー…と思いきや、なんと車内は下校時の学生などで超満員! ∑(`□´;ノ)ノ ナニーッ!! まるでラッシュ時の山手線並みの激混みです [iiiiiiiiiiiii]ギュウギュウ (´д`;)人大杉…。しかも、山手線ならば片側に両開きの扉が四つあるので乗降もスムーズですが、この123系には車両の両端に片開きの一枚扉が二カ所あるだけ。整理券方式のワンマン列車ということもあり、車内の奥に入っている人が駅で降りようとすると、かなりの時間を要します。 ハイハイ…(((((((( ・ω・)⊃ オリマツヨ…。そして降車客がなんとか済んだところで乗車開始 ε=(;゚д゚)ノ ノリマツ!。どうにか私は乗り込んだものの、これでは大型キャリーバックを持った空港利用者などはとても乗ることができず、たしかに空港アクセス路線としての役目はキビシいものがありますね・・・ "o(-"-;*) ウゥム…。列車の遅延はこの乗降にかかる時間が招いたもので、その後も駅へ着くたびに遅れは増してゆき、終着の宇部新川には7分遅れで到着。たかが7分、されど7分 (゚ー゚;)ナナフン…。この程度の遅れでも、私にとっては致命傷になりかねない誤算でした ( ̄△ ̄;)エ…

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宇部線の主要駅である宇部新川。
同駅には宇部線のほかに、
隣駅の居能(いのう)から分岐する、
小野田線の列車も発着します
(・o・*)ホホゥ
右は宇部行きの宇部線で105系。
そして左が小野田行きの小野田線で123系。
▲15.10.24 宇部線 宇部新川

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非鉄の方にはちょっとややこしいと思われる
宇部線と小野田線の位置関係
σ(゚・゚*)ンー…。
地図で示すとこのような形になります。
赤が宇部線(新山口~宇部新川~宇部)、
紫が小野田線(宇部新川・居能~小野田、雀田~長門本山)、
そして青が山陽本線です。

実は、いきなりのターゲット登場で面を食らってしまったのですが Σ(・ω・ノ)ノ ヌヲッ!、山口旅の初日であるこの日の狙いは何を隠そう、新山口と宇部の間を宇部新川経由で結ぶ宇部線と、宇部線の居能(いのう)から分岐して雀田経由で小野田までを結ぶ小野田線(上の地図を参照)、その両線で使われている単行電車の123系。そう、まさに今乗ってきたこの形の電車こそが、私のターゲットだったのです (゚∀゚)アヒャ☆。そして事前にざっくりと調べてきたところによると \_ヘヘ(- ̄*)ドレドレ、日中の宇部線は123系ではなく105系が主に使われているらしく、123系を確実に捕らえるのならば小野田線の方へ向かうべき・・・と判断 (・∀・*)ナルヘソ!。ところが草江で現れた宇部線は、なんとターゲットの123系だったわけで・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。まあ、そのこと自体は単なる私の下調べ不足による予想外に過ぎません (^^;)ゞポリポリ。でも問題はこの先。私が草江から乗っ宇部線1843M列車は、定時だと終点の宇部新川へ12時51分に着き、わずか2分の接続で12時53分同駅始発の宇部線宇部行き1431M列車に乗り継ぐことができます。いっぽう、お目当ての123系が使われていて、撮影のターゲットとなる小野田線の小野田行き1231M列車は、宇部新川を13時11分発。両線とも定時運行ならば、宇部行き1431M小野田行き1231Mの間には18分の余裕があることになり、私はこの時間を利用して宇部線と小野田線の両列車が共用で通る宇部新川のひとつ先、居能へ宇部線1431Mで先回りし、そこから徒歩15分程度(小走りなら10分くらい?)と見込んでいた沿線の撮影ポイントで、後続の小野田線1231Mを迎え撃つ計画でした (・o・*)ホホゥ(説明がややこしくてスミマセン。いちおう列車ごとに色分けしてみましたが、よく解らないようでしたらすっ飛ばしてくださいね ^^;)。ところが実際は件の混雑により、草江から乗った1843Mは7分の遅延で宇部新川に到着 (´д`;)アウ…。接続する宇部行きの1431Mは同じホームの反対側で発車待ちをしていましたが、こちらの列車もすでにこの時点で定刻よりも5分の遅れ。しかし後続の小野田線1231Mの方は1843Mからの接続時間に余裕があることから、遅れること無く定時に発車するでしょう。つまり、宇部行き小野田行きの間にあった18分間の余裕は、宇部線のみの遅れにより12~3分に短縮・・・これでは小野田線の通過前に駅から徒歩15分、小走り10分の撮影地へたどり着けるかどうか、微妙なところです。地図を見て近そうだとはいえ、初めて行く撮影地は意外なところで道に迷うかもしれないし・・・ (゚ペ)ウーン…。小野田線の運転本数が多ければ一本くらい撮り逃しても構わないのですが、計画だと撮影地での滞在時間内に撮れるのは1231Mを含めてもわずか三本のみ。できれば貴重な一本を逃したくはありません σ(・ω・`)ウーン…。さてどうするか、ここで私が下した判断は・・・宇部行き1431Mに乗り継がず、急いで駅の改札を出ます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲッ!。宇部新川は宇部市の中心に位置する駅で、駅前には数台のタクシーが待機していました (=゚ω゚)ノ ヘイ!タクシー!。そう、ここから撮影地へ一気にタクシーで向かっちゃおうというワケ (´∀`;)ナルヘソ…。ケチな私にとっては奥の手とも言えるタクシー利用ですが、スマホの地図アプリによると宇部新川の駅から目的の撮影地まで、順調に行けばクルマで7~8分程度とのこと (゚∀゚)オッ!。これならばなんとか、小野田線の列車に間に合いそうです ε-(´o`;)ホッ。

草江1241-(宇部1843M)-宇部新川1251

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宇部市の中心市街地にある宇部新川。
大正三年に宇部軽便鉄道の駅として開業した同駅は、
かつて宇部を名乗っていた時代もある

歴史の深い駅です
(・o・*)ホホゥ
▲15.10.24 宇部線 宇部新川

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スマホの地図アプリによると
目的の撮影地までは3.4キロで、
宇部新川からクルマだと7~8分。
小野田線にはなんとか間に合いそうですね。
ε-(´o`;)ホッ

運ちゃんには「厚東(ことう)川に架かる小野田線の鉄橋、このあたりに行きたい・・・(*゚ー゚)σ ココイキタイ!」と言ってスマホの地図を見せると、すぐに了解 (-ω-ゞ ラジャ。タクシー代はちょっともったいないけれど、距離でざっと見積もった料金は1000円そこそこだと思われ、このくらいの出費で確実に小野田線を撮れるのならば、無駄ではないでしょう (´ω`)マァネ。

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しばらくクルマを走らせると、
宇部市内を流れる厚東(ことう)川を渡ります。
中央に見えるのが川に架かる小野田線の橋

・・・って、あれ?(・・?)アリ?

運ちゃんへ伝えたように、私が目指す撮影地は宇部市内を流れる厚東川という河川に架かる、小野田線の厚東川橋梁 (・o・*)ホホゥ。運ちゃんには鉄橋と言ったけれど、実際はコンクリート橋です ( ´_ゝ`)コマケェナ。私が指示したのはそのコンクリ橋のたもとで、時間的に宇部新川からの移動距離が極力少なくて済む、川を渡る手前の東岸でした (´ε`)フーン(当初の計画で居能から歩いてきた場合でも、橋の東側に来るつもりだった)。ところが、いつの間にかクルマは川を渡っているじゃありませんか! (゚∇゚;)エッ!? え?どゆこと?ちゃんと目的地が伝わっているのか!? ヾ(´o`;)モ、モシモシ? どうやら運ちゃんは、小野田線の橋のたもとということだけで行き先を判断し、殺伐とした工場地帯の東側ではなく、住宅の多い西側へと向かってしまったらしい σ(・∀・*)チガウノ?。スマホの地図まで見せたのになぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。でも実をいうと、次の列車の運転方向、そして午後の光線具合を考えたら、東岸よりも西岸の方がベストなんです (゚∀゚)アヒャ☆。時間的には間に合いそうだし、これは怪我の功名? 棚からボタモチ? いずれにせよ結果オーライだったかも ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。結局、料金は1300円になっちゃったけれど、私は橋の西側でタクシーを降りました (・ω・)トーチャコ。列車の通過10分前、さっそくカメラのセッティングに取りかかります。

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厚東川に架かる小野田線のコンクリート橋
(厚東川橋梁)。
予定していた東側ではなく、
西側のたもとへとやってきました。
でも、結果オーライ!(*`д´)=b OK牧場!

ちょっと慌ただしい撮影地入りとなりましたが、ようやく落ち着いて空を見上げれば、この日の宇部は雲ひとつ無い、まさにドッピーカンの秋晴れ キモチ(・∀・)イイ!。私は自称・晴れ男だったハズなのに、こんな気持ちの良い条件で撮影できるのは久しぶりのような気がします(って言っている時点で、もう晴れ男ぢゃないよね ^^;)。そんな真っ青な空のもと、やがて全長350メートルもある長~いコンクリート橋の向こうから、小さな黄色い単行電車の姿が見えてきました (゚∀゚)オッ!。やはり小野田線1231Mは定時運行です。

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厚東川に架かる立派な橋をのんびりと渡り行く
小野田線のクモハ123。
真っ青な空を背にした真っ黄色の電車が
鮮やかに映えます。
▲15.10.24 小野田線 居能-妻崎

小野田線のクモハ123が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
前パンを高々とかざし、床下機器がゴッチャリと詰まった単行電車のクモハ123、う~んこの重厚感がたまらん! (*゚∀゚)=3ハァハァ!。しかも個人的に撮りたいと思っていた、独特な窓配置の元・阪和支線タイプ(クモハ123-6)がやって来てくれたのは、さらに嬉しい!(´¬`)ラキー♪  絵的に見ても、長くて立派なコンクリ橋にちんまりとした単行電車というミスマッチな組み合わせが、なかなか面白いじゃないですか (・∀・)イイネ!。ああ、これこれ、私はこれが撮りたかったのよ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。って、いったい何をそんなに興奮しているのかと言うと、ここであらためて今回のターゲットである123系電車こと、クモハ123を紹介いたしましょう σ(゚ー゚)クモハ?

クモハ123は国鉄時代の末期に、手荷物・郵便輸送の廃止や縮小に伴って余剰となった荷物用電車クモニ143やクモユニ147などに旅客化改造を施し、利用者の少ないローカル線や支線などへ投入された単行型電車。元・荷物電車の同形式は車両の両端に運転台があり、一両単位で使用できるのが最大の特徴です(客室内はオールロングシート) (・o・*)ホホゥ。最盛期には国鉄からの継承車とその後に加わった改造車が、JR東日本の中央本線・辰野支線、JR東海の身延線南部、そしてJR西日本の可部線、阪和線・羽衣支線などで、合計13両が活躍していました ( ̄。 ̄)ヘー。しかし、種車(荷物電車)時代から長年使われ続けてきたことによる車両の老朽化、さらには単行であってもエネルギーコストが新型電車の数両編成分よりも高いということから、2007年までにJR東海に所属する全車が、一昨年の2013年にはJR東日本に唯一所属していた一両(「ミニエコー」ね)が、それぞれ引退 (´・ω・`)ショボーン。そして残るJR西日本の所属車も、当初投入された可部線や阪和支線から撤退・・・(´д`;)アア…。

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乗り鉄をメインにしていた頃、
一度だけ撮影機会のあった
阪和線・羽衣支線時代のクモハ123。
当時はスカイブルーに塗られ、
103系と併結して使用されていました。
▲93.8 阪和線(羽衣支線) 東羽衣

しかし、ここですんなりとお払い箱とならないのが、JR西日本のセコ・・・いや、「モノを大切にする精神」(゚∀゚)アヒャ☆。まずは可部線で使用されていた3両が宇部・小野田線に転属 イドウ...(((o*・ω・)o。そして阪和線用の2両は宇野線での活躍を経て、さらに宇部・小野田線へと転属 イドウ...(((o*・ω・)o。その結果、JR西日本車は一両も廃車されることなく、5両すべてがこの宇部・小野田線(下関総合車両所運用検修センター)に集約したのです (゚∀゚*)オオッ!!。ただ、旧型電車好きの方からしてみると同地区に転属してきたクモハ123、最後まで小野田線を走っていた旧型国電の生き残りである、クモハ42を置き換えたという憎きイメージがあるかも知れませんね (#`皿´)キライダ!。でも、今となってはこのクモハ123も貴重な存在になりつつあるように思います ソウ…(´ω`)ネェ…。今のところ残った同車に対する引退や置き換えと言った話は出ていませんが、こういう決して両数の多くない異端車は撮れるときに撮っておきたいもの。個人的に機会があれば一度じっくりと記録に訪れたいと思っていたのが、この宇部・小野田線のクモハ123だったのです ( ´_ゝ`)フーン。

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荷物車クモニ143を改造したクモハ123。
極端に窓の少ない独特なスタイルに、
種車の面影を感じさせます。
▲15.10.24 小野田線 居能-妻崎

日中は一編成が宇部新川と小野田の間を単純にピストン運転するだけの小野田線 イッタリ(゚д゚≡゚д゚)キタリ。次に狙うのは、今の列車が小野田で折り返して来る宇部新川行きの上り列車(1232M)で、約一時間後の通過です ( ̄  ̄;)イチジカン…。その待ち時間の間に今度は橋を渡った対岸、当初撮る予定だった橋の東側へと行ってみましょう アッチヘ...((((o* ̄-)o。運転本数が少なく、列車に乗って別の駅間へと移動する余裕はないので、徒歩鉄としてはこのくらいで絵に変化をつけるしかありません (・ε・`)シャーナイネ。

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待ち時間の間に対岸へと移動。
時間的には20分ほどで到着です。
ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。
こちらの方が岸のすれすれまで水が流れています。

小野田線の橋よりも600メートルほど上流に架かる厚東大橋を渡り ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、先ほど撮影したポイントのちょうど対岸に位置する場所へとやってきました。光線状態はバリ順だった西側の方がいいのですが、東側では岸の近くまで川の水が流れており、先ほどとはまた違った絵が撮れそうです (゚∀゚)オッ!。ちなみに前述したとおり、今のところ引退するという話は無く、とくに大きなネタでもない小野田線のクモハ123。言ってしまえば、ここを同車が走るのは珍しくも何ともない日常的なものなので、当然ながら同業者は誰もいません (・ω・)ボツン。ひとりで岸に腰掛けて川面を眺めていると、時間がゆっくりと流れているように感じます (´ー`)マターリ。

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晴天ですが風が強かったこの日、
波打つ川面の上を悠々と進むクモハ123。
秋吉台北部の桂木山に発し、宇部で周防灘へと注ぐ厚東川。
この付近は河口が近く、川幅も広い。
▲15.10.24 小野田線 妻崎-居能

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ズームリングを広角側に回してもう一枚。
【◎】]ω・´)パチッ!
JR西日本が進める塗装費削減計画の単色化によって、
近年に黄色一色となったクモハ123。
個人的にこの色は同車によく似合っていると思います。
今はなき東日本の同形式には「ミニエコー」、
東海の方には「富士ポニー」の愛称がありましたが、
この黄色いコにも何か愛称を付けたくなりますね。

お!コッチもなかなか悪くないじゃん (・∀・)イイジャン!。川幅が広いこのあたりの厚東川とそれを跨ぐ長い鉄道橋を表すには、こちらの方が雄大に感じられるかも知れません。同じ川のほぼ同じ位置なのに、東岸と西岸でこうも表情が変わるものなのか・・・( ̄。 ̄)ホォー。そして列車の顔(正面)に日は当たらないけれど、サイド光(半逆光)の雰囲気もまた良しだと思います。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

さて、行程的に残された時間で撮れる小野田線の列車は、あと一本。次はまた一時間半後に宇部新川から戻ってくる、下りの小野田行き(1233M)です ( ̄  ̄;)イチジカンハン…。ここでは上下の列車を約一時間~一時間半の間隔で効率よく(?)撮っているように見えますが、これを方向別のダイヤで考えると、日中は二時間~三時間に一本の運転間隔 ( ̄  ̄;)サンジカン…。そして小野田線には途中の雀田から長門本山へ分岐する支線もあり(先出の地図を参照)、これがまた一日にわずか三往復のみの運転と言う極端に少ない本数で w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!、JRの全線完乗を目指していた頃には、この小野田線を潰すのに苦労させられた覚えがあります (。-`ω´-)ンー。ちなみに私が宇部線や小野田線を訪れるのは、その乗り潰しのときの96年以来、今回は19年ぶりのこと。

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19年前に乗り潰し目的で訪れたときの小野田線。
この頃の本山支線にはまだ、旧型国電最後の生き残りである
クモハ42形が現役で活躍していました。
(*´ω`*)ナツカシス。
同車は今回の私が撮影のターゲットにしている
クモハ123に置き換えられ、2003年に惜しまれつつ引退。
▲96.12 小野田線(本山支線) 長門本山

閑話休題、撮影の方に話を戻しましょう。ここまでのクモハ123は、一本目が西岸南側のバリ順、二本目が東岸南側の半逆光の立ち位置で撮影してきました【◎】]ω・´)パチッ!。では次の三本目はどうするかと言うと σ(゚・゚*)ンー…、今度は西岸の北側から狙ってみたいと思います コッチ...((((o* ̄-)o。同じ橋のまわりをぐるぐる、ウロウロ・・・。でも、大きく場所を移動できない徒歩鉄としては、このくらいで絵に変化をつけるしかありません (・ε・`)シャーナイネ(二度目の同じ言い訳 ^^;)。しかし、東岸南側がバリ順なのですから、その真逆の西岸北側はド逆光となり、ふつうに撮れば列車の姿は黒く潰れてしまいます (゚ペ)ウーン…。撮影条件としては良く無さそうですが、実はそれが狙い ( ̄△ ̄;)エ?。ラストの一本はこのような感じで撮ってみました。

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傾きかけた西日が、
大河を渡りゆく単行電車の姿を
クッキリと浮かび上がらせました。
そのシルエットはまさに荷物電車時代そのものです。
▲15.10.24 小野田線 妻崎-居能(後追い)

クモハ123のシルエットが撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
一本目と二本目のカットで車両の特徴がよく解るように撮れていたので、記録としてはそれでじゅうぶん。そこで三本目はクモハ123の種車である荷物電車時代の姿に思いを馳せて、少し遊び心のある絵を狙ってみました (^_[◎]oパチリ。被写体が真っ黒に潰れて何がなんだかよく解らないかも知れませんが ( ̄  ̄;)マックロクロスケ、ひとつのハコにパンタがのっかったシルエット・・・それで単行電車だということが解れば、個人的にはOK牧場 (*`д´)=b OK牧場!。ホントはシルエットを狙うのなら、このあとさらに一時間後に通過する1234M(居能16時39分着)や、一時間半後の1235M(同17時02分発)のほうが、いい色の夕空になりそうではありますが、私は時間的にここでタイムリミット ( ̄0 ̄*)シューリョー。それでも、三本の列車をいろいろな角度から撮る事ができて(単に橋の周りを回っただけだけれどね ^^;)、満足のいく成果を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これで小野田線のクモハ123撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。来るときは列車が遅れたために宇部新川からタクシーを使っちゃいましたが、帰りはもちろん徒歩で最寄駅の居能に向かいます ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。実際に歩いてみるとかかった時間は、最後に撮った東岸のポイントから駅まで10分ちょっと。これだったら接続が遅れた宇部線に乗って居能から歩いても、一本目の小野田線には間に合ったかな?

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撮影地となった厚東川橋梁から
居能駅までは、歩いて10分ほどでした

ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク

西日に照らされたラッチ(改札)の影が長く伸びていますが、
ここは駅員のいない無人駅です。
▲15.10.24 宇部線 居能

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居能は先述したように、宇部線と小野田線の分岐駅。
これは駅の北側にある踏切から臨んだ両線の分岐点で、
ポイントの左へ進むと小野田線の小野田方向、
右へ進むと宇部線の宇部方向です。
▲15.10.24 宇部線 居能付近

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上写真を撮った同じ踏切から反対を振り返ると
そこにあるのが居能駅。
このあたりは宇部興産関連の工場が多く建ち並ぶ地帯で
駅の向こうに見える工場の高い煙突や、
使われなくなった引き込み線や留置線跡など、
どことなく雰囲気が鶴見線(川崎・横浜)の安善駅っぽい。
そういえば鶴見線もかつては黄色い電車(101・103系)が走っていたり、
支線に近年まで単行旧型電車のクモハ12が使われていたりして、
小野田線との共通点が多いように思います。
σ(゚・゚*)タシカニ…
▲15.10.24 宇部線 居能付近

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居能から乗るのは宇部線の新山口ゆき。
今度は二連の105系でした。
▲15.10.24 宇部線 居能

撮影を終えて居能から乗ったのは、宇部線の上り新山口ゆき。結局、今回は撮影こそしたものの、時間的な都合で小野田線自体に乗ることはありませんでした。できれば本山支線の終点で周防灘に面した駅、長門本山なども再訪したかったところですが、それはまた次の機会に見送りましょう (=゚ω゚)ノ マタネ!。事前に立ててきた旅程だとこのあとは、いま乗っている宇部線の列車で終点の新山口へと向かう・・・ハズでした (゚ー゚)ハズ?。しかし列車が居能の次駅で、先ほど一度下車した宇部新川に到着すると私の目に留ったのは、ホーム脇の側線に留置されている一両のクモハ123。私はそれを見て撮りたくなり、再び宇部新川で乗っていた列車を降りてしまいました ε=┌(;゚д゚)┘オリルッ!。クモハ123は厚東川の橋で撮ったから、もういいじゃないかって? (´∀`;)モウ、イイジャン。 いやいや、この宇部新川に留置されていたクモハ123はちょっと違うんです (=゚ω゚=;)ンン!?

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宇部新川の側線に留置されていたクモハ123-2。
先ほどの厚東川で撮ったクモハ123と同じ形式ですが、
よく見ると側窓や扉の配置が違います (゚∀゚)オッ!。
▲15.10.24 宇部線 宇部新川

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参考までに、先ほどの厚東川で撮った写真を再掲。
こちらは小野田線を往復していたクモハ123-6。

よく見ると、先ほどのクモハ123とは側窓や側扉の配置が異なります (゚∀゚*)オオッ!。そう、前述したように現在は全5両が宇部・小野田線用に集約されているクモハ123ですが、元々は可部線用と阪和支線用の二種類があり v(゚ー゚)フタツ、いま宇部新川の側線に留置されている片開き一枚扉のタイプが元・可部線用でクモハ123-2・3・4の3両。そして先ほど厚東川の撮影地で撮った両開き二枚扉のタイプが元・阪和支線用のクモハ123-5・6の2両です ( ̄。 ̄)ヘー。どちらかというと個人的には、種車となった荷物車・クモニ143の面影を色濃く残している後者タイプが撮りたかったので、今日の小野田線は当たりでした (´¬`)ラキー♪。ちなみに草江駅から乗った激混みの電車は前者の片開き扉タイプ。これじゃあ乗り降りに時間がかかるよね・・・(´`;)タシカニ…。私はこの二種の違いをブログの記事で説明したいというだけで、宇部新川で降りてしまったのでした (´∀`;)ブロガー魂?

居能1602-(宇部1848M)-宇部新川1606

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途中下車してしまった宇部新川から
再び宇部線に・・・って、
あれ? 乗るのは居能方向へ戻る、
下り列車の宇部行き!?
(゚ー゚?)アリ?
▲15.10.24 宇部線 宇部新川

では、あらためて新山口へ向かうのに、一時間後となる次の上り列車を待つのかと言うと、そうではありません。今度私が乗るのは逆方向の下り列車、宇部行き ( ̄△ ̄;)エ?。なんだか行ったり来たりしていてややこしいのですが、再び前出の地図を参照していただくと解るように、宇部新川から新山口へ行くには海沿いを走る宇部線ルート(降りてしまった新山口ゆきの上り電車が通る経路)の他に、宇部線の下り列車と山陽本線の上り列車を宇部で乗り継ぐ、内陸ルートという方法もあるのです ( ̄。 ̄)ヘー。さらにちょっと面白いのが、たとえ先ほどの新山口ゆき(1848M)を下車せずに乗り続けていたとしても、そしてこれから宇部線(1849M)と山陽線(3382M)を乗り継いで向かったとしても、新山口の到着時刻はともに17時ちょうどで、驚くことにぴったり同時刻 w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。なんだかこれは鉄道推理小説のトリックに使えそうなお話ですよね(笑)。というワケで宇部線の新山口ゆきを降りちゃった私は、宇部新川から宇部に出て、山陽線経由の内陸ルートで新山口へ (*・o・)ノ Go!。ただ、ホントのところは、個人的に山陽線よりも乗る機会が少ない、宇部線ルートで向かいたかったんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ

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宇部線と山陽本線の接続駅、宇部。
乗ってきた宇部線は南端の0番線ホームに着きました。
0番線って響きが、なんだか特別でいいやね。
▲15.10.24 山陽本線 宇部

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宇部で山陽線に乗り換え ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
わずか5分の接続でホームに入ってきたのは、
岩国ゆきの普通列車で、
転換クロスシートが装備された115系でした。

師匠、懐かしいですか?
15.10.24 山陽本線 宇部

新山口は山陽本線、宇部線の他に、山口線、そして山陽新幹線も乗り入れる交通の要衝で、鉄道における山口県の玄関口です (・o・*)ホホゥ。では、無事に小野田線のクモハ123を撮影し終えた私は、ここから上りの新幹線「のぞみ」で一気に東京へと帰る (*゚ー゚)ノ ンジャッ!・・・のではなく、せっかく山口までやってきたのですから、もちろん日帰りではもったいない (´∀`;)ダヨネ。これから今日の宿泊地へと向かいます。そこでさらに新山口で乗り継いだのはこの列車 ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。

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新山口から乗るのは
山口線の特急「スーパーおき6号」米子ゆき。
ディーゼル(気動車)のキハ187系が使われています

(´▽`*)キハキハ~

▲15.10.24 山陽本線 新山口

新山口から山口線を経由して、山陰本線の米子、鳥取までを結ぶ、特急「スーパーおき」(゚∀゚)オッ!。私にとって久しぶりとなる在来線特急への乗車、そして同列車に使用されているキハ187系に乗るのはこれが初めてです (*゚v゚*)ワクワク♪。しかも嬉しいことに、運転席背後から前面展望が楽しめる、自由席の最前列をゲット! (σ゚∀゚)σゲッツ!! 17時12分という発車時刻も相まって、まさに絶好の「飲み鉄」条件が揃いました ヽ(´¬`*)ノ ワ~イ !!。ところが、なんと、なんと、新山口の在来線のホームには・・・駅弁屋が見当たらないー!Σ(゚□゚*)ナニーッ!! コンコースに上がっても見当たらないー!Σ(゚□゚*)ナニーッ!! 時間的に入場券を買って新幹線ホームまで行っている時間はないー!Σ(゚□゚*)ナニーッ!!  「スーパーおき」に車内販売員は乗ってないー!Σ(゚□゚*)ナニーッ!! 駅弁が手に入らないのよ・・・orz。落ち着いて改札の駅員さんに尋ねてみたところ、新山口の駅弁は最近になって廃止されてしまったとのこと・・・ ・゚・(ノД`;)・゚・オロロ~ン(涙) 。そして構内にある唯一の売店は、駅弁屋でなければキオスクでもなく、コンビニ大手のナナコさん(セ◯ンイレブンね) ( ̄△ ̄;)エ…。まあ、ここで缶ビールは買えるけれど、お供がコンビニ弁当というのはちょっと侘しいよね・・・(・ω・`)ウーン…。発車時刻の三分前、私は仕方なく缶ビールと乾きものを手に、キープしていた座席へと戻りました (´д`;)トホホ。「スーパーおき」の前面展望を眺めながら、新山口の駅弁で飲み鉄というのを、計画段階から楽しみにしていたのに・・・う~ん、残念 (´・ω・`)ショボーン

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わずか二両という短い編成の特急「スーパーおき」。
下り列車(益田方面ゆき)は2号車の自由席が先頭となります。
運転室かぶり付きの最前列席をゲット!
(σ゚∀゚)σゲッツ!!
・・・というより、列車自体がけっこう空いていました。

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でも・・・
せっかく飲み鉄ができる環境が揃ったのに、
肝心の駅弁が新山口にはありませんでした。
オロロ~ン
・゚・(ノД`;)・゚・。
仕方なくビールのお供は乾きものでガマンです。

ちなみにこの「焼きほたて貝ひも」というオツマミ、
製造元の所在地は上石神井(ウチの近所)だってさ。
(´・ω・`)ショボーン。

駅弁ショックを抱えた私を乗せて、特急「スーパーおき」は定刻に新山口を発車 (・ω・`)エキベン…。それにしても「スーパーおき」とは、なんだか掴みどころのない愛称名に感じるかも知れませんが σ(゚ー゚*)オキ?、「おき」は島根県の日本海に浮かぶ隠岐島(おきのしま)に由来し、山陰本線高速化事業の一環として新型の特急形気動車・キハ187系が投入された際に、速達性をイメージする「スーパー」を冠したものです (´ω`)ナルヘソ。

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新山口から四つ目の大歳(おおとし)では、
C57 1が牽引するSL列車、「やまぐち号」と交換。
(゚∀゚*)オオッ!!
ビールを片手に前面展望でこの交換風景が味わえるなんて、
贅沢だなぁ
(´▽`*)ポッポ~♪
▲15.10.24 山口線 大歳(前方の車窓から)

山口線は山陽本線の新山口から、山口県の県庁所在地である山口や、山陰の小京都と呼ばれる津和野(つわの)などを経て、日本海側にある山陰本線の益田(ますだ)までを結ぶ、93.9キロの非電化ローカル線(地方交通線)で、中国地方の山陽と山陰を繋ぐ、いわゆる陰陽連絡線の一翼を担っています (・o・*)ホホゥ。また、同線は国鉄時代から動態保存の蒸気機関車を使った観光列車の運転に力を入れており、C57 1が牽引して新山口と津和野の間で運転される「SLやまぐち号」はSL観光列車のパイオニアと言える存在。山口線はSLが走る線としての知名度も高い路線です (´▽`*)ポッポ~♪。私も過去に一度だけ「SLやまぐち号」の撮影に訪れ、乗車の方では三回ほど全線を乗り通しています。

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沿線の主要駅である山口では、普通列車のキハ47と交換
(´▽`*)キハキハ~

時刻は17時26分で、だいぶ暗くなってきました

▲15.10.24 山口線 山口(前方の車窓から)

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どんどん暗くなってゆくなかでの前面展望
m(・∀・)m カブリツキ

山あいを進む篠目(しのめ)のあたりま

撮影を粘ってみましたが、
車内の反射や暗さによるブレがヒドくて

そろそろ限界かな・・・ 。
▲15.10.24 山口線 仁保-篠目(前方の車窓から)

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島根県へ入って津和野へ着く頃には、外がもう真っ暗。
こうなると目の前の窓ガラスは

車内の反射を映すだけの
単なる鏡になってしまいましたとさ。

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でも、この日は車窓からは月がとてもキレイに見え、
夜景もじゅうぶんに楽しめました (゚∀゚*)オオッ!。
明日も晴れるかな?(^^)

特急「スーパーおき」に揺られ、すっかり日が暮れた山口線を北上し続けている私。列車は県境を越えて山口県から島根県へと入りました。さて目的地はいったいドコなのかと言うと σ(゚ー゚*)ドコ?、山口線と山陰本線の接続駅で、島根県西部に位置する益田です。周防灘に面した宇部から、日本海側の益田まで一気に縦断 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。実はこの大味な移動は翌日の目的に備えたものなのですが、勘のいい撮り鉄の方ならばもう、翌日に控えた私の今旅におけるいちばんの狙いが、ピンと来たのではないでしょうか? (*゚ロ゚)ハッ!!(わかっても、コメント欄などによるネタバラシは厳禁ですよ(笑))。そんなワケで、山口旅と謳っておきながら、この日は島根の益田で泊まります (´w`*)ドツカレサン

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新山口から山口線を北上し続け、
列車は山口線の終点で山陰本線との接続駅、
益田に到着
(・ω・)トーチャコ。
駅弁は食べられなかったけれど、
特急「スーパーおき」の旅は快適でした。
▲15.10.24 山陰本線 益田

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山陰地方の島根県西部に位置する益田市。
益田駅はその中心駅です。
今日はこの益田に泊まります。
▲15.10.24 山陰本線 益田

宇部新川1620-(宇部1849M)-宇部1631~1636-(山陽3382M)-新山口1700~1712-(山口線 スーパーおき6号)-益田1848

  
 
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そして旅の楽しみは、やっぱりコレ!
新山口で駅弁にフラれた私、
益田でようやくこの日の打ち上げとなりました。
ロD\( ̄∇ ̄*)カンパーイ♪
日本海に面した益田の街

この日のおススメを大将に聞くと、
鯖の刺身だとのこと (=゚ω゚=*)サバ!?。
関東では馴染みが薄い鯖刺しですが、
脂がのっていて甘みがあり、超美味でした!
(゚д゚)ウマー!
それと広島産の牡蠣を使った、大好物のカキフライ~♪
(゚д゚)ウママー!

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島根との名物言えば
なんといってもノドグロ!(゚∀゚*)オオッ!!
・・・なのですが
ちょっとお値段的に手が出なかったので、
代わりに地元で獲れたカワハギの煮付けを注文。
(^^;)ゞポリポリ。
でも、これも身がぷりっぷりで、美味しかったです。
合わせるお酒の方はちょっと奮発して、
山口の名酒、獺祭(だっさい)の二割三分。
ほのかな甘い香りとコクのある旨味が感じられて、
とても飲みやすいお酒でした (゚д゚)ウマー!
薄味で煮付けたカワハギくんとの相性もバッチリ☆

 
  
 

・・・続きます♪
 



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上越線・・・カシオペア クルーズ 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.10.17 上越線
秋雨のなかの「EL重連まつり」!
カシオペア クルーズ 撮影
 
  

上野と札幌の間で運転されている寝台特急「カシオペア」は、客室がすべてA個室寝台で、編成中にはラウンジカーや食堂車も備えるという豪華な編成。その「カシオペア」用の豪華客車(E26系)を使って年に数回、東北や道南を周遊するクルージング形式で運転されるのが、鉄道好きにはもうお馴染みとなりつつある「カシオペア クルーズ」号です (゚∀゚*)オオッ!。今秋も「秋のカシオペアクルーズ みちのく・道南紀行 4日間」と題して、往路が日本海側の羽越・奥羽本線を経由で東北地方を北上して道南の登別温泉へと向かい、復路はオーソドックスな東北本線(青い森・IGR)経由で上野へ戻ってくるというルートでの運行が設定されました(旅行会社が企画した団体臨時列車扱い) (´▽`*)カシクル~♪。東北本線を往復する通常の寝台特急「カシオペア」とは異なる路線を経由する「カシクル」、牽引する機関車もふだんとは違う機種が使用される区間があり、とくに勾配のきつい上越線を経由する往路の上野と長岡の間ではEF64形とEF81形という異形式の電気機関車が二機も連なった、いわゆる「重連」となるのが撮り鉄的にいちばんの見所と言っていいでしょう (*゚∀゚)=3ハァハァ!。もちろん、私もこの列車の撮影を楽しみにしていました (*゚v゚*)ワクワク♪。往路となる上野発の運転日は10月17日、週末の土曜日です(ちなみに復路の上り列車が東京へ戻ってくるのは、20日の火曜日で平日)。

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今秋に設定された「カシオペア クルーズ」、
そのルートは往路が上野から高崎・上越・信越・羽越・奥羽・
津軽海峡・函館線経由で登別へ向かい、
復路が登別から函館・津軽海峡・青い森・IGR・東北線経由で
上野へ戻ってくるというもの。それを4日間かけて巡ります。
こんな優雅な鉄道旅、一度でいいから味わってみたいものですねぇ・・・
σ(・∀・`)イイナァ…。
ちなみに旅行代金は、おひとりさま47万円から(一室二人使用)。
最上級のスイート(展望車タイプ)は60万円でつ。Σ( ̄ロ ̄lll)タカッ!

ところが・・・私には前日の金曜日にひとつの大きな仕事がありました。それは今月末で職場を定年退職する大先輩の送別会、その幹事を任されていたのです <( ̄^ ̄)>エッヘン!。出席者が数十人もの宴会を仕切るのは相当なプレッシャーでしたが (´A`;)ダイジョブカナ…、個人的に大変お世話になった先輩には、送別会でいい思い出を残して欲しい。その気持ちで自分なりに精一杯、幹事をつとめさせていただきました (`・ω・´)-3フンス!。そして会は無事に滞りなく終了。私としてはホッとひと安心です ε-(´∀`;)ホッ。しかし問題はここから。本会(一次会)で幹事を務めた者は二次会でその仕事を仲間内から労われるもので ъ(゚Д゚)グッジョブ!!、たとえ翌日に大事な「カシクル」の撮影が控えていようとも、その誘いを無下に断ることはできませんでした (*`д´)=b OK牧場!。しかも大仕事を終えてプレッシャーから開放された私は、飲んで、飲んで、飲まれて~、飲んで~♪ ~(*~▽~*)~ ウィ~ッ☆ ・・・気が付けば最終電車の時刻をとっくに過ぎていました ( ̄△ ̄;)ア…。結局、翌朝の初発電車で家に帰った私。この時点で「カシクル」の撮影は諦めるべきだったのかも知れません o( ̄^ ̄ o)彡ヤーメピ 。でも私はというと、一睡もせずに着替え、カメラバックを背負って再び駅へ・・・フラフラ~ ((((~´д`)~。寝不足と二日酔い(寝てないから二日酔いぢゃないのか?)でフラっフラのなか、はたして「カシクル」はちゃんと撮れるのでしょうか!? (lll;›´ω`‹ ) ギボヂワルィ…


10月17日(土)

朝の8時前に上野を発車する「カシオペア クルーズ」。それを撮るために私は、先月に上越線の津久田で485系を撮った時と同様に朝一番の初発電車でウチの最寄駅を出発し、上野か赤羽から高崎線に乗り次いで上越線沿線の撮影地へと向かうつもりでした ( ´_ゝ`)フーン。しかし現実には朝まで飲み続け、初電で家にいったん帰ったわけですから、この計画は成り立ちません (´Д⊂ ムリポ。そんな私が使った最終(?)手段はというと・・・コレ。

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明け方の東京駅で発車を待つのは、
E2系の上越新幹線「とき301号」。
▲東北新幹線 東京

そう、上越新幹線 (´ω`)ナルヘソ。なんとか東京6時08分発の「とき301号」にギリギリ間に合いました ε=┌(;゚ω゚)ノ ノリマツ!。東京から上越線の起点となる高崎まで、在来線の高崎線だと約二時間かかりますが、上越新幹線ではその半分以下の約50分。これならば高崎から乗り継ぐ上越線は計画通りどころか、なんとその一本前の列車にも乗れてしまうのです (゚∀゚*)オオッ!。さすがに新幹線は速いなぁ・・・バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。高崎までの自由席特急料金、2470円はちょっともったいないけれどね (・ε・`)シャーナイネ。

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新幹線の車窓から空を見上げれば、
この日は厚い雨雲に覆われたドン曇り・・・(´д`;)アウ…。
時おり雨粒が窓をたたきます。
▲上越新幹線 熊谷-本庄早稲田(車窓から)

さて、今回の「カシクル」をいったいどこで撮るか σ(゚・゚*)ンー。「カシクル」自体は高崎線、上越線を走破して日本海側へと抜けるので撮影地も幅広く選べ、二年前の同列車を私は新潟県の浦佐で撮影しています【◎】]ω・´)パチッ!。んじゃ、どうせ上越新幹線へ乗ったのならば、今回も新潟県まで足を伸ばしてしまうか・・・とも考えたのですが、実は今日は上越線の高崎と水上(みなかみ)の間で、旧型客車(旧客)を使用したイベント列車「ELレトロみなかみ」号と (゚∀゚)オッ!、さらにはD51形蒸気機関車(デゴイチ)が12系客車を牽く「SLみなかみ号」の運転も行なわれるのです (゚∀゚*)オオッ!!。とくに「ELレトロ」の方は、その牽引機がなんとEF64の重連。前述したように「カシクル」もEF64とEF81の重連牽引ですから、二列車で重連の見られるこの日の上越線は「EL重連まつり」と言っても過言ではないでしょう(ELはElectric Locomotiveの略で、電気機関車のことね)マツリダ♪ヘ(゚ω゚ヘ)(ノ ゚ω゚)ノマツリダ♪。となると、やはりその重連となる両列車を撮りたいところで、撮影地は高崎と水上の間に絞られます σ(゚・゚*)ンー。とりあえず私は上越新幹線を高崎で下車し、在来線の上越線へと乗り継ぎました ノリカエ...((((o* ̄-)o。

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高崎で新幹線から上越線へ乗り換え ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
上越線の普通列車には115系と107系が使われていますが、
接続したのは左の115系でした (゚∀゚)オッ!。
▲信越本線 高崎

高崎には二日酔いの朝にぴったりの「朝がゆ弁当」と言う変わり種の駅弁が売られているのですが(時間、数量限定)、今はそれすらも胃が受け付けないような状態 (lll;›´ω`‹ ) ギボヂワルィ…。そして空を見上げればあいにくの雨模様で、体調面だけでなく気分的にもスッキリせず、いまいちモチベーションが上がりません ε-(≡"≡;*)フゥ…。当初はちょっと気になっていた高台からの俯瞰ポイントを撮影地の候補に考えていたのですが、雨では視界が利きづらくて俯瞰撮影に適しているとは言えず、これならば線路端からの接近戦で撮る方が良いように思います (゚ペ)ウーン…。二日酔いのアタマでそんなことを考えながらも、撮影地が決まらないまま上越線に揺られること20分 σ(・ω・`)ドーシヨ。列車は間もなく渋川のひとつ手前にある八木原(やぎはら)へと到着するところで、私の前に座っていたお二人の同業者さんが席を立ちました (゚o゚*)オ!。そういえば八木原と渋川の間には「カシクル」のような長編成(機関車二機+客車12両)の列車でもスッキリと撮れるような、抜けのいい田園地帯のお立ち台的な撮影ポイントがあったっけ・・・ σ(゚・゚*)ソーイエバ…と、思い浮かぶと同時に私も席を立ち、同業者さんに続いてふらふらと列車を降りてしまいました フラフラ~ ((((~≡∀≡)~。

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私が下車したのは渋川のひとつ手前の駅、八木原。
平屋造り、瓦屋根という昔ながらの木造駅舎が
いい味を醸し出しています。
▲上越線 八木原

東京0608-(上越新幹線 とき301号)-高崎0658~0710-(上越723M)-八木原0730

八木原で降りた・・・と言うより、降りてしまった ( ̄△ ̄;)ア…。そんな感じ。というのも、あまりのテンションの低さに、撮影地の条件をあれこれ考えるのが面倒になってしまい (≡"≡;*)ウーン…、早くどこかに決定しちゃいたかったと言うのが、ぶっちゃけ正直なところ。それで何となく、ヤギシブ(八木原~渋川にあるお立ち台の通称)でいいか・・・(≡∀≡*)マ、イッカ…的な安易な考えになってしまいました。新幹線を使ってまで撮影に来ているのに、そんなんじゃイカンよなぁ・・・ヾ(_ _*)ハンセイ・・・。さらにそのハンパな判断へ追い討ちをかけるかのように、雨の中で傘をさしてたどり着いたヤギシブのお立ち台は、すでに多くの先客でひしめき合っている状態 ∑(゚∇゚;)エッ!?。よさそうな立ち位置はまったく空いていない・・・キョロ(ω・`Ξ ´・ω)キョロ。

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八木原駅から歩くこと20分ほど。
ヤギシブのお立ち台へ着くと、
ちょうど185系の団体列車が上ってゆきました。
それにしても天気が悪い・・・
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;。
▲上越線 八木原-渋川(後追い)

とりあえず三脚と三脚の間が少し広いところからためしに手持ちで一枚、すぐにやってきた185系の団体列車を撮ってみました 【◎】]ω・`)パチッ!。まあ、編成や足回りの抜け具合は悪くないけれど、この位置で「ELレトロ」や「カシクル」を撮ると、前パン(機関車前部のパンタグラフ)に背景の高圧鉄塔が重なってしまいます σ(・ω・`)ウーン…。基本的に前パンへ障害物がひっかかるような撮り方は、撮り鉄的に見るとあまりよろしくない例ひとつ(いわゆる「串パン」と呼ばれる撃沈例ね)。それに絵的に見てもこのアングルは、なんだかつかみ所がないと言うか、面白味がないですよね・・・(´~`;)ンーム。現場の混雑状況を考えるとこのアングルが確保できただけでもヨシとすべきなのかも知れませんが、どうも違うなと感じた私は早々に場所を移動することにしました ...((((o* ̄-)o。私がどいたあとにはすぐに別の同業者さんが入り込んだので、もうこの立ち位置に戻ることはできません。「ELレトロ」の通過まではあと一時間・・・。

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「日本のまんなか緑の渋川」と書かれた
塔のような看板が田園地帯の真ん中に立っています。
渋川って日本の真ん中なの? (゚.゚*)ソーナノ?
兵庫には日本へそ公園って言うのがあるし、
たしか岐阜も日本の真ん中って謳っていたような・・・。
列島四島なのか、沖縄まで入れるのか、
はたまた北方領土や沖ノ鳥島までをいれるのか・・・など、
その定義によって大きく変わりそうですよね (^皿^;)シシ
▲上越線 八木原-渋川

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道端のマンホールにも
日本の真ん中っぽい絵柄が描かれています。
ちょっと調べてみたら、
渋川市は北海道から九州を直径とする円の中心に
位置する場所なのだそうです ( ̄。 ̄)ヘー。

お立ち台をあとにして渋川方向へ歩みを進めるとすぐに、「日本のまんなか緑の渋川」と書かれた看板が目立つ、広大な田園地帯へと出られました (゚∀゚)オッ!。このあたりでも列車を撮れなくは無さそうですが、先ほどのお立ち台に比べるとやはり、編成全体の抜け具合が悪く、線路端も雑草に覆われていて足回りがスッキリとしません σ(・ω・`)ウーン…。まあ、だからこそ比較的撮りやすいお立ち台が集中的に混雑するんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ。でもこの田園ポイント、編成の全体を入れずに切り取るようなアングルならば、お立ち台よりもいい絵になりそうな気がします σ(゚・゚*)ンー…。アングルを模索していると、そこへEH200が牽引する貨物列車がやってきました【◎】]ω・´)パチッ!。

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稲田の向こうに現れたのは、
「ブルーサンダー」愛称を持つEH200が牽引する貨物列車。
もちろんいつものごとく、
貨物オンチの私が時刻を調べて知っていたわけではなく、
たまたまやってきたものを撮ったに過ぎません。
それにしても、雨が止まねーなぁ・・・
ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;
▲上越線 渋川-八木原

稲田越しに真横から狙ってみたアングル、意外と悪くは・・・ない・・・か? ソウ…(´ω`)ネエ…。 貨物列車ならまだしも、EF64の重連が旧客を牽くという一大イベント列車で編成を入れないなんて、まさにセオリーを度外視した酔狂な撮り方ですが、重連牽引であることを強調するには意外とこのようなアングルの方がいいのかも・・・(≡∀≡*)イイカモ…なんて、この試し撮りの時はそう思ったんです ウン(≡∀≡*)イイ…。ちなみに周囲で稲が残されていたのはこの田んぼ一面のみ。今の時期になっても刈り入れが行なわれないこの田んぼは、おそらく害虫かなにかの影響でいいお米にならず、半ば放置状態になっているものだと思われます。雨天の放置田んぼという、なんともシュールなポイントで一人孤独に迎えることとなった「ELレトロみなかみ」号 ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、やがてその接近を知らせる踏切が鳴りだしました (≡∀≡*)キタ…。

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茶色と青、二色のEF64が旧型客車を従えて、
秋雨がそぼ降る田園を颯爽と走り抜けてゆきます。
かつて上越線の貨物列車などで見られたEF64の重連が、
イベント列車で復活です (゚∀゚*)オオッ!!。
▲上越線 八木原-渋川

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刈り入れ終わった田園を横目にして去り行く旧客、
どこか懐かしいシーンが展開されました (*´ω`*)ナツカシス。
▲上越線 渋川-八木原(後追い)

ロクヨンの重連が撮れました〜! ヽ(≡∀≡*)ノ ワ~イ♪
・・・が、なんだかイマイチ Σ(|||▽||| )ゲーン!!。たしかにEF64の重連と言うことだけは解りますが、限られた一面だけの田んぼに二機のロクヨンを無理矢理収めようとしたあげく、なんだか中途半端な絵になってしまったように思います σ(・ω・`)ウーン…。雨天と二日酔いでモチベーションが上がらなかったとはいえ、もう少し熟考すべきだったなぁ・・・ε-(ーωー;)ハァ…。でも、今さら通り過ぎてしまった「ELレトロ」のことを後悔したって、どうしようもありません (´ω`)ソウネ。この30分後には私的に今日の本命と位置付けている「カシクル」がやってきます。それまでにもう一度、撮影ポイントとアングルを見直すことにしました (`・ω・´)-3フンス!。「ELレトロ」は半ば苦し紛れに奇をてらった撮り方をしてしまったけれど、できれば「カシクル」のほうはキッチリと編成が解るように撮りたい。とはいえ、もうお立ち台へは戻れない(立ち位置が無い)しなぁ・・・ σ(・ω・`)ウーン…と、アテもなくふらふらと彷徨っていると、先ほどの「ELレトロ」を撮った場所から線路を挟んだ反対側で、ちょっと抜けの良さそうなポイントへと出くわしました (゚o゚*)オッ!。

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「カシクル」の撮影ポイントを求めてたどり着いたのは、
こんな感じの広々とした場所 (゚o゚*)オッ!。
手前には倒伏した稲が広がっていますが、
これは大雨による被害などでしょうか・・・ σ(・ω・`)ウーン…。

倒伏してしまっている稲がちょっと気になるものの、引き的にはじゅうぶんな余裕があり、ここならば機関車二機+客車12両の「カシクル」編成が後ろまできれいに収まりそうです (゚∀゚*)オオッ!!。スッキリとした抜けの良い場所で目立った障害物も無く、しかも「カシクル」の通過20分前にも関わらず、先客はわずかに3人だけ (*・ω・)ノ゙チワッス♪。もちろんキャパ的には余裕のヨッちゃんイカです (゚ー゚*)イカ?。こんな好ポイントなのに、どうして同業者の数が極端に少ないのかというと・・・σ(゚・゚*)ンー… 実はこの場所で列車を撮るには、あるリスクが伴うのです ( ̄△ ̄;)エ?。そのリスクと言うのがコレ ∑(・o・;) アッ。

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一枚上の写真ではよく解らないと思いますが、
実はこの場所、線路と田んぼの間には道路が・・・。
凸=3 (”ロ”;)ゲゲッ!!

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そして列車の通過とクルマの通行が重なると、
こんなしょっぱい結果になってしまいます (´д`;)トホホ…。
▲上越線 八木原-渋川

そう、ここは線路と田んぼの間にクルマの通行が可能な道路が敷かれているのです Σ(゚Д゚υ) アリャマ。決して広い道ではないのですが、この先には大型の衣料店(「し◯むら」や「ユ◯クロ」ね)や、エンターテイメントショップ(「W◯nderGOO」ね)などが立ち並ぶエリアがあって(この場所で撮った最初のカットにチラッと写り込んでいます |∀・)チラッ )、そこへのアプローチとなっているこの道路は、けっこうな頻度でクルマが通り過ぎてゆきます 凸=3 ブーン。そして列車の通過とクルマの通行がタイミングよく・・・いや、タイミング悪く重なってしまうと、列車の手前にクルマが写り込んでしまうことに・・・(´д`;)トホホ…。先客の方は先ほどの「ELレトロ」もここで撮られたそうで、その時は黒いクルマが並走してきてしまったのだとか (ノ_< ;)アチャー。列車同士のカブりはある程度予測できるけれど、クルマではまったくの予測不可能 "o(-"-;*) ウゥム…。コレはかなり危険なリスクと言えるでしょう (´・д・`;)ハラハラ…。しかも「カシクル」の渋川通過時刻は9時59分。ちょうどお店のオープン時間に会わせて来る客が多そうな時間帯なんですよねぇ・・・ アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。でも、他の撮影地がすぐに見つけられるとは思えないし、通過時刻も迫っている。それにここはクルマさえ横切らなければ「カシクル」を撮るのに絶好のポイントです (´ω`)ソウネ。「リスクを負わないチャレンジなど無い」という某サッカー監督の名言を胸に、私はここで「カシクル」を迎え撃つことにしました (`・ω・´)-3フンス!。もし万が一、大型の集配トラックなどがドカブりしたならば、それはそれでオイシイブログのネタになることでしょう(笑)。さあ、リスクを承知で挑んだ「カシクル」、果たしてその結果は・・・(°_°;)ドキドキ

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青い電機と赤い電機の共演!
EF64とEF81の重連牽引となった「カシオペア クルーズ」が、
白昼の上越線を優雅に駆け抜けます。
その堂々たる長編成は、
クルーズトレインの名にふさわしいものでした。
▲上越線 八木原-渋川

重連の「カシクル」が撮れました~!ワ━━\(≧▽≦)/━━イ♪
なんと、心配していたクルマのカブりはいっさい無し! w(゚0゚*)w オォー!! 直線上に「カシクル」の姿が見えたと同時に一台のクルマが並走してきて Σ(゚□゚*)ナニッ!!、ちょっとヒヤリとさせられたのですが、クルマの方が早く走り抜けてくれて 凸=3 ブーン、無事にスッキリとした状態で重連牽引による「カシクル」の勇姿をカメラに収めることができました ε-(´∀`;)ホッ。奇跡と言うほどではないけれど、コレはホントにラッキーです ヽ(´¬`)ノラキー♪ (誰ですか?「ちぇっ、面白くない ( ̄ε ̄ )チッ」なんて言ったのw)。そしてこの適度な緊張感が、下がり切っていた私のテンションを一気に上げてくれたようにも思います(`・ω・´)キリッ。絵的には架線柱のワンスパンで二機の機関車が抜け切らなかったのがちょっと残念ではありますが、四つのパンタが抜けただけでもヨシとしましょうか (*`д´)=b OK牧場!。また、手前の倒伏してしまった稲は少し目線をさげて、なんだかあまりよく解らないようにしてみました (´ω`)ナルヘソ。写真だけを見れば曇天下の単なる編成写真に過ぎませんが、ちょっぴりギャンブル的な撮影が楽しめたし、個人的には大満足の結果です。二日酔いで体調が万全ではなかったけれど、やっぱり撮影に来てヨカッタよ・・・ :*:・(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。これで上越線の撮影は終了 (´w`*)ドツカレ…・・・おっともう一本、忘れるところでした ( ̄△ ̄;)エ?。今日はこのあとさらに、蒸気機関車デゴイチ(D51 498)による「SLみなかみ号」の運転もあるのです (゚∀゚*)オオッ!。個人的にいつも忘れがちな「SLみなかみ」ですが、今回は「カシクル」の約30分後にやってきますから、ついでに撮っていくことにしましょう。ただ、このあたりは線路が平坦だし、停車駅の渋川も近いので、あまり煙の吐き具合は期待できなさそう σ(゚・゚*)ンー…。そこで「SLみなかみ」はこんな撮り方をしてみました。

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金の野の滑るように進む、SLデゴイチ。
秋色の田園風景に力強いドラフト音がこだまします。
▲上越線 八木原-渋川

引き付けすぎて先頭部がかなりカツカツなのと、カメラとSLのシンクロ率もちょっと怪しいところがありますが (¬_¬;)アヤシイ…、倒伏した稲田を手前にしての流し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。実はこの撮り方はEF64重連の「ELレトロ」でトライしようかと考えたものの σ(゚・゚*)ンー、二機のEF64は長さが読めなかったので、結局は無難な撮り方にしてしまいました(全然「リスクを負うチャレンジ」をしてないね・・・(^^;)ゞポリポリ )。そしてここでのデゴイチは案の定、煙をほとんど吐かなかったので (´д`;)スカスカ…、このような遊んだ撮り方でよかったように思います。

これで、EF64重連の「ELレトロみなかみ号」、EF64+EF81重連の「カシオペア クルーズ」、そしてデゴイチの「SLみなかみ」号という、三本の客車列車を撮った上越線の撮影は終了です。いつもに増してグっダグダな撮影となってしまったけれど、本命の「カシクル」がバッチリと決められただけでも、徹夜明けと二日酔いを押してまで渋川に撮影へ来た甲斐がありました (´w`*)ドツカレサン。

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撮影していた地点は八木原と渋川の中間付近なので、
帰りは渋川の方へ出てみました ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。
渋川は上越線と吾妻線の分岐駅であるほか、
駅前からは伊香保温泉や小野上温泉方面への路線バスの発着や
草津温泉と首都圏を結ぶ高速バスも当駅前を経由します。
▲上越線 渋川

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ホームに入ってきた高崎行きの普通列車は115系。
今回は行きも帰りも115系に当たりました (゚∀゚)オッ!。
▲上越線 渋川

さて、まだ時刻はお昼前だし、せっかく群馬の渋川まで来たのならば、午後もさらに上越線で撮影を続けるか、もしくは渋川から分岐する吾妻線へ転戦するか σ(゚・゚*)ンー…・・・などと言う考えもアタマにはあったのですが、さすがに眠くて眠くて、この時は撮影を続行する気力がありませんでした ネミイ…⊂(-ω-`⊂⌒`つ。交通費の費用対効果を考えると午前中の撮影だけではちょっともったいない気はするけれど、今日はもうこれで引き上げることとし、渋川から上越線の上り列車に乗って高崎へと戻ります カエロ...((((o* ̄-)o。行きはやむなく(?)高崎まで上越新幹線を使ったけれど、帰りはもちろん高崎線。高崎始発の湘南新宿ライン直通列車に乗って、新宿までの二時間を爆睡すると決め込んでいました ZZzz(_ _*)。ところが、高崎へ着いてみるとなんだか様子がおかしい ( ̄△ ̄;)エ?。接続するハズの高崎線はホームに姿が無く、駅の構内には何やらけたたましく肉声の案内放送が流れています ナンダ?(゚Д゚≡゚Д゚)ドーシタ?。それに耳を傾けると・・・「 (* ̄0 ̄)θ< 現在、高崎線は鴻巣(こうのす)と北本の駅間で機関車の車両故障が発生し、上下線とも全線で運転を見合わせています!」とのこと・・・Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。

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機関車故障により高崎線が全線でストップ 乂`・д・´)ストッピ!!。
コンコースには状況を確認する人たちが集まっています。
ちなみにそのエンコしてしまったカマは、
工臨仕業を終え、単機で帰区している途中だった、
レインボー色のEF65 1118らしい・・・(´∀`;)ゲッパ…。
▲信越本線 高崎

高崎線が動いていないとは、なんてこったい (´д`;)トホホ…。そういや、先月に上越線の485系を撮りに行った時にも、輸送障害で高崎線が運転を見合わせていたんだよね・・・私と高崎線は相性が悪いのか!? "o(-ω-;*) ウゥム…。 動いていないんじゃ仕方ないので、復旧するまで高崎駅で待ち続けるか、もしくは八高線経由で八王子まで行くって手もあるか σ(゚・゚*)ンー…・・・などと考えていると、「 (* ̄0 ̄)θ< なお、熊谷駅と大宮駅、その先の東京方面へ行かれる方は、大宮駅まで上越新幹線による振替輸送を行ないます。ご利用の方は新幹線改札で振替乗車票をお受け取りください」との案内が入りました。え?新幹線に乗っていいの?タダ(特急券ナシ)で!? (=゚ω゚=;)エ? マジ!? どうやらストップしている高崎線区間である高崎と大宮の間に限り、乗車券のみで新幹線を利用できるようです (゚∀゚*)オオッ!。状況が状況だけに鉄としては喜んじゃいけないのかもしれませんが、これにより帰りの時間が一気に短縮できることになりました。しかもロハ(特急券ナシ)で (´∀`;)ロハ…。

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思いがけず、帰りも上越新幹線へ乗ることに。
アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
振替乗車票を手にして待っていると、
高崎にE2系の「とき」が入ってきました。
ちなみに振替区間が東京ではなく大宮までなのは、
大宮から先はストップしている高崎線を使わずとも、
在来線の宇都宮線や京浜東北線、埼京線などで都内へ行けるため。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ
また、振替乗車票で乗れるのは基本的に自由席のみ。
今回は混雑により指定席のデッキも開放されましたが、
指定席で座ることはできません。
そしてグリーン車はデッキの利用も不可です。
▲上越新幹線 高崎

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高崎からわずか30分で大宮に到着。
やっぱり新幹線は速いなぁ・・・。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲東北新幹線 大宮

振替で乗った上越新幹線は混雑していたものの、かろうじて三列席真ん中のB席に座ることができた私。でも、この一連の慌ただしさですっかり眠気が吹き飛んでしまいました (^^;)ゞポリポリ 。このタナボタ的な新幹線移動により、大宮には予定よりも一時間以上も早く到着です バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。ならば私にはこの時間短縮を受けて、ちょっと立ち寄りたいところが浮上しました σ(゚ー゚*)ドコ?。それは川越線の南古谷(みなみふるや)駅近くにある埼京線・川越線の車両基地、川越車両センターで行なわれている一般公開イベントです (・o・*)ホホゥ。このイベントの入場は14時までと聞いていた私(実際には14時半まででした)、本来は上越線で「カシクル」や「みなかみ号」を撮ってから在来線(上越線・高崎線)だけを乗り継いでいくと大宮が13時13分着となり、そこから川越線に乗り換えて会場へ駆けつけても、入場時間にギリギリ間に合うかどうかと言ったところでした (゚ペ)ウーン…。しかし新幹線に乗れちゃったことで、大宮には12時14分着。これならば入場時間にじゅうぶん間に合います (゚∀゚*)オオッ!。機関車故障が発生した高崎線の不通という不測の事態によるものなのですが、これもひとつの鉄運かなぁ? (^皿^;)シシシ…。

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埼京線と直通運転を行なっている川越線は
大宮駅の地下ホームに発着します。
入ってきたのは埼京線と直通運転をしている
りんかい線の70-000形。
▲東北本線(埼京線) 大宮

川越線は東北本線の大宮から、小江戸の街・川越を経て、八高線との接続駅である高麗川(こまがわ)までの30.6キロを結ぶ、東京近郊の直流電化路線です (・o・*)ホホゥ。路線は大宮~高麗川となっていますが、途中の川越を境に運転系統が完全に分けられており、川越以東では大宮から東京都心へ直結している埼京線やりんかい線(東京臨海高速鉄道)との直通運転を行ない(運転区間は川越~新宿・新木場)、使用される車両は10両編成のE233系や205系、りんかい線の70-000形。いっぽう川越以西では高麗川で接続する八高線の南部(電化区間)と直通運転を行ない(運転区間は川越~八王子)、使用されるのは短い4両編成の209系や205系。その川越線をはじめとした、埼京線、八高線南部の電車が所属するのが、きょう一般公開イベントが開かれている川越車両センターです ( ̄。 ̄)ヘー。

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川越のひとつ手前の駅、南古谷で下車。
ここが川越車両センターの最寄駅です。
▲川越線 南古谷

渋川1112-(上越736M)-高崎1138~1145-(上越新幹線 とき356号)-大宮1214~1237-(川越1185F)-南古谷1255

大宮から20分弱で到着した南古谷、ここから川越車両センターの正門までは徒歩で15分ほどの距離があるので、やっぱり在来線だけで高崎から来たら、入場時間に間に合わなかったかも ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク。この頃にはすっかり雨は止んで、雲間からは時おり日差しもさすようになりました。もはや傘は邪魔者です (゚⊿゚)イラネ。ところで、個人的にあまり馴染みが深くなく、拙ブログでの登場回数も少ない、埼京線や川越線。所属車両的に見ても埼京線のE233系や八高線の209系などは、車庫で展示されてもあまり面白味が無いように思えます σ(゚・゚*)ンー。なのに、なぜ私はちょっとムリをしてでもこのイベントに駆けつけたかったのかと言うと、実は川越車両センターでの公開イベントは毎年、他区から貸し出されて展示されるゲスト車両がけっこう充実しているのです (・o・*)ホホゥ。そして今年のラインナップはと言うと・・・ (「゚ー゚)ドレドレ

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南古谷駅から歩いて15分 ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、
目的地の川越車両センターに到着。
(・ω・)ト-チャコ
目立った混雑は無く、スムーズに入場できました。
▲川越線 川越車両センター

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じゃーん!\( ̄^ ̄)/
これが今年の川越車両センターまつりで展示された
車両のラインナップです。
向かって右から順に、
オレンジ帯で青梅・五日市線用のE233系0番台(青462)、
湘南色帯で東海道・東北・高崎線用のE233系3000番台(U227)、
赤帯で京葉線用のE233系5000番台(507)、
黄緑帯で横浜線用のE233系6000番台(H008)、
緑帯で埼京線用のE233系7000番台(125)、
黄色帯で南武線用のE233系8000番台(N22)。
6本のE233系が一同に集められました!
w(゚0゚*)w オォー!!
▲川越線 川越車両センター

なんと、首都圏各所に所属するJR東日本の最新一般形車両、E233系の6色がここに大集結です! (ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-!!!!!! 搭載している信号保安装置の違いから川越線へ直接入線できない、水色帯で京浜東北線用の1000番台青緑帯で常磐緩行線用の2000番台が不参加なのは少々残念なところではありますが、この6本でもじゅうぶんに見応えがありますし、同形式の色違いはカラフルで楽しい!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪ ふだんの撮影対象としてはあまり面白味の無いステンレス車のE233系も、ここまで揃えると壮観です ъ(゚Д゚)グッジョブ!!。そう、私はこの豪華なE233系並びが見たかった。

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別角度から 【◎】]ω・´)パチッ!。。
E233系は2006年の中央線への投入を皮切りに、
首都圏の各路線へ次々に大量投入され、
今では通勤電車の顔として定着するまでになりました。
ちなみに今後の導入予定を含む最終在籍数は3000両を越え、
JRで同一形式の最多両数となる見込みです ( ̄。 ̄)ヘー。

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同一系列の色違い並びと言うと、
かつて国鉄が発行した冊子のようなものに
(たしか国鉄電車が10000両に達した時のものだったかな?)、
当時主力だった各線各色の101系や103系が
電車区で一同に並べられた写真が掲載されていて、
今回のE233系並びにそれを思い出してしまいました。

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E233系並びの横では、
架線作業車の走行実演が行なわれていました (゚∀゚)オッ!。
前頭部に掲げられたパンタが目をひきますが、
架線集電でこのクルマが動くわけではなく、
このパンタは作業前の送電停止後、
架線に残った電気をレールへと逃がす、
アースのような役割を果たすのだとか (´ε` )フーン
マルタイじゃないけれど、
作業車好きのhanamura師匠は喜ぶかな?

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場内の休憩用として車内が開放されていたのは、
特急型車両の185系。
現在は走っていない特急「水上」のマークが
掲げられています。
これもファンサービスのひとつですね (・∀・)イイネ!。

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検修庫内には技術試験・研究開発用の在来線多目的試験車で、
一般の209系から改造された「MUE-Train(ミュートレイン)」
が展示されていました(向かって右。左は埼京線用E233系)。
主にどのような試験が行われているのか、
私ではとても説明できないので、
興味ある方はJRのオフィシャルサイトを・・・m(_ _)m。

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そのほか、埼京線や川越線で過去に掲出された、
記念のヘッドマークなども展示されました。
左下の「ありがとう205系」のマークは、
このブログでも走行シーンを紹介しています。
ちなみに同線の205系は今でも
一本だけ残っているんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ

川越車両センター公開、その充実したイベント内容・・・というか、E233系並びを大満喫、大満足 (´ー`*)マンゾク♪。新幹線による時間短縮効果のおかげで、じっくりと見学、撮影をすることができました。ああホント、間に合ってヨカッタよ・・・ヨカッタ(*⌒∇⌒*)ヨカッタ。そして公開日を教えてくださったお仲間さんに感謝です <(_ _*)> アリガ㌧。まもなく閉場という案内放送を聞き、私は会場でお土産を買ってから川越車両センターをあとにしました (´w`*)ドツカレサン

南古谷1515-(埼京1512F)-新宿1606

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E233系まつりとなった川越車両センター公開、
そのお土産として私が会場で買って帰ったのは、
メインで展示されていたE233系の電車ケーキ (゚∀゚*)オオッ!! 。
奥は緑帯の埼京線バージョンで、
手前は残念ながら今回のラインナップに不参加だった、
水色帯の京浜東北線バージョンです。

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ちなみに中身は手作り風のパウンドケーキで、
京浜東北線はレモン風味でした。
レモンピールが利いたそのお味は
とても美味しかったです (゚д゚)ウマー!
(埼京線の方は友人にあげたので、味はわかりません)。


徹夜明け、二日酔いと言うボロボロな状態 (lll;›´ω`‹ ) ギボヂワルィ…、さらに渋川の撮影地では冷たい雨が降り続いていたこともあってモチベーションが低く ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、正直、出撃したことを何度も後悔していました (一ω一;lll) コナキャヨカッタ…。おそらく出かけなければ、この日は二日酔いを理由に一日じゅう家でゴロゴロしていたことでしょう ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ タリー。でも結果的には、モチベーションを上げるのに苦労はしたものの、本命の「カシクル」では撃沈リスクの高いギャンブル的な撮影に勝ち (`・∀・´)┘ヨッシャ!、さらに予期せぬ不測の事態(?)で乗らないハズの新幹線に乗って、行けなかったハズの川越車両センター公開に行った・・・(((ノ≧▽≦)ノ233!。体調は万全でなくとも、なんだか不思議と楽しめた一日となりました。いつも以上にグダグダな撮影でしたが、まあ全体的に見れば結果オーライだったのかな? (´ω`)ドーダロネ。

 
  
 
  

☆オマケ☆

今回の「カシクル」を撮影した八木原と渋川の間の田園地帯。私は過去に何度か撮影をしに訪れているのですが、そのなかでもこの場所で「ELの重連」と言うと、とくに忘れられない列車があります (・o・*)ホホゥ。それは今から24年半前、1991年2月24日に上越線で運転された14系客車の「シリウス号」 (゚ー゚*)シリウス?。たしかこの列車はJRの組合関係者によって企画された団体列車だったと思うのですが、その先頭に立つ牽引機はイベント列車と見紛うばかりの豪華さ、まさに「超・スペシャルトレイン」でした  (゚∀゚*)オオッ!。今回のオマケでは、その「シリウス号」の往復を一日かけて撮影した、当時の様子を時系列順ご紹介したいと思います。

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この日のスリーブで一枚目に写っていたのは、
今見るとちょっと懐かしい旧新潟色の115系 (*´ω`*)ナツカシス。
撮影場所は今回の本編でEF64の重連を真横から撮った、
「ELレトロみなかみ号」の撮影ポイント付近です。
▲91.2.24 上越線 渋川-八木原

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撮った本人はまったく覚えていませんでしたが、
こんなカットもありました(゚∀゚*)オオッ!。
雪深い上越国境での激闘を物語るような形相のEF64貨物。
重連仕業に見えますが、後機のパンタは降りています。
ひょっとしたら前機は救援機なのかもしれないですね。

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ここからは本命の「シリウス号」絡みのカットが続きます。
まず上り方から現れたのは、
DD51 895と後ろ向きのEF55 1による重連単機回送(重単)。
EF55はその特徴的な形から「ムーミン」の愛称がつけられています。
(´▽`*)ムーミン♪。
▲91.2.24 上越線 八木原-渋川

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続いて通過したのは、
EF58 61(ロクイチ)とEF58 89(パック)による「ゴハチ重単」。
w(゚0゚*)w オォー!!
ロクイチには特製のヘッドマークが掲げられています。
ムーミンと二機のゴハチというスペシャルロコが
相次いで渋川方向へ下ってゆきました。
いったい何があるのでしょう? σ(゚・゚*)ンー

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さらにそのあと、
D51 498が14系客車7両を従えてやってきました。
しかも平坦な場所なのにこの爆煙!
同じ場所で撮った、同じデゴイチなのに、
今回の本編で紹介した「SLみなかみ号」とは
えらい違いですなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ 。

上野と渋川の間で運転が設定された14系の団体列車「シリウス号」、情報通の友人から私が事前に聞いていた情報によるとその牽引機は、上野~高崎が往復ともEF58 61、高崎~渋川の往路(下り)がD51 498、復路(上り)がEF55 1、それぞれ単機での牽引というものでした  (・o・*)ホホゥ。なので、事前に送り込まれた復路の牽引機であるムーミン(EF55)と、デゴイチ(D51)が牽引する14系の本列車は予定通り。しかし驚いたのは、その間にロクイチ+パックのゴハチ重単が通過したこと (゚∇゚;)エッ!?。高崎まで客車を牽いてきて仕事を終えたはずのロクイチが、なぜ上越線を下ってきたのか? しかも情報には無かったパックとの重連で・・・σ(゚・゚*)ンー。友人やまわりの同業者に聞いても、この事態はよく解らないとのこと。ただ、ここに集まった多くの仲間は、このあとにやって来るとてつもない編成を予感していました (°A°;)ゴクリ…。ムーミン、ロクイチ、パックの三機が一同に集結した渋川。そこからの折り返しとなった「シリウス号」の復路で先頭に立っていたのは・・・(*゚0゚)ハッ!!

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渋川発の上り列車となった「シリウス号」の復路、
なんとその先頭にはEF55 1+EF58 89+EF58 61という、
スペシャルロコの共演による三重連が実現!!
w(゚0゚*)w オォー!!
今見てもスゴい編成です・・・(´∀`;)スゴイネ…。
ちなみに先頭の二機、ムーミンとパックは現在、
大宮の鉄道博物館に収蔵されています。
▲91.2.24 上越線 渋川-八木原

なんとも豪華な三重連! (ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-!!! 撮影後には集まったファンから自然と拍手と歓声が巻き起こり、それに応えるようにならされた汽笛・・・。24年も前のことなのに、鮮明に覚えているほどインパクトの強い列車でした :*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。。今でも私はここを列車で通り過ぎるたびに車窓から撮影地を眺め、この日の興奮と感動を思い出しています (*´ω`*)ナツカシス。

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ちなみにこの日、
三重連を撮ったあとには小走りで渋川駅へと戻り、
続行の上り電車で高崎へ ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。
さらに上越新幹線に乗り継いで大宮へ先回りし、
ムーミンを切り離したゴハチ重連の方も撮っています。
【◎】]ω・´)パチッ!。
この行動力、私も若かったなぁ・・・(笑)
▲91.2.24 東北本線 大宮



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ONE-shot 194 あゝ上野駅 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 194 あゝ上野駅

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♪ど~こか~に故郷の~、かおりをのせ~て~、
は~い~る列車の、なつ~か~し~さ~…

 

 
かつての国鉄時代、
東北新幹線の開業以前には東北特急の顔として、
頻繁に上野駅を発着していた583系が、
同駅のなかでもひときわ当時の面影を色濃く残す
地平ホームのトオサンバン(13番線)へ、
久しぶりに帰ってきました
(=゚ω゚)ノ オカヘリ!。
 

  
先週末の土曜から日曜にかけて、
東北は秋田の大曲(おおまがり)から
東京の上野へ向けて運転されたのは、
寝台特急型の583系を使った夜行の団体臨時列車
(奥羽~羽越~信越~上越~高崎線経由)。
 
 

TDR臨*の「わくわくドリーム号」などでも
ちょくちょく上京している秋田の583系ですが
(*TDR臨=東京ディズニーリゾートへの臨時列車)
「わくドリ」は武蔵野・京葉線経由で東京発着。
そして最近よく運転される同車を使用した
鉄道ファン向けの企画臨時列車(「あおもり号」とか)も、
横浜発の新宿経由などで設定されることが多く、
実は583系が上野駅へ顔を出す機会は最近、
めっきり減ってしまった気がします σ(゚・゚*)ンー。
"北の玄関・上野駅"こそ583系がもっとも似合う駅だと
個人的に思う私。
そこで今回は沿線での撮影ではなく、
この上野駅で583系を待ち構えることにしました
【◎】]ω・´)パチッ!。
 

  
「トオサンバン列車接近」の業務放送とともに、
重厚な柱の向こうからゆっくりと姿を現した583系。
東京生まれ、千葉育ちの私に田舎はなく、
冒頭の「あゝ上野駅」の歌詞にあるような
「故郷の香り」というものは正直よくわからないのですが、
このホームへと終着する夜行列車の姿は
国鉄時代の上野駅を彷佛とさせて、
懐かしいものがありました (*´ω`*)ナツカシス。
 

  
 
15.10.11 東北本線 上野
  
 

  

 

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「ふるさとの 訛なつかし
停車場の 人ごみの中に
そを 聴きにゆく
啄木」 
 

ちなみに、
同じ上野駅地平ホームの15番線付近には
岩手出身の歌人、石川啄木の歌碑もあります。
上京して寂しくなった啄木は時おり、
東北からの長距離列車が着く上野駅を訪れ、
そこで飛び交う故郷の訛(なまり)を聞いて、
寂しさを紛らわしたのだそうです
(゚ーÅ) ホロリ。
 

  
 

タグ:鉄道 583系 JR

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東北新幹線・・・鷲宮保守基地 見学記 [鉄道写真撮影記]

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2015.10.03 東北新幹線(?)
ワシ、飲み屋?・・・ではなく、"わしのみや"!
(゚∀゚)アヒャ☆
鷲宮保守基地一般公開 見学記
 
  

自分で書いておきながら、なんなんだこの意味不明なサブタイわっ (゚Д゚)ハア?(鷲宮の方ゴメンナサイ)。

先月27日から今月の3日まで、ソネブロ仲間で画家のsonicさんが、東京の白山(文京区)にあるギャラリーカフェで作品展を開催 (゚∀゚*)オオッ!!。会期中には私もぜひ伺いたいと思っていた矢先、同じソネブロ仲間で私が「飲み鉄の師匠」として仰ぐhanamura師匠から、もし作品展へ行かれるのならば日時を合わせませんか?とのお誘いがありました ヽ(゚ー゚*)ドオ?。もちろん私としては断る理由なく、二つ返事 (*`д´)=b OK牧場!。日程的にみると、やはり仕事が休みとなる週末の土曜日(10/3)がお互いに好都合です (・∀・)イイネ!。当初その日は、国鉄特急型の583系による団体臨時列車の設定があり (゚∀゚)オッ!、私はこれを午前中に撮ってから、午後遅くに師匠と直接ギャラリーで合流しようと考えていました σ(゚・゚*)ンー。ところが直前になって、この団体列車の運転中止が判明(運行可能な募集人員に乗客が達しなかったとか・・・(・ε・`)ザンネン )。師匠との待ち合わせまで時間を持て余すことになってしまった私は、他にネタとなりそうな臨時列車の運転や鉄道イベントなどが無いか検索してみたところ \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、同日に埼玉県久喜(くき)市の鷲宮(わしのみや)にある東北新幹線の保守基地で、公開イベントが開かれるとの情報を見つけました (゚∀゚)オッ!。ただし、このイベントでは新幹線の車両が見られるわけではなく、線路や架線などを保守・点検する作業車や工事機械の展示がメインで、ぶっちゃけ、私個人的にはそれほどそそられるようなイベント内容ではありません σ(・∀・`)ウーン…。でも実は、この日に会う約束をしているhanamura師匠が、保線機械の代表格である「マルチプル・タイタンパー(線路の歪みなどを矯正する保線機械で、通称・マルタイ)」を夜中に撮影へ出向くほどの工事作業車好き (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そこで、師匠にこの保守基地公開イベントのことを伝え、よろしければ作品展を訪ねる前に一緒に行ってみませんか?と打診してみたところ ヽ(゚ー゚*)ドオ?、わい!喜んで同行します!との快い返事をいただけました (*`д´)=b OK牧場! ・・・というわけで今回はhanamura師匠とともに、東北新幹線・鷲宮保守基地の公開イベントを訪れてみることにしました。


10月3日(土)

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イベントが行なわれる鷲宮へ宇都宮線で向かいます。
ちなみにこのカットが大宮なのは何か意味があるワケではなく、
新宿でたまたま入線していた湘南新宿ラインに飛び乗ったら、
ε=┌(;゚д゚)┘ノッチャエ!
それが宇都宮線ではなく高崎線への直通列車だったため、
大宮で乗り換えなくてはならなかっただけのこと。
(´д`;)マツガエタヨ…
行先も確認できないような駆け込み乗車は、
やっちゃいけませんよね・・・(^^;)ゞポリポリ
▲東北本線 大宮

爽やかな秋晴れとなったイベント開催当日 (´▽`*)アキバレ♪。私が乗り込んだのは、湘南新宿ラインから宇都宮線(東北本線)へ直通する、普通列車の小金井ゆき。今回のイベントが行われる鷲宮保守基地は、東北新幹線の大宮と小山の間にある鷲宮信号場(東京起点から50.9キロ地点)から連絡線が分岐するような形で設置されていており、アクセスしやすい最寄り駅は宇都宮線の東鷲宮です (・o・*)ホホゥ。宇都宮線を利用する際、東鷲宮付近で新幹線の方へと伸びている高架の連絡線は、今までも車窓から眺めていてちょっと気になる存在でした σ(゚・゚*)ンー…。ただし、この連絡線はあくまでも保線工事用の作業車を本線(新幹線)へ搬入するためのものであって、一般の鉄道車両が入線することは無く、貨物線(貨物専用線)以上に地味な存在と言えるでしょう (≡.≡*)ジミ…。そのため、私も連絡線への興味は薄くて、東鷲宮というと隣駅・栗橋との間にある「ワシクリ」と呼ばれる宇都宮線の有名撮影地の方が印象は強い (゚ー゚*)ワシクリ

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下りの宇都宮線に乗って東鷲宮が近づくと、
車窓の右手にカーブを描く高架が見えてきます (゚∀゚)オッ!。
これが東北新幹線から分岐した連絡線。
ただし保線用の線路なので正式な線名はなく、
距離も公表されていません ( ̄。 ̄)ヘー。
▲東北本線 久喜-東鷲宮(車窓から)

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その連絡線を航空写真で見るとこんな感じ。
右下が東北新幹線との分岐点(鷲宮信号場)で、
緩やかなS字を描くように左上へと伸びています(赤い線)。
これで見ると、その距離は1.8キロくらいかな?
σ(゚・゚*)ンー

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そんな連絡線と宇都宮線の接続地点にあるのが、東鷲宮
(実際には軌道幅が違うので、線路自体は接続していない)。
大宮からは30分ほどで到着です (・ω・)ト-チャコ。
▲東北本線 東鷲宮

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東鷲宮は下りホームが地平に、
上りホームが高架にあるちょっと変わった構造の駅。
これはかつて同駅に貨物駅が隣接されていて、
下り線から分岐する貨物線が上り線に支障しないよう、
平面交差を避ける形で上り線だけが高架となったのです。
 ( ̄。 ̄)ヘー。
ただし貨物駅は廃止となり、
現在はその位置に件の保守基地が設置(移設)されています。
▲東北本線 東鷲宮

新宿0826-(湘南新宿ライン2824Y)-大宮0859~0912-(東北2524Y)-0936

東京駅から宇都宮線でちょうど一時間のところにある東鷲宮は、駅のまわりにマンションや一戸建ての住宅が建ち並ぶ、典型的なベッドタウンと言った感じの街。新宿から湘南新宿ライン経由で来た私と、横浜から上野東京ライン経由で来る師匠は、この東鷲宮で待ち合わせです。私の方がちょっとだけ早く着きました (* ̄0 ̄)θ ワタシ、マツワ♪。ちなみに、私が途中駅の赤羽や大宮で上野東京ラインに乗り換えるか、師匠にあらかじめ湘南新宿ライン経由に乗っていただいて、車内で待ち合わせすると言う方法もあるけれど、そうすると事前に乗る列車の号車まで指定しなくてはならないし、その列車が混雑していると会いにくいかもしれない (゚ペ)ウーン…。それに鉄ちゃんである師匠や私には、電車の乗る位置などにもそれぞれにこだわりがある方なので、こういう時は現地の改札口で待ち合わせるのが確実で気持ち的にも楽なんです(少なくとも私は)( ´_ゝ`)フーン。

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東鷲宮駅に掲示してあったイベントの告知ポスター。
「新幹線工事車両 特別公開」とあります。
ちなみにこのポスターに隠されて貼られていたのが
埼玉の「アニメ聖地マップ」だったのは、
ここだけのハナシ・・・ヘ( ̄▼ ̄;)ア…
どうやらこの鷲宮の近くにもアニメの聖地があるようです。

イベントの開場時刻は午前10時で、師匠の乗った列車が東鷲宮に着いたのは9時59分 オッ!(゚∀゚)キタッ!。ちょうどいいタイミングなのに、遅れること無く改札口に現れた師匠は「スミマセン、遅くなりました! 入場待ちはもう大行列ですか?」と、ちょっと慌て気味 ・゚・アセアセ(;´゚д゚)ゞ・゚・。実は師匠が思い浮かべる鉄道イベントというと以前に行かれた、毎年ものすごいファンの数でごった返す東武の南栗橋車両区イベントのイメージが強いらしく、今回の鷲宮でも多くの同業者が開門前に列をなしていると思ったみたい ドコニ(゚Д゚≡゚Д゚)ナラブノ!?。でも実際には、私が改札前で待っていた際に見かけた同業者(明らかに鉄ちゃんだとわかる方)は、パラパラと通った程度でした。やはり営業車両などが展示されない保守基地の一般公開は、それほど注目度が高くないようです σ(゚・゚*)ソーナノ?。東鷲宮駅に隣接する保守基地に向かって歩くこと数分、もちろん列に並ぶことなどなく、すんなりとイベント会場へ入ることが出来ました ♪( ̄、 ̄ )===3 スイスイ

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東鷲宮駅の東側に隣接する、新幹線鷲宮保守基地。
開場時間の直後に訪れましたが混雑はなく、
ご覧のようにゲートの前はまったりとしています (´ー`)マターリ。
どちらかというと鉄ちゃんよりも、
近隣住民と思われる子連れのファミリーが多い感じ。
▲JR東日本 新幹線鷲宮保守基地

では、ここからはしばし、師匠とまわった会場内の様子を写真とキャプションでお届けしたいと思います (/*´∀`)o/*´∀`)o レッツラゴーゴー♪。手抜き記事だとツッコまれそうですが、スミマセン、私は保線機械や工事作業車にはめっぽう疎く、本文で詳細に説明することが出来ないんです・・・(^^;)ゞポリポリ。

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入場するとお出迎えしてくれたのは (゚∀゚*)オッ!、
新幹線をモチーフにした戦士?ロボット?ゆるキャラ?の
「新幹線変形ロボ シンカリオン」。
鷲宮保線区でボクと握手
!アクス( `・∀・´)
・・・と言ったかどうか定かではありませんが、
師匠はVサインでツーショット撮影していました。
( v ̄▽ ̄) イエーイ♪

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「シンカリオン」の写真を撮っていると、
宇都宮線の高架上(上り線)を何やら物々しい車両が
轟音とともに通過・・・(=゚ω゚=;)ンン!?
なんと、あれは変圧器輸送などに使われる、
特大貨物車(大物車)のシキ800じゃないですか!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
(しかも牽引機はカラシ扉のPF、2127号機)。
偶然にこんなものが見られるなんて

ひょっとして
今日は鉄運づいているのか!

(´ω`)ドーダロ
ちなみに、師匠もこの特殊車のことはご存知で、
「おお!エ◯ァのヤ◯マ作戦で出てきたヤツだ!」
(゚∇゚*)デショ?
って、大興奮ですた。
▲東北本線 東鷲宮付近(後追い)

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その宇都宮線の高架下に置かれていたモーターカー。
もちろん新幹線用なので車輪幅は標準軌です。
車体に錆が浮いているけれど、今は使われていないのかな?

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爪付きユンボ? (゚ー゚*)ユンボクン
バラスト(道床・線路の敷石)に爪を突き刺して、
慣らすのでしょうか?
キャタピラーの他に軌道用の車輪も見えますね。
こういうのに詳しいお方が、
私のブログ仲間にいるんだよな~(笑)

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荷台にバラストを載せて運ぶ、道床交換作業車。
作業車好きの師匠によると、
ユニオン建設が所有する作業車には、
お花が描かれているのが特徴なのだそうです (・o・*)ホホゥ。

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ひょーっとアームが高く伸びたのは、
高所作業車。
作業現場以外でアームを伸ばしている姿が見られるのは、
イベントならではと言ったところでしょうか。
なかなかの迫力です!
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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こちらのゴツい作業車は、
上空の架線を張り替える、架線延線車。
車体の前後に設置されたリールで架線を巻き取りながら、
新しい架線へと張り替えてゆきます

 ( ̄。 ̄)ヘ

裾部に「SW1004」という、形式みたいな記号が見えますが、
SWは「ストレッチワゴン(Stretch Wagon)」の略らしい。

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この架線延線車は実際に作業台へと上がることができ、
間近に架線を見たり、触ったりすることが出来ました (゚∀゚*)オオッ!!。
今回の展示で、師匠がいちばんお気に召した作業車です。
 (*゚∀゚)=3ハァハァ!
架線に触れるとビリビリビリっ!電撃だっちゃ!

エイッ!(*゚∀゚)σ ─wwヘ√レvw─{{{{(+ω+)}}}} ビリビリ☆
・・・もちろん通電はされていません。

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私的にはこのレール削正車の実演が、
見ていて面白かった
(゚∀゚*)オオッ!!
レール削正車はその名の通

鉄道模型でいうレールクリーニングカーの実物版みたいなもので

走りながらレールの頭部(車輪との接地面)を削ってゆき、
レールの形状を適切な状態に削正する作業車です (・o・*)ホホゥ。
削りながら進むと、削正装置からは細かい"火花"が散ります。
σ(゚ー゚)マタヨシ?

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こちらは作業車を使わず、手作業による実演。
レールの断裁や接合の様子が見られます。
とくに新幹線は継ぎ目のないロングレールが使われるので、
この接合作業は重要なのだとか
( ̄。 ̄)ヘー。
ふだんは深夜に行なわれて、日の目を見ることが少ない裏方作業。
一般公開での紹介に職人さん達も心なしか嬉しそうです。
師匠はその溶接技法に興味津々。
ガス圧接の制御盤をしばらく眺めていました (。 ・ω・))フムフム。

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新幹線用の分岐器(ポイント)も展示されていて、
実際にボタンを押すことで開く方向を変えることができます。
私はこのボタン式の「電気式転轍(てんてつ)器」を体験。
(*・∀・)σ ポチットナ
列車が高速で通過する新幹線用分岐器の大半は

手前のポイント部だけでなく、
股の位置にあたるクロッシング部も同時に可動する
仕組みになっているそうです。

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でも、師匠はというと、
「やっぱり分岐器と言ったらコッチじゃい! (`Д´)ノ」って、
手動式転轍器の方を体験(笑)
腰にもしっかり力が入っています

。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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これは東鷲宮駅ブースの
発車メロディ(駅メロ)を鳴らす体験コーナー。
柱のボタンを押すとお馴染みの駅メロがスピーカーから流れます。
ここで師匠の番が回ってくると、
なんとタイミングよく東鷲宮駅に上り電車が到着!
(゚∀゚)オッ!
!
ラリラリランラン、タリラリラリ、ラリラリランラン、タリラリラリ、
タリラリ、タリラリ、ラァ~

師匠が鳴らしたメロディを合図に、この電車は発車しますた
(ウソ)。

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ひととおり会場を回った我々が最後に参加したのは、
冒頭で紹介した新幹線との連絡線である高架の一部区間
(作業車が本線に入るためのスイッチバック部分)を
実際に歩くことができるという「線路ウォーク」。
テクテクε=ε=ε=┌(*・∀・)┘┌(*・∀・)┘
この線路ウォークは結構な人気で、
今回のイベント会場で我々が唯一並んだ体験コーナーでした。

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♪そ、だ~りん、だ~りん、すて~ん、ば~いみっ♪

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♪おおお~すてん、すてんばいみ、すてんばいみ・・・♪
(P.hanamura師匠)

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実は私の目的は線路を歩くことそのものよりも、
高架線ならば会場に展示してある作業車たちを
上からの俯瞰撮影ができるかもしれない・・・という、
よこしまな狙いがありました。
その見晴らし具合はというと・・・(「゚ー゚)ドレドレ
お!なかなかいい感じ♪ (^_[◎]oパチリ

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線路ウォークで歩けるのは、本線方向への分岐点まで。
右の方は地平の保守基地に繋がっており(スイッチバック形式)、
左の方へ進んでゆくと、この先で東北新幹線に合流します。

その特殊性から、ふだんは構内に立ち入ることなどできない新幹線の保守基地。展示された作業車や機械もなかなか目にする機会がない貴重なものばかりで、どれを見ても新鮮に感じます w(゚0゚*)w オォー!。ちなみに架線延線車やレール削正車などは軌道(レール)上を自走することができるので、一見すると鉄道車両の仲間に思われがちですが、実際は鉄道車両としての車籍を有していない機械扱いでの登録になっています ( ̄。 ̄)ヘー。なので、あえてここでは作業車という括りで紹介させていただきました。今回のイベント、もともと工事作業車好きのhanamura師匠が、鼻息荒く目を爛々とさせていたのはもちろんのこと ε-(°ω°*)ムフー!、今まではあまり興味を持たなかった私も、展示や実演などを通してその作業車の役割を勉強できて、素直に楽しかったと感じることができました。大人になってからもまだまだ新鮮な驚きはたくさんある。これぞまさに「オトナの社会科見学」ですね ヽ(´¬`)ノ タノシイ♪。10時の開場とともに入場した我々ですが、気が付けばすでにお昼をまわって13時近く。実に三時間もかけてじっくりと会場内を巡っていたのでした ( ̄▽ ̄;)サンジカン…。

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お昼には会場内で限定販売されていた、
「JR鷲宮保守基地工事用車両特別公開記念弁当(¥530)」
まあ、いわゆる助六寿司です ☆・・・・。
師匠と私が揃ったのなら、ここでビールでも一杯・・・
(゚∀゚*)オッ!!
と、いきたいところですが、鉄道敷地内は酒気帯び厳禁!
乂`・д・´)ダメッ!
イベントでもアルコール類が販売されることはありません。

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体験コーナーや会場内のスタンプラリーでは、
東日本新幹線のノベルティグッズがもらえました。
「シンカリオン」のステッカーなどは子供が喜びそうですね。
子供ぢゃないけど、師匠も私も大喜び ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。

さて、そろそろsonicさんの作品展が開かれているギャラリーカフェへ向かうのにいい時間 (゚o゚*)オッ!。東鷲宮から都内までは一時間ほどかかるので、今から出ればちょうどアフタヌーンティーが美味しく感じられる頃にカフェへ着くことができそうです (・∀・)イイネ。最後にイベントの会場内で行なわれていたスタンプラリーをきっちりとコンプリートし、その景品(新幹線「はやぶさ」のクリアファイルなど)をいただいてから、二人は鷲宮保守基地をあとにしました (´w`*)ドツカレサン

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保守基地の見学を終え、
東鷲宮から宇都宮線の上り列車に乗って都内を目指します。
せっかくならボックスシートがいいよね・・・σ(・∀・*)イイヨネ
ということで、先頭車に乗車。
(15連の宇都宮線は前後の二両がセミクロス(ボックス)で、
中間車はグリーン車を除くと、ほぼロングシート)
すると・・・
( ゚o゚)アッ!
▲東北本線 東鷲宮

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なんと乗った編成は
近郊形E231系(8000番台)のトップナンバー(U501編成)で、
先頭のクハE230-8001には「ローレル賞」のプレートが、
掲げられていました (゚∀゚*)オオッ!。
これもちょっとした鉄運で、プチハッピー♪

ヽ(´¬`)ノ ワ~イ
車内は空いていて、お目当てのボックスシートが確保できました。

都内にあるギャラリーカフェの最寄り駅は、都営地下鉄三田線の白山か、東京メトロ南北線の本駒込(両駅からのアクセスが可)。東鷲宮から向かうにはいくつかのルートがあり、隣駅の久喜から東武スカイツリーライン経由なんていう行き方もちょっとも面白そうではあったのですが σ(゚・゚*)ンー、せっかく宇都宮線でボックスシートが確保できたことだし、ここはオーソドックスにJRで東鷲宮~赤羽~王子、そして王子から南北線で本駒込へと至るルートを我々は選択しました m9(`・ω・´)ケテイ!。

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赤羽で宇都宮線から京浜東北線の南行へ乗り継ぎ
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ
!
二駅目の王子でさらに地下鉄南北線へ乗り換えます。
▲東北本線 赤羽

列車は遅れること無く、順調に宇都宮線と京浜東北線を赤羽で乗り継いで、王子に到着。ここでは地下鉄南北線へ乗り換えるために、いったんJRの改札を抜けて外へと出ます ...((((o* ̄-)o。その際、たまたま私の目に留まったのは、王子の駅前を走る都電荒川線の姿 (゚∀゚)オッ!。そう言えば最近、都電荒川線に新型車両がデビューして、今の同車には期間限定で記念のヘッドマークが掲げられているハズ。偶然にそれがやって来ないかな~ σ(・∀・*)コナイカナ…なんて思い、ためしにちょっとだけ師匠にお願いして (≧人≦○)スンマソン!、次の電車が来るのを待ってみることにしました (*`д´)=b OK牧場!。すると、ここでまさかの奇跡的な鉄運が発動しちゃうのです!(*゚0゚)ハッ!!

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早稲田方面行きを待って一本目、
現れたのはなんと新型の8900形8902号じゃありませんか!
∑(=゚ω゚=;) マジ!?
ちゃんとデビュー記念のヘッドマークも
掲げられています!
▲都電荒川線 王子駅前

シンガタ、キタ━━━━━━( ゚∀゚)人(゚∀゚ )━━━━━━ッ!!
なんと、マジで新型の8900形が一本目に来ちゃったよ! ∑(=゚ω゚=;) マジ!? これはウソのようなホントのハナシ、ノンフィクション!! (ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-!!! 都電の在籍車両は全36両あるのですが、そのうち8900形はわずかに2両だけ(2015年10月現在。同車は今後に増備予定)。しかも全線(三ノ輪橋~早稲田)の片道所要時間が約一時間もかかるなかで、このタイミングに狙いの一本が現れたのですから、これはかなりの強鉄運と言っていいでしょう (´∀`;)スゴイネ…。私は興奮のあまり、落ち着いて絵作りするような余裕がなく、電停を発車するところをふつうに撮ることくらいしかできなかったけれど【◎】]ω・´)パチッ!、この流れで新型が現れたこと自体がいいブログネタになりました(笑)。

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ちなみに上の写真を撮っている私を
師匠は後ろからパチリ。
いい写真をあざ~す!
(P.hanamura師匠)

お目当ての新型が一本目で来てくれたことで、師匠をそれほどお待たせすることなく(8900形の姿が見えたので、慌てて走らせちゃったけれど・・・^^;)、あらためてギャラリーへと向かうことができます。王子から南北線に乗って三駅目の本駒込で下車。そこから歩いて数分のところに テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘、ニャンコの看板が目印のギャラリーカフェ「喫茶おとら」はありました (゚∀゚)オッ!

東鷲宮1258-(東北1563E)-赤羽1338~1347-(京浜東北1347B)-王子1352~1401-(東京メトロ南北線)-本駒込1407

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師匠とともに訪れた、
文京区白山のギャラリーカフェ「喫茶おとら」。
一昨年、昨年に続いて今年も
ソネブロ仲間sonicさんの作品が展示されました。

扉を開けると、落ち着いたお店の雰囲気にしっくりと来るような、優しいタッチの水彩画がお出迎え WёLCOмёヽ(′▽`*)ノ。今年のテーマは「Holiday」で、今夏に作家さんが訪れた街や駅、花火などの情景が印象的に描かれていました(展示作品はご本人のブログ「人の生活がある風景 Naoko Yoshinaga」で閲覧することができます)。そんな作品の数々を眺めながら、お店自慢の美味しい紅茶をいただく・・・先ほどまでの慌ただしさとは打って変わって、なんとも優雅なひと時です (´ー`)マターリ。この日はsonic画伯ご本人、さらには何人か顔見知りの方もいらっしゃ・・・いや、”自然発生”的に集まって (*・ω・)ノ゙チワッス♪、お話の方も楽しくさせていただきました。

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喫茶おとらの自慢は何といっても、
こだわりのある美味しい紅茶。
いいお天気だったこの日はちょっと暑かったので、
私は季節限定「葡萄の紅茶」をアイスでいただきました。
ほのかなぶどうの香りに癒されます ε-(´▽`*)ホッ♪。

冒頭にも書いたように、そもそもの目的はこの「喫茶おとら」での作品展をhanamura師匠と訪ねることで、ブログでメインにお伝えしてきた鷲宮保守基地の一般公開イベントはそのついでのようなものでした (´ω`)ソーダッタネ。でも考えてみたら、私と師匠が会う約束をしたその日に、たまたま工事作業車好きの師匠が喜びそうなイベントが鷲宮で開かれていたと言うのも、なんだか鉄運の強さみたいなものを感じます σ(゚・゚*)タシカニ…。保守基地イベント、喫茶おとらでの作品展、そしてその間の移動時間も含め、この日は師匠との充実した一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪


・・・え? せっかく飲み鉄ブラザーズ(師弟)が揃ったのに、杯は交わさなかったのかって? いやいや、作品展をおいとました(強制退出?無理矢理拉致??)あとに、向かったのはもちろん赤提灯です (^皿^;)ヤッパシ…。師匠とっておきの美味しい焼鳥屋さんから始まり イエ~!(* ̄∇ ̄)/C口☆口D\( ̄∇ ̄*)カンパーイ! 、あそこと、あそこと、さらにあんなトコロへ行って・・・彷徨いハシゴ酒!? (*~▽~*)(*~▽~*)ウィッ☆ 師弟の夜はふけてゆく・・・(。A。)アヒャ☆。

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hanamura師匠が私を連れて行きたいと言うことで、
予約までしてくださっていた渋谷の焼鳥屋さん。
カウンター席が5席あるだけの狭小店ですが、
呑兵衛には落ち着くいい空間です。
そしてもちろん素材を厳選したこだわりの焼き鳥は
超ウマーでした チョー
(゚д゚)ウマー!

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相変わらず飲み始めると写真をいっさい撮らなくなる私。
この日の最後のカットは上の焼鳥写真でしたが、
師匠のカメラには二次会の場所を求めて、
飲屋街を彷徨うアヤシい”なで肩星人”の後ろ姿が・・・(゚∀゚)アヒャ☆。
師匠、いろいろと連れ回しちゃってスミマセンでした

(P.hanamura師匠)







☆オマケ☆


この日の喫茶おとらには、都電好きで知られるソネブロ仲間のFTドルフィンさんも自然発生的に訪れ (*・ω・)ノ゙チワッス♪、たまたま私と師匠が王子駅で撮る事ができた新型の8900形をはじめとした都電の話題で少し盛り上がったのですが、そこで「そう言えば昔、常磐線の荒川鉄橋で貨物列車を撮っていたら、編成中に都電が載っかっていたことがあって、ビックリした覚えがあるんですよね・・・σ(゚・゚*)ソーイエバ…」ってお話を私がしたんです。今の都電の新車はトレーラーによる陸送で運ぶのが主流なのだそうですが、当時は貨物列車での鉄道輸送が行なわれていたのでしょうか? 今回はその写真をオマケでご紹介したいと思います。

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懐かしいガーダー橋時代の常磐線・荒川橋梁を渡る貨物列車。
その編成中にはコンテナ車のコキと有蓋車のワムに挟まれる形で、
なんと都電7000形の姿が・・・
(゚∇゚;)エッ!?。
もちろん調べて撮ったものではなくたまたまで、
私はビックリ!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
87.2 常磐線 綾瀬-北千住

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鉄橋での撮影後に北千住の駅へ戻ったら、
先ほどの貨物列車が側線に停車しており、
貨物に載せられた都電をじっくりと見ることができました。
こういうの、たしか乙種輸送って言うんでしたっけ?
ちなみにこの貨物列車の牽引機はEF65PFでした
(国鉄時代なので、もちろん国鉄特急色w)。
87.2 常磐線 北千住

ちなみに今、この写真を久しぶりに見返して思ったことは、都電の貨物輸送という珍しさよりも、87年に撮った写真での時点ですでに都電7000形がこの色(現行の標準色)だったのかということ。個人的に都電7000形というと黄色い電車のイメージが強いのですが、この緑帯になってもう30年近くになるんですね・・・(´ー`)シミジミ



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ONE-shot 193 ゆうぞら。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 193 ゆうぞら。

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すっかり秋めいて、
日が短くなったなぁ・・・(´ー`*)シミジミ
と感じる今日この頃
 
 

昼と夜の長さが同じになると言われる秋分の日、
この日の東京の日没は17時38分で、
189系の「ホリデー快速 富士山」が多摩川の鉄橋を渡るのと
ほぼ同時刻です
(上りの立川着は17時34分ですが、
行楽期の同列車は混雑して、たいてい数分遅れる ^^;)
 

日没を迎えて
刻一刻と空の表情が変わりゆくなか、
秋らしい薄雲がたなびく夕空に、
特急型電車が影絵のごとく浮かび上がりました

 

  
 
15.9.23 中央本線 日野-立川
 

 


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