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鹿島線・・・「トランスイート四季島」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.12.18 鹿島線
夕空を駆けるプレミアムトレイン
「TRAIN SUITE 四季島」撮影
 
 
年をまたいじゃいましたが、前回からの続きです (=゚ω゚)ノ゙アケオメ。

師走の慌ただしさの合間をぬって、少しだけでも趣味の“鉄道旅”(乗り鉄・撮り鉄)を楽しみたいと思い σ(゚・゚*)ンー…、JR全線の普通列車が一日乗り放題となる「青春18きっぷ」を片手に (*・∀・)つ[18] 、私が都内から常磐線の下り列車に乗ってやってきたのは茨城県の水戸に近いあたり (゚ー゚*)イバラキ。
そこでは、目的だった“国鉄特急色風”のE653系(K70編成)で運行される常磐線の臨時特急「冬をまるごと仙台松島号」に加え、「勝田車両センター開設60周年」を記念して昔の常磐線の色が復刻された“赤電”のE531系(K451編成)ともタイミングよく遭遇 (゚∀゚)オッ!。さらに続いて訪れた、ひたちなか海浜鉄道・湊線(みなとせん)では国鉄型ディーゼルカーのキハ20形(キハ205)も撮れて (^_[◎]oパチリ、水戸・ひたちなか界隈という狭い範囲のわずかな時間で効率よく、三種の国鉄色(?)が記録できました ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪。

そして、湊線の沿線(中根)でキハ205を撮り終えた私は、常磐線と接続する勝田(かつた)へと戻ります ...(((o*・ω・)o。
いまの時刻はお昼すぎの12時半 (›´ω`‹ )ハラヘッタ。ここまでの撮影成果でもじゅうぶんな収穫が得られたけど、まだお家に帰るには早い時間ですね σ(゚・゚*)ンー…。もうちょい、旅を続けましょうか (・∀・)イイネ。


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湊線から乗り換えて、
勝田で接続した常磐線の普通列車は
ノーマルなE531系。
▲常磐線 勝田


勝田から常磐線の上り普通列車で一駅だけ進み、次に私が下りたのは水戸 (゚ー゚*)ミト。
茨城の県都(県庁所在地)の水戸は交通の要衝でもあり、主軸となる常磐線のほか、先(前記事)にちょろっと触れた水戸線(友部〜水戸は常磐線に乗り入れ)、当駅を起点に常陸大子、郡山方面へ伸びる水郡線(すいぐんせん)、そして第三セクター鉄道(三セク)の鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線(おおあらいかしません)の各線が当駅を発着します (・o・*)ホホゥ。
JRの普通列車が乗り放題の「18きっぷ」を活用するなら、ここで常磐線から乗り換えるのは水戸線か水郡線を選ぶところですが σ(゚・゚*)ンー…、私はいったん改札を出て切符(乗車券)を買い直し、改めて入場して向かったのは大洗鹿島線ホーム コッチ…((((o* ̄-)o。そこにはすでに赤いディーゼルカーが入線して発車を待っていました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。


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常磐線や水郡線が発着する水戸の構内で
いちばん東側に位置する8番線が
鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線のホーム。
次に発車する鹿島神宮ゆきの普通列車は
6000形の単行(一両)です。
▲常磐線 水戸

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この6000形(6018)、
車体の側面にはなにやら賑やかな
アニメキャラ(?)のラッピングが
施されていました。
(=゚ω゚=*)ンン!?
これが「ガールズ&パンツァー」ってやつかな?
私はよく知らんけど。


ディーゼルエンジンを震わせて、定刻に水戸を発車した大洗鹿島線の鹿島神宮(かしまじんぐう)ゆき下り列車は、しばらく常磐線の線路と並行して北上したのち、大きく右にカーブして進路を東へ取ります ...(((o*・ω・)o。
茨城県の第三セクター鉄道、鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線は、常磐線と接する水戸を起点に、大洗(おおあらい)、新鉾田(しんほこた)、鹿島大野(かしまおおの)などの各駅を経て鹿島灘沿いを南下し、鹿島線と接する茨城県鹿嶋市の鹿島サッカースタジアムへと至る53.0キロの非電化路線 (・o・*)ホホゥ。正式な路線区間は鹿島サッカースタジアムが終点ですが、列車はJRの鹿島線に乗り入れて鹿島神宮まで運行されます ( ̄  ̄*)カシマミユキ。


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水戸を発車した大洗鹿島線。
常磐線との分岐点付近では、
那珂川の支流の桜川を
立派なトラス橋でまたぎます。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 水戸-東水戸
(車窓から)


三セク鉄道なのでJRの「18きっぷ」は使えないけど、それでも私はどうしても大洗鹿島線を訪れたかった (-`ω´-*)ウム・・・というほどのワケではなく、実は次の目的地への移動手段に当線を利用するというのが正直なところなのですが (^^;)ゞポリポリ、個人的にはもう10年以上もご無沙汰していた路線なので(ちなみに前回乗ったのは、“鹿島鉄道”が廃止された2007年のこと)、久しぶりに“乗り鉄”を楽しみたいと思います (・∀・)イイネ。
そんな大洗鹿島線には近年、8000形という新しい車両(2016年製)が導入されたのですが、新型の座席は窓を背にしたオールロングシート仕様 ( ̄  ̄)ロング…。いっぽう、1985年の路線開業時から使われている古い6000形は車窓風景が見やすい転換クロスシートで (゚∀゚)オッ!、今回乗った列車がそちらに当たったのはラッキーです (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。座席だけでなくイメージ的にも私は、大洗鹿島線といえばこの6000形なんだよなぁ・・・。


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6000形は転換クロスシートなので
車内で駅弁を食べるのにも都合がよい。
(゚∀゚)アヒャ☆
昼食にいただくのは水戸駅で買ってきた
「大洗名物 釜揚げしらす弁当(¥1,100)」。
釜揚げしらすがたっぷりのったゴハンに、
アンコウのから揚げや明太子、野菜の煮物、
海苔とわかめの佃煮などおかずも充実したお弁当。
しらすごはんも美味しかったけど、
個人的にはアンコウのから揚げに惹かれました。
(゚д゚)ウマー! ☆☆☆☆・
記事のアップはもう年が明けちゃいましたが
いちおう旅の時点では年末なので、
「皆さん今年一年、“おつかれ生”です」(笑)
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノ[生]

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車窓に見える斜張橋は
東水戸自動車道が那珂川をまたぐ、
新那珂川大橋。
橋の向こう側(左岸)はひたちなか市で、
私が先ほど(前記事)までキハを撮影していた
湊線の中根はそのあたりです。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 東水戸-常澄
(車窓から)

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こちらのアーチ橋(塗装工事中?)は
那珂川の河口に架かる海門橋で、
その奥には鹿島灘の青い海がチラリ。
|∀・)チラ
大洗鹿島線の車窓からわずかに海が見える
貴重な(?)一瞬です。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 常澄-大洗
(車窓から)

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大洗は大洗町の市街地にある中心駅で、
大洗海水浴場や大洗港、アクアワールド、
大洗磯前神社などへアクセスする、
大洗観光の拠点。
( ̄  ̄*)オーアライ
また、大洗鹿島線の主要駅でもあり、
鹿島臨海鉄道本社や大洗鹿島線の車両基地が
置かれています。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 大洗
(車窓から)

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車窓から海はあまり見えないけど
大洗では街なみの向こうの港に、
当地と北海道を航路で結ぶフェリーの
「さんふらわあ号」が確認できました。
(゚∀゚)オッ!
ちなみに上写真の左手に写る塔は
高さ60メートルの「大洗マリンタワー」。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 大洗-涸沼
(車窓から)

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鉾田市に位置する新鉾田。
当駅から東へ1.5キロほどのところには、
かつて石岡と鉾田の間をむすんでいた
「鹿島鉄道」というローカル私鉄路線の
鉾田駅があったのですが、
当鉄道は2007年に廃止されてしまいました。
(´ω`)カシテツ…
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 新鉾田
(車窓から)

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新鉾田を出てしばらくすると、
右の車窓には湖の北浦が望め、
西日を反射した湖面が光っています。
(つ▽≦*)マブシッ!
その湖畔にある駅が北浦湖畔。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 北浦湖畔
(車窓から)

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大洗鹿島線の名物駅、
「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」。
Σ(゚∇゚;ノ)ノ ナガッ!
当駅はその駅名どおり、
鹿島灘の長者ヶ浜にある、
潮騒はまなす公園の最寄り駅なのですが、
読み仮名が22文字は駅が開設された当時、
“日本一長い駅名”でした。
(゚∀゚*)オオッ!
駄菓子菓子(だがしかし)、
現在は富山地鉄市内線の

「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前
(五福末広町)」

が読み仮名32文字の日本一長い駅名となり、
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前は
読み仮名の第3位

(ただし表記の文字数だと13文字で第8位)。
( ̄∇ ̄;)アラマ
んで、駅名標をよ〜く見るとた
「東」の文字が付け足され、

「“東”日本一 長い駅名」となっていました。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲大洗鹿島線 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前
(車窓から)


簡易的な地図などで見ると、鹿島灘の海岸線に沿って線路が敷かれているように思える大洗鹿島線なのですが σ(゚・゚*)ンー…、実際は海岸から5キロぐらい離れた内陸を走っているため、車窓から海はほとんど見られず ウミ( ̄  ̄)ミエナイ、のどかな農地を淡々と走っている印象 ...(((o*・ω・)o。風景的なアクセントとしては、新鉾田の先の北浦(きたうら)の眺めが良いくらいでしょうか (「゚ー゚)キタウラ。
それでも、海は見えずとも港に停泊しているフェリーの“アタマ”がちらっと確認できたり |∀・)チラ、新鉾田ではかつて存在した「鹿島鉄道」をしみじみと思い出したり (´ω`)カシテツ…、惜しくも日本一の座から陥落したあとも「“東”日本一長い駅名」を主張する「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」の駅名標を眺めたりと (゚∀゚)アヒャ☆、ここまで一時間半の乗車時間は個人的に意外と楽しめたように思います (・∀・)イイネ。


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駅名が“東”日本一長い
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前に比べると、
シンプルに感じる荒野台の駅名標。
その次の駅は・・・
お、もう終点の鹿島神宮か。
▲鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 荒野台
(車窓から)


そして、素朴な無人駅の荒野台(こうやだい)を発車すると、次の停車駅は終点の鹿島神宮。でも実は最後にもうひとつ、鉄ちゃんとしてちょっと注目すべき、大洗鹿島線の“ハイライト”が残されているのです (゚.゚*)ハイライト?。
席を立って運転席脇から前方を眺めていると、やがて直線の先に見えてきたのは駅のプラットホーム ( ̄  ̄*)エキ。まもなく鹿島神宮の駅に到着か・・・と思いきや、列車は速度を落とすことなくホームを通過します Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?。


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荒野台と鹿島神宮のあいだに位置する
“謎のプラットホーム”を通過?
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
これはサッカー開催日のみ営業する、
臨時駅の「鹿島サッカースタジアム」です。
▲鹿島線 鹿島サッカースタジアム(臨)
(前方の車窓から)


通過したのは鹿島神宮の一つ手前に位置する「鹿島サッカースタジアム」駅で、当駅は近くに隣接する競技場の「カシマサッカースタジアム」で試合やイベントなどが開催される日のみ旅客駅が営業する、いわゆる“臨時駅”です (*・`o´・*)ホ─。今日は試合の開催日ではないため、列車は停まらずに通過しました (´ω`*)ナルヘソ。


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鹿島サッカースタジアム駅のすぐ横に見えるのが、
Jリーグ・鹿島アントラーズのホーム、
「県立カシマサッカースタジアム」。
(゚ー゚*)カシスタ
そういえばアントラーズのホームスタジアムを
新たな場所へ移転する構想がある・・・
なんて話を小耳に挟んだけど、
もしそうなるとカシマスタジアムとともに
鹿島サッカースタジアム駅はどうなるのでしょうね。
σ(゚・゚*)ンー…
▲鹿島線 鹿島サッカースタジアム(臨)
(車窓から)


そのような臨時駅という存在なだけでもちょっと珍しいのに、実は当駅は大洗鹿島線とJR鹿島線の“境界駅”でもあり、列車は停まらないけれど大洗鹿島線としてはここが終点で、この先はJRの鹿島線となります σ(゚ー゚*)JR?。
列車の行先が終着駅に掲げている鹿島神宮が両線(両社)の境界駅でないのは、鹿島神宮と鹿島サッカースタジアム(旧・北鹿島)のあいだがもともと、大洗鹿島線が開業する以前より、貨物輸送のためにJRの前身の国鉄が鹿島線の一部という形で開通させたもので、昔も今も国鉄やJRの車両を使った旅客列車は基本的に走っていないけど(旅客列車は大洗鹿島線との直通列車のみ)、JRの貨物列車は定期的に運行されており、この区間もれっきとしたJR鹿島線の一部なのです ( ´_ゝ`)フーン。
ちなみに大洗鹿島線内の各駅から列車に乗って鹿島神宮で降りる場合、たとえ境界駅の鹿島サッカースタジアムに停まらなくとも、JRの運賃は加算されます。鉄道に詳しくない方が利用されると、なんでJRの運賃が徴収されるのか、不思議に思う(腑に落ちない?)かもしれませんね (。A。)アヒャ☆。


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大洗鹿島線の列車を鹿島神宮で降りる際、
鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮のJR運賃は
車内で清算することができ、
今日のような臨時駅の営業日でなくとも
鹿島サッカースタジアムからの乗車券が発行されます。
( ̄。 ̄)ヘー
私は手持ちの「18きっぷ」を提示すれば
清算する必要はないのですが、
券面に「鹿島サッカースタジアム」と記された
きっぷが欲しくて190円を払いますた。
(*・∀・)つ[キップ]


そんな鹿島サッカースタジアムを通過して、大洗鹿島線からJR鹿島線へと入った列車は、ほどなくして終点の鹿島神宮に到着しました (・ω・)トーチャコ。
すると、大洗鹿島線を乗り通したことの余韻をかき消すかのように、降り立ったホームの反対側に停車していたのは・・・なんと、この“豪華列車” (=゚ω゚=*)ンン!?。


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鹿島神宮に到着した6000形。
水戸から乗り通した一時間半の旅は
転換クロスシートで快適に過ごせました。
(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪
▲鹿島線 鹿島神宮

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んで、
反対のホームに目を移すと、
金色に輝くラグジュアリーな列車が・・・
うはっ!「四季島」じゃん!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
▲鹿島線 鹿島神宮


四季島、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
唯一無二のインパクトある車両デザインと、煌びやかなシャンパンゴールドの車体色、これはJR東日本ご自慢のクルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」ではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!!。私とともに大洗鹿島線から降りたほかの方たちも、ホームで足を止めて「四季島」を眺めたり、スマホで写真を撮ったりし (*’∀’)o[]パチャ、小さな子供はその姿に大興奮 o(*≧∇≦*)oキャー!。
鹿島神宮での「四季島」といえば、今から四年前となる2018年の元日にも、当編成は鹿島線で“一日限りの特別運行”(年末年始の特別コース)があり、私は新年早々それを撮影しに訪れたのを思い出しますが (^_[◎]oパチリ、今シーズン(2021年度冬季)は“レギュラーコース”に鹿島神宮を往復するルートが組み込まれ(「東国(とうごく)の冬日の光を受けて、聖なる社の森から太平洋をめぐる旅。」をコンセプトにした一泊二日コース)、12月から3月まではほぼ毎週のように、ここ鹿島線を走る「四季島」が見られるようになったのです ( ̄。 ̄)ヘー。
いま鹿島神宮に停車していた「四季島」は、当駅でツアー客をおろしたところのようで、ちょうどタイミングよく出会うことができました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。このあと当編成は回送列車となります。

そう、私が大洗鹿島線に乗って水戸から鹿島神宮まで来た目的は、この「四季島」ことE001系を鹿島線の沿線で撮ること (゚ー゚*)シキシマ。鹿島神宮では駅の改札を出ることなく、20分程度で接続する鹿島線の佐原(さわら)ゆき上り普通列車へ乗り継ぎます ノリカエ…((((o* ̄-)o 。


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鹿島線の列車は
“房総ローカル”の顔となりつつある
ワンマン仕様のE131系。
▲鹿島線 鹿島神宮


鹿島線は、成田線と分岐する香取(かとり)を起点に、十二橋(じゅうにきょう)、潮来(いたこ)、延方(のぶかた)、鹿島神宮の各駅を経て、鹿島サッカースタジアムに至る、17.4キロの直流電化路線。先述したように、路線の正式な終点は鹿島臨海鉄道との境界駅である鹿島サッカースタジアムですが、鹿島線の旅客列車としては鹿島神宮までの運行となっています (・o・*)ホホゥ。
当線の沿線には、“あやめ祭り”で有名な“水郷のまち”として知られる潮来や、香取神宮、鹿島神宮といった由緒ある大神社があり、日常的に使う地元の方(地域輸送)だけでなく、観光や参拝などを目的とした利用者も多いようです (* ̄0 ̄)θイタコ〜ノ、イ〜タロウ〜♪。


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鹿島神宮を出るとすぐに渡るのは、
鹿島線の名所ともいえる
長大な北浦橋梁。
北浦に架けられたその鉄橋は
1,236メートルの長さを誇ります。
w(*゚o゚*)wオオー!
▲鹿島線 鹿島神宮-延方(車窓から)


そんな鹿島線に私が乗るのは、四年前の「四季島」を撮りに訪れて以来のこと。そのときは鹿島線のお立ち台的な定番である、北浦の鉄橋(北浦橋梁)を撮影地に選びましたが、今回は別の場所へ行ってみようと思います ...(((o*・ω・)o。
鹿島神宮から10分ちょっと、茨城県から県境を越えて千葉県に入り、佐原市の十二橋で下車 (・ω・)トーチャコ。


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川や湖沼に囲まれた中州(加藤州)へ
江戸時代に架けられた12本の橋、
「加藤州十二橋」を由来としている
風情ある駅名の十二橋ですが、
駅は無機質な高架橋で味気ない印象。
σ(゚・゚*)ンー…
▲鹿島線 十二橋


勝田1240-(常磐394M)-水戸1245~1315-(大洗鹿島線143D)-鹿島神宮1434~1459-(鹿島538M)-十二橋1511

うわわっ!か、風が強いっ!(;+o+)三 ビューッ
水郷で有名な潮来の隣駅、十二橋。当駅のあたりも河川や湖沼に囲まれた水郷地帯で、線路や駅のホームは地盤のゆるい地面でなく強固で立派な高架橋の上に設けられているのですが、それ以外はまわりに何もないといっても過言でなく(ほとんど湿地帯や田園地帯)、列車を降りた高架ホームには猛烈な強風が容赦なく吹きつけます 彡(´д`;)彡ビュービュー。これは気を抜くとマジでぴゅーっと吹き飛ばされちゃいそう ピュ━━━━。・*・:≡( ε:)━━━━ッ。手すりにつかまりながら慎重に駅の階段を下りると、高架上より地上はいくらかマシですが、それでも北風が強くてめっちゃ寒い {{{{(+ω+)}}}}サッム。
天気は雲一つない快晴・・・というか、雲があってもすぐに強風で流されるような状況で、撮影条件としては決して悪くないコンディションだけど、お目当ての「四季島」が通過するまでの待ち時間が寒くて辛そうだなぁ・・・(-ω-;*)ウゥム…。そして寒さより心配なのが、実は鹿島線ってちょくちょく強風により運転が見合わせ(運休)になるんですよね。この風で大丈夫かなぁ・・・ (´・д・`;)ハラハラ…。列車の運行状況はスマホでこまめに確認しよう (-`ω´-*)ウム。


1029.jpg
利根川と常陸利根川に挟まれた
水郷筑波国定公園の一角にある十二橋駅。
駅の近くには与田浦という湖沼があります。
(゚ー゚*)ヨダウラ

1031.jpg
やってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
与田浦川の向こうを横切る高架線が
鹿島線です。


駅から歩く距離は10分程度と大したことないけど、冷たい強風にあおられながらたどり着いたのは 彡 彡 (((ノ; ̄д)ノ彡 彡 ビュービュー、これまたますます体感的に寒さが増しそうな与田浦川のほとり ブル{{(o+э+o)}}ブル。与田浦(よだうら)は水郷地帯にある湖沼のひとつで、そこに流れ込む川がこの与田浦川です (゚ー゚*)ヨダウラ。
その川面を手前に大きく入れて、奥の高架線をゆく「四季島」を狙えば、水郷地帯に敷かれた鹿島線らしい絵になりそうだと、カメラのファインダーを覗いてアングルを整えていたところ σ(゚・゚*)ンー…、件の「四季島」は回送列車としてすぐにやってきました …(((=゚ω゚)ノ゙ヤア。通過時刻はざっくりとしか分からなかったけど、思ったより早かったな。


1033.jpg
高度の低い冬の日差しに浮かび上がる
「TRAIN SUITE 四季島」のシルエット。
川面を荒々しく波立たせるほどの
北風が吹き荒れるなかでも、
その走りには優雅さが感じられます。
▲鹿島線 十二橋-香取


ヨダウラでシキシマが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
あえて“ド逆光”となる立ち位置で、シルエット調に撮ってみた「四季島」【◎】]ω・´)パチッ!。列車も、高架橋も、波立つ川面も、ほとんどモノトーンとなり、冬空の青さだけが印象的に写ってくれました (・∀・)イイネ。
ただ、列車の窓がもっと全体的に透けるかと思ったのですが σ(゚・゚*)ンー…、よく考えてみたら「四季島」の客室は大半がコンパートメント(個室のお部屋)なので、左右(車体の両側面)の窓配置が対象でなく、日に透けるわけがないんですよね (; ̄▽ ̄)ア…。それだったら、左右対称の大きな展望窓が綺麗に透ける、先頭車だけをアップで撮ったほうがよかったかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。
んじゃ、“次”はそのアングルで「四季島」を狙ってみよう m9(`・ω・´)ツギイッテミヨー!。


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「秋の陽は釣瓶落とし」といいますが、
冬至間近の今日はさらに日没が早くて、
みるみるうちに陽が落ちます。
さっきの「四季島」からわずか30分後、
次の普通列車(537M)が来たときの太陽は
もうこの位置となりました。
▲鹿島線 香取-十二橋


え、次?次回?また「四季島」を撮りに、わざわざここへ出直してくるのかって? (´・ω`・)エッ?。
いや、実はそうでなく、先ほどすでに通過した「四季島」の回送列車ですが、車両を留置しておく設備(留置線)の関係か、もしくは車内整備(清掃や食材の積み込みなど)の関係か、はたまた“ファンサービス”なのか(それはないw)、「四季島」は佐原からお客さん(ツアー客)を乗せるまでにもう一度、この鹿島線を回送列車として往復するような運行が組まれているのです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。そんな回送列車を設定する理由が私にはわからないけど、何にしても再びここを「四季島」が通過するハズ (゚∀゚*)オオッ!。
しかも、その通過時刻はさらに日が落ちた16時40分ごろなので、先ほどとはまた違った空色や情景が期待できます (*゚v゚*)ワクワク♪。寒風の厳しさは堪えるけれど、そのときまでジッと耐えましょう (-`ω´-)ジッ。


1036.jpg
今日(12/18)の日没は16時半。
高架線の向こうに陽が沈む・・・。
(゚- ゚)シンミリ

1038.jpg
そして日没から10分後、
四季島、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

1040.jpg
夕暮れの高架線で繰り広げられる
魅惑のショータイム。
茜色に染まった舞台へ
主演の「四季島」が躍り出ます。
▲鹿島線 香取-十二橋


夕空で四季島が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
残照にくっきりと浮かび上がった、E001系「TRAIN SUITE 四季島」の独特なシルエット。鮮やかな茜色の夕空に冬の澄んだ空気感が表れていて、“プレミアムトレイン”での優雅なひと時にマッチした、いい雰囲気じゃないですか +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。やはり、先ほどのような引き画で編成の全体を入れるのでなく、先頭車のみをクローズアップしたほうが、「四季島」ならではの面白いシルエットが強調されたように感じます (・∀・)イイネ。
しかもこのカット、「四季島」が走る高架の下をよ〜く見てみると、小さくだけど富士山もちょこっと写り込んでいるんです (=゚ω゚=*)ンン!?。


1041.jpg
高架下には・・・あ、富士山!
(o ̄∇ ̄o)フジサン♪


夕空バックの「四季島」に、富士山も添えられたなんて、なんと豪華な“影絵”でしょうか 。゜+.(´∀`人)ステキ゜+.゜。
でも、細かいことを言うと、富士山と絡められる位置の「四季島」は真横でなく少し斜め前から見た角度で、個人的なこだわりとしては、できるなら「四季島」を真横から見たきれいなシルエットが撮りたい σ(・∀・`)ウーン…。そうすると富士山はフレームアウトしちゃうけど、「四季島」の先頭車が私から見て真横に来たところで、もう一度シャッターを切ります【◎】]ω・´)パチッ!(ちなみに「四季島」が真横の位置で富士山も写し込むとなると、たぶん角度的に川のなかから撮らなきゃならないw)。


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1043.jpg
少し角度を変えてパチリ。
(^_[◎]oパチリ
「四季島」の個性が表れた
幾何学模様の大窓(展望窓)が
まるで切り絵のように抜けました。
そして二枚目(下の写真)の車両は
中間の5号車に連結されているラウンジカーで
こちらも面白いシルエットです。
▲鹿島線 香取-十二橋


うん、満足(笑)(*´ー`*)ウン。
わずかな角度の違いだけど、こちら(後者)のほうが大窓のカタチはスッキリと抜けていて、より綺麗なシルエットですよね。運転士さんのアタマもちゃんと確認できるし 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。そして富士山の代わり(?)に、高架下へ写り込んだ冬枯れの木々がまた、これはこれで悪くないように思います (・∀・)イイネ。
細かいこだわりですが、個人的に納得のいく撮影ができました (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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西の空は茜色でしたが、
東の空はブルートーン。
“マジックアワー”の鹿島線を
「四季島」が走り去ってゆきます。
▲鹿島線 十二橋-香取(後追い)


ブルートーンに包まれて潮来方面へと走りゆく「四季島」の後ろ姿を見送って、撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
立っているのがやっとのような強風と、手袋をしていても手が悴むようなキビシい寒さでしたが 彡{{{+ω+;}}}彡ビュービュー、夕空を背にして高架線上へ現れた「四季島」の姿が見えてからは (*゚ロ゚)ハッ!、無我夢中で列車を追いつつカメラのシャッターを切り続け パチャ【◎】]ω・´)パチャ、寒さを忘れるどころか、撮影を終えたあとには興奮と余韻で体が火照っているように感じるくらいでした(笑)ε-(°ω°*)ムフーッ!

さ、日も暮れたし、おウチへ帰るとしますか カエロ…((((o* ̄-)o。


1045.jpg
日暮れの十二橋へ入ってきた
佐原ゆきの上り普通列車。
強風が吹き荒れるなかでも、
とくにダイヤが乱れることなく、
鹿島線は定時運行してくれました。
感謝、感謝。
人=∀=*)アリガタヤ
▲鹿島線 十二橋


「青春18きっぷ」などを使って、常磐線、ひたちなか海浜鉄道・湊線、鹿島臨海鉄道・大洗鹿島線、そして鹿島線とめぐった、鉄道の旅 ...(((*・∀・)つ[18] 。
午前中には常磐線で国鉄特急色のE653系や赤電色のE531系、湊線で国鉄型のキハ205という、国鉄色三昧(?)の撮影が楽しめ (^_[◎]oパチリ 、そのあとの移動には久しぶりとなる大洗鹿島線に乗車して、見どころの多い車窓風景を転換クロスシートの列車でのんびりと味わい (´ー`)マターリ、そして鹿島線で狙った「四季島」の撮影は、旅のクライマックスにふさわしい夕景に恵まれて 。゜+.(´∀`人)スバラスィ゜+.゜。、関東近郊の日帰りではあるけど、“撮り鉄”、“乗り鉄”ともに目いっぱい満喫した充実の一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ちなみに、JRの路線ではない湊線と大洗鹿島線の運賃は別途にかかっていますが(あと、鹿島サッカースタジアム〜鹿島神宮もねw)、都内から常磐線の東海までと、鹿島神宮から都内まで乗ったJR区間だけで、「18きっぷ」一回分(2,410円換算)は、じゅうぶんにモトが取れています (´艸`*)オトク♪


1046.jpg
鹿島線から成田線に乗り換える佐原では、
国鉄色のEF65形機関車(2074号機)に遭遇。
(゚∀゚)オッ!
今日は貨車を牽いていない単機だったけど、
鹿島サッカースタジアムへ向かう貨物列車かな?
σ(゚・゚*)ンー…
これも今日撮れた「国鉄色ラインナップ」に
加えることとしよう。
▲成田線 佐原

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佐原で乗り継いだ
成田線の成田ゆきは209系。
ガラっガラに空いているので
ボックスシートに座ります。
(o ̄∇ ̄o)ボックス
▲成田線 佐原

1048.jpg
そして成田からは
成田線と総武快速線を直通する
逗子ゆきの快速列車で、
車両はE217系。
今旅もいろんな種類の電車に乗れました。
▲成田線 成田


十二橋1648-(鹿島540M)-佐原1655~1658-(成田2456M)-成田1731~1815-(総武快速4720F)-東京1926


ひたちなか海浜鉄道・・・キハ205 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.12.18 ひたちなか海浜鉄道
茨城の鉄旅は“国鉄色”三昧!?
キハ205 撮影
 
 
私は“師”と呼ばれるような徳の高い人間ではありませんが、それでも“師走”となればそれなりにバタバタしており アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、このところ拙ブログの記事も近場で撮影した短編の「ONE-shot」が続いています 人( ̄ω ̄;)スマヌ。
そんななか先週末の土曜日(12/18)には、どうにか一日じゅう“撮り鉄”や“乗り鉄”に費やせるような時間が作れて (゚∀゚)オッ!、すでに買ってあった今シーズンの「青春18きっぷ」(春、夏、冬の一定期間にJR全線の普通列車が一日乗り放題となる、おトクなきっぷ)に、ようやく一回目の日付印(入鋏印)を自宅最寄り駅の改札で推してもらいました (*・∀・)つ[18] 。
考えてみると、コロナによる“緊急事態宣言”が東京で長く続いていた今年は、春も夏も「18きっぷ」を利用しておらず、私にとっては久しぶりの「18旅」です (´ー`)シミジミ。今回は一日だけの“日帰り”ですが、はたしてどの路線に乗って、何を撮りに行くのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


12月18日(土)


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上野から乗る常磐線は
取手ゆきの快速電車。
直流型車両のE231系です。
(゚ー゚*)ミドリ
▲東北本線 上野

0002.jpg
快速電車を途中の我孫子で降りて
当駅始発の高萩ゆき普通列車に乗り継ぎ。
取手以北に進む中距離電車は
交直両用型のE531系が使われています。
(゚ー゚*)アオ
▲常磐線 我孫子


まだ日の出前の早朝5時半に、私は都内の上野から常磐線の快速電車に乗って出発し (/*´∀`)o レッツラゴー♪、途中の我孫子(あびこ)で水戸方面へ向かう高萩(たかはぎ)ゆきの普通列車に乗り継いで、茨城県を北上します ...(((o*・ω・)o。
出発時間が早かったのは、最初の目的としている“とある臨時列車”の撮影ポイントへ、通過前に余裕を持って間に合わせるためでした。


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予報によると今日は“晴れ”の茨城県。
常磐線の車窓からは筑波山もきれいに望めます。
(´▽`*)イイテンキ♪
▲常磐線 神立-高浜(車窓から)


ところが、そこへ向かっている移動中にスマホでSNS上の“鉄ネタ”を適当にチェックしていると []o(・_・*)ネタ、件の“とある臨時列車”とはまた別に、“ちょっと気になる列車”の目撃情報が上がっており (=゚ω゚=*)ンン!?、しかもその列車はなんと、私がいま乗っている常磐線(323M)のすぐあとを追うようにやってくるらしい エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。これはできれば、どこかでサクッと回収(撮影)したいものです ( ̄▽ ̄)サクッ。
それを撮るとすると、当初の目的の臨時列車にかける余裕は削られるけど、それでもどうにかギリギリ間に合うハズ σ(゚・゚*)ンー…。得てして「二兎を追うものは・・・」になりがちな展開ですが (´・ω`・)エッ?、私は乗っていた列車を急きょ、途中の内原(うちはら)で降りました ε=┌(;゚д゚)┘オリル!。


0004.jpg
高萩ゆきの列車を
水戸の二駅手前に位置する
内原で下車。
▲常磐線 内原


上野0531-(常磐551H)-我孫子0603~0626-(323M)-内原0733

内原には常磐線の列車をきれいに撮れる良好な撮影ポイントが点在しており、私もちょくちょくそこへ撮影に訪れるのですが (・∀・)イイネ、目撃情報で知った列車がこの内原に来るのは、今からわずか5分後 ( ̄△ ̄;)エッ…。それではとても撮影ポイントまで歩いて行ける時間はありません (ヾノ・∀・`)ムリムリ。ここは駅での撮影に妥協し、ホームの先端付近(もちろん黄色い線の内側)で望遠レンズを装着したカメラを構えます シャキーン( >_o)r┬=≡]。
すると、ホームから望む直線上にすぐ現れたのは・・・(゚∀゚)オッ!


0005.jpg
朝日に照らされて
直線を進みゆく小豆色の電車。
何となくどこか懐かしさを感じる(?)
シブいカラーリングです。
▲常磐線 内原


赤電、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
私が乗ってきた常磐線の普通列車と同じ形式のE531系でありながら(写真の左にチラッと写り込んでいるのが、ノーマルなE531系ね)、見た目の印象が大きく異なる、ピンク色?アズキ色?のベースにクリーム色の帯が巻かれた電車 (=゚ω゚=*)ンン!?。
実はこれ、おもに常磐線と水戸線で使われる車両が所属する、「勝田車両センター(旧・勝田電車区)」の操業60周年を記念し、先月(11月)から走り始めたラッピング電車で、通称・「赤電」(゚ー゚*)アカデソ。
なるほろ、60周年だから“還暦”で“赤電”か (o ̄∇ ̄o)チャンチャンコ?・・・というワケではなく、この色はかつて国鉄時代に常磐線や水戸線の普通列車で運行していた、401系や403系のカラーリングをイメージしたデザイン(復刻色)なのです ( ̄。 ̄)ヘー。


0006.jpg
赤い色が標準色だったことから、
通称・“赤電”と呼ばれていた
国鉄時代の交直両用近郊型電車。
ちなみにこれは東北本線の417系。
(゚ー゚*)アカデソ
常磐線の401系や403系、411系などは
1985年の“つくば万博”を機にリニューアルされ
全車が白地に青帯へと塗り替えられたことで
赤電は姿を消しましたが、
仙台地区で使われていた417系は
JRになる直前くらいまで赤電のままでした。
▲86.4 東北本線 仙台

0007.jpg
赤電は国鉄時代の九州でも見られた標準色で、
この赤電は2000年のミレニアム記念に
鹿児島本線などを走る南福岡電車区の415系で
一時的に復刻されたもの。
福岡へ出張した時にたまたま乗ることができて、
その姿に懐かしさを感じました。
(ノ∀`)ナツカシス。
▲05.5 鹿児島本線 スペースワールド


成人になるまで常磐線の沿線に住んでいたことから、当線に縁も馴染みも深い私にとって、国鉄時代の赤電はたしかに懐かしさを感じる思い出の車両であり (ノ∀`)ナツカシス、それを復刻した記念ラッピングはぜひ一度、お目にかかりたいと思っていました (・∀・)ミタイ。
ただ、当時(1960年代〜80年代)の401系と現行のE531系では、あまりにも車両の形態が違いすぎて(そりゃそうだ (´∀`;))、当時の赤電にイメージを重ねるというよりか、むしろこれはこれで別物の新鮮な印象を受けます σ(゚・゚*)ンー…。アズキ色のE531系は401系のような野暮ったさがなく、なかなかカッコいいじゃないですか。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


0008.jpg
吾国愛宕の山々を背にして
内原に到着する赤電ラッピングのK451編成。
本来はこのあたりまで引き付けるのが
編成写真的にはベストなのですが、
建物の影が車体にかかってマンダーラに・・・。
(´д`;)マンダーラ…
▲常磐線 内原


赤電ラッピングが施されたE531系のK451編成は、常磐線(おもに友部〜原ノ町)と水戸線(小山〜友部)で共通に使われる5両編成(ワンマン対応の付属編成)で、私が内原で捕らえることができたこの下り列車は、当駅の一つ手前に位置する友部(ともべ)を介して、水戸線から常磐線に直通してきたものでした(小山始発の勝田ゆき725M)(゚ー゚*)ミトセソ。
冬の朝はまだ太陽が低く、駅のまわりに建物が多いホームでの撮影は、車体への影落ちが思ったよりもひどい状態でしたが (´д`;)マンダーラ…、SNSの情報を目にして急きょ途中下車し、そのわずか5分後に来た列車だったことを考えれば アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、赤電の特徴が表れたお顔(車体前面)に日が当たっただけでも、まあヨシとしますか (+`゚∀´)=b OK牧場!。

さ、ふたたび下り列車に乗って、本来の目的の臨時列車を撮りに向かおう ...(((o*・ω・)o。


0009.jpg
内原のホームに入ってきた
水戸ゆき下り普通列車は
もちろんノーマルなE531系。
▲常磐線 内原

0010.jpg
水戸でいわき行きの普通列車に乗り継ぎます。
E501系を見るのは久しぶりな感じ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
▲常磐線 水戸

0011.jpg
水戸駅の発車案内に表示されていた
「冬をまるごと仙台松島号」。
ここで見る「小牛田」の行先も珍しい。
(゚ー゚*)コゴタ


内原から乗った列車が終着した水戸で、さらに常磐線の先のほうへと進むいわき行き普通列車に乗り換える際 ノリカエ…((((o* ̄-)o、コンコースで目に留まった発車案内には、「冬をまるごと仙台松島号」という、いかにも臨時列車っぽい列車名が表示されています (゚∀゚)オッ!。
ここ水戸から常磐線を北上して東北本線に直通し、仙台、松島を経て、最終的に宮城県北部の小牛田(こごた)まで行くという、経路も行き先もちょっと珍しい臨時の特急列車 (゚ー゚*)コゴタ。そう、この「冬をまるごと仙台松島号」こそ、私が撮りたい“とある臨時列車”の正体です (-`ω´-*)ウム。
それよりも前に先行する普通列車に水戸から乗って、次に私が下車したのは東海(とうかい)。


0012.jpg
東海駅のある茨城県那珂郡東海村は
太平洋岸に原子力発電所(東海原発)があり、
日本で初めて原子力の火が灯った地として
知られています。
(・o・*)ホホゥ
▲常磐線 東海


内原0848-(常磐325M)-水戸0800~0818-(537M)-東海0833


0013.jpg
私がやってきたのは、
駅のすぐ南側に架かる跨線橋。
駅近のお手軽撮影地です。


「冬をまるごと仙台松島号」を撮るため、事前にいくつかの撮影地(東海のほかにも)を候補に考えてきたのですが σ(゚・゚*)ンー…、先ほど内原で赤電を撮るという“寄り道”をしたことで、あまり時間に余裕がなくなったため、候補のなかでいちばん駅から近い場所として選んだのは、東海の駅から歩いて10分、少し急ぎ目の小走りなら5分ほどでたどり着ける、駅の南側の跨線橋 (・ω・)トーチャコ。お一人だけいらした先客の方に挨拶をして、私も手早くカメラをセッティングします  シャキーン( >_o)r┬=≡]。
お目当ての「冬をまるごと仙台松島号」には間に合いましたが、その前にアングルの確認をする試し撮りができるような列車は無く、次にやってくる列車がぶっつけ本番 (`・v・´;)ドキドキ。


0014.jpg
国鉄特急色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

0015.jpg
冬木立をかすめて常磐路を北上する
特急「冬をまるごと仙台松島号」。
国鉄特急色風のE653系には、
かつて東北本線や常磐線で数多く走っていた
“東北特急”の幻影が重なります。
▲常磐線 佐和-東海


国鉄色(?)のロクゴーサンが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
臨時特急「冬をまるごと仙台松島号」としてやってきたのは、国鉄型でなくJR型の車両でありながら、クリーム地に赤帯という“国鉄特急色”の復刻を思わせる装い(国鉄特急色風)を纏った、E653系のK70編成(勝田車)(゚∀゚*)オオッ!。
純粋な国鉄特急型ではありませんが、やはりこの馴染みのあるカラーリングの列車を見れば、自ずと高揚感が湧きあがります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。とくに常磐線を颯爽と走りゆく姿はまるで、485系時代の特急「ひたち」を彷彿とさせるエモさじゃないですか (≧∀≦)エモイッ!。
北のほうへ向かう列車のため、光線状態はあまりよくないけど、丸みを帯びたE653系の顔は左半面にわずかながら日が当たり、いい表情に写ってくれました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。じゅうぶん満足のいく成果です (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで「冬をまるごと仙台松島号」を撮ると言う目的は果たしましたが、跨線橋の階段を東側へ下りたあたりに移動して、ついでにもう一本だけ普通列車を待ってみようと思います σ(゚・゚*)ンー…。なんでわざわざ場所を変えて、普通列車なんかを撮るのかというと・・・「冬をまるごと仙台松島号」の通過から10分後、次の下り普通列車はまたしてもこの編成でした (*゚ロ゚)ハッ!。


0017.jpg
普通列車運用で常磐線を下る“赤電”。
その行き先はひょっとして
「平(たいら)」でしょうか(笑)
(平は、現・いわきの改称前の駅名で、
401系の赤電が現役の頃はこの旧駅名でした)
( ̄▽ ̄)タイラ…
▲常磐線 佐和-東海


赤電、ふたたび (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
485系の「ひたち」を先行させた401系の普通列車のごとく、国鉄特急色風E653系の続行でやってきた高萩ゆきの普通列車(539M)は、さきほど内原の駅でも撮影した、“赤電ラッピング”のE531系(K451編成)ではありませんか w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。
実は東海へ列車で移動しているときに、本日の赤電の運用をちょいと検索してみたところ []o(・_・*)ドレドレ、内原で撮った勝田ゆき(725M)はその後、水戸へ回送(回2536M)されたのちに高萩ゆき(539M)となり、「冬をまるごと仙台松島号」のすぐあとに常磐線を下ってくることが判明 (゚∀゚)オッ!。そこで私は同地で少し待ってみたのです (´ω`)ナルヘソ。
“国鉄特急色風のE653系”の続行で“赤電風のE531系”、はたしてこの二本の“復刻色”が絡んだ運用は偶然なのか?ひょっとして狙って組まれたものなのかな? (゚∀゚)アヒャ☆


0016.jpg
“赤電”を撮ったのはこんな場所。
先ほどの跨線橋を下りたあたりで、
柵の低いところから編成写真が狙えます。
(・∀・)イイネ


ちなみに跨線橋の上から下へ撮影場所を移動したのは、絵的な変化を求める意図のほか、車体に丸みのあるE653系と違って平面のE531系ではお顔(正面)に日の光がまわらないと思ったため σ(゚・゚*)ンー…、跨線橋上から正面気味に撮るよりも、車体側面の割合が増す角度(だいたい7:3)の跨線橋下から狙ってみました (^_[◎]oパチリ 。
でもやっぱりこの“赤電”は、正面の顔に日が当たらないと面白味が半減しちゃいますね σ(・∀・`)ウーン…。また遭遇する機会があればあらためて、順光で撮り直したい被写体です (-`ω´-*)ウム。

これにて常磐線での撮影は終了 (´w`*)ドツカレサン。続いて次の目的地・・・というか、ここから近いところにある、別の路線へ転戦します ...(((o*・ω・)o。


0018.jpg
東海から乗る水戸ゆき上り普通列車は
来たときと同じ車両のE501系。
かつては上野まで顔を出していた当系ですが、
現在はおもに水戸といわきの間で使われています
(朝晩の一往復のみ土浦まで運用)。
▲常磐線 東海

0019.jpg
勝田で常磐線から
ひたちなか海浜鉄道の湊線に乗り換え。
その接続時間はたったの1分!
きっぷも買わなきゃ!!
ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田


東海から水戸ゆきの上り普通列車に乗って二駅、次に降りたのは水戸のひとつ手前の勝田(かつた)。当駅は常磐線のほかに、第三セクター鉄道の「ひたちなか海浜鉄道・湊(みなと)線」が発着しており、私はそちらに乗り換えます ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。
接続時間はわずか1分しかないけど、到着した常磐線の上り(2番線)と発車する湊線(1番線)は同じホームの反対側なので、連絡改札できっぷを買っても、難なく間に合いました(三セクの湊線は18きっぷで乗れない)ε-(´o`;A フゥ…。私のほかにも同様に数名の乗り継ぎ客がいましたが、湊線の阿字ヶ浦(あじがうら)ゆき下り列車は遅れることなく定刻に勝田を発車 (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

そう、私が次に“撮り鉄”をする路線は、この湊線です (・∀・)イイネ。


0020.jpg
久しぶりに訪れた湊線
(*´∀`)ノ゙オヒサ。
当線の名物と言えば、
各駅にちなんだものが文字絵になっている
楽しいデザインの駅名標で、
駅が自衛隊の駐屯地に近い金上(かねあげ)は
桜と特殊車両(戦車)がモチーフです。
( ̄。 ̄)ヘー
(たしか以前は“金”の字が戦闘機だったけど、
いまは桜の木へ変更になったのね・・・
陸上自衛隊だからかな? σ(゚・゚*)ンー…)
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上
(車窓から)


ひたちなか海浜鉄道・湊線は、常磐線と接する勝田を起点に、漁港のある港町の那珂湊(なかみなと)などを経て、海水浴場や海浜公園で有名な太平洋岸の阿字ヶ浦までを結ぶ、14.3キロの非電化ローカル線。かつての湊線は、“茨城交通”という民間会社が運営する地方私鉄の路線でしたが、それを2008年に引き継いだ現在の“ひたちなか海浜鉄道”は、ひたちなか市(茨城県)と茨城交通が共同出資する第三セクター方式の鉄道となっています (・o・*)ホホゥ』
私が湊線の列車に乗るのは、2018年の春以来となる三年半ぶりで (*´∀`)ノ゙オヒサ、『』内の路線説明はその時の拙ブログから引用(まるっとコピペ)したもの (*・ω・)つ□ペタッ。
ひたちなか海浜鉄道のディーゼルカー(気動車)には、湊線で通常運用されるキハ11形やキハ3710形などのほかに、予備車のような扱いとして元・国鉄型車両のキハ20形(国鉄、JR西日本から水島臨海鉄道を経て、ひたちなか海浜鉄道の前身である茨城交通時代に導入)が今も一両だけ在籍しており(キハ205)、三年半前の前回のときもそうでしたが、私が当線を訪れる理由はたいていそのキハ205を撮ることが目的です ε-(°ω°*)キハ!。そして本日も定期列車に併結する形の“ツアー列車”(団体列車)として、キハ205が湊線の全線を一往復だけ運行するとの情報があり (゚∀゚)オッ!、常磐線での「冬をまるごと仙台松島号」と併せて足を運んでみました(どちらかというと、キハのほうがメイン) (´ω`)ナルヘソ。

キハ11形の単行列車に揺られて勝田から10分ほど、下車したのは中根(なかね)(・ω・)トーチャコ。


0021.jpg
中根まで乗ってきたキハ11形。
その車体に施された“黒ウサギ”は
(今記事のタイトル写真も参照)、
地域でチェーン展開するクリーニング店の
広告ラッピングです。
( ̄  ̄*)ウサ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根

0022.jpg
中根はホームが一面だけの簡素な造り。
例の駅名標は近隣にある史跡の
虎塚(とらづか)古墳にちなんだ、
矛と前方後円墳がモチーフになっています。
(・o・*)ホホゥ
この古墳、一度は見学してみたいけど、
石室の公開日が限られているのと、
駅から徒歩で30分近くもの距離があるので、
なかなか訪れる機会がありません・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根
(駅横の開いた踏切から撮影)


東海0922-(常磐538M)-勝田0931~0932-(湊線119)-中根0941

駅のまわりがのどかな田園に囲まれている中根は、少し歩いただけのところでもいろいろな角度から列車をスッキリと撮ることができて、私が湊線を訪れる際にはほとんどこのあたりで撮影している定番地です (^_[◎]oパチリ 。
ただ、田園風景はやはり、春の水張り(代掻き)から始まって、初夏の水田、盛夏の青田、秋の稲田など、季節ごとの彩りが絵になるもので、冬となった農閑期の今は土が露出していてちょっと寒々しい σ(・∀・`)ウーン…。冬枯れの田んぼでもウマくフレーミングすれば列車をきれいに写すことはできるけど、お目当てのキハ205が来るまでにはまだ少し時間に余裕があるので、田園風景以外にも撮れそうなところを探してみることにしました ...(((o*・ω・)o。
今日は目的の列車の通過が5分後とか、10分後とか、慌ただしい撮影が続いていましたが アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、ここでは落ち着いて構図を練ることができそうです (´〜`*)ンーム。


0023.jpg
0024.jpg
落ち葉が積もる林のなかの細道、
その先には小さな踏切があります。
いい絵が撮れるかな・・・?
σ(゚・゚*)ンー…

0025.jpg
列車が踏切を横切ったところで
林のなかからパチリ。
【◎】]ω・)パチャ
ためしに車両をぶらしてみたけど、
やってきたのが先ほどの
“黒ウサギ列車”だったため
もともとゴチャゴチャしたラッピングと
木の影が重なったことで、
何がなんだか分からなくなっちゃいますた。
うーん、これは失敗。
(ノO`)アチャー
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根-金上


いつも定番的に撮っていた田園の農道からちょっと逸れて、林のほうに続く細道へと歩みを進めると、その先で小さな踏切に出くわしました (゚∀゚)オッ!。
この林のなかの踏切と列車を絡めたら、自然豊かなローカル線らしい雰囲気が表せるかな? σ(゚・゚*)ンー…・・・と、ためしに木々の隙間からシャッターを切ってみたものの【◎】]ω・)パチャ、意外と絵づくりが難しくてイマイチな結果に (-“-;*)シモイマイチ。見た目の印象と写真で撮るのでは違うものだと痛感しつつ、林のなかの踏切はあえなく却下です。
それよりも踏切の手前に伸びる細道のほうが、たくさんの落ち葉が積もっていて、面白い感じに撮れるかもしれない σ(゚・゚*)ンー…。次にやってきた普通列車で試し撮りをしてアングルを確認すると、なかなかいい手応えが得られたので、私はここでお目当てのキハ205を迎え撃つこととしました m9(`・ω・´)ケッテー!。
私のほかには同業者どころか、誰ひとりこの道を通ることがないまま、時間はゆっくりと穏やかに流れ、やがて目的の列車が通過するときを迎えます。


0026.jpg
レトロなディーゼルが走る線路脇の小径には
落ち葉の絨毯が敷き詰められていました。
秋が残した冬へのおくりもの。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根
(後追い)


国鉄型キハが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
林の静寂をかき消すように、重厚なエンジン音を唸らせて駆け抜けた、国鉄型ディーゼルカーのキハ205 (゚∀゚*)オオッ!。
もう少し季節が早かったら、ひょっとすると頭上を覆うような紅葉が見られたのかもしれません。でも、その葉がすべて落ちてしまった今の情景もまた、初冬らしい季節感が表れていい雰囲気ではありませんか (´ω`)シミジミ。朱色とクリームのツートンカラー(国鉄一般色)が落ち葉のブラウンにマッチして、しっくりと落ち着いた印象の一枚になったと思います (・∀・)イイネ。
既報のとおり、団体列車のキハ205は定期運用に就いていたキハ3710形(キハ3710-02)の後方(阿字ヶ浦方)に併結されており(124列車)、決して前方のキハ3710形を隠すつもりはないけど踏切と重ねることで、なるべくキハ205のほうが目立つように意識してみました (^_[◎]oパチリ。やっぱり数分でちゃちゃっと撮るのでなく、余裕を持ってアングルを考えるのは大事なことだなぁ(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


0028.jpg
続いてやってきたのはこんなところ。
田園風景が広く見渡せます。
(「゚ー゚)ドレドレ
空はだいぶ雲が増えたね・・・。


さて、湊線を上り方面に向かったキハ205の列車は、勝田で折り返して阿字ヶ浦ゆきの下り列車(125列車)となり、30分程度でふたたびこの中根に戻ってきます (・o・*)ホホゥ。先ほどは後ろだったキハ205が今度は先頭になるわけで、その堂々とした勇姿をしっかり記録したいところ (*`・ω・´)-3フンス!。
そこで、林の踏切を離れて次に私がやってきたのは、個人的に定番地としているいつもの田園地帯 ...(((o*・ω・)o。その一角にある坂の上からは、俯瞰というほどではないけど、少し高い目線で田園風景のなかに敷かれた線路が望めます (「゚ー゚)ドレドレ。「冬枯れの田園は彩りがなくて寒々しい」などと言っておきながら、けっきょくはその景色でキハを撮ることになるのでしょうか (^^;ゞポリポリ。たしかにそうなのですが、でもちょっとだけ撮り方に変化をつけてみようと思います
σ(゚・゚*)ンー…
朝に常磐線を撮っていたとき快晴だった空は、だんだんと雲が多くなってきて、今は日が差したり翳ったりを繰り返している状況 ( ̄  ̄;)クルクモル…。そんななか、大きな雲塊が太陽を隠したタイミングで、列車の接近を知らせる踏切が鳴動してしまいました。う〜ん、日差しはダメか・・・σ(・∀・`)ウーン…。


0029.jpg
キハ205がキハ3710形を引き連れて、
寒風が吹きすさぶ冬枯れの田園を
コトコトと進みゆく。
ローカル線らしいのどかなワンシーンです。
(´ー`)マターリ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根

0030.jpg
列車をググッと手前まで引き付けて、
貫禄のある横顔を切り取ります。
【◎】]ω・´)パチッ!
1965年・帝国車両製のキハ205、
その力強い走りはいまだ健在!
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 金上-中根


も一度、国鉄型キハが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
荒涼とした枯れ色の田園に現れたキハ205+キハ3710形のコンビ。それをまずは編成が分かるような俯瞰気味の引き画で撮り【◎】]ω・´)パチッ!、次に列車を手前まで引き付けたところでキハ205の先頭部分をアップで流し撮り【◎】]ω・´)パチッ!。
ひと粒で二度おいしい、欲張った撮り方? (゚ー゚*)グリコ? いや、本命のカットは後者の流し撮りで、こうすることによってキハの動きや走りが強調されただけでなく、景色の寒々しさもいくらか緩和されたように思います (´ω`)ナルヘソ。ヘッドライトを灯して先頭に立つキハ205、その横顔が凛々しいっ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
前半(上り)に撮った枯れ葉の小径と、後半(下り)の田園で撮った引き画と流し撮り。上下一本ずつ一往復のみ運転されたキハ205でしたが、絵にバリエーションのある写真が残せて満足のいく撮影となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで湊線の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
ちなみに、いま撮影していた場所から中根の駅までは、だいたい歩いて15分くらい σ(゚・゚*)ンー…。12分後に次の勝田ゆき上り列車が来るので、急げばそれに間に合うかもしれませんが、今日は朝からなんだか慌ただしかったので、もうのんびりと歩いて行って次の列車(約一時間後)に乗ることとしました ...(((o*・ω・)o。


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乗るのを見送った上り列車を
遊び半分で撮影。
(^_[◎]oパチリ
低速シャッターで流すことによって、
枯れ田が金色の野になりました。
走ってゆくのは“黒ウサギ列車”。
( ̄  ̄*)ウサ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根-金上

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ホームの待合室でのんびりと過ごして、
次に来た勝田ゆき上り列車は
キハ205を切り離してきたキハ3710形。
当車には重機メーカー(コマツ)の
広告ラッピングが施されています。
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 中根


「青春18きっぷ」+α(湊線の運賃)で巡った、常磐線とひたちなか海浜鉄道・湊線の“撮り鉄旅” (^_[◎]oパチリ。
同日に運転が設定された「冬をまるごと仙台松島号」と湊線のキハ205を併せて撮ろうと計画を立てている時は、とくに意識しなかったのですが σ(゚・゚*)ンー…、そこへさらに“赤電”を復刻したE531系がたまたま加わったことにより、国鉄特急色風のE653系、赤電風のE531系、そして国鉄一般色のキハ205と、気がつけば三つの国鉄色(?)が近い範囲で効率よく撮れたという、図らずも面白い展開となりました (゚∀゚)アヒャ☆。なんでも巷では「昭和・平成レトロ」がちょっとしたブームなのだそうで、鉄道界でもその波が感じられたような気がします(笑)


0033.jpg
湊線の起点である勝田の駅名標には
湊線の車両(キハ3710形かな?)と
ひたちなか海浜鉄道のロゴマーク
デザインされています。
また、“勝つ”の字が入った当駅は、
勝負事に縁起がいい駅としても有名。
(゚ー゚*)カッタ
▲ひたちなか海浜鉄道湊線 勝田


中根1224-(湊線128)-勝田1233

キハ205の撮影をし終えて、中根から勝田へと戻ってきたところで、時刻はお昼すぎの12時半
(›´ω`‹ )ハラヘッタ。ここまでの撮影成果でもじゅうぶんな収穫が得られたけど、せっかく「18きっぷ」を手にしているのですから、まだお家に帰るには早い時間ですね σ(゚・゚*)ンー…。
そこで、このあとさらに“撮り鉄旅”は続くのですが、その様子はまた次回へまわしたいと思います。もしかしたら、いや、たぶん、続きをお届けできるのは、年が明けて落ち着いた頃になっちゃうかな・・・(゚ー゚*)アケオメ?。


年またぎで(?)、次回へ続きます・・・。
┃2021┃...((((o* ̄-)o┃2022┃




内房線・・・185系「房総半島周遊号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.10.30 内房線
東京湾を望むイッパーゴ!
185系「房総半島周遊号」撮影
 
 
今年3月のダイヤ改正でE257系に置き換えられて、東海道本線の特急「踊り子」から退いた、国鉄特急型の185系 (゚ー゚*)イッパゴ。日常的に見られる定期運用は失ったものの、かろうじて生き残っている数本(数編成)が今も臨時列車や団体列車(おもにファン向けの“ツアー列車”)などで活躍を続けており、むしろそれによって最近は定期列車時代にあまり入線しなかった路線を走る機会が増えたように感じます (・o・*)ホホゥ。
とくに今秋の10月から11月にかけては、首都圏から千葉県の房総半島方面を目的地とするツアー列車が何度か設定され (゚∀゚)オッ!、これは「踊り子」時代に見られた伊豆の海とはまた違う、房総の海沿いを走る185系が記録できる絶好のチャンスです (☆∀☆)キラーン☆。
私はその初回となる10月30日の土曜日に、総武本線の両国(りょうごく)を始発駅として運行する「房総半島周遊号」を狙うため、都内から総武線に乗って房総のほうへと向かいました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。海を背景にして185系を撮るならやっぱり、スッキリ晴れてくれるといいなぁ・・・八(゚- ゚)オネガイ。


10月30日(土)


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東京駅の地下ホームから発車する
総武快速線の君津ゆきは
E217系。
▲総武本線 東京

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E217系は編成の一部(総武線下り方の3両)が
セミクロスシート配置。
空いているのならもちろん
ボックスシートのほうに座ります。
( ̄▽ ̄*)ボックス


まだ人影まばらな早朝5時過ぎ (*´O)ゞ.。oOフワァ〜ア…、東京の地下ホームを発車した総武快速線と内房線を直通する君津(きみつ)ゆきの快速列車は、車内がガラガラに空いていて4人掛けのボックス席を私一人で独占状態 (・ω・)ポツン(途中の船橋から相席になったけどw)。
総武快速線(横須賀線)では現在、普通車の一部にボックスシートが備わっているE217系から、オールロングシートのE235系へ車両の置き換えが進められており ( ̄  ̄;)ポテロング、私のような“貧乏人w”がグリーン車でなく普通車のクロスシート(ボックスシート)で当線の車窓を楽しめるのは、もうわずかな機会かもしれません (´д⊂)ボンビー。まあ、総武快速線(横須賀線)は混雑が激しい通勤路線なので、オールロングシートとするのも納得はできますが。


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6時過ぎの蘇我を発車したところで、
列車の窓からご来光が拝めました。
(つ▽≦*)マブイッ!
▲内房線 蘇我-浜野(車窓から)


千葉、蘇我(そが)と過ぎ、君津ゆきの直通列車が内房線に入ったあたりでちょうど、東側の窓から車内に朝日が差し込みます。どうやら今日は好天が期待できそう (´▽`*)イイテンキ♪。
今回の撮影目的である185系の「房総半島周遊号」は、まさにその列車名(ツアー名)のとおり、都内の両国を起点に、総武快速線、内房線、外房線、東金線、総武本線、成田線、常磐線の各線をめぐり、都内の上野を終着とするもので (・o・*)ホホゥ、参加者は実に10時間近くも185系の乗車を楽しめるという、なんともマニアックなツアーとなっています ( ̄▽ ̄;)マニアック…。そんな行程のなかで私はとりあえず、午前中に通過する内房線(蘇我〜木更津〜安房鴨川)の撮影ポイントを目指すこととしました ...(((o*・ω・)o。
しかし、件のツアー列車が両国を発車するのは9時半すぎで、内房線を通過するまでにまだ3時間以上も時間があります σ(゚・゚*)ンー…。いくらなんでも早すぎるところですが、せっかく内房線へ赴くのならこの機会に185系だけでなく、ほかにも撮りたいと考えている列車(車両)があるため、私は少し早めに家を出てきました (´ω`)ナルヘソ。まずはそれから撮影することとしましょう。
東京から直通の快速列車で一時間ちょっと、下車したのは袖ヶ浦(そでがうら)(゚ー゚*)ガウラ。


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千葉県袖ケ浦市の中心駅、
内房線の袖ヶ浦。
2014年に完成した駅舎は
外壁がまるで円形劇場のようなデザインです。
▲内房線 袖ヶ浦


東京0521-(総武快速575F)-袖ヶ浦0631

五井(ごい)で分岐する小湊鐵道を訪れる際など、個人的にちょくちょく利用する内房線ですが、五井より先へ進むのは久しぶりで、しかも袖ヶ浦で下車するのは2012年に183系で復刻運転された特急「さざなみ」を撮りにきて以来となる9年ぶり (*´∀`)ノ゙オヒサ。ご無沙汰していた間に当駅は古い木造駅舎から新しくて立派な橋上駅舎にリニューアルされ、以前とはまったく別の駅に降り立った印象です w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。青空に映える白い円形の外壁が目を引くなぁ・・・( ̄。 ̄)ヘー。
そんな駅を背にして線路沿いの道を下り方向へ歩くこと15分ほど、袖ヶ浦市役所の近くにある踏切付近が目的地 (・ω・)トーチャコ。


0007.jpg
やってきたのはこんな場所。
未舗装の農道と線路のあいだの柵は低く、
列車を手軽に撮ることができます。
(・∀・)イイネ

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この内房線をはじめ、
千葉地域のいわゆる房総各線で
普通列車に使われる209系。
(゚ー゚*)マルキュー
E131系の投入で運用エリアは狭まったものの、
まだまだ房総ローカルの主力として
活躍しています。
▲内房線 巌根-袖ヶ浦


ここは線路脇の農道から低い柵越しに、内房線の上り列車をスッキリと撮ることができる撮影ポイントで、午前の早い時間帯が順光。朝7時の今はまさにベストタイムです (・∀・)イイネ。まずは209系の千葉ゆき普通列車(130M)が良好な光線状態で撮れました (^_[◎]oパチリ。チープな造りで“走ルンです”などとデビュー当時は揶揄された当系だけど、こうやってビシッとした編成写真で狙うと意外にカッコいいじゃありませんか (o´∀`o)カコイイ!。
ちなみにふだんの私はどちらかというと、まわりの景色を広く入れた引き画のアングルを好み、このような列車主体の編成写真を撮ることはあまり多くないのですが(先日にトキ鉄でも455系の「くずりゅう」を編成写真で撮ったばかりだけどw (´・ω`・)エッ?)、ここでは今のうちに記録のひとつとして、できればきれいな編成写真を残しておきたいと思っている車両があるのです  σ(゚・゚*)ンー…。それは何を隠そう(べつに隠してないけど)、先ほど私が東京から袖ヶ浦まで乗ってきた、快速列車のE217系 (゚∀゚*)オオッ!。


0009.jpg
朝日を全身に浴びた
E217系の快速列車が、
都心を目指して走りゆく。
基本編成と付属編成を併結した
堂々の15両編成です。
▲内房線 巌根-袖ヶ浦


ガウラストレートで217が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
特徴的なオデコの三つ目(ヘッドライト)を光らせて直線を爆走する、総武快速線直通列車のE217系。6両編成の209系(普通列車)と比べて倍以上もある、15両の長編成(基本11両+付属4両)は迫力を感じます (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
ボックスシートに座って東京を出発したときにもちょろっと触れましたが、総武快速線(横須賀線)のE217系は昨年より、新型車両・E235系への置き換えが進められており、その数を徐々に減らしつつあります (´・ω・`)ショボン。といっても、今はまだE235系よりもE217系のほうが多いくらいで、慌てて撮りに行くほどの段階ではありませんが、稼働する編成が少なくなって捕まえにくくなる前に、今日のような晴天順光の好条件でしっかりと記録を残しておけば、のちのちに焦ることはないでしょう (-`ω´-*)ウム。
ちなみに、この撮影対象となった上りの東京ゆき快速列車(3674F)は、私が袖ヶ浦まで乗ってきた下り列車(3575F)の編成が3駅先の君津で折り返してきたもので (=゚ω゚)ノ゙オカエリ、E235系でなく確実にE217系がやってくるのが分かっている安心感がありました (´ω`)ナルヘソ。


0010.jpg
続いて、上りの逗子ゆき(3744F)は
下りの木更津ゆき(3641F)と離合。
被りそうな際どいタイミングですが、
E217系同士のすれ違いが展開されました。
▲内房線 巌根-袖ヶ浦


今日は週末の土曜日ではあるけれど、朝の通勤・通学時間帯は平日と同様に東京方面へ向かう上りの快速列車が多く設定されており、わずか7分後にもう一本、総武快速線・横須賀線に直通する逗子ゆき(3744F)の運用に就いたE217系を捕獲 (^_[◎]oパチリ。手前を走る下り列車(3641F)に被りかけてしまい、編成写真として見たらマイナスポイントですが (´д`;)アウ…、いずれはE217系同士がすれ違うシーンも貴重なものとなるかもしれません。

撮影地に30分程度の滞在時間で、お目当てのE217系が効率よく二本(三本?w)も撮れれば、じゅうぶん満足 (+`゚∀´)=b OK牧場!。ここでの撮影を切り上げて駅へと戻り、ふたたび下り列車で移動します。
さ、次はイッパーゴ(185系)だ (*`・ω・)-3フンス!。


0011.jpg
袖ヶ浦のホームに入ってきた209系は
下り普通列車の上総湊ゆき。
▲内房線 袖ヶ浦

0014.jpg
上総湊ではさらに先へ進む
安房鴨川ゆきに乗り継ぎます。
ノリカエ…((((o* ̄-)o

こちらはE131系。
▲内房線 上総湊


袖ヶ浦から209系の上総湊(かずさみなと)ゆき普通列車に乗り、上総湊で接続するE131系の安房鴨川(あわかもがわ)ゆきに乗り継いで、内房線を南下してゆきます ...(((o*・ω・)o。
内房線の北部(君津以北)に位置して都心への通勤圏内にあたる袖ヶ浦では、普通列車のほかに総武快速線や京葉線へ直通する快速列車が多く設定されていましたが、南部のほう(君津以南)は土休日に運行される特急列車(新宿さざなみ)を除くと地域輸送の普通列車のみとなり、そのなかでも上総湊以南の日中は基本的にワンマン仕様のE131系で運行されています (゚ー゚*)ワンマン。
8両編成(4+4)だった209系から、短い2両編成のE131系に乗り継いだことで車内はけっこう混雑し、ホームで写真を撮ってから乗り込んだ私は席に座れませんでした (・ε・`)シャーナイネ。ま、すぐに降りるからいいんだけどさ。


0015.jpg
下り列車が上総湊を出るとすぐに渡るのが、
内房線のメジャーな撮影ポイントとして知られる
湊川橋梁。
河口の向こうに東京湾が広がります。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲内房線 上総湊-竹岡(車窓から)

0013.jpg
これは今から4年前の2017年3月に撮影した
湊川橋梁を渡る185系の快速「南房総満喫号」。
東京湾の海景色に白い車体が映えます。
▲17.3.11 内房線 上総湊-竹岡


さて、房総各線での185系と言えば、初詣の臨時列車として総武本線や成田線に入線することはよくありますが(来シーズンは微妙なところだけど・・・)、南房総の内房線や外房線を走る機会は意外と少ない印象 σ(゚・゚*)ンー…。
ちなみに私が内房線で185系を撮影したのは、今から4年半前となる2017年の3月に臨時運行された快速列車の「南房総満喫号」で、上総湊の湊川橋梁と東京湾の海景色が高台から一望できる、俯瞰構図の撮影ポイントを訪れています (^_[◎]oパチリ。実はそのときに私は二カ所の撮影ポイントを候補に挙げて、そのどちらで撮るか迷った末に“湊川俯瞰”のほうを選んだのですが コッチ…((((o* ̄-)o、次にもし内房線の185系が晴天の好条件で狙える機会があるとしたら、今度はもうひとつの場所へ行こうと心に決めておりました (-`ω´-*)ウム。4年越しとなった今日の目的地はそこになります。
袖ヶ浦から二本の列車を乗り継いでおよそ一時間、次に私が降りたのは浜金谷(はまかなや)(゚ー゚*)ハマカーン?。


0016.jpg
竹岡を過ぎると列車は
海に近いところを走るようになります。
車窓から海が望めると
テンションが上がりますね。
(=´▽`=)ウミ〜♪
▲内房線 竹岡-浜金谷(車窓から)

0017.jpg
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東京湾に面した港町の浜金谷。
南房総の温暖さを表すような
平屋造りの木造駅舎は、
ハワイアンブルーの屋根が印象的です。
(o ̄∇ ̄o)アロハ
▲内房線 浜金谷


袖ヶ浦0730-(内房129M)-上総湊0810~0815-(2129M)-浜金谷0825

房総半島の中腹に位置する、富津(ふっつ)市の浜金谷。本来の地名は“金谷”で、東京湾のフェリーが発着する港も金谷港ですが、駅名は東海道本線の金谷(かなや)との混同を避けるため、当地が港町であることからアタマに“浜”を付けたという経緯があります ( ̄。 ̄)ヘー。
そんな金谷の名所と言えば、町の南側にそびえる標高329.4メートルの鋸山(のこぎりやま)(゚ー゚*)ノコ。さほど高くない低山ではあるものの、まるで屏風を広げたみたいな圧迫感のある山容と、名称の由来にもなっているノコギリの歯のような険しい稜線が印象的で、昔から東京湾に入る船の目印とされていました。また、かつては良質な石材(房州石)の産地として江戸時代から盛んに採石が行われていたことから、今も石切り場の跡が垂直の崖となって随所に残っています (・o・*)ホホゥ。
そんな鋸山を正面に仰ぎ見ながら歩き進み、私がやってきたのはその山麓にある「鋸山ロープウェー」の乗り場 〜(~▽~*)〜ウェーィ。


0019.jpg
金谷の町から見上げる鋸山。
かつては房総半島を二分する、
上総と安房の国境でした。

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浜金谷の駅から南のほうへ歩いて
10分ほどのところに
鋸山ロープウェーの山麓駅があります。
(゚∀゚)オッ!
▲鋸山ロープウェー 鋸山山麓駅


実は私の目的地とする185系を狙う撮影ポイントは、この鋸山の山上 ( ̄△ ̄;)エッ…。
登山道がしっかりと整備された鋸山は、もちろん徒歩でも登ることができ、低山ハイキングを手軽に楽しめるそうですが(一般的な最短コースだと40分くらいで登頂できるらしい)σ(゚・゚*)ンー…、私の目的は登山やハイキングでなく、あくまでも山上からの列車撮影なので、ここは素直に(?)便利なロープウェイの力をお借りして山を登ります コッチ…((((o* ̄-)o 。鉄ちゃんとしてもロープウェイの存在は気になるし(ホントは歩きたくないだけ (。A。)アヒャ☆)。


0022.jpg
山麓駅に掲げられていた
鋸山ロープウェーの概要。
山麓駅から山頂駅までの全長は680m、
高低差は223m、
平均勾配は19度25分、
運転速度は毎秒5m、
所要時間は3分20秒だそうです。
(・o・*)ホホゥ

0023.jpg
大人の普通運賃は片道500円、往復950円。
なんとも懐かしい硬券きっぷが乗車券で、
改札を通る際にパチンとハサミが入ります
(*・∀・)つ[ M]
(これは利用後に撮ったもので、
往復の両側にそれぞれ入鋏されています)。

0024.jpg
1962年(昭和37年)開業の
鋸山ロープウェーですが、
現在使われているゴンドラ(三代目)は
2012年に導入されたもの。
スイス(CWA社)製だそうです。
▲鋸山ロープウェー 鋸山山麓駅


ちなみにロープウェイは基本的に“鉄道”でなく“索道(さくどう)”に分類され ( ̄  ̄*)サクドー、私が目標とする“日本の旅客鉄道路線の全線完乗”のなかにロープウェイは含めていませんが、それでもやはり駅を介して利用する乗り物には鉄道路線に乗るときと同じような高揚感があります。きっぷ(乗車券)が硬券というのもまた、シブいじゃない (・∀・)イイネ。
山上を目指してゆっくりと動き出したロープウェイのゴンドラ。しばしの空中散歩を楽しみます (*゚v゚*)ワクワク♪。


0025.jpg
前方にどーんとそびえる鋸山。
その山上へとロープが伸びています。
私はとくに何も考えず
ゴンドラの前のほう(山上側)に搭乗したけど、
斜面を登るロープウェイやケーブルカーって、
後ろのほう(麓側)が景色いいんですよね。
( ̄▽ ̄;)ア…

0027.jpg
麓側の窓に広がる東京湾の海景色、
それをお姉さんの頭越しに望みます(笑)

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採石によって削られて、
垂直に切り立った険しい山肌。
ロープウェイからもそれがよく見えます。
w(゚o゚)w オオー!

0029.jpg
概要に記されていたとおり、
5分足らずの短い時間で
鋸山山頂駅に到着。
鋸山ロープウェーを完乗しました(笑)
ヽ(´▽`)ノワーイ♪
▲鋸山ロープウェー 鋸山山頂駅


鋸山山麓0910-(鋸山ロープウェー)-鋸山山頂0915

登山道を歩いたら40分くらい(山歩きに不慣れな私だと一時間くらい?)かかるところを、ロープウェイはものの数分で山上に到達 バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。文明の利器とはいかに素晴らしいものか (-`ω´-*)ウム。山頂駅から続く階段を少しだけ登れば、そこはもう鋸山のてっぺん(山頂)です (・ω・)トーチャコ。
はたしてその眺めは・・・(「゚ー゚)ドレドレ


0030.jpg
標高329mの鋸山山頂に到達!
・・・って、達成感はあまりないけど
(そりゃそうだ)。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

0031.jpg
山頂から北のほうを向くと、
眼下には東京湾と金谷の町が広がります。
これは壮大で気持ちのいい眺め!
(゚∀゚*)オオッ!!

0032.jpg
小春日和の今日は気温が高くて
ちょっと霞んでいますが、
東京湾越しには富士山も拝めました。
(「゚ー゚)フジ
船体の長い貨物船と絡めてパチリ。

0033.jpg
こちらの白いお船は、
東京湾を横断して
房総半島の金谷と三浦半島の久里浜をむすぶ、
東京湾フェリー。
ちょうど金谷港へ入港するところです。
( ̄  ̄*)フネ

0034.jpg
そして空を見上げれば、
東京湾の上空を旋回して
羽田空港を離着陸する飛行機も
頻繁に見られます。
尾翼に鶴のマークが見える白い機体は
JALのヒコーキね。
(*´ω`)ヒコーキ


おお、絶景かな、絶景かな w(*゚o゚*)wオオーッ!。
清々しい青空が広がる秋晴れのもと、山頂からは金谷の町なみと東京湾の海景色が一望。遠くには冠雪した富士山の姿まで拝めて、これは壮観な眺めではないですか 。゜+.(´∀`人)スバラシィ!゜+.゜。そして景色が素晴らしいのはもちろんのこと、東京湾を航行するたくさんの船や、上空をひっきりなしに飛ぶ飛行機が見られるのもまた、“乗り物好き”としては楽しい (・∀・)イイネ。でも、もちろん私が気になるのは、海や空の交通でなく、陸を走る鉄道です ( ̄∇ ̄)デンシャ。
金谷の町なみのなかで、あの“ハワイアンブルー”に塗られた屋根が特徴的な浜金谷の駅を確認 m9っ`∀´)ミッケ!。


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0037.jpg
山頂から駅のある方向を望むと、
(「゚ー゚)ドレドレ

ハワイアンブルーの屋根の駅舎と
長いプラットホーム、
そしてE131系の普通列車が見えます 。
(゚∀゚*)オオッ!

▲内房線 浜金谷

(上の写真はノートリミングの画角で、
下の写真は駅の部分をクローズアップしたもの。
なお、遠景のカットは写真をクリックすると
別ウィンドウで拡大表示されます)


このあたりの区間(上総湊以南)では、日中の運行本数がおおむね一時間に一本程度の内房線。私が山上に着いてからしばらくすると、上りと下りの普通列車がそれぞれの方向から浜金谷のホームに入線してきて、当駅で交換(行き違い)をします (゚∀゚)オッ!。その一連の流れはまるで、鉄道模型でも見ているかのような面白さはありますが (*'▽')モケー、背景に海まで入れたノートリミングの画角だと、風景に同化しやすいステンレス製の車両で、しかも2両という短い編成のE131系では、あまり列車が目立ちませんね σ(・∀・`)ウーン…。
でもきっと、白塗りの車体で6両編成の185系なら、おそらく遠景でも存在感を表してくれる・・・ハズ ( ̄  ̄ )ハズ。


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お、209系が来た
(よく見ないとわかんないけどw)。
(゚ー゚*)マルキュー
ちょうどタイミングよく、
出港するところの東京湾フェリーと
列車のコラボが撮れました。
▲内房線 竹岡-浜金谷
(下の写真は列車をクローズアップ)

0040.jpg
浜金谷を発車した209系の下り列車が
ホームを離れるところでもう一枚。
(^_[◎]oパチリ
この位置のほうがまだ、
列車の存在は目立つかな?
▲内房線 浜金谷


次にやってきた列車は・・・おや?209系だ (=゚ω゚=*)ンン!?。
先述したようにこの区間では現在、朝夕を除く日中の普通列車が基本的にワンマン仕様のE131系で運行されているはずなのですが、今日はJRが企画するハイキングツアー(駅からハイキング)が内房線の沿線各所で催されており、それのための臨時に増発された普通列車(8131M)として209系が使われたようです (゚ー゚*)マルキュー。E131系よりは長い、4両編成の209系だけど、それでもやっぱりステンレス車は遠景だと映えませんねぇ σ(・∀・`)ウーン…。
ちなみに、列車が豆粒みたいにしか写らないような、こんな場所で撮り鉄をするなんて、私一人くらいの奇特なものかと思われるかもしれませんが (´・ω`・)キトク?、実は同じような趣向(俯瞰好き)のお仲間は意外と少なくなく、私が着いた時点で先客はお二人、最終的に185系が通過するころには10人くらいが展望台に集まっています ナカマ(*・ω・)人(・ω・*)ユキエ。


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0042.jpg
真っ青な東京湾を背景に
里山のトンネルから出てきた列車は
E257系の特急「新宿さざなみ」。
内房線の特急列車は近年、
利用者の減少に伴って
運行本数の削減や運転区間の短縮が行われ、
この海沿いを走る特急が見られるのは
基本的に土休日のみとなっています
(平日の「さざなみ」は君津止まり)。
▲内房線 竹岡-浜金谷

0043.jpg
鋸山観光や東京湾フェリーへの連絡など
主要駅の浜金谷には特急列車も停車します。
同駅を発車してゆく「新宿さざなみ」と、
アングルの左のほうには
入港するフェリーも写り込んでくれました。
(^_[◎]oパチリ
▲内房線 浜金谷


E131系、209系と、普通列車(臨時含む)はステンレス製の車両ばかりが続くなか、次にやってきた館山ゆきの特急列車「新宿さざなみ」は、車体が白と青、黄色の三色に塗られたE257系500番台 (゚ー゚*)ニゴナナ。
これも、すごく目立つというほどではないものの、ステンレス車よりはだいぶマシなように思います(そうであってほしいという願望がプラスされた、色眼鏡的な見方かもしれませんが (。A。)アヒャ☆)。遠景ながら列車に対する光線状態(日あたり条件)はバッチリ順光で、185系もこんな感じに写ってくれたらいいかな (・∀・)イイネ。
その「新宿さざなみ」と入れ違うように金谷へ入港したフェリーが、ふたたび岸を離れて三浦半島のほうに去ってゆくのを見送っていると、そんなタイミングでお目当ての185系がゆっくりとトンネルを抜けて姿を現しました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。とくに狙っていたわけではないけど、惜しくもフェリーとのコラボはならずか (・∀・`)オシイ。


0044.jpg
イッパゴ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

0045.jpg
房総の港町・浜金谷に
ふらりとやってきた185系。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
長年「踊り子」として
伊豆を走り続けてきた当系には
やはり海景色が似合います。
▲内房線 竹岡-浜金谷

0046.jpg
一枚目より少し引いた画角にして、
対岸の三浦半島まで入れてみました。
(^_[◎]oパチリ
列車はさらに小っちゃくなっちゃったけど、
東京湾の壮大さは強調された気がします。
少し前に金谷を出港して久里浜へ向かっている
フェリーの“お尻”も海上に見えますね(笑)
▲内房線 浜金谷

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浜金谷には停車せず、
ゆっくりとホームを通過した
185系の「房総半島周遊号」。
白い車体の側面に施された緑色のストライプが
この遠景でもしっかりと確認できました。
▲内房線 浜金谷


鋸山俯瞰でイッパーゴが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
紺碧に染まる東京湾へ突き出した金谷の港町で、その一画にしっくりと収まった185系の白い車体。列車が豆粒のような遠景でも、ちゃんとその存在がわかるじゃないですか (゚∀゚*)オオッ!。車体の色に派手さはないけれど、港の風景とマッチする落ち着いた印象を覚えます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。たとえ列車の姿は小さくとも、東京湾を広く一望した壮大さを表したかったアングル、これが快晴という絶好の条件で撮れたことは個人的に大・大満足です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
湊川俯瞰(上総湊)と撮影地の選択で迷った末に諦めてから4年半、ようやく鋸山からの185系という念願の一枚が得られました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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内房線をさらに南下して
館山のほうへと走り去ってゆく
「房総半島周遊号」。
後ろ側(後追い)は逆光となり、
列車の姿は暗めだけど、
海面のさざ波がキラキラして
意外といい感じに写ってくれました。
(・∀・)イイネ
▲内房線 保田-浜金谷(後追い)

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浜金谷の下り方の次駅、
保田(ほた)のホームに入る185系。
ちなみに鋸山の南側に位置するこちら側、
その地名は鋸南(きょなん)町です。
▲内房線 保田


団体専用のツアー列車ではあるけれど、主要駅の浜金谷では運転停車(客扱い等をしない一時停車)があるかな?・・・なんて、私は勝手に思っていたものの、185系の「房総半島周遊号」は停車せずに、浜金谷のホームをゆっくりとした速度で通過 スル━━━( ̄、 ̄*)=3=3=3━━━ッ。あっさりと金谷の町をあとにしてゆきます。
私はその一連の様子をファインダー越しに追ったのち【◎】]ω・)パチャパチャ、今まで見ていた北側の景色とは反対の南側が望めるほうへと展望台の上で移動して ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、そちら側から房総半島を南下してゆく185系の後ろ姿を見送りました バイチャ!( ゚д゚)ノシ。

これで鋸山で狙った、185系の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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南側の展望台に仲良く並んで、
日向ぼっこをしていた二匹のニャンコさん。
きょうだいでしょうか?
「こんなとこで撮り鉄だなんて、物好きだにゃぁ」
などと、思われているかも(笑)
(=^・ェ・^= )ニャァ

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撮影後の一服にいただいたのは、
山上の売店で買った
鋸山名物(?)の「地獄アイス」。
なんともインパクトのある黒いアイスは
食用の竹炭で着色したもので、
味はふつうのバニラ味だけど
食べたあとはお口のなかが真っ黒になります。
( ̄▼ ̄;)マックロ…
ちなみに観光客でにぎわっていたので
今回の私は行きませんでしたが、
山上の名所で断崖絶壁を真下に望めるという
“地獄のぞき”が地獄アイスの由来。

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往復きっぷを買ってあるので、
帰りもロープウェイにのって下山します。
これは山頂の展望台から見たロープウェイですが、
“地獄のぞき”でなくとも、
この高さの眺めはけっこうスリルありますね。
((((;゚∀゚))))ブルルッ


185系の「房総半島周遊号」はその列車名のとおり、内房線と外房線を経由して房総半島を一周し、さらに東金線、総武本線、成田線へと進んでゆきます ...(((o*・ω・)o。そのため効率よく移動すれば、この先のほかの路線でも同列車を何度か撮ることが可能で(クルマ移動なら外房線に間に合うだろうし、列車利用でも総武本線や成田線には余裕で先回りできそう)、鋸山で一緒に撮影されていた同業者の方々も、185系の通過後は次の撮影ポイントを目指すべく早々に撤収されていきました ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。
でも私はというと、もうこの鋸山の山頂で撮れた写真がじゅうぶんに満足できるものだったし (´ー`)マンゾク、それにせっかく港町の浜金谷まで来たのなら美味しい魚料理のひとつでも食べたいところ (゚-、゚)ジュル。なので、私はもう185系を追いかける(先回りする)ことはせず、下山後に当地でのんびりと昼食をとって行くこととしました (σ´∀`)σイイネ。そしてちょっと距離はあるけれど、いちおう“同じ千葉県内”の柏(かしわ)にある両親の住む実家へ、帰りに寄って行こうと思います。ここしばらくはコロナの影響で帰省できていなかったしね σ(゚・゚*)ンー…。

鋸山山頂1210-(鋸山ロープウェー)-鋸山山麓1215


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お出かけ日和となった今日、
昼時の食事処はどこも賑わっており
行列ができています。
せっかくなら私もお魚を食べていきたい・・・
(›´ω`‹ )ハラヘッタ

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30分ほど待って入店し、
そこでいただいたお昼ゴハンは
アジフライとお刺身のランチセット(+BEER)。
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノC凵☆
この肉厚なアジフライがふわっふわで、
もう、ほかでは食べられなくなりそうなくらい、
とても美味しいやつでした。
やっぱ、港町のアジフライは違うなぁ。
(゚д゚)ウマー!


185系の「房総半島周遊号」を撮影することが目的で訪れた、内房線の鉄旅。
国鉄特急形の185系が房総半島の海沿いを走るという貴重な日が、これ以上ないくらいの絶好の快晴に恵まれて、鋸山の山頂から気持ちよく撮影を楽しむことができました (^_[◎]oパチリ。港町の風景のなかで豆粒みたいに小〜さくしか写らなかった185系、これはもう完全に自己満足でしかない世界ですが (゚∀゚)アヒャ☆、近いうちに全車が引退しかねない当系がおかれた状況を考えると、今後また内房線に入線する機会があるかどうかは微妙なところだと思われ(この4日後の11/3にも入線してるけどねw)、今日のチャンスを好条件でモノにできたのは、とてもとても大きな成果でした (-`ω´-*)ウム。

定期運用を失っても、ツアー列車などで頑張り続けるイッパーゴ(185系)(*`・ω・´)-3フンス!。次はどこの路線にふらりと(?)現れて、ファンを楽しませてくれるのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。私も無理のない範囲で少しでも、当系の記録ができればいいなと思っています。

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撮り鉄だけでなく味覚のほうも満喫し、
浜金谷をあとにします。
カエロ…((((o* ̄-)o
駅からもきれいに望める鋸山を背にして、
E131系の木更津ゆき上り普通列車が
ホームに入ってきました。
▲内房線 浜金谷

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木更津で接続した
総武快速線直通の快速列車はE217系。
もう印象が薄いかも知れませんが、
朝に袖ヶ浦で撮ったE217系も
本日のいい収穫でした。
▲内房線 木更津

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そして船橋で東武アーバンパークライン
(東武
野田線ね)に乗り換えて

ノリカエ…((((o* ̄-)o

実家のある柏へと向かいました。
柏ゆきの普通列車は
当線オリジナル形式の60000系。
▲東武野田線 船橋


浜金谷1413-(内房3136M)-木更津1514~1546-(総武快速1574F)-船橋1648~1655-(東武野田線)-柏1726



えちごトキめき鉄道・・・413系「急行列車」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.10.24 えちごトキめき鉄道
晴れるか!?“日本海ひすいライン”
413系「急行列車」撮影
 
 
前回からの続きです。

10月中旬の週末、ちょっと早いけど色づきはじめた紅葉を期待して σ(゚・゚*)ンー…、私は上越線で臨時運転される「ELぐんまみなかみ号」を撮りに群馬県の水上(みなかみ)を訪れ (^_[◎]oパチリ、さらにその流れで国境(県境)の新清水トンネルを上越線で抜けた先の新潟県まで足を延ばします ...(((o*・ω・)o。新潟へやってきた目的は、温泉に入って、日本酒の利き酒をすること ▽_(´ω、`*)ウィッ・・・でなく、えちごトキめき鉄道で今年の7月より運転を開始した413系の「観光急行」と、信越本線や越後線で定期運用がわずかに残る115系、そのふたつの国鉄型車両を撮ること (・∀・)イイネ。
駄菓子菓子(だがしかし)、水上に続き新潟県内もお天気がイマイチで、初日(土曜日)は一日じゅう雨 :il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…。柏崎(かしわざき)に宿泊して天気の回復を願った二日目(日曜日)も、今のところは空を厚い雲が覆う“ドン曇り” (-“-;*)ドングモーリ。もし晴れてくれれば、日本海の海景色が望める撮影ポイントへ行こうと考えていたのですが、曇天なら海より山のほうが絵的にまだ救いようはあるかと判断し σ(・ω・`)ウーン…、けっきょく115系が運用に就いた信越本線の快速列車(3371M)は、柏崎と長岡のあいだに位置する山間の塚山峠(つかやまとうげ)で撮影を済ませました【◎】]ω・)パチャ。雨上がりの山あいは“しっとりとしたいい雰囲気”だったけど、やっぱり晴れなきゃ気分的にどうもテンションが上がらないなぁ・・・ (・ε・`)チェ。
ところが意地悪(?)なことに、塚山峠で115系を撮り終えたのちに歩いて駅へ戻ると、そのタイミングで雲間から太陽が顔を出したじゃありませんか!(*゚ロ゚)ハッ!。なんとも歯がゆい展開ですが、ひょっとしてこれは天気が回復する兆しなのか? ( ̄ヘ ̄)ムムム?


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柏崎に停車中のE129系。
その正面には日が当たっています。
でも上空の雲は黒い・・・。
▲21.10.24 信越本線 柏崎


塚山峠のふもとにある長鳥(ながとり)の駅から私が乗ったのは、朝に出発した柏崎のほうへ戻る、信越線の直江津(なおえつ)ゆき上り普通列車。これで柏崎を経て、昨日も立ち寄った直江津に向かいます ...(((o*・ω・)o。
柏崎で分岐する越後線の普通列車に運用されている115系とも迷ったけど σ(゚・゚*)ゲゲゴ…、ここまできたらやっぱり、昨日は中途ハンパな撮影しかできなかった、えちごトキめき鉄道(トキ鉄)の413系「観光急行」を今日こそしっかり撮りたい ε-(・ω・´*)トキテツ。あいかわらず空模様が不安定なのは気がかりですが、トキ鉄の「急行」は一日に何度か撮影チャンスがあるので、もし晴れたら風景重視、曇りか雨ならば列車重視と、そのときの天気に応じて撮影地や構図を判断したいと思います (-`ω´-*)ウム。もちろんどんな絵を撮るにしても、晴れるに越したことはないのですが (。A。)アヒャ☆。


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柏崎の次駅の鯨波(くじらなみ)を出ると、
信越線の車窓には海景色が広がります。
(゚∀゚)オッ!
当初、朝の115系快速(3371M)は
このあたりで撮ろうと考えていましたが、
曇天だったので避けたのは正解だったかな?
(^^;)ゞポリポリ
でも、向こうのほうは
ちょっと青空が見えているような・・・。
▲21.10.24 信越本線 鯨波-青海川
(車窓から)

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直江津で信越線の普通列車を下りると、
右隣には面白いお顔の車両がいました。
お!「雪月花」じゃん。
(゚∀゚)オッ!
▲21.10.24 信越本線 直江津


直江津で信越線からトキ鉄へ乗り換える際のホームにて、独特な面構え(前面デザイン)と真っ赤な車体色が印象的な、ちょっと変わった列車が目に留まりました (=゚ω゚=*)ンン!?。これは、車中でお食事がいただける優雅なツアー列車として運行される、トキ鉄ご自慢の観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花(せつげっか)」(・o・*)ホホゥ。ほぼ毎週末の運転なので、すごく珍しい“レアな車両”というワケではないけれど、今旅の私は昨日の水上や越後湯沢で見かけた「リゾートやまどり」といい、とくに調べること無くたまたま面白い列車と遭遇する機会に恵まれている気がします (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。“天気運”はイマイチでも、“鉄運”のほうは好調なのでしょうか(笑)。
でも、“貧乏旅”の私が乗るのは優雅なリゾート列車ではない、“ふつうの普通列車” ( ̄  ̄*)フツー。乗り継いだ日本海ひすいラインの泊(とまり)ゆきは、たった一両の単行列車で車内がけっこう混雑しており、私は席に座ることができませんでした。ま、すぐに降りるからいいんだけど。


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直江津で乗り継いだ
トキ鉄の日本海ひすいライン。
泊ゆきの普通列車はET122形で、
単行(一両)のディーゼルカーです。
イーティー? ((Θ)_(Θ)σ
▲21.10.24 えちごトキめき鉄道 直江津


前回の記事でも軽く触れていますが、“トキ鉄”こと「えちごトキめき鉄道」は (゚ー゚*)トキテツ、北陸新幹線の開業(長野〜金沢の延伸開業)に伴い、それまでのJRから経営を分離された信越本線と北陸本線の並行在来線区間のうち、新潟県内の部分を引き継いだ“第三セクター鉄道”で ( ̄  ̄*)サンセク、旧・信越本線の妙高高原(みょうこうこうげん)と直江津のあいだを結ぶ「妙高はねうまライン」と、旧・北陸本線の市振(いちぶり)と直江津のあいだを結ぶ「日本海ひすいライン」の二路線を保有しています (・o・*)ホホゥ(なお、日本海ひすいラインの列車は利便性の観点から、県境の市振を起終点とせずに、あいの風とやま鉄道の泊まで運行)。
ちなみに両線ともJR時代の電化方式がそのまま継続されており、全線が直流電化の妙高はねうまラインは直流電車のET127系が使われていますが、路線の途中に交流と直流の境界(いわゆるデッドセクション)がある日本海ひすいラインでは、製造費や維持費が高コストな交直両用型電車ではなく、電源方式にとらわれないで走行できる、気動車(ディーゼルカー)のET122形を使用しています ( ̄。 ̄)ヘー(先に紹介した「雪月花」も気動車)。


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トキ鉄のざっくりとした路線図はこんな感じ。
「妙高はねうまライン」(みどり色)は
雄大な妙高山の山容が、
「日本海ひすいライン」(あお色)は
壮観な日本海の海景色が、
それぞれに列車の車窓から望めるという、
魅力あふれるローカル線です。
(・∀・)イイネ
(マップはクリックすると
別ウィンドウで少し大きく見られます)。


そして私のお目当てである国鉄急行色の413系(クハ455形含む)は、基本的に運用が固定されていて(時おりイベント列車やツアー列車などがイレギュラーに設定されるけど)、まず午前中に妙高はねうまラインの快速列車(土休日運転の8350M、8347M)で直江津と妙高高原のあいだを一往復したあと、昼前から午後にかけては日本海ひすいラインの急行列車(全席指定の観光急行)として直江津と市振や糸魚川(いといがわ)のあいだで二往復が設定されています(直江津〜市振、直江津〜糸魚川を一往復ずつ)( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
なお、トキ鉄の快速や急行はとくに列車名や愛称が付けられておらず、一往復の快速はそのまま「快速」、二往復の急行は運転順に「急行1号〜4号」で呼ばれます(このあたりは現・トキ鉄の社長さんが以前に手掛けられた、いすみ鉄道の国鉄型キハによる観光急行に倣った形ですね) 1ゴウ!(`・д・´ノ)o。


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昨日(前記事)に見たトキ鉄の急行列車。
クハ455形の前面には国鉄時代を彷彿とさせる
急行「立山」のヘッドマークが掲げられていますが、
列車自体に愛称は付けられておらず、
これは夕方に直江津へ到着した「急行4号」。
(゚ー゚*)パーヤン
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


午前に妙高はねうまライン、午後に日本海ひすいラインで運転されるため、トキ鉄へ413系を撮影に訪れる同業者(撮り鉄)も、その両線を効率よく回られる方が多いようですが、今回の私は一日じゅう同じ車両(413系)を追うのではなく、少し変化をつけてみようと思い σ(゚・゚*)ンー…、あえて午前は信越線で115系(3371M)の撮影を選び、トキ鉄の413系は昼前から日本海ひすいラインで運転される急行列車のみに的を絞りました ヒスイ( ̄  ̄*)ライン。妙高はねうまラインのほうでの撮影はまた、次の機会としましょう。

そんな日本海ひすいラインを走る413系の急行列車を沿線の撮影ポイントで狙うため、私が下車したのは直江津からわずか一駅だけ進んだ、谷浜(たにはま)。


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一駅間ですが7分の所要時間をかけて、
直江津の次駅の谷浜で下車。
この列車で当駅に降り立ったのは、
私ひとりでした。
(・ω・)ポツン。
静かにたたずむ木造駅舎がエモいねぇ。
これぞ“昭和レトロ”か。
(´ω`*)シブイ
▲21.10.24 日本海ひすいライン 谷浜


長鳥0832-(信越1328M)-直江津0940~0945-(日本海ひすいライン1634D)-谷浜0952

谷浜の駅を出たら、線路に沿った道を市振のほう(西方)へ歩き進みます ...(((o*・ω・)o。
線路の反対側で並行する国道の交通量が多いのに対して、こちらは旧道なのでしょうか、集落を抜ける道はクルマの往来が少なくて落ち着いた感じ (´ー`)マターリ。ただし、駅のまわりにも、そしてその先の道中にも、飲食店や食料品を売るような商店は見あたりませんでした(飲料自販機も駅前で見かけたくらい)。このあたりで食事をとるのはちょっと難しいかな σ(゚・゚*)ンー…。


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線路に沿った道をてくてく歩く。
テクテクε=ε=ε=┌(*・∀・)┘
このあたりは列車の編成写真が
撮りやすそうですね
(もちろん、線路に近づきすぎないよう
じゅうぶんに注意をして)。
お、日が差してきた・・・か?
(゚∀゚)オッ!


歩きながら空の様子を伺うと、所々に青空が見られるものの、あいかわらず雲優勢 (゚ペ)ウーン…。
私が事前にチェックしてきた目的地は、高台から海が望める“風景重視”の撮影ポイントなのですが (・∀・)イイネ、そこへ向かう途中に列車主体の“編成写真”がスッキリと撮れそうな場所が何カ所か目にとまり、もし天気が回復せずに曇ったままならば、ここで413系を撮るのもアリか σ(゚・゚*)ンー…・・・と思って足を止めてみたけれど、そのタイミングで雲間から太陽が顔を覗かせて判断を迷わせます ハレル?(゚∀゚≡゚Д゚)クモル?。うーむ、たとえ空に雲が多くても、列車に日が当たる可能性があるのならば、やはり“海バックの撮影ポイント”まで行くべきか (-`ω´-*)ウム。
止めた足をふたたび動かして、先へと進みます ...(((o*・ω・)o。


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さらに道を進むと、
高台から線路の向こうに海が望めます。
時おり日は差すけど、雲が低いなぁ・・・。
σ(・ω・`)ウーン…

0010.jpg
目的地は「たにはま公園」内にある、
“海の見える丘”。
あの丘の向こうに
海が広がっているのかな?
(*゚v゚*)ワクワク♪


駅から歩くこと30分強、やってきたのは「たにはま公園」(・ω・)トーチャコ。
その名称からして、谷浜の駅から近いのかと個人的に錯覚したのですが、実際は谷浜と隣駅の有間川(ありまがわ)のほぼ中間地点に位置し(ひょっとしたら有間川のほうが近いかも)、その道のりは意外と遠く感じました ε-(´o`;A フゥ…。
ここは上越市が管理する大きな公園で、その園内の一角にある“海の見える丘”へ上がってみると・・・(「゚ー゚)ドレドレ


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海の見える丘から見た眺望。
(「゚ー゚)ドレドレ
上写真が西側(富山方向)、
下写真が東側(新潟方向)の風景です。
ちなみに新潟のほうに見える
山容が整った三角の山は
古くから海上交通の目印ともされた
標高992.5mの米山(よねやま)。


まさしく“海の見える丘”の上からは、眼前に日本海の海景色が広く望め、海岸線にはトキ鉄の線路も確認できます (゚∀゚*)オオッ!!。これは壮観で素晴らしい“海バックの俯瞰ポイント”じゃありませんか (・∀・)イイネ。もちろん言うまでもなく、快晴の青空ならばもっと気持ちよかったんでしょうけど・・・(^^;)ゞポリポリ。
雲が多めのスッキリとしない天気だからか、私が着いた時点でここに同業者は誰もいませんでしたが、しばらくするとお一人の方がいらっしゃいました (*・ω・)ノ゙チワッス。クルマを使って移動されていて、やはり先に妙高はねうまラインのほうで413系の快速列車を撮影してから、こちらに来られたそうです。ちなみに妙高のほうは晴れてたってさ ( ´_ゝ`)フーン(あんまし聞きたくなかった情報)。


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海辺を進むET122形の単行列車。
日中の日本海ひすいラインは
おおむね一時間〜一時間半に一本の
運行間隔です。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 有間川-谷浜
(後追い)


ああ、まんだーら・・・(´д`;)アウ…。
まず試し撮りしたET122形の普通列車は、景色のなかで日なたと日陰の明暗差が生じてしまった、いわゆる“マンダーラ”(まだら状態)という撃沈例 マソダーラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダーラ♪。あと数分、列車の通過が早かったら線路にも日は当たっていたのですが、このタイミングは運任せです (○´-ェ-))ウンウン。
はたして、本番となる413系「急行1号」(市振ゆき)のときの空模様はどうなるだろう。そりゃ、晴れてくれる(きれいな日当たりになる)のがいちばんだけど、マンダーラになるくらいなら、いっそ曇ったほうが露出は安定するよな (´〜`;)ウーム・・・なんて、ちょっと弱気(?)な考えで臨んだからでしょうか、雲間から太陽が顔を出しそうで出さないジリジリとした状況で (ΦωΦ;)ジリジリ…、「急行1号」が通過する時刻を迎えてしまいました。


0014.jpg
青空は覗いているけど
雲に阻まれて日が差さない。
なんとも歯がゆい空模様・・・。
(-"-;*)ウググ…

0015.jpg
波の穏やかな秋の日本海を眺めながら、
ローズピンクの急行列車が走りゆく。
その情景は令和時代のトキ鉄でなく、
まるで昭和時代の北陸本線に
タイムスリップしたかのようです。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 有間川-谷浜
(後追い)


海バックで国鉄急行が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
MT54型モーター(主電動機)の唸り音を響かせて、海辺を爆走する455系の急行列車! (゚∀゚*)オオッ!!・・・と言うイメージを、私は脳内で勝手に思い描いていたけれど、実際は波音に走行音がかき消されるくらい静かに、ゆ〜っくりとした足取りでノコノコと進む、トキ鉄の「急行1号」ノコノコ...(((o*・ω・)o。この場所は車窓からも海景色がきれいに見える“ビュースポット”なので、速達性を求める一般的な「急行列車」でなく、観光列車要素が高い「観光急行」としては、ここで減速することになっているようです (´ω`)ナルヘソ。
ちなみに3両編成のうち、形式上の急行形車両は上り方(市振方)先頭車のクハ455形(クハ455-701)のみで、あとの413系(クモハ413-6、モハ412-6)は本来、国鉄急行色に塗られた過去がない普通列車用の近郊形車両ですが σ(゚・゚*)ンー… 、遠目に見るぶんにはまったく違和感がなく、国鉄急行形電車を思い起こさせる懐かしさがこみ上げます (ノ∀`)ナツカシス。これは昭和時代に国鉄の北陸本線で走っていた急行列車が、令和のトキ鉄によみがえったと言っても過言ではないでしょう (-`ω´-*)ウム。これぞ「時(トキ)をかける急行列車」!? (゚ー゚*)ヒロコ?
ああ、惜しむらくはやっぱり、スッキリとした晴天の海景色で撮りたかったなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。最悪のマンダーラは回避したものの、けっきょく通過のタイミングで列車に日は当たりませんでした。残念 (・ε・`)ザンネン。

これにて、海の見える丘からの撮影は終了 (´w`*)オツカレ…・・・するつもりでした。

ところが、413系が今度は市振から折り返してくる、次の「急行2号」(直江津ゆき)に備えて、私が別の撮影ポイントに移動しようと公園の出口へ向かっていたところ ...(((o*・ω・)o、なんとこのタイミングで上空は雲が流れて見る見るうちに好転しはじめ (=゚ω゚=;)ンン!?、雲間から日が差すなんて程度でなく、いっきに青空が広がったじゃありませんか! Σ(゚□゚(゚□゚*)ナナナ、ナニーッ!!


0016.jpg
デジカメが記録した時刻を参照すると
「急行1号」の通過(11:34)から
17分後(11:51)に撮った写真がこれ。
きれいな青空になりますた。
工エエェ(゚〇゚;)ェエエ工!?

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んで、「急行1号」の
約30分後(12:05)に通過した
上りの貨物列車(4060レ)。
日を浴びたEF510形の赤い機体が
背景の青い海に映えます。
( ̄  ̄;)ハレタ
▲21.10.24 日本海ひすいライン 有間川-谷浜
(後追い)


もうっ、なんなんだよ!あと15分早くこの天候条件になってくれれば、「急行1号」にも日が当たったのに!ヾ(#`Д´)ノムキーッ!
仮にずっと曇っているのなら、諦められるというか、先ほどの結果でも納得できます (・ε・`)シャーナイネ。駄菓子菓子(だがしかし)、よりによってお目当ての列車が通過した直後にスカッと晴れて、しかもそこから天気が安定するとは エッ?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ?、こんなおちょくられたような悔しい展開があるだろうか (メo皿o)チッキショー!。
次は別の撮影ポイントに向かう予定だった私ですが、公園のゲートを出ることなくUターン (ω・。)彡クルッ。丘の上へと舞い戻ります (=゚ω゚)タライマ。折り返しの「急行2号」がふたたびここを通過するのは、今から約二時間半後(14時半ごろの通過)。それまで移動せずにもう一度この場所で、413系を待つこととしました (*`・ω・´)-3フンス!。
ちなみに二時間半も待ち時間があるなら、どこかでお昼ゴハンでも食べてくればいいのに・・・と思われそうですが、そう簡単に動けないのがクルマでない“徒歩鉄”の辛いところ σ(・∀・`)ウーン…。公園から駅前まで歩いたとしても片道30分で、往復一時間。それに谷浜の駅前に行ったところで、飲食店や商店など見あたらなかったし・・・(有間川のほうはわかんないけど)。

ま、丘の上のベンチに腰掛けて、海を眺めながらのんびりと待ちましょ (゚- ゚)マツワ。
とりあえず暇つぶしにスマホをいじくっていたら、まもなく「雪月花」がここを通過することが判明 (゚∀゚)オッ!(事前にちゃんと調べておけよw)。


0018.jpg
海と山に挟まれた
谷浜の集落をあとにして、
海岸線に沿った線路を
真っ赤な列車が走ってきます。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 谷浜-有間川

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日本海の青い舞台に躍り出た、
「えちごトキめきリゾート雪月花」。
車体の半分以上はあるかと思われる
大きな展望窓から愉しむ海景色は
さぞかし壮観なことでしょう。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 有間川-谷浜
(後追い)


雪月花、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
一時間前(「急行1号」のとき)とは打って変わって、快晴の空と真っ青な海、それに映える真っ赤な「雪月花」が気持ちいい〜! (´▽`*)イイテンキ♪
雨がそぼ降る水上で迎えた「ELぐんまみなかみ号」から始まり、直江津の「急行4号」、塚山峠での115系、そしてさっきここで撮った「急行1号」と、今旅はず〜っとドン曇りのスッキリとしない空模様に、私のフラストレーションは溜まりまくりでしたが ε-(≡"≡;*)モヤモヤ…、ここにきてやっと、気分が爽快になる一枚が撮れました (^_[◎]oパチリ。やっぱり太陽の力は偉大だね。
こんな絵が国鉄急行色の413系でも望めるのならば、折り返して来るまでの長い待ち時間もまったく苦になりません (+`゚∀´)=b OK牧場!。

とはいえ、まだあと二時間もあるのか・・・( ̄  ̄;)ニジカン…。

では、その待ち時間でちょっと、個人的な“急行形の想い出”を振り返ってみようと思います (´・ω`・)エッ?。
国鉄やJRの急行列車でおもに使われていた“国鉄型の急行形車両”というと ( ̄  ̄*)キューコー、車体がオレンジと緑に塗られた「湘南色(直流急行色)」の155系や165系、またはクリームと朱色に塗られたキハ58系気動車(ディーゼルカー)などが印象深い方も多いと思われますが σ(゚・゚*)ンー…、幼少から成人になるまで常磐線の沿線で育った私にとっての急行形といえば、当線の急行「ときわ」などに使われていた、交直流急行色でローズピンクとクリームの455系 (´ω`*)ヨンゴーゴ。
しかし、私が趣味でカメラを持って鉄道写真を撮り始めたとき、すでに急行「ときわ」は廃止されたあとで、かろうじて記録に残せたのは、常磐線の水戸以北で普通列車に使われる、急行から“格下げ”された姿の455系でした σ(・∀・`)ウーン…。そして国鉄からJRとなってまもなく、更新色への塗り替えや455系の廃車が進み、交直流急行色は本線上から消滅してしまいます (´・ω…:.;::..
キ、キエル…(2000年代に九州や北陸の475系で何度か復刻されたけど)。


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6001.jpg
急行「ときわ」の廃止後、
常磐線の普通列車に使われた
交直流急行色の455系。
(*´ω`*)ナツカシス
この写真のクモハ455形(クモハ453-3)は
前灯が小さいシールドビームで、
現在のトキ鉄に在籍するクハ455-701に
近い顔立ちですね。
▲86.3 常磐線 水戸

6003.jpg
福島の郡山で見かけたこの455系は
磐越西線の快速列車。
急行色がだいぶ色褪せてます・・・。
新幹線や特急列車の拡充により
急行列車の廃止が相次ぐなか、
かろうじて国鉄からJRに引き継がれた
急行形の455系ですが、
JR化後はリニューアルで車体色が更新され
(後方に見える白地に緑帯が東北地区の更新色)、
ローズピンクとクリームの交直流急行色は
姿を消すことになります。
▲87.8 東北本線 郡山

6004.jpg
近年のリバイバルブーム(?)で、
2005年に北陸本線や富山港線で使われていた
北陸地区の475系に交直流急行色が復刻。
このときも個人的に懐かしさを感じました。
しかし北陸の475系は
北陸新幹線の開業とともに退役し、
復刻色の編成も廃車となっています・・・。
▲09.04.29 北陸本線 細呂木-芦原温泉

2008.jpg
そしてこれは現在、
大宮の鉄道博物館に保存・展示されている
455系の先頭車(クモハ455-1)。
昨年に当館で催された「常磐線展」では、
かつて常磐線で臨時運転されたという、
急行「常磐伊豆」のヘッドマークが
掲げられました。


そんな個人的に馴染みが深くて、想い出のある交直流急行色の列車 +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
トキ鉄の急行列車はクハ455形と413系を組み合わせた“変則編成”ではあるものの、今の時代にあの急行「ときわ」を彷佛とさせるようなローズピンクの列車が現役で走っているなんて、懐かしさもさることながら、嬉しさで胸が熱くなります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
それだけに、できれば晴天という好条件で「急行2号」を迎えて、今度こそ納得のいく一枚を残したい (`・ω・´)キリッ!。

あと一時間 ( ̄  ̄;)イチジカン…。


0020.jpg
EF510形電気機関車を先頭にした
貨物列車(3097レ)がやってきました。
(゚ー゚*)カモレ
トキ鉄の旅客列車の編成が短いなか、
貨車を連ねた長い編成は見ごたえあります。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 有間川-谷浜


さすがにここまで天気が好転したからか、「急行2号」の約一時間前に通過する下りの貨物列車(3097レ)のころになると、次第にぽつぽつと同業者の方が集まってきました (*・ω・)ノ゙チワッス。やっぱりスッキリと晴れたらこの海バックの撮影ポイントで、急行色の413系を撮りたいって誰もが思いますよね ナカーマ(*・ω・)人(・ω・*)ナカーマ。ちなみに、ここは広い丘の上なので、同業者が増えてもキャパ的に問題ありません (´ー`)マターリ。
そして皮肉なことに、あの「急行1号」が通過して以降、この場所はほとんど日が翳ることなく、今はもうマンダーラを危惧するような雲も太陽の方向に見当たらないような落ち着いた状況のなか、やがて「急行2号」の通過時刻を迎えます (`・v・´*)ドキドキ。


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“日本海ひすいライン”という線名らしく
ターコイズブルーの日本海が広がる情景のなか、
穏やかな秋の陽光に照らされた急行列車が
気持ちよさそうに駆け抜けてゆきます。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 有間川-谷浜


うん!余は満足ぢゃ(笑)(-`ω´-*)ウム
清々しい秋晴れのもと、青く染まった日本海を背にして走る、交直流急行色413系(+455形)の急行列車。お立ち台からのド定番構図だけど、私はこの絵が欲しかったんです ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪。
それが撮れた瞬間、今旅のことだけでなく、コロナ禍でずっと溜まっていたモヤモヤ(フラストレーション)が、一気に吹き飛んだように思います (*´v`*)スッキリ♪。こんなにスッキリとした快晴の海景色で“撮り鉄”をしたのって、いつ以来のことだろう・・・。昨年(2020年)の春先に、引退間近の251系「スーパービュー踊り子」を早川のみかん山(石橋集落の玉川橋梁)で撮ってから、一年半ぶりになるのかな σ(゚・゚*)ンー…。


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先ほどの「急行1号」と同様、
やはりここではゆっくりと走る「急行2号」。
少し引いたアングルでもう一枚撮れました。
(^_[◎]oパチリ
手前の通信アンテナがちょっと煩わしいけど、
こちらのカットでは海景色がさらに
広がりを感じます。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 有間川-谷浜


まったく同じ場所で、同じアングルの同じ車両ながら、日が陰ってしまった「急行1号」と (´д`;)アウ…、日が当たってくれた「急行2号」(゚∀゚*)オオッ!。この二枚を見比べると、私が天候条件にこだわることに、少し理解していただけるのではないでしょうか ( ´_ゝ`)フーン。あくまで結果論ですが、ぶっちゃけ「1号」のほうは無駄なカットだったのかもしれません。でも、あの一枚で味わった苦さがあったからこそ、粘った末に好条件で撮れた「2号」の喜びが倍増したように思います (´ω`)シミジミ。
個人的にはこれでよかったと納得 ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0023.jpg
『今は、もう秋。
誰も、いない海・・・♪』
(゚ー゚*)トワエモア?
寄せては返す潮騒を聞きながら
海辺の鉄路を走り去る「急行2号」。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 谷浜-有間川
(後追い)


丘の西側(有間川側)で、やってくる413系を迎えうったあと (^_[◎]oパチリ、すぐに東側(谷浜側)へまわって ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、同列車の去りゆく後ろ姿も遠目がちに撮影 (^_[◎]oパチリ。列車は小っちゃくしか見えないけど、浜辺の波がいい感じに写りました (・∀・)イイネ。

これで海の見える丘からの撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

でもまだ、ここでホッと一息つく余裕はありません (´・ω`・)エッ?。というのも、いま下り方面へ走って行った「急行2号」の413系は、このあと直江津でふたたび折り返して、今度は糸魚川ゆき上り列車の「急行3号」となります (・o・*)ホホゥ。
お伝えしてきたとおり、市振で折り返す「1号」から「2号」までのあいだに、私はここで二時間半もの待ち時間を過ごしましたが、この谷浜は直江津から近いところに位置しているため、「2号」が通過してから「3号」となって戻ってくるまではだいたい50分ほどで、そのあいだに別の撮影ポイントへ歩いて移動するとなると、焦るほど余裕がないってワケではないけれど、けっこうタイトなのです アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。
かといって、さすがに「3号」までも同じ場所(海の見える丘)ってわけにはいかないしね (。A。)アヒャ☆。


0024.jpg
私が次にやってきたのはこんな場所。
線路脇の道路から安全に列車が撮れる
直線の撮影ポイントです。
ここにいらした先客はお一方のみで
ご挨拶して横に立たせていただきます。
(*・ω・)ノ゙チワッス


たにはま公園をあとにして、谷浜駅のほうへ戻るような形で歩くこと20分ほど ...(((o*・ω・)o、次に私が選んだ撮影ポイントは、駅から公園へ行くときにちょっと気になって足を止めた、線路沿いの道路から列車主体の編成写真が撮れそうな場所 σ(゚・゚*)ンー…。先ほどの「2号」(と「1号」)が、日本海を背景に望める“風景重視”の遠景で撮影したので、今度は“列車主体”のアングルで「急行3号」を狙ってみようと思います (・∀・)イイネ。
ちなみに上の写真を見るとわかりますが、秋の日差しは高度が低くて、午後3時過ぎの時点でもう、線路の近くまで伸びてきている山の影 ( ̄  ̄;)カゲ。これがもし、「急行3号」の通過まであと一時間もあると言われたら、伸びる影が列車にかかるのではないかと、ヒヤヒヤしながら待つことになりそうですが (´・д・`;)ハラハラ…、あと20分程度ならおそらく大丈夫でしょう ☆.(○≧ω')b オケ!。影の存在を気にすることなく、アングルを整えます。


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急行「くずりゅう」のヘッドマークを
誇らしげに掲げて快走する455系の急行列車。
その雄姿を西に傾きかけた太陽が
きれいに照らしてくれました
▲21.10.24 日本海ひすいライン 谷浜-有間川


ヨンゴーゴのくずりゅうが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
上り列車の「急行3号」で先頭を務めるのは、急行形のクハ455形(クハ455-701)で、その正面には国鉄時代に北陸本線の米原と金沢のあいだで運転されていた、急行「くずりゅう」のヘッドマークが掲げられています(「くずりゅう」)は福井県を流れる“九頭竜川”が由来)(゚ー゚*)クズリュー。昨日(土曜)は「立山」でしたが、今日(日曜)は「くずりゅう」。日替わりでヘッドマークの愛称を変えて、かつての名列車を彷彿とさせる演出がまた、ニクいですね ъ(゚Д゚)ナイス!。
なお、このヘッドマーク姿が見られるのは上り方の455形のみで、413系(クモハ413-6)のほうにマークは付けられないため、それを踏まえて455形が先頭になる「急行3号」を列車主体の編成写真で狙ってみました (^_[◎]oパチリ。列車への日当たりも“これぞバリ順(バリバリの順光)”という良好な光線状態で、ヨンゴーゴ(455形)の精悍な顔がより引き締まって見えます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
個人的に編成写真はあまり得意じゃないんだけど、なんとか無難に撮れたかな? ε-(´∇`*)ホッ。

これにて、今旅の撮影はすべて終了です (´w`*)ドツカレサン。
さ、東京へ帰りますか。


0026.jpg
西日が山の稜線に隠れる寸前、
直江津ゆきの下り列車が
谷浜へ入ってきました。
ホームで待つ人の影が長い。
▲21.10.24 日本海ひすいライン 谷浜


とりあえず、谷浜から日本海ひすいラインで直江津へ (゚ー゚*)ナオエツ。
ここから東京方面へ帰るには、ほくほく線と上越新幹線を越後湯沢で乗り継ぐか、もしくは妙高はねうまラインと北陸新幹線を上越妙高(じょうえつみょうこう)で乗り継ぐという、ふたつのルートがあり (・o・*)ホホゥ、来るときに前者の越後湯沢経由だった私はできれば、帰りに後者の上越妙高経由を選びたかったところですが σ(゚・゚*)ンー…、列車の接続がスムーズなのは前者のほうで、けっきょく帰りもほくほく線&上越新幹線ルートとしました コッチ…((((o* ̄-)o。
んじゃ、また越後湯沢で酒風呂&利き酒か? (゚∀゚)アヒャ☆(もう寄りませんw)。


0028.jpg
直江津での選択、
左のトキ鉄ET127系が
上越妙高方面へ行く妙高はねうまライン。
右の北越急行HK100形が
越後湯沢ゆきのほくほく線。
私が乗ったのは右の列車でした。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲21.10.24 えちごトキめき鉄道 直江津

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今回のほくほく線の列車は
転換クロスの「ゆめぞら」でなく、
ふつうのボックスシート。
( ̄  ̄*)ボックス
でも、ロングシートよりはずっといいです。


秋の風情を求めて出かけた上越への鉄道旅。
紅葉の色づきにはまだちょっと早かったし、清々しい秋晴れを期待していたものの、なかなか思い望んでいた天候にはならなかったけど σ(・∀・`)ウーン…、「ELぐんまみなかみ号」のEF64形電気機関車12系客車信越本線越後線の115系トキ鉄の413系(455形)など、個人的に惹かれる国鉄型車両の撮影を存分に堪能 (^_[◎]oパチリ。
そして旅の終盤には、ようやく太陽も微笑んでくれて、壮大な日本海の海景色を背景に、念願だった国鉄交直流色の急行列車を撮れたことは、それだけでもう大満足 ヽ(=´▽`=)ノワ〜イ♪。まあ、“終わりよければすべてヨシ”といったところでしょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!。
また、鉄分補給(鉄道趣味)だけでなく、コシヒカリのおにぎりや新鮮な海の幸、地酒など、ご当地の美味しいものも少しは(?)いただくことができて (゚д゚)ウマー!、あらためて出かけてよかったと思える、いい旅でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0031.jpg
越後湯沢で乗り継いだ
東京ゆきの上越新幹線「とき」。
個人的にはまだちょっと、
上越新幹線のE7系は新鮮味があります。
当系はやっぱり北陸新幹線のイメージが強い。
σ(゚・゚*)ンー…
▲21.10.24 上越新幹線 越後湯沢

0032.jpg
新幹線の車内で旅の打ち上げ〜。
 カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノ[★]
越後湯沢の構内にて催されていた
“新潟駅弁フェア”で私が購入したのは、
「まさか いくら なんでも寿司」(¥1,150)。
商品名に付けられた“まさか”とは、
鱒(マス)、鮭(サケ)、蟹(カニ)の頭文字で
そこへさらに“いくら”を加えた、
新潟名産の海の幸が満載の贅沢な寿司駅弁。
シースー(゚д゚)ウマー! ☆☆☆・・
けっきょく今日はお昼ゴハン抜きだったので、
美味しさがいっそう胃袋に沁みます。
“まさかいくらなんでも”、
昼抜きで撮り鉄に没頭するとはね・・・。
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


谷浜1624-(日本海ひすいライン1641D)-直江津1631~1657-(ほくほく線849M)-越後湯沢1818~1829-(上越新幹線 とき340号)-東京1952



ところで、今旅の初日に私が水上で撮影した、「ELぐんまみなかみ号」の牽引を務めた“茶色いロクヨン”ことEF64形1052号機ですが (゚ー゚*)チャガマ、あの日の運用から数日後に所属していた「高崎車両センター」を離れて、大規模な工場が併設されている「秋田総合車両センター」へと回送(EF64 37とともに)( ̄△ ̄;)エッ…。やはり噂でささやかれていたとおり、当機はどうやら引退(廃車)となる可能性が高いようです (´・ω・`)ショボン。


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10/23の「ELぐんまみなかみ号」が
最後の運行となり、
11/8に秋田車両センターへ回送されてしまった
茶色(ぶどう色2号)のEF64形1052号機。
▲21.10.23 上越線 水上


水上では冷雨が降るなかでの撮影だったけど、最後に記録できてよかったかな・・・。
EF64形1052号機(37号機も!?)、長年にわたる活躍、おつかれさまでした サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。



信越本線・・・115系快速列車 撮影記 [鉄道写真撮影記]

2000.jpg
2021.10.24 信越本線
秋曇の塚山峠にて・・・
115系 快速列車 撮影
 
 
前回からの続きです。

今秋は体感的に例年よりも冷え込むのが少し早いように思えた、10月下旬の週末 ((*´д`*))サムゥ。ひょっとしたら北関東あたりではそろそろ、紅葉が見ごろを迎えるのではないかと気持ちが逸った私は σ(゚・゚*)ンー…、上越線で臨時運行される「ELぐんまみなかみ号」を撮影する目的で、群馬県の水上(みなかみ)へと向かいます ...(((o*・ω・)o。
この日の関東地方の天気はおおむね“晴れ”の予報 (゚∀゚)オッ!。駄菓子菓子(だがしかし)、新潟県との県境に近い水上ではあいにくの秋雨が断続的に降り続いており :il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…、また、渓谷(諏訪峡)の紅葉もまだピークには程遠い“色づき始め”といったところで σ(・∀・`)ウーン…、私が期待していたような“秋晴れの紅葉風景”は望めませんでしたが、それでもほんのりと秋色に染まった渓谷沿いを走りゆく、茶色いEF64形電気機関車(1052号機)+青い12系客車の「ELぐんまみなかみ号」はそんなに悪い感じでなく (・∀・)イイネ、私としてはここまで来た価値のある成果を得ることができました(+`゚∀´)=b OK牧場!(“大満足”ではないけれど・・・)。

それにしても、雨風が容赦なく吹きつける渓谷の橋の上(しかも高さ42メートル)は寒かった・・・彡{{{+ω+;}}}彡ヒューヒュー。みなかみ町は言わずと知れた温泉郷で、できることなら冷えた体をお風呂で温めたいところですが ソレ(σ´∀`)σイイネ~、次に私が乗る上越線の下り列車(長岡方面)は、水上より先が一日にわずか5本しか運行されないため見送るわけにはいかず(ちなみに13時台の列車を逃すと、その次は17時台…)、温泉はおろか昼食もおあずけで (・ε・`)チェ、私はとりあえず予定していた列車に水上から乗り込みました。


0001.jpg
前回のラストでご紹介した
湯檜曽(ゆびそ)に続き、
次駅の土合(どあい)もまた
新清水トンネルのなかに下り線ホームがある
“トンネル駅”です。
( ̄  ̄;)クライ…
▲21.10.23 上越線 土合
(車窓から)


雨がそぼ降る水上をあとにした上越線の長岡ゆき下り普通列車は程なくして、群馬と新潟の県境にそびえる谷川岳を貫く、全長13,500メートル(13.5キロ)の新清水トンネルに突入。

“国境の長いトンネル”を抜けると・・・快晴だった!
(ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━!!

な〜んて展開になれば嬉しいんだけど、そんな淡い期待は持つだけむなしく、トンネルを抜けて新潟県へ入ってもやはり、車窓に見る景色は雨が降り続いています :il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…。そもそも天気予報によると今日は、群馬よりもさらに新潟のほうが天気悪い(降水確率が高い)んだよね。ホント、テンションの上がらない空模様だよなぁ・・・ε-(-ω-;)ハァ…。


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トンネルを抜けた先の新潟もやはり雨。
越後中里付近で車窓の左手に見える
丘の麓に並ぶ青い列車(?)は
国鉄時代に廃車となった43系客車で、
現在はスキー場の休憩所に活用されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.10.23 上越線 越後中里-岩原スキー場前
(車窓から)

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水上から30分ちょっと、
列車は越後湯沢に着きます。
ほよよ?「やまどり」(右)だ。
(=゚ω゚=*)ヤマドリ!?
▲21.10.23 上越線 越後湯沢

0004.jpg
さっき水上の駅で見送った
団体専用列車の「リゾートやまどり」が
越後湯沢に停車していました。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
ここが団体さんの目的地だったのかな?
▲21.10.23 上越線 越後湯沢


水上1340-(上越1739M)-越後湯沢1413

雨を突いて北上してきた列車はまもなく、越後湯沢(えちごゆざわ)に到着し、私はここで下車 ( ̄  ̄*)ユザワ。
水上からは一日に5本しか設定されていなかった上越線の下り列車ですが、そんな極端に少ないのは山あいの県境を越える水上と越後湯沢の区間だけで(上下線ともに)、越後湯沢から先の長岡方面はまた、おおむね一時間に一本程度の運行本数となります (´ω`)ナルヘソ。
そして越後湯沢は上越新幹線も発着する新潟県南部(魚沼地域)の主要駅で、スキーやスノボなどウインタースポーツのシーズンを中心に多くの観光客が訪れることから、駅の構内には土産物店や飲食店、観光案内所、さらには日本酒の試飲コーナーや入浴施設などが軒を連ねる、店舗が充実したショッピングモール的なフロア(CoCoLo湯沢・がんぎどおり)が併設されており、この日も多くの人たちでにぎわいを見せていました (・o・*)ホホゥ。
んじゃ、ここで何かお昼ゴハンを買って、ついでに温泉にも浸かっちゃおうかな?(゚∀゚)アヒャ☆


0005.jpg
越後湯沢駅のコンコースに併設された、
ショッピングコーナーの「がんぎどおり」。
ご当地の土産物店や飲食店などが充実しています。
ここなら駅の中なので雨にも濡れない。
(・∀・)イイネ

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0007.jpg
新潟の日本酒をPR、販売する
「ぽんしゅ館」では、
随時100種類以上もの銘柄が揃えられ、
500円でお猪口5杯分の利き酒が楽しめます。
▽_(´ω、`*)ウィッ

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天然温泉の湯舟に日本酒を注ぎ入れる
“酒風呂”が味わえるという
立ち寄り温泉の「湯の沢」。
-----(*^ 0 ^A ホッ-----
お湯からはかすかに日本酒の香りが
したようなしないような・・・
(正直、あんましわからなかった)。

0009.jpg
越後湯沢のある県南部の魚沼地域といえば、
“魚沼産コシヒカリ”などで知られる
日本有数の米どころ。
お!もう新米が出ているね。
(゚¬゚*)ジュルリ

0012.jpg
「ぼ、ぼくはね、お、お、おむすびが、
す、すきなんだな」
( ̄▽ ̄*)キヨシ?
新米のコシヒカリを使ったおにぎりと
新潟限定麦酒の「風味爽快ニシテ」を買って
次の列車に乗り込みました。
このおにぎり、マジで米がウマかったです。
(゚д゚)ウマー!


列車の乗り継ぎ時間を利用して・・・というか、予定よりも列車を一本遅らせて“エキナカ温泉”に入り、水上での撮影で冷えた体を癒してから、“乗り鉄旅”を再開 オマタヘヾ( ̄∇ ̄*ゞ。
ここ越後湯沢は上越新幹線と上越線の駅ですが、当駅から下り方へ4駅ほど進んだ六日町(むいかまち)で分岐する、北越急行ほくほく線の列車も一部が乗り入れて発着します (゚ー゚*)ホクホク。そのほくほく線が次に私の乗る路線で、二両編成の直江津(なおえつ)ゆき下り普通列車は越後湯沢をあとにしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


0010.jpg
越後湯沢から乗る
ほくほく線の直江津ゆき普通列車(右)。
お!「ゆめぞら」じゃん!
(゚∀゚)オッ!
▲21.10.23 上越線 越後湯沢

0011.jpg
ほくほく線の普通列車に使われる
北越急行HK100形の一般型は基本的に
向かい合わせのボックスシートですが、
イベント用車両の「ゆめぞら」には
転換クロスシートが装備されています。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪

0013.jpg
車窓越しに見る山並みは
巻機山(まきはたやま)などを擁する三国山脈。
曇天でもその山容がよく見えました。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲21.10.23 上越線 石打-大沢
(車窓から)

0014.jpg
コシヒカリの産地、
魚沼丘陵をゆくほくほく線の列車。
すでに稲刈りは済んでおり、
田園はもう冬支度です。
▲21.10.23 ほくほく線 六日町-魚沼丘陵
(車窓から)


新潟県の六日町と犀潟(さいがた)をむすぶ第三セクター鉄道の北越急行・ほくほく線はかつて、越後湯沢で上越新幹線と接続する特急「はくたか」を高頻度で運行し、首都圏と北陸地方をつなぐバイパス的な役割を務めていましたが バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、2015年に北陸新幹線が開業したのに伴って特急列車が廃止されてからは、おもに地域輸送を担うローカル線に落ち着いた印象 (´ー`)マターリ。
そんなほくほく線の車窓に広がるのは、上越の山々を望むように広がるのどかな田園風景。あいかわらずのどんよりとした曇り空だけど、流れる景色を眺めながら車内でおにぎりと缶ビールがいただけるだけでも、コロナ禍の行動制限が緩和された今では少し喜びを感じます +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
もちろん、せっかく鉄旅に出たのですから、晴れていたほうがよかったのは言うまでもないけど (。A。)アヒャ☆。

ほくほく線の列車は犀潟から信越本線に直通し、私は終点の直江津までやってきました (・ω・)トーチャコ。


0015.jpg
越後湯沢から一時間ちょっとで
列車は直江津に終着。
やっぱり転換クロスシートは
乗り心地よくていいやね。
(´w`*)ラクチン♪
▲21.10.23 信越本線 直江津

0016.jpg
日本海に面した港町の直江津。
その駅舎は船をイメージしたデザイン。
イソノ(゚ー゚*)フネ
ちなみに当地では
近年にリニューアルオープンした
上越市立水族博物館の「うみがたり」が
人気の観光スポットだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


越後湯沢1524-(ほくほく線844M)-直江津1637

新潟県上越市に位置する直江津は昔から、幹線の信越本線と北陸本線が接続していた“鉄路の要衝”であり、北陸新幹線の開業に伴って一部の路線が第三セクター化された現在でも、えちごトキめき鉄道の“妙高はねうまライン(旧・信越本線の直江津〜妙高高原)”と“日本海ひすいライン(旧・北陸本線の直江津〜市振)”、JR東日本の路線として残された信越本線(直江津〜新潟)、犀潟を介して信越本線に直通する北越急行・ほくほく線など、各線の各列車が当駅を発着します (・o・*)ホホゥ。

ところで、拙ブログのコアな読者様なら(そんな人いないと思うけどw)、ご記憶されている方がいるかもしれませんが (゚Д゚)ハア?、私は一昨年(2019年)の5月にも、上越線とほくほく線の普通列車を乗り継ぐ経路で、ここ直江津を訪れています ...(((o*・ω・)o。
以前と同じような旅程をたどるのはなんだか面白味に欠けるけど、この直江津を発着する列車のラインナップには最近ちょっとした変化(?)があって、それを撮影することが当地を二年ぶりに再訪した目的です ( ´_ゝ`)フーン。二年前にはまさか“あの車両”がここで見られるようになるとは、まったく想像していなかったなぁ・・・(´〜`*)ウーン…。
はたして“あの車両”とはいったい何なのか、当該列車の運転時刻を見計らって移動してきたこともあり、それはすぐに直江津の駅へ姿を現しました (*゚ロ゚)ハッ!。


0017.jpg
どんよりとした曇り空のもと、
懐かしい“国鉄急行色”の列車が
直江津の構内をゆっくりと進みます。
先頭車は側扉が両開きで近郊形の
413系(クモハ413-6)。
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


トキ鉄急行、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
鉛色の雲が空を覆う雨上がりの夕暮れ時、構内のいちばん北側に位置する1番線ホームにゆっくりと入ってきたのは、ここ直江津を終着駅とするえちごトキめき鉄道(トキ鉄)日本海ひすいラインの下り列車で、私の世代には懐かしさを感じる“交直両用の国鉄急行色”に塗られた413系(クハ455形含む)ではありませんか!w(*゚o゚*)wオオー!。これはエモいっ!o(≧▽≦)oエモイッ!
そう、この列車こそ、私のお目当てであるトキ鉄の“観光急行”です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。


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直江津に到着したトキ鉄の「急行4号」。
後部には急行「立山」のヘッドマークが
掲げられていました。
ホームの上屋と急行形車両がマッチして
いい感じだなぁ。
+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


国鉄時代の1986年に製造された413系はもともと、おもに北陸本線の普通列車などで運用されていた近郊形車両(交直両用型)で、北陸新幹線の開業後は三セク化により路線の北部が短縮された北陸本線から、金沢と七尾(ななお)をむすぶ七尾線に一部の編成が活躍の場を移し、“七尾線色”と呼ばれる真っ赤な出立ち(茜色)となって、つい一年前の昨年(2020年)10月まで定期列車に従事 (・o・*)ホホゥ。そのなかでも元・急行形車両から改造されたクハ455形(クハ455-700)が組み込まれた変則編成は、ファンからの高い注目を集める存在でした ε-(°ω°*)ヨンゴーゴ!。
しかし、七尾線に投入された新型車両(521系)への置き換えが進んだことで、413系はすべてがJRから引退(あいの風とやま鉄道には現在も残存)。国鉄急行形車両の最後の生き残りだった、クハ455形もこれで消滅するものだと思われました (´・ω・`)ショボン。
ところが、その急行形のクハ455形を含む413系の貴重さに目を付けたトキ鉄の社長さんが、引退した413系(3両編成)+クハ455形(一両)をJR西日本より譲受(購入)(* ̄Oノ ̄*)オイクラ?。車体色を七尾線時代の赤一色から、ローズレッドとクリームの懐かしい“国鉄急行色”に塗り替えられ、おもに鉄道ファンをターゲットとした観光目的の急行列車(観光急行)として、今年(2021年)の7月よりトキ鉄の妙高はねうまラインと日本海ひすいラインで運行を開始したのです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。すごいなぁトキ鉄、やるなぁトキ鉄、いいじゃんトキ鉄 ъ(゚Д゚)ナイス!。


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妙高高原・市振方の先頭車は
国鉄急行形の貴重な生き残りである
クハ455-701。
当車はもともと455系の中間付随車でしたが、
先頭車に改造されて413系へ組み込まれました。
連続した客室窓や片開きの側扉など
急行形の面影を色濃く残しています。
。゚(つ∀`゚)゚。ナツカシス…
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津

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ちなみにこの写真は
今から8年前の2013年10月に
今回とほぼ同じ位置で撮った
北陸本線時代のクハ455-702。
この頃は白地に青帯の“北陸色”でした。
いまになってみればホント、
何でも撮っておくものだなぁ(笑)
(゚∀゚)アヒャ☆
▲13.10.13 北陸本線 直江津

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またこの写真は
昨年の3月に七尾線の羽咋で撮影した
クハ455-702が先頭の普通列車で、
塗装は真っ赤な“七尾線色”。
(゚ー゚*)ナナオ
なお6両編成中の前から4両目には
クハ455-701が連結されています。
▲20.3.20 七尾線 千路-羽咋


そして個人的にこのクハ455形と言えば昨年の3月、七尾線から引退してしまう直前に典型的な“葬式鉄”として、当線へ撮影に訪れたのが記憶に新しいところ【◎】]ω・´)パチッ!。このころは全国的に“新型コロナウイルス”が蔓延しはじめたときで、七尾線のある北陸地方に出かけることを少しためらうも、まだ県またぎの自粛要請や緊急事態宣言などが正式に発出されていなかったため遠征を強行。結果的に私にとってコロナ禍で行動制限がかかる前の最後の宿泊旅でした (-“-;*)コロナ…。
あれから約一年半、有効なワクチン接種などが進んだこともあってか、ようやくコロナの感染に少し落ち着きが見られるようになってから訪れた今日の直江津で、もう二度と撮ることは無いだろうと思っていたクハ455形に再会できるとは (=゚ω゚)ノ゙ヤア、なんとも感慨深いものがあります +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。


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日が暮れた直江津に佇むクハ455形。
その精悍な横顔が凛々しい。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
懐かしい急行列車をイメージして掲げられた
ヘッドマークの「立山」は、
かつて大阪と富山のあいだをむすんでいた
北陸本線の急行列車で、
1985年に廃止となりました。
愛称の由来はもちろん立山連峰。
(゚ー゚*)タテヤマ
▲21.10.23 えちごトキめき鉄道 直江津


それにしても、残念だったのはやはり今日のお天気 σ(・∀・`)ウーン…。
もしも晴天が期待できるようならば、上越線とほくほく線の列車を順当に乗り継いで、日本海ひすいラインの海景色を望めるような撮影ポイントへ向かうつもりでしたが ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!、新潟県が降水確率の高い雨予報だったのと、実際の悪天候に私のテンションは上がらず "o(-ω-;*)ウゥム…、寄り道した越後湯沢で酒風呂に入ったり、利き酒なんかをしたりしてから、のんびりと夕方に直江津へと着き …(((o*・ω・)o、けっきょくは駅のすぐ脇の小道というお手軽な場所からの撮影で、お茶を濁してしまいました 【◎】]ω・)パチャ。
でもこの天気じゃ、しゃーない(しょうがない)わな。まあ、海バックなどはまた晴れたときにトライするとして、今日はクハ455形と再会できただけでもヨシとしよう (-`ω´-*)ウム。

直江津に終着した「急行4号」が、そのままホームに留置されているところを30分ほど撮影した程度ですが、18時をまわってあたりはすっかり暗くなりました ( ̄  ̄*)マックラ。


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直江津から乗るE129系は
信越本線の新潟ゆき下り快速列車。
空いていたのでボックスシートに座れました。
▲21.10.23 信越本線 直江津


さて、新潟県まで足を伸ばした今旅は、日帰りでなく久しぶりのお泊まり (”▽”*)キャッ♡。直江津から信越本線の快速列車で新潟方面へ40分ほど進んだ柏崎(かしわざき)の駅前に、あらかじめ宿(ビジネスホテル)を取っています (゚ー゚*)カシワザキ。
今日は一日中ぐずついたお天気だったけど、予報によると明日の新潟県は天気が回復傾向だとか (゚∀゚)オッ!。すっきりとした気持ちのいい秋晴れになってくれるといいなぁ 八(゚- ゚)ハレテ!。“自称・晴れ男”(あくまでも自称よ)の面目躍如となるでしょうか!?ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ


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今宵の宿泊地、柏崎市の柏崎で下車。
(・ω・)トーチャコ
新潟へ向けて発車する快速列車を見送ります。
▲21.10.23 信越本線 柏崎

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柏崎のホームには
越後線の115系が停まっていました。
(゚∀゚)オッ!
青い色の“第3次新潟色”(N-34編成)と
レモン牛乳カラーの“弥彦色”(N-36編成)の
二本を併結した6両編成。
▲21.10.23 信越本線 柏崎


直江津1843-(信越3375M)-柏崎1920


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直江津と同様、
柏崎も日本海に面した港町。
新鮮な海の幸をお供に
新潟の地酒をいただきます。
カンパーイ♪((〃゚∇゚)ノ凵☆
これぞ旅の醍醐味ですね。
(~▽~*)ウィッ



10月24日(日)

柏崎で迎えた旅の二日目 ('-'*)オハョ♪。
爽やかな快晴の朝を期待して、宿泊した部屋のカーテンを起き抜けにシャッと開けると・・・三⊂(・ω・´)シャッ!


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ホテルの窓から見た柏崎の空は
昨日に続きどんよりとしています。
ちなみに手前に写り込んでいるのは
柏崎駅のホーム。


どーんぐーもりー il||li _| ̄|〇 il||lii

なんだよー!ヾ(#`Д´)ノムキーッ、翌朝には天候が回復するって、前夜にテレビで見たニュースのお天気コーナーで言っていたのに(その時点の予報では“晴れ時々曇り”だった)、実際は雨こそ降っていないものの厚い雲に覆われていて、太陽も青空もまったく見えやしない σ(・ω・`)ウーン…。あらためてテレビを見てみたら、今日の新潟の天気は“曇り時々晴れ、ところにより一時雨”に下方修正されているし・・・(´д`;)アウ…。
はぁ・・・、これでは朝からテンションが上がりません ε=(・д・`*)ハァ…。もう撮り鉄に出かけるのをやめて、ホテルで滞在が可能な時間(10時)まで寝てよっかな・・・なんて、やさぐれそうになるけど (´σД`)ヤーメピ、せっかくはるばる新潟の柏崎まで来たのに“ふて寝”するのはもったいないし、それにたとえ天気が悪くとも、私が撮りたいと思っている列車は確実に定期運行されます (-`ω´-*)ウム。
私は重い腰を上げてホテルをチェックアウトし、予定通りの時間に駅へと向かいました ...(((o´・ω・)o。


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柏崎市の玄関口、柏崎駅。
当駅は直江津と新潟をむすぶ信越本線と、
ここから吉田方面へ分岐する越後線の
二路線が乗り入れています。
▲21.10.24 信越本線 柏崎


パッとしないお天気はさておき、とりあえず今日の私がこれから撮りたいと考えているのは、直江津を始発駅に、柏崎、長岡、三条(さんじょう)、新津(にいつ)などを経て、新潟まで運行される信越本線の快速列車(3371M)で、今や貴重な存在となった国鉄型車両の115系が使われています (゚ー゚*)ゲゲゴ。
新潟への通勤・通学輸送をおもな目的としている当列車の運行は朝早くて、これを撮るために私は柏崎で宿泊 (´ω`)ナルヘソ。もしも晴れていれば、柏崎から近い鯨波(くじらなみ)米山(よねやま)など、列車の背景に日本海が望める有名な撮影ポイントへ赴くつもりでした (・∀・)イイネ。


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柏崎から乗る信越線。
鯨波など海沿いの撮影ポイントへ行くには
直江津方面の上り列車(妙高高原ゆき)ですが、
ほぼ同時刻に新潟方面の下り列車も
ありますね・・・。
▲21.10.24 信越本線 柏崎


駄菓子菓子(だがしかし)、あいにく期待通りにはならなかった、この天気 (・ε・`)チェ。
雨天や曇天のもとで見る海景色は、寒々としてあまりいい絵になりそうもなく(高い白波が立つような海景色を狙うような場合は別として)、それだったらまだ “しっとりとした雰囲気” という表現でごまかせる(?)、山景色のほうが幾分マシかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…(水上で「ELぐんまみなかみ号」を撮った前記事でも、その表現を多用してるw)。
ちょっと迷ったけど、私は海沿いの鯨波方面へ向かう妙高高原(みょうこうこうげん)ゆきの上り列車でなく、逆方向の長岡方面へ向かう新潟ゆきの下り普通列車に乗り込み コッチ…((((o* ̄-)o、信越線で柏崎から内陸のほうへ20分ほど進んだ長鳥(ながとり)で下車しました。


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信越線の車窓から眺めるのは
予定していた海景色でなく、
のどかな里山風景。
(´ー`)マターリ
▲21.10.24 信越本線 安田-北条
(車窓から)

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ホームの狭さが印象的な小駅の長鳥。
( ̄  ̄;)セマイ…
駅舎の脇に建てられた説明板によると、
当駅はもともと単線時代に
行き違う列車を交換させるための
簡易的な信号所でしたが、
この付近の地域住民が当時の国鉄に
駅の設置(信号所からの昇格)を請願し、
建設費を住民が負担して開業させたという
歴史の経緯があるそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲21.10.24 信越本線 長鳥


柏崎0659-(信越1323M)-長鳥0717

信越本線の長鳥と塚山(つかやま)のあいだは、柏崎市と長岡市の市境に位置する“塚山峠”と呼ばれる山あいの難所で、長鳥の駅前から塚山のほうへ向かって道を歩きだすと、すぐに上り勾配の坂となります ( ̄  ̄;)トウゲ…。ただし、峠道といっても登山道みたいな険しいものでなく、クルマもふつうに通れる整備された舗装道路(県道11号・柏崎小国線)なので、歩くのはさほど辛くありません ...(((o*・ω・)o。
小雨がぱらつく峠の坂道を進み、駅から20分ほどで難なく目的の撮影ポイントに到着。


0031.jpg
塚山峠へと伸びる、県道の柏崎小国線。
今の時期とくに問題なく通行できますが、
冬期は降雪による雪崩のおそれがあるため
道路が閉鎖となるらしい。
ああ、また小雨が降ってきちゃったよ・・・。
、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ

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峠道(というか単なる坂道)を歩いて
やってきたのはこんなところ。
うっそうとした草木の向こうをよくみると、
信越線の線路が確認できます。
(「゚ー゚)ドレドレ
こうやってみるとけっこうな高さを
上がってきたんだなぁ。

0034.jpg
山あい縫うようにして
塚山峠を進みゆく貨物列車。
先頭に立つEF510形の赤い機体は
遠景でも目立ちます。
(゚ー゚*)ゴトーサン
▲21.10.24 信越本線 長鳥-塚山


撮影ポイントに着いて一息つく間もなく、すぐにやってきたのは赤いEF510形電気機関車に牽引された、長いコンテナ車の貨物列車 ( ̄  ̄*)カモレ。貨物列車の運用に疎い私は通過時刻を把握していなかったけど、麓にある踏切の音が耳に届いたので、逃すことなく撮ることができました (^_[◎]oパチリ。
この塚山峠を越える道路は冬期に降雪で閉鎖となるような峠道ですが、いっぽうの信越本線はトンネルで山を貫いており、私が立っている撮影ポイントはそのトンネルの上に位置した場所で、山あいを縫ってトンネルへと入る手前のストレートを走る列車が高い目線で狙えます。これはなかなか壮観な“俯瞰ポイント” (・∀・)イイネ。
もし晴れていれば、今の時間帯はおそらく順光で列車に日が当たるのではないかと思われますが σ(゚・゚*)ンー…、そんな仮定のハナシをするのが空しくなるようなドン曇りの状況で ┐(´д`)┌ ヤレヤレ、やがてお目当ての快速列車が通過する時刻を迎えました。


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115系、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
今日の快速は“さつまいも色”か。
( ̄  ̄*)イモ?
▲21.10.24 信越本線 長鳥-塚山

0036.jpg
山の木々が色づくよりもひと足早く、
まるで紅葉のような赤と黄色を車体に纏った
旧・新潟色の115系(N40編成)が、
秋が深まりつつある塚山峠を駆け抜けました。
▲21.10.24 信越本線 長鳥-塚山


115の快速が撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
古い国鉄型車両らしい重厚なモーター音を山にこだまさせて、雨上がりの濡れた鉄路を進みゆく115系の快速列車 (´ω`*)シブイ。今の季節に合う“しっとりとしたいい雰囲気”じゃないですか(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
信越本線や越後線などで使われている新潟車両センター所属の115系は、後継車両のE129系へ置き換えが進み、現在も残されているのは7編成(3両編成が7本)のみ (゚ー゚*)ゲゲゴ。そしてファンサービスと言っていいかと思いますが、その7本の115系は過去に存在したいろいろな車体色を各編成ごとに再現(復刻)するという趣向が凝らされ、すべて違うカラーバリエーション(7色)となっています ( ̄。 ̄)ヘー。たとえば昨日の私が柏崎へ着いたときにホームで見かけた越後線の115系は、青い色の「第3次新潟色」(N-34編成)と淡い黄色(レモン牛乳?)の「弥彦色」(N-36編成)の二本が併結した運用でした。
では、今日の信越線の快速列車(3371M)に就く115系は何色の編成なのか σ(゚・゚*)ンー…、とくに事前に調べることはしないで、“115系ガチャ”を楽しむつもりでで引き当てた(?)のは (*゚v゚*)ワクワク♪、1960年代の色を復刻して赤と黄色のツートンカラーに塗られた「旧・新潟色」(N-40編成)(゚∀゚*)オオッ!。もともとこの色は、雪国の新潟でも車両が目立つように視認性を重視して採用されたと言われる車体色で (・o・*)ホホゥ、今回のような遠景で狙っているときにこの色の編成が来てくれたのは、ちょっとラッキーでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。ちなみに7種の“カラバリ”のうち、私はこの「旧・新潟色」を撮る機会が多くて(先代のN-3編成も含め)、ひょっとしたら相性がいいのかもしれません (^_[◎]oパチリ。
空模様はあいにくの曇天でしたが、快速運用に就く「旧・新潟色」の115系が山あいを走りゆく姿はやはり、私のような国鉄型好きにはたまらないカッコよさがあり 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜、天気は満足のいくものではなかったけど、115系の記録としてはいい収穫が得られたと思います (+`゚∀´)=b OK牧場!。ホテルで“ふて寝”せずに撮影へ出かけてよかったよ(笑)

これで塚山峠での撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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駅に向かって歩いていると・・・
あれ?晴れてきた?
(=゚ω゚=*)ンン!?


ところが・・・(´・ω`・)エッ?
曇天でも115系が撮れたことに納得しつつ、峠の坂道を下って長鳥の駅に戻ると ...(((o*・ω・)o、なんとも歯がゆいことに、このタイミングで雲間から太陽がスッと顔を出し (=゚ω゚)ノ゙ヤア、あたり一帯が眩しい日差しに照らされたじゃありませんか!Σ(゚□゚*)ナニーッ!!
なんだよー!こんな日差しが115系を撮るときにも欲しかったぞ!(#`д´)クヤシイデスッ!・・・というのは、撮り鉄によくある展開だけど、それにしたって今旅はとことん“天気運”に見放されている気がするなぁ (´д`;)トホホ…。


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E129系の普通列車に乗って、
長鳥をあとにします。
今ごろになって日が差したじゃん・・・。
( ̄△ ̄;)エッ…
▲21.10.24 信越本線 長鳥


予定ではこのあとさらに別の場所へ移動して、もう少し新潟県内での撮り鉄を続けるつもりですが、はたして一枚でも“晴れカット(晴れて日が当たったシーンでの写真)”が得られるのだろうか? σ(・ω・`)ウーン…。
予報によると今日の新潟の天気は、“曇り時々晴れ、ところにより一時雨”・・・だっけ。


次回に続きます・・・。
ハレル?(゚∀゚≡゚Д゚)クモル?



上越線・・・快速「ELぐんまみなかみ号」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.10.23 上越線
秋雨の諏訪峡にて・・・
快速「ELぐんまみなかみ号」
撮影
 
 
ひと月くらい前はまだ残暑が厳しかったのに (´Д`υ)アツーィ、10月に入ってから気温が一気に下がった印象で、とくにここ数日の朝晩はもう冬のような冷え込み {{{(+ω+*)}}}サブッ!。なんだか晩夏から秋を通り越して、一気に初冬となった空気感を覚えます (´〜`*)ウーン。先日には温かい食べ物を欲して、“鯛焼き”を買いに走ってしまいました(笑)
そうなると、ひょっとして今秋の紅葉は例年より色づきが早いのではないかと、せっかちな私はつい気持ちが逸ります アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ。

そんなタイミングで週末の土曜日(10/23)に群馬県の上越線(じょうえつせん)で運転されるのが、12系客車を使用して高崎と水上(みなかみ)のあいだを一往復する、臨時快速列車(全席指定)の「ELぐんまみなかみ号」σ(゚ー゚*)イーエル?。
列車名に付けられた“EL”とは“電気機関車”のことで(EL=Electric Locomotiveの略)、本来の同区間では行楽期を中心に蒸気機関車(SL)が先頭に立つ「SLぐんまみなかみ号」を観光列車として運行しているのですが、今シーズンはSL(C61 20)が定期検査のために工場へ入場しているため、その代役(?)として「ぐんまみなかみ号」の牽引にはSLでなく電気機関車が充てられます (・o・*)ホホゥ。SLが見たい観光客はちょっとガッカリかもしれませんが、私はどちらかというとSLよりもELやDL(ディーゼル機関車)のほうに惹かれる趣向で、むしろ「ELぐんまみなかみ号」の運転は電気機関車を撮る絶好のチャンスと言えましょう (☆∀☆)チャンス!。
奥利根(利根川上流)の自然豊かな沿線風景を走る当列車、さすがに紅葉の色づきはまだ早いかな? いや、ここ数日の冷え込みなら、意外といい具合になっているかも? σ(゚・゚*)ンー…、そんな期待を抱きつつ、私は上越線へ撮影に行ってみることとしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。

もちろん、いまは陽性者の数が減っているとはいえ、引き続きコロナの感染予防策をしっかりと意識したうえで・・・ \_( ゚ロ゚)ココ重要。


10月23日(土)

まだ日の出前の暗い時間に自宅の最寄り駅を出発し、まずは上野へと向かいます ...(((o*・ω・)o。
やはり今朝も空気に冷たさを感じるような低い気温となり、コロナ対策の換気で少し窓が開けられた電車の車内は、外気の風が吹き込んでちょっと寒い {{{(+ω+*)}}}サブッ!。


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上野までの移動に利用した山手線。
この土日の二日間(10/23.24)は
渋谷駅の大規模工事が行われることで
内回り電車は池袋〜大崎が運休。
私が乗った電車も池袋ゆきでした。
( ̄  ̄*)ブクロ
▲▲21.10.23 東北本線(山手線)神田
▲21.10.23 東北本線(山手線)上野


この日は山手線の渋谷で駅の改良工事に伴う運休区間(内回りの池袋〜大崎)が発生するため、山手線を利用する際の注意や他線への迂回乗車を促すアナウンスが、早朝で人影まばらな上野駅の構内に響いています。
そんな上野から私が乗るのは、高崎線の高崎ゆき普通列車。この時間帯の当駅始発なので車内はガラガラに空いており、私はボックスシートの一画を確保できました。これから高崎まで二時間近く揺られるので、“乗り鉄”としてはロングシートよりクロスシート(ボックスシート)のほうが嬉しい (゚ー゚*)ボックス。


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E231系とE233系の二形式が使われている
高崎線の普通列車。
乗り心地が比較的よいほうの
E233系に当たったのはちょっとラッキー。
(o ̄∇ ̄o)ニーサンサン
▲21.10.23 東北本線(高崎線)上野

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青空が広がる秋晴れとなった関東地方。
埼玉と群馬の県境付近を走る電車の車窓からは
秩父の山並みが望めます。
(゚∀゚)オッ!
この先も快晴だといいのですが・・・。
▲21.10.23 高崎線 神保原-新町
(車窓から)


拙ブログの前記事(ONE-shot)を伏線としているわけではありませんが、やはり“撮り鉄”に出かけたらまず気になるのは空模様 (-`ω´-*)ウム。事前に確認した今日の天気図は西高東低の気圧配置で、予報によると太平洋側の関東地方などはおおむね晴れるものの、日本海側の北陸地方や新潟県では天気が崩れて雨風が強いらしい ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
都内から埼玉県を抜けて群馬県へと向かう高崎線の車窓には今のところ、清々しい秋晴れの青空が広がっていますが (´▽`*)イイテンキ♪、最終的な私の目的地は群馬のなかでも新潟県に近い北部に位置するため、ちょっと天気が気がかりなところ σ(・∀・`)ウーン…。

はたしてその不安は的中し・・・( ̄△ ̄;)エッ…


0005.jpg
高崎で高崎線から上越線に乗り換え。
水上ゆきの211系(右)はロングシートです。
(゚ー゚*)ニゲゲ
ちなみに“SL列車”の運行拠点となる高崎は
駅名標が蒸気機関車の黒い色と
動輪(車輪)をイメージしたものとなっています。
▲21.10.23 信越本線(上越線)高崎

0006.jpg
赤城山、妙義山とともに、
上毛三山のひとつに数えられる
榛名山(標高1,449 m)を
車窓に映しながら北上する上越線。
ハルナ(゚ー゚*)アイ
ここではまだ晴れてるけど・・・。
▲21.10.23 上越線 八木原-渋川
(車窓から)

0007.jpg
渋川を過ぎて渡る利根川の鉄橋。
だんだん雲が多くなってきた?
σ(゚・゚;)ンー…
▲21.10.23 上越線 渋川-敷島
(車窓から)

0009.jpg
沼田付近では車窓から
きれいな虹が見られました。
(゚∀゚*)オオッ!
ただ、幸運の象徴と言われる虹ですが、
列車が進む先は暗雲が垂れ込めています・・・。
(´・ω`・)エッ?
▲21.10.23 上越線 沼田-後閑
(車窓から)

0010.jpg
水上の手前の利根川沿いは
景勝地の諏訪峡。
ああ、雨が降ってきちゃったよ・・・。
(´д`;)アウ…
▲21.10.23 上越線 上牧-水上
(車窓から)

0011.jpg
0012.jpg
乗ってきた列車が終着した水上は、
温泉郷で知られるみなかみ町の玄関口。
また、谷川岳ロープウェイへアクセスする
路線バスが駅前から接続しており、
登山や観光の拠点のひとつとなっています。
( ̄  ̄*)ミナカミ
▲21.10.23 上越線 水上


上野0543-(高崎823M)-高崎0729~0745-(上越725)-水上0850

みなかみ、雨ざーざーなんですけど。
:il!:il|(´д`;)!l|il:|;ザアアァァ…。

高崎で高崎線から上越線に乗り継いで、群馬県内をさらに北上し続けると ...(((o*・ω・)o、渋川(しぶかわ)のあたりまでは晴れていたものの、列車が進むにつれて上空はだんだんと雲の割合が多くなり σ(・ω・`)ウーン…、途中の車窓では幸運に恵まれるといわれる虹が見られたけど (゚∀゚)オッ!、私にもたらされたのは“幸運”ではなく“降雨” (´・ω`・)エッ?。
先日に長野県の富士見(すずらんの里)を訪れたときは、中央線の列車で目的地へ向かっているうちに曇天から天気が好転しましたが、今回はまさに真逆の展開となり、上越線を下車した水上ではけっこう強めの雨が降っています ( ̄  ̄;)アメ…。ちぇっ、テンションが下がるなぁ・・・ε-(´∞`;)ハァ…。
水上に終着した普通列車はすぐに折り返しの高崎ゆきとなるので、それに乗って雨の降っていなかった場所まで引き返そうかとも考えたのですが "o(-"-;*)ウゥム…、虹が見られた沼田のあたりに戻ったところで天気は不安定そうだし、平地の渋川あたりは空が落ち着いていたけど、私のなかで今回イメージしてきた奥利根の自然風景とはちょっと違う σ(・ω・`)ウーン…。それに、雨のなかで目的の列車を待つのは辛いものの、水上の手前で列車の車窓から見た諏訪峡(すわきょう)の景色は、しっとりとしたいい雰囲気にも感じました (´ω`)シットリ。
まあ、もう水上まで来ちゃったし、少し迷ったけど私は予定していた撮影場所へ向かうことを決断 m9(`・ω・´)ケテイ!。幸い、駅から目的地の近くまで、路線バスが走っているのは助かります (゚ー゚*)バス。


0013.jpg
水上駅から利用する路線バス
(関越交通バス)。
乗降ステップが高い旧式のバスで、
ちょっと懐かしい感じ。
(´ω`*)シブイ
▲21.10.23 関越交通 水上駅

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上毛高原駅ゆきのバスに乗って、
降車したのは諏訪神社前停留所。
運賃は340円でした。
(* ̄  ̄)つ⌒○ チャリーン
▲21.10.23 関越交通 諏訪神社前


水上駅0940-(関越交通バス)-諏訪神社前0947


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0017.jpg
バス停から歩いて数分のところにあるのが
利根川をまたぐ立派な斜張橋の諏訪峡大橋で、
橋の上からは諏訪峡が望めます。
(゚∀゚*)オオッ!


駅から徒歩で30分以上かかる道のりを、バスだと10分足らずで目的地近くの停留所に到着 (・ω・)トーチャコ。バスを降りると雨は弱い霧雨となっていて、とりあえず今は傘をささずに凌げそうです ε-(´o`;)ホッ。そんな状況で私がやってきたのは、景勝地の諏訪峡をひと跨ぎする“諏訪峡大橋” (゚ー゚*)スワキョー。
諏訪峡は利根川上流の清冽な流れが造り出した渓谷で、四季折々の自然美が散策に訪れる観光客の目を楽しませてくれます (・∀・)イイネ。そして橋の上からは諏訪峡の景観だけでなく、それに沿って線路が敷かれた上越線の列車も見ることができ、撮り鉄の“お立ち台”的な撮影スポットにもなっているのです (゚∀゚*)オオッ!。ただ、この雨という悪天候と、目的の「ELぐんまみなかみ号」が通過するまではまだ時間があるからか、先客の同業者はまだお一人だけでした (*・ω・)ノ゙チワッス。


0018.jpg
諏訪峡大橋の上が撮影ポイントで、
上り方(南側)を見るとこんな感じ。
(「゚ー゚)ドレドレ
橋の高さ42メートルはなかなか迫力があります。

0019.jpg
秋の諏訪峡を進む上越線の普通列車。
先日の中央線のときにも少し触れましたが、
211系も40年近く使われている国鉄型ですから、
撮れるときに記録しておいたほうがよさそうです。
(゚ー゚*)ニゲゲ
▲21.10.23 上越線 上牧-水上


上越新幹線が開通(1982年)する以前は、首都圏と新潟をむすぶ大動脈だった上越線。
かつての国鉄時代には、特急「とき」や「はくたか(初代)」、急行「佐渡」などの優等列車が頻繁に行き交い (´ω`)ナツカシス(いずれも新幹線の開業に伴って廃止)、また、新幹線の開業後も水上温泉や谷川岳への観光客輸送に特急「水上」が残されていましたが、現在は「水上」が繁忙期のみに設定される臨時列車となり、この諏訪峡の撮影ポイントを通過する定期の旅客列車は、211系の普通列車のみとなっています(あとは貨物列車)( ´_ゝ`)フーン。
まずはその普通列車で試し撮りしてみました (^_[◎]oパチリ。


0020.jpg
橋の反対側へまわって、後追いもパチリ。
(^_[◎]oパチリ
川の浅瀬の石畳がいい感じです。
たまたまラフティング(渓流下り)のボートも
写り込んでくれました。
▲21.10.23 上越線 水上-上牧(後追い)


期待していた諏訪峡の紅葉はさすがにまだ早く ハヤイ!(*`д´)ハヤイヨ!、よく観光サイトなどで表現される段階でいうと、“色づきはじめ”といったところでしょうか。ピークはやはり例年なみの11月上旬くらいかな? σ(゚・゚*)ンー…。それでも季節的に見れば秋の風情が感じられる景色で、浅い紅葉に彩られた渓谷は曇天でも決して悪くない雰囲気です (゚- ゚)アキ。
ちなみに上写真の後追いのほうのカットを見ると、ここは上下線が線路を共有する単線のように思えますが、実際は上り線と下り線が少し離れて位置する“セパレート区間”となっていて、このようなアングルで撮れるのは下り線(水上方面ゆき)の後追いのみ(上り線はトンネルのなか)( ̄。 ̄)ヘー。


0021.jpg
0022.jpg
ほんのひと時、雲間から青空が見えて、
わずかな瞬間だけ日が差しました。
日に照らされた紅葉は発色が鮮やかです。
(´▽`*)キレイ♪
すぐに翳っちゃったけどさ・・・。


待ち時間のあいだにほんの一瞬だけ雲間から日が差したけど、天気の好転が望めるほどのものではなく (・ε・`)チェ、それどころか、ふたたび強めの雨が降り出してきちゃいました `、ヽ`个o(-ω-;)アメ`ヽ、`。そして雨も辛いのですが、実は山から谷へ抜ける風が橋上の私に容赦なく吹き付けて、これがまた冷たくて寒い。ウインドブレーカーを着込んでいても体の震えが止まりません 彡{{{+ω+;}}}彡ヒューヒュー。もう、晴れてくれなんて贅沢なことは言わないから、遅れることなくお目当ての「ELぐんまみなかみ号」が早く来てほしいって心境です・・・{{(´・ω・`ll)}}サムイヨ。
そんな状況のなか、橋上にだんだん増えてきた同業者(おそらく大半の方はクルマでの追っかけ)。最終的には20人くらいとなったところで、まもなく通過時刻を迎えます。


0023.jpg
茶色いEF64形電気機関車が
青い12系客車を従えて、
秋雨そぼ降る諏訪峡を走りゆく。
「ELぐんまみなかみ号」を
色づきはじめた紅葉が迎えてくれました。
▲21.10.23 上越線 上牧-水上


諏訪峡でロクヨンが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
風雨に晒されながら固唾をのんで遠くの線路を凝視していると (°∀°;)ドキドキ、お目当ての「ELぐんまみなかみ号」は茶色い電気機関車を先頭に、ゆっくりとした速度で姿を現しました ノコノコ...(((o*・ω・)o(もともとSL列車のスジだしね)。機関車を架線柱に引っ掛けないよう、慎重にシャッターを切ります【◎】]ω・´)パチッ! 。
EF64形やEF65形など何機か所属する高崎車両センターの電気機関車のなかで、本日の「ELぐんまみなかみ号」の牽引を任されたのは、機体を茶色(ぶどう色2号)に塗られたEF64形1052号機 (゚ー゚*)チャガマ。秋曇の諏訪峡に収まった茶色いロクヨン(EF64)と青い12系客車は、景色にも列車にも今の季節に合った落ち着いた風情が感じられて、なんともいい雰囲気じゃないですか +。:.(´ー`*)シミジミ.:。+゚。。これは案外、晴天でなく曇天でよかったのかも? (。A。)アヒャ☆(半分ホンネ、半分負け惜しみw)。


0024.jpg
奥利根の清冽な流れを横目に見て、
渓谷を駆け抜けるロクヨンセン
(EF64形1000番台)。
山岳路線用で“山男”の渾名を持つ同機に
マッチした情景です。
(`・ω・´)ヤマオトコ!
▲21.10.23 上越線 上牧-水上


ちなみにちょっと意外だったのは、機関車の正面に“ヘッドマーク”の取り付けがなかったこと (゚ー゚?)オヨ?。もともと私は遠景のアングルで狙っていたため、別にあっても無くてもいいものですが、ヘッドマークのない茶色いロクヨンが牽く12系客車だなんて、なんだか国鉄からJRになったばかりの頃(1990年くらい)の団体臨時列車(集約臨など)を思い起こさせるような、個人的にちょっと懐かしさを覚えました(その当時は1052号機でなく1001号機が茶色だったけど)(ノ∀`)ナツカシス。


0025.jpg
牽引機のみならず、
今や12系客車も貴重な存在。
秋色の渓谷をゆく青い客車列車がまた
絵になります。
(・∀・)イイネ
▲21.10.23 上越線 水上-上牧(後追い)


先に試し撮りした211系の普通列車のときと同様に、先頭の機関車を撮ったあとは急いで橋の反対側へと移動して ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!、「ELぐんまみなかみ号」を後追いでもパチリ (^_[◎]oパチリ。発電用エンジンの音を響かせながら走り去ってゆく12系客車の後ろ姿を見送って、諏訪峡での撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。

紅葉の色づきはまだ浅かったし
σ(・∀・`)ウーン…、お天気にも恵まれずにずぶ濡れとなってしまいましたが (´д`;)アウ…、秋の諏訪峡と言うロケーションにて電気機関車が牽引する客車列車(ELぐんまみなかみ号)が撮れたことは、EL好きの個人的に嬉しい収穫で、大満足!・・・とまではいかなくとも、そこそこ満足のいく成果でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ちなみに、降っていた雨はまるで見計らったかのように「ELぐんまみなかみ号」が通過した直後にぴたっと止んで ( ̄△ ̄;)エッ…、ホント今日ばかりは“天気運”に見放された気がします ┐(´д`)┌ ヤレヤレ。もう雨が上がったのならバスを待たずに、駅まで歩くとするか。ちょっと寄ってみたいお店もあるし・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0030.jpg
往きのバスに乗っていたとき
車窓から見えて気になったのが、
ニャンコの看板が目を引くこのお店。
“チーズタルト”の専門店
以前に諏訪峡大橋まで歩いたときには
気づかなかったけど、
新しくできたお店なのかにゃ?
(=^・ェ・^=)ニャ?
大橋から徒歩5分程度の場所です。


0031.jpg
看板のとおり、
店内には焼き立てのチーズタルトが、
何種類も並んでいます。
これは美味しそう♪
(゚¬゚*)ジュルリ
(お店はSNSでの紹介がOKとのことですが、
ブログも大丈夫・・・だよね?)

0032.jpg
私が選んだのは今の時期限定で
ジャックオランタンをイメージした
“ハチミツチーズタルト”。
濃厚なチーズスフレとサクサクのタルトが絶妙で
これはとても美味でした。
(゚д゚)ウマー!
(同じデザインのカボチャ味もあったけど、
私は八ミツ・・・いや、ハチミツのほうが好きw)。
・・・というわけで

(m▼w▼)m★Happy Halloween☆m(▼w▼m)


道すがらにある洋菓子店で柄にも無く小洒落た“チーズタルト”なんてスイーツを買いつつ、のんびりと歩いて戻ってきた水上の駅 ...(((o*・ω・)o。
当駅の構内には終着した蒸気機関車の向きを方向転換させる“転車台”が備えられており、「SLぐんまみなかみ号」が運転される際にはSLが転回する様子を一般の人が立入りできるエリア(SL転車台広場)から眺めることができるのですが (・o・*)ホホゥ、今日の「ELぐんまみなかみ号」を牽いたEF64形電気機関車の場合はSLと違って方向転換をする必要がありません(前後の付け替え(機回し)はするけれど)。んじゃ、ロクヨンはどこにいるのかと構内を覗いてみたところ、すぐ横の道路からよく見える位置にぽつんと単機で留置されていました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
せっかくなので、その様子も撮っていきましょ (^_[◎]oパチリ。


0033.jpg
ロクヨン、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!
ちなみに左手の道は
「SL転車台広場」へ通じるもので、
一般の人も通行が可能です。
▲21.10.23 上越線 水上

0034.jpg
上りの「ELぐんまみなかみ号」(復路)に備え、
水上の構内でひと休みするEF64 1052。
(゚ー゚*)チャガマ

パンタグラフが下りているのは惜しいですが、
まるで撮影会のようにスッキリと撮影できました。
(^_[◎]oパチリ

引退のウワサが囁かれている当機だけど
(この日の運行がラストランとか!?)、
実際はどうなのでしょうね・・・。
▲21.10.23 上越線 水上

0035.jpg
ほよ?「やまどり」(奥)だ。
(=゚ω゚=*)ヤマドリ!?

私はまったく把握していませんでしたが、
団体臨時列車として運転されていた
485系の「リゾートやまどり」が
水上でEF64 1052と並びました

(゚∀゚*)オオッ!!

“ぶどう色2号”同士のシブい顔合わせ。
▲21.10.23 上越線 水上


実はさっき立ち寄ったチーズタルトのお店ではイートインでなく、テイクアウトを選んで小袋に入れていただき、まずはスイーツよりも先に水上の駅の近くで何かお昼ゴハンを食べようと考えていたのですが (›´ω`‹ )ハラヘタ…、ちょっと様子を覗く程度のつもりだったEF64形があまりにいい場所で留置されていたため、ついつい撮影に没頭 パチャ!【◎】]ω・´)パチャ!。気がつくと次に乗る列車の発車時間までに、昼食をとる余裕がなくなってしまいました (; ̄▽ ̄)ア…(けっきょく駅の待合室でチーズタルトを食べた)。
上越線でも高崎ゆきの上り列車ならば、一本くらい見送ってお昼を食べていってもいいけれど、私が乗るのは一日にわずか5本という極端に運行本数が少ない下り列車で Σ(・ω・ノ)ノ スクナッ!、次の13時40分発を逃すわけにはいかないのです (-`ω´-*)ウム。


0049.jpg
水上駅の上越線時刻表。
右の高崎方面(上り)は
おおむね一時間に一本くらいの運行ですが、
左の長岡方面(下り)は
なんと一日にわずか5本だけ。
13時40分の次は17時50分までありません。
( ̄△ ̄;)エッ…
▲21.10.23 上越線 水上

0036.jpg
水上のホームで発車を待つ、
下り列車の長岡ゆきはE129系の二両編成。
その向こうには「ELぐんまみなかみ号」の
12系客車が見えます。
▲21.10.23 上越線 水上


水上の諏訪峡で「ELぐんまみなかみ号」を撮り終えて、このあとは当列車の折り返し(復路の上り)を狙うのか、もしくはもう東京に帰るのかと思いきや σ(゚・゚*)ンー…、私が乗り込んだのは逆のほうへ進む長岡ゆきの下り列車 コッチ…((((o* ̄-)o。いったい何が目的で、これからどこへ向かうのでしょうか? 新潟まで行っちゃう!?(゚∀゚)アヒャ☆

でも、お天気が悪そうなんだよなぁ・・・(´~`;)ウーン。


0037.jpg
水上の次駅の湯檜曽(ゆびそ)は
下り線のホームが新清水トンネルのなかにある
“トンネル駅”。
そしてこの新清水トンネルを抜けると、
その先は新潟県です。
▲21.10.23 上越線 湯檜曽
(車窓から)






・・・次回に続きます。
(★ФДФ)ノ ゚+。:.゚trick or treat゚.:。+゚(((▼w▼)))



中央本線・・・快速「リゾートビュー諏訪湖」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.10.10 中央本線
里山に秋を求めて・・・
快速「リゾートビュー諏訪湖」
撮影
 
 
春の桜、夏の緑、そしてこれから迎える秋の紅葉、冬の雪景色・・・と、自然の色彩が豊かな日本の四季 +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。季節の風情を味わえるものはいろいろとあるけれど、稲の生育具合によって変化する田園風景もまたそのひとつではないでしょうか (゚ー゚*)タンボ。
とくに建物などの障害物が少なくて視界の抜けがよい田園地帯は、長い編成の列車を先頭から最後部までスッキリと望め、また、短い編成の列車でもその長閑さがいい雰囲気を醸し出すことから、私のような“撮り鉄”は田園風景での撮影を好むことが多く (^_[◎]oパチリ (もちろん、田畑に入らない、農作業のお邪魔にならないなど、最低限のマナーを心得たうえで)、田んぼによってその季節を感じる鉄ちゃんも少なくないと思います。

駄菓子菓子(だがしかし)、今年に限ってはコロナ禍での“緊急事態宣言”や“まん延防止等重点措置”が長く続いていたことで、東京近郊の住宅街に居る私は田んぼの変化を楽しむことができませんでした “o(-ω-;*)コロナ…(ウチの近所に野菜畑はあるけど、田んぼは無いのよね・・・)。
振り返ってみると、今年の私が田園風景で撮り鉄をしたのは、春の3月に訪れた千葉のいすみ鉄道くらいで、そのときはまだ苗を植える前に水を張った“代掻き”の状態。早苗がならぶ初夏の水田や、稲が青々とした盛夏の青田など、けっきょく見られなかったなぁ・・・σ(・ω・`)ウーン…。そして東京の緊急事態宣言がようやく解かれたのは、秋が深まりつつある10月 ヤシロ(゚- ゚)アキ…。おそらくこの時期ではもう、ほとんどの地域で稲刈りが終わっていると思われ、穂が首を垂れた黄金色の稲田を撮るのも望みが薄いでしょう (・ε・`)ザンネン。
それでも、刈り取ったあとの稲を天日に干す、“はざかけ”くらいはどこかで見られるのではないかと思い、それにわずかな秋の田園風情を求めて撮り鉄へ出かけてみることにしました ...(((o*・ω・)o。


10月10日(日)

10月10日の日曜日、本来なら「スポーツの日(旧・体育の日)」の祝日で、翌日の月曜日は振替休日となるところですが (゚∀゚)オッ!(修正前に発行されたウチのカレンダーはそうなってた)、東京でオリパラが開催された今年に限ってはその祝日が五輪開幕日の7月23日に移動したため、今日は連休にならないふつうの日曜日 (´σД`)ナーンダ。
自宅の最寄り駅から中央線の高尾ゆき下り快速電車に乗った私は、八王子で中距離列車の松本ゆきへ乗り継ぎます ε=┌(*゚д゚)┘ノリカエ!。連休ではないけど、日曜の朝6時半は多くの登山客やハイキング客が中央線を利用する時間帯で、ホームの乗車口には列ができていましたが、私はどうにかボックス席の一画に座ることができました ε-(´∇`*)ホッ。


0001.jpg
乗車する中央線の普通列車は
八王子始発の松本ゆき(429M)。
211系で運転される中距離列車です。
(゚ー゚*)ニゲゲ
▲中央本線 八王子


刈り入れ前の稲穂がまだ残っているか、もしくは稲を天日干しする“はざかけ”が立てられているであろう鉄道沿線の秋景色 アンジェラ(゚- ゚)アキ…、冒頭でも触れたようにそれが今旅の目的ですが、せっかくならそこに絡ませる列車もふつうの電車でなく、できればなにか変わった車両を狙ってみたいところ σ(゚・゚*)ンー…。
そこで、JR東日本が公表している「秋の臨時列車一覧」を見ていて私の目に留まったのが、この土日(10/9・10)に中央本線(と篠ノ井線)で臨時運行される「リゾートビュー諏訪湖」号 (゚∀゚)オッ!。
この列車に使われるHB-E300系の「リゾートビューふるさと」は通常、長野県の長野と信濃大町(しなのおおまち)のあいだを、信越本線、篠ノ井線、大糸線経由で結び、車窓からは北アルプスの山々が望める観光列車(全席指定制の快速列車)なのですが ( ̄  ̄*)リゾビュー、今回臨時運行する「リゾートビュー諏訪湖」は、松本から大糸線を北上するのでなく、中央本線(中央東線)へと乗り入れて長野県内を南下し、山梨との県境近くに位置する富士見(ふじみ)までやってきます(運行区間は長野〜松本〜富士見)(・o・*)ホホゥ。
個人的に以前から“その装い”が気になって、いつかは撮りたいと思っていた「リゾートビューふるさと」が、通常の運行経路よりもウチから足を運びやすいところで見られるのは好都合だし (・∀・)イイネ、富士見のあたりには“はざかけ”があると思われる場所に心当たりもあるので σ(゚・゚*)ンー…、「リゾートビュー諏訪湖」を列車的なターゲットに選んでみました (´ω`)ナルヘソ。
そんなワケで私は中央線の普通列車に乗り、甲府方面に下っています。八王子から富士見までは二時間半もかかるので、ロングシートでなくボックスシートに座れたのは嬉しい (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


0002.jpg
猿橋と鳥沢の駅間で桂川をまたぐ
新桂川橋梁からの眺め。
山には雲が低く垂れ込めています・・・
(-“-;*)モヤモヤ…
▲中央本線 鳥沢-猿橋(車窓から)


「なんか天気良くないね。」
「もっと晴れると思ったのにね。」
・・・と、私とボックス席に座り合わせたハイキング仕様の“あべっく”(カップルね)が話しているように ネ(*´・д・)(・д・`*)ネ、車窓から眺める空模様はどんよりとした曇り空 ( ̄  ̄;)ドングモリ。この週末の関東甲信地方は事前の天気予報だと、土曜が“曇り時々晴れ”で日曜が“晴れ時々曇り” σ(゚・゚*)ンー…。字面的にはどっちも同じように見えるけど、前者が曇りベースに対して後者は晴れベースですから、晴天への期待度はだいぶ違います。実際に土曜の東京都内はほぼ曇りでした (*゚ェ゚)クモッタ。そしてその予報を受けて私は、土日に運行される「リゾートビュー諏訪湖」の撮影を日曜にしたのですが・・・今のところはドン曇りで、いまいちテンションの上がらないお空です (-“-;*)モヤモヤ…。爽やかな秋晴れにならないかなぁ・・・。
ちなみにアベックの二人はお手々を繋ぎながら、途中の大月で降りていきました キャッ(っ´ω`)♡(´ω`⊂)キャッ(チッ)。富士山や河口湖の方に行かれるのでしょうか(どーでもいい)。


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勝沼ぶどう郷付近から望んだ
甲府盆地と南アルプスの山々。
笹子峠を越えても曇ってるねぇ・・・。
σ(・ω・`)ウーン…
▲中央本線 勝沼ぶどう郷-塩山(車窓から)

0004.jpg
甲府に着く直前には
車窓の左手に甲府城の石垣(舞鶴城公園)が
みられます。
(゚ー゚*)オシロ
▲中央本線 甲府(車窓から)

0005.jpg
小淵沢付近の車窓に映る八ヶ岳連山も
ほとんど雲に隠されているけど、
ちょっと青空が覗くようになってきたかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲中央本線 小淵沢-信濃境(車窓から)


大月、甲府、韮崎(にらさき)、小淵沢(こぶちざわ)と、山梨県内を西へ向かって進み続ける中央線の普通列車 ...(((o*・ω・)o。ところどころで雲間からちょろっと日が差すことはあっても、あいかわらずの曇り空です ε-(´∞`;)ハァ…。
ところが、県境と言ってもこのあたりはとくに大きな峠を越えるわけじゃないのですが、列車が山梨を抜けて長野へと入ったとたんに天気が見る見るうち好転 エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。山梨側の小淵沢ではほとんど雲に隠されていた八ヶ岳(南八ヶ岳連山)も、長野県側の信濃境(しなのさかい)ではその山容が望めるじゃありませんか (゚∀゚*)オオッ!。これは一気にテンションが上がる展開で、秋晴れのもとでの「リゾートビュー諏訪湖」が期待できるかも!?(*゚v゚*)ワクワク♪


0006.jpg
雲は多いものの青空が広がっていた長野県。
富士見の手前の立場川橋梁からは
八ヶ岳連山の雄大な姿が拝めました。
(゚∀゚*)オオッ!
ちなみにちょっと見にくいけど、
真ん中あたりに見える谷に架けられた鉄橋は
単線時代だった中央線の旧・立場川橋梁で
現在は使われていません(廃橋)。
▲中央本線 信濃境-富士見(車窓から)


「ほうら、晴れてきたべ ナッ(*´∀`)σ」
「わ〜!あおたけくんってば、ホントに晴れ男♡ (´艸`*)キャッ」
・・・と、ガラっガラに空いたボックス席で“ひとりアベックごっこ”を空しくやっていたら (´σД`)アホカ、まもなく列車は目的地の駅に到着。
私がやってきたのは、「リゾートビュー諏訪湖」が終着する富士見のひとつ先の下り方に位置した、すずらんの里 (・ω・)トーチャコ。


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0008.jpg
気持ちのいい青空で迎えてくれた
長野県富士見市のすずらんの里。
(´▽`*)イイテンキ♪
当駅は相対式ホームの二面二線ですが
構内で上下線のホームはつながっておらず、
それぞれに公道から階段が設置されているという
ちょっと変わった構造の駅
(写真は南側にある下りホームへの階段)。
 ( ̄。 ̄)ヘー
▲中央本線 すずらんの里

0009.jpg
入笠山(標高1,955m)の
ふもとにあるすずらんの里駅。
駅から眺めた入笠山のほうは
雲が漂っていますね・・・
▲中央本線 すずらんの里


八王子0635-(中央429M)-すずらんの里0914

『簡素な作りで無人駅のすずらんの里は、この近隣に工場を持つ精密機器メーカーが同所へのアクセス確保と鉄道の有効利用を目的に、企業みずからが費用を負担して設けられた駅で、当地に近い入笠(にゅうがさ)高原の別名である「すずらん高原」が駅名の由来 ( ̄。 ̄)ヘー。設置目的のとおり、たしかに大きな工場らしきものが駅から徒歩圏内の丘の上に見えますが、それ以外はもともとの田園や森林といったのどかな風景が広がっており (´ー`)マターリ、駅の近辺でも手軽にスッキリとした列車の写真を撮ることができます (・o・*)ホホゥ。』・・・と書いた『』内の文章は、以前の拙ブログの記事からまるっと流用したコピペ (*・ω・)つ□ペタッ。
というのも、私は過去にこのすずらんの里へちょくちょく撮影に訪れていて、『』内でも触れているとおり駅のまわりに田園風景が広がるこの場所は、私のような列車利用の徒歩鉄にとって手軽にアクセスできる撮影ポイントなのです (´w`*)オテガル。しかも個人的にここを訪れる季節は圧倒的に秋口が多く、4年前の旧客(レトロ中央線)のときや3年前の189系(特急「かいじ」の送り込み)のときなど、やはり今回と同様に黄金色の稲田か稲干しの“はざかけ”を求めて来ていました (^_[◎]oパチリ。それでも振り返ってみると、三年ぶりになるのか・・・(*´∀`)ノ゙オヒサ。


0010.jpg
駅を出てから徒歩1分。
刈り入れが終わった田園には
稲を天日干しする“はざかけ”が
立てられていました。
(゚∀゚)オッ!
地域によっては“はぜかけ”や、
濁らずに“はさかけ”、“はせかけ”とも
呼ばれているようです。
( ̄  ̄*)ハゼドン

0011.jpg
0012.jpg
穏やかな秋の陽光が照らす“はざかけ”。
それを横目にE353系の特急「あずさ」が
颯爽と駆け抜けてゆきます。
稲藁から何本も突き出たはざかけの支柱は
なんだかムカデの足みたいだね・・・。
( ̄▽ ̄;)ムカデ…
▲中央本線 すずらんの里-青柳


車窓から見ていたドン曇りから一転し、清々しい秋晴れとなった空を仰ぎ見ながら、気分よく線路に沿った農道を歩き進むと (´▽`*)イイテンキ♪、すぐに田園に立てられた“はざかけ”に出くわしました (゚∀゚)オッ!。それをさっそくE353系の特急「あずさ」と絡めて撮影 (^_[◎]oパチリ。
“はざかけ(稲架掛け)”は、刈り入れたばかりの稲穂を逆さに干して天日乾燥させる作業で、これにより稲の茎に残った旨味を米の一粒一粒に行き届かせ、さらに美味しいお米へと仕上がるのだそうです (・o・*)ヘェー。農家さんのお米に対する愛情が伝わるひと手間ですよね (´ω`)シミジミ。稲刈り後の田園に立ち並ぶはざかけ、これも立派な秋の風物詩です
ホラン(゚- ゚)チアキ…
・・・が、やはり稲の刈り入れはもう軒並み終わってしまったようで、黄金色の稲田には間に合わなかったかという残念さもちょっとあります σ(・∀・`)ウーン…。いちおう、ほかの区画の田んぼも様子を見に行ってみようかな・・・と移動しかけたその時、スマホで見ていた列車位置情報サイト(どこトレね)には表示されていない時刻に、列車の接近を知らせる駅の自動案内放送が聞こえました(この撮影場所は駅が近いので、かすかに放送が聞こえる)(゚ー゚?)ハニャ?。
なんだろ、貨物列車かな?と思ったら・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


0013.jpg
はざかけの向こうに突如現れた
気品ある光沢の“玉虫色”の列車。
これって「和(なごみ)」じゃん!
(*゚ロ゚)ハッ!
▲中央本線 青柳-すずらんの里


なごみ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
松本方面から上り線を走ってきたのは貨物列車でなく、なんと、“ハイグレード車両”のE655系「和(なごみ)」ではありませんか!Σ(゚∇゚;ノ)ノ エッ!?
全車全席がハイクラス(グリーン車)の当系は、一般的な定期運用を持たずにツアーなどの団体専用列車として使用することが多く、また、時には天皇陛下が地方へ巡幸される際にお乗りになる“お召列車”としても使われる車両で(その際は中間に貴賓車的な特別車両を組み込む)、わずか一本(一編成)しか存在しないレアなもの (・o・*)ホホゥ。それが予期せず不意に現れるとは、おったまげたなぁ w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。駅の接近放送を聞き逃さなくてよかったよ。


0014.jpg
すぐに振り返って後追いもパチリ。
【◎】]ω・´;)パチッ!
レアな「なごみ」の思わぬ登場に
先頭車(最後部)を架線柱に引っ掛けてしまうなど
私の慌てぶりが表れていますね(苦笑)
(^^;)ゞポリポリ
▲中央本線 すずらんの里-青柳(後追い)


私が撮り鉄の参考としている鉄道情報誌には記載されていなかったけど、いったいなんでこの時間の中央線に「なごみ」が来たんだろ? σ(゚・゚*)ンー…。通過後にSNSなどを検索してみたところ []o(・_・*)ドレドレ、私はまったく把握していなかったけど、どうやら昨日(10/9)に新宿から長野まで当系を使った旅行会社企画の団体臨時列車が運転されたらしく、いま通過したのはそれを長野から都内の車両基地へと戻す回送列車だったようです ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。それがたまたま“はざかけ”と絡めて撮れたのはラッキー (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
“晴れ運”に続き、“鉄運”も降臨するなんて、ひょっとして今日はツイているのかも (゚∀゚)アヒャ☆。 ただ、こうなると何となく疑心暗鬼になるもので、本命の「リゾートビュー諏訪湖」のときに雲影の“影落ち”とか、もしくは対向列車とのすれ違いによる“被り”など、“落とし穴”があるのではないかと疑ってしまいます(笑)ψ(`∇´)ψウケケケケ。そういやさっきから同業者(鉄ちゃん)の姿をまったく見かけないんだけど、まさか「リゾートビュー」の運転日を見間違えたなんてオチじゃないよね!? (´・ω`・)エッ…?(いちおう確認した)。


0015.jpg
お!このあたりの田んぼはまだ
稲が刈られずに残っているじゃない!
(゚∀゚)オッ!
(ここにも同業者はいないね・・・)

0016.jpg
秋の甲信路を
211系のローカル列車がゆく。
(゚ー゚*)ニゲゲ
国鉄・JRのステンレス車第一世代の211系、
同世代の205系がJR東日本管内から
次々に姿を消していくなか、
211系も好条件で撮れるときに
記録しておいたほうがよさそうです。
(-`ω´-*)ウム
▲中央本線 青柳-すずらんの里


思いがけず「なごみ」が来たことで中断しましたが、ためしに“はざかけ”のあった場所からもう少し足をすすめてみると …(((o*・ω・)o、用水路のような小川を越えたその先の田んぼにはまだ、刈り入れされていない稲穂がけっこうな広さで残されていました (゚∀゚*)オオッ!。これもまたラッキーというか嬉しい展開で、鮮やかに染まった“黄金色のじゅうたん”が眩しいっ!(つ▽≦*)マブイ!
そうなるとお目当ての「リゾートビュー」は、“はざかけ”と絡めるか、それともこの稲田で撮るか、どちらも絵的にまったく異なる魅力があって迷うところですが ハザ?(゚д゚≡゚д゚)イネ?、観光列車の「リゾートビュー」を撮るなら明るくて楽しそうなイメージを表したいと思い σ(゚・゚*)ンー…、味わい深いシブさを醸し出している“はざかけ”よりも、絵に彩りを添えてくれる黄金色の稲田のほうがいい気がして、私は後者を選択することとしました m9(`・ω・´)ケテイ!。まあ、“はざかけ”はさっきの「なごみ」で撮れたからいいでしょう (´ω`)ウン。


0017.jpg
太陽にかかりだした流れ雲。
もうすぐ「リゾートビュー」が来るけど、
日差しは大丈夫かなぁ・・・。
(´・д・`;)ハラハラ…


撮影ポイントとアングルが決まって、あとは「リゾートビュー」がやってくるのを待つばかり。
照りつける日差しにはまだ暑さを覚えるものの、高原に吹く涼しい風には秋らしさを感じます ハノ(゚- ゚)アキ…。しかしその風が上空に流れ雲を運んできて、じわりじわりと青空を浸食しはじめます ジワリジワリ…((((っ-_-)っ。朝よりは天気が好転したけど、もともと今日の予報は“晴れ時々曇り”なのよね (゚ペ)ウーン…。だんだん雲が日差しを遮ることも多くなり、秋の穏やかな陽気とはうらはらに、ちょっとドキドキする緊張感が増してきました (°_°;)ドキドキ。そんな晴れたり翳ったりを繰り返すなかで迎える「リゾートビュー」の通過時刻、いつもながらこの展開は心臓に悪いなぁ・・・(´・д・`;)ハラハラ…。
太陽が顔を覗かせている今のうちに、さぁ来いっ!! (屮゚Д゚)屮カモォォォォォォォォォン!!!


0018.jpg
豊穣の秋。
田園が金色に染まった山里に

賑やかなラッピングを施した
かわいい観光列車がやってきました。
HB-E300系「リゾートビュー諏訪湖」、
すずらんの里に見参!
▲中央本線 青柳-すずらんの里

0019.jpg
引き画だとちょっと分かりづらいですが、
車体にデザインされているのは
長野県のゆるキャラ「アルクマ」です。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
くわしくはのちほど・・・。
▲中央本線 青柳-すずらんの里


リゾートビューが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワ〜イ♪
青空が広がる秋晴れのもとで田園を軽快に走り抜けてゆく、次世代型ハイブリッド気動車*HB-E300系の「リゾートビュー諏訪湖」(*ディーゼルエンジンによる直接駆動でなく、エンジンの動力で発電機を回転させ、それを蓄電池の電力と合わせて走行用のモーターを駆動するシステムで、形式のHBは“ハイブリッド”を表します)(゚ー゚*)リゾビュー。当系の車体は無塗装のステンレス製ですが、ほぼ全体にカラーラッピング(後述するアルクマラッピング)が施されているのでさほど景色に沈まず、黄金色の田園風景にもいい感じにマッチしているではありませんか 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
わずか2両の短い編成なので、はじめは先に撮った3両編成の211系と同じようなタテ位置の構図にしようかとも思いましたが σ(゚・゚*)ンー…、せっかく秋晴れと言う好条件に恵まれたので、列車が小さくなっても青空と稲田を広く入れるヨコ位置のアングルに決定 (^_[◎]oパチリ。通過する直前まで雲の流れが落ち着かない状態だったけど、どうにか雲間の”晴れスポット”から降り注ぐ日差しに恵まれました ε-(´∇`*)ホッ。
これは普通列車で片道二時間半もかけてここまで来た甲斐がある、大満足の成果です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0020.jpg
振り返って後追いでもパチリ。
(^_[◎]oパチリ
田園の稲田やはざかけだけでなく、
列車の背景となった山すその木々も、
ほんのりと秋色に染まりはじめていますね。
ホシノ(゚- ゚)アキ…
▲中央本線 すずらんの里-青柳(後追い)


ちなみに中央線で臨時運行された当列車、諏訪湖に近い上諏訪(かみすわ)や下諏訪(しもすわ)などを通ることで、列車名を「リゾートビュー諏訪湖」としているものの (゚ー゚*)スワコ、実際は“ビュー(view=眺望)”っていうほど、中央線の車窓から諏訪湖はあまり見えないんですよね・・・( ̄▽ ̄;)ミエナイ…。それでも、ここのような黄金色の稲田や色づき始めた紅葉など、観光列車らしい大きな窓から望む沿線の秋景色を乗客の方々は存分に楽しまれたことでしょう (・∀・)イイネ。
そんな「リゾートビュー諏訪湖」の後ろ姿を見送って、すずらんの里での撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0021.jpg
着いたときよりも雲が広がってきた
すずらんの里。
「リゾートビュー」が翳られなくてよかったよ。
ε-(´∀`;)ホッ
ホームには上りの普通列車が入ってきました。
▲中央本線 すずらんの里


無事に撮影を終えて駅へ戻り、すずらんの里から乗車した高尾ゆき上り普通列車は211系のセミクロス編成。そのボックスシートに座って、あとはのんびりと東京へ帰る (´ー`)マターリ・・・のではなく、座席に腰を落ち着かせる間もなく次に列車を降りるのは、すずらんの里から一駅だけ進んだ富士見 (゚ー゚*)フジミ。
富士見と言えば、そう、今しがた撮影した「リゾートビュー諏訪湖」の終着駅です。それを追いかけるようにして私も到着すると・・・(゚∀゚)オッ!


0023.jpg
左の普通列車で富士見に到着。
(・ω・)トーチャコ
そしてホームの右側には・・・
▲中央本線 富士見

0024.jpg
終着駅の富士見に停まってた、
快速「リゾートビュー諏訪湖」のHB-E300系。
対向ホームからはその編成が
スッキリと望めました。
(^_[◎]oパチリ
▲中央本線 富士見


アルクマさん、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!
富士見の構内は二面三線で、その中線(2番線)に佇んでいたHB-E300系 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。当編成は長野ゆき下り列車の「リゾートビュー諏訪湖」として折り返すまで二時間ほどここに待機(留置)しており、ホームからその姿をじっくりと眺めることができます (「゚ー゚)ドレドレ。
「リゾートビュー諏訪湖(ふだんはリゾートビューふるさと)」の外装で目を引くのはなんといっても、車体にどーんとデザインされた、緑色のお顔をしたクマのキャラクター (・(エ)・)クマ。これは長野県の魅力をPRする「アルクマ」という名の“ゆるキャラ”(ご当地キャラクター)で、信州の豊かな自然を表した緑色の体に、クマなのに寒がりであることから(?)いつも頭にリンゴのかぶりものをしているのが特徴 ( ̄▽ ̄;)カブリモノ…。なぜ長野でクマがモチーフのキャラなのかはわかりませんが、その名は「信州をクマなくアルく(歩く)」が由来だそうな アル…(o ̄∇ ̄o)クマ…。ちなみに一昨年(2019年)の“ゆるキャラグランプリ”では、見事に第一位(ご当地部門グランプリ)に選ばれた人気キャラです (´▽`*)アルクマ~♪(Sブロ仲間でアルクマ好きのゆるキャラさん、どうしているかなぁ・・・)
その「アルクマ」の誕生10周年、そして折しも「リゾートビューふるさと」の運行開始10周年をともに迎えた一昨年の2019年より、両者のコラボ企画として観光列車「リゾートビューふるさと」のHB-E300系に「アルクマ」のラッピングが施されています (´ω`)ナルヘソ。実はけっこう“ゆるキャラ”が好きな私は、この“アルクマラッピング”の「リゾートビュー」がかねてからちょっと気になっており、いつか機会があれば撮りたいと思っていたものでした (・∀・)イイネ。

すずらんの里1154-(中央436M)-富士見1157


0025.jpg
アルクマとともに
信州の四季をイメージしたラッピング。
春は桜。

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夏は爽緑。

0027.jpg
秋は紅葉。
(車内になんかいるぞw)

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冬は雪の結晶。

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窓から車内を覗き込んでみると、
リクライニングシートにふんぞり返った
「アルクマさん」がいらっしゃいました。
マスクの付け方はそれでいいのか?w
( ̄▽ ̄;)アルクマ…

0030.jpg
富士見は標高955.2メートルに位置し、
JRの駅の標高ランキングでは第10位
(ちなみに1位から9位までは小海線の駅)。
( ̄。 ̄)ヘー
駅舎は三角屋根のとんがりが特徴的な
木造の山小屋風となっています。
▲中央本線 富士見

0031.jpg
0032.jpg
まさか狙った?
(゚∀゚)アヒャ☆
いや、たまたまだと思いますが
(停車位置はふつうに停目どおりだったし)、
駅の改札越しに「リゾートビュー」を見ると、
車体に貼られた駅長姿の「アルクマ」が
ウマい具合にぴったりと収まってました。
富士見の一日駅長(?)おつかれさまです。
シャキッ!(`・ω・)

▲中央本線 富士見

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0035.jpg
富士見の駅舎には
お蕎麦屋さん(スタンド)が併設されており、
ここでお昼をいただきましょう。
(゚-、゚)ジュルリ
私が選んだのは
信州名物の“山賊焼”を蕎麦に乗せた、
「山賊そば」。
ちなみに山賊焼とは鶏の唐揚げのことで、
鶏を揚げる→とりあげる→取り上げる→山賊・・・
になったと言われています(笑)。
( ̄▽ ̄;)ダジャレ…


秋の田園風情を求めて撮り鉄に訪れた、中央本線のすずらんの里 アキ(゚- ゚)タケジョー…
10月もなかばにさしかかり、もう稲刈りは済んでしまったものだと諦めかけていましたが
σ(・∀・`)ウーン…、当地ではまだ眩しいくらいに鮮やかな黄金色をした稲穂の海が広がっており (゚∀゚*)オオッ!、すでに刈り取られた“はざかけ”とあわせて、のどかで穏やかな里山の秋景色を満喫 (´ー`)マタ-リ。お天気の好転も幸いし、HB-E300系「リゾートビュー諏訪湖」やE353系の特急「あずさ」、さらにはE655系の「なごみ」まで撮ることができて (^_[◎]oパチリ、ちょっとした“ツキ”に恵まれたような気分のいい一日でした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪
また、帰るついでに立ち寄った富士見では車体に施された“アルクマラッピング”もじっくり眺められて、“ゆるキャラ好き”としても楽しかったです
(・(エ)・)クマ。とくに駅の改札にいた(改札越しに見た)「アルクマ」の位置が絶妙で個人的には気に入っており (゚∀゚)アヒャ☆、選ぶとしたらこの一枚が今回の「PICK UP ONE-shot」(ベストショット)でしょうか(笑)

稲刈りが済んで、気温の暑さも落ち着き、さらに深まりつつある秋。そろそろ木々の紅葉も見ごろを迎える時期ですね。タイミングを図って、紅葉狩り(もちろん撮り鉄的な)にも行きたいな。


0036.jpg
信州の「アルクマ」に別れを告げて、
上り普通列車で東京に帰ります。
バイチャ!( ゚д゚)ノシ
この211系はロングシートの編成ですた・・・。
( ̄  ̄;)ポテロング…
▲中央本線 富士見

0037.jpg
すずらんの里で撮影していたときには
気持ちのいい秋晴れでしたが、
午後にはすっかり曇ってしまいました。
往きと同じところの車窓ですが、
八ヶ岳はまったく見えません・・・。
▲中央本線 信濃境-小淵沢(車窓から)


富士見1259-(中央438M)-甲府1347~1352-(542M)-高尾1524




青梅線・・・快速「武蔵野・青梅奥多摩号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2021.10.02 青梅線
新色のE257系5500番台
快速「武蔵野・青梅奥多摩号」
撮影
 
 
二か月半にも及ぶ“緊急事態宣言”が解けた ε-(´o`;)ホッ。個人的にはワクチンも8月までに二回接種し終えた (-`ω´-*)ウム。そして列島をかすめた台風が過ぎ去り、週末は快晴の予報 (゚∀゚)オッ!・・・とくれば、こりゃ、お出かけしないわけにいきません ((o(゙ε゙)o))ウズウズ。
ようやく都県境を越える移動も可能となったなか、さて、どこへ“撮り鉄”に行きましょうか σ(゚・゚*)ンー…。もちろん、引き続き基本的なコロナ感染対策をしっかりと意識したうえで・・・ \_( ゚ロ゚)ココ重要。


10月2日(土)


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まず乗車するのはお馴染みの中央線E233系。
スマホの乗換案内に従って乗り継いだけど、
ムサコ始発の青梅ゆき(773T)なんてあるのね。
( ̄。 ̄)ヘー
▲中央本線 武蔵小金井


台風一過で朝から快晴となった土曜日 (´▽`*)イイテンキ♪。
中央線から青梅線へ直通する青梅(おうめ)ゆきの快速電車(といっても、乗車区間の実質は各駅停車)に乗り、とりあえず私は電車の終点となる青梅までやってきました (゚ー゚*)オーメ。


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終点まで乗り通して青梅に到着。
ちなみに当駅は「Zepp Tokyo」の
最寄駅ではありません(笑)
(。A。)アヒャ☆
▲青梅線 青梅


青梅線は立川で中央線と分岐し、拝島(はいじま)や福生(ふっさ)、青梅などを経て、多摩川の上流にある奥多摩(おくたま)までを結ぶ東京近郊の路線で、起点から終点までの全区間が東京都内に収まります (・o・*)ホホゥ。
あれ?「都県境を越えるな!(#゚Д゚)ゴルァ!(極力、控えるように)」と言われ続けてきた緊急事態宣言がようやく解除されたのに、それでも鉄旅にあえて都内の路線を選択するなんて、私ってばけっこう慎重派!? (´・ω`・)エッ?・・・というワケではなく、撮りたい臨時列車の運転日と天候などの撮影条件を考えたら、今日はそれがたまたま都県を越えない青梅線だったというだけのこと σ(゚・゚*)ンー…。遠くへ旅行したい欲求はたしかにあるけど、無理していくことはなかろう (-`ω´-*)ウム。
それでも緊急事態宣言が解除された状況でのお出かけは、たとえ都内であっても気分的に開放感があります ε-(´∇`*)ホッ(それが“気のゆるみ”にならないよう、各々が気を付けなきゃね)。そういや思い返すと昨年にも、何度目かの緊急事態宣言が解除された直後に青梅線へ乗って、御岳山のケーブルカーを訪れたっけ。


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青梅からは奥多摩ゆきに乗車。
オクタマハψ(`∇´)ψマジョ
右手に写り込んだシブい木塀は
昭和レトロを推す青梅の街に合わせた
木造風の待合室です。
▲青梅線 青梅


青梅でさらに先の区間へ進む、奥多摩ゆきの列車に乗り継ぎ ノリカエ…((((o* ̄-)o。。
車両は同じオレンジ帯のE233系ですが、青梅までの列車が10両編成だったのに対し、ローカル区間を走る奥多摩ゆきは短い4両編成。行楽日和の今日はハイキング客や登山客で車内が混んでいるけど、私の乗車区間はさほど長くないので座らずに立って過ごします。E233系の座席はロングシートなので、車窓風景を眺めるには立っていたほうが見やすいかも (´ω`)ナルヘソ。


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気持ちのいい秋晴れのもと、
のどかな奥多摩の風景を進む青梅線。
(´ー`)マターリ
▲青梅線 日向和田-石神前(車窓から)


青梅線は青梅を境にして、それまでの住宅街から沿線風景が一変。「東京アドベンチャーライン」の愛称が付けられた青梅〜奥多摩の区間では、多摩川の上流に沿った緑豊かな自然風景のなかを走るようになります ( ̄∀ ̄;)アドベンチャー?。
そして青梅を出発してから10分ほど、アドベンチャーラインの最初の見どころといえるのが、二俣尾(ふたまたお)と軍畑(いくさばた)の駅間で列車が渡る、奥沢橋梁(鉄橋)(・o・*)ホホゥ。その鉄橋の高さは車窓風景としても壮観ですが、形に特徴のある同橋は青梅線のランドマーク的な存在となっており、これは外からもじっくりと眺めたいところ (・∀・)イイネ。
目的の臨時列車をこの鉄橋で撮ろうと考えてきた私は、橋の西側に駅が位置する軍畑で列車を降りました (・ω・)トーチャコ。


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山あいの谷間に架かる奥沢橋梁。
列車が林を抜けたら車窓にパッと
見晴らしのいい眺望が広がります。
(゚∀゚*)オオッ!
▲青梅線 二俣尾-軍畑(車窓から)

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東京都青梅市の軍畑で下車。
一面一線(棒線構造)の無人駅です。
σ(゚・゚*)グンバタ?
軍畑と書いて「いくさばた」とは
なんとも勇ましい駅名ですが、
その由来は・・・?
▲青梅線 軍畑


武蔵小金井0725-(中央773T)-青梅0815~0828-(青梅705)-軍畑0840

ここ軍畑は戦国時代に、青梅を支配した三田氏と小田原の北条氏の戦(いくさ)が繰り広げられた合戦場だったことから、その名が付けられたという歴史の深い地域で、駅名もそれに由来 (´ω`)ナルヘソ。
そんな軍畑の駅と奥沢橋梁は目と鼻の先ほどの近い距離(徒歩で数分程度)にあり、同橋は通称で“軍畑鉄橋”とも呼ばれています(私は軍畑鉄橋って呼ぶほうがしっくりとくる)(゚ー゚*)テッキョー。さっそく駅を出て、橋を見に行ってみましょう ...(((o*・ω・)o。


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軍畑の駅前で目を引く火の見櫓。
昔はこの櫓の横からも
鉄橋がスッキリと望めたそうですが、
今はまわりを木々に阻まれて
チラリとしか見えません・・・。
|ω・`)チラ

0010.jpg
駅から続く急坂を下って、
さらに東のほうへ道を進むと
すぐに鉄橋の下へ出ることができます。
(゚∀゚)オッ!
民家の向こうに高い鉄橋が見えるこの目線、
なんとなくかつての“餘部”っぽい印象。
(´ω`*)アマルベ…
渡っているのはキハでなくニーサンサンだけど。
▲青梅線 二俣尾-軍畑

0011.jpg
多摩川へと流れ込む平溝川の谷を
ひと跨ぎするダイナミックな軍畑鉄橋。
鮮やかな赤い橋が快晴の青空に映えます。
w(*゚o゚*)wオオー!
▲青梅線 二俣尾-軍畑


青梅線が御嶽(みたけ)まで開通する1929年(昭和4年)に竣工した奥沢橋梁。橋の長さは105.5メートルとさほど長くないものの、高さ25メートルを誇る鉄骨組みの橋脚は、見上げると思わず息を飲むほどに圧巻です w(゚0゚*)w オォー!!。
このように鉄骨を末広がりに組みあげた櫓形の橋脚を持つ鉄橋は「トレッスル橋」と呼ばれ(トレッスルとは鞍の意味)、かつて山陰本線の鎧(よろい)と餘部(あまるべ)の駅間にあった「旧・余部橋梁(余部鉄橋)」はその代表格でしたが、老朽化により余部鉄橋は2010年にコンクリート橋へと掛け替えられてしまい、今も現役で使われている鉄道用のトレッスル橋は数少ない貴重な存在らしい ( ̄。 ̄)ヘー(私はあまり鉄橋のことに詳しくないけど)。そのひとつが通勤型電車のE233系が行き交う青梅線にあるなんて、ちょっと意外な感じがしますよね。
(なお、奥沢橋梁を支える橋脚は全部で4基で、そのうちトレッスル構造は真ん中の二基。両端の二基は石積み構造)


0012.jpg
橋脚を真下から眺めてみました。
複雑な工法とその見た目の美しさから
橋好きや撮り鉄からの人気が高いトレッスル橋。
これぞ“美脚鉄橋”です。
(〃▽〃)ビキャク
(こういうカットをシンメトリーで撮るのって、
意外と難しいものですよね)

0013.jpg
轟音を響かせて鉄橋を渡りゆく
青梅線のE233系。
味気ないといわれるステンレスの電車でも、
このロケーションではいい画になります。
(・∀・)イイネ
▲青梅線 軍畑-二俣尾(後追い)


そんな青梅線屈指の撮影スポットである奥沢橋梁こと軍畑鉄橋、むかしは周囲からけっこういろんな角度で撮影ができたそうなのですが、近年は鉄橋のまわりの木々が生長して視界が狭められ、アングルがかなり限られてしまいました σ(・∀・`)ウーン…。鉄橋の全景をスッキリ撮ろうとすると、上写真のような橋の下から見上げる構図が定番となっている感じ (^_[◎]oパチリ。
もっとも今日のような快晴の青空バックならば、このアングルも悪くないけれど、目的の臨時列車が軍畑を通過するまでにはあと一時間半ほどの余裕があるので、ちょっと歩き回って別の撮影ポイントも探してみたいと思います ...(((o*・ω・)o。とくにコレといった場所が通過時刻までに見つけられなければ、またこの鉄橋下へ戻ってくればいいや。


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0015.jpg
多摩川をまたぐ軍畑大橋。
その橋の上からも軍畑鉄橋が望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ
ちょっと雑然とした感じはしますが、
いちおう撮影地候補としてキープかな・・・。

0016.jpg
多摩川を渡った対岸の集落では
民家のあいだに赤い鉄橋がチラリ。
情景的にはキライな構図じゃないけど、
こんなトコでカメラを構えていたら
怪しまれて通報されそう・・・。
タイ━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━ホ!!

0017.jpg
なだらかな坂の上からは
いい感じに鉄橋が見えました。
手前の電柱(?)が煩わしいのが残念ね。
σ(・∀・`)ウーン…
▲青梅線 二俣尾-軍畑

0018.jpg
この先は道が舗装されていないけど、
進めるのかな?
これぞまさに“あどべんちゃー”。
ザクザク...(((o`・ω・)o


所々で鉄橋の見え具合をチェックしつつ、道に迷わないように・・・というか、間違って民家の私道などへ入り込まないよう、スマホの地図を慎重に確認しながら歩いていると、やがて神社の横から山のほうへ伸びる未舗装の細道に出くわしました (=゚ω゚=*)ンン!?。この斜面の細道で山を上がれれば高さが稼げそうだけど、はたして上からは視界が効いて鉄橋は見えるのだろうか σ(゚・゚*)ンー…。臨時列車が通過するまでの時間がだんだんと少なくなるなか、ためしに道が尽きるところまで進んでみたところ・・・ザクザク...(((o`・ω・)o


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0020.jpg
細道を進んだ先には
こんな景色が広がっていました。
お!鉄橋を渡る電車が見えるじゃん!
(゚∀゚*)オオッ!
(上の遠景写真だと鉄橋は真ん中あたり)
▲青梅線 二俣尾-軍畑


期待半分だった高台からは意外と視界が開けていて、軍畑の集落や周囲の山々が眼前に一望!これはなかなか壮観な眺めではありませんか w(*゚o゚*)wオオー!。そして向こうの山裾には赤い軍畑鉄橋もしっかり確認できます m9( ゚∀゚)ミッケ!。
鉄橋を真ん中で支える二基のトレッスル橋脚のうち、西側の一基はやはり木々に隠されていて、東側の一基しか見えないのは惜しいですが、それでもこれは私のような俯瞰撮影好きにはたまらない、素晴らしい眺望です 。゜+.(´∀`人)スバラシィ!゜+.゜。軍畑にこんな場所があったんだなぁ・・・(たぶん青梅線を撮り慣れている人には、知られた場所なんだろうけど)。
目的の臨時列車はここで撮ることに決定。通過まであと30分という、ちょうどいい頃合いに撮影ポイントが決まりました ъ(゚Д゚)ナイス。


0021.jpg
眺めがいいこの場所には、
休憩用(?)にベンチも備えられていました。
座ってのんびりと臨時列車を待ちましょうかね。
(´ー`)マターリ


この場所はひょっとしてホントに穴場なのか、それとも緊急事態宣言明けの週末はやはり都内(青梅線)のネタでなく、地方へ遠征で撮り鉄に行かれている人が多いのか σ(゚・゚*)ンー…、通過時刻が近づいても同業者(鉄ちゃん)が現れることは無く、私一人でポツンとベンチに腰掛けて目的の臨時列車を迎えます (・ω・)ポツン…。
鉄橋にさしかかるまで列車の姿は見えないけれど、山あいに響く“タタンタタン・・・”という軽やかなジョイント音(列車の走行音)が秋風に乗って耳に届きました タタン…( ̄- ̄ 3)タタン…。どうやら遅れは無く定時運行のようです。


0024.jpg
緑濃き奥多摩の山あいに架かる
鮮やかな朱塗りの軍畑鉄橋。
今日はその舞台に
ニューカラーのE257系が躍り出ました。
▲青梅線 二俣尾-軍畑


ニゴナナ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
秋というよりはまだ、晩夏の名残りを感じる深い緑の山々と、それに囲まれたのどかな里山の集落 +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。奥多摩や御嶽をめぐる旅番組のリポーターが「ここが東京だなんて、とても思えな〜い (*'∀'*)」と言いたくなるような自然にあふれた風景のなかで、遠目にも存在感のある真っ赤な軍畑鉄橋がいいアクセントになっているじゃありませんか (・∀・)イイネ。
そしてその橋上に現れた白い色の列車が、私のお目当てであるE257系の「武蔵野・青梅奥多摩号」 (゚∀゚*)オオッ!。埼玉の吉川美南(よしかわみなみ)を始発駅に、武蔵野線、中央線、青梅線を経由して、終点の奥多摩へといたる、列車名そのまんまの臨時快速列車(全席指定)です ( ̄∀ ̄;)マンマ…。


0025.jpg
同じ立ち位置でカメラを振ると、
木々の隙間からもう一度
別アングルの同列車が望めます。
(^_[◎]oパチリ
まるで探検するかの如く
山あいを縫うように走る臨時列車は
これぞ「アドベンチャーライン」!?
▲青梅線 軍畑-沢井


「なーんだ、ニゴナナ(E257系)か (´σД`)ナーンダ」・・・と、国鉄型車両好きのコアなお仲間には軽くあしらわれそうですが、そう、「なーんだ、ニゴナナ」です(純粋なE257系ファンの方、スンマソン)。
E257系は2001年にデビューしたJR東日本の特急形車両で、少し前までは中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」(0番台)に使われ(一昨年の2019年に当線からの定期運用は撤退)、現在は東海道本線の特急「踊り子」や「湘南」(2000番台・2500番台)、千葉の房総半島を走る特急「さざなみ」や「わかしお」、「しおさい」(500番台)などで運用されており、さほど希少性の高い車両ではありません ( ̄  ̄*)ニゴナナ。
しかし房総の特急列車は近年、高速バスとの競合に苦戦を強いられて運行本数を削減 (´д`;)アウ…。そこで余剰となったE257系500番台の一部は臨時列車や団体列車などで使われる波動輸送用にコンバートされることとなり、それに伴って内装、外装ともにリニューアルが施されました(番台区分も500番台から5500番台へ変更)(`・д・´ノ)ノ チェイング!。その新たな装いの再デビューとなったのが、実は本日(10/2)の「武蔵野・青梅奥多摩号」なのです (*゚▽゚)/゚・:*【祝 新装開店】*:・゚\(゚▽゚*)。
(なお、同様に波動用の5000番台(元・0番台)は、8月の臨時「さざなみ」で営業運転を開始)。


0026.jpg
上写真の列車部分をクローズアップ。
新たに振り分けられた番台としては、
本日がデビューのE257系5500番台
(大宮総合車両センター・OM-51編成)。

私は初めて目にするこのカラーリングですが
ちょっと“あの国鉄特急型”に近い印象を受けます。
σ(゚・゚*)ンー… 


そしてリニューアルされたE257系で、個人的に気になったのがその新塗装 σ(゚・゚*)ンー… 。
変更前(500番台)はおもに房総の特急列車で使われていたことから、海の青と砂浜の白、陽光と菜の花の黄色をイメージした車体色でしたが、変更後(5500番台)は自然環境や爽快感などをイメージした白地に緑色のラインがあしらわれ、塗分けのデザインこそ異なるものの、このカラーリングはまるで国鉄特急形の185系を思わせる装いではないですか ( ̄▽ ̄;)イッパー…ゴ?(あくまでも個人的な印象ね)。
これはいち早く実車を見てみたいと思って、今回の私はこの「武蔵野・青梅奥多摩号」を撮りに都内の青梅線を訪れたのでした (´ω`)ナルヘソ。


0027.jpg
山景色に似合う、
新装、E257系5500番台。
パッと見は185系・・・
には、さすがに見えないか(笑)
(^^;)ゞポリポリ
▲青梅線 軍畑-沢井


そんなリニューアル後に初の営業運転で青梅線へとやってきた、フレッシュなE257系5500番台。
撮影ポイントとなった見晴らしのよい高台からは、メインの軍畑鉄橋を渡るシーンだけでなく、別角度で山裾をゆく同列車も所々に望むことができて (「゚ー゚)ドレドレ、私はアングルを変えつつ何度かカメラのシャッターを切りながら、奥多摩に向かって走り去るその姿を見送りました (^_[◎]oパチリ。
清々しい秋晴れのもと、壮観な俯瞰アングルで撮れた「武蔵野・青梅奥多摩号」。いい場所を探し当てられた達成感も加味されて、これは個人的に大満足の結果です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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撮影を終えて山を下りようとしたら
足元に・・・お、カマキリだ。
久しぶりに見た気がするな。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア


さて、いま下り方面へ通過した「武蔵野・青梅奥多摩号」は、終点の奥多摩に着いたあとすぐに折り返して、留置線のある拝島まで戻る上りの回送列車が設定されています(回9854M)(・o・*)ホホゥ。それはだいたい一時間後くらいに軍畑をふたたび通過するので、そちらは最初に立ち寄った軍畑鉄橋のトレッスル橋脚を下から見上げる場所で狙ってみようと思います (・∀・)イイネ。遠景の俯瞰撮影もいいけれど、橋脚がどーんとそびえ立つアングルもまた、まったく違う迫力がありますよね ヽ(*゚O゚)ノ ドーン!。
山の中腹の俯瞰ポイントから斜面と坂道を一気に下って、谷底に位置する橋脚のたもとへと到達すると、拝島に向かうE257系の回送列車は程なくしてやってきました (゚∀゚)オッ!。


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トレッスル構造の美脚に支えられて
天空を駆け抜けるE257系。
白い車体が快晴の秋空に映えました。
▲青梅線 二俣尾-軍畑(後追い)


軍畑鉄橋でニゴナナが撮れました〜!ヽ(´▽`)ノワーイ♪
・・・が、広角系のレンズを用いてトレッスル橋脚の迫力と複雑さを強調しようとしたあまり、列車の見え方がちょっとイマイチになっちゃいました ( ̄  ̄;)シモイマイチ…。あれこれ考えすぎずに、これだったら橋脚が二基でなく一基しかフレームに収まらなくても、最初にE233系を撮ったときのようなサイド気味のアングルのほうが列車のバランスはよかったかなぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…。全景の見えるポジションが限られた軍畑鉄橋に、ちょっと画づくりの難しさを感じました “o(-ω-;*)ムズイ…。
それでも、ダイナミックなトレッスル橋の美しさは表せたのではないかと思うので、まあヨシとしますか (+`゚∀´)=b OK牧場!。


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先ほどの俯瞰ポイントから眺めた山は
まだ夏山のように緑が濃かったけど
(そもそも青梅や奥多摩の山は
紅葉しにくい針葉樹が多いのよね)、
あたりを散策していると所々で
秋色に染まりはじめた木々も目にしました。
秋が深まりつつありますね・・・。
(´ー`)シミジミ
▲青梅線 二俣尾-軍畑


台風一過の清々しい陽気と心地よい秋風に誘われて、臨時快速の「武蔵野・青梅奥多摩号」を撮りに訪れた青梅線の軍畑 ...(((o*・ω・)o。壮大なトレッスル橋の軍畑鉄橋はその存在だけでインパクトがあるけれど、それを個人的な好みの俯瞰ポイントから遠望できたのはこの日の大きな成果で、納得のいく一枚を残すことができたと思います【◎】]ω・´)パチャ!。また、緊急事態宣言が明けたあとの最初の撮り鉄に、リニューアル後の初運用となったE257系5500番台を撮影できたことで、どこか気分的なリフレッシュも感じられました *.+(0゚・∀・)リフレシュ+.*。
今回は都県を越えない鉄旅だったけど、自粛して都内に留まっているのと、とくに意識せず行きたいところが都内だったというのでは、気持ちの面で大きく違うものですね(笑)


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青梅ゆきに乗って軍畑をあとにします。
お昼ごろの青梅線上り列車は
車内がガラガラに空いていました。
▲青梅線 軍畑


E257系の回送列車を撮り終えたのはちょうどお昼時ですが、ここ軍畑の駅のまわりには飲食店など見あたらないため(サンドさんがやっている某番組のように探せばあるのだろうけど)、青梅線から中央線に乗り変える立川あたりでお昼ゴハンを食べて帰るとするか (›´ω`‹ )ハラヘタ…
・・・と、軍畑から乗った青梅ゆきの上り列車に私が揺られていると、途中の二俣尾で先行していたE257系の回送列車に追い付き (*゚ロ゚)ハッ!、側線で停車中のところを追い越しました (゚∀゚*)オオッ!。E257系は留置先の拝島まで一気に持っていくのかと思ってましたが、途中駅で時間調整などを行なうのね (*・`o´・*)ホ─。
せっかく追い越すことができたのなら、拝島に先回りして待ち構えてみましょうか ...(((o*・ω・)o。


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軍畑の隣駅の二俣尾で
側線に停まっていたのは・・・
お!さっきのニゴナナじゃん。
(゚∀゚)オッ!
▲青梅線 二俣尾(後方の車窓から)

0033.jpg
留置線のある拝島に到着した
回送列車のE257系5500番台。
側面の客室窓まわりだけでなく、
前面の窓下にも緑のラインが施されています。
(´∀`*)グリングリ~ン♪
あらためて見ると貫通型のE257系って、
連結用のホロがごっついね・・・。
▲青梅線 拝島


私の乗っていた普通列車(青梅で立川ゆきに乗り継いだ)の続行で、すぐに拝島に到着したE257系の回送列車 (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
安直な駅撮り(ホームからの撮影)ですが、先ほど軍畑で撮った高台からの遠景と鉄橋のたもとから見上げたアングルは、車両の細かいところがあまり分からないようなカットだったので(個人的にはそれで満足ですが)、ここでキッチリとした編成写真が撮れたのはちょっと嬉しいオマケでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
遠目だとちょっと185系っぽい?なんて言ったけど、こうやって見るとやっぱりE257系はE257系だな(当たり前w)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。


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ちょろっと寄り道したけど、
拝島から青梅線の立川ゆきに乗って帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
▲青梅線 拝島


軍畑1154-(青梅1102)-青梅1209~1225-(1246T)-拝島1243~1256-(1260T)-立川1308


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中央線の沿線に戻ってきて、
軽く打ち上げ。
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノC凵
緊急事態宣言が解除されたことで、
お店での酒類の提供も再開されました。
外飲み解禁後の一杯目は
美味しい生ビールが飲みたかったので、
ビールマイスターのいるキリンシティへ。
“ラガーと黒ビールのハーフ&ハーフ”に
フィッシュ&チップスが合うなぁ。
(゚д゚)ウマー!



中央本線・・・185系 団体臨時列車 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.07.10 中央本線
「はまかいじ」が復活?
185系 団体臨時列車 撮影
 
 
国鉄の時代より長らく務めてきた特急「踊り子」号の運用から、今春をもって退いた国鉄特急型の185系 (゚ー゚*)イッパゴ。
役目を終えてすでに廃車された編成もありますが (´・ω・`)ショボン、一部は今も残存して臨時列車や団体列車などに使われており、少し前の拙ブログでも臨時快速列車の「鎌倉あじさい号」をご紹介したのが記憶に新しいところ。細々と生き長らえているといった印象は否めないものの、少しでも活躍の場が与えられているのは当系のファンにとって嬉しいものです ε-(´∇`*)ホッ。
そんな185系を使った団体臨時列車(旅行会社企画のツアー列車)が週末の7月10日に、中央本線の新宿と甲府のあいだで往復運行されるとのこと (゚∀゚)オッ!。中央線での185系といえば、一昨年(2019年)まで土休日を中心に横浜と松本のあいだ(横浜線・中央線経由)を走っていた、臨時特急の「はまかいじ」号が思い浮かびますが σ(゚・゚*)ンー…、それ以外の臨時列車や団体列車として185系が中央線に入線するのは、意外と珍しくて貴重な機会です ( ̄。 ̄)ヘー。国鉄特急型好きの私としては、もちろんこれを撮影したい (・∀・)イイネ。
新宿を始発駅として中央線で運行されるこの団体臨時列車(団臨)は、私が住む地元のあたり、いわゆる“ご近所”でも手軽に撮れるものですが ( ̄  ̄*)ジモティー、とりあえず(?)現時点で“緊急事態宣言(3回目)”が解除されているのなら(7/10現在)、できれば都内の住宅密集地でなく、山あいを走る中央本線らしい自然豊かな場所まで足を伸ばしたくなります σ(・∀・`)ウーン…。翌週からはまた東京都に“緊急事態宣言(4回目)”が発出されることが決定し(7/12から適用)、海の日の四連休も、夏休み(お盆休み)も、遠出がままならない状況となりそうななか (-"-;*)ウグ…、せめて宣言の適用前に運転されるこの185系くらいは、都県境を越えた先の撮影ポイントで撮ることを個人的な判断で決めました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。もちろん、常にマスクを着用するのはいうまでもなく、“密”になるような場所へは行かないなど、感染防止対策に高い意識を持って出かけます。


7月10日(土)


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高尾から乗る松本ゆき普通列車は211系。
(゚ー゚*)ニゲゲ
当系にはセミクロス(ボックスシート)と
ロングシートの編成がありますが、
はたして今回は・・・
▲中央本線 高尾

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ああ、ロングシートか。
個人的にちょっと“ハズレ感”。
( ̄  ̄;)ポテロング…


中央線は首都圏の通勤路線というイメージを持っている方が多いかも知れませんが σ(゚・゚*)ンー…、東京からの快速電車が終点となる高尾で松本ゆきの普通列車に乗り継ぐと、その先は車窓に流れる風景が一変 (*゚ロ゚)ハッ!。自然の緑が豊富な山あいを進むようになり、高尾より先(西)の区間が通称で“山線”と呼ばれるのも頷けます ( ̄∇ ̄)ヤマセソ。
そんな山線は中央線沿線のウチ(自宅)からだと、比較的手軽に旅情ある鉄旅が味わえることで、コロナ禍となる前はひと月かふた月に一度くらいの頻度でちょくちょく“乗り鉄”や“撮り鉄”に訪れていたものですが ...(((o*・ω・)o、緊急事態宣言が乱発(?)された今年に入ってからは、なかなかここまで来ることができず(高尾の先で都県境を越えることになるため)、山線の列車に乗るのは昨年の9月に山梨の勝沼へ“シャインマスカット”を買いに行って以来(いや、鉄ブログならば「笹子で四季島を撮って以来」と書くべきかw)、今回が実に10ヶ月ぶりのこと (*´∀`)ノ゙オヒサ。
久しぶりにボックスシートで山線の車窓風景を味わいたかったけど、松本ゆき普通列車の211系は無情にもロングシートの編成ですた ( ̄  ̄;)ロング…。まあ、コロナの感染予防という見方をすれば、対面式のボックスより横座りのロングのほうが、いいような気はするけど。


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中央線の車窓名所、
鳥沢〜猿橋の新桂川橋梁から望む風景。
(「゚ー゚)ドレドレ
山に雲が低く垂れ込めているように見えますが、
予報だと今日の天気は晴れるらしい。
▲中央本線 鳥沢-猿橋


まだ梅雨は明けていないものの(7/10現在)、昨日まで降り続いていた雨は上がり、今日の関東地方は“曇り時々晴れ”の予報 (゚∀゚)オッ!。それを受けてか、車内にはハイキングや登山に行かれると思われるアウトドア系の人たちが多く見られ、高尾を発車した時点で列車の座席はほぼ埋まるくらいの乗車率でしたが、ハイキングコースのある藤野(ふじの)や上野原(うえのはら)、さらには富士山や河口湖方面へ向かう富士急行線と接続する大月(おおつき)で大半の客が下車し、その先はガラガラに空きました (´ー`)マターリ。
さて、私の目的地はというと、好天が期待できるならこのまま列車に乗り続けて、小淵沢(こぶちざわ)、諏訪(すわ)、松本へ・・・と、つい進みたくなるところですが、撮影目的の185系は甲府までの運転なので、その手前の撮影ポイントを選ばねばなりません σ(゚・゚*)ンー…。笹子峠の長いトンネルを抜けた先に位置する甲斐大和(かいやまと)で、私は列車を降りました (・ω・)トーチャコ。


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高尾から普通列車で一時間、
山梨県甲州市の甲斐大和で下車。
(・ω・)トーチャコ
駅名は旧・大和村が由来ですが、
大和村は2005年に附近の市町と合併し、
甲州市となりました。
▲中央本線 甲斐大和


高尾0614-(中央427M)-甲斐大和0711


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甲斐大和の駅前に立つ像は、
武田信玄の四男で
武田家最後の将である武田勝頼。
(゚ー゚*)カツヨリ
織田・徳川連合軍との戦いにおいて、
追いつめられた勝頼とその一族は
この地(天目山)で自害したことから、
甲斐大和は「武田家終えんの郷」とされています
(・o・*)ホホゥ。

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ウチのほう(都内の自宅近辺)だと
もう時期が過ぎた紫陽花ですが、
甲斐大和にある小さな神社の境内では
まだきれいに咲き誇っていました。
私が見る今シーズン最後の紫陽花かな。
(´ω`)シミジミ


目指すのは甲斐大和の駅から歩いて20分ほどのところにある丘の上の高台で、そこまでの道のりは急な坂道を上らねばなりませんが、険しい山道を歩くようなキツさはなく、お手軽なハイキングコースといったところ。それでもコロナ禍でなまった私の体はすぐに息が切れ、情けなくも運動不足を痛感します ε〜ε〜ε〜(((;´Д`)ヒィ…ヒィ…。
額にしたたる汗を拭いつつ、荒い息でたどり着いた目的地 ε-(´o`;A フゥ…、そこからはこんな景色が広がっていました (「゚ー゚)ドレドレ。


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上り坂がちょっとキツい
丘の上の農道を歩き進み・・・
...(((o*・ω・)o

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やってきたのはこんな場所。
柵の向こうには中央自動車道があるので
「立ち入り禁止」の札がかけられていますが、
柵の手前からカメラを構えるのは問題ありません。

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万緑の山裾を
白い車体の特急「あずさ」(E353系)が、
颯爽と走りゆきます。
あ、マンダーラになっちまった・・・。
マソダーラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダーラ♪
▲中央本線 甲斐大和-勝沼ぶどう郷


甲州の深い山あいを縫うように走る中央本線の列車、それを山裾のわずかな空間に望むことができる、いかにも“山線”らしいスケールの大きな撮影ポイント (゚∀゚*)オオッ!。
ここで撮るお目当ての185系はきっといい絵になるだろうという期待感とともに (・∀・)イイネ、コロナ禍でなかなか遠出ができない状況のなか、このような壮大な自然風景を気持ちが欲していたというのが、私が当地を選んだ大きな理由です (´ω`)ナルヘソ。
天気は予報のとおりに晴れてきたものの、上空はけっこう雲が多い状況で、最初に撮った特急「あずさ」(E353系)は雲影によって情景がマンダーラ(まだら模様)となってしまいました (´д`;)アウ…。そして空がクリアな青空でなく白っぽくなるのなら、アングルへ無理に空やピーク(山のてっぺん)を入れる意味はないかな・・・ σ(゚・゚*)ンー…。


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甲高いブロア音を山間に響かせて、
山岳路線に適したEH200形電気機関車が
タンク車を連ねて現れました。
( ̄  ̄*)ブルサン
▲中央本線 甲斐大和-勝沼ぶどう郷


しばらくしてやってきたEH200形が牽く貨物列車(81レ)では、アングルから空やピークをカットして、ためしに背景を一面の緑にしてみました (^_[◎]oパチリ。個人的にこのほうがバランスいい気がします。今はまだ車体側面への日当たりが薄いけど、たぶん185系のころにはいい感じになるハズ (゚ー゚*)ハズ。
ところでこの場所、中央線の撮影ポイントのなかではメジャーなほうで、この日も私と同様に185系を撮りに来られる同業者がけっこういるのではないかと想定していたのですがσ(゚・゚*)ンー…(もしも“密”になるような状態なら、別の場所も考えていた)、私が現地に着いた時点での先客はお一人のみ (*・ω・)ノ゙チワッス。その後は185系が通過する直前に、もう一人の方が少し離れたところへ加わった程度で、結果的にここでの撮影者は私を含めて三人だけでした。
「イッパーゴ(185系)にしては、意外と少ないっすね・・・( ̄ω ̄*)スクナイネ」と、同業者の方もおっしゃっていますが、考えてみたらこの場所を通過する185系は先述したように、一昨年まで特急「はまかいじ」として毎週末のように見られていたものなので、今さらここを撮影地に選ぶ人は少なかったのかもしれません ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。やはり185系の入線実績が稀な新宿~立川あたりで撮られる人が多かったのかな? まあ、何にしても今のご時世、人が多く集まるよりは少ないほうが助かります (-`ω´-*)ウム。


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そろそろ185系の通過時刻ですが、
上空には雲が・・・
σ(・ω・`)ウーン…


ここで撮影を始めたころは、雲の流れによって日が当たったり翳ったりを繰り返していましたが ハレル?(゚∀゚≡゚д゚)クモル?、時間が経つにつれてだんだんと空を雲が広く覆うようになり、日の差す時間が短くなってきました。185系のタイミングに合わせて太陽が顔を出す“晴れ運”の降臨を願うけど、これはちょっとキビシい状況かなぁ σ(・ω・`)ウーン…。
そんななかで聞こえてきたのは、山あいに響く185系のモーター音・・・ (*゚ロ゚)ハッ!!。


0013.jpg
イッパゴ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
メインのアングルだと山深い印象の撮影地ですが、
その前に集落をかすめて走る下り列車の姿が
チラッと確認できます(笑)
|д゚)チラ

0014.jpg
「はまかいじ」の運行終了後、
ひさしぶりに甲斐路へ戻ってきた185系。
列車を包むような夏山の緑に
車体のグリーンストライプがマッチします。
▲中央本線 甲斐大和-勝沼ぶどう郷


中央線でイッパーゴが撮れました~! ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
185系の代名詞でもある特急「踊り子」は青い海を背景にしたシーンが似合うけど、緑豊かな山あいを走りゆく185系の姿はまさにかつての特急「はまかいじ」そのもので、これもまた風景にマッチしているではありませんか +。:.(´ω`*)シミジミ.:。+゚。
それだったら現役のときの「はまかいじ」をこの場所でしっかりと記録しておくべきだったのかもしれませんが (´・ω`・)エッ?、おろかにも撮り漏れてしまった“忘れ物”を今回は個人的にリカバリー(回収)できたといったところでしょうか ☆.(○≧ω')ゞ テヘ。いつ全車(全編成)が廃車になってもおかしくはない現状の185系ですから、いま一度ここで撮るチャンスを与えてくれたことに感謝です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0015.jpg
参考としてこれが
一昨年まで中央本線で運転されていた
185系の特急「はまかいじ」。
専用のイラストマークが掲げられていました。
(゚ー゚*)ハマカイジ
ちなみに撮影ポイントは異なりますが、
今回と同区間(甲斐大和~勝沼ぶどう郷)で
撮影したものです。
▲17.5.3 中央本線 甲斐大和‐勝沼ぶどう郷

0016.jpg
そして2021年の夏、
団臨として中央線を走行した185系。
これが最後の入線とならないことを
ファンとしては願うばかりです。
(廃回で通過するかもしれないけど・・・^^;)
▲中央本線 甲斐大和‐勝沼ぶどう郷


残念ながら太陽は雲に隠されたままで、185系の通過時に日差しが回復することは無かったけど (・ε・`)チェ、翳られても山の緑に映える185系はそれほど暗い印象の画にはならなかったので、まあヨシとしますか (+`゚∀´)=b OK牧場!。
ファインダー越しに見送るなか、185系は一路、甲府へ向かって走り去ってゆきました。


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当地は庭石材として使われる
甲州鞍馬石(花崗閃緑岩)の産出地で、
甲斐大和の上りホームには
石灯籠などが置かれています。
そのホームに普通列車が入ってきました。
▲中央本線 甲斐大和

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今度の211系はセミクロス編成でした。
(゚∀゚)オッ!
やっぱりボックスシートに座ると旅情が増します。
しかもすいているので、さらに良し。
(´ー`)マターリ


さて、中央線の新宿と甲府のあいだを一往復する185系の団臨、その復路は夕方の17時過ぎに甲府を発車するため、ひとまず(?)185系の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
でも、せっかく久しぶりに山梨のほうまで来たのに、これだけで帰ってしまうのはちょっともったいない気がします σ(・∀・`)ウーン…。しかも185系を撮影したときには雲が広がっていたのに、甲斐大和から上りの普通列車に乗って笹子峠のトンネルを抜けると、その先はスッキリと晴れているではありませんか ( ̄  ̄;)ハレテル…。う~ん、この好天のもとでもう少し何か撮っていきたいな・・・。
そこで私が次に下車したのは、甲斐大和から上り方向へ三駅目の大月 (゚ー゚*)ミヤコ。中央線と富士急(富士急行線)の乗換駅です。


0019.jpg
JR中央線の大月。
丸太を組んだモダンな山小屋風の駅舎は
アウトドアブームを意識して
近年に多く見られる駅舎のスタイルですが、
当駅舎は1928年(昭和3年)に建造された
歴史あるものです。
(´ω`*)シブイ
ちなみに右奥に見えるのは
大月のシンボル的な存在の岩殿山。
▲中央本線 大月

0020.jpg
いっぽう、こちらは神社・・・でなく、
富士急行線の大月。
信仰対象となる富士山への玄関口として、
駅舎の正面には鳥居が備えられています。
幵 (-人-*)パンパン
▲富士急行大月線 大月

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駅横の踏切から富士急の構内を覗くと、
8500系の「富士山ビュー特急」(左)と
普通列車用の6000系(右)が待機しています。
(゚∀゚)オッ!
▲富士急行大月線 大月
(開いている踏切から撮影)


中央線の上り列車が大月に着くところで車窓越しに私の目に留まったのは (=゚ω゚=*)ンン!?、富士急行線ホームに停まっていた深紅の特急型車両。8500系の「富士山ビュー特急」です (゚∀゚)オッ!。
しかし、乗っていた中央線の車内放送によると、次の富士急の接続列車は「ビュー特急」でなく、普通列車の河口湖ゆきと案内されているため、ひょっとしたら特急よりも先行して沿線の撮影ポイントにたどり着けるのかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。
はたして駅の時刻表を確認すると、「ビュー特急」が大月を発車する時刻は今から約一時間後の11時51分で、その前には11時01分発の普通列車があります (・o・*)ホホゥ。もちろんこんなことは事前に調べてくれば分かることなのですが、中央線の車窓で「ビュー特急」の姿を目にしてから急きょ富士急に立ち寄ってみようかと考えたため、行き当たりばったりでウマく撮影プランが組めたのはちょっと嬉しい展開でした ъ(゚Д゚)ナイス。


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「富士山ビュー特急」より先行する普通列車は
何やら賑やかなアニメのラッピングが施された
「NARUTO×BORUTO富士木ノ葉隠れの里」号。
この富士急6000系は元・JRの205系です。
( ̄∇ ̄*)ニマゴ
▲富士急行大月線 大月


折り返し運転に備えて車内清掃を行っている「富士山ビュー特急」を横目に、先行する河口湖ゆきの普通列車は大月を発車しました ...(((o*・ω・)oオサキ。
富士急行線(大月・河口湖線)は、大月を起点に、都留市(つるし)、三つ峠、下吉田、富士山、富士急ハイランドなどを経て、河口湖に至る、全長26.6キロのローカル私鉄(中小私鉄)路線 ( ̄  ̄*)フジキュー。元・京王5000系の現・1000系や元・JR205系の現・6000系を使用した普通列車での地域輸送を担うほか、沿線に富士山の登山口や富士五湖、富士急ハイランド(遊園地)といった観光地を擁する当線には、観光特急の「フジサン特急(元・小田急20000形の現・8000系)」や「富士山ビュー特急(元・JR371系の現・8500系)」が運行され、さらには中央線からE353系の特急「富士回遊」も乗り入れるなど、ローカル線にしては列車がバラエティーに富んだものとなっています ( ̄。 ̄)ヘー。


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大月を発車した富士急の列車は
すぐに左へ大きくカーブして中央線と分かれ、
南に進路を取ります。
▲富士急行大月線 大月-上大月(車窓から)


私が富士急に乗るのは、2018年の冬以来となる三年ぶり。ちょっと前までは、国鉄型車両の189系が使われた「ホリデー快速 富士山」や、115系の普通列車(中央線からの直通列車)などを撮りに、ちょくちょく訪れていたのですが、その国鉄型の両形式が引退してしまってからはご無沙汰していました (*´∀`)ノ゙オヒサ(115系のあとを引き継いだ211系も、そしていま乗っている富士急の6000系(元・205系)も、いちおう国鉄型なんだけどね・・・)。


0026.jpg
田野倉と禾生のあいだで車窓に見える
この壮大な高架橋は
リニア中央新幹線の試験線。
(゚ω゚*)リニヤモーターカー
最高時速500キロを出すリニアの下を
時速50キロくらいの富士急がくぐります。
ノコノコ...(((o*・ω・)o
▲富士急行大月線 田野倉-禾生(車窓から)


そんな富士急行線でいちばんの見どころは何といっても、条件が良ければ車窓からも拝める雄大な富士山 (゚∀゚*)オオッ!・・・なのですが、天気が好転したとはいえ今日の富士山には雲がかかっていて、その山容はほとんど見えません ( ̄  ̄;)ミエナイ…。それならば富士山はきっぱりと諦めて、いまの時期らしい夏の緑が望める撮影ポイントへ向かうこととしましょう σ(゚・゚*)ンー…。
下車したのは大月から三駅目の禾生(かせい)。


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リニアの高架をくぐった先にある
山梨県都留市の禾生で列車を降りました。
当駅は漢字を見てもパッとは読めない
ちょっとした難読駅名ですね。
(゚ー゚*)カセー
▲富士急行大月線 禾生


甲斐大和0955-(中央534M)-大月1012~1101-(富士急13)-禾生1111

富士山には雲がかかっていても、私の頭上に雲は無く、夏の日差しが容赦なく照り付けます p(;′□`A)アヂィィィ・・・。徒歩鉄にはキビシい暑さですが、幸いにも目的地の撮影ポイントは駅から歩いて10分程度で到達できるお手軽な距離。線路沿いの道を進むと、涼し気な川の流れる音が聞こえてきました (=゚ω゚=*)ンン!?。


0029.jpg
やってきたのはこんなところ。
(・ω・)トーチャコ
桂川に架かる富士急の鉄橋を
並行する道路橋の歩道から望めます。
奥のほうに見える白い線のようなものは
先ほどくぐったリニアの高架橋。

0030.jpg
まずやってきた列車は・・・
あれ?富士急の電車でなくJRの211系?
(゚ー゚?)オヨ?
これは中央線へ直通運転する普通列車で、
JRの車両が使われています。
ちなみに数年前までこの運用には
スカ色の115系が使われていました。
▲富士急行大月線 田野倉-禾生(後追い)


アユ釣りで知られる清流の桂川、そこに架けられた富士急行線のガーダー橋(鉄橋)はまわりを自然の緑に囲まれて、ちょっとした渓谷のような雰囲気です (・∀・)イイネ。
私が撮影ポイントに着くと、息をつく間もなくすぐに中央線へ直通する211系の上り普通列車(1454M)が通過 ( ̄  ̄*)ニゲゲ。とりあえずパッとカメラを構えて撮ってみましたが (^_[◎]oパチリ、もう少し川の流れを見せて清涼感のある画にしたいところですね・・・ σ(゚・゚*)ンー…。それを踏まえてアングルを立てなおし、お目当ての「富士山ビュー特急」を迎えます 。
このあたりの線形は急なカーブが多くて、たとえ“特急”であってもゆっくりとした低速で橋上に姿を見せました ...((((=゚ω゚)ノ゙ヤア。


0031.jpg
風に揺れる木々のざわめきや
渓流のせせらぎをかき消すように、
煉瓦色に塗られた流線形の特急列車が
轟音を響かせて鉄橋を渡りゆく。
▲富士急行大月線 田野倉-禾生


あさぎりビュー特急が撮れました~! ヽ(´▽`*)ノワ~イ♪
里山の深い緑に映える煉瓦色の8500系「富士山ビュー特急」。当系の先頭部は、正面から見るとぼてっとしたタマゴのような印象ですが (゚ー゚*)ボテ、横から眺めると意外とシャープな流線形をしており (`・ω・´)キリッ!、いまの時間帯(正午ごろ)はまだ列車の車体側面まで日が当たらなかったものの、前面のみが照らされたことで、むしろ当系の特徴的なデザインが際立ったように思います 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
そしてアングルは背景の山よりも、手前に川の流れを大きく入れたくて、タテ位置の構図にしてみました (^_[◎]oパチリ。さっき211系を撮ったアングルより、少しは清涼感が増したかな?


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その名の通り
大きな窓からの眺めが自慢の
「富士山ビュー特急」。
ふつうの指定席、自由席のほか、
車内でご当地のスイーツなどが味わえる、
「スイーツプラン」なども設定されており
(現在は休止中)、
コロナが落ち着いたらぜひ、
乗車も楽しんでみたいものです。
▲富士急行大月線 田野倉-禾生


鉄橋を渡って走り去った「富士山ビュー特急」。これにて撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
富士急の沿線には、ほかにもっと魅力的な撮影ポイントが数多くあるけれど、今回は185系のついでにちょろっと当線へ立ち寄ったつもりなのであまり路線の奥までは進まずに(富士山は雲隠れしていたしね)、大月から近いこの禾生くらいの場所が個人的にちょうど適度でした (o ̄∇ ̄o)オテガル。それでも緑が濃い夏らしい風景のなかで撮れた「富士山ビュー特急」は、手軽な場所ながら満足のいく結果が得られたと思います (+`゚∀´)=b OK牧場!。

さ、ハイキングや富士山帰りの行楽客で混む前に、まだ空いている時間の列車で帰るとするか・・・カエロ…((((o* ̄-)o。


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禾生のホームに入ってきた
大月ゆき上り普通列車。
その6000系の前面には
富士山のヘッドマークが掲げられています。
(=゚ω゚=*)フジ?
▲富士急行大月線 禾生

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帰りの電車の車窓から、
先ほどの撮影ポイントを眺めます。
手前の橋が立ち位置で、
背後の高架は中央道の河口湖線。
▲富士急行大月線 禾生-田野倉(車窓から)

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富士急の“プチ撮影”を終えて、
中央線と接続する大月に戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ タライマ!
あらためてヘッドマークをよく見ると、
「富士山駅誕生10周年記念」と書かれています。
富士吉田市にある富士山(駅)は
富士山観光の玄関口としての知名度を上げるため、
2011年に「富士吉田」から改名されています。
▲富士急行大月線 大月


禾生1214-(富士急16)-大月1230


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その富士吉田の名物が
日本一硬いうどん(?)といわれる、
コシの強い“吉田うどん”。
それが食べられるお店が大月にもあり、
昼食にいただきます。
≠( ̄ε ̄*)ズルルッ
うどんのコシの強さだけでなく、
馬肉煮や茹でキャベツが乗せられるのも
吉田うどんの特徴。
暑い日に汗をかきながら食べる、
熱くて硬いうどん、ウマいなぁ・・・。
(゚д゚)ウマー!


団体臨時列車として中央本線に入線した185系を撮りに、少し足を延ばして訪れた山梨県の甲斐大和 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。梅雨明け間近の不安定な空模様で、185系は惜しくも日当たり不十分だったけど σ(・∀・`)ウーン…、それでも今後の動向が気になる当系の記録としては大事な一枚が残せたと満足しています (´ω`*)ヨカヨカ。また、帰りがけには少しだけ富士急行線にも寄ることができて、「富士山ビュー特急」が撮れたことだけでなく、目に優しい木々の緑と自然の美味しい空気、清流のせせらぎが聞こえるのどかな山里の情景は、いろいろと制限が多いコロナ禍でのいいリフレッシュになりました (´ー`)マターリ。
この時は“緊急事態宣言”が一時的に解除されていたとはいえ、都県境をまたいでの移動にちょっとためらうところはありましたが、先日にご紹介した秩父鉄道の「聖火リレー列車」と、今回の185系団臨だけは、行ってよかったと思っています (-`ω´-*)ウム。


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大月から乗る中央線の高尾ゆき普通列車。
この211系はロングシートでした・・・。
( ̄  ̄;)ポテロング…
▲中央本線 大月


大月1315-(中央1456M)-高尾1351

この山梨へ行った翌日(7/11)には関東甲信地方で梅雨明けが発表されたものの (゚∀゚)オッ!、翌々日(7/12)からは東京に“4度目の緊急事態宣言”が発出 (´д`;)アウ…。都民の私は残念ながら今夏も遠出の旅行を断念せざる終えない状況となってしまいましたが(未使用の「青春18きっぷ」を払い戻してきたよ・・・(・ε・`)シャーナイネ)、基本的な感染予防対策やワクチンの接種など自分にできることをやって、今はとにかく事態が収束するのを焦らずに待つしかないですよね ( ̄ω ̄;)ワクチンカカリチョー。ワクチンを打っていても、今の都市圏の爆発的な感染拡大は怖いもんなぁ・・・ ヒィィィ(i|!゜Д゚i|!)ィィィィ。


*この記事は7月10日現在の様子をもとに作成したものであり、コロナ禍における状況の著しい変化に内容が伴っていない場合があるかもしれませんが、どうかご了承ください m(_ _)m。




秩父鉄道・・・聖火リレー列車 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2021.07.07 秩父鉄道
壮観!5色の“デキ”五重連
聖火リレー列車 撮影
 
 
いよいよ開幕まで10日と迫った“東京2020オリンピック”!(゚∀゚*)オオッ!!
・・・なのに、開催都市(東京)の一角に住んでいても盛り上がりをまったく感じないのはやはり、いまだ収束しない新型コロナウイルスが大きな影を落としているからでしょう ( ̄  ̄;)コロナ…。ホントに大変な状況下で日本はオリンピック・パラリンピックを受け持つことになってしまいましたね σ(・ω・`)ウーン…。

ここで五輪開催の賛否など私的な意見を述べることは、鉄道趣味をメインとした拙ブログの主旨と異なるので控えますが(逃げた)(^^;)ゞポリポリ、そんな五輪の開幕を前に日本全国を巡った“聖火リレー”が7月7日に埼玉県の秩父(ちちぶ)まで到達し、なんとそこからのルートのひとつにランナーの方が聖火を持って列車に乗り込むという「聖火リレー列車」なるものが、ご当地を走る秩父鉄道にて運行されるとのこと エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!? (列車での聖火移動はトーチでなくランタンを使用)。
五輪の聖火を車内に乗せた特別列車だなんて、一生に一度見られるかどうかのとても貴重な列車で、これは鉄ちゃんのひとりとして非常に興味があります (*゚∀゚)=3ハァハァ!。コロナ禍での聖火リレーは各県や各自治体の判断によって公道を走らずに行なわれたところもあり、はたして「聖火リレー列車」がホントに実施されるのかどうか気掛かりでしたが (゚ペ)ウーン…、前日までとくに中止や変更などの報はなく、予定どおりに運行される模様 ε-(´∇`*)ホッ。
ちなみにこの列車の運転日となる7日は平日の水曜日で、それに備えて私は三か月も前に当日の有給休暇を取得していました (゚∀゚)アヒャ☆。そこまで楽しみにしていた「聖火リレー列車」とは、いったいどんな形で運転されるのでしょうか (*゚v゚*)ワクワク♪。

(なお、冒頭部分の繰り返しになりますが、本記事は五輪の開催や聖火リレーの賛否を話題とするものでなく、あくまでも“一鉄道マニアの趣味的な目線”であることをご理解ください m(_ _)m)



7月7日(水)


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この日は七夕。
西武新宿線から池袋線へ乗り換えた
所沢のコンコースには
七夕の笹飾りが見られました。
(゚ー゚*)タナボタ
ためしに電車(30000系)と絡めてみたけど
ちょっとアングルがキビシいね・・・。
▲西武池袋線 所沢

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飯能で乗り継いだ西武秩父ゆきは
セミクロスシート構造の4000系(白い電車)。
ボックスシートに座れるのは
旅情が感じられて嬉しい。
(・∀・)イイネ
▲西武池袋線 飯能


個人的にちょくちょく撮影へ訪れていて、拙ブログでも過去に何度かご紹介している秩父鉄道(秩父本線)は、東武伊勢崎線と接する羽生(はにゅう)を起点に、JR上越新幹線・高崎線と接する熊谷(くまがや)、東武東上線・JR八高線と接する寄居(よりい)、荒川の景勝地で知られる長瀞(ながとろ)、秩父夜祭が行なわれる秩父神社の秩父、西武秩父線の西武秩父駅に近い御花畑(おはなばたけ)などを経て、三峯神社の玄関口である三峰口(みつみねぐち)にいたる、埼玉県北部に位置したローカル私鉄路線 (゚ー゚*)チチテツ。
東京都内から秩父鉄道ヘのアクセス方法は、JR、東武、西武の各線を使ったいろいろな経路が考えられますが σ(゚・゚*)ンー…、今回は目的の「聖火リレー列車」が秩父を出発点として運転されることから、まずは西武の池袋線と秩父線を経由して秩父へ向かってみることにします ...(((o*・ω・)o。平日の朝なので所沢や飯能(はんのう)の駅は上りの通勤客でかなり混雑していたけど、下りの西武秩父ゆき普通列車はガラガラにすいていました (´ー`)マターリ。


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霧雨に霞む車窓風景。
山あいの正丸峠を進む西武秩父線は
沿線の自然が豊かな路線です。
▲西武秩父線 吾野-西吾野(車窓から)


西武秩父線の車窓から望む空模様は、いかにも梅雨時らしいどんよりとした灰色で、山あいの正丸峠では時おり雨粒が列車の窓を叩きます 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ。今日の秩父地方の天気は、予報によると“雨のち曇り(降水確率60%)”。晴天は期待できないものの、いま降っている雨は午前中にあがるらしいので、正午ごろに運転する「聖火リレー列車」のときには、せめて雨がやんでいると助かるなぁ・・・八(゚- ゚)オネガイ。


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正丸峠を越えると
車窓の左手に見えてきたのは、
石灰石の採掘によって山が大きく削られた
秩父の名山・武甲山(標高1,304m)。
(゚ー゚*)ブコーザン
▲西武秩父線 芦ケ久保-横瀬(車窓から)

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横瀬の留置線には、
先ごろ退役した特急形車両の
「レッドアロークラシック」(10000系)
がありました。
(゚∀゚)オッ!
先頭車の一両くらいは保存されるのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲西武秩父線 芦ケ久保-横瀬(車窓から)

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西武秩父線の終点、西武秩父に到着。
当駅は西武秩父線のみの単独駅ですが、
徒歩5分ほど(約350メートル)のところに
秩父鉄道の御花畑駅が所在し、
乗換駅として案内されています。
コッチ…((((o* ̄-)o
▲西武秩父線 西武秩父


国分寺0652-(西武国分寺線)-東村山0703~0707-(西武新宿線)-所沢0710~0716-(西武池袋線)-飯能0740~0753-(西武秩父線)-西武秩父0843


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こちらが秩父鉄道の御花畑。
芝桜の名所として知られる
羊山公園・芝桜の丘の最寄駅であることから
“芝桜駅”の副称が付けられています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲秩父鉄道 御花畑


西武秩父線を終点まで乗り通して西武秩父に到着すると、雨はすでにあがっていました ε-(´∇`*)ホッ。
ここで秩父鉄道へ乗り換えるには西武秩父駅から歩いて5分程度のところにある御花畑駅を利用するのが便利なのですが ( ̄∇ ̄o)オハナバタケ、次に私が乗る羽生ゆき上り列車までは30分ほど待ち時間があります σ(゚・゚*)ンー…。それならば御花畑駅から近い、聖火リレーの出発点となっている「秩父神社」の様子を見に行き、そのまま御花畑の隣駅に位置する秩父鉄道の秩父駅まで歩き進んでみることにしました ...(((o*・ω・)o。ちなみに御花畑と秩父(秩鉄)の駅間はわずか0.7キロで、秩父神社はそのほぼ中間点に位置します。


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秩父神社は秩父地方の総鎮守で、
県内屈指のパワースポット。
また秩父神社の例祭である「秩父夜祭」は
日本三大曳山祭、及び日本三大美祭に数えられ、
世界無形文化遺産として登録されています。
(・o・*)ホホゥ

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その秩父神社の本殿前が
秩父市から長瀞町にかけて行なわれる
本日の聖火リレーの出発点です。
(゚∀゚*)オオッ!

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「聖火リレーが街にやってくる。」


ためしに立ち寄ってみた秩父神社。まだ聖火リレーがスタートする二時間半も前なので(11時過ぎにスタート予定)、とくに変わった様子がなければお参りだけでもしていこう思っていたところ 幵 (-人-*)パンパン、本殿の前にはすでに聖火リレーのボードやステージが設置されており (゚∀゚)オッ!、それを目にしただけでも今日のこの地で五輪の聖火リレーが行なわれることを実感します (´ω`)シミジミ。
そして秩父の駅ではさらに私のテンションを上げてくれる、こんな光景が展開されていました (*゚ロ゚)ハッ!。


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西武線の西武秩父駅よりも
秩父の中心街や秩父神社に近い、
秩父鉄道の秩父駅。
(゚ー゚*)チチブ
駅舎には地域の物産を紹介、販売する
「秩父地域地場産業振興センター」が
併設されています。
▲秩父鉄道 秩父

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構内の留置線に集う
4つの色の電気機関車たち。
手前の下り方から、
緑色のデキ505と赤色のデキ506、
少し離れて、
青色のデキ302と黄色のデキ502。
(゚∀゚*)オオッ!
▲秩父鉄道 秩父


デキ、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
ホームから見やすい位置に整然と留められていたのは、それぞれが緑、赤、青、黄色に塗られた、なんともカラフルな4機4色の電気機関車たち (´∀`*)カラフル♪。
秩父鉄道は電車を使った旅客列車のほかに、武甲山(ぶこうざん)から産出した石灰石などを輸送するための貨物列車が運行されており、それを牽引するための電気機関車(デキ形)を保有しているのですが、もともとはこんなカラフルでポップな色ではなく、濃い青に白い帯を入れたものが標準色です (゚ー゚*)デキ。
んじゃ、なぜこの4機は標準色と違う色なのかというと、実はその理由を語るのにあと一色足りないのですが、それが何色かお分かりでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。うーん、この4色に桃色(ピンク)が加われば、「5人合わせて、ゴレンジャー! ヽ(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)ノ」・・・ではなくて、足りないのは“黒”。「青、黄、黒、緑、赤」、この5色が揃うと、そう、“オリンピックシンボル”(例の輪っかね)と同じ色となるのです (´ω`)ナルヘソ。そしてなんと件の「聖火リレー列車」は、その5色の5機を連ねて(五重連)客車の先頭に立つというではありませんか! Σ(゚∇゚;ノ)ノ マジカ!。機関車の5色はあくまでも“イメージ”だとはいえ(秩父鉄道では決して“五輪カラー”とは言っていないw)、これぞ「聖火リレー列車」を牽くにふさわしい・・・いや、もうここまでくると、「そこまでやっちゃう!?」と言いたくなるくらいに気合いの入った特別列車で w(*゚o゚*)wオオー!、走っているところを見る(撮影する)のがとても楽しみです (*゚v゚*)ワクワク♪。
いま秩父の構内に留まっている4色に、黒い色のデキ(デキ201)が車両基地から客車(12系)を回送してきて合流し、当駅にて5色の五重連(+12系)を組成 (゚ー゚*)ゴジューレソ。そののち、秩父神社からリレーされてきた聖火を持つランナーの方と地元の小学生を客車に乗せた、「聖火リレー列車」として秩父を出発します (・o・*)ホホゥ。それより前に私は沿線の撮影ポイントへ先回りして、列車の通過に備えることとしましょう ...(((o*・ω・)o。


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秩父から乗る羽生ゆき上り普通列車は
元・都営三田線6000系の
現・秩父鉄道5000系。
(゚ー゚*)ミタセソ
▲秩父鉄道 秩父


今回の「聖火リレー列車」が運転されるのは秩父鉄道の全線(全区間)でなく、聖火を乗せた区間とその後に車両が回送される区間をふくめて、秩父から長瀞までのあいだの12.5キロ(後述する「ツアー列車」はとりあえず別扱いとします)。その運行距離は長くなく、秩父の市街地に近いところは沿線に建物も多いため、5色の機関車が連なる五重連をスッキリと撮れるところは限られます (゚ペ)ウーン…。さらに時節柄、同業者が“密集”するような狭い撮影ポイントはできるだけ避けたい (-ω-;)ミツ…。
そうすると、当線の撮影地に決して詳しくない私は、もう“あの場所”以外に他は思い浮かびませんでした σ(゚・゚*)ンー…。それは秩父鉄道の“超ド定番”な撮影ポイントとして知られる、荒川橋梁(親鼻鉄橋)。その橋梁名どおり、親鼻(おやはな)と上長瀞(かみながとろ)の駅間で荒川に架けられた鉄橋です (゚∀゚*)オオッ!。あそこならサイドから5機の機関車がきれいに望めるし、クルマが入れるくらいに広い河川敷はキャパも大きい (・∀・)イイネ。


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この日の聖火リレーのコースは
なんとグ◯グルマップのデフォルトで
このように表示されていました
(何か特別な設定をしたわけではない)。
[]o(・_・*)ドレドレ
リレーのルートが秩父鉄道と重なっていますが、
ランナーの方が線路上をランニングするのでなく、
ここが「聖火リレー列車」として運転される区間です。


ちなみにマップが表す聖火リレーのルート(上記地図)だと、秩父から長瀞へは列車だけを使って聖火が運ばれるように見えますが、実はマップを拡大してよく確認すると (=゚ω゚=*)ンン!?、列車に聖火が乗せられるのは長瀞の二駅手前に位置する親鼻まで ( ̄  ̄*)オヤハナ。聖火はランナーとともに親鼻で下車して、親鼻駅から荒川の河川敷までランニングで聖火をリレー ε=ε=ε=(*゚∀゚)┘セーカ。そしてさらにそこからはご当地の観光名物である“川下り”(長瀞ラインくだり)の和舟に乗って荒川を進み (゚.゚*)フネ!?、最終的に長瀞へ到達するという、なんとも凝ったコースになっています ( ̄。 ̄)ヘー。


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これが親鼻〜長瀞の拡大図。
当区間の聖火リレーは列車でなく
荒川を舟で下る「長瀞ラインくだり」が
ルートに組み込まれています。
(・o・*)ホホゥ


・・・ということは、列車に乗せられた聖火は荒川橋梁の手前の親鼻で降りてしまうため、鉄橋を渡る当該列車には聖火もランナーも乗っていない、いわば“回送列車”のようなもの(お付きの小学生たちは乗ったままなのかな?)(´・ω`・)エッ?。しかし、5色の五重連という編成自体は聖火を乗せているときとまったく変わらないし、景色のよいこの鉄橋で撮る五重連は他の場所に代えがたく、実際は聖火が乗っていなくとも、やはり私はあえて荒川橋梁を撮影ポイントに選ぶこととしました (-`ω´-*)ウム。
あわよくば河川敷から、列車でなく川下りの舟のほうで、聖火が見られるかもしれない。


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親鼻を出た上り列車は
荒川橋梁へ差し掛かります。
車窓から見る限りだと
河川敷の同業者はまだ少なめの様子。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲秩父鉄道 親鼻-上長瀞(車窓から)

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鉄橋を渡りきると
荒川の左岸側に位置する上長瀞に到着。
(・ω・)トーチャコ
当駅の駅舎はレトロな趣を感じる建築で、
下車すると振り返って駅舎を眺めたくなります。
(´ω`*)シブイ
▲秩父鉄道 上長瀞


秩父0915-(秩父鉄道1520)-上長瀞0931


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駅前の国道で見られた
通行止めを知らせる立て看板。
「聖火リレー列車」が親鼻に着くのは
ちょうどお昼頃の予定です。

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鉄橋と並行して架かる
国道の親鼻橋を渡って右岸方向へ。
...(((o*・ω・)o
橋の下に見える河川敷一帯が
目的地の撮影ポイントです。


上長瀞の駅を出て国道を歩き進み、荒川の河川敷へ ...(((o*・ω・)o。秩父でやんでいた雨は当地でパラパラと降っていたものの、傘をさすか、ささないか迷う程度の弱い雨で、このくらいならささずに凌げます 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ…。
河川敷にはすでに同業者(撮り鉄)の姿がところどころにぽつぽつと見られますが、列車の車窓からも確認したように、“5重連の聖火リレー列車”という貴重さにしては、その数が思ったより少ない感じ σ(゚・゚*)ンー…。やはりちゃんと聖火を乗せた正式な(?)区間で撮影される方が多いのか、もしくは・・・この河川敷は立ち入りを制限される可能性があるために避けているのかも (゚ペ)ウーン…。
というのも先述したように、この河川敷の一画は川下りの舟に乗る聖火リレーのルートとなっており (゚ー゚*)フネ、二時間半前の今はまだ自由に立ち入れるとしても、聖火ランナーが来る直前(道路の通行止めと同様の時間帯)にはテロ対策や感染対策として、警察の指示により河川敷がある程度は封鎖される(すでにそこへいた人も強制的に移動させられる)ことが予想されます 乂`・д・´)ダメッ!。実はその立入制限に関しては私も、この場所を選ぶにあたって不安に思っていた懸念材料 σ(・ω・`)ウーン…。
そこでとりあえず、聖火リレーのコースになっているエリアに近づかないことはもちろんのこと、鉄橋からもだいぶ離れた場所を選択し コッチ…((((o* ̄-)o、そこから望遠レンズで列車を狙うことにしてみました ボーエン( >_o)r┬=≡]。ここまで聖火リレーのコースから離れた場所ならば、たぶん大丈夫でしょう ☆.(○≧ω')b オケ!。あくまでも個人判断に過ぎませんが・・・(。A。)アヒャ☆。


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やってきた撮影ポイントはこんなところ。
国道の橋脚のあいだから抜くようにして
その奥に見える秩父鉄道の鉄橋を狙います。
シャキーン( >_o)r┬=≡]
ちなみに聖火リレーのコースは道路橋の向こう側。


とりあえず撮影場所が決定し、時刻表によると試し撮りをする次の普通列車は約30分後のハズなので、慌てることなく立ち位置とアングルを調整していたところ、いきなり不意に鉄橋上へ現れたのはこの列車 (=゚ω゚=*)ンン!?。


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荒川に架けられた長い鉄橋を
山の深い緑に溶け込みそうな黒い機関車が
赤茶色の客車を牽いて渡ります。
▲秩父鉄道 上長瀞-親鼻


黒デキ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
5色のうちの残り一色だった黒い色の機関車(デキ201)が、12系客車を引き連れて荒川橋梁を渡り、すでに4色の機関車が待機している秩父へと回送で向かいます ...(((o*・ω・)o。私はこの回送列車の運転時刻をまったく把握していませんでしたが、撮影ポイントに到着してから数分ほどで通過するとは、なんともラッキーなタイミングでした (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
大正3年(1914年)に完成した秩父鉄道の荒川橋梁は、全長153メートル、高さ20メートルの壮大さを誇るプレートガーダー橋で、煉瓦と花崗岩を積み上げた美しい橋脚は絵になります (´ω`)シミジミ。やはり私としては5色の五重連をここで撮りたい (・∀・)イイネ。


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はじめに時刻表で確認していた普通列車は
元・東急8090系の現・7800系。
先ほどの客車回送のときと比べると、
向こうのほうは鉄ちゃんが増えてきましたね。
「聖火リレー列車」というお祭り的な列車には
撮影する同業者が写り込んでも構わないと
個人的には思っています。
(+`゚∀´)=b OK牧場!
▲秩父鉄道 上長瀞-親鼻


時間が経つにつれて、河川敷では聖火ランナーを迎える準備が始められ、鉄橋のたもとには続々と鉄ちゃんが集結。道路橋の向こう側でも立入制限はとくに何も言われていないようで、私の取り越し苦労だったかな? σ(゚・゚*)ンー…。
そして上長瀞へ着いたときに降っていた雨は完全にあがって、次第に雲間からは青空ものぞくようになりました (゚∀゚)オッ!。ひょっとしたら日差しを受けた五重連がワンチャンあるかも U・ェ・U ワンチャン。


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お!青空が見えるようになってきたぞ。
晴れ運、カモーン щ(゚Д゚щ)カモーン。


駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…

そんな状況のなか、県か市の担当者と警察官の方が二人で、私を含めた数人がカメラを構えて待機しているこちらのほうへ向かってきます ...(((o*・`_´・)o。単なる安全確認や注意説明か?それとも・・・(°_°;)ドキドキ。
「え〜、スミマセンが、このあたり一帯は一般の方の立ち入りを制限させていただきます。すみやかにご移動のほどお願いします。>θ( ̄0 ̄*)」
・・・と、突き付けられた“レッドカード” 乂`・д・´)ダメッ!。うわっ、マジかよ orz。
「ええ〜、こんなに離れた場所から見るのもダメなの!? (・ε・`)チェ」などとつい言いたくなるところですが、こういう場合はゴネたところで覆ることがまずなく、聖火列車の時間もだんだんと迫っていることから、ここは素直に従ったほうが賢明です (-`ω´-;)ウム。ただし、逆にどこなら立ち入ることができて撮影可能なのか、せめてそれくらいは教えていただきたい (゚- ゚)オセーテ。鉄橋のたもとに多くの同業者が集結している場所(上写真に写り込んでいる一団の場所)はOKなの?と訊ねると、そこは担当でないのでわからないが、これから禁止となる可能性はあるらしい (゚ペ)ウーン…。
んじゃ、川の対岸は?向こう岸からの撮影なら大丈夫ですか?と、なるべく熱くならず紳士的に(?)食い下がると ヽ(゚ω゚)ドオヨ、そこも担当ではないのではっきりとは言えないが、まあ、対岸なら警備を要請されていないので、たぶん大丈夫ではないかとのこと σ(゚・゚*)ンー…。お!活路が開いたぞ!(☆∀☆)キラーン☆
「ただし、もうまもなく親鼻橋(国道)は通行規制で歩道も渡れなくなりますよ」と、おまわりさんの一言 乂 ̄  ̄*)トーセンボ。
なにー!レインボーブリッジ・・・じゃなかった、“親鼻橋を封鎖せよ”だと!? Σ(゚□゚*)ナニーッ!!。撮り鉄は会議室でなく現場でやっているんだ!(なんのこっちゃ)ヾ(`Д´)ノムキーッ。 とにかく考えたり迷ったりしている余裕は無いみたいで、すぐに今いる場所から機材を抱えて親鼻橋へ ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。幸いにも封鎖される前に橋を渡って対岸(右岸から左岸)へ移動することができました ε-(´o`;A フゥ…。問題は左岸のこちら側からでも、はたしてウマく列車が撮れるのだろうか? (「゚ー゚)ドレドレ


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気温30度を越える暑さのなか、
小走りで親鼻橋を渡って対岸へやってきました。
。゚(A′□`;)qアチィィ・・・
その直後に橋は通行止めとなり、
ふだんはけっこう交通量の多い国道から
クルマの姿がなくなりました。
ちなみに橋上の歩道に見える人影は警察官です。

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荒川橋梁を渡りゆく5000系。
これが本番の五重連が通過する前に
最後の試し撮りができる列車です。
一本でも確認ができてよかった。
(^_[◎]oパチリ
▲秩父鉄道 上長瀞-親鼻


お!意外と悪くないじゃん (゚∀゚)オッ!
さっきの場所(右岸)よりも立ち位置が川に近いため、川面を大きく入れられる構図が得られて、むしろこちらのほうが私好みかもしれません (・∀・)イイネ。そしてこのあたりには警察官や警備員が配置されておらず、また、同業者もさほど多くなく、落ち着いた空気感が流れています (´ー`)マターリ。な〜んだ、これなら初めっからここへ来ればよかったよ。まあ、それは結果論に過ぎませんが (゚∀゚)アヒャ☆。
ちなみに、鉄橋のたもとには先ほどと変わらない状態で同業者が集まっており、どうやらあそこの場所は立入り禁止(規制エリア)とはならなかったようですね σ(゚・゚*)ンー…。ま、いっか。

やがて上空には、警備のためなのか、それとも聖火リレーを映す報道機関なのか、バラバラバラという音と共にヘリコプターが現れて ( ̄  ̄*)ヘリ、それは聖火ランナーがこの荒川河川敷に近づいてきていることを表します。だんだんと緊張感と高揚感が上がってきました (°∀°*)ドキドキ。

そして・・・(*゚ロ゚)ハッ!


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聖火ランナー、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

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川下りの和舟で運ばれる聖火。
ご当地らしい面白い演出です。
トーチで掲げられた聖なる炎を
川岸からしっかりと見ることができました。
w(*゚o゚*)wオオー!


祭囃子や太鼓の音に迎えられて、ほぼ予定通りの時刻に荒川の河川敷へ走ってきた聖火ランナー ε=ε=ε=(*゚∀゚)ノ┘セーカ。聖火の灯るトーチを掲げたその姿は、対岸からでもしっかり確認することができました w(*゚o゚*)wオオー!(ランナーは一般の方(?)のようですが、テレビやネットのニュース等にも映し出されていたので、とくにモザイク処理等を行わずに掲載しています)。いろいろな問題を抱えて、開催の賛否が問われている東京五輪だけど、こうやって実際に聖火の炎を目にすると、やっぱり感激するものだなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
聖火は河川敷でリレー(トーチキス)され、次の方はトーチを持って川下りの舟に乗船。岸を離れた舟は“どんぶらこ、どんぶらこ”と川の流れに任せて進んでゆきます (o ̄∇ ̄o)ドンブラコ。その舟が秩父鉄道の鉄橋下に到達したタイミングで、あたりに響いた機関車の汽笛・・・(*゚ロ゚)ハッ!


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デキ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ちなみに聖火を乗せた舟は左下にいます。
▲秩父鉄道 親鼻-上長瀞

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オリンピックイヤーの夏。
山の深い緑を背にして、
五色の電気機関車が風景に映えます。
川風を受けて走る今夏限りの特別な列車。
▲秩父鉄道 親鼻-上長瀞


聖火リレー列車が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノ ワ〜イ♪
赤いデキ506を先頭に、緑のデキ505、黒のデキ201、黄色のデキ502、青いデキ302と続くカラフルな5色の電気機関車が、夏の眩しい日差しを受けて鮮やかに発色 w(゚0゚*)wオォー!!。これは壮観な眺めであり、また、ちょっとオモチャっぽくも見える、なんとも楽しい列車ではありませんか!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。なお、五輪シンボルの輪っかは本来、左から青、黄、黒、緑、赤の並び順で、この5重連は私が見た方向からだと逆になるのですが (´・ω`・)エッ?(鉄橋の向こう側サイドから見たほうが正しい並び)、それでも“撮り鉄”として車体側面に日の当たる順光側での撮影にこだわったことは個人的に納得しています (+`゚∀´)=b OK牧場!。それだけに事前の雨予報を覆す晴天に恵まれたのはとても嬉しい (゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ。
そして聖火を乗せた川下りの舟が鉄橋下へさしかかるのを見計らい、タイミングよく橋上に列車を通過させるなんて、これまたニクい演出ではないですか ъ(゚Д゚)グッジョブ(上の写真では黄色と青いデキの下あたりに、“ちんまり”と写っているのが聖火を乗せた舟 フネ?(-“-;*)ドコ?)。先述したとおり、実際はこの列車に聖火が乗せられていない区間での撮影でしたが、聖火を乗せた舟が一緒に写し込めたことは、じゅうぶんに満足できる聖火・・・もとい、成果でした (゚∀゚)アヒャ☆。


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ひとつ上の写真では
ほとんど分からないけど、
いちおう聖火を乗せた舟が写っています(笑)

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ちなみに客車のほうをよく見ると、
聖火やランナーは乗っていないけど
同乗していた小学生の姿は見えるので、
この区間も“回送列車”ではないのね。


ゆっくりとした速度で進む特別列車が鉄橋を渡り切るのを見送って、ここでの撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
立入規制による場所の移動など、ちょっとしたバタバタはあったものの、どうにかお目当ての“5色五重連”を無事に撮れてホッと安堵 ε-(´∇`*)ホッ。まるで“お召列車(天皇陛下が御乗される列車)”を撮るときのような、高い緊張感を味わうのは久しぶりのことでした。


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晴天万歳!
ヽ(*≧∇≦*)ノハレタ!
でもこれは私の“晴れ運”が良かったのでなく、
聖火ランナーに選ばれた方たちの思いが
天に届いたのかもしれませんね。
(-`ω´-*)ウム
列車の通過後に親鼻橋の通行規制は解除され、
橋を渡る人の姿が戻りました。


さて、「聖火リレー列車」という大役を終えた五重連の編成は、到着地となった長瀞の駅構内にてしばらくのあいだ停車(留置)しているらしく (・o・*)ホホゥ、当駅で列車がきれいに撮れるのかどうかは分からないけど、せっかくならそれを見に行ってみようと思います (・∀・)イイネ。
ちなみに、荒川の河川敷へ来るときに下車した駅は長瀞のひとつ手前にあたる上長瀞でしたが、上長瀞と長瀞の駅間はわずか1キロ程度(親鼻橋からは1.5キロくらい)なので、30分後の上り列車を待つよりも歩いちゃったほうが早く到達できます ...(((o*・ω・)o。


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開業当時のままの歴史深さが感じられる
長瀞の木造駅舎。
(´ω`*)シブイ
駅前に整列していた小学生の一団は
五重連の列車に乗っていた地元の子たちで、
当駅で下車した模様。
▲秩父鉄道 長瀞

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五重連、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
▲秩父鉄道 長瀞

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「聖火リレー列車」の編成を保ったまま、
長瀞の構内でひと休みする
5色五重連のデキ。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
▲秩父鉄道 長瀞
(開いている踏切から撮影)


「聖火リレー列車」の運行を終えて長瀞の側線(3番線)に留められていた5重連のデキは、駅近くの側道や踏切からその姿がいい感じに拝めて (「゚ー゚)ドレドレ、鉄ちゃんのみならず近隣の方と思われる人たちも、興味津々にカメラやスマホを向けています (^_[◎]oパチリ。あらためて間近に見るデッキ付き電気機関車の五重連は、やっぱり迫力があるなぁ・・・。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。ここ長瀞での撮影は余力で立ち寄ったオマケ程度のつもりだったけど、先ほどの荒川橋梁とはまた違った角度から撮ることができて、これもまたいい記録となりました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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線路脇の小道からは
編成写真風(?)の記録も残せました。
5機の電気機関車が上げた
10基のパンタグラフが圧巻です。
w( ̄▽ ̄*)wワオッ!!
▲秩父鉄道 長瀞


なお、当編成はこのあと車両基地への回送を兼ねて(?)、鉄道ファン向けのイベントツアー列車(事前募集制の団体列車)として長瀞と武川(たけかわ)のあいだで運行されるのですが(秩父鉄道さん、商売上手ねw)、私はここまでの成果で存分に満足できたし (*´ー`*)マンゾク、オナカも減ったのでこれ以上は深追いせず、お昼ゴハンにご当地の名物でも食べて帰ることとしました カエロ…((((o* ̄-)o。
鉄欲より食欲のほうが勝っちゃった・・・(^^;)ゞポリポリ。


0048.jpg
長瀞から乗る影森ゆき下り列車は
元・東急8090系の現・7500系。
何やらアニメキャラのラッピングが
施されていますね・・・。
▲秩父鉄道 長瀞

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西武秩父との連絡駅、
御花畑まで戻ってきました。
(=゚ω゚)ノ゙タライマ
“芝桜駅”の副称がある当駅の駅名標には
芝桜がデザインされています。
▲秩父鉄道 御花畑


長瀞1326-(秩父鉄道29)-御花畑1350

コロナ禍による昨年からの延期にはじまり、開催か中止か、有観客か無観客か、直前までいろいろと揉めた印象のある東京オリンピック・パラリンピック。それがどんな形で開幕し、そして閉幕後は後世にどう語られていくのか、いまの私には分からないけど σ(゚・゚*)ンー…、しつこいようですがあくまでも“撮り鉄”という趣味目線で見ると、今回の秩父鉄道で実施された電気機関車の五重連による「聖火リレー列車」は、まちがいなく記録しておいてよかったと言える、歴史的なすごい列車だったと思います ・:*:・感(*ノ∀`*)動・:*:・。これは平日に有休を取ってでも撮りに来た甲斐があったというもの(笑)
また、私が住む東京都では“緊急事態宣言”や“まん延防止等重点措置”の発出が相次ぎ、今年に入ってから近場での“撮り鉄”が続いていたなか、長瀞の荒川橋梁という自然の緑が豊かな場所で久しぶりに撮影できたことは、気分的にもいいリフレッシュとなりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪
(この翌日(7/8)には、東京で“4度目の緊急事態宣言”が決まったけどさ・・・orz)。


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秩父名物の「豚味噌焼き丼」が食べたくて、
(゚-、゚)ジュルリ
西武秩父駅の近くにある名店に
行ってみたのですが・・・
あら?弁当販売のみ?
( ̄△ ̄;)エッ…
聞けばコロナの感染対策で当面は
店内での飲食を中止しているのだとか。
ホントはお店で焼き立てを食べたかったけど、
仕方ない事情ですよね

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西武秩父から西武線に乗って都内へ帰ります。
飯能ゆきの普通列車は
来るときにも乗ったセミクロス仕様の4000系。
▲西武秩父線 西武秩父

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お弁当で買ってきた「豚味噌焼き丼」を
4000系のボックスシートでいただきます。
秘伝の味噌に漬けた豚肉を
炭火で焼き上げた豚味噌焼きは
味噌の甘辛さと焼き目の香ばしさがマッチし、
お弁当で食べても美味しさは変わりません。
ブタ(゚д゚)ウマー!
ちなみにいまのご時世、
もしも乗客が多いようでしたら
車内での飲食を控えて家に持ち帰るつもりでしたが、
平日午後の西武秩父線は
一両がほぼ貸切状態のガラガラでした。
(・ω・)ポツン…


西武秩父1438-(西武秩父線)-飯能1530~1539-(西武池袋線 Fライナー)-所沢1558~1600-(西武新宿線)-東村山1603~1607-(西武国分寺線)-国分寺1619




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