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横浜市電・・・保存車1156号 見学記 [鉄道写真撮影記]

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2015.07.19 横浜市電
在りし日に思いを馳せて・・・?
久良岐公園保存車 1156号 見学
 
  

7月19日(日)

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真っ赤なこの電車は、
最高時速120キロを誇る、京急の快速特急!!
▲京急本線 品川

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2100系の座席は転換式クロスシート。
とっても乗り心地が良い車両ですがぁ・・・座りません。
運転席のすぐ後ろの立ちスペースが空いていた!
ここがズブン(自分)にとっての特等席!
銭湯先頭かぶりつきから眺める前面展望のスピード感はハンパね〜!
m(・∀・)m カブリツキ♪

・・・って、ここはhanamura師匠のブログではありません。
アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
海の日を含む三連休の中日、この日には前記事でお伝えした「宇都宮線130周年記念号」の復路にあたる列車(DD51の牽引)が運転されたのですが、残念ながら私は昼過ぎまで都内で所用があって撮影に行くことができませんでした (・ε・`)ザンネン。でもこの日は他に、前々から私がちょっと楽しみにしていた別の「鉄道イベント」があり (・o・*)ホホゥ、そちらには所用を終えてからでもじゅうぶんに間に合いそう・・・いや、むしろそれは夕方から開催される予定なので、時間的にちょうどいい頃合いです (゚∀゚*)オオッ!!。んなわけで、所用を終えた私がそのイベント会場へと向かうべく、品川から乗り込んだのは京急の快特・三崎口行き。ということは、京急のイベントに行くのでしょうか? σ(゚・゚*)ンー

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階層式ホームの京急蒲田のアプローチは、
上野東京ラインに匹敵するジェットコースター勾配!?
発車後、びゅ~んと一気に下ります!
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ

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♪い~まは鉄橋、渡るぞと~♪
「汽車」って歌、知っているかな~?
タイミングよく対向に1500系が、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
この多摩川の鉄橋を渡ると都内脱出、神奈川突入!

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横浜を過ぎると、長短のトンネルが断続します。
タイミングよく1000系が、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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品川から快特で30分、私が下車したのは上大岡。
京急の他に横浜市営地下鉄ブルーラインも乗り入れる同駅ですが、
私ははじめて降りた・・・気がします。
▲京急本線 上大岡

京急に乗って私がやってきたのは、横浜の先にある上大岡(かみおおおか)。上大岡は快特などの優等列車が停まる京急の主要駅ですが、構内に車両基地や工場などが併設されているわけではなく、この日もとくに鉄道イベントが行なわれているようには見えません σ(゚・゚*)ンー。それもそのはずで、私が訪れようとしているのは京急のイベントではなく、上大岡はその目的地へ行くための単なる最寄り駅です ( ´_ゝ`)フーン。駅を背にして歩きはじめ、横浜らしい起伏の激しい丘の上の住宅街を抜けると ε=ε=ε=┌(* ̄  ̄)┘テクテク、やがて緑豊かな少し大きめの自然公園へとたどり着きました。何を隠そうこの「久良岐(くらき)公園」こそが、今回のイベントが行われる会場なのです エ?( ̄△ ̄;)ココ?。

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上大岡の駅から歩いて20分ほどで、
目的地の「久良岐(くらき)公園」に到着。
公園名の由来はかつて存在していたこの地の旧名
「久良岐郡」によるもの。

横浜市の港南区と磯子区にまたがる久良岐公園は、広い園内に池や日本庭園などがある近隣市民の憩いの場的な感じ ( ̄。 ̄)ヘー。付近を走る京急や市営地下鉄、JR根岸線の最寄駅からは少し距離があって、一見すると鉄道とはまったく無縁なところに思えるのですが、園内の遊歩道をずんずん進んでゆくと、その先に見えてきたのは・・・え?電車!? (=゚ω゚=*)ンン!?

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広い園内の中心付近にある広場、
その一角に小さな電車が佇んでいました。

そう、この久良岐公園の園内には、そのむかし横浜の市街地を走っていた横浜市電の路面電車が一台、保存されているのです (゚∀゚*)オオッ!!。役目を終えた電車が解体されず、現代にその姿を留めているのは、鉄道好きとして嬉しい限り・・・ではありますが、公園に路面電車などが保存されているのはそんなに珍しくないし、それを個人的に訪れて眺めたところで「イベント」とは言えませんよね σ(゚・゚*)ンー。でも、この久良岐公園の横浜市電はタダの保存車両ではなく、他と比べてひと味もふた味も違うんです エッ!?(゚ー゚≡゚∀゚)ナニナニ?。では、さっそく近づいてみましょう ...((((o* ̄-)o。

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久良岐公園電停で発車を待つ、葦名橋行きの横浜市電1156号。
・・・って、思わずそんなキャプションを入れたくなる、
美しい状態の保存車両。

どぉーですか、この細部まで丁寧な整備が行き届いた横浜市電の1156号! w(゚0゚*)w オォー!! ビューゲル(集電装置)を高々と上げ、ヘッドライトや行先方向幕、室内灯までもが点灯した姿は、まるで現役時代そのもの。今にも動き出しそうな雰囲気じゃありませんか! ε-(°ω°*)ムフーッ! 錆だらけでボロボロになった痛々しい保存車両が各地で散見されるなか、この美しい保存状態には感動すら覚えます +。:.゚p´Д`q ゚カンドー!.:。+゚。

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「滝頭(たきがしら)」の行先が掲出された後方側。
現役時代にこのような行先があったのか私には解りませんが、
正面側の「葦名橋(あしなばし)」とともに、
どちらもこの久良岐公園にほど近いところにある
地元に縁のある地名です ( ̄。 ̄)ヘー。

実はこの1156号も数年前には車体に錆が浮きまくり、窓ガラスは一枚も無く、灯具(ライト類)やナンバーも欠落していたという、まさに見るも無惨な姿で解体処分も検討されていたとのこと エ?(・ω・ノ)ノ マヂ!?。そんな状況を知った地元新聞社(神奈川新聞)の鉄道好き記者さんがボランティアを呼びかけ、それに賛同した金属加工や塗装工、電気配線など各分野のプロが数ヶ月間にもおよぶ修復作業を行なった結果、見事に1156号は美しい姿を取り戻したのです w(゚0゚*)w オォー!!。これは鉄道ファンの鑑とも言うべき、素晴らしいお話ですよね ・゚・☆・゚:*(´∀`*)スンバラシイ!!*:゚・☆・゚・。そんな車両自体の修復がほぼ完了したのが三年前のこと。その後は周辺の整備が継続して行われ、今では電停(停留所)や石畳、さらには上空に架線まで張られるようになりました。もうここまでくると完璧な情景です ъ(゚Д゚)グッジョブ!! 。そしてこの復元された1156号は一~二ヶ月に一度くらいのペースで一般公開(柵の扉が開放)され、その際にはこのようにヘッドライトや室内灯の点灯が行なわれています (´▽`*)イイカンジ♪ (公開日等は主催の神奈川新聞社HPを参照)。

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木の床板が懐かしい車内にも
温かみのある白熱灯の明かりが戻りました。
ちなみに座席は当車オリジナルのものではなく、
某大手私鉄からの譲渡品だそうです。

私が訪れた日はその一般公開日のひとつにあたるわけですが、そのなかでも一年に一度の「夕涼み見学会」と呼ばれる貴重な機会 (゚ー゚*)ユースズミ?。この風流なイベント名でお察しのように、ふだんは日中の13時から15時までとなっている公開時間が、この日に限っては16時から19時という遅い時間帯に設定されているのです (・o・*)ホホゥ。日暮れを迎えてあたりが薄暗くなってくれば、ヘッドライトを灯した1156号はよりいっそういい雰囲気になるハズ (゚∀゚*)オオッ!!。私はその姿が見たくて、この横浜の久良岐公園まで駆けつけたのでした (´ω`*)ナルヘソ。それにしても、夏の太陽というものはなかなか沈まないものですね・・・。17時を過ぎたのに、まだまだ明るい (つ▽≦*)マブシッ!。

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暗くなるのを待つ間、
雲間から時おり差し込む西日を使って、
少しイメージカット風に遊んでみました。
【◎】]ω・´)パチッ!
個人的にはビューゲルのシルエットがお気に入り♪

せっかくならば、きれいな夕焼けにならないかな~と期待するも、この日はちょっと雲が多め σ(・ω・`)ウーン…。茜色になる前に太陽は雲に隠されてしまい、夕空としてはイマイチです(上の写真はホワイトバランスの色温度が高い「日陰モード(7500K)」にして、少し赤みを強調しています)。そんな夕空を眺めながら待つことしばし、まだ完全な日暮れにはならないものの、公開時間のタイムリミットを意識し、18時45分くらいから夕暮れらしい雰囲気の絵を狙ってみることにしました。

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明るさが残る夕空のもと、静かに佇む1156号。
1972年(昭和47年)に全線が廃止されてしまった横浜市電、
私は現役時代の姿を実際に見たことはありませんが、
当時はこんな情景だったのでしょうか・・・。

やっぱりヘッドライトや室内灯などの灯りというのは効果的なもので、点灯しているだけで車両に生命が吹き込まれたように思います 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。1156号が現役で活躍していた時代の横浜に思いを馳せて、夕暮れの空を背景にシャッターを切ってみました 【◎】]ω・´)パチッ!。

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後ろからも一枚。
テールランプがまたいい味を醸し出しています。
動力装置の復元はされていませんが、
コンプレッサーの音が今にも響いてきそうな雰囲気。

やがてオートで設定していたシャッタースピードが次第に落ちてきて、肉眼で周囲の明るさを感じなくなったのはちょうど19時頃。そろそろ公開終了かな・・・σ(゚・゚*)ンー と思いきや、なんとそこからは外部照明による車両のライトアップが始まりました Σ(・ω・ノ)ノエエッ!?。スタッフさん(主催者)の細かい配慮と演出には、ホントに頭が下がる思いです アリガタヤ<(_ _*)>アリガタヤ。でも、あくまでも個人的な好みですが、ライトアップの光に照らされた姿よりも、自然の薄明かりのなかで佇む姿の方が印象的に感じたので(ぜーたく言ってスミマセン (^^;)ゞポリポリ)、私はここで撮影を終了。結局、19時を回っても見学会はしばらく続いていたようでした (´w`*)ドツカレサン。

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完全に日が暮れると、
外部照明によるライトアップが行なわれました。
これはこれで悪くはないけれど、
ちょっと博物館っぽくなっちゃったかな? σ(゚・゚*)ンー

私がこの横浜市電の公開が行なわれていることを知ったのはちょうど一年前、たまたま新聞の記事を読んだという横浜に住む非鉄の友人が教えてくれたもの ヾ(゚∀゚)ドオ?。しかし、ふだんからあまり保存車などに興味が沸かない私は、その情報を軽く流してしまいました ( ̄、 ̄)マ、イッカ。いっぽうでその教えてくれた友人は非鉄にも関わらず、自宅から久良岐公園までそう遠くないことから、ためしに電車好きの息子さんを連れて公開に訪れており ヾ(゚∀゚)イッタヨ 、そこから送られてきた写メを見た私は、そのあまりにも美しい市電の復元具合に衝撃を受けたのでした Σ(゚〇゚;)マ、マジ!?。そして先述したような復元に至るまでの経緯をあとから知って、ぜひとも見学に訪れたくなったのです。今回は拙ブログにしては珍しく保存車両の記事でしたが、たまにはこのようなものを紹介するのもいいかもしれません。現地にていろいろとお話しさせていただいたスタッフさん、横浜市電の車両や歴史に詳しくない私へ丁寧な説明をありがとうございました アリガトm(_ _)mゴザイマスタ。機会があれば、また撮影に訪れてみたいと思います(^^)。ちなみに今回の夕涼み見学会、けっこう同業者(鉄)の割合が高いのかと思っていましたが、実際は近隣の家族連れや地元の写真サークルの方々などが多く訪れていて、一見して鉄と思われる方はほんの一握りでした(笑)。

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帰り際にもう一枚。
闇に包まれた公園のなかで、
市電の姿がきれいに浮かび上がっていました。



 



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東北本線・・・「宇都宮線130周年記念号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.07.18 東北本線
栄光のお召機旧客を牽引!
「宇都宮線開業130周年記念号」撮影
 
  

台風の接近・上陸に惑わされた週末 ヽ`、ヽ`ビュービュー(+ω+;)ザーザーヽ`、ヽ` 。関西の一部路線では半日近くも列車が運休する事態になってしまったみたいですが、私が住む関東はそれほど大きな影響がなかったように思います ε-(´∀`;)ホッ。そんな関東でこの週末に設定された撮り鉄注目のイベント列車と言えばなんといっても、宇都宮線(東北本線)の大宮と宇都宮の間を土日に片道ずつ二日間で往復運転する、快速「宇都宮線開業130周年記念号」でしょう (゚∀゚*)オオッ!!。拙ブログでも過去にいろいろなイベント列車をご紹介してきましたが、鉄道イベントのなかでも路線開業の節目となる年(いわゆる「◯◯周年記念」ってやつね)は、その名目でいろいろな企画が設定されるもの (・o・*)ホホゥ。前記事でお伝えした「小海線全通80周年記念」の国鉄色(風)キハ110のように、定期運行されている車両に記念塗装やラッピング、ヘッドマークなどの装飾が施されるものもあれば、特定日の一日、もしくは数日のみに特別仕立ての記念列車が運転されるパターンもあります ( ̄。 ̄)ヘー。今回の「宇都宮線開業130周年記念号」は後者の方。そしてその記念列車というのが、かつての国鉄時代に東北本線で運行されていた客車鈍行(普通列車)をイメージした旧型客車(旧客)編成なのです (゚∀゚*)オオッ!!。これは国鉄型ファンの私にはたまりません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。ちなみに宇都宮線での旧客といえば、先月にも福島の観光キャンペーン絡みで横浜から郡山まで運転されたばかり σ(゚・゚*)ソーイエバ…。なんだかしょっちゅう運転されているみたいで、ちょっと希少性に欠けるような見方をされるかもしれませんが (・∀・`)マタ?、これはたまたま観光キャンペーンと記念日が同時期に重なったからであって、本来ならば宇都宮線で旧客の営業運転が行われるのは、年に一度あるかないかのビッグイベントなんです ( ´_ゝ`)フーン(東北の方でSLが運転されるときなどは、同線経由で旧客の回送が行われるけれど)。しかも今回の記念列車、往路となる初日の牽引機(先頭に立つ機関車)には、前回の旧客運転の際に期待されながらも登板が叶わなかった栄光のお召し仕様機、EF81形電気機関車の81号機(EF81 81)が大抜擢!w(゚0゚*)w オォー!! お召機のEF81 81が旧客をけん引するなんて、まさにファン垂涎、よだれダラっダラの”超ぷれみあむ編成”ではありませんか!(゚∀、゚*)ダラダラ そして以前に書きましたが、EF81 81は個人的にも思い入れのある機関車で、これは是が非でも撮りたい o(≧ω≦;)oトリタイッ!。おそらく沿線の撮影地にはとてつもない同業者の数が予想されますが、それを承知の上で私もこの記念列車の撮影に参戦することとしました (`・ω・´)-3フンス!。


7月18日(土)

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早朝に家を出て、
6時過ぎに乗換駅の新宿に着くと、
前週の私が長坂で撮影した
中央線の臨時特急「あずさ71号」が停車中でした。
この連休も同列車には「グレードアップ色」のM52編成が登板。
ああ、信州へ蕎麦を食いに行きたいなぁ・・・σ(・∀・`)イキタイ…。
hanamura師匠、お蕎麦食べました?
▲中央本線 新宿

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そんな「グレードアップあずさ」を横目に見ながら、
私が乗るのは埼京線の大宮行き。
これで赤羽へと出ます。
▲山手線(埼京線) 新宿

台風の進路が気がかりだった撮影日当日の朝。この時点で台風は関西を縦断して日本海側へと抜け(温帯低気圧へと変化)、前夜は激しかった雨も私が家を出るころには上がっていました (゚∀゚)オッ!。台風の進路や影響によっては先日の583系「ひたち」のときのような雨中撮影も覚悟していただけに、まずはホッと一安心 ε-(´∀`;)ホッ。都内からいくつかの路線を経たのち、埼玉の大宮で宇都宮線の下り普通列車へ乗り継ぎます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。

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赤羽で埼京線から高崎線、
さらには大宮で高崎線から宇都宮線へと乗継ぎ。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
大宮始発の宇都宮線とはちょっと珍しいね・・・。
▲東北本線 大宮

宇都宮線は東京と盛岡の間をむすぶ東北本線の一部、首都圏近郊の上野と黒磯の間に付けられた路線愛称で、駅や列車の案内放送等を含め、この宇都宮線って呼び方が一般的には浸透しています (・o・*)ホホゥ。ただし宇都宮線の愛称が付けられたのはここ20年くらいのこと。今回のイベントでは「宇都宮線開業130周年」と謳っていますが、個人的には「東北本線・大宮~宇都宮 開業130周年」と言った方がしっくりと来るような気がします (´∀`;)コマケーナ…。ちなみに同区間が開業したのは1885(明治18)年7月16日、当時の日本鉄道によるもので、正確には「宇都宮線開業130周年記念号」が運転される二日前の16日が開業記念日なんですね ( ̄。 ̄)ヘー。そんな130周年を迎えた宇都宮線で走る今回の「記念号」は、当時の開業区間を忠実に守ったような大宮と宇都宮の間で運転されるわけですが、首都圏近郊で住宅密集地が多いこのあたりは決して撮影地が多いとは言えません。踏切などから線路際にかぶりついて撮るような接近戦のポイントはいくつかあるけれど、せっかくお召機のEF81 81が牽くのならば、その象徴である車体側面の銀帯がキレイにわかるようなところで個人的には撮りたい σ(゚・゚*)ンー。そう考えると、サイドにある程度の引きがあって、なおかつ大勢のファンが集まるイベント列車の運転にも対応できるキャパシティの広い撮影地・・・といえば、超有名ポイントで拙ブログにもたびたび登場する「ヒガハス(東大宮~蓮田)」か、もしくは「ワシクリ(東鷲宮~栗橋)」くらいしか私には思い浮かびません。せめて黒磯まで運転してくれたら、もう少し選択肢が増えるし、撮影者もバラけるのになぁ・・・(゚ペ)ウーン…。そんなことを思いながら車窓を眺めていると、列車はヒガハスを通過 (「゚ー゚)ドレドレ。

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車窓から見たヒガハスの様子。
「記念号」の通過まではまだ三時間近くもありますが、
下り列車の定番ポイントである倉庫前には、
すでに多くの方が集結していました。
▲東北本線 東大宮-蓮田(車窓から)

私は先月に運転された旧客のときも車窓から撮影地の様子を判断し、その結果このヒガハスに落ち着いたのですが、今回はやはりそれをはるかに上回る人出です(なんでも、徹夜組までいたとか!? ( ̄△ ̄;)マジカ!?)。こりゃちょっとキビシイかな・・・(゚ペ)ウーン…。でも実を言うと、私的には前回の旧客がヒガハスだったので、できれば今回は別の場所で撮りたいという気持ちが強く、様子を見つつもヒガハスははじめからスルーするつもりでした スル━━-=≡ヘ(* - -)ノ ━━ッ。となると、向かうはもうひとつのキャパが広い有名ポイント、ワシクリです (゚ー゚*)ワシクリ?。ワシクリはヒガハスと同様の広い田園地帯にある撮影地なのですが、駅間距離はこちらの方が長くて田園の面積も大きく、一カ所集中型のヒガハスよりも比較的、撮影者が分散しやすいという利点があります (・o・*)ホホゥ。そのワシクリが近づき、再び車窓から現地の様子を眺めてみると (「゚ー゚)ドレドレ、たしかに混雑が集中しているポイントはあるけれど、まだ余裕のありそうな場所もいくつか見られました (゚∀゚)オッ!。私はそれを確認して、最寄り駅の栗橋で下車。

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江戸時代には日光街道の利根川に架けられた橋に関所がおかれ、
宿場町として栄えた栗橋。
長らく栗橋町でしたが、現在では久喜市に含まれます。
栗橋には宇都宮線と東武日光線の二路線が乗り入れ、
JRの新宿と東武の日光・鬼怒川を結ぶ特急列車は
同駅を介して直通運転を行っています。
▲東北本線 栗橋

新宿0622-(埼京607F)-赤羽0635~0636-(高崎1822E)-大宮0652~0654-(東北2521M)-栗橋0723

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駅前広場では東北線の開業と同時に設置された
栗橋駅の開業130周年を祝う
式典の準備が進められていました。
(*゚▽゚)/゚・:*【祝・宇都宮線130周年】*:・゚\(゚▽゚*)

撮り鉄の間では通称「ワシクリ」と呼ばれる撮影地は、東鷲宮(ひがしわしのみや)と栗橋のほぼ中間付近にある田園地帯で、どちらから歩いても到達までに約30分強という決して近くない道のり (´д`;)トオイ…。この距離が徒歩鉄にとっては難点で、ついつい個人的には駅からの距離が近いヒガハス(最寄りの蓮田から20分弱)の方を選びがちなんです (´ω`)ナルヘソ。この日は曇り空で日差しはないものの、まとわりつくような湿気で蒸し暑く、歩き始めてから10分でもう汗だくです ε~ε~ε~(;;´Д`;) アヂィィィ。駅前で買ってきたペットボトルの水を少しずつ口にしながら進みますが (;´∀)◇y ゴク、実はこのお水は非常に貴重なものであまり減らしたくない ( ̄△ ̄;)エ?。というのも以前、やはり夏場にワシクリを訪れた際、現地はおろか駅からの道中にも飲料自販機がまったく見当たらず、とてもツラかった覚えがあるのです ヾ(›´Д`‹ )))ミ…ミズ…。そんなことから今回も自販機の存在を気に留めながら歩いてきたのですが、やはり私の選んだルートでは駅前から撮影地まで一台も自販機は見当たりませんでした σ(・ω・`)ナイヨ…。いま手にしている500ミリペットボトルの水だけが撮影終了までの命綱です。これからの季節、夏休みでワシクリに「北斗星」などを撮りに行こうと考えている徒歩鉄の方、駅前での水分確保をお忘れなく・・・\_( ゚ロ゚)ココ重要!!。

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線路沿いをテレテレ歩いていると、
EF65PFの貨物列車が通過してゆきました (゚O゚;)アッ!。
知っていれば手前の踏切脇で撮ったのに・・・(・ε・`)チェ
って、そういえば先月の旧客の際にも、
同じような状況に遭遇しましたっけ。
まったく進歩がない貨物オンチ・・・(^^;)ゞポリポリ
▲東北本線 東鷲宮-栗橋

線路沿いの道をしばらく行くと、前方に見えてきたのは宇都宮線を跨ぐ陸橋 (゚∀゚)オッ!。広大なワシクリの中でもっとも栗橋寄りにある最初の撮影ポイントです。ためしにその跨線橋へ上がってみて、ポジション(立ち位置)が空いていればそこでの撮影を検討し、無ければさらに先のポイントへと進むことになります σ(゚・゚*)ドーダロ。

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栗橋駅から歩いてやってきたのは、
跨線橋の上から列車を見下ろす撮影ポイント。
私が着いた時点では三脚と三脚の間隔は広く、
まだ立ち位置に余裕がありそうです (゚∀゚)オッ!。

跨線橋上にはすでに何人かの先客がいらっしゃいましたが (*・ω・)ノ゙チワッス♪、その数は思ったほど多くはなく、立ち位置にもまだじゅうぶんに余裕があります (゚∀゚)オッ!。むしろその跨線橋から見える先の撮影ポイントの方が混んでいるようでしたので、私は無難にここへ腰を落ち着けることとしました m9(`・ω・´)ケテイ!。「記念号」通過の二時間前、無事に撮影場所を確保。

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鮮やかな朱色の253系で運転されるこの列車は、
栗橋を介して東武日光線へと直通する特急「日光」。
東北新幹線開業前は特急街道と呼ばれ、
かつては数多くの特急列車が走っていた東北本線ですが、
現在のこの場所を走る昼行特急は、
この東武直通列車のみとなっています。
▲東北本線 東鷲宮-栗橋

アングルを調整していたところにタイミングよく現れたのは、253系6両編成の特急「日光」(゚∀゚)オッ!。今回の本命である「記念号」はEF81+旧客5連の合計6連で運転されるので、両数が同じ253系はアングル調整のいい目安になります。10両や15両の普通列車で前から6両分だけを切り出しても長さの目安にはなるけれど、列車前後の余白などは実際に同じ両数の方が感覚をつかみやすいんですよね ( ̄。 ̄)ヘー。その「日光」通過時にはうっすらと薄日が当たったのですが、空は幾重にもなった灰色の雲が占領していて晴れることは期待できず、基本的にはほとんど曇り空ベース。吹き付ける風は強く、時おり雨がぱらつく時間帯もあり、まだ少し台風の影響による不安定さを感じさせます (゚ペ)ウーン…。

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普通列車の合間を縫って貨物列車もやってきました。
牽引機は「金太郎」の愛称で知られる
マンモスロコのEH500。
初期デザインの若番機(6号機)でちょっぴりラッキー♪
(´¬`)ラキー♪

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逆方向の上り線ですが、こんなのも現れました。
EF65PFの次位には、いまどきちょっと珍しい
車掌車のヨ8000が連結されています (゚∀゚)オッ!。
詳しくはわからないけれど、配給列車かな?
▲東北本線 東鷲宮-栗橋(後追い)

日差しがないのは残念ですが、そのぶんマンダーラにやきもきすることもありません (´ω`)マァネ…。あと心配なことがあるとすれば、上り線によるカブり。でも事前に調べたところだと、ダイヤ乱れなどがなく定時運行ならば大丈夫そうです d(´∀`*)ダイジョブ(あくまでも時刻表で読める範囲の普通列車で、貨物列車などは解りませんが・・・)。ところが定時運行を願うも、本命の通過30分前になって輸送障害が発生したらしく、宇都宮線のダイヤがちょっと乱れはじめました ( ̄△ ̄;)エ…。どうやらお目当ての「記念号」も遅れている様子で、蓮田を約10分の延発との情報。対向の上り線の方にも若干の遅れが見られて、こうなるともうカブりのタイミングは読めなくなってしまいました。安泰ムードからちょっぴり緊張感が出てきた現場 (・ω・`*)ダイジョブ…カ?。サッカーに例えると1点リードで85分を回り、無難に試合を終わらせようとしていたところ、味方にレッドが出て一人少なくなった・・・そんな感じ(いみふ・・・(´д`;)ナニソレ)。ただ、もうこうなったら自分ではどうしようもない不可抗力のようなものですから、あとはカブらないように祈ることくらいしかできません 八(゚- ゚) タノム!!。まあ焦らず、落ち着いて本命が現れるのを待ちましょう。同業者の数は「記念号」の通過が近づくにつれて増えるものと思いきや、意外にもそれほどではなくまったりとした雰囲気です。そしてアディショナルタイム(追加時間)の10分少々が過ぎたころ、ようやく遠くの方から甲高い汽笛の音とともにピンク色の電気機関車に牽かれた客車列車の姿が見えてきました ε-(°ω°*)キタッ!。それを確認して後ろを振り返ると、上り列車が来る気配は・・・ナシ! カブりは大丈夫だ!! (*`д´)=b OK牧場!

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お召し仕様のEF81 81が旧客編成の先頭に立った、
「宇都宮線開業130周年記念号」。
まさに記念列車と呼ぶにふさわしい
ファン垂涎の豪華編成がここに実現しました!
▲東北本線 東鷲宮-栗橋

パイパイ旧客が撮れました~! ワ━━\(≧▽≦)/━━イ♪
落ち着いたローズピンクのEF81に古めかしい海老茶の旧客は、まさにベストマッチ!(ノ゚□゚)ノオオオオォォォォォォー!!! う~ん、シブい!シブすぎるっ!! o(*≧ω≦*)oシブイッ!! ピカピカに磨き抜かれた81号機が牽く旧客5両という編成に、かつての1号編成によるお召し列車「つくば万博お召し」を重ね合わせた方もいるのではないかと思われますが、私的には以前に紹介したスロ81系「ミト座」との組み合わせが蘇ります (*´ω`*)ナツカシス。あれから実に26年、今こうやって再びお召し仕様の81号機が牽く旧客を撮れたことに、大感激、感無量 ・:*:・(*ノ∀`*)カンゲキ・:*:・。絵的にはあまり面白味のない単なる記録写真にすぎませんが、個人的にはこれで大満足です。それにしてもホント、カブられなくてよかった ε-(´∀`;)ホッ。

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以前にも紹介しましたが、ここでもう一度再掲載。
EF81 81の旧客で私が思い出したのは、
この水戸の和式客車、通称「ミト座」との組み合わせ。
 (*´ω`*)ナツカシス
そういえばあの時も跨線橋上から撮ったっけなぁ・・・
26年で撮り方に進歩がないのか!? (`ロ´;)ハッ!
89.10 東海道本線(貨物線) 新鶴見信号場

前述したように「宇都宮線開業130周年記念号」は、この土曜日に大宮から宇都宮までの往路が、そして翌日の日曜日に宇都宮から大宮までの復路が設定されている、二日で一往復のスケジュール。なので、往路の片道しか運転されないこの日はこれで撮影終了 (´w`*)ドツカレサン・・・ということに本来はなるのですが、実はこの「記念号」は往復でそれぞれに牽引機を変えるという凝った企画になっており、明日の復路は先ほどのEF81 81ではなく、ディーゼル機関車のDD51が先頭に立つ予定 ( ̄。 ̄)ヘー。ということは、客車(旧客)は明日の復路に備えてそのまま宇都宮に留置されますが、本日のみの牽引でお仕事を終えたEF81 81は単機で所属区の田端(田端運転所)へと戻されるハズで、詳しいお仲間さんによるとその単機回送(単回)は宇都宮を13時過ぎに出るらしい (・o・*)ホホゥ。今は11時前ですから約二時間後 ( ̄  ̄;)ニジカン… いや、宇都宮から栗橋までは50分くらいの所要時間がかかるので、ココへ戻ってくるのは約三時間後になります ( ̄  ̄;)サ、サンジカン…。それでも、単機とはいえ私にとってはお召機のEF81 81が撮れる貴重な機会。まあ三時間くらいならば待ってみるか・・・σ(・∀・`)マ、イッカ という気持ちになりました。どうも前週の小海線で待ち時間の感覚が鈍っているような気がするなぁ・・・(^^;)ゞポリポリ。客車を牽かない機関車一台のみの単機をふつうに編成撮りしたってあまり絵にはならないので、私は「記念号」を撮った跨線橋を下りて少し場所を変えることにしました ...((((o* ̄-)o 。

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今度は線路と平行する道から
青田越しに列車を狙ってみます。
【◎】]ω・´)パチッ!
緑に映えるゴージャスな金色の列車は・・・
なんと「金スぺ」! ∑(=゚ω゚=;) ナニッ!?
▲東北本線 東鷲宮-栗橋

移動中に踏切が鳴ったので、とりあえずカメラを構えてみると・・・通過したのは金色の東武特急「日光詣スペーシア」、通称「金スぺ」じゃありませんか! ∑(゚∇゚;)エッ!? 思いがけぬ派手な列車の登場にちょっとビックリ w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。そういえばこの週末からJR直通運用(新宿発着)の「スペーシア(特急 スペーシアきぬがわ)」にも、この特別塗装の「金スぺ」が入るようになったんだっけ・・・。そんな「金スぺ」を撮ったこの構図、単機のEF81 81を真横から青々とした田んぼ越しに狙ったら面白いかも・・・と思って、ためしにカメラを構えてみたのですが【◎】]ω・´)パチッ!、ここは思ったよりも列車の背景に建物が林立していて抜けが悪い (゚ペ)ウーン…。そこでさらに周囲を歩き回ってみるも、意外と背景がスッキリと抜けるような場所は見当たりませんでした σ(・ω・`)ウーン…。田園の面積はワシクリの方が広いけれど、背景の抜け具合はヒガハスの方がスッキリとしているのかもしれませんね・・・σ(゚・゚*)ドーダロ。んじゃ、少しでもごちゃごちゃした背景から列車の姿を浮き立たせるため、ちょっとカメラを振ってみますか・・・(゚ー゚*)フル?。

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真横から流し撮りの練習。
まずはE231系の普通列車です。
これで1/30sec。
▲東北本線 栗橋-東鷲宮

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「きんたろ」もびゅ〜ん。
二車体構造のH級機関車は
真横から見るとその特徴がよく出ます。
▲東北本線 東鷲宮-栗橋

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バンバンやってくる普通列車ならば、
いくら失敗したってへっちゃら。
これは1/10secで撮ったE233系。
望遠の手持ちだとこのくらいが私の限界です。

走る列車の動きに合わせて背景をブラす流し撮り、これならば列車の姿が引き立ちます (・o・*)ホホゥ。E233系を撮った1/10secくらいまでシャッタースピードを落とせると、架線柱の存在などがほとんど消えてスッキリし、背景の流れ方もダイナミックなものになるのですが、1/10secで私の成功率は二割程度 ( ̄  ̄;)ニワリ…。この打率で本命のEF81 81を迎え撃つのは、あまりに無謀です(今度は野球例え? σ(゚・゚*)ンー)。ここはムリをせず、成功率が安定している1/30secで挑むことにします。ところが・・・

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ぼーっと81の通過を待っていたら、
突如現れたのは、単機のDD51 Σ(・ω・ノ)ノ ヌヲッ!!。
これは翌日の「記念号」を牽引する機関車で、
選ばれたのはノーマルな897号機でした。
お召機の842号機じゃなかったのは意外かも。

不意にステンレスの電車とは明らかに違う音を立てて現れたのは、単機のDD51 897 (・ω・ノ)ノ ヌヲッ!!。私はまったくのノーマークでしたが、おそらくこれは翌日の「記念号」牽引に備えて、所属区の高崎(高崎車両センター)から宇都宮へと送り込む回送列車だと思われます (・o・*)ナルヘソ。そんな同機の流し撮りをした上でちょっと気になったのは、その走る速さ。実はこのカットも先ほどのE231系普通列車やEH500(金太郎)貨物と同じ1/30secで流し撮りしたにもかかわらず、DD51は列車自体の速度が遅くて、背景があまり流れてくれませんでした σ(゚・゚*)ンー。う~ん、普通列車などの定期列車は速度がある程度安定しているけれど、その合間を縫って運転される臨時スジの回送列車などは速度が読めないなぁ・・・(・ω・`)ゞウーン。まもなくやってくる本命のEF81 81も今のDD51同様に臨時スジの単回ですから、速度が遅いのかも知れません σ(゚・゚*)ドーダロ。私はそれを踏まえ、ほんのちょっぴりだけシャッタースピードを落とした1/20secに設定。一気に一段落としの1/15secに踏み切れないところが、自信の無さと思いきりの悪さを物語っていますね (^^;)ゞポリポリ。そして迎えた本番のEF81 81、私は正確な通過時刻を把握していませんでしたが、そろそろかな?と思う頃に列車の接近を知らせる踏切が鳴りだしました ε-(°ω°*)キタッ!。

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緑の絨毯を滑るように走る、単機のEF81 81。
その側面にはお召機の象徴である銀色の帯が
輝いていました。
▲東北本線 栗橋-東鷲宮

パイパイの単回が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
真横から流したEF81 81、その整備度合いがあまりにもきれいすぎて、なんだかNゲージを撮ったような写真に見えますね (゚∀゚)アヒャ☆。でもこの気品の高さを感じさせるオーラはまさにお召機ならではで、この姿が見られただけでも三時間粘った甲斐があるというものです。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。気にしていた列車の速度は、先ほどのDD51よりは速いけれど、普通列車よりは遅いといった感じ(カモレくらい?)σ(゚・゚*)ンー。自分のウデのことを考えても、1/20secと言う選択は正解だったように思います (*`д´)=b グッジョヴ。正直、これで後ろに客車が繋がっていれば良かったのにな・・・σ(・∀・`)ウーン とは思うけれど、もしも単機じゃなく客車牽引だったら、おそらくこのような奇をてらった撮り方はしていなかったでしょうから、結果的にはこれで良かったのかも知れません。陽炎の向こうに去り行く81号機の後ろ姿を見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。ところで、行きしなに買ってきたペットボトルのお水ですが、「記念号」の通過直後にはカラとなり、以降はノドの渇きに耐えながらの単回待ちでした ヾ(›´Д`‹ )))ミ…ミズ…。ワシクリの地主さん、このあたりに自販機を置いたらきっと儲かりますよ~(笑)

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撮影地からふたたび30分かけて栗橋駅へ。
E233系の上野東京ライン直通列車で帰ります・・・。
▲東北本線 栗橋

栗橋1452-(東北1571E)-大宮1522~1527-(湘南新宿ライン4835Y)-新宿1559

土曜日の往路にEF81 81、そして日曜日の復路にはDD51 897がそれぞれ旧客を牽引して、ファンを喜ばせた「宇都宮線130周年記念号」。残念ながら私は日曜日に所用があってDD51牽引の同列車は撮る事ができませんでしたが σ(・∀・`)ザンネン、個人的にはEF81 81の方が思い入れは強く、それが撮れただけでもじゅうぶんに満足することができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。現在は定期運用を持たない田端のEF81。私が次に81号機を撮れる機会はいつになるか解りませんが、再びこの栄光のお召機を狙ってみたいものです。



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小海線・・・国鉄色風キハ110 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.07.11 小海線
八ヶ岳山麓をゆく国鉄色!
小海線全通80周年記念塗装 キハ110
撮影
 
  

しばらく梅雨空が続いていた関東地方でしたが、週末は梅雨の中休みで久しぶりに晴れそう (゚∀゚)オッ!。となれば、私のなかの撮り鉄の虫がウズきだします ((o(゙ε゙)o))ウズウズ。この晴天を活かして何か撮りたいな・・・σ(・∀・`)トリタイ… そう思いながら臨時列車情報などを調べてみると、中央線で国鉄特急型の189系を使用した臨時の特急「あずさ71号(新宿→松本)」が設定されているではありませんか (゚∀゚)オッ!。この列車に使われる豊田車両センターの189系と言えば拙ブログでも何度か触れてきたように、所属する三本の編成がすべて違う色(あずさ色・国鉄色・グレードアップあずさ色)を纏っており、そのなかでも個人的に注目しているのは、やはり国鉄色のM51編成。しかも最近になってこのM51編成には、今まで外されていた特急の「シンボルマーク」が復活したのです w(゚0゚*)w オォー!。これがさっそく「あずさ」に登板してくれたら嬉しい限り (*゚∀゚)=3ハァハァ!。

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工場での定期検査を終え、
前線に復帰した国鉄色189系のM51編成。
その前頭部には嬉しいことに
特急シンボルマーク(絵幕の上にある▽のヤツね)が
復活していました。
(んにしても、私はココでタテ流しをすると、
いつも芯が左に寄りがちなんだよなぁ・・・^^;)

▲15.7.5 中央本線 中野-高円寺

もしくは、「グレードアップあずさ色(以降「GU色」と略)」のM52編成 (゚∀゚*)オオッ!!。私はまだ同編成のGU色復刻後に「あずさ」を撮っていない(というか、成田線横須賀線青梅線で撮っているのに、ホームグラウンドの中央線で撮っていない)ので、こちらが登板してくれてもイイ (*`д´)=b OK牧場!。やはりこのGU色は「臨時」や「団体」の文字幕ではなく、「あずさ」の絵幕(イラストマーク)が入ってこそ初めて完成されるデザインだと思います ( ´_ゝ`)フーン。つまりは過去に「あずさ」を撮ったことがある「あずさ色」のM50編成以外ならばいいワケで、私は三分の二の確率に賭けて臨時「あずさ」の撮影へ出撃することにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。予報通りならばいい天気になりそうだし、せっかくならば少し遠出をしてでも、中央線らしい情景で「あずさ」を撮りたいな・・・σ(゚・゚*)ンー。そんなことを思いながら中央線を下って行ったら、結果的にはついでに訪れたハズの別路線の方が、この日のメイン撮影になっちゃったんですけれどね・・・(^^;)ゞポリポリ。


7月11日(土)

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まずは立川始発の大月行きで中央線を下ります。
待機していたのはE233系。
▲中央本線 立川

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大月で乗り継いだ甲府行きは211系のセミクロス車。
もうすっかり115系は見かけなくなってしまいました・・・。
▲中央本線 大月

早朝の5時過ぎに立川を発車する普通列車へ乗り込み、一路中央線を下ります (*´O)ゞ.。oOフワァ~ア…。こんな時間に出発せざるを得ないのは、お目当てとなる189系「あずさ71号」の新宿発が6時半と早いため (*ρ_-)ネミィ…。本格的な登山シーズンを迎えた中央線、この時間帯の臨時列車は少しでも時間を有効に使いたい登山客などに重宝がられているのでしょう ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。ちなみに立川付近で、その「あずさ71号」の送り込み回送とすれ違いましたが、登板したのはGU色のM52編成でした (゚∀゚)オッ!。国鉄色のM51じゃなかったけれど、第二希望(?)は通ったので、ま、いいか・・・σ(・∀・`)イッカ。 そんな「あずさ71号」を狙うにあたっては、中央線らしい山並みを背景に入れつつも俯瞰などの遠景ではなく、ある程度は正面に掲げられる「あずさ」の絵幕が解るように撮りたい σ(゚・゚*)ンー。そう考えた私は大月と甲府で普通列車を乗り継ぎ、小淵沢のひとつ手前にある長坂までやってきました。

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さらに甲府で乗り継いだ松本行きは、
211系のロングシート車でした。
それを長坂で下車。
▲中央本線 長坂

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平成の大合併で04年に誕生した
山梨県北杜(ほくと)市にある長坂駅。
同駅は標高740mに位置し、高原の空気が漂います。
(´▽`*)サワヤカ~♪
▲中央本線 長坂

立川0524-(中央533T)-大月0619~0623-(327M)-甲府0712~0725-(425M)-長坂0756

来る途中の勝沼あたりでは白く靄がかかっていましたが ( ̄△ ̄;)エ…、ここ長坂まで来ると靄は晴れてスッキリとした青空が広がっています ε-(´∀`*)ホッ。先日に出張で訪れた北海道では晴天に恵まれたけれど、休みとなる週末に晴れたのはいつ以来だろう σ(゚・゚*)ンー。やっぱり青空は気持ちがいいものです キモチ(・∀・)イイ!。さわやかな高原の空気を味わいつつも、「あずさ71号」の通過時刻まではそれほど時間に余裕がないので、少し急ぎ目で撮影ポイントへと向かいます ε=ε=ε=┌(;・_・)┘テクテク。お目当ての撮影地には駅から10分ほどで到着。先客は3~4人ほど (*・ω・)ノ゙チワッス♪。GWの「あずさまつり(189系の「あずさ」や「かいじ」が数多く運転された日)」のときにはけっこうな数の同業者が同地に集まったようですが、それに比べると今日は少な目で、ベストポジションではないものの難なく撮影場所を確保できました ε-(´∀`*)ホッ。

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私が「あずさ」の撮影地に選んだのは、
長坂の小淵沢寄りにある線路際。
ここは下り列車の背景に
南アルプスの山並みを入れることができます。

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ちなみに同ポイントで後ろを振り返ると、
こちらは八ヶ岳をバックに
カーブを行く上り列車が撮れる、
有名なポイントです。

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まずは211系の普通列車で試し撮り。
順光ポイントが少ない午前の中央線下りで、
ここはかろうじて顔まで日がまわります。
▲中央本線 長坂-小淵沢

まずは本命「あずさ71号」の一本前を先行する普通列車で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。光線状態が良好で、なかなかいい感じ・・・なのですが、背景の山にまとわりつく雲がちょっと気になります σ(・ω・`)ウーン…。湿度の高い夏場は雲が湧きやすいものとはいえ、ちょうど南アルプスのシンボル的存在である甲斐駒ケ岳(標高2,967m)のあたりにだけ、ぽわぽわと雲が浮かんでいるのがなんともいやらしい・・・(゚Д゚#)ウザッ。甲斐駒がスッキリと見えるのならば、フレームに入り込んでしまう上り線の線路や架線、さらには列車の背後に見える家々なども妥協するけれど、雲で見えないのならばいっそのこと甲斐駒をフレームから切って、もう少し列車のまわりをウマくまとめたい・・・(゚ペ)ウーン…。「あずさ」の通過までに雲の位置が改善される様子はないので、私はほんの少しだけ立ち位置を変え、本番に臨むこととしました (・ε・`)シャーナイネ。

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南アルプスの山々を背に甲州路をゆく
189系グレードアップ色の特急「あずさ」。
やはりこのカラーリングに絵幕が入ると、
表情が引き締まって見えます。

M52編成の「あずさ」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
ようやく正調「グレードアップあずさ」の復刻を撮影することができました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。「グレードアップあずさ」の現役時代(90年代)を知る者として、この色に「あずさ」の絵幕が入ると、今さらながらあらためて懐かしさを感じます (´ω`*)ナツカシス。私が撮った立ち位置では、後方が巻いちゃって編成全体を収めることができなかったのですが、むしろこれだと6連と言う短さが解らずに、現役時代のグリーン車込み9連の「グレードアップあずさ」だと言っても通用する・・・かも? ヾノ・∀・`)イヤイヤ。 結局、最終的にはぽわぽわ雲が点々とし、南アルプスの稜線がなんだか締らない感じになっちゃたけれど、梅雨の中休みに晴天順光で「グレードアップあずさ」を撮れただけでも、ヨシとしましょうか ( ̄▽ ̄*)ヨカヨカ。これで当初はいちばんの目的だった「あずさ71号」の撮影は終了です。ちなみにこの日の同編成は下り列車のみ営業運転(あずさ71号)が行なわれ、松本に終着後は上りの回送列車で所属区の豊田に戻ります (´w`*)ドツカレサン。

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「グレードアップあずさ」の撮影後、
長坂から再び普通列車へ乗り込みます。
▲中央本線 長坂

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乗った211系はセミクロスシート車。
高原の風景が広がるこのあたりを
ボックスシートに座って眺められるのは嬉しい。
(・∀・)イイネ!
▲中央本線 長坂-小淵沢(車窓から)

さて、「あずさ」を撮り終えたところで時刻はまだ9時前。せっかくこの山梨北西部の高原地帯まで来たのに、このままトンボ帰りしてしまうのはもったいない・・・σ(゚・゚*)ンー。ならば、長坂のポイントでしばらく中央線の特急列車などを撮り続けていても良かったのですが、実はここまで来たら私には中央線よりも撮りたいと思っていた別の路線が近くにありました (・o・*)ホホゥ。長坂から下りの普通列車に乗って一駅、次に私がやってきたのは小淵沢。

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ボックスシートの旅もわずか一駅。
長坂の次の小淵沢で下車します。
(・ω・)トウチャコ
▲中央本線 小淵沢

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06年の小淵沢町と北杜市の合併により、
現在の所在地は北杜市の小淵沢駅。
ちなみに小淵沢は山梨県最西端の駅で、
次駅の信濃境は長野県です。
そして同駅の標高は長坂よりもさらに高い881m。
( ̄。 ̄)ヘー
▲中央本線 小淵沢

長坂0854-(中央429M)-小淵沢0902

中央線の特急列車の大半が停車し、八ヶ岳や清里高原などへのアクセスポイントを担う小淵沢。その同駅から分岐するのが、標高日本一の地点を走る鉄道路線*として名高い、高原のローカル線・小海線(小淵沢~小諸)です(*一般鉄道として)。そしてこの小海線こそ、私が「あずさ」の次に選んだ撮影路線でした (・o・*)ホホゥ。ただし、運転本数があまり多くない小海線(日中は一~二時間に一本程度)、列車移動の徒歩鉄にとって沿線の撮影地へ向かうのはたやすいことではありません (゚ペ)ウーン…。そんな小海線を撮るのにお手軽な撮影地と言えば・・・以前に拙ブログでも一度紹介したことがある「小淵沢の大カーブ」(゚∀゚*)オオッ!!。ここならば小海線へ乗らずに小淵沢から歩いて到達することができるし、ロケーション的にも素晴らしい (・∀・)イイネ!。

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小淵沢の町を抜けると、
のどかな農村風景が広がります。
(´▽`*) ノドカ~♪
奥に見えてきた山並みは、八ヶ岳。

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小淵沢駅から歩いて30分ほどで
有名な小海線の撮影地「小淵沢の大カーブ」に到着。
田んぼの向こうの築堤上を小海線の列車が走ります。

清里方面へ向かう小海線の列車は小淵沢を出て中央線と分岐すると、右に大きくカーブをしつつ徐々に高台の築堤へ上ってゆきます。その大カーブが撮影地で、カーブを行く列車の背景には条件が良ければ上り側(小淵沢方)に南アルプスを、下り側(小諸方)には八ヶ岳の山並みをそれぞれ写し込む事ができる、昔からのメジャーポイント ( ̄。 ̄)ヘー。ここは基本的に午前がカーブの内側、午後は外側が順光になり、私が着いた10時前の時点ではカーブ内側の南アルプスバックが日当り良好でした。好みの立ち位置を選んでカメラを構えると、しばらくして築堤上に現れたのは、非電化の小海線で普通列車に使われている、キハ110系気動車(ディーゼルカー)(´▽`*)キハキハ~♪。

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日差しが眩しい夏空のもと、
大カーブの築堤上を走り行くのは、
キハ110の野辺山行き普通列車。
背景には南アルプスが見えるハズなのですが、
雲が・・・σ(・ω・`)ウーン…。
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉

南アルプスを背景にして下り列車を撮ってみた【◎】]ω・´)パチッ!・・・のですが、先ほど「あずさ」を撮った長坂の時よりもさらに雲が増えて、やはり甲斐駒などはまったく見えません (´д`;)アウ。私がこの撮影地を訪れるのは一昨年の夏以来、ちょうど二年ぶり。思い返せば前回も夏雲が山にまとわりついていて、いまいちスッキリとした画が得られなかったのですが、なんだか今回もその時と似たような状況だなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。これじゃ二年前のリベンジとしては、ガッカリの結果かって? (・ε・`)チェ… いや、たしかにこの撮影地においては背景の山並みがスッキリと見えることに越したことはないけれど、実は今回の私が小海線の撮影へ訪れたのには、このロケーション以外に別の目的があったのです (゚.゚*)ホヨ?。めでたくも今年で全線開通80周年を迎えた小海線 オメッ!(*゚▽゚)ノ☆・゚:*: 、それを記念して同線では特別塗装を施した編成を二種類(各一編成ずつ)走らせており、何を隠そう私のお目当てはその「小海線全通80周年記念塗装車」なのでした (゚∀゚*)オオッ!!。ただし、当該編成はとくに運用情報が公開されていないようで、撮れるかどうかはまさに鉄運次第。いま通った下りの一本目は、特別色ではないノーマルなキハ110でした (・∀・`)ハズレ。次の運試しは約30分後の上り列車です 八(゚- ゚) オネガイ♪。そこで現れた列車の色はというと・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

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先頭(左)はノーマルカラーのキハ110。
でも、後ろ(右)には朱色のキハが・・・(゚∀゚)オッ!。
▲小海線 甲斐小泉-小淵沢

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上り方の定番位置で後追い【◎】]ω・´)パチッ!。
緑の絨毯と化した夏の田園風景に
鮮やかな朱色・・・いや、「タラコ色」が映えました。
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉(後追い)

タラコ、キタ━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━ッ!!
そう、この朱色一色に塗られたキハ110こそ「80周年記念塗装車」のひとつで、これはかつて国鉄時代に小海線で走っていた首都圏色のキハ52をイメージしたもの w(゚0゚*)w オォー!!。この色は鉄道ファンの間で、通称「タラコ(色)」と呼ばれて親しまれています (´▽`*)タラチャソ♪。そりゃ正直、JR形で現行のキハ110にタラコ色を施したところで、到底キハ52には見えないけれど σ(・∀・;)ゴーニー?、それでもあえてキハ110を懐かしの国鉄色に塗っちゃおうっていう、思いっきりの良さがニクいじゃないですか (゚∀゚)アヒャ☆。以前に山手線で記念運行されていた「みどりの山手線(現行のE231系にウグイス色のラッピングを施して103系を再現したもの)」といい、こういうシャレの利いた「なんちゃってリバイバル」は個人的にキライでなく、この小海線の「国鉄色キハ110」が発表された時から一度は撮りたいと思っていました (*`∀´)=b オモシレージャン!。そんなタラコに撮影開始から二本目で巡り会えた鉄運に感謝 v( ̄▽ ̄*)ラキー!。それにしても、相変わらず南アルプス方向には雲がたまったままですね・・・(・ε・`)チェ…。

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雲の流れによっては、
時おりチラッと姿を見せる、甲斐駒さん。
出てきてくれないかな・・・。

いま小淵沢行きとして上っていったタラコ編成は、約一時間後に下りの小諸行きとして折り返してきます。次は撮影ポイントを変えようかな・・・と思うも、時おりチラリと姿を見せる「甲斐駒さん(甲斐駒ケ岳)」が気になって |∀・)チラッ、移動する踏ん切りがつきません。甲斐駒が見えた状態でタラコが撮れればベストなんだけれどなぁ・・・(・ω・`)ゞウーン…。あと、時間が経つにつれて日の当たり具合が徐々に変わってきて、きれいに日が当たるポイントが少なくなってきたって言うのも移動しづらかった一因でした (・ω・`)ゞウーン…。周囲をウロウロしてアングルを模索するも、結局は上り列車の後追いと同じ位置で折り返しの下り列車も迎えます σ( ̄、 ̄*)マ、イッカ。

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小淵沢で小休止したのち、
再び山道へと挑む小海線の列車。
懐かしいタラコ色を纏ったキハを先頭に、
力強く坂道を駆け上がってゆきました。
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉

ほとんど代わり映えしない絵で芸がありませんが、少しだけ目線を低くして上り勾配を強調してみました ( ´_ゝ`)フーン。車両側面の日当たり具合は先ほどよりもだいぶ弱くなったけれど、タラコの色合い的にはこのくらいの方が落ち着いているようにも感じます σ(゚・゚*)ドーダロ。 そして甲斐駒さんはと言えば・・・やはり残念ながら顔を出してくれませんでした (・∀・`)ザンネン。でも、お目当てのタラコが撮れたのには満足です ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪。これでミッション達成・・・と言ってもいいのですが、先述したように記念塗装車は二種類 v(゚ー゚*)フタツ?。ひとつは今のタラコ(キハ111-121)で、もうひとつの色はというと・・・国鉄色ディーゼルカーの復刻と聞いて感のいい方ならもうお解りでしょう (゚∇゚;)マサカ…。そう、クリームと赤のツートンカラーでおなじみの急行色が施されているのです アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。しかもタラコが単行のキハ52をイメージしたものに対し、急行色の方は急行形のキハ58をイメージしていて、同色の二連(キハ111-111+キハ110-111)w(゚0゚*)w オォー!。これはぜひともこの目で見てみたい・・・ (*゚∀゚)=3ハァハァ!。小淵沢と小諸の78.9キロを片道二時間以上もかけて走る小海線の列車、しかも同線にはこの撮影地に現れない小諸〜中込・小海などの区間運用も存在し、特定の一編成を狙うのはそう容易なことではないハズなのですが、いとも簡単にタラコを引き当てた私は、急行色もすぐに撮れるような気になっていました (*´σ∀`)クルンジャネ?。はたしてそうウマくいくかどうか・・・( ̄△ ̄;)エ…。とりあえず、正午を過ぎてカーブの内側には日が当たらなくなってきたので、今度はカーブの外側にある撮影ポイントへ移動することとしました ...((((o* ̄-)o 。

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午後に順光となるカーブの外側。
築堤上が小海線の線路です。
こちらから下り方向を見ると、
今度は背景に八ヶ岳を入れることができます。
(゚∀゚*)オオッ!!

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ちなみに上写真の場所で後ろを振り返ると、
そこには中央線が走っていて、
掛け持ち撮影も可能。
でも、この時間帯はあまり光線状態が良くないし、
今回は小海線の方に集中します。
▲中央本線 小淵沢-信濃境

カーブの外側から狙うのは、八ヶ岳をバックにして築堤上を行く上り列車 (゚∀゚*)オオッ!!。今のところ八ヶ岳の方には雲がかかっておらず、スッキリとその山容が見渡せます。時間の経過や風向きによって雲の沸き具合が変わるかもしれないけれど、しばらくはストレス無く撮る事ができそう ε-(´∀`*)ホッ。そんななかで迎えた午後の一本目、もちろん期待するのは急行色のキハ110です。ところが築堤の向こうから聞こえてきたジョイント音は・・・なんだか軽いぞ? (=゚ω゚=;)ンン!?  そして現れたのはコイツ。

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軽やかに築堤上を走り行くのは、
ステンレス製のキハE200。
同車はディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を
組み合わせたハイブリッドシステムを採用しており、
高原を走る小海線にふさわしい、環境に優しい車両です。
▲小海線 甲斐小泉-小淵沢

あ、”はいぶりっど”だ・・・( ̄△ ̄*)ア。そう言えば小海線にはキハ110のほかに、このハイブリッドディーゼルカーのキハE200形も使われていたんだっけ。私はすっかりコイツの存在を忘れていました (^^;)ゞポリポリ。キハE200は別にスキでもキライでもない車両だし、特定の狙いが無くふつうに小海線を撮りに来たのならば、記録できた車両のバリエーションが増えたと喜ぶところなのですが、急行色狙いの今回はキハ110の運用じゃないと、なんだか損した気分 (・ε・`)チェ。おかげで次に急行色が入る可能性のある小諸発の上り列車は、二時間後です・・・"o(-"-;)ニジカン…(一時間後の上り列車は野辺山発の短区間運用で、この日はノーマルなキハ110が小淵沢~野辺山をピストン運転しています)。画的には、とりあえず見える範囲の山々の頂をすべて、列車の背景へ入れてみたものの、ちょっと間延びした感じがします。もう少し凝縮した方が良さそう σ(゚・゚*)ンー。ちなみに八ヶ岳は山梨と長野の県境にまたがる山塊(八ヶ岳連峰)の総称で、ここ小淵沢から眺められるのはその南端部分にあたります。最高峰の赤岳(標高2,899m)は見えず、上のカットに写った主なものは左から西岳(標高2,398m)、編笠山(同2,524m)、権現岳(同2,715m)、三ツ頭(同2,580m)など。

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小淵沢で折り返してきて
小諸へと向かうキハE200を後追い。
絵的なバランスはこのくらいの方がいいかな・・・。
▲小海線 甲斐小泉-小淵沢(後追い)

それにしても、この日はすでに真夏を思わせるような強烈な日差しが照りつけ、風もほとんどなく、いくら高原といえどもキビシい暑さです ι(´Д`υ)アヂィー。日陰のない田園地帯で運転本数の少ないローカル線を待ち続けていると熱中症になってしまうので、列車の通過時刻までは木陰に避難 ...(((;・∀・)ヒナン 。ここから駅の方向へ5~600m戻ったところに飲料自販機があるのも助かります。熱中症対策にこまめな水分補給を心がけなきゃ (;´∀)◇y ゴクゴク。

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一時的に避難した木陰から撮ったキハ110。
この列車は小淵沢と野辺山の短区間をピストン運転する運用で、
ノーマルな編成だと言うことが解っていました
(朝の一本目に撮った列車と同じ編成)。
ためしにこのような撮り方をしてみましたが、
高原らしい雰囲気が出て、意外と悪くなかったかも?
(・∀・)イイジャン
▲小海線 甲斐小泉-小淵沢(後追い)

キハE200の折り返し列車や野辺山止まりのノーマルなキハ110などを撮りながら二時間も待ち続け、ようやく次の小諸発のキハ110運用という、急行色編成が入る可能性のある列車の時刻を迎えました ε-(‐ω‐;)ナガカッタ…。避難していた木陰から撮影ポイントへ戻ってみると、少し離れた位置にお一方の同業者が確認できます (「゚∀゚)オッ!。話しかけるにはちょっと遠くてムリだけれど、ひょっとしたらこの方も急行色狙いで、運用を詳しく知っていらっしゃるのかも・・・σ(・∀・*)ドーダロ?。この日の同ポイントで初めて見た同業者の姿に私の期待は一気に高まります (*゚v゚*)ワクワク♪。やがて築堤の向こうから聞こえてきた列車のジョイント音・・・今度はキハ110の足音です。さあ、来い!急行色! ク-ル…(゚∀゚;)キットクル-… そして見えてきたその色は!(゚ロ゚*)ハッ!!

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八ヶ岳を背にしたノーマルカラーのキハ110。
白いボディーカラーはステンレスのキハE200よりも
風景に映えますが・・・
お目当ての急行色ではなかった。
▲小海線 甲斐小泉-小淵沢

急行色、コネ━━━━('A`)━━━━…。
築堤上に現れたキハ110は、残念ながら期待した急行色ではなく、ノーマルカラーでした (_ _|||)ガクッ。暑いなかで二時間も待ったのになぁ・・・。やはり特定編成の捕獲は、そう甘くないですね (-ω-;)チェ。ちなみに遠くの方にいらっしゃった同業者さんは撮影後、すぐに撤収してクルマで去ってしまいました (*'ー')ノ バイチャ!。この方は急行色狙いと言うより、背景の八ヶ岳がキレイに見えていたから立ち寄ったってところだったのでしょうか。私も暑さと今の空振りで一気に疲れたし、もう帰ろっかな・・・(´・ω・`)ショボーン と、駅へ足を向けかけますが、ふと八ヶ岳とは逆側の南アルプスを振り返ってみると (=゚ω゚)ンン?、午前中は雲隠れしていた甲斐駒ケ岳が山頂まで見えているではありませんか (゚o゚*)オッ!。

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高い湿度と逆光でモヤッとはしているけれど、
ここにきて山頂まで見えるようになった、甲斐駒さん。
やはり頭ひとつ抜き出たその山容は存在感があります。

南アルプスをバックにしたインカーブ側はもう午前のような順光ではないけれど、せっかく甲斐駒さんが顔を出してくれたのならば、もう少しだけ撮影を続けてみるか・・・σ(・∀・`)モウチット…。私は八ヶ岳バックのポイントから、再び南アルプスバックの方のポイントへと移動し...((((o* ̄-)o 、列車を待つことにしました。しばらくするとやってきたのは、先ほどの八ヶ岳バックで撮ったノーマルキハ110が小淵沢で折り返した下り列車【◎】]ω・´)パチッ!。。

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幾重にも重なる山々のシルエットに抱かれて、
山麓をコトコト進むローカル列車。
自然の雄大さを感じさせてくれます。
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉

たしかにド逆光ではあるけれど、シルエットになった南アルプスの山々に迫力があって、意外とイイ感じです (・∀・)イイジャン。そしてこのときは上写真を撮ったあとに続けてシャッターを切らず、肉眼で見送ってしまったのですが、カーブの手前まで列車を引き付けると車両の右サイドには西日がきれいに当たることが解りました (゚∀゚)オッ!。んじゃ、その位置でもう一本だけ狙ってみよう。このあとの列車はさらに一時間待ちとなりますが、時間的にはそろそろ朝に撮った「タラコ」が戻ってくる頃合いです (゚∀゚*)オオッ!。もう急行色を望むのはムリっぽいけれど、タラコで一日の撮影を締めるのも悪くないでしょう。タラコの連結位置は下り方でしたので、後追いにはなりますが同ポイントでこのまま待機 ( ̄- ̄ )タイキ。時刻は16時を回って、だいぶ日が傾いてきました。気がつけばこの界隈に6時間以上もいたことになります。我ながら物好きだねぇ・・・ (^皿^;)ゞポリポリ。そんな思わぬ長期戦になった小海線撮影も次でラスト。順調にタラコが小諸から戻ってきてくれるといいのですが、はたして現れた編成は・・・(*゚ロ゚)ハッ!!

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西日に照らされてカーブを切ってゆくのは、
クリームと赤のツートンカラー!
懐かしい急行色のキハが小海線に帰ってきました。
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉(後追い)

急行色、キタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!!
ななななんと、ここにきてまさかの急行色降臨!!(ノ゚□゚)ノオオオオォォォォォォー!!! 良くてもタラコ、ノーマルカラーの可能性だって高いと思っていた私は、意表をつかれてビックリです!! w( ̄▽ ̄;)wワオッ!! 運用表を見たわけでなく時刻表で推測しただけなのですが、小諸13時35分着の下り227D(朝見たタラコ)と同駅13時52分発の上り232D(今の急行色)って、小諸で運用が繋がっていないんだ・・・(それとも車両の差し替えがあったのかな? σ(゚・゚*)ンー)。何にせよ思いがけず(?)、念願の急行色が撮れました~!ワ━━\(≧▽≦)/━━イ♪  もしも先ほどのノーマルカラーを八ヶ岳バックで撮ったあとに甲斐駒が見えていなかったら、もう私は撤収していたでしょう (´ω`)ソーダネ。そう考えるとこの急行色は甲斐駒さんが撮らせてくれたものと言っていいかも知れません ('-'*)アリガト♪。ああ、もう一本だけ・・・と粘って、ホントにヨカッタよ・・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。

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名所の大カーブを小淵沢へ向けて走り去る急行色。
それを南アルプスの雄、甲斐駒ケ岳が見守っていました。
▲小海線 小淵沢-甲斐小泉(後追い)

南アルプスバックで撮る事ができた急行色、この列車は約30分後に小淵沢から折り返してきます。こうなると今度はやはり八ヶ岳バックの方でも撮りたい σ(・∀・`)トリタイ…。列車の進行方向的に見ると撮りたいポイントがあべこべで、どちらも後追いになってしまうのはちょっと腑に落ちないところですが (゚ペ)ウーン…、まさかここにきて急行色が来るなんて思わなかったし、もともとは下り方のみのタラコ狙いだったのですから仕方ありません (・ε・`)シャーナイネ。まあ、ホントに運用を知らない者がたまたまお目当ての列車に遭遇し、撮影地の選択を誤った・・・という真実味は伝わるのではないでしょうか (^^;)ゞナンノコッチャ。八ヶ岳バックのポイントへ戻ってみると、先ほどとは別の同業者さんが一人いらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪。挨拶程度しかしなかったけれど、この方は急行色が来ることを解っていたのかな・・・? σ(゚・゚*)ンー 移動時間もあったことで折り返しまでの30分はサラッと過ぎ、やがて少し離れた位置にある踏切の音が聞こえてきました ε-(°ω°*)キタッ!。

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空へ抜けるような高い築堤上に
伝統の国鉄急行色を纏ったキハ110が躍り出ました。
やはりこの色は風景に映えます。
▲小海線 甲斐小泉-小淵沢(後追い)

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テレ側にズームを回してもう一枚。
八ヶ岳を背景に突き進む急行色キハ。
このシーンは、かつての急行「のべやま」を
彷佛とさせる・・・か?

八ヶ岳バックで急行色が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
西日を受けた国鉄急行色は、クリーム色に落ち着きが感じられて美しい・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。もちろん正直言うとこの急行色のキハ110だって、到底キハ58には見えません σ(・∀・;)ゴハチ?。でも細かいことを抜きにして、何よりもこの風光明媚な小海線という舞台に、二種類の国鉄色が帰ってきたってことが嬉しい (*´v`*)ウレスィ♪。列車主体の編成撮りをしたら、思わず笑っちゃうような「なんちゃって国鉄色」のキハ110ですが アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ、風景のなかに置いて撮る列車としては、やはりこの国鉄色はどんな形式だろうと鮮やかに映えるんです (゚∀゚*)オオッ!!。そんな国鉄色のシンプルな美しさをあらためて感じた、今回の小海線80周年記念塗装車撮影でした。今度はまた、空気が澄んで山々に冠雪が見られる、冬場にでも撮影へ訪れてみたいものです (・∀・)イイネ。

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帰りは小淵沢の駅弁で一杯・・・と考えていたのですが、
夕方のこの時間は高級駅弁の「元気甲斐(¥1500)」しか残って無く、
駅弁はやめて駅そばで遅い昼食(夕食?)を済ませました。
でも、この小淵沢駅のスタンド(駅弁と同じ丸政が経営)は
駅そば通の間で味の評価が高いお蕎麦です。
とくに私のお気に入りは筏状にゴボウが連なった、ゴボ天そば。
ゴボー(゚д゚)ウマー!
(ちなみに、私が今回利用したのは待合室内の店舗で、
おなじみだったホーム上の駅そばスタンドは、
休止?閉店?していました・・・)

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缶ビールとおつまみを持ち込んで乗った
塩山行きの普通列車は、
ロングシート車ですたとさ・・・(´д`;)アウ。
▲中央本線 小淵沢

小淵沢1734-(中央346M)-甲府1819~1836-(564M)-高尾2007

こうして、当初は中央線での189系「あずさ71号」がいちばんの目的だったのに、終わってみれば小海線撮影・・・というか、急行色を待ち続けた時間の方が圧倒的に長かった一日なのでした (´w`*)ドツカレサン。でも、久しぶりに晴天のもとで一日かけて、のんびりとローカル線の撮影を楽しめたように思います。腕の日焼けがちょっと痛いけれど(笑)。



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ONE-shot 187 北の国から 2015夏〜…? [PICK UP ONE-shot]

PICK UP ONE-shot 187 北の国から 2015夏〜…?

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♪ら、らららららら、
らら、ららららら・・・
 

 
 
拝啓 ケイコちゃん、お元気ですか?
 
ボクは今、富良野にいます

 
どんよりとした梅雨空の東京と違って

 
北の大地は爽やかな青空です

 
この空のもとで撮り鉄をした

 
さぞかし気持ちいいだろうなって思うけど

 
仕事で来ているボクにはそんな時間などないわけで

 
でも

 
途中で立ち寄った丘の上か
らは
 
遠くのほうに富良野線が見えたんだ

 
十勝岳の麓を行くちっぽけな汽車の姿が

 
ボクはそれを逃さないように目で追っていたわけで

 

 
ケイコちゃん、
 
やっぱり北海道の景色は雄大です。
 

 
15.7.8 富良野線 美馬牛-上富良

 
 

 
 

 
・・・なんて、「某ドラマ」を知らない人には、
なんのこっちゃかワケ解らない思われる
ふざけたタイトルと本文(?)ですが (゚Д゚)ハア?、
実は今週の水・木と、
某メーカーの発表会&懇親会へ出席するため、
北海道の富良野(ふらの)・美瑛(びえい)周辺を
訪れていました
私にとっては久しぶりの北海道です。
ホッカイドー!ヽ(´▽`*)ノデッカイドー!!
 
ただし今回のスケジュールは、初日の午後に旭川空港へ着き、
そのまま先方が用意したツアーバスで会場のリゾートホテルへ。
そこで一泊して、翌日の昼過ぎにはもう旭川空港から飛んでしまうという、
道内滞在がほぼ24時間の弾丸ツアー。
ε=ε=ε=┏(;゚□゚)┛ダンガン! バカヤロゥ!
ホントはそのまま延泊して週末休みにくっつけたいところでしたが、
羽田発着の団体ツアーで飛行機のチケットも変更が利かず、
残念ながら個人的な延泊は叶いませんでした・・・
σ(・∀・`)ザンネン…。
 
それでも、
途中休憩でバスが丘の上の観光センターへ立ち寄った際に、
ちょうどタイミングよく富良野線の普通列車が見られたのは、
鉄運づいていたと言えるのかも知れません (゚∀゚)オッ!。
(列車は小さくしか写らなかったので、
ぜひ写真をクリックして拡大した画をご覧ください)

 
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そして、今の時期の富良野・美瑛といえば、
まさに当地の象徴とも言えるラベンダーなど、
色とりどりの花が真っ盛り!
w(゚0゚*)w オォー!
観光農園の花畑は、とても見事な景色でした。
慌ただしいスケジュールでしたが、
これが見られただけでも贅沢なことですよね

(´▽`*)
キレ♪。
 
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花畑を眺めながら食べる
新鮮な牛乳を使ったソフトクリームは
チョー(゚д゚)ウマー!だったわけで (笑)。
 


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常磐線・・・583系「みちのく」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.06.28 常磐線
梅雨空のもとに蘇ったリバイバル特急
その2
583系「みちのく」 撮影
 
  

国鉄時代に常磐線で走っていた往年の優等列車(特急・急行)を寝台特急型の583系で現代に復刻するという、国鉄型ファンにはたまらないイベント列車 (*゚∀゚)=3ハァハァ!。前記事では初日の土曜日(6/27)に運転された特急「ひたち」の撮影記をお伝えしましたが、今回はその翌日の日曜日(6/28)に福島県のいわきから青森へ向けて運転される、夜行急行の「みちのく」です (゚∀゚*)オオッ!!。
実をいうと私は「ひたち」の撮影前日まで、今回のイベント列車の運転スケジュールを勘違いしていて、土曜日に上野からいわきへ着いた「ひたち」の折り返し列車が、そのままいわき発青森行きの「みちのく」になり、両列車は同日中(土曜日)に片道ずつ運転されるものだと思い込んでいました σ(・∀・*)ドヨービネ。ところが、拙ブログにソネブロ仲間さんから「私が知っている「みちのく」の運転日は日曜発なのですが、変更になったのですか?」とのコメントをいただき (゚∇゚;)エッ?、私は慌てて運転スケジュールを確認 ヾ(・・;;)アセアセ。そこで初めて、「ひたち」と「みちのく」はそれぞれに運転日が異なることを知ったのです アラヤダ( ̄△ ̄;)ホントダワ…。大事なターゲットの運転日を間違えるとは、撮り鉄にあるまじき情けなさ。もし指摘されずに気がつかなければ、私は土曜日に運転されない「みちのく」を雨の中で待ち続けていたかもしれません(まー坊さん、ご指摘ありがとうございました ^^;)。それにしても、記録したい二つの列車がそれぞれ二日間に分けて運転されるとは、何とも撮影の効率が悪い。両列車を撮るとなると連日で常磐線へ行かねばならず、足代(電車の運賃)だって倍になります "o(-"-;*) ウゥム…。かといって、かつて常磐線を走っていた列車に愛着のある私は、「ひたち」と「みちのく」のどちらも捨てがたい・・・ ヒタチ?o(゚д゚o≡o゚д゚)oミチノク?。その結果、当初は両列車を一日で効率よく撮れる茨城県北部の磯原や大津港、もしくは福島県の勿来(なこそ)付近まで足を伸ばそうと計画していたところを、もっと東京から近い撮影地に変更してなるべく足代を節約し、両日の撮影に出かけることとしました m9(`・ω・´)ケテイ!。前回の「ひたち」を首都圏に程近い取手(とりで)で撮ったのには、アウトカーブで正面気味にヘッドマークが狙えると言う線形の他に、そんなちょっとセコい理由もあったのです (´∀`;)セコイネ。そして今回の「みちのく」も、できれば近場の撮影地を選びたいところ。さて、どこで撮ろうかな・・・σ(゚・゚*)ンー。


6月28日(日)

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この日の常磐線は東京から乗車。
交直両用のE531系が使われたこの列車は、
上野東京ライン経由の水戸行き普通列車です。
▲東海道本線 東京

雨模様だった前日から一転して、いいお天気となった日曜日 (´▽`*)ハレタ♪。私は上野東京ライン経由で常磐線へと直通する、水戸行きの普通列車に東京から乗り込みます。この日の出発は東京を9時半過ぎと少々遅め。というのも、夜行列車として運転される今回の急行「みちのく」は、午後遅くに始発駅を発車するダイヤが組まれているので、この時間でも余裕で間に合うのです (*`д´)b ダイジョブ。

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上野東京ラインの開業から三ヶ月、
ようやく先頭かぶりつきも空くようになりました。
ただし、私の乗った列車は先頭から前5両が
途中駅で切り離されてしまうので、
今回は最後部から上野東京ラインを眺めます。
m(・∀・)m カブリツキ♪
神田付近ですれ違ったのは、元「スーパーひたち」の651系。
臨時急行の「ぶらり横浜・鎌倉号」かな?
▲東北本線(上野東京ライン) 神田付近(後方の車窓から)

今回のイベントで復刻される「みちのく」は、かつての国鉄時代に上野と青森の間を常磐線経由で、一日に一往復だけ運転されていた583系の昼行特急列車 (・o・*)ホホウ。同じく上野と青森の間を東北本線経由で結んでいた特急「はつかり」を補完し、また青森では青函連絡船の夜行便に接続するダイヤが組まれ、首都圏と東北各地、北海道を繋ぐといった役割を持っていました ( ̄。 ̄)ヘー。同列車は東北新幹線が開業(大宮~盛岡)した1982年に廃止。ちなみに「みちのく」と言う愛称の列車は、もともと客車急行として1950年代に誕生したそうですが、今回の復刻運転で使われる583系の現役時代(70年代~80年代)にはすでに特急として運転されており、583系の「みちのく」と言えば特急列車のイメージが強い (´ω`*)ナツカシーネ。しかし、なぜか今回復刻される種別は“特急”でなく、あえて“急行”としての設定 エ?( ̄△ ̄;)キューコー?。しかも583系時代の「みちのく」は昼行列車(日中に走る列車)だったのに、今回は夜行での運転・・・(客車急行時代は夜行だったのかな?)。583系を使った常磐線の夜行列車ならば「みちのく」よりも、寝台特急「ゆうづる」じゃないの? σ(゚・゚*)ンー…なんて、私はつい無粋なことを思ってしまいますが、前日のイラストマーク入り583系「ひたち」といい、復刻にあまり細かいツッコミを入れるべきではないのかもしれません。ファンとしては、こうやって懐かしい愛称の列車を現代に復刻運転してくれるだけでも、ありがたいと思うべきですよね(笑)。

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東京はいいお天気だったのに、
常磐線を北上するにつれて雲が広がり出しました。
σ(・ω・`)ウーン…
沿線のシンボル、筑波山の姿もスッキリしません・・・。
▲常磐線 神立-高浜(車窓から)

東京から乗った常磐線の普通列車は、前日に私が「ひたち」を撮った取手を過ぎ、さらに茨城県内を北上し続けます。先述したように今回の「みちのく」は、福島県のいわきから青森へ向かう片道運転の夜行列車。本来ならば現役当時と同じように、上野発で常磐線経由の青森行きとして忠実な復刻運転を望みたいところですが、ご存じのように現在の常磐線は四年前の2011年3月に発生した東日本大震災による被害と、それに起因した原発事故の影響により、今でも竜田~原ノ町および相馬~浜吉田で運転が休止中。残念ながら事実上は常磐線を通り抜けることが不可能な状態となっています σ(・ω・`)ウーン…。ならば、上野から青森まで単純に東北本線経由で運転すればいいのでは? とも思われますが、それでは「みちのく」というよりも東北本線を走っていた「はつかり」の復刻だし、そもそも東北本線経由ではイベントを企画した水戸支社の管内をまったく通らないことになってしまいます (゚ペ)ウーン…。そこで今回の運転経路は、まずいわきを始発に“上り”列車として常磐線を南下し、水戸の先の友部で水戸線へ入って東北本線の小山へ抜け、そこからあらためて東北本線の下り列車で北上する・・・といったものになりました (・o・*)ホホウ。このルートは一年半前にやはり復刻運転された、ブルートレイン「ゆうづる」の時と同様のもの。そしてそれを都内に住む私が撮ろうとすると、最低でも常磐線の友部以北か水戸線内、もしくは東北線(宇都宮線)の小山以北へと行かねばなりません。そのなかで私は、通過時間帯の日照具合や営業運転前の回送列車(送り込み回送)が撮れるという理由から常磐線沿線での撮影を選択し、今こうやって同線の普通列車に揺られているのです ( ´_ゝ`)ナルヘソ。

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水戸でさらにその先へ進む列車に乗り継ぎます。
ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!
接続した竜田行き普通列車は415系1500番台。
▲常磐線 水戸

この日の「みちのく」も前日の「ひたち」と同様、営業運転前に車庫のある勝田(勝田車両センター)から始発駅のいわきへと送り込む、下りの回送列車(送り込み回送)が設定されていて、まずはそれをどこかで狙いたいと思います (・o・*)ホホウ。スッキリとした晴天ならば多少の予算オーバーでも思いきって、磯原あたりの太平洋バックまで行ってしまおうかと考えたのですが、出発時の東京で晴れていた空は茨城を北上するにつれて雲が多くなり、水戸では晴れ間の見えないドン曇りに σ(・ω・`)ウーン…。雨は降っていないものの、今日の天気もあまり良くは無さそうです (ーωー;)チェ。ならば今回も列車主体で、「みちのく」のヘッドマークがしっかりと判るような撮影地を選ぶことにしました。水戸で竜田行きの普通列車に乗り継ぎ、私が下車したのは東海。

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東海駅のある茨城県那珂郡東海村は、
その名に聞き覚えのある方も多いと思いますが、
太平洋岸に日本原子力発電の東海発電所(東海原発)があり、
日本で初めて原子力の火が灯った村として有名です。
▲常磐線 東海

東京0943-(常磐1155M)-水戸1159~1210-(677M)-東海1226

勝田から北へ二駅目にある東海は、送り込み回送が走行する範囲のなかで比較的首都圏に近い側(南)に位置し、二日連チャンの出撃で少しでも足代を節約したいと考える私としては、このあたりで撮れると助かります (´∀`;)セコイネ。ホントは茨城県内の各線が格安で一日フリーに乗れることでおなじみの「ときわ路パス」があれば、細かい足代を気にしなくて行動範囲もずっと広がるのですが、今の時期は「ときわ路パス」の発売期間でないのが残念 σ(・∀・`)ザンネン(次回の発売は秋かな?)。ただ、もちろん首都圏に近いからと言う理由だけでテキトーに東海で降りたわけではなく、ここへは以前に当時まだ運用が残っていたED75の貨物列車を撮りたくて訪れたことがあり、そのときにたまたま通りがかったポイントがちょっと気になっていたんです (゚∀゚)オッ!(ちなみにその時の狙いだったED75のカモレは、なぜか来なくて撮れずじまい・・・。日曜でウヤだったのかな?)。そこは駅から南へ10分ほど歩いたところにある跨線橋で、たしかその上から下り列車が正面気味に撮れたハズ (「゚ー゚)ドレドレ

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目的地の跨線橋へとやってきました。
ここは橋の上から見下ろすような形になりますが、
写真の左手に見える沿道からも編成写真などが
スッキリと撮れそうです。

ここは撮影地としてメジャーなのかマイナーなのかわかりませんが、私が着いた583系の通過一時間前の時点で、先客はゼロ。この時間で誰もいないと言うことは、ひょっとすると架線のビーム(架線柱から横に突き出した、架線を支持する枝棒)などが邪魔で、撮りづらいのかな・・・σ(゚・゚*)ドーダロ?…と、少々不安に思いながらも、ためしに橋上からカメラを構えてみます。そこへまずやってきたのは、E657系の特急「ひたち」 【◎】]ω・´)パチッ!。

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この日も本番前の試し撮りに一役買ってくれた、
E657系の特急「ひたち」。
正面から列車の顔が撮れるこの場所、
一昨年まで定期運転されていた
651系の「スーパーひたち」を狙ったら、
特徴的なLEDのヘッドマークがきれいに写って、
カッコイイ画が撮れたかもしれませんね・・・。
▲常磐線 佐和-東海

お!悪くないじゃん (゚∀゚)オッ!。ウマい具合に架線ビームをかわすことができて、列車の顔をスッキリと抜くことができました (・∀・)イイネ。もし跨線橋上で撮るのがキビシければ、橋下の沿道からオーソドックスに編成写真を狙おうかとも考えていたけれど、迷わずここに決定です m9(`・ω・´)ケテイ!。方角的におそらく晴天だとここは逆光になるのだと思われますが、幸か不幸か相変わらず空はドン曇りのままで、少なくとも583系の通過までに日が差すことは無さそう σ(゚・゚*)ンー…。あとは・・・そう、前日のような失敗を繰り返さないため、今回はもちろんピントを事前に合わせて固定した「置きピン」で狙います (`・_・´) オキピンッ!。先行する普通列車などで慎重にピントを確認しながら待つことしばし、やがてこの跨線橋上にも数人の同業者が集まり (*・ω・)ノ゙チワッス♪、送り込み回送の通過時刻を迎えました。林に囲まれた直線上に見えてきたのは、三つのライトを輝かせた583系の姿・・・(゚∀゚*)キタッ!。

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国鉄時代を彷佛とさせる懐かしい文字幕を掲げて、
常磐路に帰ってきた583系「みちのく」。
郷愁漂う愛称の名列車が、華麗に復活です。

583系「みちのく」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
昔と変わらぬスタイルを今も保ち続ける美しい583系に、文字のみの「みちのく」マーク・・・う~んシブい!シブすぎるっ! o(*≧ω≦*)oシブイッ! これを今に見ることができるなんて、リバイバルイベント万歳!! パンザ━━\(≧▽≦)/━━ イ!! 国鉄の特急列車にイラストマークが採用されたのは1978年のこと、それ以前は寝台特急の機関車に掲げられたヘッドマークを除いて、愛称表示はみんなこのようなシンプルな文字のみの幕でした。今回のイベントではそれを忠実に再現しています ( ̄。 ̄)ヘー。 前日の「ひたち」では予期せぬAFの暴走で慌てふためいてしまい アワワヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアワワ、そのシブさを噛み締める余裕がなかった文字幕でしたが (´・ω・`)ショボーン、今回の「みちのく」ではファインダー越しに向かってくる姿をじっくりと眺めることができました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ちなみに、直前には傍らの上り線を415系の普通列車が通過。ファインダーを覗きながら、これはカブる(裏カブり)かと一瞬ヒヤッとさせられましたが (°_°;)ドキドキ…、583系の速度がゆっくり目だったのでウマい具合に抜けてくれ、むしろ奥に415系が写り込んだことで常磐線を583系が走ったことがわかるような、いい記録になったのではないかと思います (゚∀゚*)オオッ!!。ああ、東海まで「みちのく」を撮りに来てヨカッタよ・・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・

下りの送り込み回送を無事に撮り終え、続いては今の列車がいわきで折り返してくる、上りの本運転(営業運転)です。車道を挟むこの跨線橋上では振り返っての後追い撮影ができませんでしたが、やはり前日の「ひたち」と同様に逆側には「みちのく」のイラストマークが掲げられていました (゚∀゚)オッ!。上り列車で先頭となるそちら側も、もちろん撮りたい ε-(°ω°*)ムフーッ!。実は今いるこの跨線橋のすぐ近くには、上り列車の編成写真をスッキリと撮ることができる有名な撮影ポイントがあるので、ポジション(立ち位置)に余裕があればそこへ行こうかとも考えていたのですが、ここへ来るときに乗った列車の車窓から現地の様子を確認したところ (「゚ー゚)ドレドレ、そこはすでに多くの同業者が集結していて三脚が密集状態・・・w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!。今からではポジションを確保するのが難しそうだったので、私は別の場所へと列車で移動することにしました ...((((o* ̄-)o。

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東海駅へ戻って、列車に乗り込みます。
ここを通る普通列車は、415系、E501系、E531系の
三種類が使用されていますが、
ホームへ入ってきたのは先ほど乗ったのと同じ415系でした。
▲常磐線 東海

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移動の合間、この日のお昼ゴハンに選んだのは、
水戸駅で買った「日の丸弁当(¥540)」
まさにその名の通り、
梅干しときゃらぶきの佃煮以外にはおかずがない、
素朴な日の丸弁当で、逆にインパクトがあります。
[ ● ] Σ(・ω・ノ)ノ ヒノマルッ!
でも、使われているのはご当地で厳選された食材で、
ゴハンは「七会の里コシヒカリ(城里町産)」、
梅干しは「常陸乃梅・加賀地蔵(大洗町産)」、
そして、一見するとただの白米だけに見えますが・・・
(=゚ω゚=;)ンン!?

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実はゴハンとゴハンの間には
鶏とゴボウとレンコンのそぼろ煮が敷かれているのです!
w(*゚o゚*)wオオー!
ちなみにこのそぼろは、やはりご当地食材の
「つくば鶏(つくば市産)」を使用。
シンプルなだけに素材の旨味が直に感じられるこのお弁当、
個人的にはとっても美味しかったです!チョー(゚д゚)ウマー!
☆☆☆☆・

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水戸で上野行きのE531系に乗り継いで、
二駅目の内原で下車。
ホントは車内で駅弁を味わいたかったところでしたが、
わずか二駅間、10分足らずでは乗車時間が短かったので、
駅弁は待ち時間のあった水戸の待合室で食べました・・・。
▲常磐線 内原

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水戸市内の西部に位置する内原。
この駅の西側には広めの電留線(電車留置線=車庫)があり、
私が内原を訪れるのはその電留線で一年半前に行なわれた
特急「ひたち」号50周年イベント以来になります。
▲常磐線 内原

東海1352-(常磐560M)-水戸1415~1500-(428M)-内原1509

東海から水戸行きの上り普通列車へ乗り、さらに水戸で上野行きに乗り継いで ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!、次に私がやってきたのは内原 (・ω・)トウチャコ。大きく開けた撮影地が意外と少ない常磐線で、この内原の周辺には田園地帯が広がっており、手軽にいろいろな角度から列車の姿をスッキリと撮る事ができます (・∀・)イイネ。前日の「ひたち」と先ほどの「みちのく」の送り込み回送、ここまでの私は583系の前面に掲げられたヘッドマークを重視し、それが判るような正面気味のアングルばかりを選んできましたが、今イベント運転のラストショットとなる今回は、583系の端正なスタイルがキレイに出るような角度で撮りたい σ(゚・゚*)ンー…。そう思って私が選んだのは、駅から歩いて15分ほどのところにある跨線橋。またも跨線橋上からの撮影になりますが、先ほどのような真上からの正面気味ではなく、ここでは列車の側面が見えるサイド寄りの立ち位置にポジションを取ります。この赤塚と内原の間にある跨線橋はお立ち台とも言うべき有名な撮影ポイントで、さらに今回の「みちのく」が走る区間のなかでは東京から比較的近いところにあるため、私が着いた時点ですでに多くの先客がいらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪

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赤塚と内原の間にある跨線橋上から上り列車を狙います。
【◎】]ω・´)パチッ!
本番の583系を前に何本かの特急や普通列車で試し撮りをしましたが、
ここでは拙ブログで久々の登場となるE501系のカットをご紹介。
ヽ(゚ω゚)オヒサッ!
この列車は内原の次駅・友部から水戸線へ直通する小山行きです。
ちなみに583系「みちのく」も同様に友部から水戸線へと入ります。
▲常磐線 赤塚-内原

跨線橋上から緩やかなカーブを行く列車が狙えるこの場所は、インカーブ側(晴れれば、午前順光)とアウトカーブ側(同、午後順光)の両方から撮ることができ、合わせるとキャパはけっこう広い (・o・*)ホホゥ。私は比較的空いていたアウトカーブ側に立ち位置を決めて、本命の583系「みちのく」を待ちます。いちおう、こちら側は午後順光ではあるものの、空模様は日差しによる光線状態などまったく考えなくていいと言わんばかりに、相変わらずのドン曇り (・ε・`)チェ。しかも時間が経つにつれて、冷たい北風までもが強く吹きつけるようになってきました 彡(-ω-;)彡ヒューヒュー。まわりを田んぼに囲まれて吹きっさらし状態の跨線橋上は、この季節とは思えないほどの寒さ(体感温度)です {{(>_<;)}}サムッ!。半袖だった私は堪らず、カメラバックに常備していた携帯形のウィンドブレーカー(丸めるとちっちゃくなるヤツ)を取り出して羽織りますが、隣に居合わせた高校生くらいのおにーちゃんはTシャツ姿で、寒さに震えています カクカク((((;´・ω・`))))フルフル。583系の通過まであと一時間・・・若さでガンバレ!(笑)p(・v・`q)ガンバ!

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日差しがまったく期待できない鉛色の空、
しかも強烈な北風が吹き付けていて、
跨線橋上は寒い寒い・・・ブルブル(((;´д`)))。
せめて雨だけは降って欲しくないところです・・・。

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そんな過酷な条件で待っていた撮り鉄にプチご褒美!?
(゚∀゚)オッ!
583系の通過30分前にやってきたのは、
和式電車(お座敷列車)の「宴」を使用した団体臨時列車。
私はまったくのノーマークでしたが、
待ち時間でこういうイレギュラーなモノが撮れると嬉しいね。
(ちょうど三両目のパンタ位置も確認できたし・・・)

「みちのく」がここを通過する予定時刻は17時20分頃。日の長い今の季節はまだ日没前で、天気が回復して晴れれば夕日に照らされた583系が撮れるかも・・・なんて、前日に見事な夕焼けを見た私はちょっぴり期待していましたが、梅雨まっただ中のこの時期にその考えは甘かった ε-(-ω-;)ハァ…。結局、幾重にもなった灰色の雲で薄日すら差さずに薄暗く、列車の走行写真を撮るのにギリギリの露出設定で、本命の「みちのく」を迎えることになりました (・ε・`)シャーナイネ。広大な田園風景の向こうに583系の姿が確認できると、多くのファンが集まった跨線橋上に緊張が走ります ε-(°ω°*)キタッ!

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583系の顔にひときわ映える
鮮やかな赤いヘッドマークの「みちのく」。
現役時代は一日一往復だった地味な特急列車がいま、
多くのファンを前にして颯爽と走り抜けて行きます。

イラストマークの「みちのく」が撮れました~!ヽ(´▽`*)ノ ワ~イ♪
先ほどの文字幕もシブいけれど、この赤地に二体のこけしが描かれたイラストマーク(タイトル写真参照)は、ホントに懐かしい~! (ノ∀`)ナツカシス… 私が思い浮かべる現役時代の特急「みちのく」とはまさにこの姿で、一日一往復の「みちのく」を地元駅で偶然に見かけると、嬉しかったんだよなぁ・・・(´ω`)シミジミ。また、クリームと青の583系に鮮やかな赤いマークは、とてもよく似合いますよね 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。夕方のドン曇りというキビシい撮影条件下で、ISO感度も800まで上げざるを得なくなってしまったけれど(ヘッドマークを拡大したタイトル写真などを見ると、やっぱ粗いね・・・^^;)、現代によみがえった583系「みちのく」を個人的に縁のある常磐線で記録できたことに、じゅうぶんに満足です。シャッターを切り終えたあとも、通過して行く同列車の勇姿をしっかりと目に焼きつけました。

特急「ひたち」、急行「みちのく」として、二日間にわたり常磐線へ帰ってきた583系。梅雨時とあって残念ながら両日ともお天気には恵まれなかったし、初日にはAFの暴走という失敗もあったけれど、懐かしいというより新鮮なイメージだった583系「ひたち」、そしてホントに懐かしさを感じさせてくれた「みちのく」と、常磐線沿線育ちの私としては存分に撮影を楽しめた復刻イベントでした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。またぜひ、583系が常磐線へ戻ってきてくれることを願いたいものです。今度はやっぱり「ゆうづる」が見たいなぁ・・・σ(・∀・`)ネー。

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内原から上り列車に乗って帰ります。
常磐線に583系を追った二日間が終わりました。
(´w`*)ドツカレサン
▲常磐線 内原

内原1745-(常磐448M)-上野1934 
 
 
 
 


☆オマケ☆

今回運転された583系のリバイバル列車に掲げられたのは、文字のみの愛称表示(文字幕)と、色鮮やかなイラストが描かれたイラストマーク(絵幕)の二種類でした。本文中でもちょろっと触れましたが、国鉄特急のヘッドマークにその愛称にちなんだイラストが入れられるようになったのは、1978年10月のこと。このイラストマークの採用によって特急列車ごとの個性が強調され、当時の子供たちの間では「特急ブーム」なるものも巻き起こったほどでした。かく言う私も今こうやって、残りわずかとなった国鉄特急型の485系や583系を必至になって追いかけているのには、その時の憧れがあったからに過ぎません。今回のオマケでは、そのイラストマーク採用当時に数多くの特急列車が発着していた上野駅で発行された、「絵入り特急ヘッドマーク 記念入場券」をご紹介したいと思います。当時を知っている世代の方にとっては、ちょっと懐かしいのではないでしょうか? (ノ∀`)ナツカシス…

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1978年10月に上野駅で発売された
「絵入り特急ヘッドマーク 記念入場券」。
当時の上野駅を発着していた全18種の特急が
路線別の三袋に分けられています。
上越線は「新雪・とき・白根・はくたか・いなほ」の5種、
信越線は「そよかぜ・あさま・白山」の3種、
東北・常磐線は「やまびこ・ひばり・はつかり・つばさ・
やまばと・あいづ・はくつる・ひたち・みちのく・ゆうづる」の10種。
ちなみにその種類の数字を上から順に並べると、
このイラストマークが採用された昭和53年10月を表す
「5・3・10(ゴーサントオ)」となります(笑)

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その18枚セットの中から、今回運転された常磐線の二種、
「ひたち」と「みちのく」を選んでみました。
表面にはこのようにヘッドマークの絵柄が大きく描かれ、
裏面にはその列車の略歴や愛称の由来が記されています。
ちなみに、これによると・・・
「ひたちの名前は、旧国名の「常陸国(ひたちのくに)」
から名付けられた」とあり(ま、そのままですな)、
「みちのくの名前は、磐城・岩代・陸前・陸中・陸奥の
旧五ヵ国の古称「陸奥(みちのく)」からつけられた」とのこと。
みちのくは青森の旧国名・陸奥(むつ)と同じ字を書くので、
個人的には青森だけのイメージが強かったけれど、
特急「みちのく」が通る沿線県を広く指していたのですね。 

 

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もひとつ、オマケのオマケで、
先日に上野と会津若松の間で運転された
485系の団体臨時列車(これもふくしまDC関連)には
懐かしい「あいづ」の旧絵幕が掲げられました。
(゚∀゚*)オオッ!!
真っ赤な現行「あいづ(あいづライナー)」マークもいいけれど、
やっぱりこの国鉄デザインのヘッドマークは485系に似合いますね。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
もちろんイラストマークのモチーフになっているのは
会津の象徴・磐梯山と猪苗代湖です。
ただ、この日は所用があって遠出することができず、
近場の都内で撮ることになってしまったのがちょっと残念…。
▲15.6.14 東北本線 上野-
尾久

 



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常磐線・・・583系「ひたち」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2015.06.27 常磐線
梅雨空のもとに蘇ったリバイバル特急
その1
583系「ひたち」 撮影
 
  

先日に福島の中通り(福島県中部)を走る東北本線で運転された旧型客車(横浜→郡山)に続き、同じく福島の観光キャンペーン(ふくしまデスティネーションキャンペーン)の一環として、今度は福島県の浜通り(福島県東部)の方を走る常磐線で国鉄特急型車両の583系を使用したイベント列車が運転されることになりました (・o・*)ホホゥ。 しかも、それがただの臨時列車ではなく、国鉄時代に常磐線で走っていた往年の優等列車(特急・急行)を復刻する、いわゆる「リバイバル列車」だと言うではありませんか! (゚∀゚*)オオッ!! これは国鉄特急型好き、さらには常磐線沿線で育った縁から同線に人一倍の愛着を持つ私にとって、思わず鼻息を荒げてしまうほどにたまらないイベントです  ε-(°ω°*)ムフーッ!!。もちろん私はこのイベント列車の運転を知った時から撮影に出ることを決め、当日を心待ちにしていました (*゚v゚*)ワクワク♪。しかし、今の時期はまさに梅雨まっただ中で、運転日の予報も雨マーク σ(・ω・`)ウーン…。降水確率80%では、さすがの自称・晴れ男(・・・って、ただ単に晴れ予報の日を選んで出撃しているだけにすぎないのですが ^^;)もお手上げです ヽ(_ _;)ノオテアゲ…。雨中撮影となりそうな常磐線の583系、はたしてどうなることやら・・・。


6月27日(土)

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常磐線の快速電車に上野から乗車。
上野東京ラインの開業で常磐線も一部の列車が
東京・品川へ直通運転されることになりましたが、
早朝はまだ直通列車の本数が少ない。
▲東北本線 上野

運転日当日、やはり朝からしとしととした雨が降り続いています シトシト…:il!:il| ε-(-ω-;)ハァ…。ふだんの私ならば撮影を見合わせるところですが、常磐線での583系とあらば雨でも出撃しないわけにはいきません。無理矢理にでもテンションを上げて、上野から常磐線の快速電車に乗り込みます (`・ω・´)-3フンス!。かつて常磐線を走っていた583系の優等列車を復刻するという今回のイベント、まずはこの土曜日に上野発いわき行きの特急「ひたち」号が、そして翌日の日曜日にいわき発青森行きの急行「みちのく」号がそれぞれ片道づつ運転されることになりました(回送区間をのぞく)(゚∀゚*)オオッ!!。それにしても、個人的に常磐線の583系といえば、上野と青森の間を常磐線経由で結んでいた寝台特急「ゆうづる」や特急「みちのく」あたりが真っ先に思い浮かぶので(あとはマニアックなところで「エキスポドリーム」とか w)、「みちのく」の復刻は納得だけれど (´ω`*)ナツカシーネ、「ひたち」とはちょっと驚きです エ?( ̄△ ̄;)ヒタチ!?。東京都心と茨城の水戸や福島のいわきなどを結ぶ「ひたち」は現在も常磐線を走る代表的な特急列車ですが、国鉄時代の同列車は485系の印象が圧倒的に強く、583系が使われていた覚えなど私にはありません (´σД`)シラネーナァ…。そこでちょっと調べてみたところ、どうやらイレギュラーな臨時列車だか代走運転だかで、国鉄時代にほんの一時的に「583系ひたち」が運転された実績があるらしい ( ̄。 ̄)ヘー。それを今に復刻するなんて、なんともマニアックなリバイバル列車ですね・・・ (´∀`;)マニアック…。今回の撮影では、そんな583系に掲げられるであろうレアな(?)「ひたち」の愛称幕をしっかりと見せたい。そう考えると、いつもの私が好むような遠景の俯瞰撮影よりも、列車主体の撮影地がベストです σ(゚・゚*)ンー…。条件に合いそうな撮影地を模索して、私が下車したのは茨城県最西部の駅、取手(とりで)。上野から乗ったE231系快速電車の終点です。

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茨城県でもっとも首都圏に近い駅、取手。
拙ブログでは期間限定フリーきっぷの
「ときわ路パス」を購入することでちょくちょく登場しています。
常磐線はこの取手と次駅・藤代との間に、
直流と交流の電流が切り替わるポイント、
いわゆるデッドセクション(死電区間)があるため、
乗ってきた直流用のE231系は当駅までの運転となり、
さらに先へ行く列車には交直両用のE531系が使用されています。
▲常磐線 取手

上野0530-(常磐551H)-取手0610

取手に着いても相変わらず雨は止む気配を見せず、傘をさして駅から歩く事15分ほど ザアアァァ :il!:il|Y_(´д`;)))…!l|il:|;、目的の撮影地へとやってきました (・ω・)トウチャコ。ここは線路脇のアウトカーブから上り列車を正面がちに撮ることができるので、このアングルならば583系に掲げられる「ひたち」の愛称幕をしっかりと記録できるでしょう (・∀・)イイネ。そして、まずここで狙うのは583系「ひたち」の本運転(営業運転)ではなく、車庫のある勝田(勝田車両センター)からイベント列車の始発駅となる上野へ送り込まれる回送列車(送り込み回送)です (・o・*)ホホゥ。ちなみに、回送列車には「ひたち」のマークが掲出されないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、最近ちょくちょく運転されるこの手のイベント列車はシール式のヘッドマークが使われ、それを貼付けるのは始発駅ではなく出庫前というケースがほとんどなんです。SNSの目撃情報でも、「583系「ひたち」表示で勝田を発車」との書き込みがありました []o(゚∀゚)オッ!。

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取手駅から歩いてやってきた撮影地はこんなところ。
柵の外側から望遠レンズでアウトカーブを狙います。
それにしても、雨やまねーなぁ・・・。
ザアアァァ…:il!:il|Y_(´д`;)!l|il:|;。

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降りしきる雨を突いて、
E657系の特急「ひたち」がやってきました。
現在の常磐線特急(ひたち・ときわ)は
基本的にこのE657系で統一されています。
▲常磐線 藤代-取手

まずは現行の特急「ひたち」で活躍するE657系で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。車体を傾かせてカーブを切る列車の姿は迫力があって、なかなかイイ感じです (・∀・)イイネ。このアングルで583系の「ひたち」が撮れると思うとワクワクしちゃいます。583、早く来ないかな・・・(*゚v゚*)ワクワク♪。ところで、今さらながら基本的なことですが、最近主流の一眼レフカメラでピントを合わせるには、自分でピントリングを回して合わせるマニュアルフォーカス(MF)と、カメラがレンズと連動して自動的に合わせてくれるオートフォーカス(AF)の、大きく分けて二通りがあるのはご存知だと思いますます (´д`)ハァ。これを踏まえて鉄道写真を撮る場合は、MFで列車を止めたい位置にあらかじめピントを合わせておく「置きピン(ピントを動かさず、一点に置いておく)と、列車の動きに合わせてカメラの動態予測AFがピントを合わせる、やはり二つの方法があります (´д`)ハァ。置きピンはあらかじめピントを合わせておいた位置に列車が通過した瞬間を狙ってシャッターを切るので、そのタイミングはとてもシビアなもの。でも、タイミングをしっかりと合わせられれば、確実にピントのあった一枚を残すことができます (゚∀゚*)オオッ!。一方、動態予測AFはカメラが自動的に列車の動きを捉えてピントを合わせ続けてくれるので、ウマく使いこなすことができれば、置きピンよりもピントを外すリスクが少ないと言えるかもしれません (゚∀゚*)オオッ!。ただし、昨今のAFは精度が進化したとはいえ、"絶対にピントを外さない"と言う保証はないのです ( ̄△ ̄;)エッ…。シチュエーションによってはピントを合わせるのにAFが迷う場合があり、そうなると思いっきりピントを外してしまったり、シャッターを切ることすらできなかったりするのです。まさに諸刃の剣 (ノll゚Д゚llヽ)コワ。ふだんの私はこれが怖くて、基本的には「置きピン派」。過去には何度も”AFの暴走”(誤動作)で失敗しているし・・・(゚ペ)ウーン…。でも今回、雨が降りしきる中の望遠レンズ撮影でファインダー内の視界はクリアでなく、自分の置きピンにイマイチ自信が持てなかったこと、そして列車を正面から撮るようなシチュエーションには比較的、動態予測AFが強い(ピントを外しにくい)とされていることから、今回の私は自分の目よりもカメラのAF機能に望みを託すことにしました ヨロシコ!( ゚ー゚)ノ。それでも、AFに全幅の信頼を寄せているわけではなく、本命の583系が通過するまでに何本も通る特急や普通列車を試しにAFで狙って、一度でもピントを外すようなことがあれば、すぐさま置きピンに切り替えようと思っていました σ(゚・゚*)ドーダロ。

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交流と直流区間が混在するこの区間、
普通(快速)列車に使われているのはE531系です。
雨が強くなり、少しモヤってきたかな・・・?
それでもAFはしっかりとピントを合わせてくれました。

でも、高速で通過する特急列車も、強い雨のなかの普通列車も、AFは一度も外さなかった (゚∀゚*)オオッ!!。そう、583系の一本前までは・・・( ̄△ ̄;)エッ…。雨の中でひたすらに待ち続けること二時間、他の撮影地からの追っかけ組も合流して同業者がひしめき合うなか、やがてカーブの奥から三灯のライトを輝かせた583系が姿を現しました ε-(°ω°*)キタッ!。その顔には「ひたち」の文字が見えます。私は緊張しながらも、いままでと同じようにシャッターレリーズを押し込むと・・・あろうことか覗き込んでいたファインダーが、一瞬にしてぼわわわわ~んってボヤけて・・・Σ(=゚ω゚=;)ナヌッ!?

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・・・・・  ゚ ゚(д ;ノ)ノ!!!

だああああああああ!!
ぴんと、はずしやがったあああああああ!!!
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク...。
強烈な三灯のヘッドライトに目を眩まされたのか、この大一番でAFがまさかの大暴走 Σ(゚□゚(゚□゚*)ナ、ナニーッ!!。撮りたかったタイミングでシャッターを切るも、思いっきりボケボケに・・・il||li_| ̄|◯il||li 。お目当ての583系「ひたち」は、あまりにも切ない結果となってしまいました。あ~あ、雨の中で二時間も待ったというのに・・・ウワアァァァン・゚・(ノД`#)・゚・バカー!!。アタマん中が真っ白になるなか、それでもとにかく諦めずにレリーズを押し続けていると、AFが我に返ったようにシュッとピントを合わせ直して・・・パチリ 【◎】]ω・`;)パチッ!。

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復活した動態予測AFがなんとか捉えて、
フレームギリギリに収まった583系。
その中央には「ひたち」の文字マークが
掲げられていました。

どうにかフレームアウト直前のギリギリで、ピントの合ったカットが一枚だけ撮れていました ( ̄△ ̄;)ア…。でも、これじゃあ引き付け過ぎで鼻先がカッツカツだし、せっかくのアウトカーブなのにイン側に巻いた後方の編成がほとんど見えないよ・・・σ(・ω・`)ウーン…。撮れていただけでもマシなのかも知れませんが、やっぱりなんともしょっぱい結果 (´・ω・`)ショボーン。国鉄時代を彷彿とさせる、文字のみの「ひたち」マークを掲げた583系はシブくてカッコイイ!・・・けれど、余韻に浸れるほどの精神的余裕はありませんでした (´д`;)トホホ…。そんな状態でも、とっさに振り返って後追いを撮っていたのは、我ながら褒めるべき・・・なのか? (。A。)アヒャ☆

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カーブを切って走り去る583系「ひたち」。
前方(上野方)の文字マークに対して、
後方(いわき方)はイラストマークでした。
▲常磐線 取手-藤代(後追い)

583系が上野方面へと走り去り、まわりの同業者が満足げに次々と撤収していくなか、恐る恐るデジカメのプレビュー画面で画像の583系を確認する私。やっぱり何度見てもベストタイミングでの写真はボケボケです (д・`)アーア…。雨で路面が濡れていなかったら、orzって感じでその場にへたり込んでいたでしょう。もう帰りたい気分・・・(つω-`。)グスッ…。でも、実はまだ終わったワケではありません (つω・`)エ…?。そう、いま通過した583系はあくまでも送り込み回送。このあと同車は上野で客を乗せて、再び常磐線をいわきへ向けて下ってきます (゚∀゚*)オオッ!!。一発勝負でなかったのが不幸中の幸いというべきか、先ほどの失敗はここで取り返す・・・いや、”撮り”返せばいいのです (`・ω・´)-3フンス!。私は気を取り直して、あらかじめ決めておいた下りの撮影ポイントへと移動することにしました。

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上りの撮影ポイントから下りのポイントへは歩いて移動。
今度はこのように線路を見下ろす高台から列車を狙います。

とにかく落ち着くようにアタマを整理しながら歩いて …((((。-`ω´-)モチツケ モチツケ、次にやってきたのは同じく取手と藤代の駅間にある下りの撮影ポイント。ここでもやはりアウトカーブから列車の顔を正面気味に狙うことになるのですが、先ほどのタテ位置どアップのようなアングルではなく、今度はヨコ位置で編成を後ろまで入れることができるので、画的には変化があります (・∀・)イイネ。それほどメジャーではないこの場所、私が着いた時点での先客はゼロ。しばらくすると、自転車で地元の方が一人いらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス♪

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取手を発車した下り列車すぐにカーブへさしかかります。
そこで捉えたE531系の普通列車。
▲常磐線 取手-藤代

相変わらず雨が降りしきるなか、まずはE531系の普通列車で試し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。10両や15両の普通列車だと全編成はとても入り切りませんが、6両編成の583系ならば余裕で後ろまで収まります。逆にスカスカにならないよう、事前の試し撮りでウマくアングルを調整。もちろん今回のピントはAF任せでなく置きピンですから、合わせてそちらも慎重に確認します (`・_・´) キリッ!。それにしても、ここはダイナミックでいい感じの曲線ポイントながら、ちょっと気になるのが手前に写り込むステップ(昇降台)σ(・ω・`)ウーン…。いったい、なんでこんなところにステップがあるのかというと、実は左側に見える線路は取手止まりの一部の列車が折り返す留置線で、線路脇にあるステップは運転士や車掌が車両の床下確認などの際に使用するものなんです ( ̄、 ̄)ナルヘソ。なので、タイミングが悪いと回送列車がここに入線することもあります( ̄△ ̄;)エ…。

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留置線で待機するE231系の脇を、
E657系の特急列車がかすめます。
タイミングが悪いと、このようなカブり状態に・・・。
(´д`;)アウ…。

ただし、大半の取手止まりの列車は駅で折り返すので、この留置線の使用頻度は一日に数本と少なく、まあ583系とカブる心配はないでしょう ε-(´∀`;)ダイジョブ。そしてその留置線脇にあるステップ、できればこれをかわしてスッキリとした絵にしたいところなのですが、レンズを変えてみたり、立ち位置を動いてみたりしたものの、なかなかウマくいきません σ(・ω・`)ウーン…。結局、この曲線で撮れるだけでもヨシとして、ステップには目をつむることとしました (・ε・`)シャーナイネ。

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なんとか手前のステップをかわせないかと試みるも、
長めの望遠レンズでは上下がかなり窮屈になるし、
カーブの曲線美が失われてしまいます。
編成も後ろまで入らないや・・・。

先ほどの583系が上野で折り返して、ここへ戻ってくるまでに二時間。朝から降り続いていた雨は、次第に小康状態となりました ヽ`、┐( ̄o ̄*)オッ!。少しずつではありますが、天気は好転しつつあるのかな? もちろん上空は分厚い雲が広がって日差しなどは期待できませんが、傘をささずに撮れるだけでもだいぶ楽です (´¬`)ヨカタ。最終的にこの場所はもう一方の同業者が加わり、三人というまったりとしたなかで、583系の通過時刻を迎えました。定時に線路脇の列車接近灯が点滅・・・ ε-(°ω°*)キタッ! さあ、今度こそ583系「ひたち」をビシッと決めましょう!

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ダイナミックな曲線で、きれいな弧を描いた583系「ひたち」。
その前面を梅の花のイラストマークが彩ります。

583系「ひたち」が撮れました~!ワ━━\(≧▽≦)/━━イ♪
583系に掲げられた「ひたち」のイラストマーク、先述した国鉄時代の臨時列車や代走運転では文字マークのみだったハズなので、このヘッドマークは今回が初となるのではないでしょうか w(゚0゚*)w オォー!。はたして、これが「リバイバル列車」かと言われれば、多少の引っ掛かりはありますが、青空に梅の花をあしらった「ひたち」のイラストマークと583系の組み合わせは、素直にカッコイイではありませんか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜(583系に水色のマークだと、一瞬「有明」か「雷鳥」に見えたのはここだけのハナシ ^^;)。先ほどの失敗がアタマをかすめ、置きピンした位置まで引き付けるのにいつも以上の緊張があったけれど、無事にピントを外すことなく撮る事ができてホッとひと安心 ε-(´∀`;)ホッ!。この場所では後追いの撮影ができないので、残念ながら文字マーク側は撮る事ができませんでしたが、それでもじゅうぶんに満足のいく結果です。予期せぬAFの暴走で一時は心が折れかけたけれど、本運転で無事に撮る事ができてホントにヨカッタ・・・・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。ちなみに、傍らを走り行く583系「ひたち」を眺めていたら、側面の行先表示(これもシール式)には「特急ひたち いわき行き」って書かれてあったけれど、リバイバルならばそこは「いわき」ではなく「平(たいら=いわきへの改称前に使われていた国鉄時代の駅名)」にして欲しかったな(笑)。最後にはそんなことを思うほどの余裕が私に戻っていました。雨が降り仕切るなかで挑み、撃沈、そしてなんとか折り返しでリカバーできた、583系「ひたち」の撮影はこれで終了です (´w`*)ドツカレサン。

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撮影後、取手から快速電車に乗って東京へ戻ります。
でも、行先が取手からわずか二駅先の我孫子止まり!?
・・・と思ったら、
15両編成中の後ろ5両が我孫子で切り離される列車でした。
▲常磐線 取手

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二駅しか行かない車両の車内はガラガラ。
最近ソネブロ仲間で流行りつつある(?)
一人貸切電車状態です(゚∀゚)アヒャ☆

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そんな後ろの5両が切り離される我孫子で私は途中下車。
この日のお昼は、今やそのメジャー度が全国区と言われる
常磐線・我孫子駅名物の「からあげ蕎麦」。
この巨大から揚げのボリュームがたまりません!(゚д゚)ウマー!

取手1103-(常磐1188H)-我孫子1115~1135-(1140H)-上野1212 
 
 

 
 


☆この日のオマケ☆

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583系を撮影した午前中は雨が降り続いていたこの日、
夕方には天気が好転して見事な夕焼け空が広がりました。
w(゚0゚*)w オォー!
この真っ赤に燃えた夕空を撮りたくて、
急いで「いつもの跨線橋」へ・・・♪
失敗もあった一日でしたが、
この空を眺めていたら気分がスッキリしました(^^)
▲中央本線 三鷹付近(三鷹車両センター)

 

 
 



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