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総武線・京葉線・・・189系団臨 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.09.27 総武線京葉線
とある千葉の団体臨時列車・・・?
189系M52編成 撮影
 
  

あまり天気がよくなかった9月最後の週末ですが、27日の日曜日には個人的にちょっと気になる団体臨時列車(団臨)の設定がありました (゚ー゚*)ダンリン?。それは千葉県市原市の姉ケ崎(あねがさき)から埼玉県の大宮まで運転されるもので、使用される車両は中央線の豊田車両センターに所属する国鉄特急型の189系 (゚∀゚*)オオッ!!。国鉄型車両好きの私からしたら、千葉方面へ189系が休日に入線すると言うだけでもけっこうなネタなのですが、実はこの列車を撮りたかった理由はそれだけではないんです・・・σ(゚ー゚*)ナニ?。まあ、その理由は後述することとして、この列車は豊田から姉ケ崎へ送り込む回送(送り込み回送)が、中央線・総武線・内房線を通り、姉ケ崎から大宮までの営業運転では、内房線・京葉線・武蔵野線・東北線を通る、ちょっと面白いルートになっています (・o・*)ホホゥ(ちなみに営業運転の復路は日没後、返却回送は翌日に設定)。今回はそれを踏まえ、それぞれの路線の特徴的なポイントで、この「とある189系の団体列車」を撮ってみようと思います (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


9月27日(日)

運転日当日。予報通りの曇り空のもと、まずは豊田から姉ケ崎への送り込み回送を狙います。この回送列車は比較的時間に余裕のあるゆったりとしたスジ(運転ダイヤ)が引かれていて、途中の東小金井(中央線)では時間調整のために約30分もの長時間停車(鉄用語で言うところの、いわゆる「バカ停」)があります ナニィ?(゚Д゚#)バカダト!? 。そこでまずはこの東小金井で待ち構えて、使用される編成の確認をすることにしました (゚ー゚*)カクニン?。というのも、このブログでも何度かご紹介しているように、豊田車両センターに所属する全三編成の189系は「あずさ色」のM50編成「国鉄特急色」のM51編成、そして「グレードアップあずさ色」のM52編成とそれぞれに色が異なり、狙いの団臨にどの色の編成が入るのかは当日まで解りません σ(゚・゚*)ンー。個人的な好みとしては、もちろん国鉄色のM51編成の登板を期待したかったところですが、東小金井に現れたのは・・・「白いヤツ」でした ( ̄△ ̄;)エ…。

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「回送」表示で東小金井の待避線へ入ってきた、
「グレードアップあずさ色」のM52編成。
同車が本日の団体臨時列車に使用される編成です。
▲中央本線 東小金井

国鉄色、コネ━━━━('A`)━━━━━…
全三編成の189系がフル稼働となったこの日、国鉄色のM51編成は「ホリデー快速 富士山」に、あずさ色のM50編成は「快速 山梨富士」に、そして残ったグレードアップあずさ色のM52編成が件の団臨に使われることとなりました σ(・∀・`)52カ…。実は前日の土曜日は、「ホリ快 富士山」がM52、「山梨富士」がM50で、M51は出番ナシの予備編成だったので、同じパターンならば土曜に予備だったM51が日曜の団臨に使われるのでは・・・と読んでいたのですが、私の予想は見事にハズレ (・ε・`)チェ。M52編成は二週間前に中央線の特急「甲信エクスプレス」を撮ったばかりであまり新鮮味がないし、正直、本命の国鉄色で無かったのはちょっと残念ではあるけれど、それでも私は「とある理由」から、予定通りにこの列車の撮影を続行することとしました σ(゚ー゚*)トアル?。189系の回送列車が東小金井で30分のバカ停をしている間に、私は先行する中央線の快速電車で先回りします ε=┌(;´∀`)┘イソゲッ!。

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東小金井でバカ停しているM52編成を横目に、
先行する快速電車に乗り込みます (=゚ω゚)ノ オサキ!。
▲中央本線 東小金井

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東小金井から新宿を通り抜けて30分、
私が次に下車したのは都心の御茶ノ水。
▲中央本線 御茶ノ水

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今年で開業110周年を迎えた御茶ノ水駅。
駅構内の自販機には歴代の中央線や総武線が描かれた、
記念ラッピングが施されていました (゚∀゚)オッ!。

東小金井0806-(中央734T)-御茶ノ水0836

次に私がやってきたのは、中央線と総武線の分岐駅、御茶ノ水(おちゃのみず)。この御茶ノ水の駅前に架かる聖橋(ひじりばし)からの眺めは、眼下を流れる神田川とともに、中央線と総武線のジャンクション、そして地下鉄・丸ノ内線を絡めて撮ることができる、昔からの撮影名所です (・o・*)ホホゥ。

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御茶ノ水駅前に架かる聖橋からの眺め。
写真の右側に見えるのが御茶ノ水駅に停車中の中央線。
そしてその下の神田川を渡るのが地下鉄・丸ノ内線。
さらにその奥に見える緑色の鉄橋が総武線です。
▲中央本線 御茶ノ水/東京メトロ丸ノ内線 淡路町-御茶ノ水

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総武線部分をクローズアップするとこんな感じ。
秋葉原のビル群をバックに特徴的なアーチ橋を渡り行く、
列車の姿を撮る事ができます (^_[◎]oパチリ。
写っているのは総武緩行線の209系。
▲総武本線 秋葉原-御茶ノ水(後追い)

189系の送り込み回送は、御茶ノ水の手前で中央線から総武線に転線して千葉方面へと向かうので、ここでは奥の方に架かる総武線の神田川橋梁と松住町架道橋を渡るシーンを狙うことになります。とくに美しいアーチが特徴で歴史の古い松住町架道橋は、このあたりのランドマーク的な存在であり、総武線を行く189系を記録するのにはもってこいの場所と言えるでしょう (・∀・)イイネ!。本来ここは逆光になるポイントなのですが、幸か不幸か今日は光線状態を気にしなくていい曇り空です (´∀`;)ドングモリ…。休日の朝で人通りの少ない聖橋上、同業者の姿もなく一人で待っていると、やがて御茶ノ水の総武線ホームをゆっくりと通過してゆく白い189系の姿が見えました (゚∀゚)キタッ!。

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ところ狭しと建物がひしめき合う都心を抜けて、
千葉を目指す189系の送り込み回送。
同列車が渡っている松住町架道橋は、
1932年(昭和7年)に架けられた歴史あるアーチ橋です。
▲総武本線 秋葉原-御茶ノ水(後追い)

聖橋からM52が撮れました~! ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
味のあるアーチ橋を渡る189系、これが国鉄色だったら・・・と言う願望は抜きにして、なかなかイイ感じです 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。待っている間にアングルを模索した結果、タテ位置で撮った先ほどの総武線(209系)よりも、もっとこの橋が架けられている周囲の状況が解るような都心部のカオス感を表現したくて  σ(゚・゚*)ンー、本番ではあえてビルなどを多めに入れたアングルにしてみました【◎】]ω・´)パチッ!。同じ立ち位置でもタテ位置と比べると、だいぶ印象が変わりますよね。山あいを行くシーンなど自然の情景の方が映える「グレードアップあずさ色」ですが、たまにはこういう街中のごっちゃりとした絵も面白いかも知れません (´ω`)ソウネ。ところで、上の写真をよ~く見てみると、M52編成の向こう側(アーチ橋の先)に何やら「水色の物体」がチラッと写り込んでいるのがお解りいただけるかと思います (=゚ω゚=;)ンン!?。ふつうの総武線にしてはやけに派手な色をしたコイツの正体はというと・・・(*゚0゚)ハッ!!

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189系M52編成と松住町架道橋上で離合した水色の列車は、
なんと「ニューなのはな」!Σ(・ω・ノ)ノ ヌヲッ!
▲総武本線 秋葉原-御茶ノ水

ニューなのはな、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
なんとこのタイミングで現れたのは、485系を改造した千葉(幕張車両センター)のジョイフルトレイン、「ニューなのはな」ではありませんか! w( ̄▽ ̄;)wワオッ!! 私的にはまったくのノーマークだったこの列車(またかよっ ;'.・(゚ε゚(O三(゚Д゚#)マタカヨ!)、あとで調べたところによると千葉から山梨の甲府へと向かう臨時の快速列車「お座敷山梨ぶどう狩り号」だったようです (´∀`;)シラナカッタ。それにしても目の前で「グレードアップあずさ色」の189系と「ニューなのはな」という一本ずつしかないレア車同士がたまたま顔を合わせるなんて、ビックリしたなぁ、もう・・・(^^;)ゞポリポリ。できればもう少し手前(架線柱ワンスパン手前)で離合してくれたら、絵的にバッチシだったのにね(笑)

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M52編成同様にゆっくりとした速度で橋を渡る
「ニューなのはな」の「お座敷山梨ぶどう狩り号」。
この「ニューなのはな」は引退が囁かれているので、
いい記録になりました (^_[◎]oパチリ
▲総武本線 秋葉原-御茶ノ水

思いがけぬサプライズがあった聖橋での撮影はこれで終了。189系のあとを追って、私も千葉の方へと向かいます ε=(*・o・)ノ Go!。とくに急いだわけではないのですが撮影地が駅前だったこともあり、御茶ノ水からは送り込み回送のすぐあとに続行する総武線へと乗ることができました。

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御茶ノ水からは黄色いE231系の総武緩行線へ乗り・・・
▲中央本線 御茶ノ水

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錦糸町で青いE217系の総武快速線へ乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
成田空港ゆきの「エアポート成田」は、
大きなスーツケースを持った方達で混雑していました。
▲総武本線 錦糸町

その結果、千葉の手前にある信号場(黒砂信号場)で再び時間調整のために停車していた189系を追い抜くことができ (゚∀゚)オッ!、千葉には私の乗った快速電車の方が4分ほど先着 (´¬`*)ラキー。でも、わずか数分程度じゃ大した絵づくりもできないので、記録程度のスナップをパチリ (^_[◎]oパチリ。

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千葉へ入ってきた189系M52編成を、
駅名標と絡めて撮影【◎】]ω・´)パチッ!。
その意図は単なる入線記録? σ(゚・゚*)ンー?
▲総武本線 千葉

千葉の駅名標と絡めて撮ってみたM52編成。実は千葉発着の特急「あずさ」* にはかつて、この「グレードアップあずさ色」の183系が使われていた時期があり、ここではそのシーンをちょっと再現してみました ( ´_ゝ`)フーン。もちろん駅名標などは当時のデザインと異なっているのですが、今風に言えば「リバイバル・千葉あずさ」と言ったところでしょうか(笑)(*中央本線の特急「あずさ」は基本的に新宿発着なのですが、一日に数本だけ東京と千葉を発着駅とする列車があります。「千葉あずさ」は「3号」と「30号」が該当し、現在はE257系で運転)。

さて、追いかけっこをしてきた189系ですが ε==(ノ≧∀≦)ノ マテマテ~! 、送り込み回送の撮影はここまでで、今度は今の列車が姉ケ崎で折り返してくる、営業運転の方を狙いたいと思います (・o・*)ホホゥ。先述したように送り込み回送は総武線経由でしたが、大宮ゆきとなる営業運転は京葉線経由。当該列車が内房線の姉ケ崎へお客さんを迎えに行っている間に、私は京葉線の撮影地へと先回りします ε=┌(;´∀`)┘イソゲッ!。

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千葉から乗るのは館山ゆきの内房線。
車両は209系です。
▲総武本線 千葉

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千葉から二つ目の蘇我で京葉線に乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
待機していた当駅始発の快速・東京ゆきは赤い帯のE233系。
ちなみに蘇我と言えば、ジェフ千葉のホームスタジアム、
「フクアリ(フクダ電子アリーナ)」の最寄駅です。
( ´_ゝ`)アッソ
▲外房線 蘇我

京葉(けいよう)線は東京駅の地下ホームを起点に、新木場、舞浜、南船橋、海浜幕張などを経て、内房線、外房線との接続駅である蘇我(そが)までを結ぶ、東京湾岸沿いの通勤路線です。沿線には東京ディズニーリゾートや幕張メッセなどがあることから、行楽で利用されたことのある方も多いのではないでしょうか (=゚∇゚)ノ アルアル。そんな京葉線はほとんどの区間が地下や高架となっており、駅のホーム以外にめぼしい撮影地は無さそうなのですが σ(゚・゚*)ンー…、実は私には一カ所だけ思い浮かぶ、同線らしい撮影ポイントがありました。それは以前にこのブログでも紹介した、あの場所・・・(゚ー゚*)ドコ?。蘇我から乗った京葉線を降りたのは、千葉みなと。

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蘇我からひと駅目の千葉みなとで下車 (・ω・)ト-チャコ。
この千葉みなとは京葉線第一期開業時の終着駅で、
当時は6両編成、もしくは4両編成の103系が、
当駅と西船橋の間を往復していました ( ̄。 ̄)ヘー。
ちなみに開業時の正式な駅名は漢字の「千葉港」でしたが、
「ちばこう」と誤読されるため、現在の「千葉みなと」に改称。
▲京葉線 千葉みなと

御茶ノ水0910-(総武838B)-錦糸町0918~0928-(総武快速727F)-千葉0958~1013-(内房155M)-蘇我1019~1035-(京葉1016A)-千葉みなと1039

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千葉みなとには京葉線の他に、
千葉市中心部を走る千葉都市モノレールも
乗り入れています (゚∀゚)オッ!。
ちょうどやってきたのは最新型の0形
「URBAN FLYER 0-type」。
千葉のモノレール、もう20年くらい乗っていないなぁ・・・。
▲千葉都市モノレール1号線 市役所前-千葉みなと

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そんな千葉みなとのシンボルと言えば、
千葉ポートパークに立つ「千葉ポートタワー」。
一見するとビルに見えますが中は空洞で、
階数的には4階しかない展望施設です。
( ̄。 ̄)ヘー

駅を背にして県立美術館などを横目に見ながら港の方向へ歩くこと15分ほど ε=ε=ε=┌(*・_・)┘テクテク、やがて正面にビルのようなガラス張りの塔が見えてきました (゚∀゚)オッ!。これは千葉ポートパーク内にある展望施設「千葉ポートタワー」で、この展望台こそが私の目指していた京葉線の撮影地です。ここを訪れるのは京葉線201系の引退が迫った2010年の冬以来、5年ぶりのこと (=゚ω゚)ノ オヒサ!。前回は冬晴れで絶好の俯瞰撮影日和でしたが、今回は厚い雲に覆われたドン曇り・・・(゚ペ)ウーン…はたして京葉線を走る189系はスッキリと撮れるのかしらん? σ(゚・゚*)ドーダロ…

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ポートタワーの入口に掲げられていた本日の展望状況。
東京都心や富士山などは見えないものの、
いちおう千葉市街や幕張は見えるらしい。
んじゃ、京葉線は大丈夫か? σ(゚・゚*)ドーダロ…

ポートタワーはそれほどメジャーな施設ではないし、今日のような視界があまり利かないドン曇りの日に、有料(420円)の展望台へ上がろうとするような人などほとんどおらず、エレベーターは私ひとりの貸切状態 (・ω・)ポツン。こういう時にエレベーターガールと二人っきりの空間って、なんだか気まずいものですよね (^^;)ゞポリポリ。わずか数分間のエレベーターがすっごく長く感じて、ようやく地上115メートルの高さにある展望室に到着 ε-(´∀`;)ホッ。ちなみに展望室も私が上がった時には誰もいませんでした シーー( ̄、 ̄*)ーーン。

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地上115メートルの高さにある展望室。
千葉港に立つポートタワーだけに
眼下には港の風景が一望 (゚∀゚*)オオッ!!。
さらに晴れていれば東京湾越しに東京都心や三浦半島、
富士山までもきれいに見渡せます・・・が、
もちろんこの日はまったく見えず (´д`;)アウ…。
いちおう下の写真は東京方面を見ています。

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ドン曇りの日曜日、
ポートタワーの展望台は私の貸切・・・ (・ω・)ポツン。
まあ、静かでいいんだけれどね。
ちなみに入場料は420円で、
展望施設としては良心的な価格設定かと思います。

港に立つポートタワー、ここに上がる大半の人はまず東京湾の方から眺めるのだと思いますが、もちろん私は真っ先に反対側の千葉市街地の方向を臨みます コッチ...((((o* ̄-)o 。気になる京葉線の視界状況はというと・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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展望室から俯瞰で眺めた京葉線。
湾岸を行く同線らしい情景が臨めます。
やってきたのはE257系の特急「わかしお」。
ちなみによく見るとEF210が牽引する貨物列車が
裏カブリしています・・・(^^;)ゞポリポリ。
▲京葉線 蘇我-千葉みなと

お!思ったよりはしっかりと列車が確認できるではないですか (゚o゚*)オッ!。ステンレスの通勤形電車(E233系や209系)だとあまり目立たないのですが、白を基調とした特急型のE257系はその存在がよく解ります (´ω`*)ソウ…ネ。これならば白い「グレードアップあずさ色」もいい感じになってくれるでしょう。まずはひと安心 ε-(´o`;)ホッ。展望室に時おり現れる観光客が「景色、よく見えないね~ (・ω・`)」「今日は曇っていてダメだね~ (・∀・`)」などと言って、一周するとすぐに降りてしまうなか、ひとりだけ展望室でジッと粘ること40分 ジ━━(`ω´*)━━ッ…。蘇我の方を凝視していると、やがて高架線を走る白い列車が見えてきました ε-(°ω°*)キタッ!。

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雲が低くたれ込めた秋曇のもと、
千葉の市街地を背にして高架線を進む
「グレードアップあずさ色」の189系。
奥に見えるもうひとつの高架線は京成千原線です。
▲京葉線 蘇我-千葉みなと

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京葉線の珍客を港に停泊する船がお出迎え。
ふだんは山あいの中央本線で運転されることが多い同車にとって、
見慣れぬ港の景色は新鮮に映ったことでしょう。
▲京葉線 蘇我-千葉みなと

ポートタワー俯瞰でM52が撮れました~! ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
晴れはしないものの視界はそう悪くなく、まずは蘇我方の遠景で一枚【◎】]ω・´)パチッ!。奥に見える京成千原線とのコラボはさすがに実現しなかったけれど、奥行きのある街並みがいい感じになりました (・∀・)イイネ。そして手前の定番位置で船と絡めてもう一枚【◎】]ω・´)パチッ!。やはり全身が白の「グレードアップあずさ色」は、先ほどのE257系以上の存在感があります (゚∀゚*)オオッ!。曇り空とともに港の海面も鉛色なのが残念ですが、ここに189系が入線する機会はそう多くないので、とりあえず湾岸を行く姿が撮れたことだけでも満足・・・かな? (´ω`*)ヨカヨカ。

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余裕があったので、列車を追ってさらにもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
こちらは千葉市の中心部方向を眺めていて、
189系は千葉みなと駅付近を通過中。
大通りと並行して縦へと伸びているのは、
先ほど紹介した千葉都市モノレールです。
▲京葉線 蘇我-千葉みなと

先ほどの送り込み回送と異なり、大宮へ向かう営業運転では途中での停車時間が少なく、もう追っかけることはできないので、189系の撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。京葉線に入線した今回の189系団臨、個人的には「晴天で国鉄特急色」と言うのがいちばんの理想でしたが (゚∀゚*)オオッ!、現実には「ドン曇りのグレードアップあずさ色」となり 「(゚ペ)アリャマ、正直言うとそれほど深追いをするようなネタではありませんでした (^^;)ゞポリポリ。おそらくこれが普通の団体臨時列車でしたら、朝の東小金井で国鉄色じゃないと解った時点で帰っていたか カエロ...((((o* ̄-)o、せいぜい御茶ノ水での撮影程度に留めていたことでしょう σ(・∀・`)マ、イッカ。ではなぜ「グレードアップあずさ色」であっても千葉まで撮影に来たのか・・・それはこの列車が私の応援するJリーグチーム「ジェフユナイテッド市原・千葉(ジェフ千葉)」のサポーターを乗せた「ジェフ千葉応援号」だったから (゚∀゚*)オオッ!!。この日は本拠地が大宮にある「大宮アルディージャ」との対戦(アウェイ)が組まれたため、事前募集制のこの応援列車が姉ケ崎~大宮間で設定されたのです(客扱いは五井大宮) (´ω`*)ナルヘソ。特別なヘッドマークはなく「団体」表示だったのはちょっと味気ないけれど、国鉄型の189系が応援列車に使われるなんて、まさにJR東日本がオフィシャルパートナーである「ジェフ千葉」ならではの粋な計らい(?)じゃないですか! そう思ってみると「グレードアップあずさ色」の白地に緑と赤のラインは、一昔前のジェフのアウェイユニフォームっぽいようにも見えます(今のアウェイユニはエンジ色だけれど)。・・・というわけで、個人的にちょっぴり気合いの入った、189系団臨「ジェフ千葉応援号」の撮影でした(ちなみに「ジェフ千葉応援号」は8月の横浜FC戦でも五井~横浜間で運転されたのですが、その時の使用車両は奇遇にも、今回の撮影でたまたま御茶ノ水で見かけた「ニューなのはな」でした)。

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撮影を終えてエレベーターを下りると、
エントランスにはポートタワーのゆるキャラ、
「ぽーとくん」がいらっしゃいました (゚∀゚)オッ!。
さすがにゆるキャラさんでも
このマイナーなキャラは知らない・・・ですよね!?

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千葉みなとから京葉線で東京に帰ります。
ポートタワー俯瞰、今度は晴れている時に来たいものです。
▲京葉線 千葉みなと

千葉みなと1254-(京葉1202A)-東京1331







え?それで試合の結果はどうだったかって?
現在J2首位の大宮に2点を先に入れられる苦しい展開となり Σ( ̄ロ ̄lll)ヤラレタッ!、終了間際に1点を返すも反撃及ばず、1−2で敗れますた・・・(´・ω・`)ショボーン。これで現在の順位は、J1への自動昇格(2位以内)はおろか、プレーオフ出場(3位から6位)もキワドい、8位・・・"o(-"-;*) ウゥム…。残り8節、なんとしても最低限、プレーオフ進出は決めて欲しいところです。J1復帰を目指して、頑張れジェフ!キリタニさんも応援しているぞっ! p(`・ω・´)q ガンバレッ!

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ゲン担ぎでトンカツが入った
千葉・万葉軒の「ひれかつ しゅうまい弁当(¥850)」
を買って帰って、食べながらテレビ観戦したけれど、
ジェフに勝利の女神は微笑みませんでした・・・(_ _|||)ガクッ。
☆☆・・・
あ、ちなみに☆の評価がちょっと低めなのは
負けた八つ当たり的なものではなく、
万葉軒の弁当にしては内容に対して
ちょっと価格設定が高めだったことと、
同じトンカツならば以前に紹介した
トンカツ弁当」のカツの方が
個人的に美味しく感じたからです。


ONE-shot 192 彼岸花 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 192 彼岸花

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週末と敬老の日や秋分の日の祝日が重なった
秋の大型連休 (´▽`*)シルバーウィーク♪
連日ともお天気に恵まれて、
旅行などを楽しまれた方も多いことでしょう。
 
でも、私はというと、
前半は仕事が立て込んでいて出勤 (´д`;)アウ…。
後半は家族行事優先でお彼岸の墓参りなどに行き、
連休中に遠出することはありませんでした (・ε・`)シャーナイネ
 

 
それでもまったくの非鉄ではもったいないので、
お彼岸で千葉の実家へと帰る前に、
同じ県内を走るいすみ鉄道へちょこっと寄り道。
ヨリミチ...((((o* ̄∀)o
(ただ、同じ千葉県内でも、
ウチの実家は東京に程近い柏(かしわ)なので、
いすみは寄り道と言うより、
かなりの遠回りになるんですけれどね ^^;)
 
国鉄時代のディーゼルカー(国鉄キハ)を
観光列車として運転していることで知られるいすみ鉄道。
ホントはいつものように撮影記形式の詳細版で
お伝えしたかったところなのですが、
今回は時間の都合から撮影できた国鉄キハは昼過ぎの一往復だけ。
まさに「ONE-shot」の撮影チャンスでした 【◎】]ω・´)パチッ!。
それでも沿線には鮮やかな彼岸花が咲き乱れており、
秋らしい一枚を残せたことに満足です (´▽`*)キレイ♪ 
 

  
 それにしても
彼岸花って、見頃はわずか一週間程度なのに、
まるで図ったかのように開花のピークをお彼岸に合わせるのは、
なんとも不思議ですよね σ(゚・゚*)ンー

 
 
15.9.21 いすみ鉄道 総元-西畑
 

 
 

 
 
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最近流行り(?)のご当地ソフトクリーム、
我がふるさと柏にもありました (゚∀゚)オッ!。
私が食べたのは地元・柏産のブルーベリーを使った、
「柏のブルーベリーソフトクリーム」。
果肉たっぷりで、爽やかなブルーベリーの香りが、
口いっぱいに広がります (゚д゚)ウマー!。
他には同じく柏産のカブを使った、
「柏のかぶソフトクリーム」なんていうものも。
これらのご当地ソフトは柏市郊外の手賀沼(てがぬま)湖畔にある
道の駅・しょうなん」で食べることができます。
あ、ちなみに「しょうなん」は湘南ではなく、
手賀沼の南にあるから沼南(しょうなん)ね
ヘー ( ̄∇ ̄*) ショウナンダ…。
 

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そんな手賀沼はかつてウナギが獲れたことから、
鰻のかば焼きが名物で、
今も湖畔の我孫子(あびこ)側には数件の鰻屋さんが立ち並びます。
そのうちの一軒へお墓参りの帰りに寄ってみました。
久しぶりの鰻・・・たまりません!(´▽`*)シヤワセ…

 
脈絡のない飯テロでスミマセン m(__)m、
たまにはふるさとの名物をアピールしなきゃね。

 
 

ONE-shot 191 秋の田園にて。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 191 秋の田園にて。

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"その者、蒼き衣を纏いて、金色の野に降りたつべし。"
 

  
気持ちのいい秋晴れのもと、
黄金色に染まった稲田を横目に快走する、
寝台特急型の583系。 
 

これは東京近郊の限られた田園地帯で捉えた
武蔵野線の臨時列車「わくわくドリーム号」なのですが、
私のアタマの中では、
米どころ宮城の広大な田園風景の中を行く
かつての東北特急「はつかり」の姿をイメージして
シャッターを切りました 【◎】]ω・´)パチッ! 
 

  
でも、背景に高圧鉄塔が写り込んでしまうあたり、
やっぱりココは武蔵野線なんだよな~(笑)

 

  
そういえば、「鉄塔 武蔵野線」って映画があったね・・・。
あの主人公の冒険心が共感できて、好きでした。
 
 

  
 
15.9.19 武蔵野線 東浦和-東川 
 

 

小海線・・・「風っこ八ヶ岳高原号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.09.12 小海線
高原のレタス畑を行く「チビロク」
DD16牽引「風っこ八ヶ岳高原号」撮影
 
  

各地に大きな爪痕を残した台風崩れの低気圧が去り、予報によると穏やかな晴天が見込まれる週末 (゚∀゚)オッ!。国鉄型好きの撮り鉄にとっていちばんの注目路線と言えば何といっても、国鉄特急型の583系を使用した快速「奥羽本線110周年記念号(湯沢〜青森)」と 485系を使用した快速「つばさリレー号(新庄〜秋田)」の両列車が走る、奥羽本線の狭軌区間(新庄以北)でしょう (*゚∀゚)=3ハァハァ!。しかし、さすがに山形県や秋田県は遠すぎて、予算的に出撃を躊躇してしまいます σ(・ω・`)ウーン…。どうせ行くなら一泊しようなんて思うと、けっこうな出費になっちゃうんですよね・・・。迷った末に私は東北遠征を断念 (・ε・`)ザンネン。でもその代わりと言ってはなんですが、せっかくいい天気の週末になりそうなので、もう少し近場(?)にある別の路線へ撮影に出かけることとしました  (・o・*)ホホゥ。当日の天気予報、そして鉄道誌による臨時列車情報などを調べた結果、その路線は山梨県の小淵沢(こぶちざわ)と長野県の小諸(こもろ)を結ぶ小海(こうみ)線に決定 m9(`・ω・´)ケテイ!。私にとっての小海線と言えば、先々月の7月にも国鉄色を纏った記念塗装のキハ110系を小淵沢の大カーブへ撮りに行ったばかり σ(・∀・`)マタ?。でも、今回の狙いはその記念塗装のキハ110ではなく、この週末のみに同線で臨時運転される、オープンデッキ構造のジョイフルトレイン気動車「びゅうコースター風っこ」を使用した、快速「風っこ八ヶ岳高原」号です σ(゚ー゚*)カゼッコ?。以前に紹介した烏山線での臨時列車「風っこ烏山」号など、各地でイベント運転が行なわれる「風っこ」ですが、この小海線での運転時には希少なディーゼル機関車「DD16形」が牽引するスタイルとなり、私はかねてから一度はこれを撮りたいと思っていました (゚∀゚*)オオッ!!。というワケで今回は、二ヶ月ぶりとなる小海線へ出撃! (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


9月12日(土)

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週末は北・・・ではなく、
中央線で西へと向かうことにしました。
まず乗るのは、立川始発の大月ゆき。
▲中央本線 立川

前回の7月同様、小海線の起点である小淵沢へ向かうため、まずは早朝の5時過ぎに立川を出発する普通列車へ乗り込み、一路中央線を下ります (*´O)ゞ.。oOフワァ〜ア…・・・と、その列車が高尾を過ぎたあたりで、地震を感知 Σ(゚ロ゚;)エエッ!? 。ぶっちゃけ、走っている列車の車内では地震の揺れなどよく解らなかったのですが、次駅の相模湖へ停車後に状況確認が行なわれました(その場で緊急停車しなかったのは、狭小トンネル内を通過中だったからかな? σ(゚・゚*)ンー)。前週の高崎線での輸送障害といい、なんだか最近の私は朝イチの列車で予期せぬトラブルに巻き込まれることが多い気がするなぁ・・・"o(-"-;*) ウゥム…。ただ今回は、中央快速線の東京〜高尾が運転見合わせの対象となったらしく、私の乗っていた大月ゆきは数分程度の遅れで相模湖を発車 (゚o゚*)オッ!。わずか4分接続となる大月からの甲府ゆきにも、無事に乗り継ぐことができました ε-(´o`;)ホッ。ちなみに最大震度が5弱となったこの地震ですが、震源地がウチの近く(隣の市)だったようで、家に帰ってみたら平積みにしていた鉄道雑誌が雪崩を起こしていたよ・・・ (ノO`)アチャー。

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大月からの甲府ゆきは
セミクロス(ボックスシート)仕様の211系。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
この日は早朝に関東地方で地震が発生したことで
私が乗っていた中央線にも若干のダイヤ乱れがあり、
大月での接続は乗り換えが済み次第すぐに発車するというもの。
なので乗車列車の記録写真を撮る余裕がなく、
この211系のカットは7月に撮ったものを流用しています。
▲15.7.11 中央本線 大月

地震の影響をほとんど受けなかった甲府ゆきの列車は順調に進み、初狩や笹子付近の山間部を断続するトンネルで抜けると、やがて丘の上の勝沼ぶどう郷(駅)へと出ます。このあたりは晴れていると甲府盆地と南アルプスの山々が高台から一望できる、中央線屈指の車窓風景なのですが・・・(「゚ー゚)ドレドレ。

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勝沼ぶどう郷付近から眺める甲府盆地や南アルプスは、
中央線で私のもっとも好きな車窓風景です。
でも、この日は厚い雲が・・・(´д`;)アウ。
▲中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(車窓から)

なんだか上空は厚い雲に覆われていてスッキリとせず、市街地の向こうに見えるハズの山々も雲隠れ σ(・ω・`)ウーン…。う〜ん、この日の甲府は朝から晴れるって予報だったのになぁ・・・ (・ε・`)チェ。これでは小海線での撮影も、まさに文字通り「暗雲立ちこめる」って感じでしょうか。なんだかモヤモヤした気分で甲府に到着 ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…。ここでさらに松本ゆきへと乗り継ぎます。

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甲府で接続した松本ゆき。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
今度はロングシート仕様の211系で、
このパターンは前回と同様です。
ということは、同じ211系でも
ロングとセミクロスは運用が分けられているのかな?
σ(゚・゚*)ンー
▲中央本線 甲府

ところで、前回の7月に小海線を訪れた際にはその行きがけに、中央線で臨時運転されていた189系「グレードアップあずさ色(豊田のM52編成)」の特急「あずさ71号」を長坂付近で撮影しました (´ω`*)トッタネ(というか、当初はそっちが目的だったんだよね)。では今回はというと、本日は「あずさ71号」の運転日ではないのですが、そのかわりに(?)やはり同じ「グレードアップあずさ色」の189系を使用した、別の臨時特急が中央線で設定されています (゚∀゚*)オオッ!!。甲府から6駅ほど東京寄りにある山梨県甲州市の塩山(えんざん)を始発駅とし、中央線・篠ノ井線を経由して長野まで、甲州(山梨)と信州(長野)を結ぶこの列車は、その名もズバリ「甲信エクスプレス」(´∀`;)ベタダネ。この臨時特急は長野で北陸新幹線に好接続を図り、山梨から北陸方面への観光客を導こうという狙いがあるのだそうです ( ̄。 ̄)ヘー。それにしても臨時列車とはいえ、今の時代になって国鉄型の189系を使った特急列車が新設されるとはね・・・ ( ̄▽ ̄;)オドロキ。そこで前回に続き小海線への行き掛けの駄賃として、今回はこの「甲信エクスプレス」を途中で撮っていきたいと思います。私が下車したのは、甲府から4駅目の新府(しんぷ)。

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甲府から乗った列車を新府で下車。
新府は二面二線、典型的な相対式ホームの構造ですが、
お互いのホームは跨線橋などで繋がっておらず、
移動する際にはホーム下の公道を使います ( ̄。 ̄)ヘー。
▲中央本線 新府

立川0524-(中央533T)-大月0619~0623-(327M)-甲府0712~0725-(425M)-新府0742

新府は駅の周囲の丘に桃畑が広がることから、桃の郷、または桃源郷などと呼ばれており、私も以前に桃の花が満開を迎えた時期に花と列車を絡めた撮影に訪れたことがあります (^_[◎]oパチリ。さらにその丘の上からは晴れると八ヶ岳の山並みもきれいに臨めるので、たとえ桃の開花シーズンでなくとも素晴らしいロケーションが期待できるのです (゚∀゚*)オオッ!!。今回はその丘の上から八ヶ岳バックで、件の「甲信エクスプレス」を撮ろうかと考えていたのですが・・・。

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晴れれば新府のホームからも
八ヶ岳の山並みが見えるハズなのですが、
ご覧の通りの雲隠れ。
今日は山を望むのは無理かなぁ・・・(´Д⊂ ムリポ。

先ほどよりは若干ながら青空が見えるようになったものの、八ヶ岳には雲がまとわりついていて山容は拝めません σ(・ω・`)ウーン…。山が見えないのに山バックの撮影地へ行ってもしゃーないので、ここは列車主体の撮影にシフトします (・ε・`)シャーナイネ。幸い、この新府のホーム先は下り線がカーブしていて、なかなかいい感じに列車の顔(正面)を狙えそうです (゚∀゚)オッ!。「甲信エクスプレス」の通過時刻は、私が甲府から乗ってきた普通列車(425M)のわずか15分後に続行。当初は駅から丘の上の撮影地まで、走ればなんとか間に合うだろうと踏んでいたのですが ε=ε=ε=┌(;゚д゚)┘イソゲッ!、ホームの先端へ移動するだけならば、もちろん余裕です ♪~( ̄、 ̄ )ヨユー。カメラに望遠レンズを装着して待っていると、ホームに下り列車の接近を知らせる案内放送が入りました (゚∀゚)キタッ!。

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カーブを切って走り抜ける、
グレードアップあずさ色189系の特急「甲信エクスプレス」。
その顔には八ヶ岳や富士山が描かれた、
オリジナルのヘッドマークが掲げられていました。
▲中央本線 新府

M52の「甲信エクスプレス」が撮れました~!! ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
日が照ったり陰ったりを繰り返すなかでの通過で、後方がちょっちマンダーラ気味にはなっちゃったけれど、アウトカーブを行く189系の姿には迫力があって悪くないように思います 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。当初に考えていた八ヶ岳バックで撮れなかったのは残念ですが、特設のヘッドマークをキッチリと見せると言う点では、この撮り方で正解だったのかも知れません  (*`д´)=b OK牧場!。これで新府での「甲信エクスプレス」撮影は終了。次の下り列車へと乗るべく、カメラ機材を撤収しようとしたところ、今度は反対方向の上りホームに列車接近の案内放送が入ります (゚o゚*)オッ!。普通列車か、もしくは特急「あずさ」かな?・・・と思いながら上りホームに目を向けると (=゚ω゚=;)ンン!?、そこにやってきたのは予想外のコイツ (*゚ロ゚)ハッ!!。

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突如、上り線に現れたのは、
485系を改造した長野のジョイフルトレイン、
「彩(いろどり)」w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。
目つきの悪いそのお顔、そしてこのカラーリングから、
ファンの間では「フ◯ーザ」(某有名漫画の悪役キャラクター)
などと呼ばれています(笑)
▲中央本線 新府

フ◯ーザ様、キタ━━━ Ψ(`∀´)Ψホッホッホッホ ━━━ッ!!!!
私的にまったくのノーマークだった(またかよっ)フリ・・・もとい、「彩(いろどり)」w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。同車のヘッドマークは液晶テレビのようで日中は見づらいのが難点なのですが、撮った画像をよく見てみると「松川村村民号」と掲出されています。松川村は長野県の安曇野地方にある大糸線沿線の村で、これはそこからの団体臨時列車だったようです ( ̄。 ̄)ホー。それにしても、先ほどの「甲信エクスプレス」が下ってから、わずか二分後に上り線を通過したということは、もしかすると新府駅の下り方にある八ヶ岳バックのポイントだったら、両者の離合(もしくはカブり ^^;)が撮れたのかもしれませんね σ(゚・゚*)ドーダロ。それはそれで面白かったかも。

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新府からはふたたび中央線の下り列車へ。
八ヶ岳ポイントへ行かなかったぶん、
予定よりも一本早い電車に乗ることができました。
今度の211系はセミクロス仕様 (゚∀゚)オッ!。
▲中央本線 新府

ちょっとしたサプライズがあった新府をあとにして、次に向かうのは中央線と小海線の接続駅、小淵沢。前回に訪れた時は小海線の撮影とは言うものの、目指す撮影地の最寄駅が小淵沢だったためにここで下車し、実際に小海線へ乗ることはありませんでした (´ω`*)ソーダッタネ。もちろんあの小淵沢の大カーブは同線屈指の撮影名所で、お目当ての「風っこ」もイイ感じで撮れることでしょう (^_[◎]oパチリ。でも、さすがにまた同じ撮影地へ行くと言うのも芸がない・・・σ(゚・゚*)ンー。そこで今回は小淵沢のカーブではなく、小海線に乗って違う撮影地を目指すこととしました (゚∀゚*)オオッ!!。なので、小淵沢では中央線から小海線へ乗り換えです ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。

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小淵沢で中央線を下車。
先ほどよりもだいぶ青空の面積が広くなりました。
雲がもうすっかり秋の様相ですね~ ( ゚-゚)アキ…。
▲中央本線 小淵沢

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跨線橋を渡って小海線ホームへ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
非電化の小海線は全列車がディーゼルカーでの運転。
入線してきたのはお馴染みのキハ110です。
(´▽`*)キハキハ~♪
▲中央本線 小淵沢

小海線に乗るのならば、前回に撮影した国鉄色の記念塗装車をちょっぴり期待しましたが、ホームに入ってきたのはノーマルなキハ110系 σ(・∀・`)ハズレ。まあ、私のように列車利用の徒歩鉄の場合、自身の乗車列車を撮影地で撮ることは基本的にできないので、ここで国鉄色に当たっちゃうよりは、本命の「風っこ」ついでに沿線で出会える方がいいのか・・・(´ω`*)ソーダネ。乗車するのは、土休日のみ小淵沢と野辺山(のべやま)の間をピストン運行する、臨時の「八ヶ岳高原列車」。愛称は付いているけれど普通列車です。気候のいい秋口で晴天の週末ともなれば、高原リゾート地の清里や野辺山へ行く観光客でけっこう混雑するかと思っていたのですが、実際は二両編成の座席が八割埋まる程度で立ち客はいませんでした (´ー`)マターリ。野辺山ゆきは対向列車の到着が遅れたため、5分の遅延で小淵沢を発車。

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小淵沢発車後、中央線と分かれた小海線の列車は、
すぐに例の大カーブへとさしかかります (゚∀゚)オッ!。
稲穂の色がいい感じですね〜 (・∀・)イイネ!。
雲が流れて、正面には八ヶ岳も臨めるようになりました。
やっぱり今回もここで「風っこ」を撮ればよかったかな?
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉(車窓から)

小海線は中央本線と分岐する小淵沢を起点に、八ヶ岳東麓の高原地帯にある清里や野辺山、千曲川沿いの小海や中込などを経て佐久盆地へ至り、北陸新幹線と接続する佐久平、そしてしなの鉄道と合流する小諸までを結ぶ、全長78.9キロの非電化ローカル線(地方交通線)(・o・*)ホホゥ。小海線といえば何といっても日本屈指の高原路線として知られ、驚くべきことに国内の普通鉄道(ロープウェイやケーブルカー、トロリーバスなどを除いた一般路線)で、標高の高い駅ベスト9までがこの小海線にあります w(゚0゚*)w オォー!!。

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高原路線の小海線、標高886.7mの小淵沢から出発し、
1044.2mの甲斐小泉、1158.2mの甲斐大泉、1274.7mの清里と
進むに連れて
徐々に標高が上がってゆきます。
前面展望を眺めていると、常に坂道を上がっている感じ。
 m(・∀・)m カブリツキ♪
▲小海線 清里-野辺山(前方の車窓から)

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勾配を登り続けてきた列車はやがて、
日本の普通鉄道の最高地点へと到達。
その標高は1375メートルで、
車窓の左手にはそれを表す標柱が見えました (゚∀゚)オッ!。
▲小海線 清里-野辺山(左の車窓から)

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ちなみに下り列車でこの最高地点を過ぎた直後、
車窓の右手に目を移すと サッ!三(*・ω・)
大きなパラボラアンテナを見ることができます (゚∀゚)オッ!。
これは野辺山宇宙電波観測所の電波望遠鏡で、
その口径は45メートルもあるのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。
こういうのに詳しいお方、
私のソネブロ仲間に多いんだよな〜(笑)
▲小海線 清里-野辺山(右の車窓から)

そんな高原地帯を走る小海線の中でも、標高1345.67メートルを誇り、日本の普通鉄道でいちばん高いところにある駅として広く知られているのが、小淵沢から四つ目の野辺山 (゚∀゚*)オオッ!!。そしてこの駅は小淵沢から乗ってきた「八ヶ岳高原列車」の終点であり、私の下車駅でもあります。そう今回の目的地は、野辺山でした (・ω・)ト-チャコ。

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私が下車したのは、
JRおよび、普通鉄道の最高標高駅である野辺山。
ホームにはその記念標柱が建てられています。
(丿´∀`)丿タカイタカーイ♪
▲小海線 野辺山

新府0806-(中央427M)-小淵沢0828~0916-(小海8251D)-野辺山0949

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青空に映える、白亜の野辺山駅舎。
高原のリゾート地らしい外観です。
当駅は駅員が駐在し、suicaなどのICカードも対応。
▲小海線 野辺山

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駅舎脇では長野のゆるキャラ「アルクマ」も
駅長姿で最高標高駅をアピール

(´▽`*)アルクマ~♪

そう、ここはすでに長野県(南牧村)です。

「風っこ」の撮影にこの野辺山を選んだのには、もちろんその高原の爽やかな雰囲気が感じられるロケーションの良さもありますが、ほかにもうひとつの理由がありました (゚ー゚*)ナニナニ?。それはここが高原リゾートの観光地で、駅前の案内所にてレンタサイクルの貸出が行なわれているからです σ(・∀・*)チャリンコ?。目指す撮影地は駅から4キロ以上もの道のりがあり、さすがに徒歩で行くにはキビシい (゚ペ)ウーン…。でも自転車が借りられれば、この距離はじゅうぶんに到達が可能になります (゚∀゚*)オオッ!!。貸出料金は観光地値段と言った設定で、電動アシストなどがない普通の自転車で一日1500円(ちなみに一時間500円、二時間800円、三時間1000円)と、ちょっとお高めではありますが、レンタサイクルがもたらす行動範囲の拡大を考えれば、このくらいの出費は惜しくありません (*`д´)=b OK牧場!。さっそく自転車を借りて野辺山駅から進路を東へと取ると、すぐに長い下り坂へとさしかかります。考えてみたら野辺山は最高地点にある駅ですから、それを線路沿いに走れば下り坂になるのは当然ですよね (´ω`)タシカニ。いまは快適だけれど、戻る時はツラいなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。県道を走ること20分ほどで、広大な野菜畑へと出ることができました。野辺山はレタスやハクサイなど、高原野菜の産地です (・o・*)ホホゥ。そしてこのあたりのレタス農家と言えば、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士、油井 亀美也さんの出身地としても最近では有名ですよね オオッ!!(゚∀゚*)ユイサソ!!。そんなレタス畑の端っこが目的の撮影地。ここからは畑越しに小海線の線路と八ヶ岳の山並みが臨めるのですが・・・(「゚ー゚)ドレドレ

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野辺山か自転車を走らせてたどり着いた撮影地。
レタス畑の向こうには八ヶ岳が見える
・・・ハズでした (´・ω・`)ミエナイ…。

晴れているものの、八ヶ岳のまわりには雲がまとわりついていて、スッキリとしません (≡"≡;*)モアモア…。山が見えないのに山バックで撮ってもしゃーないやね・・・(二度目)(・ε・`)チェ。いっぽう、八ヶ岳とは逆の方向に見える男山や天狗山などは雲に阻まれず、今のところはスッキリとしています (゚∀゚)オッ!。小海線沿線を象徴する八ヶ岳ではないけれど、高原の雰囲気が感じられるのならば、コッチの山を列車のバックにしてもいいか・・・σ(゚・゚*)ンー…。とりあえず、そろそろ次の下り普通列車が通過する頃なので、ためしにカメラを構えてみることにしました。そこで現れたのは・・・ (*゚ロ゚)ハッ!!

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八ヶ岳のみならず、
美しい山々が連なる高原地帯を行く小海線。
特異な形をした男山や天狗山を臨みながら、
急行色の記念塗装車が走り抜けてゆきました。
▲小海線 信濃川上-野辺山(後追い)

急行色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
・・・って、実は先ほど、私が乗っていた列車と途中で交換していたので、次の下り列車に急行色が来ることは知っていたんですけれどね (・ω<*) テヘ♪。でもここで急行色が撮れるとは、嬉しい収穫でした ヽ(´¬`)ノ ワ~イ♪。JR形車両であるキハ110に国鉄色を施した「なんちゃってリバイバル」とはいえ、やっぱりこの色は景色に映えていいなぁ・・・ (´▽`*)キハキハ~♪。それにしてもちょっと残念だったのは、この撮影場所のレタス畑はすでに収穫を終えたあとで、白い保護シートと雑草が手前に広がってしまったこと (゚ペ)ウーン…。ホントは収穫前のレタスが残っている畑まで移動したかったところなのですが、列車の通過時刻的にタイムリミットでした。なまじ急行色だっただけに、もったいない・・・σ(・∀・`)モッタイナイ。

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さらに先へしばらく進むと、
まだ収穫前のレタスが一面に残っている畑がありました
(゚∀゚)オッ!
この緑のなかで急行色を撮りたかったな・・・σ(・∀・`)ネー。

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レタス畑の向こうに現れた今度の上り列車は、
ハイブリッド気動車のキハE200形

(´▽`*)キハキハ~

色的にはあまり風景に映えないステンレス車ですが、
環境に優しいとされる同車こそ、
このような自然の情景が似合うのかも知れませんね。
▲小海線 信濃川上-野辺山

先ほどの急行色を撮った場所から自転車でさらに数分ほど進んでみると、収穫前のレタスがキレイに残っている畑へ出ることができました (゚∀゚)オッ!。ためしにキハE200形の普通列車で試し撮りしてみると【◎】]ω・´)パチッ!、ここは一段高い公道からレタス畑と列車を見下ろすことができ、俯瞰と言うほどの高さではありませんが、なかなか私好みのポイント (・∀・)イイジャン。背景の山はなんという名なのかよくわからないのですが(地図で見た位置からして、赤顔山(あまづらやま)かな? σ(゚・゚*)ンー)、レタス畑の向こうに山々が見える風景がいかにも野辺山高原らしくて、いい感じではないですか (・∀・)イイジャン。本命の「風っこ」は、ここで撮ることに決定です m9(`・ω・´)ケテイ!。空を見上げると、山には雲がまとわりついているものの、太陽方向に流れていく雲は見当たらず、それほど雲影によるマンダーラや陰りを危惧しなくてもよさそう ε-(´∀`)ホッ。夏を思わせるキビシい日差しとは対照的に、高原の涼しい秋風がそよぐなか、やがて遠くの方からディーゼル機関車の唸り音が聞こえてきました ε-(°ω°*)キタッ!

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雄大な信州の山々を背にして、
朱色のDD16に牽引された
「風っこ八ヶ岳高原号」が姿を現しました。
▲小海線 信濃川上-野辺山

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高原のレタス畑を横目にして、
ゆっくりと歩みを進める「風っこ」。
長閑な情景にオモチャのような列車が
ぴたりと嵌まります。

チビロクの「風っこ」が撮れました〜! ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
自走もできる気動車(ディーゼルカー)の「びゅうコースター風っこ」ですが、急勾配の路線と言うこともあってか、この小海線で運転される際にはディーゼル機関車のDD16が牽引する形(協調しているのかな?)となります ( ̄。 ̄)ヘー。その先頭に立つDD16形は、国鉄時代に軌道構造の弱い簡易規格路線(支線級のローカル線)向けに製造された軽量の小型ディーゼル機関車で、小さな愛らしいスタイルから付けられたアダナは「チビロク」(・∀・*)チビロク。ただ、往年のSLファンからすると、簡易路線で活躍していた蒸気機関車、C56やC12などを同機が引退に追いやってしまった(置き換えてしまった)ので、あまりいい印象はないのかも知れませんね (゚ー゚)ソーナンダ…。しかし、全盛時には全国で65機が稼働していた「チビロク」ですが、簡易路線での客車列車の気動車化や貨物列車の廃止、さらにはその簡易路線自体の廃線が相次ぎ、同機の大半は仕事を失って廃車。一部は工場の入換用(無車籍)や地方の貨物線へ譲渡されたものが残存するものの、現在のJRで正式に車籍を有しているのはわずかに二機のみとなってしまいました。そのうちの一機が今回の「風っこ」牽引を担った、JR東日本・長野車両センター所属の11号機です (・o・*)ホホゥ(もう一機はJR西日本・金沢総合車両所所属の304号機)。そんな貴重な「チビロク」が牽く「風っこ」、私はこの姿が見たかったんです。「風っこ八ヶ岳高原号」は乗客にのんびりと景色を味わってもらおうとするサービスから、非常にゆっくりとした速度で走るため、望遠で背景を圧縮したカットとレタス畑を広く入れたカットの二パターンを余裕を持って撮ることができました (^_[◎]oパチリ。光線状態も良好で朱色の「チビロク」が緑に映え、じゅうぶんに満足のいく結果です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

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風っこ」の先頭に立つDD16 11こと「チビロク」。
エンジンを搭載した側(①エンド)のボンネットは長く、
非搭載側(②エンド)が極端に短いのが同機の特徴。
一見するとアンバランスですが、
機能重視とも言えるそのスタイルに惹かれます。
ちょっとスポーツカーっぽいでしょ?
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜

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晴れのもとをのんびり走り行く「風っこ」。
窓のないオープンデッキが気持ちよさそうですね〜。
σ(・∀・`)イイナァ…。
ああ、一度は同車に乗って飲み鉄してみたい

▲小海線 野辺山-信濃川上(後追い

レタス畑の向こうへ去り行く「風っこ」を見送って、往路の撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。同列車は小淵沢まで行って折り返し、今度は下り列車として再びここへ戻って来るのですが、復路の通過時刻まではまだ三時間以上もあります ( ̄  ̄;)サンジカン…。ぼーっと撮影地で時間を潰しているのはつまらないし、せっかく自転車を借りているのですから、少し散策してみたいと思います …((((*・o・)ノ Go!。この野辺山で鉄ちゃんの私が向かう観光スポットと言えば、もちろんあの場所 σ(゚ー゚*)ドコ?。そう、先ほどの列車内からも眺めた「鉄道最高地点」標柱です (゚∀゚*)オオッ!!。

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「風っこ」の往路と復路の合間に私がやってきたのは、
野辺山駅から清里方向へ2.3キロほどのところにある、
「鉄道最高地点標柱」
(゚∀゚*)オオッ!!。
実際の最高地点は写真の右に見える踏切付近で、
その標高は1375メートル

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高地点の西側には木製の記念標柱が、
東側には石造りの記念碑があります。
ココで記念撮影・・・鉄道最高地点なう。
(^_[◎]oパチリ

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標柱脇には神社も建てられています。
その名も「鉄道神社」。
よく見ると祀られているのは車輪で、
鳥居下の鈴(鰐口)は数本の犬釘、
賽銭箱は枕木を組んで造っています。
つい、鉄道写真がウマく撮れますように・・・。
(-人-)パンパン☆
なんて、お願いしちゃったけれど、
ふつうは鉄道旅行の安全祈願をすべきですよね (^^;)
ちなみにお賽銭は車輪をイメージして
50円玉を二枚、投げ入れました(笑)

(*´ω`)つ
o
チリーン

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そしてこの最高地点の名物(?)といえば、
踏切脇で売られているソフトクリーム。
たしか以前にソネブロ仲間のやなぼーさんや、
Hiroさんがこのあたりで食べているのをブログ見て、
自分もここで食べたくなったのでした。
ちなみに、山ぶどうとミルクのミックスです♪

(゚д゚)ウマー!

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ソフトクリームを食べていたら踏切が鳴ったので、
あわてて一枚パチリ
(^_[◎]oパチリ
通過してゆくのはノーマルなキハ110です。
かなり苦しい構図だけど、
まあ、記念の一枚にはなったかな?
▲小海線 清里-野辺山

実はこの最高地点、私は小海線の列車内から標柱などを何度も見ているのですが、実際に訪れたことがなかったんです。鉄として一度は行ってみたいと思っていたので、今回はいい機会となりました (´ω`*)ヨカッタ。ちなみに、この最高地点は野辺山駅から2.3キロ、先ほどのレタス畑の撮影地からは6〜7キロの距離になるので、往路撮影までの時間つぶしにはもってこいのサイクリングでした(上り坂がちょっとキツかったけれど  ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...)。最後に標柱脇の「鉄道神社」でお参りをして (-人-)パンパン☆、「風っこ」の撮影に戻ります。

0036.jpg

撮影地へ戻りながら八ヶ岳を臨むと、
あいかわらず山頂はほぼ雲隠れ。
やっぱし今日の八ヶ岳はダメみたいね・・・。
(´Д`)ダミダコリャ

午後も穏やかな晴天が続いているものの、八ヶ岳の山頂にはあいかわらず雲がたまったまま (≡"≡;*)モアモア…。復路の「風っこ」こそは八ヶ岳バックでと考えていたけれど、山が見えないのに山バックで撮ってもしゃーないしなぁ・・・(三度目)(・ε・`)チェ。他に周囲で絵になりそうな撮影ポイントがないかと自転車を走らせてみますが <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ、高原地帯のこのあたりは列車の姿がキレイに見えるような抜けの良いところが限られ、結局は往路を撮ったところに近いレタス畑へと戻ってきてしまいました。まあ、このあたりで撮るのが無難かな・・・σ(・∀・`)マ、イッカ  と、私は畑脇の農道に腰を据えて「風っこ」を待つことに。しかしここにきて、徐々に太陽方向にも流れ雲が目立ちはじめ、晴れたり、陰ったり、マンダーラだったりを、目まぐるしく繰り返すようになってきました ( ̄△ ̄;)エ…。通過時刻が迫り、安定しない光線状態にやきもき・・・(´・д・`;)ハラハラ…。そして「風っこ」の接近を知らせる踏切が鳴りだしたその時の状態は ∑(”ロ”;)ゲゲッ!!、まさに最悪のマンダーラ! マソダーラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダーラ♪ ああ、万事休すか・・・(´Д⊂モウダメポ。ところが、ゆっくりとした足取りの「風っこ」に合わせるかのように、雲もす〜っと流れて・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

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近くの踏切が鳴りだして、
向こうから「風っこ」の姿が見えてきたとき、
線路の手前側には雲影が落ちていました。
このままでは最悪のマンダーラに・・・(´Д⊂モウダメポ

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いや、ウマい具合に雲が抜けて太陽が復活!
w(゚0゚*)w オォー!
眩しい午後の西日がレタス畑と、
その横をかすめる「風っこ八ヶ岳高原号」を
鮮やかに浮かび上がらせてくれました。
▲小海線 野辺山-信濃川上

日差しが・・・キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!(  )キタ(  ゚)キタ!( ゚∀)キタ!! ヽ(゚∀゚ )ノ キタ━━ッ!!!
「風っこ」に日が当たってくれました〜!! ワ━━\(≧▽≦)/━━イ!! ふつうの列車だったら確実にマンダーラの餌食となっていたところでしたが、ちんたらちんたらと走る「風っこ」よりも雲が流れる方が早く、ベストの位置まで列車を引き付けたときには完全に日差しが復活してくれました └(`・∀・´)┘フッカツ!!。う〜ん、まさに神がかったような奇跡・・・(゚ー゚;)キセキ… ひょっとしてこれは、先ほどの最高地点脇にあった、「鉄道神社」のご利益によるものなのか!? (*゚ロ゚)ハッ!! まあ何にしても、鼻の短い方(②エンド)を頭にした「チビロク」のユーモラスな姿に加え、日に照らされたことで逆光に浮かび上がったレタスの葉もいい感じとなり、大満足の一枚となりました ・:*:・(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。これで撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン

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今回の小海線撮影で大きな戦力となった、
野辺山駅前観光案内所のレンタサイクル
一日1500円の使用料はちと高いけれど、
今回の収穫を考えたら利用した価値はじゅうぶんにありました。
ただ、野辺山は坂が多い高原の町なので、
鉄と言うより、観光客の一人としては、
電動アシスト付きの導入を望みたいところですね・・・。

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「風っこ」の通過から30分後の上り列車、
撮影地からの上り坂を必至に自転車を漕いで、
 ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...
なんとか間に合うことができました ε-(´∀`;)ホッ。
これに乗って野辺山をあとにします。
そう言えばこの日は、
タラコ色の記念塗装車を見かけなかったな・・・。
▲小海線 野辺山

秋晴れとなった週末に訪れた小海線。残念ながら同線のシンボル的存在である八ヶ岳はスッキリとしなかったものの、お目当ての「チビロク」が牽く「風っこ」は往復ともにレタス畑でいい感じに撮る事ができ、それ以外にも急行色のキハ110記念塗装車、中央線での「甲信エクスプレス」、「フ〇ーザ様(笑)」など、いろいろと収穫が多い一日となりました ホーサク♪ ホーサク♪ OOO⊂(*´∀`)つ◯"。さらには「鉄道最高地点」へ行けたのも、いい機会だったと思います (´ω`*)ヨカッタ。それにしても、あの「風っこ」復路の日差し復活は、はたしてホントに「鉄道神社」のご利益によるものなのだろうか・・・σ(゚・゚*)ドーダロ…。今後、小海線で最高地点を通るたびに、私は標柱脇の神社に向かって手を合わせてしまいそうです(笑) (-人-)パンパン☆。

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小淵沢では土休日に中央線で運転される、
「ホリデー快速ビューやまなし」号に接続。。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
この列車に乗ると、小淵沢から都内まで
乗り換え無しで帰ることができます

(´▽`*)ラックチ~ン

▲中央本線 小淵沢

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「ビューやまなし」号に使われるのは、
二階建て構造の215系 (゚∀゚)オッ!。
やはり見晴らしのいい二階席(上)が人気ですが、
私の好みは車端部にあって、天井の高い平屋席(下)。
とくにカメラバッグなど大きい荷物がある時は、
荷棚が広く使えるこの席がオススメです。
( ´_ゝ`)フーン

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そんな「ビューやまなし」でいただくのは、
小淵沢駅で買った駅弁「そば屋の天むす(¥700)」。
ご存知、天むすはエビ天の入ったオニギリで、
名古屋の方では有名ですよね。
この天むすは文字通り、駅構内などで蕎麦屋も展開する
小淵沢の駅弁屋が販売しているもので、
ゴハンに混ぜられた子持ちキクラゲがいい味をだしています。
(゚д゚)ウマー!
ちなみに中身はエビ天と言うよりも、
エビと天かすを入れ込んだ感じ。
☆☆☆・・

野辺山1540-(小海232D)-小淵沢1612~1617-(ホリデー快速ビューやまなし)-新宿1855

 
  

★オマケ★

今回の先頭に立った「チビロク」ことDD16。今回の「風っこ八ヶ岳高原号」のように、長野方面のイベント列車などで時おり使われることがある同機ですが、私はなかなか撮影機会が合わず、DD16の走行写真を撮ったのは実に23年ぶりのことでした。ここで紹介するのはその23年前、1992年の1月に大糸線で撮った「ゆうゆうサロン岡山(岡山の欧風客車)」によるスキー客専用列車「シュプール号」です (*´ω`*)ナツカシス。雪積もる山あいで6連の欧風客車の先頭に立つ「チビロク(DD16 10)」は、今回の「風っこ」牽引とはまた違った力強さがありました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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▲92.1 大糸線 北小谷-平岩


上越線・・・485系「新潟 水と土の芸術祭号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.09.05 上越線
上越路に帰ってきた国鉄特急色
485系「新潟 水と土の芸術祭号」撮影
 
  

今年の夏休みに北海道と東北を巡った鈍行旅で、私が大いに活用した「青春18きっぷ」ですが、稚内から東京までさんざん乗りまくったにもかかわらず、あと一回分が残っていました σ(゚・゚*)ソーイエバ…(「18きっぷ」は一枚につき、有効期間内に5回まで(5日分)使用可能)。ならばこれを使って、どこかへ撮り鉄に行こうと考えていたものの、このところの週末はあまりお天気が優れず、撮影へ出かける気になりませんでした σ(・ω・`)ウーン…(ちなみに、前回の「ONE-shot」でお伝えしたブルトレ撮影の鳥沢までだと、ウチの最寄駅からは片道1000円以下なので「18きっぷ」一回分(2370円)のモトが取れない)。そして9月10日の有効期限が迫るなかで迎えた先週末、その土曜日の天気予報はと言うと・・・ようやく関東地方に晴れマークが点灯! (゚∀゚)オッ!(晴れ時々曇りだけれど)。しかも、鉄道情報誌を見るとこの日は、上越線で国鉄特急色の485系による臨時列車の運転が設定されています (゚∀゚*)オオッ!!。群馬県の高崎を起点とする上越線は「18きっぷ」一回分を使うのに都内からちょうど適した距離で、まさにこれは撮影へ行け!m9(`・ω・´)イケ! と言っているようなものではありませんか! (゚ー゚*)ダレガ? というワケで私は、秋晴れが期待できる土曜日にラスト一回となった「18きっぷ」を使って、485系が走る上越線を訪れることにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


9月5日(土)

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今回のファーストランナーは高崎線の普通列車。
車両はお馴染みのE231系です。
多くの路線が乗り入れる上野駅も早朝は人影がまばら・・・
あれ?でも、なんだか様子がおかしいぞ? (=゚ω゚=;)ンン!?
▲東北本線 上野

まずは上越線の起点となる高崎へ、都内から高崎線で向かいます。本来はウチからだと、中央線、山手線、埼京線経由で赤羽へ出て、そこから高崎線に乗るのが時間的に短いのですが、この日はたまたま一本早い時間の中央線に乗れたことから、赤羽よりも高崎線の席に座れる確率が高い上野へ、中央線、山手線経由(神田乗り換え)で出ることにしました ( ´_ゝ`)フーン。この何気ない判断が、のちに功を奏することになろうとは・・・( ̄△ ̄;)エ?。というのも、上野に着いてみると早朝にもかかわらず、何やらけたたましく列車の運行状況が放送されています ナンダ?(゚Д゚≡゚Д゚)ナンダ?。それによると、先ほど京浜東北線の川口付近で輸送障害(人身事故・・・)があり、当該の京浜東北線のみならず、並行して走る宇都宮線(東北線)、高崎線も全線で運転を見合わせているとのこと・・・Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。

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なんと、京浜東北線で発生した輸送障害により、
高崎線も全線で運転見合わせ。
よりによってこの時間とは・・・orz。

私が乗る予定の高崎線は、初発から二番目となる上野5時43分発の高崎ゆき普通列車「823M」なのですが、障害の発生時刻が早朝の4時半過ぎだったために、上野には定刻5時13分発の高崎ゆき初発列車「821M」も足止めを食らっていました  乂`・д・´)ダメッ!。もちろん運転再開後に先に発車するのは「821M」の方なので、とりあえず私はその車内で待機します (・ε・`)シャーナイネ。このときはまだ空いており、余裕で席に座ることができました。

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ホーム上には【抑止】の文字が点滅し、
発車することができない高崎線。
乂`・д・´)ダメッ!!
運転再開にはまだしばらくかかる模様・・・。
なんだか出ばなをくじかれた格好です (・ε・`)チェ。

しばらくすると、全線での運転再開見込みは5時50分頃だとの一報が入ります (゚o゚*)オッ!。定刻5時13分発の「821M」にしてみたら30分以上の遅れになりますが、もともと5時43分発の「823M」に乗る予定だった私からするとわずかに数分程度の遅れで、これならば行程に大きな影響は無さそう ε-(´o`;)ホッ。高崎で乗り継ぐ上越線も18分の接続時間があるので大丈夫・・・だと思っていました σ(・∀・`)ダイジョブ…カナ?。ところが、復旧には見込みよりもだいぶ時間を要したらしく、結局のところ抑止が解除となって運転が再開されたのは、6時10分・・・(´△`;)エッ… これは「823M」の時刻に置き換えたとしても約30分の遅れであり、18分しかない上越線への接続は絶望的になってしまいました ( ̄ロ ̄lll)ガビーン。まあ、事故じゃ、しゃーないやね・・・ε-(-ω-;)フゥ。ちなみに、約一時間の遅れとなったこの初発列車は、上野の発車時点で大混雑 (´д`;)人大杉…。もしもいつものように途中駅の赤羽から私が乗っていたら座ることはできなかったので、たまたま上野へ出ていて座れたのはツイていた (´¬`*)ラキー…?・・・のか?  いや、行程が30分も遅れているのだから、決してツイているとは言えないか (´へ`;)アンラキー…。

列車がこのままの遅れでいくと、高崎で接続できる上越線は予定よりも一本遅い40分後のものになりそう。これでも485系の通過時刻にはなんとか間に合いますが、時間的にけっこうギリギリです (゚ペ)ウーン…。考えていた撮影地までは最寄駅から徒歩で30分くらいかかるので、焦らずにマイペースで歩きたかったんだけれどなぁ・・・ (・ε・`)チェ。そんなことを思いながら高崎線に揺られること1時間と45分、列車は間もなく高崎へと到着します。時刻は7時55分、乗る予定だった上越線の水上(みなかみ)ゆき「725M」は7時45分発で、さすがに10分の遅れは接続を待たないでしょう (´Д⊂ ダメポ。諦めムードで乗り換え案内の車内放送に耳を傾けていると・・・「両毛(りょうもう)線は7時50分発の伊勢崎ゆきがすぐに接続いたしますので、お乗り継ぎをお急ぎください。なお、上越線の渋川、水上方面へお越しの方はこの伊勢崎ゆきをご利用になりまして、途中の新前橋でお乗り換えください。新前橋で先に発車いたしました上越線の水上ゆきが待機しています」・・・とのこと!(*゚0゚)ハッ!! なんと乗る予定だった上越線の「725M」が、新前橋で待っていると言うではありませんか! w(゚0゚*)w オォー!!

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高崎で乗り換えたのは上越線ではなく、
両毛線の伊勢崎ゆき。ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
この列車は115系で運転されていました。
▲信越本線 高崎

へ?上越線へ向かうのに両毛線に乗れとな?? (゚ー゚?)ドユコト? ここで高崎・前橋近辺の路線図が思い浮かばない方にはちょっとややこしい話かと思われますが、両毛線の起終点はもともと高崎ではなく、高崎から上越線で三つ目の新前橋で分岐。高崎と新前橋の間は両毛線が上越線に乗り入れる形を取っており、両線は同じ線路を走ることになります (・o・*)ホホゥ。今回のように遅れた高崎線を上越線が高崎駅でずっと待っていては、接続するその上越線の列車が遅れるだけではなく、後続となる両毛線にも影響が出てしまいます。しかし、上越線を先に新前橋まで進めておいて待機させ、後続の両毛線に遅れた高崎線からの乗り継ぎ客を乗せて追いつかせれば、上越線も両毛線も遅れは最小限で済みます(今回の例を使って具体的に言うと、遅れて7時55分に高崎へ着いた高崎線を上越線がそのまま接続待ちした場合、早くとも上越線の高崎発は7時56分以降となり、運転間隔の関係から同じ線路を通る後続の両毛線はさらに遅れが増幅します。しかし今回のようなカタチにすれば、両毛線は遅れた高崎線からの接続を取るだけで済むので、7時56~57分頃には高崎を発車することができるので、両毛線の遅れは最小限で済むというワケ。そして上越線の方は高崎で遅れている高崎線を待っていても、新前橋でその高崎線からの乗客を乗せた両毛線を待っていても、結果的に遅れる時間はほとんど変わらない (・o・*)ナルヘソ。ただし上越線の利用客にとっては、乗り換えの手間がひとつ増えることになり、面倒なのだけれど)。単純に高崎線から上越線への接続を諦めていた私にとって、この両毛線を使った接続術は目からウロコでした w(゚0゚*)w オォー!!。最近は遅れが発生しても、他線への更なる遅れを懸念して接続を待たないことが多いなか、高崎支社グッジョブです!!ъ(゚Д゚)グッジョブ!!(説明が拙くて、解りづらかったらスミマセン・・・^^;)

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そして新前橋で上越線の水上ゆきに接続。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
こちらは107系の二両編成。
▲上越線 新前橋

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上越線に入ると、車窓に見えてきたのは榛名山。
車内は混んでいて座れなかったけれど、
やっと落ち着いて車窓風景を眺められた感じです。
ε-(´∀`;)ホッ
空を見るとピーカンというよりはちょっと雲が多めか?
▲上越線 八木原-渋川(車窓から)

両毛線からの接続を取って、上越線の水上ゆきは新前橋を発車。この時点で定刻からは15分の遅れですが、もしこの列車に接続してくれていなければ次の列車は40分後ですから、救われたと思いましょう。これで目指す撮影地へも余裕を持って歩くことができるというものです ε-(´∀`;)ホッ。列車は渋川付近から車窓の左手に特異な形をした榛名山を見つつ、利根川沿いを走ることしばし、やがて山あいの集落にある小駅、津久田(つくだ)に停車。私はここで降ります (・ω・)ト-チャコ。

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簡素な無人駅の津久田で下車。
駅の周りに集落はあるものの、
県道などは駅前を流れる利根川の対岸にあり、
しかも駅の周囲二キロ圏内には
川を渡るための橋がいっさい架けられていないため、
どこかひっそりとした雰囲気が漂います。
シーー( ̄、 ̄*)ーーン
▲上越線 津久田

上野0612-(高崎821M)-高崎0755~0758-(両毛625M)-新前橋0808~0810-(上越725M)-津久田0833 (遅延による実際の時刻を表記)

津久田で下車したのは私の他に三人で、カメラバックや三脚を担いでいることから、いずれも同業者(鉄ちゃん)だと思われます ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ 。山と川が入り組んだ地形をしている津久田の周辺は上越線の有名な撮影ポイントが点在しており、光線状態や撮り方の好みで撮影地を選ぶことになるのですが、同じ列車から下車した同業者三人のうち、お二人が駅を出て左手へ o(- ̄*o))))...アッチ 、お一人が右手へと進んでゆきます コッチ...((((o* ̄-)o。私はというと、お一人様の後を追うように右へ オレモコッチ...((((o* ̄∀)o。ちなみに私はいつも上写真のように、下車したあとで乗ってきた列車を撮影したり、人がはけるのを待ってから駅舎を記録したりするので、撮影地へ向かう出足は他の方よりも遅れることが多いんです(笑)

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緑に包まれた林道を撮影地へ向かって歩いていると、
「のり面を保護する工事をしています」と、
ぐんまちゃんの現場監督がお知らせしてくれました。
ラジャ!( ̄- ̄ )ゞ
このあたりは落石が多いそうなので、
こういう工事は重要ですよね。

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道中には薄暗いトンネルが・・・。
夜は絶対に通りたくないなぁ・・・(((||゚Д゚)))ヒィィィ!

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そのトンネルを抜けると見えて来るのが、
「棚下不動の滝」と書かれた案内看板と小さな鳥居。
この先に滝があるのかな?σ(゚・゚*)ンー

駅周辺の集落を抜けて山あいの林道を歩くこと30分 テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘、やがて道沿いに「棚下不動の滝」と書かれた案内看板が見えてきました (゚∀゚)オッ!。棚下(たなした)不動の滝は、赤城山の溶岩が作った37メートルの断崖を水が一気に落ちる豪快な景観から「日本の滝100選」にも選ばれた名瀑で、滝を裏側の洞窟から見ることができる、いわゆる裏見の滝としても有名なのだとか ( ̄。 ̄)ヘー。ただし残念ながら、2011年3月に発生した東日本大震災で滝へと通じる遊歩道(不動尊奥院への参道)が崩落を起こし、現在は滝の近くまでは行くことができないとのこと・・・(・ω・`)ザンネン…。

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残念ながら現在は東日本大震災による崩落で、
滝の近くまでは行くことができません・・・。
乂`・д・´)ダメッ!!

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通行止め看板の手前から、
かろうじて見ることができた棚下不動の滝 (゚∀゚)オッ!。
本来の遊歩道では滝の真下まで行けたハズでした。
ちなみにこれは雄滝と呼ばれる方で、
さらに上の方には雌滝もあるのだとか。

そんな棚下不動の滝ですが、実は私が目指していた上越線の撮影地というのはこの棚下不動への入り口付近にあり、通行止めとなる手前の坂道から西側を臨むと (「゚ー゚)ドレドレ、そこからは利根川を渡る上越線の鉄橋や、川沿いにある棚下地区の集落を一望することができるのです (゚∀゚*)オオッ!!。津久田駅から歩くこと30分で撮影地に到着、先客は駅から先行してきた方を含めて三人でした (*・ω・)ノ゙チワッス♪。

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棚下不動への入り口となる坂道を上がると、
眼下には利根川の流れとともに、
それを跨ぐ上越線の鉄橋が臨めます (゚∀゚*)オオッ!!。
これはなかなか壮観な眺め。
ちなみにここは通行止め箇所の手前にあたり、
問題なく立ち入ることができます  (*`д´)=b OK牧場!。

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先ほどの107系の二連が、
水上で折り返して戻ってきました。
まずはちょっと広めの画角で撮影【◎】]ω・´)パチッ!。
▲上越線 岩本-津久田

まずは先ほど私が津久田まで乗ってきた107系の折り返し列車で試し撮り。とりあえず、見渡せる範囲のほぼ全体を画角に入れてみました【◎】]ω・´)パチッ!。山、川、集落、田んぼ、鉄橋、そして電車・・・まるで模型の世界のような情景は、いかにも「俯瞰症(笑)」の私が好みそうなアングル (´∀`*)イイネ~♪。でも、ちょっと要素が多過ぎて、全体を入れると画のバランスがよくないようにも思います (´ω` )ソオ?。もうちょいスッキリとさせたいな・・・ σ(゚・゚*)ンー。それにしてもこの遠景で鉄橋を真横から狙うという撮り方、なんだかデジャヴっぽい・・・なんて思いながらファインダーを覗いていたのですが (゚.゚*)デジャヴ?、考えてみたらほんの三日前に私は中央線の鳥沢鉄橋(新桂川橋梁)で、ブルトレの廃車回送を似たような感じで撮っていたんだっけ ( ̄∇ ̄;)ア…。画作りに幅がないなぁ・・・ (^^;)ゞポリポリ。

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次の普通列車は湘南色の115系! (゚∀゚)オッ!
やっぱり上越線へ来たからにはこれも撮りたかった。
中央本線の115系が風前の灯となった今、
この上越線を含む高崎地区の115系は、
関東近郊で最後の国鉄型聖地と言えるでしょう。
▲上越線 津久田-岩本

次にやってきた115系の普通列車は、ためしに一枚目よりもカメラを左に振り、思いきって右岸の集落を外してみました σ(゚・゚*)ドーダロ?。あくまでも個人的な好みではありますが、バランスはこのほうがいいような気がします (´ω` )ソオ?。ただしこのアングルじゃ、6連の485系だと全編成が入らないし、右岸にあった今の季節を感じさせる黄金色の田んぼまでも削ってしまうのは、ちょっと惜しい (゚ペ)ウーン…。う~ん、本命の485系はどうしよっかなぁ・・・。

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同じ立ち位置から南の方を臨むと、
このような雄大なパノラマが広がります。
写真右端の築堤上を行くのは、湘南色の115系。
個人的にキライなアングルではないけれど、
さすがにちょっと電車が遠いですよね・・・(^^;)。
▲上越線 津久田-岩本

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ちなみに、この時の空模様はこんな感じで、
マンダーラ率高し・・・( ̄ー ̄;)フ、フフフ…。

今回、上越線で運転される国鉄色の485系は、新潟県で開催中の芸術祭「水と土の芸術祭2015(~10/12)」に合わせた団体臨時列車で、そのまま列車名も「新潟 水と土の芸術祭号」(・o・*)ホホゥ。私にとって上越線での485系撮影と言えば、新潟地区で最後の国鉄色編成となったT18編成の「さよなら運転」を今年の5月に同線へ撮りにきたのが記憶に新しいところ (´ω`*)トッタネ。そしてそのT18編成の引退を持って、新潟車両センターの国鉄色485系はすべて消滅したハズ・・・σ(゚・゚*)ンー…(485系リニューアル車のR編成(3000番台)は現在も数編成が同所に在籍し、えちごトキめき鉄道への直通快速などに使われています)。では今回の「芸術祭号」に使われる485系の編成はドコのものかと言うと、現在のJR東日本に唯一残されている原型国鉄色の485系で、仙台車両センター所属のA1/2編成です (゚∀゚*)オオッ!!。同編成は主に東北本線や磐越西線など南東北の臨時列車に使われるケースが多いのですが(拙ブログでお馴染みだった「あいづライナー」など)、今回はわざわざ前日に仙台から首都圏へ回送してまで、この上野から新潟までの「芸術祭号」に抜擢されました (゚∀゚*)オオッ!!。新潟車の国鉄色編成が引退して、もう二度と上越線や信越線を走る国鉄色485系は見ることができないと思っていただけに、これは国鉄型ファンにとってホントに嬉しいサプライズです 。゚(つ∀`゚)゚。ウレシス…(この片道のみ運転される「芸術祭号」は、新潟終着後に秋田まで回送されるので、翌週に秋田~新庄で運転される「つばさリレー号」の送り込みも兼ねているらしいですね)。そんな貴重な運転機会となった「芸術祭号」、朝方に発生した輸送障害による遅れを心配しましたが、同列車の上野発車時にはダイヤがほぼ正常に戻ったらしく、私の待つ津久田には定刻に姿を現してくれました ε-(°ω°*)キタッ!。

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山あいにジョイント音を響かせて、
利根川に架かる鉄橋を渡り行く
「新潟 水と土の芸術祭号」。
上越線に国鉄色485系が帰ってきました!
▲上越線 津久田-岩本

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手早くカメラを右に振ってもう一丁・・・。
里山に訪れた秋。
稲刈り間近の農村集落を見下ろしながら、
485系が走り去ってゆきます。
▲上越線 津久田-岩本

上越線でヨンパーゴが撮れました~!! ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
久しぶりにこの目で見る国鉄色の485系、やっぱりこのシンプルかつ鮮やかな車体色は、素朴な日本の田舎風景にマッチしていて、よく映えるなぁ・・・。同じ国鉄型の湘南色115系もいいけれど、485系には特急型としての貫禄が遠目にも感じられます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。結局アングルは、個人的にバランスが好きだった先ほどの115系と同様に、利根川の左岸を入れたカットをまずは一枚【◎】]ω・´)パチッ!。そしてすぐにカメラを右へと振り サッ!三(`・ω・)、今度は右岸の集落で黄金色の田園を広めに入れて、もう一枚撮ってみました【◎】]ω・´)パチッ!。一列車でバランス重視と季節感重視の二枚、これぞまさに「一粒で二度美味しい」撮り方!? (゚.゚*)グリコ?・・・ハイ、あくまでも自己満足に過ぎません。このような撮り方はヘタをすると「二兎を追うもの一兎をも得ず」になりかねないので、本来はビシッとした一枚に集中すべきなのかも知れませんね (^^;)ゞポリポリ。とはいえ、雲の流れにヒヤっとさせられながらも無事にマンダーラを回避し、秋晴れのもとで気持ちのいい撮影ができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。これで上越線485系の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。私はさっさと撤収して撮影地をあとにしましたが ンジャッ!( ゚д゚)ノシ、他の同業者さんはまだそのまま残られていました。今になって思えば「あれ?もう撤収しちゃうの? σ(゚ー゚*)アリ?」っていう感じの目で見送られたような気もしますが・・・( ̄△ ̄;)エ…。

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津久田駅に戻って、列車に乗り込みます。
ホームに入ってきたのは115系。
▲上越線 津久田

津久田から私が乗った高崎ゆきの上り普通列車は、湘南色の115系 (゚∀゚)オッ!。きっと撮影地に残られた方たちは、せっかくだから485系のついでにコレ(115系)も撮っていこうと待っていたんだな・・・σ(・∀・*)ナルヘソ なんて、私は軽く考えていました。ところが津久田の次駅、敷島(しきしま)を出た直後にすれ違った下り列車は・・・(;゚ロ゚)ハッ!! なんと、蒸気機関車のC61が12系客車を牽引する、SL列車ではありませんか! Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!! そうか、だから485系の通過後も撮影地からは誰一人として撤収しなかったんだ・・・(゚ー゚;)ソーダッタノカ。というか、週末の上越線でSL列車が運転されるのは撮り鉄にとって常識とも言えるようなことなのに、私はまっっったくのノーマーク アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。相変わらず下調べの詰めが甘いよなぁ・・・orz。でも、もうご存知のように、私は撮り鉄のなかでもSLにはあまり関心が高くないので(どちらかというと電気機関車派 ♪)、それほどショックは大きくありませんでした ( ̄▽ ̄;)マ、イッカ。もちろん運転があることを知っていれば、撮影地で待っていたんだけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ。

さて、そんなSLを蹴ってまで(っていうか、知らなかったクセに m9(^Д^)プギャー! )、早々に上越線の撮影地をあとにした私。実はこのあとにもう一カ所、近場で撮影に行きたい別の路線がありました σ(゚ー゚*)ドコ?。それは上越線の新前橋で分岐する両毛線。そう、行きの道中で高崎からの接続でお世話になった電車です (゚∀゚*)オオッ!!。新前橋では15分の接続で上越線から両毛線の小山ゆきに乗り継ぐことが出来ました ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。

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新前橋で上越線から両毛線の小山ゆきに乗り換え。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
入線してきたのはロングシート仕様の211系。
ここからはちょっと長く乗るので、
ボックスシートの115系じゃなかったのは残念・・・。
σ(・∀・`)ザンネン
▲上越線 新前橋

両毛線は今年のゴールデンウィークに485系の臨時列車「足利大藤まつり号」を沿線に撮りにきていて (´ω`*)トッタネ、拙ブログではそのときにも同線の紹介をしていますが、両毛線は上越線の新前橋から前橋、伊勢崎、桐生、足利、栃木などを経て、東北本線の小山まで、群馬と栃木を結ぶ北関東の電化路線です(路線の起点は小山)(・o・*)ホホゥ。撮影の舞台を上越線からこの両毛線に移したってことは、やはり今回も何か特別な臨時列車が同線で運転されるのかというと (゚∀゚)オッ!、実はそうではないんです「(゚ペ)アリ?。ここでちょっとハナシは脱線しますが、先々週の8月末に私は仕事の出張で新潟県を訪れました (´д`)ハア。新潟といえばコシヒカリに代表される日本有数の米どころで、道中に見かけた広大な田園では、すでに稲穂が美しい黄金色に染まっていました (゚∀゚*)オオッ!。これぞまさにニッポンの秋を表す情景ですよね (´∀`*)イイネ~♪。

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先月末の新潟出張で、
上越新幹線の車窓から見た田園風景。
すでに稲穂は黄金色に染まり、刈り入れ間近でした。
▲15.8.26 上越新幹線 長岡-燕三条(車窓から)

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クルマでの移動中も
鮮やかな色の稲穂に目を奪われてしまいました (゚∀゚*)オオッ!。
現地の方によると、今年は例年よりも二~三週間ほど、
稲刈りの時期が早いのだそうです。

出張中は残念ながら撮り鉄をする余裕はありませんでしたが、私はこの見事な田園風景を見て、刈り入れ前にどこかで稲穂と列車を絡めた写真が撮りたくなってしまいました。それも、できれば素朴な風景にマッチする国鉄型車両と組み合わせたい・・・σ(・∀・`)トリタイ…。そこで思い浮かんだのが、現在も国鉄型の115系が国鉄時代と変わらぬ湘南色で活躍し、今や関東近郊では最後の「国鉄型聖地」と言われる高崎地区。そのなかでも比較的運転本数が多くて、効率よく撮る事ができそうな両毛線を選んだ・・・というのが今回の同線を訪れた理由だったのです (´ω`*)ナルヘソ。ちなみに同じ高崎地区の115系運用路線でも、先ほどの上越線では一時間に一本程度、対してこの両毛線の方は時間帯にもよりますが、大体30分から40分に一本程度の運転本数があります (゚∀゚*)オオッ!。ただし、すべての列車に115系が使われているわけではなく、まさに今の私が乗っているように211系や、ほかに107系も運用されているので、運用表を見ながらウマく115系を捕まえたいところです (σ゚∀゚)σ ゲッツ!!。新前橋から両毛線に揺られること一時間、私は駅の近くに広大な田園風景が広がる、岩舟(いわふね)で下車 (・ω・)ト-チャコ。

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両毛線の列車で群馬県から栃木県へと入り、
私がやってきたのは岩舟 (・ω・)ト-チャコ。
この駅は某アニメの舞台となった、いわゆる「聖地」らしく、
ソネブロ仲間のFTドルフィンさんがよく撮影に訪れています。
なので、私にとってはアニメの聖地というより、
「ドルフィン聖地」ww (゚∀゚)アヒャ☆
▲両毛線 岩舟

津久田1103-(上越736M)-新前橋1127~1141-(両毛449M)-岩舟1256

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岩舟は岩舟山の砕石で知られた町で、
そこで採られた岩舟石は江戸時代から城や社寺の石段、
石垣、土台石として利用されていたとのこと ( ̄。 ̄)ヘー。
ちなみに岩舟駅近くにある、この味わい深い建築物は、
そんな岩舟石で造られた「岩舟石の資料館」

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資料館を横目に見ながら踏切を渡ると、
すぐに広大な田園地帯へと出ることができました。
このあたりでは、やはりソネブロ仲間のgardenwalkerさんが、
よく両毛線の撮影へ訪れています。
ということで、
こちらは「gardenwalker聖地」!? (゚∀゚)アヒャ☆

駅を出て右手の大平下(おおひらした)方向へ進むと テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘、すぐに線路沿いの田園地帯へと出ることができました。出張で見た新潟の稲穂に比べると、北関東ではまだ色づきが浅いかな・・・σ(゚・゚*)ンー… との不安もあったのですが、そこには見事に黄金色となった稲穂が頭を垂れていて、なかなかイイ感じです (゚∀゚*)オオッ!。ただ、ここにきて気になるのが空模様 ( ̄△ ̄;)エ…。485系を撮った津久田では流れ雲が多めだったものの青空が広がっていましたが、この岩舟の空にはかなり怪しい黒い雲が湧いています (´д`;)ウワ…。日差しが遮られるだけでなく、何せ栃木は県庁所在地の宇都宮が「雷都(らいと)」と称されるほどに雷雨やゲリラ豪雨の激しい地域ですから、その心配が高まります ドキドキ(°_°;)ハラハラ。なんとか持ちこたえてくれればいいけれど・・・(´~`;)ウーン…。そんな空のご機嫌を伺いながら、まずは一本目。

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上空にはどんよりとした黒い雲がわいており、
なんだか今にも雨が降り出しそうな感じ・・・
( ̄ー ̄;)フ、フフフ…

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そんな空模様の下、
刈り入れ間近となった稲田の向こうを、
湘南色の普通電車が走り抜けてゆきました。
▲両毛線 大平下-岩舟

稲穂絡めで湘南色が撮れました~!! ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
国鉄時代と変わらぬ装いの湘南電車、これが今でもふつうの日常風景として撮れるのが嬉しいですね~。゜+.(o´∀`o)ウレスィ!゜+.゜。秋晴れではない曇り空なのは残念ですが、とりあえず稲穂と国鉄型という目的が達成できて、ひと安心 ε-(´▽` )ホッ。でもこの列車の通過直後、ぽつっと雨粒が頬にあたりました ヽ`、┐( ̄o ̄;)ア、アメ…。田園地帯では雨宿りできそうなところが周囲に見当たらないので、いったん岩舟駅まで戻って様子を見ることに ε=┌(;゚д゚)┘タイヒ!。雨が激しくなるようならばこれで撤収することも考えたのですが、雨はぱらついた程度で治まりました (゚o゚*)オッ!。もうしばらくは撮影を続けることができそうです ε-(´▽` )ホッ。

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先ほど私が乗ってきた211系が折り返してきました。
115系と比べるとちょっと趣に欠ける211系ですが、
この湘南色帯の211系も今や希少な車両です。
でも、ステンレス車を遠景で撮ると、
あまり目だちませんね・・・(゚ペ)ウーン…。
▲両毛線 大平下-岩舟

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こちらはJR型ながら、鋼製車体の107系。
爽やかなアイボリーカラーが秋色の田園風景に映えます。
▲両毛線 大平下-岩舟(後追い)

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実るほど、頭を垂れる稲穂かな。
私もつねに謙虚な姿勢でありたいものです・・・。
(´ω`*)ウム
ということで、稲穂よりさらに頭を低くして、
カメラを構えてみました(笑)。
▲両毛線 大平下-岩舟

雨を心配しながらも、スマホで見た雨雲レーダーによると激しく降るようなことは無さそうなので σ(・∀・`)ダイジョブ…カナ?、所々で通過する列車を撮影しながら沿線を歩き【◎】]ω・´)パチッ!、気が付けば岩舟よりも隣駅の大平下に近いところまで来てしまいました テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘。狙いの115系をはじめ、211系や107系なども稲穂と絡めて撮ることができたし、画的にもまずまずの成果が得られたので、そろそろ引き上げることにしましょうか (゚ー゚*)オシマイ?。ただ、両毛線での撮影は終始曇り空で、せっかく色づいた稲穂に一度も日が当たらなかったのが残念。できれば新潟出張で見たような、青空のもとで日に照らされた鮮やかな黄金色の稲穂が撮りたかったな・・・ σ(・∀・`)ザンネン。などと、心残りを感じながら駅へ向かっていると、ここにきて時おり厚い雲のスキマから、陽が射し込むようになったではありませんか Σ(=゚ω゚=;)ナニュ!?。こうなると、なかなかすんなりとは撤収しづらくなるものです σ(・∀・`)ウーン。そこであと一本だけ、30分後に来る次の列車を待ってみることにしました σ(゚・゚*)ドーダロ。はたして、そのラストカットはというと・・・(*゚0゚)ハッ!!

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雲間から降り注ぐ秋の陽光が、
湘南電車の顔を照らし、
稲穂を金色に輝かせました。
秋、実りの季節です!
▲両毛線 大平下-岩舟(後追い)

日が当たってくれました~! ワ━━\(≧▽≦)/━━イ♪
やっぱり日に照らされた稲穂は、ぜんぜん色の出方が違います。゜+.(o´∀`o)アザヤカ!゜+.゜。背景の空は秋晴れの青空じゃないけれど、稲穂と列車に日が当たってくれただけで、もうじゅうぶんに満足。ホントはこの列車に乗って帰ろうと思っていたのですが、撤収せずに粘ってヨカッタよ・・・:*:・(*ノ∀`*)ヨカッタ・:*:・。この天気の好転で「自称・晴れ男」は復活か!? (゚∀゚*)オオッ! でも、調子に乗ってこの115系の折り返し列車まで待ってみたら、今度は見事に曇り撃沈でした・・・(^^;)ゞポリポリ まだまだ晴れ男の復活は見送りですね(笑)。これで稲穂と列車の組み合わせを狙った、両毛線の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

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岩舟から歩いて、大平下までやってきました。
テクテクε=ε=ε=┌(*・_・)┘
ハイキングコースで有名な大平山の麓にある大平下、
当駅から南へ800メートルほどのところには、
東武日光線の新大平下駅があります。
▲両毛線 大平下

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大平下から下り列車へ乗り、
小山から宇都宮線経由で都内へと帰ります。
ホームに入ってきたのは、またも211系でした。
σ(・∀・`)マタカ…
▲両毛線 大平下

抜けるような青空の秋晴れとはいかなかったけれど、久しぶりにほとんど雨に降られなかった週末。朝の輸送障害で出ばなをくじかれる格好にはなったものの、思ったほど大きな影響はなく無事に、上越線での国鉄色485系「新潟 水と土の芸術祭号」、そして稲穂と絡めた両毛線の湘南色115系と、貴重な国鉄型車両の撮影を存分に満喫することができた一日でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。「青春18きっぷ」のラスト一回を使った今回の北関東旅、都内から津久田までの片道だけでも普通乗車券ならば2270円なので、途中に岩舟へ立ち寄った往復では、じゅうぶんに一回分(2370円)のモトが取れています  (´艸`*)オットク~♪。すでに稲刈りが各地で見られ、気温的にも今年は秋の訪れが例年よりも早いように感じますが、私としては「夏の18きっぷ」を使い切ったことで、ようやく夏の終わりを実感しました (=゚ω゚)ノ サラバ、ナツ!。

大平下1730-(両毛463M)-小山1749~1753-(東北2553Y)-新宿1919
  

  
  
  
  
 


☆オマケ☆

本文でもちょこっと触れましたが、先月末に私は仕事の出張で新潟県の燕(つばめ)市を訪れました (=゚∇゚)ノ チワッス。残念ながら今回は出張鉄(出張ついでの鉄活動)をする余裕はありませんでしたが、ちょっとだけ仕事外で立ち寄ったところなどをご紹介したいと思います。ちなみに写真はすべてスマホ(iPhone5)のカメラ機能による撮影です []o(・_・*)ピッ。

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東京駅から乗った上越新幹線は、
E4系「Max」でした。
バビューン-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
乗ったのはもちろん二階席~♪
▲15.8.26 東北新幹線 東京

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新幹線を降りたのは新潟のひとつ手前、
燕三条(つばめさんじょう)。
改札口では200系新幹線と「レルヒさん(新潟のゆるキャラ)」が
パネルでお出迎え (*゚д゚)┘ヤア。

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クルマでの移動中に立ち寄ったのは、
霊峰・弥彦山のふもとに建ち、
万葉の昔から「おやひこさま」の愛称で信仰を集める、
彌彦(やひこ)神社。
せっかくなのでお参りしていきます (-人-)パンパン☆。

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こちらは私の希望で立ち寄った、
彌彦神社の最寄駅である、弥彦(やひこ)線の弥彦駅。
ご覧のように駅舎は彌彦神社の本殿(ひとつ上の写真)を
模した形をしています ( ̄。 ̄)ヘー。
残念ながら列車の時間とは合いませんでした・・・。
▲15.8.26 弥彦線 弥彦

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今回の出張でかろうじて撮る事ができた鉄カットは、
燕三条駅近くでの弥彦線 (゚∀゚)オッ!。
新潟色(上越色)の115系が使われていました。
ちなみに背景の建物は上越新幹線の燕三条駅。
▲15.8.26 弥彦線 燕三条

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お昼は新潟名物の「へぎ蕎麦」をいただきました。
へぎ蕎麦の味の特徴は、つなぎに海藻の一種である
"ふのり"を使っていることで、
滑らかなのどごしとコシの強さが感じられます。
これはホントにウマかった・・・チョー(゚д゚)ウマー!。
あ、このときは仕事中だったので蕎麦前はナシね(笑)

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帰りの新幹線では、新潟の地ビール、
「エチゴビール」でノドを潤します。
仕事終わりの一杯はたまりません♪
Uヽ(>∀<*)クゥーッ!
!
  
    
  
 
    
  
  
    
  
 
    
  
 

*台風の影響による大雨、そして河川の氾濫・・・
各地で大変な被害が出てしまいましたね。
常総市の石下地区へは私も常総線の写真を撮りに訪れたことがあり、
街中に濁流が押し寄せる光景には、大きな衝撃を受けています。
被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに、
一日も早い復旧をお祈りしています。 (9/11 追記)

 


ONE-shot 190 そして、帰らぬ旅路へ・・・。 [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 190 そして、帰らぬ旅路へ・・・。

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中央本線の名所、
新桂川橋梁を白昼に堂々と渡るブルートレイン
 

EF64が牽引する客車9両の編成中には、
最上級のA寝台個室「ロイヤル」を備えた車両(オロハネ24)が三両、
オオッ!(゚∀゚*)オロハネ!!
二人用A寝台個室の「ツインDX」(オロネ24)が二両、
オオッ!(゚∀゚*)オロネ!!
さらには電源車(カニ24)までもが最後部に二両も連結された、
エッ!? ≧[゚∀゚;]≦ カニカニ!?
なんとも豪華な陣容(珍編成?)です
w(゚0゚*)w オォー!
(残りの二両は開放式B寝台のオハネフ25)
 

でも、よくみると車内に乗客の姿はなく、
客車に電気を供給する電源車が二両もくっ付いているのに
発電機の音は聞こえない・・・(´д`;)エッ?
 

 
 
実はこのブルートレイン、
寝台特急でなければ、イベント列車でもありません。
先日、多くの人たちに見送られて有終の美を飾った、
「北斗星」に使用された24系客車(尾久車)の
廃車回送なのです
(´・ω・`)ショボーン。
 

 
 「北斗星」の最終運行からわずか10日、
役目
を終えたブルートレインは
山あいに響き渡る高らかな汽笛とともに、
帰らぬ旅路へと向かいました

 

 
 
15.9.2 中央本線 鳥沢-猿橋
 

 
 
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一枚目の写真もクリックすると拡大しますが、
特徴的な車両が連なった編成の後部のみをクローズアップ。
左からオロハネ24 553、オロハネ24 552、オロネ24 501、
オロハネ24 501、カニ24 506、カニ24 508。
今回の廃車回送では食堂車のスシ24や
ロビーカーのオハ25が連結されていなかったけれど、
これらはひょっとしてどこかに譲渡されるのかな? σ(゚・゚*)ンー
食堂車とロビーカーだけに、その特徴を活かして、
「車両レストラン」などで再利用されると面白いですね

 

 
 
この
廃回を撮りたいがために、有給を取っちった・・・^^;  
 

 

懐かしの撮影記・・・思い出の「北斗星」編 [あおたけ的 懐かしの撮影記]

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あおたけ的、懐かしの撮影記
27年の歴史に幕・・・
さようならブルートレイン「北斗星」
 
  

うだるような真夏の暑さから開放されたのはありがたいけれど ε-(´∀`;)ホッ、このところ関東の週末はあまり天気がよくありません (゚ペ)ウーン…。ネタとなるような特別な列車が走らなくても晴れたら出撃 ε=┌(`・ω・)┘スツゲキ!、もしくは晴れなくても何かネタがあったら出撃 ε=┌(`・ω・)┘スツゲキ!するところなのですが、先週末は個人的に気になるようなネタがなく、天気もぐずついた雨模様だったこともあって、非鉄で過ごしてしまいました ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ヤ~メピ。
そんな自宅に引きこもった私がこの機会に行なっていたのは、ちょっとした発掘作業 (゚ー゚*)ハックツ?。発掘と言ったってウチの床下からアンモナイトの化石が出て来るワケじゃありません (´ω`)ソーダロネ。私が探していたのは、先日に惜しまれつつ運行が終了してしまった最後のブルートレイン、寝台特急「北斗星」の写真や資料です (゚∀゚*)オオッ!!。下り最終列車の様子をお伝えした記事でもちょこっとご紹介していますが、1988年3月の青函トンネル開業とともに運転を開始した「北斗星」、私はその初日一番列車の出発式を野次馬の一人として眺めて以来、廃止となるまでに幾度となく同列車の撮影機会がありました (・o・*)ホホゥ。世代的に誕生と終焉の両方を記録できたブルートレイン(定期の客車寝台特急)はこの「北斗星」だけなので、その引退劇はとくに感慨深いものがあります (つω-`。)サミシ…。そこで今回は、発掘したネガやポジから最近のデジタル画像まで、決して自慢できるような貴重なシーンやキレイな情景写真などはないけれど、私が過去に撮った拙い写真をご紹介しつつ「北斗星」の活躍を今一度振り返り、同列車へ思い入れのある方に少しでも懐かしんでいただけたらと思います (*´ω`*)ナツカシス。
  

  
 

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津軽海峡を貫く青函トンネルの開業とともに
上野と札幌の間で運行を開始することとなった、
寝台特急「北斗星」(゚∀゚*)オオッ!!。
今ではすっかりお馴染みとなったあの青いヘッドマークを
私が実際に初めて見たのは運転開始の初日ではなく、
その前に行なわれた車両展示会でした ( ̄。 ̄)ヘー。
今はなき上野駅18番線ホームで行なわれた展示会、
その先頭に立っていたのはEF81の18号機。
若番機が「北斗星」のマークを掲げるのは意外とレアかも。
88.3 東北本線 上野

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その展示会に使用された編成ですが、
実は営業列車のような11連のフル編成ではなく、
A個室やB個室、食堂車、ロビーカーなど、
「北斗星」の特徴的な車両のみを繋いだ6連でした。
客車の二両目に食堂車のスシが連結されるという珍編成(笑)
88.3 東北本線 日暮里

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そして運転初日となった1988年3月13日、
上野駅では記念の出発式が行われました。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・北斗星誕生 ☆彡】*:・゚\(゚▽゚*)
下り一番列車「北斗星1号」の牽引に抜擢されたのは、
その大役にふさわしい派手な色をした、
特別塗装機(SEレインボー塗装機)のEF81 95でした (゚∀゚*)オオッ!!。
ちなみに当時の「北斗星」は三往復も運転されたおり
(ただし「3・4号」は季節臨)、
初日の「5号」にはお召機の81号機が登板しています。
(「3号」はノーマル機で、たしか93号機だったかな?)
88.3 東北本線 上野

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発車の直前にはテレビ局のライトが「北斗星」の前面を照らします。
でも、このときのホームは先日の最終運転のときと同様に、
多くのファンや見物客でごった返しており、
人垣のスキマからこの一枚を撮るのがやっと (´д`;)人大杉…。
くす玉が割れた瞬間などは、とても拝めませんでした・・・。
88.3 東北本線 上野

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これは「北斗星」がデビューしたとき、
駅におかれていたパンフレット(チラシ)類。
表紙は一番列車を牽いたEF81 95です (゚∀゚*)オオッ!!。
中面では青函トンネルの概要や、
「北斗星」の編成などが細かく紹介されています。
今この編成表を見ると、当時は禁煙車が一両のみだったようです。
ヘー (=´ω`=)y━・~~。

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「北斗星」の誕生を記念して発行されたオレンジカード(手前)。
図柄の写真に採用されたのは「北斗星」のマークを掲げた、
お召機のEF81 81です (゚∀゚)オッ!。
その他に「上野発札幌行き 直通列車運転開始記念」という
記念カードも発行されましたが(左)、
こちらの図柄に使われているのは、なぜか「北斗星」ではなく
青森と函館の間で運転を開始した、快速「海峡」 ( ̄△ ̄;)ナンデ?
ちなみにこの88年3月のダイヤ改正では、
東北線(宇都宮線)の快速「ラビット」や高崎線の快速「タウン」、
京浜東北線の快速などの運転も開始され、
それらの記念カードを収集するのに、かなりの出費だった覚えがあります。

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上野に到着した上りの「北斗星」 (・ω・)ト-チャコ。
よく見るとホームには「北斗星」の乗客を歓迎する
ゲートのようなものも立てられています。
下りの一番列車牽引に抜擢され、
さらにパンフレットの表紙も飾った95号機は
「北斗星」運転開始からしばらくの間、
ほぼ「北斗星専用機」と化していました
(黒磯を無停車で通過できる列車選別装置が
同機にいち早く搭載されていたってこともあるけれど・・・)。
おかげでこの頃の95号機は本来のパートナーである
「レインボー」の牽引にほとんど就かなかったんだよなぁ・・・(^^;)
88.3 東北本線 上野

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これは「北斗星」ではありませんが σ(゚・゚*)ンー、
まだ東北本線の北部で客車による普通列車が運転されていた頃、
「北斗星」の牽引を担当する田端のEF81はその間合いで
盛岡~青森の普通列車牽引にも使われていました。
実際に私はこの95号機が牽引する12系の普通列車に乗ったのですが、
今となっては貴重な経験ですよね (*´ω`*)ナツカシス。
88.3 東北本線 盛岡

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尾久の車両基地で行なわれた一般公開では、
専用機(?)のEF81 95を先頭にして、
「北斗星」が列車の編成ごと展示されました。
「北斗星」に対する当時の注目度の高さが伺えます。
それにしてもココ、架線が張られていないところなのに、
よくパンタを上げて展示したなぁ・・・(´∀`;)スゴイネ。
88.4 東北本線 尾久客車区(当時)

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「北斗星」の誕生に鉄道界が沸いた88年でしたが、
実はこの年の秋には「北斗星」よりも豪華な列車が来日していました。
そう、あの「オリエント急行」です   (゚∀゚*)オオッ!!。
ちょっと解りづらいかも知れませんが、
これは尾久の洗浄線で顔を合わせた「北斗星」の24系と「オリエント急行」。
88.11 東北本線 尾久

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もともとネタガマ(特別機)好きのミーハーな私、
95号機の牽引時ばかりを狙って撮っていたせいか、
ノーマルなローズピンクのEF81が牽く「北斗星」には
見向きもしませんでした o( ̄、 ̄o)彡プイッ。
それがのちになって「北斗星」を牽引するノーマル機の色が
すべて塗り変わることになり (゚∇゚;)エッ!?、
結果としてローズピンク時代を撮らなかったことを悔やむハメに・・・
/(=ω=。)\シマッタ…。
これは私が撮った数少ないローズピンク時代の「北斗星」。
ちなみに、どれも何かのついでに撮ったものです (^^;)ゞポリポリ。
上・88.10 東北本線 北浦和-浦和
中・88.7 東北本線 鴬谷(推進回送の後追い)
下・88.5 東北本線 上野

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原色のローズピンクから塗り替えられたのは、
真っ赤なベースに流星が描かれた「北斗星色」 (゚∀゚*)ホシガマ☆。
「北斗星」のデビューから半年後の88年10月に登場したこの色は、
2010年に後継のEF510へ引き継ぐまで、
実に22年間も「北斗星」の先頭に立ち続け、
「北斗星」と言えばこの色の機関車と言うイメージを定着させました。
上・07.4.30 東北本線 蓮田-東大宮
中・09.7.24 東北本線 片岡-蒲須坂
下・08.3.1 東北本線 高久

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さらに、「北斗星」を進化させたような豪華寝台特急
「カシオペア」が99年にデビューすると、
EF81は同列車に合わせた「カシオペア色」にも塗り変わり  (゚∀゚*)カシガマ☆、
同色機が「北斗星」を牽く姿もしばしば見られました。
06.11 東北本線 郡山

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ローズピンク機が「北斗星色」に塗り替えられ、
「カシオペア色」も現れるなか、
例の95号機は特別色(SEレインボー色)を堅持。
新たな専用機ともいうべき「北斗星色」ができたことで、
以前のような専用機並みの登板率とはならなくなりましたが、
それでも時おり「北斗星」の先頭に立って、ファンを喜ばせました。
ヽ(´▽`*)ノ ニジガマ~♪
個人的に「北斗星」の青いマークがもっとも似合う機関車は、
このチェリーレッドの95号機だと思います。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ちなみに同機は現在もこの色で健在。
上・06.03 東北本線 蓮田-東大宮
下・07.03 東北本線 蓮田-東大宮

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以前に「あけぼの」のメモリアルでもご紹介しましたが、
上野駅での電源車騒音問題に伴い、
ブルトレの編成を従来の逆向きにする必要があり、
「北斗星」も常磐線と武蔵野線を使った方向転換が行なわれました (・o・*)ホホウ
(上野~我孫子~南流山~上野)。
このときは両端に機関車が連結されるプッシュプル形態となり、
片方は本来の「北斗星」を牽引してきたEF81(北斗星色)が、
そしてもう片方には「あけぼの」のときに続き
ファンに人気のEF58 89が使用されました w(゚0゚*)w オォー!!。
EF58が牽引する「北斗星」編成、まさに夢の組み合わせが実現です。
上・91.3 常磐線 新松戸
中・91.3 武蔵野貨物線 北小金-南流山
下・91.3 武蔵野貨物線 南流山-北小金(後追い)
  
 
  
 

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「北斗星」に限ったことではありませんが、
本州と北海道を結ぶ寝台特急は、その通過する各路線の都合上、
牽引する機関車を何度か交換しなくてはなりません ( ̄。 ̄)ヘー。
青森~函館の津軽海峡線で「北斗星」の先頭に立つのは、
青函トンネルを通ることができる専用の電気機関車ED79です (゚∀゚*)オオッ!!。
しかし「北斗星」はこの青森と函館の間を
上りが夜、下りは早朝という時間帯に通過するため、
ED79が牽引する「北斗星」の走行シーンを撮影できるのは、
日の出が早い夏場の下り列車に限られます (゚ペ)ウーン…。
ふだんは撮影地までの移動に列車を利用する徒歩鉄の私ですが、
このときばかりは初発列車では間に合わないため、
前夜に函館でレンタカーを借りて撮影に向かいました。
まだED79のパンタグラフが下枠交差(PS103)の時代です。
08.5.2 江差線 釜谷-渡島当別

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これは記憶に新しい、
昨年の夏に青森の油川(あぶらかわ)で撮影したED79の「北斗星」。
私が訪れた7月の下旬は定時の通過(定期時代)だとまだ日の出前で、
カメラの露出が上がらないなか、苦し紛れの流し撮りで対応しましたが(上)、
二日目の撮影では、なんと「北斗星」に一時間以上もの遅延が発生しており、
朝日に照らされるED79の牽引シーンを撮る事ができましたヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。
上・14.7.28 津軽線 油川-津軽宮田
下・14.7.29 津軽線 油川-津軽宮田

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このED79のカットは「北斗星」へ乗車したときに、
車内の最後部から撮影したもの (^_[◎]oパチリ。
函館に到着してED79が切り離された瞬間です。
私の「北斗星」乗車経験は、99年と08年のわずかに二回だけでした。
08.7.11 函館本線 函館(車内から)

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初めて「北斗星」へ乗ったときに記念だと思って
勢いで買ってしまったのが、この本革製キーホルダー。
けっこういいお値段だった覚えがあります(笑)
ちなみにこれは「北斗星」で最上級のA個室である
「ロイヤル」のルームキーに使われているものと同デザインとのことですが、
私が乗車の際に利用したのは「ロイヤル」ではなく、
二回あった乗車機会の両方とも、B個室の「ソロ」です (^^;)ゞポリポリ。 
 

  
 

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津軽海峡線のED79からバトンを引き継ぎ、
北海道内で「北斗星」を牽引するのは、
「北斗星色」の青いディーゼル機関車DD51です (゚∀゚*)オオッ!!。
函館本線に急勾配区間がある事や特急としての高速運転を維持するため、
DD51は重連での牽引となり、その迫力にファンは魅了されました。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
これは今年の夏旅では「カシオペア」の撮影に訪れた、
大沼公園の小沼湖畔で撮った「北斗星」。
このときもあまりいい天気ではなかったけれど、
先日の土砂降りよりはずっとマシでした・・・(^^;)。
07.7.31 函館本線 仁山-大沼

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実は北海道で「北斗星」を牽引するDD51も
はじめから青い「北斗星色」だったわけではなく、
運転開始当初は国鉄時代からのノーマルな朱色のままでした ( ̄。 ̄)ヘー。
この写真は、ちょっと懐かしい高架化前の札幌駅に滑り込む「北斗星」。
逆光、さらには積雪という条件下のなか、オートの設定で撮影してしまい、
思いっきりド・アンダーとなったものをムリヤリに明るくしたヒドい写真ですが、
これが私のなかで唯一残すことができた、原色DD51の「北斗星」でした。
88.3 函館本線 札幌

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何度か撮影機会があったDD51「北斗星」ですが、
どうも私は北海道での同列車とは相性が良くないらしく、
スッキリとした晴天でのカットはほとんど残せませんでした (´・ω・`)ショボーン。
「北斗星」よりも先に通過する「カシオペア」や
「トワイライトエクスプレス」のときは晴れていたのに、
「北斗星」の時刻になると曇るなんてこともしばしば・・・(ノД`)ドボジデ。
上・07.4.28 函館本線 長万部-静狩
中・08.4.30 函館本線 北豊津-国縫
下・11.6.4 室蘭本線 洞爺-有珠

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そんな撃沈続きのなか、四年前の北海道遠征で撮ったこの一枚が、
私にとって唯一と言っていいDD51「北斗星」の
晴天順光カットになりましたヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。
やはり日差しを浴びる青い列車はいっそう鮮やかに見えますね
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
できることならこのような好条件で、もっと撮りたかったところです・・・。
11.6.6 室蘭本線 長万部-静狩

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そして先日の北海道鈍行旅の二日目に撮った、礼文での一枚。
これが最後のDD51「北斗星」撮影になりましたが、
やはりこの日も曇りでした・・・(・ε・`)チェ。
でも終焉迫るこの時期に、一枚でも残すことができたのは、
大きな収穫でした (´ω`)ソーダネ。
15.7.27 室蘭本線 小幌-礼文

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これはその旅の途中に函館駅構内の売店で買った、
「北斗星」引退記念のメモリアルブックとクリアホルダーのセット。
ブックには運転開始当時から最終運転までの編成表や時刻表などが
きれいな写真とともに掲載されています      (゚∀゚*)オオッ!!。
そして同誌には道内の5駅で発行された「北斗星引退記念入場券」が
巻末に収納できるようになっているのですが、
旅行記で綴ったとおり、私は3駅分しか集められませんでした。 
 

  
 

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ここからは再び本州(上野〜青森)での牽引機に話を戻します。
運転開始当初から先頭に立ってきたEF81に代わり
2009年に二代目の「北斗星」牽引機として新製されたのが、
JR貨物によって開発された新世代電気機関車、EF510  (゚∀゚*)ゴトーサン☆。
JR東日本に配置された旅客用は500番台に分けられ、
塗装は「北斗星」の24系客車に合わせた青を採用。
車体側面にはEF81のものよりもシャープな流れ星が描かれています  (・o・*)ホホウ。
これはその第一号となる501号機の輸送シーン。
09.12.19 武蔵野線 新座

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青い機関車による青い客車の「北斗星」。
赤いEF81とはまた違う、統一された編成美が
このEF510牽引では感じられました。
。゜+.(o´∀`o)キレイ!゜+.゜。
ただ、個人的な印象としてEF510は「カシオペア」には似合うけれど、
「北斗星」はやはりEF81のイメージが強く σ(゚・゚*)ンー…、
EF510になってから私は「北斗星」の撮影機会が減ったように思います。
上・15.2.22 東北本線 蓮田-東大宮
中・11.9.18 東北本線 豊原-黒田原
下・12.5.19 東北本線 蓮田-東大宮

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EF81に代わって投入されたEF510には、青い「北斗星色」の他に、
「カシオペア」に合わせた銀色の「カシオペア色」も存在します (゚∀゚*)ギンガマ☆。
でも、EF510になってからの撮影機会が減ったことを物語っているように、
実は「カシオペア機」の「北斗星」を私が撮ったのは、わずかにこの一枚だけ。
これも都心に雪が降ったので撮りにいったら、
たまたま「カシオペア機」だったんですよね・・・ (^^;)ゞポリポリ。
11.2.11 東北本線 赤羽

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デビュー以来使われ続けてきた24系客車の老朽化、
さらには青函トンネルを通る北海道新幹線の工事が佳境を迎えるにあたり、
ついに今年の3月で定期運行を終了することになった「北斗星」(´・ω・`)ショボーン。
しばらくの間は臨時列車として運転が継続されるものの、
臨時化によって発車時間が夜の19時過ぎから、
まだ明るさが残る16時過ぎに繰り上げられるため、
夜行列車らしいシーンでの記録を残しに撮影へと出向きました。
やっぱりブルートレインは夜の情景が似合います。
ちなみに上のカットは、以前に「あけぼの」でもトライした撮り方ですが、
定時運行だと「北斗星」は京浜東北線にホームの光が遮られてしまうため、
車体があまりキレイに出てくれませんでした・・・(´д`;)アウ。
上・15.2.21 東北本線 王子付近
下・15.2.25 東北本線 東十条-赤羽

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定期運行が終了してから約半年後の8月、
臨時として残されていた「北斗星」も
とうとう終焉を迎えることとなりました (´・ω・`)ショボボボーン。
今さら焦っても・・・と思いつつ、
やはり最後の一週間はその動向が気になってしまい、
時間があれば近場へと撮影に行ってしまいました。
これは尾久の車庫から上野への推進回送を撮ったもの。
上野名物ともいえる24系の貫通扉を開けた推進回送も
今ではもう見ることができなくなってしまいました。
15.8.17 東北本線(回送線) 尾久-上野 
 

  
 

青函トンネルが開業して走り始めた「北斗星」。正直言うとデビュー当時、私はこの列車があまり好きではありませんでした ( ̄△ ̄;)エ…。その理由は、それまで常磐線経由で上野と青森の間を結んでいて、私がもっとも愛着を持っていたブルートレインの「ゆうづる」が、実質この「北斗星」によって置き換えられてしまったから σ(・ω・`)ユウヅル…。それに当時の東北本線を走っていた従来のブルトレは直流機のEF65がメインで使われていて、交直両用機のEF81というと常磐線のイメージが強かったハズなのに、「北斗星」の牽引機にEF81が抜擢されたことで、同機までも東北線に持っていかれてしまった感じがしたものです ヽ(´д`;)アア…。そして新たに決まった「北斗星」って愛称、北海道にはすでに「北斗」って特急が走っているのに、そんな似たような名前では面白くないじゃん! やはり愛称は伝統の「ゆうづる」を継承し、列車は常磐線経由の札幌行きにすべきなんだ!!“(*`ε´*)ノ彡☆バンバン!!・・・な~んて、いち常磐線沿線民はひとりで憤慨したものでした(笑)。ちなみに「北斗星」って愛称の公募順位は108位で、意外にも低かったというのは有名なハナシです(一位はたしか「北海」だったかな?)。そんな「北斗星」も時が経つにつれて北のブルトレを代表する列車として定着し、もちろん私も当初のわだかまり(?)などすっかり無くなって、いつしか一度は乗ってみたい思う憧れの列車となっていました σ(・∀・`)ノリタイ…。念願かなって初めて乗った時にはやはり嬉しくて寝ることができず、一晩中車窓を眺めていたっけ・・・ (*゚∀゚)=3ハァハァ!。撮影の方ではやはり他のブルトレと同様、列車利用の徒歩鉄だと初発列車に乗っても撮影できる範囲が限られてしまい、上り列車では「ヒガハス(東大宮~蓮田)」での撮影ばかり。それでも写真で紹介したような機関車のバラエティなどがあって、撮影に行くたびにワクワクさせられました。いっぽう、北海道での下り列車は泊まりがけの旅行中に撮っていることもあり、結構いろいろな場所で記録することができたように思います。ただ、天気との相性は良くなかったなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ そして心残りなのは、北海道らしい雪景色での写真が撮れなかった・・・と言うか、撮らなかったこと。冬の北海道の寒さに臆することなくトライすべきだったと、今さらながら後悔しています(昨年の1月に行った札幌出張のときは、関東の雪で「北斗星」が運休になっちゃったんだよね・・・^^;)。でも、こうやってあらためて撮り溜めた写真を見返すと、「北斗星」の歴史とともに自分の撮り鉄歴も歩んできたような気がしており、どれもがホントに思い出深くていい記録です。きっと知らぬ間に、自分がいちばん多く撮ったブルトレは「北斗星」になっているのではないかな・・・σ(゚・゚*)ソーカモ。

さようならブルートレイン「北斗星」、みんなの夢と思い出をいっぱい運んでくれて、ありがとう☆  サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~ 
 
  
 

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そして、最終運行・・・。
下り列車の方は先日にお伝えしたので、
今回は本当のラストランとなった23日上野着の上り列車を。
混雑を避けて、私が見送ったのは尾久駅近くの跨線橋です。
夏の終わりとともに、「北斗星」は去ってゆきました。
サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。
15.8.23 東北本線 尾久-赤羽(後追い)