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日光線・・・特急「常磐日光号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2023.01.08 日光線
日光路をゆく国鉄特急色!
特急「常磐日光号」 撮影
 
 
前記事の「ONE-shot」では、成田山新勝寺(千葉県)へ初詣に向かう参拝客が利用する臨時列車のことについて触れましたが ナリタ( ̄∇ ̄)リン、このような初詣参拝客のための臨時列車、いわゆる“初詣臨”は、ほかにも各地で設定されており、首都圏近郊を例に挙げると鎌倉の鶴岡八幡宮(神奈川県)や高尾山薬王院(東京都)、鹿島神宮(茨城県)の最寄駅へ運行されるものなどが知られたところか (・o・*)ホホゥ。

そんななか、今シーズンの臨時列車(2022年度 冬の臨時列車)で私の興味を惹いたのが σ(゚・゚*)ンー…、茨城県の高萩(たかはぎ)から、常磐線、水戸線、宇都宮線(東北本線)、日光線の各線を経由して、栃木県の日光へと向かう臨時特急列車、その名も「常磐日光(じょうばんにっこう)号」(゚∀゚)オッ!。
当列車の初運行は昨年(2022年)5月のゴールデンウィークでしたが、年明けの今の時期にも設定されたということは、世界遺産に登録された二社一寺(日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺)を擁する、日光への初詣参拝客の利用を意識したものだと思われます ニッコー(o ̄∇ ̄o)ケッコー。これも立派に“初詣臨”のひとつかな。
そして“鉄ちゃん”としての趣味目線で見ると、ふだんは普通列車しか走っていない水戸線や日光線に、臨時とはいえ特急列車が通るのは興味深いところ (*・`o´・*)ホ─。とくに日光線(JR日光線)は、同じく鉄道路線として日光へのアクセスを担う“東武鉄道のほうの日光線”(東武日光線)に「スペーシア」「リバティ」などの特急列車が頻繁に運行されており ( ̄  ̄*)トーブ、しかもその一部はJRの車両(253系)を使用してJR宇都宮線(湘南新宿ライン)との直通運転が行なわれているのですから(新宿〜東武日光)、JR日光線の肩身の狭さとやるせなさが伺えるもの σ(・∀・`)ウーン…。「JR車の特急なら東武でなく、ウチの線路を使えよ! ヾ(#`Д´)ノムキーッ!」なんて、日光線はココロのなかでぼやいているしれません(あくまでも勝手な妄想w)
おっと、話がちょいと逸れましたが、今回はそんな不遇の(?)日光線を走る、貴重な臨時特急列車の「常磐日光号」を撮影しに行ってみたいと思います (・∀・)イイネ。

(ところで、いきなり“クイズ”です (゚∀゚)アヒャ☆。
タイトルの写真(上写真)に写る石像、これはいったい何をイメージしたモニュメントでしょうか。
答えはのちほど本記事内にて・・・。)



1月8日(日)


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都内の北千住から乗る
東武スカイツリーラインの準急列車は
地下鉄半蔵門線を経て直通してきた
東急の5000系。
( ̄  ̄*)トーキュー
▲東武伊勢崎線 北千住


寒さが身に染みる日の出前の早朝 {{{(>_<*)}}}サブッ!。日光のほうへ向かう私がまず都内の北千住(きたせんじゅ)から乗り込んだのは、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎・日光線)の南栗橋(みなみくりはし)ゆき準急列車。
このところの関東は穏やかな好天続きで、埼玉の越谷(こしがや)付近を走行中に日の出を迎えた今日の空も、朝からスッキリと晴れています。いい“撮り鉄日和”になりそう (´▽`*)イイテンキ♪。


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南栗橋で接続した
東武日光ゆきの急行列車は
ロングシート仕様の20040型。
( ̄  ̄)ロング…
昨年まで残っていた
ボックスシート装備の6050型
すべて置き換えられてしまいました。
(・ε・`)チェ
▲東武日光線 南栗橋


南栗橋で東武日光ゆきの急行列車に乗り継ぎ、埼玉から栃木へと県をまたいで、東武日光線をさらに北上します ...(((o*・ω・)o。
冒頭でも述べたとおり、今回の撮影目的はJRの日光線を走る臨時の特急列車なのですが、そこへ向かうのに私が利用しているのは東武の日光線という、シビアなルート選択 (´∀`;)シビア。
「ウチ(JR日光線)を通る臨時列車を撮るんなら、ウチの列車に乗って来いよ! ヾ(#`Д´)ノムキーッ!」
と、日光線には言われるかもしれないけど(言わないだろw)、せっかくなら“鉄ちゃん”として“乗り鉄”も楽しむべく、今旅は往路を東武線(スカイツリーライン、日光線)、復路にJR(日光線、宇都宮線)と、往きと帰りで経路(乗車路線)を変えてみようと考えており (・∀・)イイネ、けっして“JRより東武の運賃が安いから”というセコい理由だけではないのです
(;¬д¬)アヤシイ…(なお参考までに、北千住〜日光の片道普通乗車券は、JRが2,640円、東武が1,390円・・・^^;)。


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東武日光線の車窓から望む
雪化粧した日光の山々。
山頂まできれいに見える好条件です。
(゚∀゚*)オオッ!
今のところは・・・。
(´・ω`・)エッ?
▲東武日光線 明神-下今市(車窓から)

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東武日光線を上今市で下車。
木の温もりが感じられるロッジ風の駅舎には
ギャラリーが併設されています
日光市杉並木公園ギャラリー)。
▲東武日光線 上今市


北千住0611-(東武伊勢崎4504K準急)-南栗橋0701~0703-(東武日光31N急行)-下今市0808~0826-(701N)-上今市0828


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上今市の駅のすぐ脇にあるのが、
有名な日光杉並木。
江戸時代に徳川家康の家臣だった松平正綱が
日光東照宮に寄進するため植栽したもので、
日光・例幣使・会津西の三街道を合わせた
全長37kmの両側には現在でも
約12,500本もの杉が立っているそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
そんな歴史の深い並木道ですが、
スギ花粉症の私はちょっと恐怖を覚えます・・・。
スギィィィ((((((((lll゚Д゚))))))))ィィィィ


途中の下今市(しもいまいち)で急行列車から普通列車に乗り換えて一駅、下車したのは終点の東武日光のひとつ手前に位置する、上今市(かみいまいち)(・ω・)トーチャコ。
当駅は東武日光線のみの単独駅ですが、西方の少し離れたところにJR日光線の線路が並行して敷かれており、私が目的地とする撮影ポイントへ行くには、この上今市からアクセスするのが近くて便利なのです。そのことも往きのルートを東武線にした理由のひとつ (´ω`)ナルヘソ。
ちなみに、JR日光線を撮りに行くのに東武の上今市駅を利用するのは、拙ブログで過去に何度かご紹介している、私のお決まりパターンとなっています(ぶっちゃけ、本記事の一部のキャプションなどは過去記事からのコピペで失礼しています m(_ _)m)


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やってきたのはこんなところ。
広い田園の向こうに日光連山が望めます。
w(*゚o゚*)wオオー!
写真に向かって左から、男体山(2,486m)、
大真名子山(2,375m)、小真名子山(2,323m)、
そして女峰山(2,483m)。


上今市の駅から歩いて15分ほどのところに広がる田園地帯は、天候条件がよければ日光連山の雄大な山並みがスッキリと望めて、それを背景に日光線の列車を撮ることができる、当線きっての“お立ち台”的な有名撮影ポイント (゚∀゚*)オオッ!。とくに山脈が雪化粧した冬景色が美しくて絵になります 。゜+.(´∀`人)スバラシィ!゜+.゜。
当地にはすでに、私と同じく「常磐日光号」が狙いだと思われる同業者(鉄ちゃん)の方々が多くおられましたが (*・ω・)ノ゙チワッス、カメラを構える立ち位置のキャパは広く、私もその一角を難なく確保することができました ε-(´∇`*)ホッ。


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壮大に連なる日光の山々を背景に
昨年デビューしたE131系の普通列車が
軽快な足取りで日光線を駆け抜けます。
▲日光線 日光-今市(後追い)


お目当ての「常磐日光号」が来る前に、まずはE131系の普通列車で試し撮り (^_[◎]oパチリ。
私がこの“日光線のお立ち台”を訪れるのは、昨年(2022年)の2月以来となる一年ぶりで、前回の目的は退役を控えていた205系(600番台)の普通列車を記録することでした ( ̄  ̄*)ニマゴ。その前任の205系を一気に置き換えて、新たな日光線の顔となったE131系(600番台)の走行シーンを沿線で撮るのは今回が初めてで(昨年に宇都宮の留置線では見かけていたけど)、たとえ試し撮りの普通列車でも新鮮な印象を受けます *.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*。


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列車の背景に収めやすいのは女峰山。
ちなみに全国的に有名な
“女峰(にょほう)”という品種のイチゴは
栃木県が発祥の地であることから
この女峰山の名が付けられています。
( ̄o ̄*)ニョホー
▲日光線 日光-今市


向かって左端の男体山から、右端の女峰山まで、雄大な日光連山が一望できるこの場所 (「゚ー゚)ドレドレ、一枚目の試し撮りのようにその全容をみせたくなるところですが、角度的に列車の背景へバランスよく収めやすいのは女峰山で、二枚目はそのアングルで撮ってみました (^_[◎]oパチリ。どう切り取るかいつも迷うところだけど、やはり二枚目のほうが構図に安定感があるかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


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おや、山のまわりに少し雲が湧いてきた?
ま、このくらいなら問題ない・・・か。


私が現地に着いたときは上空にほとんど雲がなく、最初に撮ったE131系の写真を見てわかるとおり、日光連山は山頂までスッキリと見えていました (゚∀゚*)オオッ!。
駄菓子菓子(だがしかし)、通過まであと一時間くらいという「常磐日光号」を待っているあいだに、やがてポツポツと小さな雲が目立ちはじめ ( ̄△ ̄;)エッ、なんとなくイヤな予感を覚えるなか、山のまわりに湧きだした雲は見る見るうちに勢力を広げていくではありませんか Σ(=゚ω゚=;)ナヌッ!?。ああ、頼むから山を隠さないでくれぇ〜
ヽ(´д`;)アア…
そんな展開で迎えることとなった「常磐日光号」。はたしてその結果やいかに・・・(´・д・`;)ハラハラ…


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冬晴れのもとに映える伝統の国鉄特急色。
茨城から日光詣にやってきた臨時特急を
雪化粧した日光の山々が歓迎します。
▲日光線 日光-今市(後追い)


日光連山バックで国鉄特急色が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
3両編成の普通列車ばかりの日光線に堂々の7両編成で入線し、その整った編成美を日光連山を背景とした舞台で披露する、国鉄特急色風E653系(K70編成)の臨時特急「常磐日光号」。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
やっぱりこの色の列車には特急らしい風格が漂い、ライバルの東武日光線を走る「スペーシア」や「リバティ」にも負けない存在感があります (`・ω・´)キリッ!。“特急運行路線”としてJR日光線もさぞかし誇らしいことでしょう (-`ω´-*)ウム(定期特急でなく、年間に数日程度の臨時特急だけどね)。
不安に伺っていた空の様子はご覧のとおり、最初のころに比べたらだいぶ雲が増えた印象で、冬晴れの清々しさも半減しちゃった感じだけど σ(・∀・`)ウーン…、かろうじて“山バック”だと言ってもいいくらいには山容が望めているし、列車へはきれいに日が当たっているので、まあ、私の個人的な甘々の採点では及第点といったところでしょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!(いや、辛口に採点するなら場所が場所だけに、“イマイチ”の結果か?w ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ)。


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男体山(左)にも
少し雲が湧いちゃったけど、
麓を走りゆく「常磐日光号」を
どっしりと見守ってくれました。
▲日光線 日光-今市(後追い)


メインカットとした一枚目は女峰山をバックに、そして去りゆくところを遠目に追った二枚目は男体山のほうを入れたアングルで、それぞれパチリ (^_[◎]oパチリ。山の上に雲が湧いちゃったのは惜しかったけど、日光線に入線した特急「常磐日光号」の記録としてはまずまずの成果が残せました (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
なお、日光へ向かった当列車はすぐには折り返さず、復路となる高萩ゆきは日暮れごろの18時過ぎに設定されており、それまでは日光の構内に留め置かれます オヤスミ(´つз-)。O.゚。*Zzz。
なので、「常磐日光号」の撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。


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定番のお立ち台ポイントから
引き上げる際にお会いした
道祖神様。
ほおづえをつかれているお姿をみて
ちょっと気分が和みました。
(*´v`*)ホッコリ♪
▲日光線 日光-今市

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帰りに利用する駅は
日光市の南部(旧・今市市)に所在する
日光線の今市。
( ̄  ̄*)イマイチ
2014年にリニューアルされた白壁の駅舎は
いま風の造りでシンプルな印象です。
なお、お立ち台の撮影ポイントから当駅までは
歩いて20分ほどの距離。
若干、上今市のほうが近いかな。
σ(゚・゚*)ンー…
▲日光線 今市

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今市のホームに入ってきた
上り普通列車の宇都宮ゆき。
日光線のE131系に乗るのは初めてです。
(=゚ω゚)オハツ
ちなみに千葉の房総で使われている同系の座席は
ロングシートとボックスシートが併設された
セミクロス仕様でしたが、
日光線(宇都宮線)用はオールロングシート仕様。
( ̄  ̄)ロング
▲日光線 今市


宣告した予定通り、都内から来るときは東武線を使いましたが、撮影後の帰りは下車した上今市に戻らず、JRの今市(いまいち)から日光線に乗ります コッチ…((((o* ̄-)o。その上り普通列車の行き先は宇都宮、そして今の時刻は正午に近い11時半・・・ということは当然、きょうのお昼ゴハンは宇都宮名物の“アレ”でしょうか (゚∀゚)o彡゜ギョーザ!ギョーザ!。
しかし私は当列車を終点まで乗らず、宇都宮の二駅手前に位置する鹿沼(かぬま)で下車しました (´・ω`・)エッ?。その目的は?


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今市から上り列車で20分、
列車を降りたのは
栃木県鹿沼市に所在する鹿沼。
( ̄  ̄*)カヌマ
大きな三角屋根が印象的な駅舎は、
今市と同時期の2014年に
リニューアルされたものです。
▲日光線 鹿沼


今市1132-(日光842M)-鹿沼1152


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日光街道の鹿沼宿は
松尾芭蕉が“奥の細道”の道中に滞在した
ゆかりのある地で、
駅前には鹿沼産のスギで作られた
芭蕉の木像が建っています。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア

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でも、芭蕉さんよりも気になるのが、
同じく駅前にあるこちらの石像。
いったい、これはなんじゃ?
ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?


宇都宮ゆきの列車を見送って鹿沼の駅を出ると、駅前広場の一角で私の目に留まったのは二つのモニュメント。
ひとつは当地にゆかりのある松尾芭蕉の木像 (゚ー゚*)バショー。そしてもうひとつは、大きな石材を組み合わせて長方形としたような謎の像で、これはいったい何をイメージしたものなのかというと・・・その台座に掲げられたプレートには「シウマイ像」の作品名があります (=゚ω゚=*)ンン!?。
え?“シウマイ”ってひょっとして、あの中華総菜の“シューマイ(焼売)”のこと? Σ(゚∇゚*ノ)ノ シウマイ!?


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謎の石像の正体は“シウマイ像”
(これが冒頭のクイズの答えね)。


栃木県の鹿沼市が「シウマイの街」として名乗りを上げ、その象徴として石像を建てたのは一昨年の2021年。
なんでもここ鹿沼は、あの横浜の「シウマイ弁当」で有名な崎陽軒の創業者である野並茂吉氏(1888~1965年)の出身地で (゚ー゚*)モキチ、そのつながりから“シウマイ”を名物とした街おこしに取り組んでいるのだそうです ( ̄。 ̄)ヘー。また、隣市の宇都宮が全国的に知られた“餃子のまち”ということから、それに対抗・・・いや、その盛り上がりにあやかりたいところなのかもしれませんね (´ω`*)ナルヘソ。ちなみにシューマイでなく“シウマイ”なのは、茂吉が“栃木なまり”でシューマイをそう呼んだことが発端だとか (o ̄∇ ̄o)スウマイ。


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「崎陽軒の初代社長のふるさと
鹿沼をシウマイの街に!」
イチゴの名産地で知られる鹿沼ですが、
シウマイは名物に定着するでしょうか。


それにしてもこの「シウマイ像」、芸術センスの乏しい私にはどの角度から見回してもシウマイを連想できないのですが (-“-;*)ムムム?、地元で産出した深岩石を組み合わせたこの像は、“にぎる(握る)”をテーマに創作されたそうで、人の手で握って作られるシウマイをイメージしている・・・らしい ( ´_ゝ`)フーン。
餃子を擬人化(?)したような宇都宮駅前の“餃子像”も、初めて見たときは「何じゃこりゃ」って思ったものだけど、それ以上にシウマイ像の造形は奥が深くて柔軟な想像力が求められる抽象的なモニュメントですね (。A。)アヒャ☆(いっそこの形のシウマイを作って売ったら、もっと話題になるんじゃね?w)。


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見る人の想像力が問われる(?)
シウマイ像。
この角度から眺めると
シウマイを握っているように・・・
見える?
シウ…( ̄  ̄;)マイ…

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そのシウマイ像の傍らには、
崎陽軒のシウマイでお馴染みの
醤油さしの“ひょうちゃん”が
お供え(?)されていますた。
(なお、かぬまシウマイにひょうちゃんは付属しません)


そんな鹿沼の“かぬまシウマイ”。
ギョウザもシューマイ(シウマイ)も大好きな私は、今日のお昼ゴハンをどちらにするかで迷いましたが ギョーザ?(゚ω゚≡゚ω゚)シウマイ?、宇都宮の餃子は過去に何度か市内のいろんなお店で食べているし、また、宇都宮ならば東北新幹線や宇都宮線(東北本線)を利用した際にも気軽に寄ることができるけど、いっぽう日光線の鹿沼まで来れる機会はそうありません ( ̄  ̄)カヌマ…。そこで日光線の撮影に訪れた今回はためしに鹿沼で下車し、かぬまシウマイのほうを選んでみました m9`・ω・´)シウマイ!。
しかし、県都の宇都宮と郊外の鹿沼では街の規模が比較にならず、適当に街なかを歩けばギョウザ屋に当たる宇都宮とは違い、鹿沼の駅近くで“シウマイ屋(専門店)”と打ち出しているのは、ざっと見たところ一店だけ。それも店内で食べられる飲食店ではなく、テイクアウトのみの販売店です ( ̄  ̄)テイクアウト…。少し歩いたところにある中華料理店でも“かぬまシウマイ”の名でシューマイを提供しているようだけど、中華屋の一品ではなく専門店のシウマイとしてみた場合、前者の販売店のほうがシウマイへのこだわりが強そうな印象を個人的には受けます σ(゚・゚*)ンー…。それならばここは店内飲食にこだわらず、専門店のシウマイを買ってみましょうか (・∀・)イイネ。


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駅前ロータリーの一角で
“かぬまシウマイ”の幟が目に留まる
テイクアウト専門の販売店
定番の“蒸しシウマイ”のほか
“揚げシウマイ”や梅肉を入れた“梅シウマイ”、
“シウマイ弁当”などを取り揃えています。
(〃゚¬゚〃)ジュルリ


持ち帰りの袋に入れてくれたシウマイは温かさが手に伝わり、すぐにでもシウマイ像が建つ広場のベンチにて頬張りたい衝動に駆られるところですが (゚¬゚*)ジュルリ、テイクアウトで手軽に持ち運べるような状態にあるのならば、もう少しだけ食べるのをガマンします (≧ω≦*)ガマン!。
というのも、ここはせっかくですから“鉄ちゃん”として旅気分をちょっとでも高めてみようと思い、このシウマイを帰りの電車のなか(ボックスシートのある宇都宮線)で車窓風景を眺めながらいただくこととしました (σ´∀`)σイイネ♪。
さ、駅に戻ろう ...(((o*・ω・)o。


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かぬまシウマイを手にして
ふたたび鹿沼から乗る
日光線の宇都宮ゆき上り列車。
ちなみにこの電車は先述したように
オールロングシートなので、
さすがにこのなかでの飲食は控えます。
ガマン!(≧ω≦*)ガマン!
▲日光線 鹿沼

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宇都宮で日光線から乗り換えたのは
宇都宮線の上り快速列車で、
湘南新宿ラインに直通する逗子ゆき。
こちらの電車の編成の一部には
ボックスシートが備えられています。
しかも当駅始発なので車内は空いており、
駅弁などを気兼ねなく食べられます。
(・∀・)イイネ
▲東北本線 宇都宮


国鉄特急色風のE653系による臨時特急の「常磐日光号」を撮りに訪れた、栃木県の日光線。
冬場という空気の澄んだ時期に、清々しい青空と美しく雪化粧した日光の山々を期待していたものの、お目当ての列車が通過する直前に湧いた雲でちょっと惜しい結果となってしまいましたが σ(・∀・`)ウーン…、それでも特急列車の入線が少ない“不遇の日光線”を走るE653系は、貴重なシーンを記録できたいい機会だったと思います (^_[◎]oパチリ。また、今回が初撮影、初乗車となった日光線のE131系にも新鮮さを感じました。
そして撮影後に立ち寄った鹿沼では、謎の(?)シウマイ像に迎えられて、名物の“かぬまシウマイ”を購入 (o ̄∇ ̄o)シウマイ。実をいうと片道のみ(往路)の一度しか撮影チャンスが無い「常磐日光号」を撮るためだけに栃木の今市まで足を伸ばすのは、ちょっと迷うところだったのですが σ(゚・゚*)ンー…、かねてより気になっていた“かぬまシウマイ”を食べるという目的を加えたことで、今旅の実行に至りました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。そう考えると“撮り鉄”の成果だけなら短編の「ONE-shot」で済むような内容で、今記事のメインは“かぬまシウマイ”・・・いや、インパクト的には“シウマイ像”かもしれませんね(笑)(゚∀゚)アヒャ☆
そんな“撮り鉄”とご当地の名物を愉しめた、いい鉄旅となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0037.jpg
お待ちかねの“かぬまシウマイ”。
手前がスタンダードな“蒸しシウマイ”で
奥が油で揚げた“揚げシウマイ”。
崎陽軒のシウマイより粒が大きく、
ぎっしりと詰まった赤味豚主体の餡は
肉肉しい旨味と玉ねぎの甘さがウマく調和して
ビールのお供にぴったりの美味しさです。
シウマイ(゚д゚)ウマー!
ただ・・・これを買うためだけに
鹿沼までまた行くかと言えば微妙なところで、
もう少し何かご当地ならではの
特色が欲しいような気がしました
(それを言ったら宇都宮餃子もとくに
これといった定義(特色)は無いんだけどさ)



鹿沼1247-(日光844M)-宇都宮1301~1333-(東北4531Y快速)-新宿1514


静岡鉄道・・・1000形「ちびまる子ちゃん電車」撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.12.27 静岡鉄道
1000形
「ちびまる子ちゃん電車」 撮影
 
 

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洋上に昇ったギラギラの眩しい朝日。
(つ▽≦*)マブシッ!
それを背景にして東海道線の普通列車*が、
当線屈指の“名橋”といわれる、
根府川の白糸川橋梁を渡りゆきます
(*写っているのは編成の中間に挟まれた
二階建てのグリーン車)。
▲東海道本線 根府川-真鶴


おはようございます (*’-‘)オハヨ♪。
早朝に私がやってきたのは、神奈川県の西部に位置し、静岡県との県境に近い、東海道本線の根府川(ねぶかわ)(゚ー゚*)ネブ。当駅は構内から相模湾の海景色が広く望め、また、駅の近くに架かる鉄橋の白糸川橋梁は、海をバックに列車が撮れる、メジャーな撮影スポットとして知られています (・∀・)イイネ。
そんな根府川で眺める朝日は時節柄、いかにも今年(2023年)の元旦の“初日の出”に思われるところですが、実際は昨年の暮れに撮ったもの (´・ω`・)エッ?。ただ、今回の記事をお伝えするのは年が明けてからになるため、やはり新年のあいさつに添えることを意識して、朝日を背景にした列車の撮影に臨んでみました (^_[◎]oパチリ(初日の出じゃないと、あまり意味はないけどねw)。
あらためまして、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします (*´∀`)ノ゙アケオメ♪。

では、今回はこの根府川から鉄旅をスタートしましょうか (/*´∀`)o レッツラゴー!。


12月27日(火)


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相模湾に面した高台に
趣ある木造の駅舎が建つ根府川。
待合室やホームから
海景色を望むことができます。
お、“桃太郎”(EF210形)の貨物がやってきた。
( ̄  ̄*)モモ
▲東海道本線 根府川

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根府川から乗る東海道線の熱海ゆき普通列車は
おなじみのE231系。
▲東海道本線 根府川


年も押し詰まった12月27日 ( ̄  ̄)トシノセ。本日から年末年始の“冬休み”に入った私は、早朝の5時20分に東京駅を発車する東海道線の沼津ゆき下り普通列車に乗り、神奈川、静岡方面へ西進します ...(((o*・ω・)o。
そして冒頭に述べたとおり、ちょいと海辺の駅で朝日を拝みたかったため、日の出の時刻(6時50分ごろ)に合わせて根府川へと立ち寄って30分ほど撮影してから
(^_[◎]oパチリ、ふたたび東海道線の熱海ゆき下り普通列車に乗り、さらに先へ ...(((o*・ω・)o。
ちなみに、日の出の直後は海上に湧いた雲に太陽が隠されたけど、きょうの天気はおおむね快晴のようです (´▽`*)イイテンキ♪。


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熱海で乗り継いだ静岡ゆき普通列車は、
211系と313系の併結編成。
(゚ー゚*)ニゲゲ
今回も“元・セントラルライナー”の
313系8000番台には当たらなかったな・・・。
(・ε・`)チェ
▲東海道本線 熱海

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クリアな青空が広がる
気持ちのいい冬晴れのもと、
車窓から富士山がきれいに望めます。
(´▽`*)フジサソ♪
▲東海道本線 原-東田子の浦(車窓から)

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私が列車を降りたのは
静岡市清水区に所在する清水。
2003年に改装した駅舎は
羽ばたくかもめをイメージしたような
大きな屋根が印象的で、
“港町・清水”にふさわしいデザインです。
(・o・*)ホホゥ
▲東海道本線 清水


東京0520-(東海道321M)-根府川0652
根府川0743-(東海道729M)-熱海0759~0802-(1431M)-清水0909

熱海で静岡ゆきの普通列車に乗り継ぎ、車窓にきれいな富士山を眺めながら進むこと一時間強。私は静岡の少し手前に位置する、清水(しみず)で下車します ( ̄▽ ̄)シミズ。
清水は言わずと知れた港町であり、海辺の景勝地である三保松原(みほのまつばら)も有名 (-`ω´-*)ウム。そしてサッカー好きの私としては、Jリーグ「清水エスパルス」のホームタウンという印象が強い キーパー(・∀・)ゴンダ。あとは・・・清水というと、“あのアニメキャラクター”が思い浮かぶ人も多いかな? σ(゚・゚*)ンー…


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サッカー王国の静岡、清水。
Jリーグの清水エスパルスはもちろん、
高校サッカーを沸かせた
清水東高や清水商業なども有名ですよね。


でも、そんなイメージを思い浮かべている余裕はなく、私は駅を出たらすぐに目的地とする撮影ポイントへ向かって、競歩のような“早歩き”で急ぎます ε=┌(;゚д゚)┘イソゲ!。
撮影したいお目当ての列車が通過する時刻まであと13分、地図アプリによると駅から撮影地までの距離は約1キロ。ギリギリ間に合うかな・・・と推測しながら進んでいたその時、「ぐわっ!いででででで!!」と思わずうめき声を上げてしまうくらいの激しい痛みに襲われた右足のふくらはぎ Σ(`ロ´;lll)グワァッ!。どうやら慣れない早歩きで足が攣って(つって)しまったようです (≧д≦;)イテテテテ…。日頃の運動不足がたたったのか、何とも情けないねぇ (´д`;)トホホ。
残りの距離はあと500メートルくらい。この状態での急ぎ足は辛いけど、どうにか気力を振り絞って足を進ませ ε〜ε〜ε〜(((;;´Д`)ヒィ…ヒィ…、撮影ポイントにたどり着いたのは、目的の列車が通過する2分前でした ε-(´o`;A フゥ…。


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攣った右足を引きずりながら
やってきたのはこんな場所。
川に架けられたガーダー橋は
列車がスッキリと撮れそうな好撮影地です。
(・∀・)イイネ


清水の街なかを流れる巴川(ともえがわ)という二級河川、そこには川幅にあった見合った短めのガーダー橋(鉄橋)が架けられています (・o・*)ホホゥ。
この鉄橋は私が清水まで利用してきた東海道線のものでしょうか? σ(゚・゚*)ンー…。いや、上の写真をよく見ると、ガーダー橋の奥のほう(川の上流)には緑色のトラス橋も見えており、そちらが東海道線の鉄橋(わかりづらいけど、211系が通過中)。
んじゃ、手前(川の下流)のガーダー橋は何線なのかというと、地方私鉄の「静岡鉄道・静岡清水線」。通称・“静鉄”(しずてつ)です ( ̄▽ ̄)シズテツ。
静鉄は・・・おっと、近くの踏切がもう鳴りましたね (゚∀゚)オッ!。路線の説明はあとにして、手早くカメラを構えます シャキッ!( >_o)r┬=≡[]。


0011.jpg
ピンク色のかわいい電車が
川面に姿を映して鉄橋を渡ります。
その車体にデザインされているのは
静岡や清水にゆかりのある、
おなじみの“あのキャラクター”たち。
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲静岡鉄道静岡清水線 入江岡-新清水


まる子、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
まもなく橋上に姿を現した静鉄の新清水ゆき下り列車は、濃淡のピンク色に塗り分けられた二両編成の短い電車で ( ̄  ̄)ピンク…、その車体には多くの人に馴染みがあると思われる国民的人気アニメ(人気マンガ)、「ちびまる子ちゃん」のキャラクターたちが賑やかにデザインされています (=゚ω゚)マルコ!。
これは「ちびまる子ちゃん」の原作者の“さくらももこさん”が清水のご出身で、当作品も昭和時代の清水をおもな舞台としているなど、当地にゆかりが深いことから、静鉄で使われている1000形電車のうちの一本(1011編成)に「ちびまる子ちゃん」のラッピング装飾を施し、「ちびまる子ちゃん電車」として2015年より走らせているもの (・o・*)ホホゥ。ちなみに車体色のベースがピンクの“さくら色”(もしくは“もも色”?)なのはやはり、“さくらももこさん”のお名前に掛けているのでしょうか (´ω`*)ナルヘソ。


0012.jpg
まるちゃんに、たまちゃん、
はまじ、丸尾君、藤木、永沢・・・など、
見ていて楽しい「ちびまる子ちゃん電車」。
とくに子供が喜びそうですね。
▲静岡鉄道静岡清水線 入江岡-新清水


そんな「ちびまる子ちゃん電車」は、当作品のファンや子供たちに人気がありそうな楽しい電車ですが (´▽`*)ワ~イ♪、実は私のような鉄道マニアの“鉄ちゃん目線”で見た場合、近年の静鉄では旧型の1000形から新型のA3000形へ世代交代(車両の置き換え)が着々と進められており、数を減らしつつある1000形は現在、残りがあとわずか三本(1008F、1011F、1012F)。そのうちの貴重な一本が「ちびまる子ちゃん電車」こと1011編成なのです (-`ω´-*)ウム。
そしてついに当編成も、来春(2023年)の3月27日をもって運行を終了することが静鉄より宣告され (´・ω・`)ショボン、その引退前に記録を残したいと思った私は、ホームページ公表されている「ちびまる子ちゃん電車」の運転日(運用)と当地の天気予報を照らし合わせて、晴天が期待できる今日の静鉄へ撮影に訪れたのでした (^_[◎]oパチリ。
移動中に足を攣るという、痛いアクシデントに見舞われたのは予想外だったけど、どうにか巴川の鉄橋へ間に合ってよかった ε-(´o`;)ホッ。まずはこの引き画のアングルが撮れる場所にて、車体側面の絵柄(キャラクターたち)をしっかり見せる撮影ができたことにより、このあとの行動プランが立てやすくなります。


0013.jpg
巴川の鉄橋と静鉄の新清水駅は
目と鼻の先ほどの近い距離。
終点の新清水で折り返し、
上り列車の新静岡ゆきとなった
「ちびまる子ちゃん電車」を
駅横の踏切でサクッと撮影。
(^_[◎]oパチリ
当駅の“裏口”にあたる
巴町口の小さな駅舎(改札口)がシブいね。
(´ω`*)シブイ
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水


なお、東海道線の清水駅から巴川の鉄橋までは、およそ1キロの距離でしたが、静鉄の新清水駅は鉄橋のすぐそば(150メートルくらい)にあります(つまり、JRの清水駅と静鉄の新清水駅のあいだは、1キロ近く離れているということですね)。その新清水から静鉄の電車に乗って、別の撮影ポイントへ移動することにしましょう ...(((o*・ω・)o。


0014.jpg
「ちびまる子ちゃん電車」を撮った
踏切脇の巴町口に対して、
国道に面したこちら側が新清水の正面口。
( ̄▽ ̄)シン・シミズ
シンプルな外観の駅舎ながら、
頭端式ホーム三面二線の構内は機能的で、
私鉄の終着駅らしい趣があります。
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水

0015.jpg
ホームで発車を待つ新静岡ゆきは
シャア専用の赤いA3000形(3002F)。
(。-∀-)アカィ
1000形の置き換えを目的として
2016年にデビューした当形は
もうすでに静鉄の主力となっています。
▲静岡鉄道静岡清水線 新清水


新静岡ゆきの上り列車は今さっき、駅横の踏切で撮影した「ちびまる子ちゃん電車」が行ってしまったばかりで、地方私鉄の路線というと大概は運行本数が多くなく、日中は少なくとも30分待ち、一時間待ちは当たり前・・・というイメージですが σ(゚・゚*)ンー…、私が新清水の改札を入るとホームにはもう次の新静岡ゆきとなるA3000形が入線しており、まもなく発車します Σ(゚∇゚ノ)ノ エッ!?。さすが静鉄、これぞ静鉄 ъ(゚Д゚)グッジョブ。


0016.jpg
新清水を出るとすぐに、
先ほど撮影していた巴川を渡ります。
▲静鉄静岡清水線 新清水-入江岡(車窓から)


“静鉄”の通称で定着している静岡鉄道・静岡清水線は、静岡市葵区の新静岡を起点に、柚木(ゆのき)、長沼(ながぬま)、草薙(くさなぎ)、狐ケ崎(きつねがさき)などを経て、清水区の新清水にいたる、全長11.0キロの地方私鉄路線(今回の私は新清水のほうから、上り列車に乗車しています)(゚ー゚*)シズテツ。
地方私鉄は大都市圏の“大手私鉄”に対して、“中小私鉄”(中小民鉄)や“ローカル私鉄”などと呼ばれることもあり、拙ブログでちょくちょくご紹介する千葉県の小湊鐵道のような、どこかのどかな雰囲気のローカル線を思い浮かべてしまうところですが (´ー`)マターリ、この静鉄は静岡と清水という政令指定都市内(静岡市内)にある二つの大きな街を、並行する東海道線と競合するような形でむすび (*`・ω・´)-3フンス!、なおかつ東海道線が停まらない(東海道線の駅が無い)地域や地区を細かくフォローするような役割を担う“地域密着系・都市型路線” ( ̄∇ ̄)アドマチ?。ほぼ全線にわたる電化複線(入江岡〜新清水のみ単線)を活かした高頻度運転を実現し、なんとラッシュ時以外の日中でも列車は8分間隔一定のパターンダイヤ。10分と待たずに次の列車がやってくる充実ぶりは、大手私鉄の路線と比べても遜色のない運行形態ではありませんか w(*゚o゚*)wオオー!。なお、コロナ禍以前には急行列車も設定されていましたが、昨年(2021年)に利用者のニーズに合わせたダイヤの見直しが図られ、現在は普通列車のみの運行に落ち着いています。


0017.jpg
路線図で見る東海道線と静鉄の位置関係。
オレンジのラインが東海道線で、
清水と静岡のあいだにある中間駅は
草薙と東静岡の二つだけ。
いっぽう青いラインが静鉄の静岡清水線で、
新清水と新静岡のあいだには
短い間隔でこまめに駅(白い丸)が設けられており、
起終点をのぞく中間駅は13もあります。
(*・`o´・*)ホ─

0018.jpg
入江岡と狐ヶ崎の区間では
タイミングが合えば
並行して走る東海道線の列車との
デッドヒートが見られます。
(゚∀゚)オッ!
駅間の短い静鉄をさらっと追い抜いてゆく、
東海道線の313系。
ε=(=゚ω゚)ノ オサキ!
▲静鉄静岡清水線 桜橋-狐ヶ崎(車窓から)


そんな静鉄に私が乗るのは、一昨年(2020年)の9月以来、およそ二年ぶり (*´∀`)ノ゙オヒサ。前回は沿線の長沼にある車両基地(長沼車両基地)で行われた、有料制公開イベントへの参加が目的でした。
そこでは引退を控えている1000形が車両基地内の留置線にずらっと並べられ、たしか5本の1000形がまだ現役だったハズだけど、現在の残りは三本に・・・(´〜`)ウーン…。そして先述したように、そのうちの一本の「ちびまる子ちゃん電車」(1011F)も3月をもって引退してしまいます (´・ω・`)ショボン。
ちなみに二年前に訪れたときは、「ちびまる子ちゃん電車」を含むすべての1000形が車両基地イベントに駆り出された(展示された)ため、当形の走行シーンを沿線で撮ることは叶わず、またあらためて撮影に来よう・・・ ( ̄  ̄)マタネ などと思っていたのですが、けっきょく足を運んだのは引退間際となる今日になってしまいました (; ̄▽ ̄)ア…。う〜ん、これって典型的な“葬式鉄”の行動パターンだよなぁ (^^;ゞポリポリ。
その1000形の「ちびまる子ちゃん電車」の走行シーンを沿線で狙うため、私が次に下車したのは御門台(みかどだい)。


0019.jpg
0020.jpg
静岡市清水区内に所在する御門台。
敷地が狭いため、島式のホームは幅が細く、
駅舎(駅の入口)が踏切の真ん中にある
ちょっと面白い構造の駅です。
( ̄。 ̄)ヘー
▲静岡鉄道静岡清水線 御門台


新清水0944-(静鉄72)-御門台0951

ところで、先ほどの清水で攣った右足のふくらはぎですが、発症した直後よりはマシだけど、歩くとまだけっこうな痛みを感じます “o(-ω-;lll)イテテ。ひょっとして痙攣でなく肉離れかも? そんな情けない状況ながら不幸中の幸い(?)なのは、巴川の鉄橋と新清水の駅が近かったように、この御門台も目的地の撮影ポイントまでは歩いて5分ほどの距離(170メートル)で助かります ε-(´∀`;)ホッ。これがもし駅から歩いて40〜50分だったとしたら、無理をせずに撮影を諦めていたかもしれません (´Д⊂ムリポ。


0021.jpg
やってきたのはこんなところ。
線路沿いの細道から
すぐ横を走る静鉄を狙います。
おや?向こうのほうに見えている
“白いアタマ”は・・・。
(=゚ω゚=*)ンン!?

0022.jpg
富士山を望みて走る
A3000形の新清水ゆき下り列車。
この黄緑色の編成(A3008F)は
静岡名産の“ワサビ”をイメージした、
“フレッシュグリーン”です。
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台
(後追い)


御門台の下り方に位置する線路沿いの細い小道から、低い柵越しに静鉄の列車を狙うと、その向こうに望めるのは雄大な富士山のお姿 (゚∀゚)オッ!。ここは静鉄と富士山を絡めて撮れる定番の撮影ポイントです (・∀・)イイネ。
立ち位置となる路地の細道は狭いので、通行人への配慮はじゅうぶんに心がけなくてはなりませんが \_(*゚ェ゚)ココ重要!、ほかに同業者(鉄ちゃん)がいなかったため、状況に合わせて臨機応変にアングルの自由度が利くのは好都合 (o ̄∇ ̄o)ラキー。列車が来るまでは道の広い場所で待機し、傍らの踏切が鳴動したら細道へ移動してカメラを構えるようにします シャキッ!( >_o)r┬=≡[]。


0023.jpg
新静岡ゆきの上り列車は
シルバー(無塗装)のA3006編成。
カラフルなA3000形のなかでは
異色の存在ですが、
メタリックも意外とカッコいい。
(o´∀`o)カコイイ!
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台


まずは上下の列車をそれぞれ試し撮り (^_[◎]oパチリ。
向かって手前の線路を走る上り列車(新静岡方面ゆき)はアングルの引きが取りにくいため、後追いになるけど下り列車(新清水方面ゆき)のほうが画のバランスは良さそう ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。
ここで狙う本命の列車はもちろん1000形の「ちびまる子ちゃん電車」ですが、「shizuoka rainbow trains(静岡レインボートレインズ)」の愛称で全7色(+無塗装)のカラーバリエーションがあるA3000形も、次は何色の電車が来るのかと撮影していて楽しい (*´v`*)カラフル♪。さっき私が乗ってきた赤(3002F・パッションレッド)や御門台の駅で見かけた青(3005F・エレガントブルー)、そしていま撮った黄緑(3008F・フレッシュグリーン)、さらにはステンレス無塗装のシルバー(3006F)など、同じ形の車両でも色によってけっこう見た目のイメージが異なるものですね。


0024.jpg
残存する1000形のうちの一本の1012編成は
飲料メーカーの広告が施された
シックな装いの“午後ティートレイン”
(「午後の紅茶」ラッピング)。
(゚ー゚*)ゴゴティ
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台
(後追い)


お!1000形がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
静鉄のホームページ運用が公表されていた1000形は「ちびまる子ちゃん電車」の1011編成だけでしたが(2023年1月より、ほかの1000形も運用の公表を開始したようです)、きょうは残る1000形のうちのもう一本である、1012編成も日中の運用に就いていました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。当編成は飲料メーカーの広告ラッピングが車体に施されており、前面に表記された商品名がちょっと目立つものの (゚ー゚*)ゴゴティ、白と紺に塗り分けられたシックなツートンカラーは個人的に何となく、かつての上田交通(現・上田電鉄)の塗装に似た印象を受けます ( ̄  ̄*)マルマド。
まあ、ホンネを言えば、残った三本のうちで唯一ラッピング装飾が施されていないノーマルな、1008編成が来てほしかったところだけど、今となってはそんな贅沢を言える状況ではありません (-`ω´-*)ウム。たとえラッピング編成であれ、訪れた日に二本の1000形が動いていただけでもラッキーだと思おう (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。
そしてまもなく、こちらも1000形の「ちびまる子ちゃん電車」がやってくる時刻を迎えます (゚ー゚*)マルコ。


0025.jpg
まるちゃんのヘッドマークを掲げて走る
「ちびまる子ちゃん電車」を
雪化粧した美しい富士山が見守ります。
冬晴れのもとで繰り広げられた
静岡らしい両者のツーショット。
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台
(後追い)


富士山バックでまる子が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
先ほど新清水の踏切で撮った上り列車が新静岡で折り返して下り列車となり、この御門台でふたたび迎えることができた「ちびまる子ちゃん電車」(゚ー゚*)マルコ。いまの時間帯(午前遅め)の富士山バックは列車への日当たりがバリ順(バリバリの順光)の好条件で、かわいらしい“さくら色”の車体をお日さまが鮮やかに照らしてくれます 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
そして背景に写る富士山に目をやると、中腹(8号目あたり?)に雲がなびいていて、あれが山頂を隠してしまうのではないかと少し不安に思いましたが (゚ペ)ウーン…、私がここに着いたとき(最初にグリーンのA3000形を撮った40分前)から雲の位置はほとんど変わっておらず、無事に富士山のてっぺんが見えている状態で「ちびまる子ちゃん電車」とのコラボショットを撮ることができました (^_[◎]oパチリ。引退前にいちばん撮りたかったこの画が残せて、個人的にもう大満足です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
なお、いま下った「ちびまる子ちゃん電車」は新清水で折り返し、およそ20分後にまたここへと戻ってきます。せっかくならその新静岡ゆきの上り列車も待ってみましょう。


0026.jpg
静岡のシンボル富士山を背にして、
まるちゃんのように元気よく駆け抜ける
「ちびまる子ちゃん電車」。
まる子のヘッドマークに隠れているけど、
前面にデザインされているのはおそらく
ピンク色の富士山ですね。
▲静鉄静岡清水線 狐ヶ崎-御門台


お!こっちの上りアングルも意外と悪くないじゃん (゚∀゚)オッ!。
富士山に対して列車の存在がかなり大きく、画的にややアンバランスな気もするけど、どーんと突き進んでくる「ちびまる子ちゃん電車」には迫力が感じられるじゃないですか m9(▼Д▼)ドーン!。列車をギリギリまで引き付けたことにより後方の二両目もどうにか架線柱をクリアでき(カツカツだけど)、先ほどに同方向の列車を撮ったシルバーのA3000形よりは、アングルがウマくまとまりました ъ(゚Д゚)ナイス。
ちなみにこの御門台の富士山バックは、今回の静鉄撮影で私がメインに考えていた撮影ポイントですが、ここで富士山を強調して撮ると列車は正面気味のアングルになり、側面のラッピングデザインがわかりづらい σ(゚・゚*)ンー…。そうなるとやはり、最初に新清水の巴川でサイドからの引き画が撮れたのは、当編成の記録として大きかったと思います (´ω`*)ウン(それを撮るために急いで、足を痛めたんだけどさ (。A。)アヒャ☆)。

さて、巴川の鉄橋と富士山バックの撮影で、“撮り鉄”の成果はじゅうぶん (+`゚∀´)=b OK牧場!。そこで今度は「ちびまる子ちゃん電車」に乗車して、“乗り鉄”のほうを楽しんでみます (・∀・)イイネ。


0030.jpg
御門台のホームに入ってきた
「ちびまる子ちゃん電車」。
上りの新静岡ゆきに乗ります。
(*゚v゚*)ワクワク♪
▲静岡鉄道静岡清水線 御門台

0031.jpg
車内に入るとドアの内側には
さくらももこさんのイラストで
静岡の名所・名物などが紹介されています。
(・o・*)ホホゥ

0032.jpg
吊り革には「ちびまる子ちゃん」の
キャラクター紹介や・・・

0033.jpg
「町内の 掃除でいいこと たぶんない」や
「孫が編む 我がマフラーや らくだ色」など、
“友蔵 心の俳句”の作品(?)が
掲げられています。
( ̄▽ ̄)オジーチャン

0034.jpg
吊り革のなかには一本だけ、
こんな表情のまる子も。
「あたしゃ吊り革なっちゃったよ・・・( ̄∇ ̄lll)」
なんて言いたげですね(笑)

0035.jpg
そして「ちびまる子ちゃん電車」ならではの
いちばんの特徴はなんと、
車内アナウンスを務めるのがまる子なんです
(CV.TARAKO)。
「えぇ〜、つぎはぁ〜、ながぬむぁ〜(長沼)」

0036.jpg
その長沼にある車両基地では、
本日の運用に就いていなかった
残る1000形のもう一本の1008編成が、
黄色いA3000形(A3004F)とともに
留置されています。
(゚∀゚)オッ!
このステンレス無塗装で
前面に青、橙、緑の三本線を配したのが
現在のノーマルな1000形の仕様
▲静鉄静岡清水線 古庄-長沼(車窓から)


先日に私が富士急線でたまたま乗った「トーマスランド号」のように、座席の柄まで特別仕様に変えてあるワケではないけれど、車内のところどころに「ちびまる子ちゃん」のキャラクターや、さくらももこさんが手掛けたイラストなどが見られる「ちびまる子ちゃん電車」(゚ー゚*)マルコ。「ちびまる子ちゃん」という作品を知っている人なら、それを眺めているだけでも楽しめますが (o ̄∇ ̄o)タノシイ♪、この電車のいちばんの見どころ・・・いや、“聞きどころ”は何といっても、“まる子の声による車内アナウンス”(平日の10時〜16時、土休日は終日に実施)エッ!(゚д゚≡゚∀゚)マジ!?。あの独特なクセのあるしゃべり方は正直、案内放送としてはビミョーなところだけど、つい表情を緩めながら聞き入っちゃいます (゚∀゚)アヒャ☆(興味ある人はY○uTubeなどの動画を検索してみてください)。
そんなまる子の案内放送で車内にゆる〜い空気が流れる「ちびまる子ちゃん電車」に揺られていると (´ー`)マターリ、やがて列車は商業施設が立ち並ぶ静岡の中心街へと近づき、御門台から16分ほどで終点の新静岡に到着しました (・ω・)トーチャコ。ちなみに新清水から新静岡まで(もしくはその逆)の全線を乗り通したとしても所要時間は30分弱の24分。お子さんを連れて「ちびまる子ちゃん電車」を楽しむには適度な乗車時間かもしれませんね。


0037.jpg
0038.jpg
列車の終点で、路線の起点である
新静岡に到着。
(・ω・)トーチャコ
静鉄の案内所や改札口、列車の発着ホームなど
駅の機能が商業複合ビル(駅ビル)の
一階に集約されています。
(゚ー゚*)セノバ

▲静岡鉄道静岡清水線 新静岡


御門台1127-(静鉄96)-新静岡1143


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0040.jpg
「ちびまる子ちゃん電車」の引退にあわせて
実施されているスタンプラリー(3/26まで)。
新静岡、新清水の両駅、
そして清水にある「ちびまる子ちゃんランド」
三か所を捺すと先着順で記念品がいただけます。
( ̄。 ̄)ヘー
私はためしに新静岡を捺してみたけど、
ちびまる子ちゃんランドまでは行かないなぁ・・・。


新静岡に着いた時点で、今回の静鉄の旅は終了 (´w`*)オツカレ…
・・・のハズでしたが、新静岡へ向かっているときに列車の車窓から眺めた景色のなかで一カ所、“撮り鉄”としてちょいと気になる場所がありました σ(゚・゚*)ンー…。ひょっとしたらそこはいい感じに静鉄が撮れるかもしれないと思い、新静岡から4駅ほどとさほど遠くないことから、ためしに戻ってみることにします モドル…((((o* ̄-)o。


0041.jpg
きっぷを買い直して再入場した
新静岡のホーム。
次の新清水ゆき下り列車は
1000形・1012編成の
“午後ティートレイン”ですた。
(゚ー゚*)ゴゴティ
▲静岡鉄道静岡清水線 新静岡

0042.jpg
0043.jpg
新静岡から4駅目で
葵区内に所在する柚木。
都市圏の近郊駅らしい
いま風のシンプルな駅舎です。
( ̄  ̄*)ユノキ
なお、朝夕のラッシュ時には
柚木発着の区間列車が存在しますが
当駅で折り返すのではなく、
隣駅にある長沼車両基地の出入庫で
設定されているもの。
▲静岡鉄道静岡清水線 柚木


新静岡1204-(静鉄111)-柚木1209


0044.jpg
そして私が気になったのは
駅のすぐ横にある
国道に架けられた歩道橋。
ここを上がると・・・?
σ(゚・゚*)ンー…


新静岡から下り列車に乗ってわずか5分、私がやってきたのは柚木(ゆのき)。
当駅のすぐ横には車道が広くて交通量の多い国道1号線(東海道)があり、歩行者が安全に渡れるための歩道橋(人道橋)が備えられています (・o・*)ホホゥ。先ほどに列車の窓から私の目に留まったのはこの歩道橋で、そこへ上がると柚木の駅を発着する静鉄の電車が高い目線で見下ろせるだけでなく、その先には富士山も望めそうに思えたのです (゚∀゚)オッ!。
またまた足に負担のかからない、“駅近”の撮影ポイント(?)。はたして期待する歩道橋上からの眺めは・・・(「゚ー゚)ドレドレ。


0045.jpg
東海道(国道1号)を跨ぐ歩道橋は
絶好の“富士山ビュースポット”か!?
(´▽`*)フジサソ♪
多くのクルマが行き交う国道を横目に
「ちびまる子ちゃん電車」の1000形が
柚木の駅に到着します。
▲静鉄静岡清水線 長沼-柚木


なるほろ、こんな感じか (。・_・。)ナルホロ。
たしかに歩道橋の上から富士山はスッキリときれいに見えるし (´▽`*)フジサソ、静鉄の電車と絡めて撮ることもできたけど ( ̄▽ ̄)シズテツ、国道の端に沿って立てられた街灯の長い柱がどうにもかわせず、アングルを真ん中で分断。さすがにこれは煩わしさが否めません (-“-;)ムムム。やはり列車の車窓から見当を付けるのと、実際にその場に立ってカメラを構えてみるのとでは、視野が違うものですね σ(・∀・`)ウーン(よくある展開の“撮り鉄あるある”だけど)。
それでも、まったくダメダメというわけではなく、いちおう「ちびまる子ちゃん電車」と富士山のコラボがここでも撮れたので、まあヨシとしましょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!。

これで「ちびまる子ちゃん電車」を追った、静鉄の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。さ、静岡名物の“しぞーかおでん”で一杯やってから (゚-、゚)ジュルリ、東京へ帰るとするかな。


0046.jpg
柚木から新静岡まで乗った上り列車は
ランバ・ラル専用の青いA3000形(3005F)。
(。-∀-)アオィ
よく見ると前面の左端に
小さなヘッドマークが付けられていますが、
これは社会人ラグビー(リーグ1)に所属の
「静岡ブルーレヴズ」を応援するもの。
右のほうに見える新静岡のホームの柱にも
当チームの選手のポスターなどが貼られています。
(゚ー゚*)ラグビ
▲静岡鉄道静岡清水線 新静岡


柚木1305-(静鉄118)-新静岡1311

来春(年が明けて今春)の3月をもって運行を終了することが発表された、静岡鉄道の「ちびまる子ちゃん電車」こと1000形・1011編成 (゚ー゚*)マルコ。おそらく私にとってこれが最後となるであろう撮影は、冬晴れのクリアな青空のもとで富士山が望める好条件に恵まれ、静岡の清水で生まれた「ちびまる子ちゃん」のラッピング電車を、ご当地らしい情景で記録に残すことができました (^_[◎]oパチリ。
先述したように“鉄ちゃん”としての私にとって当編成は、数を減らしつつある“貴重な1000形のうちの一本”といった見方でしたが、「ちびまる子ちゃん」という作品にも少しは馴染みがあり(実はアニメ化される前から、妹が購入していた「りぼん」で原作を読んでいたw)、最近はマンガもアニメも見る機会はほとんどないけど、車内の吊り革に貼られていたキャラクター紹介などを眺めていたら ナガサワ…( ̄  ̄)ブータロー…、いろいろと作中のことが思い出されてけっこう楽しかったです (´ω`)シミジミ。
ラストランとなる予定の3月26日は、ここ数年の傾向だとちょうど静岡の桜が満開となるころでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。役目を終えて引退してしまうのは惜しいですが、かわいい“さくら色”の「ちびまる子ちゃん電車」は、沿線にたくさんの明るさを振りまいてくれたことと思います ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。まだちょっと早いけれど、ラッピング電車としての7年間、おつかれさまでした。
なお、今のところ正式な発表はないものの、「ちびまる子ちゃん電車」は新たにA3000形のうちの一本へ引き継がれるとのウワサを小耳に挟んでおり(「ちびまる子ちゃん静岡音頭」のA3009編成とは別らしい?)エッ!(゚ω゚≡゚∀゚)マジ!?、もしそれが事実だとしたら、その“二代目”の活躍に期待したいですね。
そして今日は「ちびまる子ちゃん電車」だけでなく、同じく1000形の“午後ティートレイン”も撮れ、カラフルなA3000形の各色・各編成も目を楽しませてくれるなど、存分に満喫できた静岡鉄道の撮影となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


0047.jpg
新静岡駅とは500メートルほど離れていて
徒歩10分のところに位置する
JRの静岡駅。
東海道新幹線と東海道本線が発着する、
静岡の玄関口です。
( ̄  ̄*)シゾーカ
▲東海道本線 静岡

0048.jpg
東海道線の熱海ゆき上り普通列車は
ロングシート仕様の313系。
この列車に乗って静岡をあとにします。
カエロ…((((o* ̄-)o
▲東海道本線 静岡

0049.jpg
今日は静鉄の沿線からも
よく見えていた富士山ですが、
帰りの東海道線の車窓から望むと、
ちょっと雲が湧いてきたかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲東海道本線 沼津-三島(車窓から)

0050.jpg
熱海で接続したE231系の普通列車は
東海道線から上野東京ライン経由で
高崎線へと直通する高崎ゆき。
私はこの列車に東京まで乗ります。
▲東海道本線 熱海


静岡1413-(東海道436M)-熱海1533~1549-(1890E)-東京1735

ところで、清水駅から巴川の鉄橋へ急いだときに攣ってしまった、右のふくらはぎ Σ(`ロ´;lll)グワァッ!。家に帰宅してから湿布薬などを貼って処置し、その後の数日間は痛みが残っていたものの “o(-ω-;lll)イテ、正月を迎えるまでには完治しました ε-(´∀`*)ホッ。
原因はやっぱ、運動不足だろうなぁ・・・。新年の抱負はジョギングによる体力づくり・・・か?(。A。)アヒャ☆



富士山麓電気鉄道・・・1000系京王復刻色 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.12.18 富士山麓電気鉄道
京王5000系(初代) 健在!
富士急行線 1000系 撮影
 
 
激闘の決勝戦を制したアルゼンチンの優勝で、一ヶ月間の熱狂に幕が降ろされたワールドカップ ε-(°ω°*)メッシ!。いまの私は軽い“サッカーロス”(というか“W杯ロス”)に陥っています 。゜(# ̄ ▽. ̄#) ボケー°。。

そのW杯の各試合を連日ほぼ徹夜状態で視ていたこともあり (=_ヾ)ネムネムゥ、ここ最近はすっかり怠けてしまっていた“撮り鉄”ですが(ナイトミュージアムなどには行ったけど)、大会の終盤になって試合数が減ると寝不足も解消され、少しずつW杯以外のことにも目を向ける余裕がでてきました σ(゚・゚*)ンー…。
3位決定戦の試合(クロアチアvsモロッコ)を午前2時まで見終えてから一眠りした日曜日の朝、起きて窓の外を見ると天気は清々しい快晴です (゚∀゚)オッ!。
んじゃ、カメラを持って、ちょっくらお出かけしてみますか (・∀・)イイネ。


12月18日(日)


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中央線の大月ゆき下り1457M列車は
高尾や八王子でなく豊田を始発駅とする
ちょっとレアな(珍しい)運用。
車両はセミクロス仕様の211系です。
(゚ー゚*)ニゲゲ
▲中央本線 豊田

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お!八王子に“赤電”が停まっとる。
(゚∀゚)オッ!
そうか、今日は“西武甲種”の遂行日なのね。
▲中央本線 八王子(車窓から)


朝7時過ぎに家を出て、自宅の最寄駅から中央線の高尾ゆき快速電車で下り、途中の豊田にて大月ゆきの普通列車へ乗り継ぎます ...(((o*・ω・)o。
ガラガラに空いている車内のボックスシートで、朝食に買ってきたツナサンドなんぞを齧っていると、豊田の次駅の八王子でたまたま見かけたのは
(=゚ω゚=*)ンン!?、構内の側線に留置された西武鉄道の新・101系で、“赤電”と呼ばれる昔の色を復刻した編成じゃないですか (゚∀゚)オッ!。JR中央線の八王子駅に西武線の車両が停まっているのを不思議に思うかも知れませんが、これは車両の検査入場にともなって定期的に行なわれている、西武多摩川線の輸送列車(甲種輸送)です (・o・*)ホホゥ。JRの線路を自走できない西武鉄道の車両は電気機関車の牽引によって運ばれるため、それもなかなか興味深くて撮り鉄の食指が動くところですが(しかも今回は赤電だし)(゚ー゚*)アカデソ、今日の私はもう少し遠出がしたい気分なので八王子で降りることはせず、“西武甲種”を撮るのはまたの機会として見送ります スル━━━( ̄、 ̄*)=3=3=3━━━ッ。
乗り続けた列車は山梨県へと入り、やがて終点の大月に到着。


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中央線の大月駅は
丸太を組んだ山小屋風の駅舎。
近年のアウトドアブームを
意識したようなスタイルですが
実は1928年(昭和3年)に建造された
歴史あるものなんです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲中央本線 大月

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いっぽう、こちらは神社・・・でなく、
富士山麓電気鉄道・富士急行線の大月駅。
信仰対象となる富士山への玄関口として、
駅舎の正面に鳥居が備えられています。
幵 (-人-*)パンパン
▲富士急行線 大月


大月で中央線から乗り換えたのは、当駅を起点に都留市(つるし)や富士山(旧・富士吉田)などを経て河口湖(かわぐちこ)へと至る、ローカル私鉄の富士山麓電気鉄道・富士急行線 ( ̄  ̄*)フジキュー。
乗車や撮影を目的に私がちょくちょく訪れていて、拙ブログでも過去に何度かご紹介している路線ですが、“富士急行”や“富士急”という名称に覚えがあっても、“富士山麓電気鉄道”というのは初めて聞く方も多いのではないでしょうか σ(゚・゚*)サンロク?。
これは、富士山周辺エリアを中心に運輸事業、不動産事業、レジャー・サービス事業などを行なっている富士急グループが、事業の再編に伴って運輸事業のなかの鉄道部門を分社化し、路線開業当時(1929年・昭和4年)の社名を復活させたような「富士山麓電気鉄道株式会社」として、昨年(2021年)の5月に新設したもの ( ̄。 ̄)ヘー。なお、社名は変わっても、路線名は引き続き馴染みのある「富士急行線」(大月線・河口湖線の総称)が一般的に用いられます。


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大月のホームに入線してきた
富士急行線の河口湖ゆき普通列車は
“機関車トーマス”のヘッドマークを掲げた
6000系の「トーマスランド号」。
(=゚ω゚)トーマス
シートの柄もトーマスの仲間たちが
賑やかにデザインされています。
▲富士急行線 大月


そんな富士急行線といえば、富士山の登山口や富士五湖、富士急ハイランド(遊園地)といった観光地や行楽地を沿線に抱え、観光特急の「フジサン特急」(元・小田急20000形の8000系)や「富士山ビュー特急」(元・JR371系の8500系)を運行。さらには中央線から新宿発着の特急「富士回遊」(E353系)も定期的に乗り入れるなど、地方私鉄のローカル線にしては列車や車両の種類がバラエティーに富んでおり、それが鉄道好きにとって魅力のひとつとなっています (・∀・)イイネ。


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田野倉と禾生のあいだで車窓に見える
この壮大な高架橋は
リニア中央新幹線の試験線。
(゚ω゚*)リニヤモーターカー
最高時速500キロを出すリニアの下を
富士急行線の電車が時速50キロくらいで
ゆっくりとくぐります。
ノコノコ...(((o*・ω・)o
▲富士急行線 田野倉-禾生(車窓から)


そして特急列車だけでなく、おもに地域輸送を担う普通列車のほうに着目すると、現在の主力となっているのは、かつて山手線や埼京線などで使われていた205系をJR東日本から譲渡された6000系で ( ̄∇ ̄)ニマゴ、大月から私が乗車した河口湖ゆきの普通列車も当系でした(6502Fの「トーマスランド20周年記念号」ラッピング)。
いっぽう、その6000系が投入される以前(10年くらい前)の普通列車でおもに使われていた、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)からの譲渡車である1000系(元・京王5000系)は最近、とんと見かけなくなったなぁ・・・なんて、富士急行線を訪れたときのみならず、中央線の列車で大月を通りかかった際にも、ちょっと気になっていたのですが σ(゚・゚*)ケーオー…、全車が引退してしまったわけではないらしいけど、2019年に二本の6000系(元・八高線の205系)が追加投入されたことで、1000系の出番はかなり減ってしまったようです (・∀・`)ウーン…。


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富士山麓電気鉄道・富士急行線という
社名と路線名が表すとおり、
天候条件がよければ列車の車窓には
雄大な富士山のお姿が望める
・・・ハズなのですが、
今日は晴天ではあるものの
富士山の頂は雲に隠されています。
(≡"≡;*)モヤモヤ…
▲富士急行線 東桂-三つ峠(車窓から)


実はその貴重な存在となった1000系が本日、事前募集制のイベント列車(団体専用の臨時列車)として大月から河口湖まで運行されるという情報が富士山麓電気鉄道のホームページ掲載されており (゚∀゚)オッ!、それを撮りたい私は富士急行線へとやってきたのです ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
ちなみにツアー内容をざっと見たところ、団体列車は大月を11時27分に出発、河口湖へは13時09分に到着となっていて(客扱いはこの片道のみ)、使用される当該の編成はすでに朝の段階で大月の構内に留置されているのではないかと私は予想したのですが、その姿は見あたりませんでした <(゚-゚=)キョロキョロ(=゚-゚)ゞ。ということは、車両基地のある河口湖(か富士山)から大月へは、これから上りの回送列車で送り込まれるようで、その運転時刻はサッパリわからないけど、ひょっとしたら“送り込み回送”のほうも沿線の撮影ポイントで撮れちゃうかな・・・σ(゚・゚*)ンー… なんて、先日の嵐電(らんでん)のような偶然による“鉄運”にちょっと期待してしまいます (゚∀゚)アヒャ☆。
駄菓子菓子(だがしかし)、私の乗っていた下り列車が撮影ポイント最寄駅の三つ峠(みつとうげ)に着いたところで、その対向の上りホームで交換してしまったのが件の1000系(の回送列車)でした (; ̄▽ ̄)ア…。やはり事前の下調べを怠った“鉄運頼み”の適当な行動だと、そう都合よくはいかないか (^^;)ゞポリポリ。


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三つ峠で下車する準備をして
運転室越しに前方を眺めていると・・・
京王線、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!
▲富士急行線 三つ峠(前方の車窓から)


ホームに停車しているところを撮ることもままならず、すぐに大月へ向けて三つ峠を発車してしまった1000系 ヽ(´д`;)アア…。
なお、この1000系・1001編成に塗られた“アイボリーホワイトにエンジ色の細帯”と言うカラーリングは、富士急行1000系の一般的な標準色ではなく(もう富士急標準色の1000系は残ってないけど・・・(´Д⊂ )、かつて京王線の5000系(初代)として使われていた時代の色を再現した“リバイバルカラー”(復刻色)です (゚ー゚*)ケーオー。
今回運行されることとなった1000系のイベント列車は、この1001編成へ2012年に京王時代のリバイバルカラーが施されてから10周年を迎えた記念の企画で、参加者が乗った車内では京王電鉄のOBによって当系(元・京王5000系)にまつわる講演会などが行なわれることから、「京王電鉄OBによる“語り部列車”」というツアー名が付けられています ( ̄  ̄*)カタリベ。
惜しくも回送列車は撮り逃す結果となりましたが、大月から河口湖へと向かう本番(営業運転)の“語り部列車”で、京王復刻色の1000系をしっかりと迎え撃ちたいところ (*`・ω・´)-3フンス!。


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三ツ峠山への登山口に近い
山梨県西桂町に所在する三つ峠。
(゚ー゚*)ミッツ・マントウゲ
白壁に赤い屋根、
その上には風見鶏も備えられた
瀟洒な可愛らしい木造駅舎は、
ドラマのロケなどに
使われたこともあるそうです。
(*’∀’*)カワユス
▲富士急行線 三つ峠


豊田0804-(中央1457M)-大月0857~0959-(富士急行11)-三つ峠1032


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まだ多くの実をつけている柿の木に
秋の名残りを覚えます。
ただ、鳥も突っつかないってことは
渋柿なのかな?
( ̄ω ̄)スシクイネェ
その傍らを走りぬけてゆく、
特急「富士回遊」。
3両という短い編成のE353系です。
▲富士急行線 東桂-三つ峠

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広いお庭(?)の一角に繋がれていた
飼い犬のわんこさん。
U・ェ・U ワンワン
カメラを向けたらめっちゃ吠えられたけど、
タイミングよくやってきた
8000系の「フジサン特急」といっしょに
一枚パチリ。
(^_[◎]oパチリ
▲富士急行線 寿-三つ峠

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小さな赤い実は南天でしょうか。
σ(゚・゚*)ンー…
向こうに見える電車は6000系。
富士急行線の開業90周年を記念して
車体が金色になっている6701編成は、
普通列車でもちょっとゴージャスに見えます。
(☆∀☆)キン!
▲富士急行線 三つ峠-寿


送り込みの回送列車は間に合わず、大月で折り返してくるツアー列車が来るまでにはまだ時間があるので、目的地の撮影ポイントへ急いで向かう必要はなく、目に留まった柿の木やワンコにカメラを向けるなど、ところどころでスナップっぽく列車を撮りながら (^_[◎]oパチリ、線路沿いの道をのんびり歩き進みます ...(((o*・ω・)o。
この三つ峠(駅)のあたりは沿線の景色が長閑にひらけていて、条件がよければ列車と富士山を絡めて撮ることもできるため、1000系を撮るにあたってはそのような画も候補のひとつに考えていましたが σ(゚・゚*)フジサン…、乗ってきた列車の車窓からも見えたとおり、あいにく今日の富士山は頂が雲に隠されていてスッキリしない状況 (≡"≡;*)モヤモヤ…。さらに富士山のみならず、上空も次第に雲塊が増えてきて、太陽を隠す時間が長くなってしまいました (´д`;)アウ…。
それならば、1000系は風景的(情景的)なアングルでなく、列車の記録をメインとした撮り方で狙おうと思います (-`ω´-*)ウム。ちなみに私は以前に何度か京王色の1000系を富士山バックで撮っているので、今回はとくに富士山と組み合わせることへのこだわりはありません。


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柿の木を撮っていたころには
晴れていたのに、
いまの上空はこんな感じで
厚めの雲に覆われています。
( ̄_ ̄;)ドヨーン

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ここは富士山を背景に列車が撮れる
メジャーな撮影ポイントですが、
今日はあまりいい条件じゃないですね・・・。
σ(・∀・`)ウーン…

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そこで私がやってきたのはこんなところ。
障害物の少ない緩やかなカーブで
列車をスッキリと撮ることができます。
(・∀・)イイネ
上品な印象を受ける臙脂色の列車は
8500系の「富士山ビュー特急」。
▲富士急行線 三つ峠-寿


富士山バックをやめて、列車主体に撮影 (^_[◎]oパチリ。とはいえ、それでもやはり寒々しい曇天よりは、明るい日差しが当たってくれたほうがいい σ(・∀・`)ウーン…。いちおうこの場所は今の時間帯(お昼ごろ)、晴れれば下り列車に対して順光となるハズですし。
雲間から青空も覗いているけど、断続的に雲塊が流れてくる状況で、なかなかお日さまが出てくれません。こりゃあ、列車の通過と日が差すタイミングが合うのは難しいかなぁ・・・”o(-ω-;*)ウゥム…。何人か集まった同業者(鉄ちゃん)の方々にも、日差しはすでに諦めのムードが漂っています ┐(´д`)┌ ダミダコリャ。

ところが・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


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行楽期や多客期に増発される
臨時特急の「富士回遊91号」は、
E257系5500番台を使用。
(゚ー゚*)ニゴナナ
白地に緑のラインが施された車体を
雲間から顔を覗かせた太陽が照らします。
▲富士急行線 三つ峠-寿


お!太陽降臨!(゚∀゚)オッ!
雲の切れ間から太陽が出た絶妙なタイミングで、ウマい具合にやってきた臨時特急の「富士回遊91号」(=゚ω゚)ノ゙ヤア。列車の正面と側面に日が当たった、バリ順(きれいな順光)で撮ることができました ъ(゚Д゚)ナイス。
日差しは諦めかけていましたが、これはこのあとに来る1000系のほうにも希望が持てる展開です (☆∀☆)キラーン☆。まさに「諦めたら、そこで終了ですよ・・・?」と言われた気分
(-□ω□-)ホッホッホ。そう、撮り鉄はお目当ての列車が通過するまで、何が起こるかわからないものです(いい意味でも、悪い意味でもねw)(-`ω´-*)ウム。
その後(富士回遊の通過後)、ふたたび雲が太陽を隠すこともあったけど、一時よりはだいぶ日が当たっている時間が長くなり、そんななかで迎えた1000系 “語り部列車”の通過時刻(公表されていた時刻より、若干遅いスジだった? (・・?)アリ?)。

はたしてその結果は・・・(°_°;)ドキドキ。


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京王線、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
▲富士急行線 三つ峠-寿

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昭和生まれの名車が纏う
清麗なアイボリーホワイトが、
蒼天の冬空に映えます。
元・京王帝都電鉄5000系、
富士山麓電気鉄道1000系として
今なお健在!
(`・ω・´)キリッ!
▲富士急行線 三つ峠-寿


けーおーせんが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
製造からおよそ半世紀が経つ、元・京王5000系の現・富士山麓電気鉄道1000系
(゚ー゚*)ケーオー。いかにも“昭和時代の電車”っぽいシンプルなデザインでありながら、前面窓が側面まで回り込む“パノラミックウィンドウ”を採用するなど洗練された印象を受けて、レトロさより“昭和モダン”とでもいうべきお洒落さを覚えます ( ̄▽ ̄)シャレオツ。現在の当線の主力である6000系(元・205系)も様々なラッピングで目を楽しませてくれますが、やはりこの1000系には富士急行線沿線ののどかな風景にすっかり馴染んだ、ベテランらしい落ち着きのようなものが感じられます。ああ、“シブカッコいい”ねぇ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
気を揉んでいた空模様は、当列車の接近によって踏切が鳴動した時点ではまだ、完全に雲影が抜けきっていない状態でしたが (´・д・`;)ハラハラ…、ゆっくりとした速度で1000系が姿を現したときには、あたり一帯に日差しが降りそそぎ、アイボリーホワイトの車体を明るく照らしてくれました (゚∀゚*)オオッ!!。寒々しい曇天から一転しての好条件はテンションの上がる展開で、喜びもひとしおの嬉しい結果 (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。列車主体のオーソドックスなカットだけど、今や貴重な存在となった1000系のいい記録を残すことができたと思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
ちなみに、通過する車内の様子を外から眺めていたけど、“語り部”のかたが話されているのかは、よくわからなかったな σ(゚・゚*)カタリベ…。

これで、富士急行線にて運行された、1000系“語り部列車”の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。さ、三つ峠駅の近くのお店で、ご当地名物のコシが強い“吉田うどん”でも食べて帰りますか(美味しかった ≠( ̄ε ̄*)ズルルッ)。


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駅のほうへ戻る際に
富士山バックの撮影ポイントを覗くと、
雲に包まれながらも
かろうじて山頂が見えていたので、
すぐにやってきた「フジサン特急」をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
車体側面に施された富士山くん(?)の
イラストも楽しげです。
(゚ー゚*)フジサン
▲富士急行線 三つ峠-寿(後追い)

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三つ峠から乗車した
上りの大月ゆき普通列車は、
前面が真っ赤な6000系(6003F)の
「リサとガスパール トレイン」。
車体の側面やドアの内側(車内)に
 フランスの絵本で人気のキャラクター、
“リサとガスパール”がデザインされています。
カワ(・∀・)イイ♪
▲富士急行線 三つ峠


京王の名車といわれた初代5000系が、今も現役として残る富士山麓鉄道・富士急行線の1000系 (゚ー゚*)フジキュー。定期運用での出番が減っている当系を記録するいい機会となったイベントツアー(団体専用列車)の撮影は、晴天の予報が出されていたものの、思ったよりも多く湧いた雲塊に太陽を隠され、ちょっとやきもきさせられましたが (´・д・`;)ハラハラ…、お目当ての列車が通過するタイミングではどうにか日差しに恵まれて、山梨の三つ峠まで来た“甲斐”のある(山梨だけにw)、満足のいく成果が得られました ε-(´∀`*)ホッ。
深夜のW杯視聴による寝不足が続いていたなか (*´O)ゞ.。oOフワァ〜ア…、翌朝にシャキっと起きられて、当該列車の通過時刻までに目的地へ着くのが間に合うようなら、富士急へ行こうかな・・・σ(゚・゚*)ンー… なんて考えていた今回の出撃(撮影)は、前夜に視た3位決定戦が90分間で決着がついた(2-1でクロアチアの勝利)という結果も助かる展開でした ( ̄▽ ̄)オワタ。仮にこれが延長戦やPK戦までもつれ込んでいたとしたら、もしかすると寝坊して撮影に行けていなかった・・・かも、しれません(笑)
(アルゼンチンとフランスによる決勝戦はPK戦までいったので、徹夜明けだった翌日の月曜日は仕事が辛かったもんなぁ・・・(^^;ゞポリポリ)。


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大月に終着した
「リサとガスパール トレイン」。
このラッピング編成を正面から見たら
前灯の位置が違うので印象は異なるけど、
個人的にはなんとな~く
ひと昔前の中央線で使われていた
オレンジの201系っぽく見える気もします。
σ(゚・゚*)ンー…
▲富士急行線 大月

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大月で乗り継いだ
中央線の高尾ゆき上り普通列車は
ロングシート仕様の211系でした。
( ̄  ̄)ポテロング…
▲中央本線 大月


三つ峠1355-(富士急行18)-大月1430~1447-(中央542M)-高尾1524



水戸線・常磐線・・・「いばらきまんぷくトレイン」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.10.29 水戸線・常磐線 
“ときわ路”をゆく国鉄特急色
「いばらきまんぷくトレイン」 撮影
 
 
茨城県で来年(2023年)の秋に実施される予定となっている、「茨城デスティネーションキャンペーン2023」(茨城DC)( ̄  ̄*)イバラキ。この“デスティネーションキャンペーン”は、JRの旅客各社と地域(県・市町村・地域観光事業者等)が一体となって行う大規模な観光キャンペーンで、開催地域(今回は茨城県)の魅力を発見、または再発見するいい機会であるとともに、JRが絡んでいることから、そのキャンペーン期間中にはいろいろなイベント列車(臨時列車やツアー列車など)も運行され、私のような鉄ちゃん(鉄道ファン)にとって興味深いものとなっています (*・`o´・*)ホ─。
そんな「茨城DC」の本番(本開催)は来年秋(2023年10月〜12月)なのですが、それを事前に周知させる狙いなどから、一年前となる今秋(2022年10月〜12月)には、やや小規模な「茨城“プレ”DC」が先行開催され、ここでもいくつかのイベント列車が運行される模様 (゚ー゚*)プレ。そのなかで私の目が留まったのが、茨城各地のご当地グルメなどを車内でいただきながら、県内の水戸線と常磐線をぐるっとまわるような経路が設定された、ツアー列車(事前募集制の団体臨時列車)の「いばらきまんぷくトレイン」号。なんとも楽し気な列車名(ツアー名)じゃありませんか (゚∀゚)アヒャ☆。
残念ながら私は乗車して美味しいものを食べる側ではないけれど、沿線で撮影する“撮り鉄”として当列車を味わいたい(愉しみたい)と思い (・∀・)イイネ、また、天気予報によると運行日は晴天となりそうなので、それを期待して茨城へ向かうこととしました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


10月29日(土)


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赤羽のホームに入ってきたE231系は
宇都宮線の宇都宮ゆき普通列車。
(゚ー゚*)トホセソ
東京や上野でなく赤羽からだと
混んでいて座れないかな・・・
と、懸念していましたが、
ロングシートの一角にありつけました。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲東北本線 赤羽


埼玉県に近い、都内北区の赤羽(あかばね)。その高架ホームから見上げる空は、予報どおりに清々しい青空が広がっています (´▽`*)イイテンキ♪。
先日の「EL鉄道開業150年号」を群馬の上越線へ撮りに行った時のように、早朝の5時半や6時くらいに都内から北関東方面へ出発するときは、まだ埼京線や湘南新宿ラインが新宿を発着する(乗り入れる)時間帯ではないので、とりあえず上野まで出て宇都宮線や高崎線に乗ることが多い私ですが、今回は少し遅めの出発(といっても7時ごろ)だったため、新宿からバイパスルートとなる埼京線で赤羽へ行き、そこから宇都宮線の宇都宮ゆき下り普通列車に乗り継ぎました ノリカエ…((((o* ̄-)o。


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小山で水戸線に乗り換えます。
当線で使われているE531系といえば、
一本だけ存在する“赤電”
(昔の電車の復刻色)
をちょっと期待したのですが、
ホームで待っていたのは
見慣れた青い帯の通常編成でした。
(´σД`)ナーンダ
▲東北本線 小山


栃木県の小山(おやま)でさらに、宇都宮線から水戸線の水戸ゆきに乗り換え ノリカエ…((((o* ̄-)o。
小山と茨城県の友部(ともべ)の間をむすぶ水戸線(一部の列車は友部から常磐線の水戸方面へ直通)は、拙ブログでこれまでに何度かご紹介しているお馴染みの路線なので、今回は詳細を省かせていただきますが (゚ー゚*)ミトセソ、きょうの撮影目的である「いばらきまんぷくトレイン」は単純な往復運転でなく、都内の上野を起点(始発駅)に宇都宮線、水戸線、常磐線を一周するような凝った経路(上野〜小山〜友部〜高萩〜上野)で走行するため、そのなかで私は宇都宮線や常磐線より沿線風景が比較的のどかな水戸線での撮影を選んでみました (・∀・)イイネ。
小山から下り列車で15分ほどの川島(かわしま)で下車。


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2015年に改築されたという
いま風のシンプルな駅舎を構える川島。
ちなみに当駅の歴史年表によると
1889年(明治22年)に
地域名由来の「伊佐山」の駅名で開業するも、
わずか一ヶ月後には
現駅名の「川島」に改称されています。
このひと月でいったい何があったのでしょう・・・
σ(゚・゚*)ンー。
▲水戸線 川島


新宿0645-(埼京609K)-赤羽0701~0710-(東北1522E)-小山0816~0823-(水戸735M)-川島0837


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久しぶりに当地を訪れてみると
いつの間にか駅前には
こんなモニュメントができていました。
“人面土器”とな?
(=゚ω゚=*)ンン!?

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この土器は昭和14年(1939年)に
川島駅から近いところにある
女方遺跡の発掘調査で発見された
弥生時代中期のもので、
遺骨を埋葬(再葬墓)する際に使われる
“人面付き壷形土器”(人面土器)
粘土紐によって目、鼻、口、顎が
立体的に表現されています。
今記事のタイトルカットも参照)
( ̄。 ̄)ヘー
なお、もちろんこれはレプリカのモニュメントで
ホンモノは東京国立博物館に収蔵。


茨城県筑西市(ちくせいし)に所在する川島は、栃木から茨城へかけて流れる鬼怒川の左岸(東岸)に位置し、河川敷へは駅から歩いて数分ほどの近い距離 ( ̄  ̄*)キヌガワ。そしてそこに架けられた水戸線の鉄橋(鬼怒川橋梁)は、当線の列車が手軽に撮れるスポット(撮影地)として“撮り鉄”に知られています (・o・*)ホホゥ。


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鬼怒川の河川敷からは
日本百名山のひとつに数えられる
筑波山もよく見えます。
(゚∀゚)オッ!
特徴的な双頭峰の山容、
北西に位置するここから眺めると
左が男体山(標高871m)で、
少し高い右が女体山(同877m)。

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そびえたつ筑波山を望みて走る
水戸線の普通列車。
時間的、方角的に逆光となるため、
“黒い水戸線”状態です(笑)
“黒い〇〇線”は最近のマイブーム?w)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲水戸線 川島-東結城


一昨年(2020年)のEF81形電気機関車による採石運搬用貨車の回送(西金ホキの入場配給)など、ちょくちょく当地へ撮影に訪れている私 (^_[◎]oパチリ。個人的な定番として、水戸線の鉄橋の下流側に並行して架かる、道路橋の“川島橋”でカメラを構えることが多いのですが、今回はちょっと別のアングルを模索してみようかと思い σ(゚・゚*)ンー…、いつもとは鉄橋の逆側にあたる上流のほうから背景に筑波山を入れて、ためしにE531系の普通列車を撮ってみたものの、午前のいまは北西から南東を望むと、太陽を真正面に見る“ド逆光” (つ▽≦;)マブシッ!。いっそのこと逆光を活かしたシルエットでの画づくりも面白いかと考えたけど、それをあえて「いばらきまんぷくトレイン」でやることもないか・・・と判断し、やはりいつもの川島橋へと向かうことにします コッチ…((((o* ̄-)o。


0008.jpg
やってきたのは定番の川島橋。
川下に架かるこの橋上から
水戸線の鉄橋と鬼怒川を望みます。
(「゚ー゚)ドレドレ

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河原に轟音を響かせて
鬼怒川に架けられた鉄橋を渡る
E531系の普通列車。
これもノーマルな青帯の編成で、
SNSの情報などをチェックしてみても
どうやら今日の水戸線の運用に
“赤電”は就いていないみたい。
(´σД`)ナーンダ
▲水戸線 東結城-川島


鬼怒川と広い河川敷をひと跨ぎする水戸線の鬼怒川橋梁(鉄橋)は、全長550メートルのプレートガーダー橋で、トラスがなく列車をスッキリと撮ることができます (・∀・)イイネ。いつも似たようなアングルになっちゃうけど、まあ、今日のような快晴なら奇をてらわず、順光となるこの場所から素直に撮るのが無難かな (´ω`)ブナン。
それと、この川島橋のたもとには、ちょいと気になる看板が立てられています (=゚ω゚=*)ンン!?。


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川島橋のたもとに掲出された看板。
え?来春以降この橋は渡れなくなるの!?
( ̄△ ̄;)エッ…

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銘板には竣工が
昭和28年(1953年)とあり、
架橋から来年でちょうど70年か。


それによると、旧道である川島橋から150メートルほど下流のほうへ新たに、新道(結城バイパス)の“新川島橋”が開通したことにより(橋はすでに使用開始)、既存の川島橋は来年(2023年)の春ごろを目処に車道、歩道ともに通行止(使用停止)となるらしい ( ̄△ ̄;)エッ…。
たしかに今までの川島橋は車道が狭くてクルマが走りづらそうだったので(現在は一方通行)、四車線化で両側に歩道も併設された新橋への移行は端から見ても納得・・・だけど、余所者の私が何かをいう立場でないのは重々承知のうえ、あくまでも“撮り鉄”としての勝手な目線で見た場合、もうすぐこの川島橋の橋上から水戸線が撮れなくなるのはちょっと残念 σ(・∀・`)ウーン…。もちろん、橋の下の河川敷からも鉄橋を渡る列車はきれいに撮れるし、ひょっとしたら新川島橋からはまた違ったアングルが得られるのかもしれないけど(ただし現在は旧橋の川島橋が存在するため、新川島橋から水戸線の鉄橋はスッキリと望めないハズ)、個人的に好みだった定番アングルはまもなく消滅となりそうです (´・ω…:.;::..キ、キエル…。もしかすると、この場所で“ネタもの”(臨時列車など)を私が撮れるのは、今日の「いばらきまんぷくトレイン」が最後になるかも・・・。そう考えると、たとえ過去の刷り直しのようなアングルになっても、今回はここで撮っておきたくなります (-`ω´-*)ウム。
そんな橋の事情があるなかですが、橋上に見られる同業者(鉄ちゃん)の数はわずか2、3人程度とまったり (´ー`)マターリ。穏やかな秋晴れのもとで川のせせらぎを耳にしながら待っていると、やがて鉄橋の左手(上り方)から件の列車は姿を現しました ε-(°ω°*)キタ!。


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秋晴れの空とそれ映す川面の
青さが際立つ風景のなか、
クリームと赤のツートンカラーという
伝統の国鉄特急色を纏った列車が
鮮やかに映えます。
▲水戸線 東結城-川島


国鉄特急色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
電子フォーン(警笛)を軽く鳴らして、橋上へ躍り出た「いばらきまんぷくトレイン」。その正体・・・というか、使用されていた車両は、かつて国鉄時代の特急列車(485系や183系など)に塗られていた“国鉄特急色”のイメージを現代に再現した、波動用のE653系・K70編成 (゚∀゚*)オオッ!。この美しいカラーリングの列車を逆光で黒く潰しちゃうのは惜しいので、筑波山バックのシルエットでなく、順光で撮ったのは正解だったかな ъ(゚Д゚)ナイス(滑らかな流線形をしたE653系の先頭部は、シルエットで撮っても面白いんだけどね)。
そして、長いガーダー橋に7両編成の国鉄特急色の列車が収まる様はなかなか見ごたえがあり、それを適度な距離感で真横から狙えるのが、この川島橋で得られるアングルの醍醐味だと個人的には感じていました 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。それが思いも寄らない橋の閉鎖とという形で、まもなく撮れなくなってしまう可能性が高いけど、私にとって今回の「いばらきまんぷくトレイン」がここでの最後の撮影機会になったとしても、晴天の好条件で国鉄特急色のE653系が撮れたことで、満足のいく記録が残せたと思います (^_[◎]oパチリ。


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天高く馬肥ゆる秋。
「まんぷくトレイン」の車内では今ごろ
乗客のみなさんが美味しいものを
食べているのでしょうか。
(゚-、゚)ジュルリ
▲水戸線 東結城-川島


川島で普通列車との単線交換(行き違い)を控えているため、速度を落としてゆっくりと鉄橋を渡り進む「いばらきまんぷくトレイン」...(((o*・ω・)o。それを同じ立ち位置から追うようにしてもう一枚、今度は蒼天の空を思いっきり広く入れたアングルでパチリ (^_[◎]oパチリ。オマケに撮ったカットだけど、空気が澄んだ今の時期らしい空の青さが際立って、意外と面白い画になりました (´▽`*)サワヤカ♪。

これで川島橋での最後の(?)撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。
次にここへ撮影に来る機会があれば、今度は河川敷でカメラを構えてみようかな。


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来たときと同方向へ進む
下り列車の友部ゆきに乗って
川島をあとにします。
▲水戸線 川島

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水戸線の車窓からも望める筑波山。
(゚∀゚)オッ!
友部方面の下り列車なら進行方向右手、
小山方面の上り列車なら左手に見えます。
▲水戸線 下館-新治(車窓から)

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友部で乗り換えたのは
水戸線と同じE531系ですが
こちらは常磐線の普通列車。
( ̄  ̄*)ジョーバン
▲常磐線 友部


さて、鬼怒川の鉄橋を渡って水戸線を友部方面に下った「いばらきまんぷくトレイン」は、友部から常磐線の下り線へ直通して県北部の高萩(たかはぎ)まで行き、そこで折り返すと今度は常磐線を上って、最終的に都内の上野へと帰着する行程。水戸線と常磐線をぐるっとまわる経路ではあるものの、友部と高萩の区間は往復する形となります (・o・*)ホホゥ。
それならば、当列車が高萩まで行っているあいだに、私は川島から後続の水戸線で友部に出て常磐線へ乗り換えて、高萩方面とは逆に向かう土浦(つちうら)ゆき上り列車で、友部以南(上り方)の撮影ポイントに先回りする計画を立ててみました サキマワリ…((((o* ̄∀)o。
川島から二本の列車を乗り継いで一時間、やってきたのは友部の上り方の隣駅である、岩間(いわま)。


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友部の次駅の岩間で下車。
イワマ(゚ー゚*)サオリ
2012年に改築された近代的な橋上駅舎には
ギャラリースペースを備えた東西自由通路の
「あいろーど」が併設されています。
ちなみに当駅のある茨城県笠間市は
全国屈指の栗の産地で、
さらにそのなかでもここ岩間産の栗は
名ブランドとして知られているそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲常磐線 岩間


川島1123-(水戸745M)-友部1214~1221-(常磐550M)-岩間1227

駅の西口を出ると正面に見えるのが、さほど高くない低山ながら存在感のある、標高305メートルの“愛宕山(あたごやま)” (゚∀゚)オッ!。その山中には、日本三大火防神社のひとつに数えられる愛宕神社や、天狗伝説が伝えられる飯縄神社が建立されており、年間を通して多くの参拝客が訪れます (・o・*)ホホゥ。また、駅から神社までは徒歩で50分ほど、山頂まで登っても一時間半程度で到達できるそうで、手軽なハイキングコースにもなっています (・∀・)イイネ。
そんな愛宕山の愛宕神社が私の次なる目的地。そこを目指す理由はもちろん、ハイキングを楽しむためでも、神社への参拝でもなく(行くならちゃんとお参りはするけど)、「いばらきまんぷくトレイン」を撮るためです (*`・ω・´)-3フンス!。


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岩間駅から愛宕神社までは
およそ3キロ強の道のりで、
駅前の案内板によると
所要時間の目安は40〜50分くらい。

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愛宕山の山上へは
クルマも走れる道路が整備されており、
険しい山道ではありません。
上り坂がちょっと(?)キツい程度。
ε〜ε〜ε〜(((;;´Д`)ヒィ…ヒィ…

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0023.jpg
常陸国(茨城)の愛宕神社
創建が平安時代の
大同元年(806年)と伝えられる
長い歴史を持つ神社で、
“日本三大火防神社”のひとつに
数えられます。
とくに空気が乾燥する今の時期、
火災に遭わぬようお参りしていこう。
人-`ω´-*)ヒノヨージン


行きしなにコンビニで買ったオニギリを携えて、さほど険しくはないものの、だらだらと長く続く印象の上り坂を山上に向かってひたすら歩き続けると ...(((o*・ω・)o、やがて目安とされていた40分ほどで愛宕神社の鳥居が見えてきました (゚∀゚)オッ!。そして最後の試練に、天狗も修行に使った(?)と云われる315段もの急な石段を息を切らしながら登りきって、愛宕神社の本殿(拝殿)に到達 ε-(´o`;A フゥ…。まずはご挨拶にお参りを済ませてから、境内の一角にある“見晴らし台”へ向かいます。
そこからの眺めは・・・(「゚ー゚)ドレドレ


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愛宕神社の境内の東側に設けられ、
ベンチなどが置かれた“見晴らし台”。
そこからはあたり一帯が広く見渡せて
気持ちのいい眺めです。


おお!これはなかなか壮観な展望じゃないですか w(*゚o゚*)wオオー!!。
すぐ下に広がる岩間の街なみはもちろん、乾燥して空気が澄んだ今の時期は、ビルが建ち並ぶ水戸の街なども遠くに見えており、眺望の爽快感とともに、この高さまで上がってきた達成感も覚えます ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。
そんなダイナミックな俯瞰景色のなか、街はずれの田園地帯にまっすぐ伸びる、常磐線の線路を確認 m9っ`∀´)ミッケ!。さっそくそこへ向けて、望遠レンズを装着したカメラを構えます スチャッ!( >_o)r┬=≡[]。

駄菓子菓子(だがしかし)・・・( ̄△ ̄;)エッ…


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愛宕山の上空は
だいぶ雲が増えてきたなぁ・・・。

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赤い電気機関車を先頭にして、
煉瓦色のタンク車を連ねた貨物列車が
雲影で斑模様となった田園をゆく。
▲常磐線 岩間-羽鳥


あああ、まんだーら・・・ マソダーラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダーラ♪。
私が現地に着いて15分ほどが経った頃にやってきたのは、常磐線名物(?)としてコアな撮り鉄に知られた存在の、通称「安中貨物」( ̄  ̄*)アンナカ。当列車は金属亜鉛の製錬過程で生成する“亜鉛焼鉱”なるものを運ぶ特殊な貨物列車で(煉瓦色のタンク車はそれ専用の貨車)、福島県の小名浜(おなはま)と群馬県の安中(あんなか)のあいだを一日一往復運行されていることから、そう呼ばれています ( ̄。 ̄)ヘー。
せっかくなら「いばらきまんぷくトレイン」だけでなく、私が岩間の駅に着いてから約一時間後に通過する、この「安中貨物」も山上の俯瞰ポイントから撮りたいと思って σ(゚・゚*)ンー…、お昼ゴハンの時間を省いてコンビニのオニギリを買い、少し急ぎ目に愛宕山への坂道を上がってきたのですが ε〜ε〜ε〜(((;;´Д`)ヒィ…ヒィ…、おかげで通過時刻には余裕で間に合ったものの、タイミング悪く“流れ雲のイタズラ”による影落ちで、列車の編成の前半分には日差しがあたり、後ろ半分は翳るという、見事なまでの“まんだーら”(まだら模様になっちゃう失敗例を表した“撮り鉄用語”)となってしまいました ヽ(´д`;)アア…。あーあ、こんな結果になるなら、急がずに駅前の食堂でラーメンでも食べてくればよかったかな・・・(^^;)ゞポリポリ。
それでも、編成の全体が影にドボンよりは、先頭の“金太郎”(EH500形電気機関車)に日が当たっただけ、絵的に少しは面白さが感じられて、まだマシだったと言えようか "o(-ω-;*)ウゥム…。


0028.jpg
まんだーらの景色のなか、
かろうじて編成の全体に日が当たった、
E657系の特急「ひたち」
最高時速130キロを誇る
常磐線のエースです。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲常磐線 岩間-羽鳥

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いっぽう、完全に日が翳った状態で
上りの普通列車と下りの特急列車が離合。
なお、現在の常磐線には
長距離運行で速達タイプの「ひたち」と
短距離で停車駅が多い「ときわ」、
この二種の特急列車が走っており、
そのどちらにも共通のE657系が使われています。
▲常磐線 岩間-羽鳥


午前中に「いばらきまんぷくトレイン」を撮った水戸線の川島(鬼怒川鉄橋)では、ほとんど雲が見当たらない快晴の青空でしたが (゚∀゚*)バリハレ♪、その後は昼過ぎからだんだんと雲が湧いてきて、特急「ひたち」や「ときわ」を撮った写真を見ていただいてもわかるとおり、上空は「安中貨物」のときよりもさらに雲の勢力が増して青空を浸食 ( ̄  ̄;)クルクモル…。もはや流れ雲が太陽をいたずらに隠す程度ではなく、雲間から時おり日が差すといった状況になってしまいました (´〜`;)ウーン。ただでさえ列車が小っちゃくしか写らない遠景の俯瞰撮影なのに、車体に日が当たらないとその存在感や印象が薄くなり、なんとも微妙でイマイチな感じです “o(-“-;*)シモイマイチ…。
お目当ての「いばらきまんぷくトレイン」はどうなるかなぁ σ(・∀・`)ウーン…。ちなみに先日の上越線で撮った「EL鉄道開業150年号」ではド逆光の撮影地だったため、通過時に雲が日を隠すことを望んでいたのに 八(゚- ゚)クモッテ、今回はタイミングよく日が当たってくれることを願うとは 八(゚- ゚)ハレテ、我ながらなんとも都合のいいハナシだと思いますが、はたしてその結果は・・・(°_°;)ドキドキ。


0030.jpg
雲間から差した
秋の陽光に照らされて、
ノスタルジックな装いの列車が
常磐路(ときわじ)を往く。
▲常磐線 岩間-羽鳥


愛宕山俯瞰で国鉄色が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワ〜イ♪
西日を受けて常磐線を走りゆく、国鉄特急色E653系の「いばらきまんぷくトレイン」(゚ー゚*)マンプク。先述したとおり、純粋な国鉄特急型車両ではないけれど、この遠景で見る限りはまったく違和感なく、その姿はかつて当線の特急「ひたち」に使われていた純国鉄型の485系と見紛うばかりで、個人的に常磐線になじみの深い私にとっては感慨深いものがあります (°∀°*)ヨンパゴ!。やっぱりこのカラーリングは落ち着きがあっていいものだなぁ・・・+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。
そして懸念していた空模様はというと、ご覧のとおり景色の奥のほうこそ翳っているものの、手前の列車が走っているあたりは絶妙のタイミングで日が差した!(゚∀゚*)オオッ!・・・のですが、
この「いばらきまんぷくトレイン」の写真を、先ほどの「安中貨物」や「ひたち」を撮ったものと見比べてみると、景色の感じがちょっと違うのが分かります  (´・ω`・)エッ?。


0031.jpg
一枚上の写真を
列車の部分だけクローズアップ。
どうにか編成全体に日が当たった!
・・・けど?


実はこのアングル(全景図のほう)、見晴らし台の同じ立ち位置から狙ったものに変わりはないのですが、「安中」などを撮った“定番アングル”の少し手前にあたる個所(岩間寄り)を、カメラの角度を少しばかり変えて望んだもので、定番アングルの田園地帯に比べると線路まわりに住宅などの建物が多く写り込み、ちょっとごちゃごちゃした印象が否めません。なので、こちらは予備的な抑えのつもりで撮った、“第二候補”のアングルといったところ ( ̄  ̄)ヨビ。
んじゃ、第一候補の定番アングルは・・・(;`ロ´)ハッ!


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広く雲影に包まれる景色のなか、
微かに浴びた陽の光で浮かび上がる
「いばらきまんぷくトレイン」。
▲常磐線 岩間-羽鳥


景色のほとんどが雲影に覆われていて薄暗くなり、まるで“暗黒の世界”じゃないか(苦笑)ψ(#`∇´)ψウケケケケ。
通過直前の空に居座った大きな雲塊を見て、もう定番アングルに日が当たることはほとんど諦めていた状況でしたが (´Д⊂ダメポ、そんななかでわずかながら手前にだけ日差しが届き、かろうじて「いばらきまんぷくトレイン」を浮かび上がらせてくれました (゚o゚*)オッ!。
これはちょっと幻想的に見えて、意外と悪くないかも?
σ(゚・゚*)ンー…、いやいや、やっぱり典型的な“まんだーら”の撃沈(失敗)例か? (´д`;)マソダーラ…。なんだか良いのか悪いのかよくわからない一枚となったけど ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ、「雲間から日が差したらラッキー」といえる状況のなか、咄嗟に角度を変えた“第二アングル”では編成の全体に日が当たったし、“定番アングル”でもマンダーラながら面白い画(?)が撮れたので、まあヨシとしましょうか (+`゚∀´)=b OK牧場!。必ずしも思い通りには行かないけど、思わぬ結果になることもある。それが鉄道写真というものです (-`ω´-*)ウム。

翳った田園風景のなかを走り去ってゆく「いばらきまんぷくトレイン」を、高台から姿が見えなくなるまで見送って、本日の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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下山は駅まで30分ほどで到達できました。
「いばらきまんぷくトレイン」の
あとを追うようにして、
私も上野ゆき上り普通列車で帰ります。
カエロ…((((o* ̄-)o
▲常磐線 岩間


茨城県の観光キャンペーン(茨城プレDC)の企画で、当県の水戸線や常磐線をめぐるように運行された、E653系の「いばらきまんぷくトレイン」。
水戸線の鬼怒川橋梁では、いままで撮影地としてきた川島橋が来春をもって廃止となることを知って、少なからず衝撃を受けましたが Σ(゚∇゚;ノ)ノエッ!?、快晴のもとで撮れた国鉄特急色の列車は、個人的に当地でのいい記録になったと思います (^_[◎]oパチリ。そして常磐線の愛宕山では、上空に湧いた雲に影を落とされてしまい、思い描いていたような晴天でのきれいな俯瞰写真が撮れたわけでないけれど σ(・∀・`)ウーン…、かろうじて雲間から差した陽の光に照らされる国鉄特急色の姿は、その撮影成果以上に印象に残るものがありました (´ー`)シミジミ。
“食欲の秋”にふさわしい企画の「いばらきまんぷくトレイン」。きっと乗客のみなさんは列車名のとおり、車内で召し上がった数々のご当地グルメで満腹となったでしょうし マンプク!()´З`)=3、私も撮影のほうで国鉄特急色の魅力を存分に満喫しました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪(お昼ゴハンがオニギリ2ヶだけだったので、お腹は空いたけどね(笑))。


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前半はスッキリとした快晴、
後半は雲が広がった一日。
常磐線の車窓から見た筑波山も、
そんなきまぐれな秋空が表れた夕景でした。
(´ー`)キマオレ
なお、水戸線側の眺めとは逆に、
今度は向かって左が男体山で
右がちょっと高い女峰山です。
▲常磐線 高浜-神立(車窓から)

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そして上野に到着したあとのE653系は、
所属する車両基地(勝田車両センター)まで
回送列車として常磐線を下るため、
その様子を途中の松戸で眺めてみました。
(^_[◎]oパチリ
一日かけて茨城をめぐった国鉄色E653系、
おつかれさまでした。
(´w`*)ドツカレサン
▲常磐線 松戸


岩間1551-(常磐398M)-松戸1715~1733-(1220M)-東京1800





上越線・・・快速「EL鉄道開業150年号」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.10.15 上越線 
ブルートレイン時代の名機が登板
快速「EL鉄道開業150年号」 撮影
 
 
朝晩はだいぶ冷え込むようになり、深まりつつある秋 (゚- ゚)ヤシロアキ。
秋といえば、“読書の秋”、“スポーツの秋”、“食欲の秋”、そして「鉄道の秋」です (゚∀゚)アヒャ☆。
え?季節に関係なく私は年がら年じゅう、“撮り鉄”や“乗り鉄”を楽しんでいるじゃないかって? (´・ω`・)エッ?。まあ、そう言われるとその通りなのですが、今ごろの時期は極端に暑くも寒くもなく、穏やかで安定した天候の日が多いため、鉄道旅に出かけたり、撮り鉄をしたりするのに持ってこいの、いい季節なんですよね (・∀・)イイネ。
そして、もうご存知のように(?)、10月14日は1872年(明治5年)のこの日に“日本で最初の鉄道が公式に開業(新橋〜横浜)”したことに由来する、「鉄道の日」でもあります (-`ω´-*)ウム。とくに今年(2022年)は開業から“150年”という節目の“メモリアルイヤー”で、例年以上に「鉄道の日」が広く注目されている印象 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・150ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)。
鉄道好きの“鉄ちゃん”にとって、そんな重要な時期なのですが・・・よりによって今季の私は、本職のお仕事が一年でいちばん忙しいピークと重なってしまい アセアセヾ(*д*ヾ三ノ*д*)ノアセアセ、どうしても土日に休日出勤しなきゃならない日もあって、なかなか趣味に充てる時間が割けない状況 (´д`;)アウ…。「鉄道の日」や「150年」関連で撮りたい、記念列車(運行日限定のイベント列車)や記念編成(定期列車にヘッドマークなどを掲出)は各地に多々あるけれど、これはどれかに絞らなきゃなりません σ(・ω・`)ウーン…。
そこで、自身の好みをもとに厳選して、私がこれだけは撮影に臨もうと決めたのは・・・「鉄道の日」の翌日に運行される記念列車、「EL鉄道開業150年号」です m9(`・ω・´)ケッテーィ!。


10月15日(土)


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ひんやりとした晩秋の空気を感じる早朝、
上野のホームで発車を待つE231系は
高崎線の高崎ゆき普通列車。
▲東北本線 上野


薄暗さに日の出の時刻がだいぶ遅くなったと感じる、朝の6時前 (*´0)ゞ。oOフワァァ…。私は都内の上野から高崎線の高崎ゆき下り普通列車に乗って北上し、北関東の群馬県を目指します ...(((o*・ω・)o。
鉄道の開業から150年目を迎えた、記念すべき今年の「鉄道の日」 (o ̄∇ ̄o)メデタイ♪。コロナ対策に気を配りつつも、各地でいろいろなイベントが催されるなか、おそらく関東地方でいちばんファンの注目を集めるのではないかと思われるのが σ(゚・゚*)ンー…、10月14日の金曜日から16日の日曜日にかけて、週末の三日間に群馬県の信越線や上越線で運行される、「鉄道開業150年号」ではないでしょうか (゚∀゚*)オオッ!。
自走する電車や気動車(ディーゼルカー)でなく、客車が機関車に牽かれて走るスタイル(いわゆる客車列車)の当列車は (゚ー゚*)キャクレ、その運転日によって先頭を務める機関車(牽引機)の機種が異なり、「鉄道の日」当日の14日(金)は上越線の高崎〜水上(みなかみ)で蒸気機関車の“デゴイチ”(D51形)による「夜汽車鉄道百五十年号」、15日(土)は上越線の同区間で電気機関車による「EL鉄道開業150年号」、そして16日(日)は信越線の高崎〜横川で往路が蒸気機関車(D51形)、復路がディーゼル機関車(DD51形)による「SL・DL鉄道開業150年号」と、“鉄ちゃん”のマニア心を熱くさせる凝った企画となっています (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
なお、信越線や上越線が鉄道150年の歴史に特別なゆかりがあるワケではなく、この両線の当該区間ではふだんから行楽期の週末を中心に蒸気機関車などによる観光列車(SL列車)をちょくちょく運行しているため、今回のようなイベント列車にも対応しやすいといったところでしょうか (´ω`)ナルヘソ。さすがに鉄道開業の地となった新橋〜横浜(現・桜木町)で蒸気機関車の記念列車を走らせるのは、無理がありそうですしね(その代わり(?)、蒸気機関車をイメージしたという、「黒い山手線」は新橋で見られるけどw (。A。)アヒャ☆)。


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高崎の留置線で見かけたのは、
DD51形ディーゼル機に連結された、
上信電鉄の電気機関車デキ3形
(゚ー゚*)デキ
なんで上信のデキが
JRの構内にいるのかと思ったら、
きょうは有料制のイベントが行なわれるのね。
( ´_ゝ`)フーン
▲信越本線 高崎


「鉄道の日」の金曜日に夕方から夜にかけて運転される、デゴイチの“夜汽車”はノスタルジックな趣が感じられそうですし (´ω`)シミジミ、日曜日の「150年号」ならば往路で蒸気機関車、復路にディーゼル機関車がそれぞれ見られておトク感があります (´艸`*)オトク。でも、世代的なものもあって私がいちばん惹かれるのはやはり、中日の土曜日に牽引を担当する電気機関車です (゚ー゚*)デンキガマ。
冒頭でちょっと触れたように、今月の私は仕事のことなどであまり趣味の時間に余裕がなく、きょう土曜日も夕方からどうしても外せない用事が都内であるため、できれば明日の日曜日のほうが個人的に都合はよかったのですが σ(・∀・`)ウーン…、それでも電気機関車が撮りたくて「
EL鉄道開業150年号」の走る日を選びました ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。


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高崎で乗り継ぐ上越線は211系。
(゚ー゚*)ニゲゲ
ちなみにSL列車の拠点となる高崎は
駅名標がSLをイメージしたものとなっています。
▲信越本線 高


高崎で高崎線から上越線の水上ゆきに乗り継ぎ ノリカエ…((((o* ̄-)o。
きょうの群馬は“曇りのち晴れ”の予報となっており、午前より午後のほうが天気は良さそうで、今はまだ空の大半が雲に覆われています ( ̄  ̄)クモリ。個人的な気分としてはスッキリとした晴天が好ましいけど、基本的に北の方向へ進む上越線の下り列車は、車両の正面に日が当たる順光の撮影ポイントが少ないため、特別なヘッドマークを掲げるであろう件の「150年号」を陰影なく記録したいと考えれば、天候条件は曇りがベターでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


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上越線から眺める上州の山々。
渋川付近では車窓の右に赤城山(上)、
左に榛名山(下)が望めます。
(「゚ー゚)ドレドレ
▲上越線 八木原-渋川(車窓から)


そんな上越線の高崎と水上のあいだで運行される「EL150周年記念号」。
用事をひかえて時間にあまり余裕がないのならば、起点(始発駅)の高崎に近いあたりでサクッと撮っちゃうほうがいいように思えますが σ(゚・゚*)ンー…、いや、むしろそんなタイトな状況のなかで群馬まで来たのですから、できるだけ妥協はしたくない (-`ω´-*)ウム。


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渋川を過ぎると上越線は
利根川に沿って走り、
車窓からその川景色が望めます。
▲上越線 津久田-岩本(車窓から)


それに、列車の運行速度が遅めに設定されていて(もともとSL列車のスジだからね)、途中の駅で長めの停車時間もある「150年号」は、“ドライビング(クルマの運転)に自信のあるかた”だと当該の列車をクルマで追い抜いて、何度か撮影チャンスがあるらしく(いわゆる“追っかけ”ってやつね) ε=┌(*゚д゚)┘オッカケ!、その人たちはまず一発目に起点寄りのポイントから撮影を始めるため、そこは多くの同業者で混み合うことが予想されます (゚ペ)ウーン。
いっぽう、私のように電車を利用して駅から徒歩で移動する“徒歩鉄”の場合、駅構内(ホームなど)での撮影は何度か可能だとしても、沿線の撮影ポイントへ“追っかけ”をするのは基本的に難しく、どこで撮っても“ワンチャンス”しかありません ( ̄  ̄*)ワンチャン。それならば、なるべく終点寄りの撮影ポイントまで進んでしまい ...(((o*・ω・)o、クルマで追っかけされる人たちが二発目、もしくは三発目に考えているような場所へ先に着いていたほうが、いいアングルのポジションが得られます ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。これは“クルマ派”に対する、“徒歩鉄”のセオリーといったところでしょうか(もちろん、クルマを使っていても“追っかけ”をせずに、一発狙いのかたも多くいらっしゃるけど)。
なんだか理屈っぽくなりましたが、それらのことを踏まえて私が下車したのは、水上の一駅手前に位置する上牧(かみもく)(゚ー゚*)カミモク。


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高崎から普通列車でおよそ一時間の
群馬県みなかみ町に所在する上牧。
築堤の上に二面二線の相対式ホームがあり、
駅舎はその斜面の下に置かれています。
▲上越線 上牧


上野0543-(高崎823M)-高崎0729~0745-(上越725M)-上牧0846

群馬県北部、谷川岳のふもとにあるみなかみ町は、県内屈指の温泉地として知られ、ここ上牧にも温泉宿や入浴施設が点在 ( ̄▽ ̄)オンセン。また、利根川の景勝地である“諏訪峡(すわきょう)渓谷”にも近く、私は過去に何度かそのあたりで上越線の列車を撮影しています (^_[◎]oパチリ。思い返せばちょうど一年前の昨年10月にも、今はなき茶色のEF64形(1052号機)電気機関車が牽く、客車列車の快速「ELぐんまみなかみ号」を撮りに諏訪峡を訪れたっけ (´ω`)チャガマ…。
そんな自然豊かでダイナミックな画が望める諏訪峡渓谷も好撮影地なのですが、今回の「150年号」には特別なヘッドマークが掲げられるため、それがしっかりと分かるように撮りたいところ σ(゚・゚*)ンー…。そこで、上牧の駅を背にした私は諏訪峡とは逆のほうへ歩き進み、上越線の線路に架かる小さな跨線橋へとやってきました ...(((o*・ω・)o。


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上牧の駅から線路に沿った道を
上り方向(後閑方向)へ歩くこと15分ほど。
私が選んだ撮影ポイントはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ

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弧を描いてカーブを進む
211系の普通列車。
数年前まで当線で走っていた115系
一掃してしまった211系ですが、
当系もまた“国鉄型”の生き残りです。
(゚ー゚*)ニゲゲ
▲上越線 後閑-上牧


作戦通り(?)、当地に同業者はまだ誰もおらず、一番海苔(いちばん乗り)だった撮影ポイント (・ω・)トーチャコ。
この橋のたもとからは、緩やかなカーブを走る下り列車が少し高い目線で見おろせて、ためしに撮った211系(普通列車)のようにカーブの外側で望遠レンズを使うと、列車を正面気味に捉えることができます (^_[◎]oパチリ。これならば前面のヘッドマークがよく見えて「150年号」の記録に適しているし、列車がアップ目のアングルではあるものの、背景に写り込む木々もいい雰囲気じゃないですか (・∀・)イイネ。紅葉にはまだ早いけど、わずかに黄色っぽく色づいて秋らしさを覚えます (゚- ゚)アキ。
自分好みのポジション(カメラの立ち位置)を無事に確保できて、あとはお目当ての「150年号」がやってくるのをのんびりと待つばかり (´ー`)マターリ。

駄菓子菓子(だがしかし)・・・(´・ω`・)エッ?


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雲が流れて、青空に。
照りつける太陽が眩しいっ!
(つ▽≦*)マブイッ!
▲上越線 後閑-上牧(後追い)


ああ、晴れてきちゃった・・・ヽ(´д`;)アア…。
実は南のほうを向くこの場所は太陽が真っ正面にあり、晴れた状態で上り方の列車(下り列車に対して正面)を見ると、ご覧のとおり“ド逆光”で黒く潰れてしまいます ( ̄  ̄;)マックロクロスケ。ステンレス製の211系なのに、これではまるで“黒い山手線”ならぬ“黒い上越線”といった有様じゃないか (。A。)アヒャ☆。
晴れたら逆光になることは分かっていたものの、今日の当地の予報は“曇りのち晴れ”で、ここへ来る道中も空はずっと雲に覆われていたため σ(゚・゚*)クモリ…、おそらく晴れるのは午後になってからだろうと勝手に予測し、曇りならば撮りやすいこの撮影地を選んでみたのですが、思ったよりも天候の回復が早かったみたい ( ̄▽ ̄;)ハレタ。上空の雲は流れて次第に青空が広がり、あたり一帯に陽光が降り注ぎます。たいていの場合は晴天を好む私だけど、逆光の今回ばかりは何とも歯がゆいところ (・ε・`)チェ。かといって基本的に北進する上越線の下り列車は、この周囲で順光となる撮影ポイントが無いしなぁ・・・"o(-ω-;*)ウゥム…。
ただ、“自称・晴れ男”としては、ここで「頼むから曇ってくれ!」なんてワガママなことを天に願うと クモレヤ(#゚Д゚)ゴルァ!、今日だけでなくこれから先の“晴れ運”も逃げて行っちゃうようなイメージがあって、あまり強くは望みにくい気がします σ(・∀・`)ウーン…。「曇ったらいいな・・・」くらいにやんわりと(?)願いつつ(なんだそれw) (゚- ゚)イイナ、しばらく空模様を伺っていると・・・


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目まぐるしく変わる様はまさに
“きまぐれな女心と秋の空”でしょうか。
今度は青空より雲のほうが優勢に・・・
(゚ー゚*)クルクモル


はじめは私一人だったこの場所に続々と同業者の方たちが集まりだしたころ (*・ω・)ノ゙チワッス、ふたたび上空に流れてきた雲が日差しを隠すようになります (゚∀゚)オッ!。晴れたり曇ったり(翳ったり)なんとも落ち着かない展開ですが、これは日が翳って逆光を回避できる可能性が出てきた、悪くない流れです (・∀・)イイネ。
はたして「150年号」がここにやってくるタイミングで、日は差すのか翳るのか ハレル?(゚ω゚≡゚ω゚)クモル?、きまぐれな空模様に翻弄されるなか、まもなく迎える通過時刻 (°_°;)ドキドキ。やがて林の向こうから、客車に電気を供給する電源のエンジン音と、客車列車特有の軽やかなジョイント音が聞こえてきました。


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明治時代に初めて開業してから150年、
その長い歴史を噛みしめるかのように
現代の鉄路を堂々と突き進む、
快速「EL鉄道開業150年号」。
その牽引を任されたEF65形501号機には、
“アーチ橋を渡るSL”をデザインした、
公式の記念ヘッドマークが掲げられています。
▲上越線 後閑-上牧


鉄道開業150年、おめでとー!ヽ(´▽`*)ノオメ♪
ダイヤ(運転時間)の正確さに定評のあるニッポンの鉄道、記念運行となる臨時快速の「EL鉄道開業150年号」も遅れることなく、定刻にカーブの奥からゆっくりと姿を現しました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
その先頭に立って牽引を務める電気機関車は、EF65形の501号機(EF65 501)(゚ー゚*)ピートップ。当機はかつて東海道本線で寝台特急「あさかぜ」や「富士」、「さくら」などの花形列車、いわゆる“ブルートレイン”を牽引していた実績を持つ名機で、その機体の色もブルートレインの客車(20系や24系など)に合わせた、青地にクリームの“特急色”が施されています (*・`o´・*)ホ─。
150年の記念列車にはやっぱり蒸気機関車(SL)だという方も多いと思われますが、私はSLの現役時代(イベント列車などを除く)をほとんど知らない世代で σ(゚・゚*)エスエル…、どちらかといえばSLよりもブルートレインや電車特急のほうに強い憧れがありました (*’▽’)ブルトレ!。幼いときは父親に連れられて、そして自分でカメラを持つようになった学生時代には、東京駅や上野駅でよく、イラストマークを掲げた特急列車やブルートレインを眺めたものです (*゚∀゚)=3ハァハァ!。そんなブルートレイン牽引機だったEF65形、そのなかでも旅客用(P型)のトップナンバーである501号機は、個人的に今回の「鉄道開業150年号」を牽くのにふさわしい適役だと思います (-`ω´-*)ウム。
「鉄道開業150年」の公式ヘッドマークを掲げた“栄光のブルトレ機”、その引き締まった表情が凛々しくてカッコいいなぁ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。


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水上に向かって走り去る
後ろ姿もパチリ。
(^_[◎]oパチリ
EF65 501の後ろに連なる客車は
座席車の12系で、
ブルートレイン(寝台客車)ではないけれど、
色的にマッチした組み合わせです。
▲上越線 上牧-後閑(後追い)


けっきょく直前まで安定しなかった空模様ですが、「150年号」が通過するときにはタイミングよくお日さまが雲に隠れてくれて、逆光による黒潰れを回避 ε-(´∀`;)ホッ。決して「翳ってよかった」とは言いたくないけど(言ってんじゃんw)、この場所での理想といえるいい塩梅の撮影条件となり ъ(゚Д゚)ナイス、満足のいく記録を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで「EL鉄道開業150年号」の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


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撮影後に利用するのは路線バス。
これでどこへ行くのかというと・・・
σ(゚・゚*)ンー…
▲関越交通 上牧駅前


往路の水上ゆき下り列車を撮った「EL鉄道開業150年号」は、今からおよそ三時間後の15時過ぎに水上を発車する高崎ゆきとして、復路の上り列車が運転されます (・o・*)ホホゥ。しかし、きょうの夕方に用事を控えている私は、復路を撮らずに都内へ戻らねばなりません (・ε・`)チェ。
んじゃ、来るときに下車した上牧の駅から、上越線に乗って帰ろう カエロ…((((o* ̄-)o・・・としますが、東京方面に向かう上り列車はちょっと前の12時03分に発車したばかりで、次は一時間以上も待つことになる13時20分 ( ̄  ̄;)イチジカン…(ちなみに下り列車は一時間後の13時03分)。それならば、ただぼーっとこのあたりで時間を潰しているより、上牧駅前の停留所へ12時25分にやってくる路線バス(関越交通)に乗って、水上まで行ってみようと思います ...(((o*・ω・)o。
往路の列車を撮ったあと水上へ向かうのは、昨年に諏訪峡で「ELぐんまみなかみ号」を撮ったときと同じパターンで、そのときは水上に終着した当該列車の牽引機(EF64 1052)を構内で眺めることができました (゚∀゚)オッ!。それを今回の「EL鉄道開業150年号」でも期待していると・・・


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上牧駅から路線バスで15分、
やってきたのはみなかみ町の中心にある
上越線の水上駅。
(゚ー゚*)ミナカミ
水上温泉郷の玄関口でもありますが、
その駅舎は近代的なイメージです。
▲上越線 水上


上牧駅前1225-(関越交通バス)-水上駅1241


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水上の構内(ホーム)には、
「EL鉄道開業150年号」に使われた
EF65 501と12系客車が切り離されて
それぞれに留置されています。
復路に備えて小休止。
(。-ω-)zzz…
▲上越線 水上

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1965年(昭和40年)に製造された
直流電気機関車のEF65形501号機。
EF65形500番台はおもな使用用途により、
旅客用で“passenger”を表す“P型”と
貨物用で“freight”を表す“F型”に
分類されるのですが、
この501号機はP型で最初に製造された
トップナンバー機であることから、
ファンの間では通称“Pトップ”と呼ばれています。
(゚ー゚*)ピートップ
▲上越線 水上


ぴーとっぷ、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!
やはり昨年のEF64形と同様、水上の構内のよく見える位置に単機で留置され、ヘッドマークを掲げた状態のままで佇んでいたEF65形501号機 (゚∀゚*)オオッ!。パンタグラフが降ろされているのはちょっと惜しいけど、当機を落ち着いてじっくりと眺められる嬉しい機会で、これはバスに乗って水上へと立ち寄った価値があります ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。
先ほどの撮影ポイントからはヘッドマークを強調する狙いで列車を正面気味に撮りましたが、特急色のEF65形は機体側面の塗分けも、秀逸なデザインだよなぁ・・・(´ー`)シミジミ。


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お顔をアップで。
非貫通で飾り帯を備えた500番台は
1000番台・2000番台(PF型)よりも
精悍な印象を受けます。
(`・ω・´)キリッ!
ちなみに若い同業者のかたがお仲間と
「やっぱPトップの区名札は
“群”より“高”がしっくりとくるよなぁ」
って、話されていたけど、
おぢさんの私は“東”かな・・・(笑)
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲上越線 水上

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7878.jpg
EF65形が置かれた近くでは、
「鉄道開業150年」のヘッドマークとともに
むかしの貴重な鉄道用品などの展示も
行われていました。
( ̄。 ̄)ヘー
左の時刻表は先ほど下車した上牧の駅にて
上越新幹線が開業する以前の
1982年(昭和57年)まで使われたもので、
急行「ゆけむり」など、
懐かしい列車名が記されています。
(ノ∀`)ナツカシス


“鉄道開業150年”という節目の年の「鉄道の日」で盛り上がった今秋 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・150ネソ】*:・゚\(゚▽゚*)。私も鉄ちゃんの端くれとして、何かそれを印象付ける記録を一枚でも残したいと思い、群馬の上越線へと駆けつけて撮影に臨んだ「EL鉄道開業150年号」ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
列車が正面気味に撮れる上牧のカーブで腰を据えて待ち、安定しない空模様に翻弄されつつも、カメラのファインダー越しに見た記念ヘッドマークを掲げるEF65形501号機の雄姿には思わず身震いがし ((((;゚∀゚))))ブルルッ!、あくまでも一マニアにすぎない趣味人としてですが、150年という鉄道が刻んだ歴史の重みに感慨深いものがありました +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。時間にあまり余裕がない日ではあったけど、やっぱりここまで撮影に来てよかったと思います (-`ω´-*)ウム。往路の片道が撮れただけでも、じゅうぶんに満足 (+`゚∀´)=b OK牧場!。

さて、次の大きな節目は50年後の2072年になる、“鉄道開業200年”ですか (o ̄∇ ̄o)ニヒャク。はたしてその時にはどんな趣向の記念列車が運転されるのでしょうね。今からそれを撮るのが楽しみです (゚∀゚)アヒャ☆(生きているかな?(笑))。


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211系の新前橋ゆきに乗って
水上をあとにします。
お、幕式の“上越線”表示だ。
(゚∀゚)オッ!
▲上越線 水上

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高崎で高崎線の上り列車に乗り継ぎ。
上野東京ライン経由で東海道線に直通する
沼津ゆきです。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
この列車に乗って都内へ向かえば、
夕方の用事には余裕を持って間に合いそう。
▲信越本線 高崎

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そういえば、
今朝に高崎の構内で見かけた
上信電鉄のデキ3形、
あさましくも有料撮影会の様子を
走る高崎線の車内から覗き見(?)したら、
(「゚ー゚)ドレドレ
DE10形やDD51形ディーゼル機関車、
EF64形電気機関車とともに並べられ、
チラッとだけ横顔が拝めました
(いちばん奥の黒いヤツ)。
|∀・)チラ
▲高崎線 高崎(車窓から)


水上1314-(上越740M)-新前橋1407~1410-(630M)-高崎1420~1428-(高崎1891E)-大宮1550~1557-(湘南新宿ライン2845Y)-新宿1629



ところで、鉄道開業150年を迎えた今秋にはもうひとつ、多くの鉄ちゃんが注目した大きな話題がありました。
それは、さいたま市にある大宮の「鉄道博物館」へ収蔵された、電気機関車のEF58形61号機(EF58 61)の展示開始 ε-(°ω°*)ロクイチ。


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独特な気高さが漂う“お召機”のEF58形61号機。
ファンが愛着を持って呼ぶ愛称は“ロクイチ”。
▲07.11 山手線(山手貨物線)池袋-大塚


当機は昭和時代に「お召列車」(おもに天皇陛下が御乗される列車)を牽引するための特別仕様で製造された電気機関車(お召機)で、丁寧に磨かれた艶のある美しい姿から *.+(0゚・∀・)ペカペカ+.*、“国宝級機関車”、“鉄道界の美術工芸品”などと称賛され、多くのファンを魅了した“名機中の名機”です (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
お召列車以外にもイベント列車などで活躍していましたが、重大な損傷が発覚した・・・との噂が囁かれるなか(私に真偽のほどはわかりませんが)、突如2008年に“事実上の引退”となる休車扱いに(当年以降は本線での運転実績が無し) ガ━━(゚д゚lll)━━ン!!。その後は長らく車両センター(東京総合車両センター)片隅の庫内で大切に保管されていましたが、鉄道開業150年を機に鉄道博物館での常設展示(静態保存)が進められ、去る10月30日より一般公開となりました (゚∀゚*)オオッ!!。
私はまだ見に行けていませんが、博物館の賑わいや自分自身の忙しさが落ち着いたらぜひ、“現役時代と変わらない気品ある美しさ”だという、“ロクイチ”のお姿をじっくりと拝みたいものです (*゚v゚*)ワクワク♪。


鹿児島本線・・・ED76形 貨物列車 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.09.24 鹿児島本線 
九州の赤い機関車が撮りたい
ED76形 貨物列車 撮影
 
 
前回からの続きです。

9月23日(2022年)の“秋分の日”に、佐賀県の武雄温泉(たけおおんせん)と長崎のあいだで、新たに開業した「西九州新幹線」(*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。
私はさっそく、開業初日の新幹線「かもめ」に乗り(下り一番列車の「1号」でなく、二番目の「3号」だけど)、初めて目にする新鮮な車窓風景を食い入るように眺めながら (*゚v゚*)ワクワク♪、わずか30分ほどの乗車を楽しんで、終点の長崎に到着します ( ̄▽ ̄)ナガサキ。
長崎では新幹線の開業を祝う様々なイベントが催されており、そのなかでもいちばんの目玉が航空自衛隊の「ブルーインパルス」による祝賀飛行 (゚ー゚*)ブルー。雨が降るあいにくの天気ではあったものの、長崎駅に停まる新幹線「かもめ」とその上空を飛ぶ「ブルーインパルス」による“夢の共演”をどうにか撮影できて w(*゚o゚*)wオオー!、開業日ならではのいい記録を残すことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
その後、手頃な宿泊施設が確保できなかった私は長崎を離れ、長崎本線の普通列車を上り方向へ乗り継いで東進 ...(((o*・ω・)o。宿泊地に選んだのは、佐賀県の東部に位置する鳥栖(とす)でした ( ̄  ̄*)トス。


9月24日(土)

鳥栖で朝を迎えた、旅の三日目(福岡への到着日を初日として)。
前夜は駅の様子が一望できる“トレインビュールーム”(列車が見えるお部屋)の窓から、ちょっと貴重な車両をたまたま目撃し Σ(゚∇゚;ノ)ノ マヤッ!?、その興奮がおさまらずに寝付けなかった ε-(°ω°*)ムフーッ!・・・なんてことはなく、ぐっすりと熟睡できて、今朝の目覚めはスッキリ (`・∀・´)シャキッ!。
予定どおりホテルを6時前にチェックアウトしたら、さっそく駅へと歩いて向かいます。


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前夜に到着した時はもう暗くて
全容がよくわからなかった鳥栖の駅舎。
明治44年(1911年)に建てられた
(改築された)、
歴史ある木造駅舎をあらためて眺めます。
(´ω`*)シブイ
▲22.9.24 鹿児島本線 鳥栖


前回の記事でも触れていますが、ここ鳥栖は鹿児島本線と長崎本線が分岐する駅で、博多方面へ向かう鹿児島本線の上り、熊本方面へ向かう同線の下り、そして当駅を起点に佐賀方面へ向かう長崎本線の下り、おもにその三方向の列車が発着します (・o・*)ホホゥ。
熊本も久しく行ってないなぁ・・・と思いつつ σ(・∀・`)ウーン…、私が乗り込んだのは、上り方向へ進む博多ゆき普通列車 コッチ…((((o* ̄-)o。


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鹿児島本線の博多ゆき普通列車は
赤いお顔が印象的な813系。
転換クロスシートなのが個人的に嬉しい。
(・∀・)イイネ

▲22.9.24 鹿児島本線 鳥栖


仕事で福岡への出張は少し前にあったけど、プライベートな鉄道旅では久しぶりに訪れた今回の九州 (*´∀`)ノ゙オヒサ。せっかくならこの機会に熊本や大分などにも足を伸ばして、いろんな路線をじっくりと巡りたいところですが (・∀・)イイネ、悲しいかな、旅費に乏しい私にそんな余裕はなく、それゆえ時間も限られています (´・ω`・)エッ?。


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テレビでみた天気予報によると、
今日の佐賀や福岡は“曇りのち晴れ”。
東の空にはきれいな朝焼けが見られました。
(゚∀゚)オッ!
なお、列車はただいま
鳥栖貨物ターミナル付近を走行中。
▲22.9.24 鹿児島本線 鳥栖-田代
(車窓から)


お金が無いのはわかるけど、時間も無いとはどういうことかというと ビンボー( ̄皿 ̄)ヒマナシ、今旅は開業初日の西九州新幹線に乗ることがいちばんの目的で、それに間に合わせるため前夜に駆け付けた往路では、東京の羽田から福岡まで大手航空会社(青いほう)の飛行機を利用 ⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ブーン。これが連休前の夜便だったため、早めに予約した割引料金(早割)とはいえ、それでも設定された運賃がけっこう高かった σ(・∀・`)ウーン…。それに加えて、当然ながら目当てである西九州新幹線(+連絡特急)の乗車券や特急料金もかかり、ふだんは「青春18きっぷ」や「休日お出かけパス」などを駆使し、“地べたを這いずりまわるような旅”(どんな旅だw)をしている私からしたら (( へ(へ´∀`)へカサカサ、ここまででかなりの出費です。これは抑えられるところはできるだけ、節制しなきゃいけない (´д⊂)ボンビー。


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太宰府天満宮に近い二日市は
駅舎が当宮を模した意匠となっており、
駅名標も鳥居の形をしています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.9.24 鹿児島本線 二日市
(車窓から)


そこで、九州から東京へと帰る復路では、大手航空会社ではなくLCC(格安航空会社)の飛行機とし、さらにそのなかでも比較的運賃が安めに設定された、三連休中日となる今日の15時に福岡から成田へ向かう便を選択 ( ̄  ̄*)エルシーシー。あまりゆっくり滞在できない中途半端な出発時間だけど、これはかなり助かる価格(諭吉さん一枚でおつりがくる)のエアチケットでした (´艸`*)オトク♪。ホテル選びの件といい、何ともみみっちい話ばかりでお恥ずかしい限りですが (^^;)ゞポリポリ、裕福でない一介のセロリーマン(サラリーマンねw)が趣味にかけられるお金ってそんなもんだと、個人的には思っています (-`ω´-*)ウム。
そのような理由から、私は14時ごろまでに福岡空港へ行かねばならず、今日の鉄道趣味(乗り鉄や撮り鉄)に与えられた時間が限られているのです (´ω`)ナルヘソ。


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博多で小倉ゆきの区間快速に乗り継ぎ
・・・って、
これは鳥栖から乗ってきた普通列車が
そのまま化けました。
(-h-)ドロン
▲22.9.24 鹿児島本線 博多


鳥栖から乗った普通列車は40分で博多着。
ここでさらに鹿児島本線を先へ進む、小倉ゆきの区間快速列車に乗り継ぐつもりでしたが σ(゚・゚*)ノリカエ?、車内の放送によると「区間快速の小倉ゆきをご利用のかたは、引き続きこの列車にご乗車ください」とのこと (゚∀゚)オッ!。終点で折り返したり、回送列車になったりせず、そのまま乗客を降ろさずに、運用の都合で違う行き先や種別の列車に変わることを、俗に鉄道用語で“化ける(ばける)”といいます (-h-)ドロン。今回の例だと鳥栖〜博多が普通列車の2126M、博多〜小倉が区間快速の3122Mで、“時刻表上では別列車”の扱い (*・`o´・*)ホ─。化ける列車はさほど珍しいものではないけど(関東だと小田急の列車が新松田などでよく化けますよねw)、知らずにこういうのに当たると鉄ちゃん的にはちょっと楽しい (゚∀゚)アヒャ☆。
そんな区間快速へと化けた列車にそのまま乗り続け ...(((o*・ω・)o、私が下車したのは博多からさらに30分ちょっと進んだ、東福間(ひがしふくま)。


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途中の香椎(かしい)で車窓から見えた
香椎線の蓄電池車両、BEC819系「DENCHA」。
非電化の当線は国鉄型キハ(ディーゼルカー)の
イメージがいまだに拭えない私にとって、
初めて見る「DENCHA」は不思議な感覚です。
(゚ー゚*)デンチャ
昨日(前記事)見かけた大村線のYC1系といい、
しばらくご無沙汰だと車両も変わるよね・・・。
( ̄  ̄;)ウラシマ…
▲22.9.24 鹿児島本線 香椎(車窓から)

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おなじ813系で二つの列車を乗り続け、
私がやってきたのは東福間。
(・ω・)トーチャコ
1978年(昭和53年)に開業した当駅は
近代的な橋上駅舎です。
▲22.9.24 鹿児島本線 東福間


鳥栖0603-(鹿児島2126M)-博多0645~0655-(3122M区間快速)-東福間0730

福岡と北九州の都市圏に挟まれた福岡県福津市。当地に所在する東福間は、昭和40年代から50年代にかけて宅地開発や団地の建設が進んだことにより、地域住民の陳情を国鉄が受けて開設された駅で、周囲は東京近郊に似た雰囲気の閑静な住宅街といった印象を受けます σ(゚・゚*)ンー…。


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歩いて目的地へ行く道すがら
渡った跨線橋には、
「日本国有鉄道 鹿児島本線」の
立派な銘板が見られました。
( ̄  ̄*)コクテツ

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その跨線橋から撮ってみた
811系の普通列車。
(^_[◎]oパチリ
右のほうに見える溜池のようなものは
魚を飼育・繁殖させるための
養魚池だそうです。
何を育てているのかな?
σ(゚・゚*)ンー…
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間
(後追い)


そんな街なみから、線路に沿った県道を東のほうへ20分ほど歩き進むと ...(((o*・ω・)o、やがて田畑などの農地が一帯に広がるのどかな景色となり、そこに敷かれた鹿児島本線の線路が確認できます (゚∀゚)オッ!。
この場所が私の目的地で、福岡の近郊にて鹿児島本線の列車が手軽にスッキリと撮れるという、当線屈指のメジャーな“お立ち台的撮影ポイント”です ( ̄。 ̄)ヘー。


0011.jpg
私がやってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
田園の築堤上を走る鹿児島本線の列車を
並行する道路の歩道などから狙えます。

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近くに設置された踏切が鳴ったので
とりあえず適当な位置でカメラを構えてみたら、
EH500形電気機関車が牽く上りの貨物と
813系の下り普通列車による離合シーンが
タイミングよく(?)撮れました。
【◎】]ω・)パチャ
“金太郎”(EH500形)は
九州にも活躍の場を広げています。
(゚ー゚*)キンタ
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間

0014.jpg
それにしても雲が多くて、
なんだかスッキリしない空模様だねぇ・・・。
(´〜`)ウーン…


福岡県北九州市の門司港(もじこう)を起点に、鹿児島県の鹿児島まで伸びる鹿児島本線(ただし八代〜川内は現在、第三セクターの肥薩おれんじ鉄道)。その北部の区間にあたる小倉と博多のあいだは、北九州と福岡の都市間輸送に奔走する近郊列車(快速や普通)や通勤特急の「きらめき」、日豊本線に直通して博多と大分をむすぶ特急「ソニック」、門司港から博多を経て長崎本線に直通する一部の特急「リレーかもめ」や「かささぎ」など、多種多様な列車が高頻度で運行されており、それらの列車をこの“東福間のお立ち台”では見ることができます (・o・*)ホホゥ。
なにか珍しい列車(マヤ検とかw)が運転されるような“ネタ情報”はとくに得ていないけど、たとえ定期列車だけだとしても東京在住の私にとっては、なかなか撮りに来ることができない九州の列車たちを記録するいい機会ですし (・∀・)イイネ、ここならば福岡空港へ向かうのにもアクセスしやすいと思い σ(゚・゚*)ンー…(東福間から福岡空港へは、鹿児島線と地下鉄を博多で乗り継いで、おおむね50〜60分くらい)、今日はこの場所に撮影へ訪れてみました (´ω`)ナルヘソ。


0015.jpg
曇天下でも鮮やかなオレンジ色が印象的な
783系“ハウステンボス色”(+みどり色)の
特急「きらめき」。
(☆∀☆)キラメキ☆
門司港・小倉〜博多をむすぶ当列車は
朝夕の通勤時間帯に運行される
“通勤ライナー”的な役割の特急列車で、
車両は長崎・佐世保線の特急
「みどり」や「ハウステンボス」と共通運用の
783系が使われています。
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間

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この区間でのエース的な存在といえば、
博多と大分をむすぶ特急「ソニック」。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
「音速」を意味する「ソニック(SONIC)」には
カーブを通過する際にも速度を落とさず、
車体を傾斜させて遠心力を軽減する
“制御振子式”を搭載した二形式が使われています。
車体色が青い883系を使用する当列車は
通称「青いソニック」。
(゚ー゚*)アオ
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間
(後追い)


景色がのどかな田舎のローカル線で、単行のディーゼルカーなどをのんびりと撮るのも風情があるけど (´ー`)マターリ、いろいろな種類の列車が次々にやってくる幹線(本線)での撮影もまた、図鑑のページをめくるようでマニア的に面白いもの ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。
とくにJR九州の特急列車は、短時間で立て続けにやってきた783系の“ハウステンボス色”や883系の「ソニック」(青いソニック)を見てもわかるとおり、ちょっと奇抜で独特なデザインや色づかいをしていて、目を楽しませてくれます (*´v`*)カラフル。


0017.jpg
同じく特急「ソニック」でも、
車体色の白い885系が使われるほうは、
通称「白いソニック」
(゚ー゚*)シロ
・・・ですが、
この885系はなんだか
車体の側面がにぎやかだぞ?
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


しかも、885系の特急「ソニック」(白いソニック)ではたまたま、一本しかない“ラッピング編成”が来てくれてラッキー (゚∀゚)オッ!。
これは西九州新幹線の開業にともない、長崎本線の特急「かもめ」で使われていた885系が、佐世保線の特急「みどり」(博多〜佐世保)の一部へコンバートされたことにあわせて(それまでの「みどり」は783系のみを使用)、佐世保市をはじめとする長崎県北部地域のPRを目的としたラッピング装飾を当系のうちの一本(SM10編成)に施したもので、車体の側面にはご当地の名所や名物がにぎやかに散りばめられています ( ̄。 ̄)ヘー。
なお、福岡の南福岡車両区に所属する885系は、「ソニック」、「リレーかもめ」、「みどり」、「かささぎ」などの各特急列車で共通に使用されており、長崎北部PRのラッピング編成だからといって必ずしも「みどり」だけに使われるわけではなく、今日は「ソニック」の運用に就いていました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


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0019.jpg
885系・SM10編成に施された、
長崎県佐世保市などのPRラッピング。
駅で停まっているときなどに
装飾をじっくりと眺めたら楽しそう。
(・∀・)イイネ
ちなみに“佐世保バーガー”をモチーフにした
ゆるキャラの「佐世保バーガーボーイ」
アンパンマンの作者である
やなせたかし氏がデザインされたそうです。
(゚ー゚*)バーガーボーイ…
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


そんな個性あふれる特急列車たちも魅力的だけど、やはり国鉄時代の古い車両、いわゆる“国鉄型車両”に関心の高い私が気になるのは、電気機関車がけん引する貨物列車 ( ̄  ̄*)カモレ。
鹿児島本線の福岡近郊(門司〜博多)では、本州と九州のあいだの物流を担う貨物列車が頻繁に運行されており、私がこの撮影地に着いて最初にチラ見した、JR型電気機関車のEH500形が現在の当区間では主力として使われているのですが (゚ー゚*)キンタ、なかにはまだ国鉄型の電気機関車で賄われている列車もあり、私が昨夜に鳥栖で撮影した貨物列車も国鉄型のEF81形のけん引でした ε-(°ω°*)ギンガマ!。私はあまり貨物の運用には詳しくないけど、どうやらEH500形は基本的に本州方面〜福岡貨物ターミナルの運用に留まっていて、それ以外の九州各地へと向かう列車にはEF81形などの国鉄型機が使われている模様 (*・`o´・*)ホ─。
そんなことを事前にチェックしてきて、特急列車などを撮りながらためしに待ってみると σ(゚・゚*)ンー…、やがて上りの小倉方向から赤い電気機関車の姿が見えてきました (゚∀゚)オッ!。


0020.jpg
コンテナが満載された長い編成の貨物列車を
先頭に立って力強く牽引する深紅の機関車。
国鉄型交流専用機 ED76形、今なお健在!
(゚ー゚*)ナナロク
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


ナナロク、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
昨夜の“銀ガマ”(EF81 303)ほどのインパクトは無いけど、濃い赤色に塗られたED76形電気機関車(ED76 83)が、コンテナを積載した貨車を引き連れて、ガシャガシャと轟音を響かせながら築堤上を走りぬけてゆきます。う〜ん、シブいなぁ (´ω`*)シブイ。
JR九州のコーポレートカラーが赤なので、九州は電気機関車も赤い!? (゚∀゚)アヒャ☆・・・というわけではなく(そもそも貨物列車を牽く機関車はJR貨物の所属だし)、この赤は“交流型機関車”を表す色です ( ̄  ̄*)コーリュー。現在は必ずしもその定義どおりではありませんが、国鉄時代の電気機関車(新性能電機以降)にはその走行可能な電源方式によって、直流電化路線で使われる直流専用機を“青”(青15号)、交流電化路線で使われる交流専用機を“赤”(赤2号)、そして直流と交流の両方に対応した交直両用機を“ピンク”(赤13号)に色分けされていました ( ̄。 ̄)ヘー(なお、ステンレス外板の“銀ガマ”は当初、関門間に限定した特殊用途だったために塗装が省かれたらしい)。JR型の機関車でもいちおう、直流機のEF210形やEH200形は青系となっていますが、交直両用機のEF510形やEH500形はピンクでなく基本的には赤系。そもそも近年は交流区間でも交直両用機が使われるケースが増えていて、もともと赤で表していた交流専用機は活躍の幅が狭まっています ( ´_ゝ`)フーン。
現在ある交流専用機は、北海道新幹線と共用となっている青函トンネル(海峡線)の通過が可能な特殊用途のEH800形と、東北地方のED75形、そして九州のED76形の三形式のみ (・∀・`)スクナイ…。そのうち後者の二形式が国鉄型の電気機関車なのですが、JR東日本に残されたED75形はおもに工事列車や配給列車、イベント色の強い臨時列車の牽引などに使われる程度で定期運用はなく、今も日常的に見られる国鉄型の交流機は九州のED76形だけといった状況です σ(゚・゚*)ンー…。つまり国鉄型の交流専用機が牽く貨物列車は今や、九州でしか見られない貴重なものと言えるでしょう ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。そして当形も安泰というワケでなく、後継機となるEF510形(300番台)が今年に落成し、試運転を行なっている段階です。
そんな、この先の去就が気になるED76形の引く貨物列車が実は、東福間の撮影ポイントを訪れた私のいちばんの狙いでした (^_[◎]oパチリ。


0021.jpg
築堤が小川を跨ぐ部分に見られた
煉瓦積みのアーチ橋は、
鹿児島本線の前身である九州鉄道が
1890年(明治23年)に
赤間と博多のあいだを開通した際に
架けられたもののようで、
歴史深い趣が感じられます。
(´ー`)シミジミ

0022.jpg
0023.jpg
そんなアーチ橋と列車を絡めてみようと、
適当に列車を待ってみたら、
たまたまやってきた門司港ゆき普通列車は
国鉄型車両の415系1500番台でした。
(゚∀゚)オッ!
常磐線に縁のある私にとって当系は
個人的にちょっと懐かしい印象を受けます。
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間
(後追い)

4151.jpg
4152.jpg
ちなみに私が福岡へ着いた一昨日の夜に、
博多では鋼製車の415系も見かけています

(^_[◎]oパチリ

どうやら西九州新幹線開業にともなう今改正で
この白い415系は引退してしまったようで、
私にとってこれが最後の撮影となりました。
(´・ω・`)ショボン
▲22.9.22 鹿児島本線 博多


お目当てだったED76形の牽く貨物列車が撮れたあとも、空港へ向かうにはまだ時間が早いので、もう少し撮影を続けます。
はじめは雲が多くてなかなか日が差さなかった当地の空模様ですが (≡"≡;*)モヤモヤ…、“曇りのち晴れ”の予報どおり、次第に雲が流れて青空が広がるようになってきたため (゚∀゚)オッ!、今度は列車の背景に空を広く入れてみようかと思い、低い位置の農道から築堤上の列車を見上げて撮るような目線のアングルへと移動 コッチ…((((o* ̄-)o。
そこで次にやってくるハズの特急列車を待ち構えていると、踏切の鳴動とともに現れたのは・・・え?また “ナナロク”!? Σ(゚∇゚*ノ)ノ エッ!?


0025.jpg
爽やかな秋晴れの空のもと、
“ナナロク”と“金太郎”が手をつないで
なかよくお散歩でしょうか?
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


じゅうたん、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
な、なんと、ED76形(ED76 1021)とEH500形(EH500-48)という新旧の電気機関車が二機つながって、築堤上をのこのこと走りゆくではありませんか ...(((o*・ω・)・ω・)o。重連単機回送、俗にいう“重単(じゅうたん)”ってヤツです (゚ー゚*)ジュータン(重連なのに単機とはこれいかに? (。A。)アヒャ☆)。これが機関車運用の都合などで定期的に設定されている回送列車なのかどうか分からないけど、少なくとも情弱な私はまったく把握していなかった想定外のサプライズでした w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。前夜の“マヤ検”に続いて、ここでも“鉄運”に恵まれたのか? ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。
ただ、次に来るハズの特急列車をサイドからの“流し撮り”で狙おうと考えていた私は、カメラの撮影設定をそれに合わせた遅めのシャッタースピードにしていて ( ̄- ̄*)ナガシ…、突然に現れたこの“重単”もそのままの“流し撮り設定”でカメラを振りながら対応したのですが【◎】]ω・´;)パチッ!、どうにかED76形の先頭部にはピントも振りもシンクロしたものの、後方のEH500形はややブレ気味・・・(´д`;)アウ…。できればこういう列車は流し撮りでなく、きっちりと写し止めたかったところです σ(・∀・`)ウーン…。まあ、珍しいもの(?)が知らずに撮れたのだから、贅沢なことを言っちゃいけないけど (^^;)ゞポリポリ。


0026.jpg
そのままズームしながら、
ED76形の横顔もアップでパチリ。
(^_[◎]oパチリ
凛々しくてカッコいいんだけど、
交流機は基本的に
前側のパンタグラフを上げないので、
先頭部だけを切り取ったような撮り方は
何となくビミョーな絵に感じてしまうのは
私だけだろうか・・・。
( ̄▽ ̄;)ビミョー…
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


ED76形を先頭にした“重単”とは、なんとも意表を突かれた展開でしたが、このローアングルでの流し撮りで私が狙いたかった、ホントのターゲットはこちらの特急列車でした (*`・ω・´)-3フンス!。


0027.jpg
風を切って疾走する、蒼い特急。
▲22.9.24 鹿児島本線 東郷-東福間


青いソニックが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
そう、先出した883系の特急「ソニック」(゚ー゚*)ソニックヘッジホッグ。このシャープなスタイルとメタリックブルーのカラーリングが絶妙にマッチしたデザインは、まるで“ダイキャストのミニカー”か“超合金ロボット”でも見ているかのような、“昭和時代の少年”(ワタクシのことね)の好奇心をくすぐるカッコよさが感じられ (*゚∀゚)=3ハァハァ!、いつか機会があればコイツを魅力的に撮ってみたいと思っていたのです 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
「SONIC(ソニック)」の名にふさわしい華麗な走りっぷりは、同じシャッタースピードの設定で撮ったED76形の写真と見比べてみると道床や背景の流れ方が歴然で、その速さをファインダー越しに実感した緊張度の高い撮影でした (`・v・´;)ドキドキ。どうにか狙い通りに写し止めることができてよかった ε-(´∇`*)ホッ。


0028.jpg
撮影に訪れたのはお彼岸のころで、
築堤近くの農道には
ちょうど見ごろを迎えた赤いヒガンバナが
鮮やかに咲いていました。
(゚ー゚*)リコリス
▲22.9.24 鹿児島本線 東福間-東郷


福岡を15時に出る中途半端な時間帯の飛行機へ乗るため、限られた時間で鹿児島本線の撮影に訪れた東福間の“お立ち台”。
ここでは何か珍しい列車が来ることを期待していたわけでなく、定期で運行されている特急列車や貨物列車などが記録できればそれでじゅうぶんだと考えていましたが σ(゚・゚*)ンー…、885系「ソニック」の“佐世保ラッピング”やED76形とEH500形による“重単”など思わぬ収穫もあって (゚∀゚*)オオッ!、一か所にずっと留まっての撮影だったものの、存分に楽しむことができました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

さて、この辺でそろそろ撮影を切り上げて、福岡空港に向かうとしますか ...(((o*・ω・)o。


0030.jpg
811系の久留米ゆき区間快速に乗って
東福間をあとにします。
朝は曇っていたけど、
すっかりいいお天気となりました。
▲22.9.24 鹿児島本線 東福間

0031.jpg
東福間から30分ほどで博多に到着。
12時半、ちょうどお昼時か・・・。
σ(゚・゚*)ンー…
ちなみに右のほうに見える異色併結の列車は
先ほどの東福間では「きらめき」として撮った
「ハウステンボス」と「みどり」の783系。
▲22.9.24 鹿児島本線 博



東福間1158-(鹿児島3225M区間快速)-博多1227


0900.jpg
九州を離れる前に
博多でいただくお昼ゴハンはもちろん
お決まりの博多ラーメン。
こってりとしたとんこつスープが細麺に絡む
特有の美味しさを堪能します。
メンラー(゚д゚)ウマー!

0032.jpg
博多から福岡空港までは
福岡市営地下鉄の空港線でわずか5分。
福岡は空港が近くてとても便利です。
(o ̄∇ ̄o)チカイ♪
▲22.9.24 福岡市営地下鉄空港線 福岡空港


博多1335-(福岡市営地下鉄空港線56)-福岡空港1340

西九州新幹線の開業に合わせて、初秋の三連休に訪れた九州の鉄道旅 ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ! 。
記事内でも触れたように、武雄温泉と長崎のあいだのわずか66キロ、乗車時間が30分の西九州新幹線ですが ( ̄ω ̄;)ミジカイ…、あくまでも個人的にはここを乗り潰すことで鉄道旅客路線完乗(鋼索線を除く)のタイトルを保持することができ、距離や乗車時間以上の達成感と満足感がじゅうぶんに得られました (´ー`)シミジミ。ブルーインパルスによる祝賀飛行があいにくの雨天だったのは残念だったけど、悪天候のなかで飛行してくれただけでもありがたかったし、この状況もまたリアルな開業日の記録だと思います (-`ω´-*)ウム。
そして西九州新幹線の初乗車を目的とする今旅はどちらかというと、“撮り鉄”より“乗り鉄”のほうがメインになると考えていましたが、新幹線「かもめ」や観光列車「ふたつ星」の出発式などが見られ (゚∀゚)オッ!、宿泊地に選んだ鳥栖では“銀ガマ”(EF81 303)や“マヤ検”(マヤ34)との遭遇 (゚∀゚*)オオッ!!。そして今記事でお伝えした東福間のお立ち台では、ED76形+EH500形の“重単”が撮れるなど (*゚∀゚*)オオオーッ!、図らずもいろいろと嬉しい“鉄運”に恵まれて、“撮り鉄”のほうでも存分に楽しめました ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。
また、長崎のちゃんぽんや鳥栖の焼き鳥(記事にはしませんでしたが)、博多ラーメンなど、各地でちょこちょこと美味しい名物も堪能。慌ただしくも充実した、いい旅ができたと思います ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

ちなみに、今旅で西九州新幹線の完乗は果たせましたが、来年(2023年)の3月には福岡市営地下鉄の七隈線(ななくません)が天神南から博多まで延伸開業する予定 ( ̄△ ̄;)エッ…(なお、延伸距離はわずか1.4キロw)。それを乗りにまた九州へ行かなきゃなぁ(笑)


0033.jpg
福岡から成田まで
☆のマークの飛行機にお世話になります。
LCCだけどサービス面で気になるところはなく
快適な空の旅でした。
⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ブーン


福岡空港1510-(GK508)-成田空港1700


0035.jpg
LCCの飛行機が着く
成田空港の第3ターミナルは
成田線の空港第2ビルが最寄駅。
東京方面の総武快速線に直通する
快速列車が来るかと思いきや、
成田空港発ではちょっと珍しい
209系の千葉ゆき普通列車でした。
(゚ー゚*)マルキュー
▲22.9.24 成田線 空港第2ビル


空港第2ビル1736-(成田1458M)-千葉1825~1830-(総武快速1842F)-東京1908



西九州新幹線・・・「かもめ」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.09.23 西九州新幹線 
ブルーインパルスも翔んだ日!
新幹線「かもめ」 撮影
 
 
前回からの続きです。

9月23日(2022年)の“秋分の日”に、佐賀県の武雄温泉(たけおおんせん)と長崎のあいだで、新たに開業した「西九州新幹線」(*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。日本国内の“旅客鉄道全路線の完全乗車(完乗)”を常に目標として掲げている私はさっそく、開業初日の列車に乗るために九州へと駆けつけます ε=┌(*゚д゚)┘イクゼ!。
記念すべき開業一番列車(下り)となる、新幹線「かもめ1号」の指定券は残念ながら取れなかったけれど (・ε・`)チェ、次発の「かもめ3号」の座席を確保できた私は、博多からの連絡特急「リレーかもめ」と新幹線「かもめ」を武雄温泉で乗り継ぎ、初乗車となる西九州新幹線の乗り心地を味わいつつ、目に新鮮に映る車窓風景を堪能 ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。路線の実距離が66キロ、わずか30分弱の乗車時間はあっという間のひと時で、ちょっと物足りなさは感じたものの σ(・∀・`)ウーン…、開業日ならではの独特な雰囲気を楽しみながら、長崎に到着しました (・ω・)トーチャコ。


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長崎到着後に30分ほど列へ並び、
無事に購入することができた、
「西九州新幹線 開業記念きっぷ」。
(*・∀・)つ[キップ]
長崎から諫早までの乗車券・自由席特急券が
記念台紙にセットされています。
(・∀・)イイネ

0001.jpg
次に私が探したのは地方紙の新聞。
地方の鉄道路線の開業はたいてい、
全国紙より地元紙のほうが
大きく取り上げるケースが多いんです。
どーんと見開き一面の特別装丁で
新幹線の開業をお祝いする長崎新聞さん、
気合い入ってますね!
(゚∀゚*)オオッ!
ついでに新幹線開業記念デザインの
缶ビールも見つけたので
いっしょに買っちゃいました。
(o ̄∇ ̄o)ビア


平和記念公園や出島、グラバー園などの歴史的な名所や、山上から街なみが一望できる稲佐山展望台など、観光地として人気の高い長崎ですが ( ̄▽ ̄*)ナガサキ、今旅の私は長崎を目的地として訪れるというより、長崎へ向かう西九州新幹線に乗ることがいちばんの目的であり、ぶっちゃけ、到着してからの行動はほとんどノープランです ( ̄∀ ̄)ヒマ?。


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新幹線の開業にともなって、
大規模なリニューアルが行なわれた長崎駅ですが、
実はまだ東側の駅前はこのような状態で、
いまなお整備工事が進められています。
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…
これが計画どおりなのかは分かりませんが、
“間に合わなかった感”の印象は
否めませんよね・・・。
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎

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ちなみにこちらは
今から25年前に訪れたときに撮った
ひと昔前の長崎駅。
大きな三角屋根と見事なステンドグラスが
記憶に残る名駅舎でした。
(´ω`)ナツカシス
▲97.3 長崎本線 長崎


西九州新幹線の指定券が取れて長崎に行くことを決めた当初は、大村湾の海沿いを走る大村線(諫早〜早岐)か、島原半島のローカル私鉄・島原鉄道(諫早〜島原港)あたりで、撮り鉄をしようかと考えていたところ ( ̄  ̄*)トリテツ、そこへ飛行機好きの友人から教えてもらったのが、新幹線の開業を記念して当日に長崎の空を飛ぶという、航空自衛隊の演技飛行チーム「ブルーインパルス」のこと ヾ(゚ω゚)ブルー。
私は鉄道マニアの“鉄ちゃん”であって、飛行機好きの航空ファンではないけど、西九州新幹線の開業記念と言う名目でブルーインパルスの演技飛行が行なわれるのならば、それをできれば新幹線と絡めて記録したいもの (・∀・)イイネ。ちなみに私は北海道新幹線の開業や昨年の東京五輪開会日のときにも、鉄道の駅や列車とともにブルーインパルスを撮っています (^_[◎]oパチリ。
そうすると大村線や島原鉄道へ行くのは時間的にキビシくて諦めなくてはなりませんが、今日はやはり今日しか撮れない開業日ならではのシーン(祝賀飛行)を優先することとしました (-`ω´-*)ウム。
ただ、今はまだ9時で、ブルーインパルスが飛ぶのは昼過ぎの13時半ごろの予定。それまでどうしようかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


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市民や観光客の足として
長崎の街なかを走る長崎電機軌道
古い形の電車が多く残されていて、
趣味的に魅力ある路面電車です。
(´ω`*)シブイ
ちなみに二枚目の写真の左手は長崎駅で、
そこををよ〜く見ると、
ホームに停まる「かもめ」の鼻先がちらっと
写り込んでいます(笑)
|∀・)チラッ
▲▲22.9.23 長崎電気軌道1系統 五島町-長崎駅前
▲22.9.23 長崎電気軌道3系統 長崎駅前-桜町

1007.jpg
駅から私が歩いてやってきたのは
こんなところ。
“生目八幡宮”と彫られた石柱の横から
上のほうへ石段が伸びています。
σ(゚・゚*)ンー…

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石段を上がった先に建てられている
生目(いきめ)八幡宮。
眼病にご利益があるといわれ、
目の神様として親しまれているお宮です。
PCやスマホなどで目を酷使する昨今、
軽くお参りしてゆきますか。
( -人-)” パンパン
そして鳥居の右手のほうにはまだ
石段が続いていますね・・・。


ふつうの観光客ならとりあえず、駅に近い出島か眼鏡橋あたりを目指すのではないかと思われますが (゚ー゚*)デジマ、私はそれらがあるのとは逆に、路面電車(長崎電機軌道)の線路が併設された駅前通りの新浦上街道を北のほうへ進行 コッチ…((((o* ̄-)o。駅から歩いて数分ほどの宝町(たからまち)の停留所付近では、街道の上を新幹線の真新しい高架橋がオーバークロスしており、そのすぐ脇の路地には丘の上の神社(生目天満宮)へと通じる細い石段が確認できます (゚∀゚)オッ!。
実は先日にネットのニュースで目にした西九州新幹線の記事に、長崎の街なかで撮られたと思われる新幹線の写真が添えられており σ(゚・゚*)ンー…、ちょっと気になって地図アプリで位置を調べてみると、その場所がどうやらこの石段を上がった神社のあたりだと判明 (*-∀-)ホゥ。長崎駅から近そうなので、ためしに向かってみたのです ...(((o*・ω・)o。
神社に一礼し、その石段を上がり切ったところからの眺めは・・・(「゚ー゚)ドレドレ


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1010.jpg
神社の脇からさらに石段を進むと
パッと視界が開けるところに出ました。
高架の先のほうに見える長崎駅は
写真に向かって左が新幹線ホーム、
右が在来線のホームです。


おお!新幹線の線路がよく見えるぞ!(゚∀゚*)オオッ!
ここは西九州新幹線のなかでいちばん長い、長崎トンネル(7,460m)の長崎側出口付近に位置し(前記事の乗車記で「ここに出るのか!」と驚いたところ)、丘の上の高台からは新幹線の高架線と、その先にある長崎駅の構内がスッキリと望めます (・∀・)イイネ。街を囲む山の斜面にも住宅地や生活道路が形成され、坂や階段の多さから“坂のまち”として知られる長崎ですが、ここはそんなご当地らしい地形が与えてくれた、絶好の“新幹線ビュースポット”ではないですか (o ̄∇ ̄o)ビュー。
ちなみに、数人おられた先客のうちの一人は、すぐご近所にお住まいの地元のかただそうで、新幹線が開業したらここから撮るのを楽しみにしていたとのこと (*´v`*)ワクワク♪。そのお隣で私もさっそくカメラを構えさせていただきます。


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1012.jpg
かもめ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ちなみにこの新幹線が中途ハンパなカット、
在来線ホームのほうに目をやると
ちょうど長崎本線の普通列車(キハ47形)が
長崎のホームを発車したところでしたが、
惜しくも新幹線の先頭車(最後部)と
一枚に収まるタイミングにはなりませんでした。
(≧ω≦)オシイ!
(二枚目はキハの部分だけを切り取って、
クローズアップしたもの)
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)

1013.jpg
トンネルを抜けて街なかに姿を現した
西九州新幹線「かもめ」が、
まもなく終点の長崎に到着します。
(キハのお顔はもう建物に隠れちゃったw)
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)


かもめが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
天気予報どおりのどんよりとした曇天のもと、緩やかなカーブの高架線をカモメが舞うように(?)走りゆく、西九州新幹線「かもめ」のN700S8000番台 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。丘の上の石段から見下ろすアングルは高架橋側面の防音壁もクリアできる高さで、白い車体の裾部に施された当番台の特徴的な赤いラインも隠れずにちゃんと見えています (^_[◎]oパチリ。
街なかの景色なのでゴチャゴチャ感は否めないけど、長崎駅から歩いて行ける程度の近場で新幹線の走行写真がスッキリ撮れると考えれば、この場所はなんとも手軽で好ましい ъ(゚Д゚)ナイス。


1014.jpg
到着した下り列車と入れ替るようにして、
今度は武雄温泉方面へ向かう上りの「かもめ」が
長崎をあとにします。
ちなみに駅の背後に見える橙色の玉っころは
長崎港の大波止場にある
ドラゴンプロムナードという施設の
シンボルだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早


開業を迎えて、今日から長崎の景色に加わった新幹線「かもめ」。いまはまだ当然ながら目新しくて新鮮に感じますが、すぐに馴染んでこの街に溶け込むことでしょう (-`ω´-*)ウム。駅の横に建設中のビル(駅ビル?)も、新幹線が開業した時にはこんな状態だったという、いい記録になったかな?(笑)。数年後にまたこの高台へ撮影に訪れてみたら、そのときは違った眺めになっているかもしれませんね。


1015.jpg
もう少し街の様子を入れたくて、
先ほどよりもアングルを引いてみました。
(^_[◎]oパチリ
この画だと新幹線と新浦上街道の交差が
よくわかるかと思います。
また、小さくですが左のほうに
路面電車がちょろっと写り込んでくれたのは
嬉しいタイミング。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲22.9.23 西九州新幹線 長崎-諫早
(後追い)


ところで新幹線というと、東海道・山陽新幹線や東北・上越新幹線などは数分おきに列車がバンバン走っている印象ですが(とくに首都圏近郊などの都市圏では)バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ、西九州新幹線の日中時間帯は上下の定期列車がそれぞれ“一時間に一本程度”の運行となっています (´ー`)マターリ。
ここでは一時間半の滞在で、お見せした写真のとおり三本(下り2、上り1)の列車を撮って、私は撤収しました (´w`*)ドツカレサン。

時間的にそろそろ、ゴハン屋さん(飲食店)が開くころかな? (›´ω`‹ )ハラヘタ


1016.jpg
いろいろと魅力的な名物料理が多い長崎で
私が昼食に選んだのは“ちゃんぽん”。
(´▽`*)チャンポン♪
コクがありながらあっさりとしたスープに
もちもちのちゃんぽん麺が絡み、
野菜と魚貝がたっぷりの具材も楽しめて
とても美味しくいただきました。
(゚д゚)ウマー!
ちゃんぽんは東京でもたまに
チェーン店で食べるけど(リ〇ガーねw)、
やっぱり本場の味は違うなぁ。


石段の撮影ポイントから駅のほうに戻り、昼食をとってお店を出ると・・・ありゃ、雨が降っとる 、ヽ`┐( ̄  ̄;)アメ。
先述したとおりこのあと13時半からは、ブルーインパルスによる祝賀飛行が行なわれることになっているのですが、その前に雨が降り出してしまいました。曇りの予報だったので晴天の青空は期待していなかったけど、雨になるとはなぁ・・・(・ε・`)チェ。やはり「長崎は今日も雨だった」!? (* ̄0 ̄)θ< アアアア〜♪(ちなみにちょいとネットで検索してみたけど、長崎はほかの土地に比べて特段に雨が多いってワケではないらしい)。
はたしてブルーインパルスはこの天候でも、予定どおりに飛んでくれるのだろうか (゚ペ)ウーン…。


1017.jpg
ブルーインパルスを撮る場所を探す前に
まずは新幹線の発車案内標をチェック。
13時45分発の「かもめ32号」(下段)は
12番ホームかぁ・・・。


雨が降るなか、ブルーインパルスの飛行時間が近づくにつれて、駅まわりの広場には続々と見物する人が増えてきました ...λλλλ ...λλλλ。
さて、できれば新幹線と絡めて撮りたい私はどうすっかなぁ・・・ σ(゚・゚*)ンー…。先ほどの石段を上がった高台からもブルーインパルスはよく見えると思うけど、走っている新幹線と空を飛ぶブルーインパルスをひとつのフレームに収めるのは至難の業・・・というか、奇跡的なタイミングでしょう ヾノ・∀・`)ムリムリ。ここは手堅く新幹線が駅に停まっているところを狙うのが無難で、それならばガラス張りの新幹線ホームがよく見える、長崎駅の東口あらため「かもめ口」の広場がベストでしょうか (´ω`)ウン。


1018.jpg
長崎駅東側の「かもめ口」の広場からは
ホームに停まる新幹線「かもめ」が
ガラス越しによく見えます。
スケスケ( ̄▽ ̄)スケルトン
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


駄菓子菓子(だがしかし)、一時間に一本程度と運転本数が多くはない西九州新幹線の「かもめ」さん。長崎の上空で演技飛行を行なうブルーインパルスは13時30分から13時50分まで20分間の予定で、その間の長崎駅に新幹線が停車しているのは「かもめ25号」で13時24分に到着し、折り返し「かもめ32号」となって13時45分に発車する一本のみ (・o・*)ホホゥ。これだけを見れば13時30分から45分までの15分間がリンクしていて時間的には良いように思えますが (゚∀゚*)オオッ!、問題は駅のホームの“着発番線” (´・ω`・)エッ?。
長崎の新幹線ホームは二面四線の構造で、乗り場の番線が11から14まで四つあり、そのうち“かもめ口”の広場から新幹線がよく見えるのは窓側に位置する“14番線”なのですが、件の「かもめ32号」が発車するのは内側の“12番線”・・・これだと広場からは新幹線の姿がよく見えません (-ω-;*)ミエナイ。
そこで私がためしに向かってみたのは、“かもめ口”とは反対側にあたる、西口あらため「いなさ口」(長崎駅の西側にある稲佐山が由来)コッチ…((((o* ̄-)o。こちらは新幹線ホームの手前に在来線ホームがあるものの、駅に直結したイベントホール(出島メッセ長崎)の二階デッキが高架ホームと同程度の高さになっていて、そこからは12番線に停まっている新幹線の姿がどうにか確認できます (「゚ー゚)ドレドレ。


1019.jpg
1020.jpg
私がやってきたのは、
長崎駅西側の「いなさ口」。
こちらはイベントホールのデッキから、
12番線ホームに停まっている新幹線が
かろうじて見えます。
σ(゚・゚*)ンー…
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎


“かもめ口”の見え方に比べたら、なんともビミョーなアングルだけど σ(・∀・`)ウーン…、新幹線が写らなきゃ意味がないと割り切り、私はここでブルーインパルスの飛来を待つこととします m9(`・ω・´)ケッテー!。ちなみに、新幹線にこだわってアングルを模索したものの、そもそも私にはブルーインパルスがどっちの方向から飛んでくるのか、よくわかっていないんですけどね (^^;)ゞポリポリ。
やんでほしいと願うも、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返しながら降り続くなか ザアアァァ…:il!:il|(´д`;)!l|il:|;、やがて12番線ホームには定刻の13時24分に「かもめ25号」が到着 (・ω・)トーチャコ。予定どおりなら、もうまもなくブルーインパルスが飛んでくるハズ (`・v・´*)ドキドキ・・・ですが、開始予定の13時30分を過ぎても上空に姿は見えません (゚ー゚?)オヨ?。天候確認などで遅れているのかな・・・。機体同士の距離感がシビアな演技飛行を行なうため、視界が悪かったら中止になることもありえるでしょう σ(・ω・`)ウーン…。
そんな不安がよぎるなか、雨天の空を見上げて10分くらいが過ぎたころ、突如、“キーン”っという飛行音とともに、スモークをなびかせた6機の編隊が弧を描いて颯爽と現れました (*゚ロ゚)ハッ!!。


1021.jpg
高架下で雨宿りしながら
多くの人が見上げる鈍色の空に、
墨字のごとく引かれた一筆。
西九州新幹線開業日の長崎へ
ブルーインパルスがやってきた!
▲22.9.23 長崎本線(西九州新幹線) 長崎


ブルーインパルス、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ザーザーってほど激しくはないものの、しとしとと秋雨がそぼ降るような悪天候でも、新幹線の開業に花を添えるため、長崎の空を華麗に舞うブルーインパルス バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。その姿を目にした観衆からはいっせいに歓声が湧き上がります w(゚0゚*)w オオォー!!。おお〜!かっこいい!。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ブルーインパルスが飛んできた方向を目視で確認すると、手早くカメラを構えてパチリ【◎】]ω・´)パチッ!。角度的に新幹線の先頭車は見切れてしまいましたが、なんとか中間車の白い車体とブルーインパルスをひとつのフレームに収めることができました ε-(´∇`*)ホッ。言われなきゃ新幹線ってわからない気がするけど、まあ、こんなもんかなぁ・・・σ(゚・゚*)ンー…。ブルーインパルスはまた旋回してくると思われるので、もういっちょ狙ってみるか (*`・ω・´)-3フンス!。
ただし、12番線ホームに停まっている「かもめ32号」は13時45分発 ( ̄△ ̄;)エッ。当初の予定でブルーインパルスの飛行は13時30分からとなっていましたが、実際は10分ほど遅れたことにより、飛んできたのが13時40分ごろ。新幹線とは5分しか時間が合わなくなってしまい、ブルーインパルスが再び現れる前に「かもめ32号」は定時に発車してしまいますた ヽ(´д`;)アア…。手元の時刻表によると次に長崎のホームへ新幹線が入線するのは、14時28分着の「かもめ29号」(これも12番線)。この時間だとブルーインパルスの飛行は、もう終わっているでしょう (´・ω・`)ショボーン。
新幹線といっしょに撮れないのならば、アングル的にビミョーな“いなさ口”のデッキにいる意味はなく、私はまわりが広々としている“かもめ口”広場のほうへ移動して、引き続きブルーインパルスを撮ることにします コッチ…((((o* ̄-)o。


1022.jpg
“かもめ口”のほうから見た
ブルーインパルス。
新幹線の開業に伴ってリニューアルされた
新しい長崎駅の上空を
祝賀飛行の航跡がまっすぐと伸びます。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


ヴォールト状の白いドーム天井とガラス張りの壁面が特徴の新幹線ホーム、その上を今度は直線的にブルーインパルスの編隊が飛んでゆきます バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。
アングルとしてはやっぱりコッチ側(かもめ口広場)のほうが、バランスよくまとめやすい感じ (^_[◎]oパチリ。願わくばこのガラス窓の向こうの14番線ホームに、新幹線が停まっていたらベストなのになぁ・・・σ(・∀・`)ウーン…
などと、歯がゆく思っていると・・・(=゚ω゚=*)ンン!?


1023.jpg
長崎駅に滑り込んできた新幹線「かもめ」。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
空をよく見ると左のほうにはかすかに
スモークの名残りが分かります。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎


シンカンセン、キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!!!
な、なんと、目の前の高架線に下りの新幹線がやってきて、しかも、ガラス窓側の14番線ホームへ静々と入ってゆくではありませんか!...(((o*・ω・)o
え!?何コレ?こんな時間に長崎へ到着する新幹線があったっけ? エッ!?(゚Д゚≡゚Д゚)エッ!?。よく状況を理解していなかった私は最初、ブルーインパルスの演技飛行に合わせて、わざわざJR九州がここへ新幹線を入線させる“粋な計らい”なのかと思いましたが ъ(゚Д゚)ナイス、もちろんそんなわけはなく、あとで飛行が終わってから落ち着いてよく確認してみると σ(゚・゚*)ンー…、定期列車の時刻表とは別枠に掲載されていた“臨時列車”の欄に、長崎へ13時48分に到着する「かもめ83号」というのがあるじゃないですか (; ̄▽ ̄)ア…。臨時列車を見落としていたとはまったく、鉄ちゃんとしてお恥ずかしいかぎり (^^;)ゞポリポリ。


8888.jpg
臨時列車情報に掲載されていた
「かもめ83号」は長崎に13時48分着。
この列車だったのかぁ〜。
なお、折り返しは回送列車となるようで
長崎駅の発車案内標には表示されませんでした。


でも、ホントに知らなかっただけに、突如として現れた「かもめ」は思いがけないサプライズとなり Σ(゚∇゚*ノ)ノ エッ!?、しかも例の14番線ホームに停まるなんて、私のテンションは爆上がり (ノ゚Д゚)ノ オオオオォォォォォォ━━━ッ!!。
そしてブルーインパルスの演目は、まだ残されているハズです (*゚v゚*)ワクワク♪。


1024.jpg
ガラス窓越しに見える新幹線「かもめ」と
長崎の空を飛ぶブルーインパルス、
二者による“夢の共演”が今ここに実現!
・:*:・:(*゚Д゚*)キタコレ:・:*:・
どんよりとした曇天でも、
開業日ならではの華やかなシーンが
繰り広げられました。
▲22.9.23 西九州新幹線(長崎本線) 長崎

1025.jpg
1026.jpg
なお、今回お見せしたカットは、
先に「ONE-shot」でご紹介したものとは別の写真で、
アングルはほとんど変わりませんが、
ブルーインパルスの隊形が違うようです。
(*・`o´・*)ホ─
私はあまり詳しく知らないけど、
上が先日の「ONE-shot」、下が今回の写真、
それぞれブルーインパルスの部分を切り取って
クローズアップしてみました。


かもめとブルーのコラボが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
「かもめ83号」の到着後にも数回、駅の上空をパスしてくれたブルーインパルス バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ。“かもめ口”の広場から望む新幹線「かもめ」とのコラボレーションは、こう撮れたらいいなと思い描いていた私の理想の画に近いものとなりました
(^_[◎]oパチリ。これは本当に嬉しくて、雨が降りしきるなかで待った甲斐があります ・:*:・(゚ノ∀`゚)゚ヨカッタ・:*:・。。
私の隣にいらして、大きなバズーカーのような望遠レンズ(800ミリくらい?)でブルーインパルスを撮られていたオジサマによると、昨日(22日)に同地で行われた予行演習は晴天のいいお天気だったそうで、「雨の今日より、昨日のほうがよかったよ」とおっしゃっていましたが ヽ(゚ω゚)ハレタノ、たしかに晴天は羨ましい条件だけれど、私にとっては新幹線開業日の今日という日を記録したかったので、それがあいにくの雨天であっても納得できるというもの (-`ω´-*)ウム。
ちなみによく考えてみると、もしも今日が雨天でなく晴天となり、予定通りのスケジュール(13:30~13:50)でブルーインパルスの飛行が行われていたとしたら、長崎駅の14番線へ13時48分に到着する「かもめ83号」とは2分間しか時間がリンクせず、ひょっとしたら両者のコラボが見られるのは際どかったかもしれません σ(゚・゚*)ンー…。それが10分遅れの飛行となったことで、二度も実現(ONE-shotのカット今回ご紹介したカットの二枚)
(゚∀゚*)オオッ!。私が適当に“いなさ口”から“かもめ口”へと移動したことも含め、奇跡とは言わないまでも、偶然に偶然が重なったような展開で撮ることができた「ブルーインパルス×かもめ」の記録でした ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪
悪天候のため演目のプログラムを縮小し、空に円を描く「サクラ」や、放射状に飛行機が広がる「サンライズ」などの演技飛行は行われず、素人目には編隊飛行で上空を数回パスしたのみだったように見えましたが σ(・∀・`)ウーン…、それでもこの状況で飛んでくれたブルーインパルスには感謝のひと言に尽きます <(_ _*)>アリガ㌧。


1027.jpg
ありがとう、ブルーインパルス。
雨だったけど、中止にならなくてよかった。
ε-(´∇`*)ホッ

1028.jpg
“ブルーとかもめのコラボを撮る”という
難しいミッションをどうにか果たせて、
打ち上げの祝杯!
カンパーイ♪(〃゚∇゚)ノC凵☆
ビールのお供にいただくのは、
新幹線「かもめ」をイメージした大アナゴ天。
なかなか面白い発想じゃないですか(笑)
(゚∀゚)アヒャ☆
大根おろしの先頭車に付けられた
揚げ茄子のヒラヒラ(?)は
スピード感を表わしているのかな?


さて、西九州新幹線に乗った。記念きっぷが買えた。ブルーインパルスを撮った。ちゃんぽんも食べた。アナゴで一杯やった・・・新幹線開業日の長崎でやりたいことは、個人的にもうじゅうぶんできたので、そろそろ引き上げるとしますか (´ー`*)マンゾク。
え?せっかく来たのに、長崎で泊まらないのかって? (´・ω`・)エッ?。いや、はじめは私も当地で宿泊しようかと考えていたのですが、きょうは“秋分の日”の祝日で三連休の初日。しかも新幹線の開業をお祝いする各種のイベントが街なかで行われており、長崎市内の宿泊施設は手頃なところがどこも満室、満室・・・( ̄  ̄;)マンシツ…。一流ホテルのスイートルームなら空きがあるようだけど、ボンビーな私にはとても手が出せるお値段ではありません (´Д⊂ムリポ。それならばもう、やりたいことをやった長崎にこだわらずとも、泊まるのは別の街でもいいかと思い (´σД`)マ、イッカ、これから移動することにします ...(((o*・ω・)o。
来たときは新幹線でしたが、今度は在来線の改札へ入場。


1029.jpg
長崎本線や大村線(への直通)の列車が
発着する在来線ホーム。
そこに停車していたのは・・・
お!観光特急の「ふたつ星」じゃん!
(゚∀゚)オッ!
▲22.9.23 長崎本線 長崎

1030.jpg
本日より運行を開始した「ふたつ星4047」。
その出発式の様子を見ることができました。
(^_[◎]oパチリ
(つま先立ちをして撮ったので
写真がブレちゃったけど・・・^^;)
きょうは博多での「リレーかもめ1号」
武雄温泉での新幹線「かもめ1号」
そしてこの長崎での「ふたつ星」、
いろんな出発式に出くわすなぁ・・・。
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
(ホントにたまたまなのよw)
▲22.9.23 長崎本線 長崎


新幹線の開業にともない、一昨年(2020年)に在来線のほうも高架化とリニューアルが行われた長崎駅 (・o・*)ホホゥ。その高架ホームへ上がるとそこに停車していたのは、本日より運行を開始した観光特急の「ふたつ星4047(よんまる よんなな)」じゃありませんか (゚∀゚)オッ!
佐賀の武雄温泉と長崎のあいだを在来線で結ぶ当列車は、午前の往路が有明海沿いの長崎本線経由、午後の復路が大村湾沿いの大村線(と佐世保線)経由と、凝ったルートになっており、それぞれに違った車窓風景を提供 ( ̄。 ̄)ヘー。列車名の“ふたつ星”は佐賀と長崎の二県を表し、その両県をゆったりとしたソファ席や窓側を向いたカウンター席、ラウンジルームなどを車内に備えた贅沢な“D&S TRAIN(DESIGN&STORY TRAIN)”(まあ、いわゆる観光列車)で巡り、西九州エリアの魅力を伝えるというのがコンセプトとなっています (・∀・)イイネ。なお、愛称名で“ふたつ星”に続く“4047(よんまる よんなな)”とは、キハ40形・キハ47形の形式数字にちなんでいて、当車はもともと普通列車用の一般型気動車(ディーゼルカー)を種車に、観光列車用へと改造されたもの
(*`=´)┏━>∝∝∝∝ チュィィィィィン…(「はやとの風」や「いぶたま」、「或る列車」など、JR九州さんがお得意とするところよね)。
真っ白な車体にあしらわれた金色の帯などの装飾が、煌びやかでカッコいいなぁ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。そんな「ふたつ星」に乗ってみたいところだけど、私が乗るのは贅沢な観光特急でなく、こっちの“よんなな”です ( ̄  ̄*)ヨンナナ 。


1031.jpg
いっぽうこの青いヤツは
まさに一般型そのまんまのキハ47形で、
長崎本線の肥前浜ゆき普通列車。
私にはこっちのほうがお似合い?
(。A。)アヒャ☆
▲22.9.23 長崎本線 長崎


エンジン音を響かせて入線してきた青い色のキハ47形は、長崎本線の普通列車。
長崎駅のホームは新幹線開業関連のイベントやブルーインパルス見物から帰る多くの人たちで溢れていましたが (´д`;)人大杉…、少し早めに乗車口へ並んでいた私はどうにかボックス席の一角を確保 ε-(´∇`*)ホッ。首都圏のラッシュなみの混雑となった肥前浜(ひぜんはま)ゆき下り普通列車は、およそ10分遅れで長崎を発車しました。
なお、乗客のほとんどは長崎近郊の諫早(いさはや)までに下車し、それ以降の車内に立ち客はなく、ローカル列車らしいまったりとした空気が漂います (´ー`)マターリ。


1033.jpg
現川(うつつがわ)で交換した下り列車は
おもに大村線への直通列車に使われる、
蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両
(ハイブリッド車両)のYC1系。
この形式記号の“YC”は
“やさしくて ちからもち”の略という
ユニークな由来です(笑)
ヤサシクテ p(`・∇・´)q チカラモチ!
▲22.9.23 長崎本線 現川(車窓から)

1034.jpg
諫早を過ぎて
湯江(ゆえ)のあたりから、
車窓の右手には有明海が広がります。
(´▽`*)ウミ♪
曇り空なのが惜しいね。
▲22.9.23 長崎本線 長里-小長井
(車窓から)


長崎本線は、鹿児島本線と接する佐賀県の鳥栖(とす)を起点に、佐賀、江北(こうほく、旧・肥前山口)、肥前鹿島(ひぜんかしま)、肥前浜、多良(たら)、諫早などを経て、長崎へと至る、西九州の主要幹線で (・o・*)ホホゥ、西九州新幹線が開業する以前・・・というか昨日までは、博多と長崎のあいだをダイレクトに結ぶ、特急「かもめ」が頻繁に運転されていましたが、西九州新幹線の並行在来線として扱われる江北~諫早のうちの肥前鹿島と諫早のあいだでは今日から、先出の観光特急「ふたつぼし4047」を除くと、ディーゼルカーによる普通列車のみの運行となっています ( ̄  ̄*)ヂーゼル


1035.jpg
1036.jpg
海辺にある小長井(こながい)は
ホームから有明海が広く望めます。
さらに海越しには雲仙の普賢岳が
雲間からわずかにアタマを覗かせていました。
|∀・)チラッ
▲22.9.23 長崎本線 小長井(車窓から)


特急列車がほぼ廃止となり、一部区間では電化設備も撤去され、言い方は悪いけど“格下げ”感がどうしても否めない長崎本線(とくに肥前浜~諫早)σ(・∀・`)ウーン…。しかし、有明海に沿って走る列車の車窓風景は以前と変わらずに壮観な眺めで、西九州新幹線では味わえないような旅情あふれる魅力が感じられます (・∀・)イイネ。
新幹線「かもめ」は速いし、車内がきれいでたしかに快適だったけど、個人的にはこの普通列車のボックスシートに座って揺られるほうが気分的に落ち着くなぁ +。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。(“18きっぱー気質”が沁みついておるw)。
けっして新幹線代をケチったわけでなく (¬д¬*)セコイ、長崎からの帰りとなる復路ではぜひとも、こちらの長崎本線に乗ってみたかったのでした (-`ω´-*)ウム。ちなみに私が当線の列車に乗るのは、2007年以来となる15年ぶり (*´∀`)ノ゙オヒサ。


1037.jpg
長崎との県境付近に位置し、
多良駅が所在する佐賀県の太良町は
「月の引力が見える町」?
(=゚ω゚=*)ンン!?
当町から望める有明海は
潮の満ち引き(満潮・干潮)の差が大きく、
それを通して間接的に月の引力を
感じることができるのだそうです。
(´ω`)ナルヘソ
▲22.9.23 長崎本線 多良(車窓から)

8484.jpg
多良と肥前大浦のあいだには
有明海を背景に長崎本線の列車が撮れる
有名な“撮り鉄スポット”(お立ち台)があり、
私も廃止間際の寝台特急「さくら」を撮りに
当地を一度だけ訪れたことがあります。
サクラ(´ω`)ナツカシス
ただ、このときの「さくら」は
遺憾にもヘッドマークが盗難にあったらしく、
装着されるのは隔日のみという状況。
残念ながら私が撮影した日は
“マークなし”のすっぴんですた・・・。
( ̄  ̄;)スッピン…
▲04.12 長崎本線 肥前大浦-多良

1038.jpg
そんな「さくら」を撮ったときのことを
思い出しながら、
現在の同地を列車で通過します。
その“お立ち台”(撮影ポイント)は
特急「かもめ」が廃止される間際の最近も
多くのファンで賑わったみたいですね。
▲22.9.23 長崎本線 多良-肥前大浦
(車窓から)

1040.jpg
肥前浜でディーゼルカーのキハ47形から
819系電車の江北ゆき普通列車に乗り継ぎ。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
当駅隣の肥前鹿島まで
博多から特急列車が運行されている関係で、
肥前浜以東は電化設備が維持されています。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.9.23 長崎本線 肥前浜

1041.jpg
1042.jpg
そしてさらに江北では
佐賀、鳥栖方面へ向かう
福間ゆき普通列車に乗り継ぎ。
こちらは811系でした。
ノリカエ…((((o* ̄-)o

なお、何度もお伝えしているように
当駅は本日より駅名が肥前山口から
町名由来(佐賀県江北町)の江北に
改称されています。
(゚ー゚*)コーホク
▲22.9.23 長崎本線 江北


車窓に迫る有明海の海景色を楽しみながら、長崎本線をのんびりと東進し ...(((o*・ω・)o、さらに肥前浜、江北で同線の上り列車を細かく乗り継ぎます ノリカエ…((((o* ̄-)o
江北からの列車は鹿児島本線に直通する福間(ふくま)ゆき。これに乗り続けていれば博多まで行くことができるので、今夜の宿泊地は昨日と同じく福岡の博多でしょうか σ(゚ー゚*)ハカタ?。いや、長崎ほどではないにせよ、連休初日の週末は繁華街の博多もやはり満室が多いし、宿代はふだんより高め。ちなみに前夜に泊まった博多駅近くのビジネスホテルは、今日だと同じ部屋のプランが“三割増し”となっていました
( ̄ヘ ̄)ウーン。なんともセコいようだけど、私は趣味にかけるお金はなるべく、節約できるところはそうしたいと考えています (`・ω・´)セツヤク!(宿代を少しでも安く済ませて、そのぶんを飲み代にまわしたい(笑))。
んじゃ、きょうの私はいったいどこに泊まるのかというと、列車を降りたのは福岡との県境に近い、佐賀県の鳥栖 ( ̄  ̄*)トス。


1043.jpg
鹿児島本線と接する鳥栖に到着。
(・ω・)トーチャコ
当駅は長崎本線の起点なので
いちおう端から端(長崎~鳥栖)まで
乗り通したことになります
(市布経由の新線だけど)。
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


鳥栖はメジャーな繁華街や観光地のような街ではないけど、サッカーJリーグの「サガン鳥栖」のホームタウン(本拠地)で、駅のすぐ目の前には大きなスタジアム(競技場)も所在 (゚ー゚*)サガントス。そこで当地にはサッカー観戦客(とくにアウェーチーム)の利用を見込んだホテルが多くあり、なおかつ試合の開催日でなければたいていは満室にならず、比較的リーズナブルな価格で泊まることができるのです (*-∀-)ホゥ
また、鉄ちゃん的に見れば鳥栖は、鹿児島本線と長崎本線が分岐する鉄路の要衝。そんな街で泊まるのもまた、趣味的に面白いじゃないですか (・∀・)イイネ。すると、到着してさっそく私は、当駅で嬉しい出会いに恵まれることとなります。改札を出ずに少しばかりホームで待っていると、そこにやってきたのは・・・(*゚ロ゚)ハッ!


1045.jpg
とっぷりと日が暮れた夜空のもと、
ホームの照明を受けて光り輝く
銀色の電気機関車。
EF81形303号機、見参!
(*`・ω・´)キリッ!
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


銀ガマ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
夜の駅の明かりに照らされて、どこか妖艶な雰囲気を漂わせる、銀色・・・というか、ステンレス無塗装の電気機関車が、コンテナを積載した貨物列車を牽いて入線してきました (=゚ω゚)ノ゙ヤア。
このちょっと変わった出で立ちの電気機関車はもともと、関門トンネル区間(下関~門司)の通過用として製造されたEF81形300番台で、海水が常に滴下する高湿度環境の同トンネルに対応するため、車体外板に腐食しにくいステンレスを用いているのが最大の特徴 (・o・*)ホホゥ。しかし関門トンネル対策としてはのちに、耐塩害措置を一般の鋼製車体機(EF81形400番台など)に施すことで通過が可能となったため、ステンレス仕様の300番台が製造されたのはわずかに4機のみ(301~304)( ̄。 ̄)ヘー。そしていまも現役で残っているのは、この303号機だけという、電気機関車ファン垂涎のとても貴重な機体です 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
そんな303号機は現在、関門トンネル区間の運用を離れ、九州内の鹿児島本線や日豊本線などで貨物列車の牽引に就いているのですが、鳥栖へ着く前に私はちょいとその運用をSNSなどで探ってみたところ []o(・_・*)ドレドレ、当機が先頭に立つ貨物列車(臨8056レ)が熊本を夕方に発車し、鹿児島本線を博多方面へ上っているとの目撃情報を得ることができました (゚∀゚)オッ!。それが鳥栖を通るのはだいたい19時半ごろだと思われ、タイミングよく19時前に長崎本線の普通列車で鳥栖へと着く私は、ためしに当駅のホームで待ち伏せしてみたのです (`・v・´*)ドキドキ。
九州を訪れたなら個人的に、どんな形でもいいから一目見たいと思っていた、“銀ガマ”ことEF81形303号機 ε-(°ω°*)ギンガマ!。当機にここで会えたのはとてもラッキーで、これは宿泊地を鳥栖に選んだのは大正解だったのかもしれません(笑)ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ。


1047.jpg
佐賀県鳥栖市の中心駅、鳥栖。
明治22年(1889年)に
鹿児島本線の前身である九州鉄道が、
博多と筑後川仮停車場のあいだに
九州で初めての鉄道を開通させた際、
その中間駅のひとつとして設置された、
歴史の古い駅です。
(・o・*)ホホゥ
暗さで全容がちょっと分かりづらいですが
三角の小さな庇が印象的な木造駅舎は
明治44年(1911年)に改築した二代目。
▲22.9.23 鹿児島本線 鳥栖


長崎1540-(長崎2148D)-肥前浜1714~1719-(2868M)-江北1741~1752-(2870M)-鳥栖1846

西九州新幹線の開業日という、鉄道史に残る一日となった今日 (*゚▽゚)/゚・:*【祝・開業】*:・゚\(゚▽゚*)。
今旅の私の目的はその西九州新幹線にいち早く乗ることで、それを叶えることはできましたが、行程をみれば博多から長崎まで特急「リレーかもめ」と新幹線「かもめ」を乗り継いで行き、帰りは長崎本線で鳥栖まで戻ってくるだけという単純なもので ...(((o*・ω・)o、できればもう少し凝った経路を考えたかったところ (´~` )ウーン…。けっきょく、大村線や島原鉄道へ行くこともなかったし。
それでも、武雄温泉での新幹線「かもめ」の出発式や、初乗りの列車に手を振ってくれた沿線の人たちの姿、そしてブルーインパルスの祝賀飛行を新幹線と絡めて撮れたなど、開業日ならではのシーンをいくつか記録することができて
(^_[◎]oパチリ、あいにくの空模様だったものの、個人的に満足度の高い充実した一日となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
そして今旅はどちらかというと“乗り鉄”のほうがメインであり、“撮り鉄”の成果はあまり期待していなかったのですが σ(゚・゚*)ンー…、“九州の雄”ともいうべき“銀ガマ”(EF81 303)と鳥栖で遭遇できたことは、撮り鉄として大きな収穫のとても嬉しい一枚でした ヽ(´▽`)ノワーイ♪。その興奮が冷めやらぬまま、私は鳥栖駅前のビジネスホテルにチェックインします。

さ、ひと息ついたら、鳥栖の街へ飲みに繰り出すとしますか(笑)


1048.jpg
コレは本日の長崎駅などかき集めた、
西九州新幹線の開業にちなんだモノの数々。
チラシなどの他愛もないものばかりですが、
鉄ちゃんにとっては(というか私にとっては)、
どれも貴重なお宝です。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!
こんなのをホテルの部屋に広げて、
ニヤニヤと眺めながらビールを飲むのがまた、
マニア的にはたまらないひと時。
(*-∀-)ニヒヒ




九州の鉄旅、もうちょっと続きます。




京都鉄道博物館・・・オヤ31 見学記 [鉄道写真撮影記]

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2022.08.03 京都鉄道博物館 
おやおや?“オイラン車”!?
建築限界測定車 オヤ31形 見学
 
 
夏休み(夏期休暇)の鉄道旅、前回からの続きです。

JR全線の普通列車と快速列車が“一日じゅう乗り放題”となる、おなじみの「青春18きっぷ」(一枚で5回まで使用可)をおもに使い (*・∀・)つ[18]、旅の初日(一日目)は東京から岡山県までの移動に充て …(((o*・ω・)o、二日目は伯備線(はくび)の沿線で特急「やくも」などを撮影 (^_[◎]oパチリ。その後、瀬戸大橋を経て四国に渡り、三日目は徳島県の阿佐海岸鉄道(あさかいがんてつどう)を訪れて、バスと鉄道がモードチェンジできる「デュアル・モード・ビークル(通称「DMV」)」に乗車 バス?(゚д゚≡゚д゚)テツ?。徳島からは鳴門線(なるとせん)の列車と、淡路島や明石海峡大橋を通って本州の兵庫県に向かう高速バスを利用して、神戸市内の兵庫へ (゚ー゚*)ヒョーゴ。
そして四日目は、兵庫と和田岬(わだみさき)のあいだを結ぶ山陽本線の支線、和田岬線を訪れます ( ̄  ̄*)ワダミサキ。当線には、かつて首都圏や関西圏などの通勤電車に使われた、いわゆる「国電」として馴染みのあった103系が今なお現役で残っており (゚∀゚*)オオッ!、それを歴史的な趣のある旋回橋(せんかいきょう)の鉄橋や、街なかの踏切を通過するシーンなど、沿線を歩きながら撮影 (^_[◎]oパチリ。和田岬からは当系の乗車も愉しんで、個人的に懐かしみながら兵庫へと戻りました。

兵庫でJR神戸線(山陽本線)の上り普通列車に乗り、次駅の神戸より速達列車の新快速に乗り継ぎます ...(((o*・ω・)o。


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神戸で乗り換えた草津ゆきの新快速は
225系(と223系の併結編成)。
京阪神地区のJR駅でよく見かける
ロープが昇降するタイプのホームドア(?)が
関東人の私にとってはちょっと新鮮です。
(゚ー゚*)ロープ
▲22.8.3 東海道本線 神戸

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ちなみに路線愛称では
大阪〜姫路がJR神戸線ですが、
正式な路線区分では神戸を境にして
東が東海道本線(の終点)、
西が山陽本線(の起点)です。
( ̄。 ̄)ヘー
東京までの距離は589.34キロ。
▲22.8.3 東海道本線 神戸


和田岬線での撮影を終えたのは8時ごろで、大阪方面に向かう上りの新快速はちょうど朝の通勤ラッシュのピークタイム ( ̄  ̄;)ラッシュ。混雑を覚悟の上で旅行カバンを抱えながら乗り込みますが、ラッキーにも神戸の次に停車した三ノ宮で前に座られていた方が下車し、私はすぐに着席できました (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。そして大阪では車内の客が入れ替わるような人の流れ(乗り降り)があったけれど、私は降りずにそのまま乗り続けます。


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新快速を降りたのは京都。
9時半に着いて、
これから京都観光でしょうか?
σ(゚・゚*)キョート…
▲22.8.3 東海道本線 京都

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いや、京都では改札を出ずに乗り換え。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
大きな数字の33番線に停車している223系は
嵯峨野線の亀岡ゆき普通列車。
▲22.8.3 東海道本線 京都


兵庫から普通列車と新快速を乗り継ぎ、およそ二時間で京都。ここでさらに嵯峨野線(山陰本線)の亀岡ゆき下り普通列車に乗り換えて一駅、私は梅小路京都西(うめこうじきょうとにし)で下車しました (・ω・)トーチャコ。
鉄ちゃんならこの駅名を聞けばもう、次の私の目的地がお分かりのことでしょう。そう、改札を出て2分、駅のまん前にあるのは「京都鉄道博物館」です (゚ー゚*)テッパク。


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京都の次駅、梅小路京都西に到着。
京都市下京区に所在する当駅は
近隣にある梅小路公園や京都水族館、
京都鉄道博物館への最寄駅として
三年前の2019年に設けられた新しい駅です。
▲22.8.3 山陰本線 梅小路京都西


和田岬0747-(和田岬線528M)-兵庫0752~0808-(山陽4582C)-神戸0811~0823-(東海道3426M新快速)-京都0926~0953-(山陰1231M)-梅小路京都西0956


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鉄道の博物館ながら、
どこか紙飛行機のようなデザインをした
京都鉄道博物館のエントランス。
開館時刻の直前に着いたので、
入館待ちの列が伸びていますが、
オープンするとすぐに中へ入れました。
入館料は1200円。


京都鉄道博物館(京都鉄博)はその名称どおり、京都の梅小路(下京区)にある西日本最大の鉄道博物館で、収蔵・展示されている鉄道車両はおもに国鉄時代からJR西日本で活躍したものなどを中心として50両あまりにおよび(2022年現在)、東日本の大宮(さいたま市)にある鉄道博物館と、東西で対をなす存在となっています ( ̄。 ̄)ヘー。鉄道好きの“鉄ちゃん”はもちろんのこと、子供も楽しめる家族連れに人気の高い文化施設で、ここは一日いても飽きることがないでしょう ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪。


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館内のメインフロアに揃うのは、
北陸本線などで特急列車に使われた
長いボンネットが特徴の489系(右)や
山陽本線の寝台特急などで活躍した581系、
そして左はシャープなスタイルが印象的な
東海道・山陽新幹線の500系。
。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。

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こちらには初代新幹線の0系(左)や
山陰本線で寝台特急「出雲」などを牽いた
DD54形ディーゼル機関車とともに、
和田岬線でご紹介したばかりの103系も
大阪環状線のオレンジ色が展示されています。
(゚ー゚*)コクデソ
関東人の私にとってこの色の103系は
中央快速線・・・いや、
武蔵野線や青梅線のイメージが強いかな
(中央線は103系より101系や201系のイメージ)


入館した私を迎えてくれたのは、どれも“名車”として知られる貴重な車両たち w(*゚o゚*)wオオー!。
そのなかで、国鉄特急型の489系に塗られた色を見れば、一昨日に伯備線の「やくも」で撮った同色の381系を連想するし、高度経済成長期を支えた通勤型電車の代表として展示されている103系など、さっき和田岬線で色違いの同系を見てきたばかり σ(゚・゚*)ンー…。なんとなく展示車両と今旅で出会った列車の印象を重ね合わせながら順路を進みます ...(((o*・ω・)o。


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かつて特急「つばめ」などを牽いた
EF58形電気機関車(左)と、
寝台特急「トワイライトエクスプレス」の
牽引を務めた専用色のEF81形電気機関車。
電気機関車好きにはたまらない並べ方です。
(*゚∀゚)=3ハァハァ!


そんな京都鉄博を私が見学に訪れるのはこれが三度目。
当館に常設展示されている静態保存の車両(一部の蒸気機関車などは動態保存)は2016年の開館以来、基本的に入れ替えなく変わらないラインナップなのですが(ただし489系を一時的に国鉄色から「白山色」にするなど、時おりちょっとした“変化”はあるけどw)、常設展示が行われている本館の最奥には、当館に隣接する車両基地の梅小路運転所と繋がる引込線(留置線)が設けられていて、そこに現役の車両などを招いて特別展示、公開することも可能となっており、それが当館の大きな特徴となっています (・o・*)ホホゥ。
三度目の再訪となった今回の目的は、その引込線で行われる期間限定の特別展示で、本館を奥のほうへ進んでゆくと見えてきたのは、なにやらチョコレートのような物体!? (=゚ω゚=*)ンン!?


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本館一階の展示フロアの奥には
検修庫のような雰囲気のスペースがあり、
二本の引込線が敷かれています。
(・o・*)ホホゥ
そこには茶色い車両が留められていますが、
これはいったい・・・。


オイラン車、イタ━━━━m9( ゚∀゚)━━━━ッ!!
いかにも古めかしい見た目の茶色い車両が一両、展示用の引込線にぽつんと佇んでいます (=゚ω゚)ノ゙ヤア。これはむかしの客車列車などに使われていた旧型客車、いわゆる“旧客”の一種でしょうか ( ̄  ̄*)キューキャク?。でも近づいてよく見ると、これがふつうの客車ではない、当車ならではの驚くべき特徴がわかります (*゚ロ゚)ハッ!。


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謎のトゲトゲ客車(?)。
( ̄  ̄;)トゲトゲ…
その車体からは無数の針のようなものが
左右と上部の三方に突き出てきます。
触るとなんだか痛そう!?
(・・・って、見学していた子供が言ってたw)


うわっ、なんだこのトゲトゲした針のようなものは!Σ(`Д´*ノ)ノヌォ!
まるで怒らせたハリネズミか、ハリセンボンか、客車の車体からは無数の針のようなものが飛び出しているではありませんか ( ̄  ̄;)トゲトゲ。こんな変な車両、見たことない・・・ですよね ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?。
このインパクトある“トゲトゲ客車”の正体は、旅客用ではない事業用車両の「建築限界測定用試験車」、オヤ31形です (゚ー゚?)オヤ?。


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正面(妻面)から見るオヤ31形。
針というより、
毛が生えているようにも見える!?
(゚∀゚)アヒャ☆


建築限界測定車とは、新たに路線を開通させるときや、電化工事が行われた際、線路のまわりにあるさまざまな設備(信号機や踏切、架線柱、標識、プラットホーム、トンネル、橋桁など)が、そこを通過する車両と接触しない範囲(建築限界)にちゃんと収まっているかを確認するための試験車両で チェック(`・ω・)σ、車体から突き出した木製の針は“矢羽根”と呼ばれ、実際に検査走行して建築限界に収まらない障害物が矢羽根に触れることにより、それを感知する仕組みとなっています ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。なお、矢羽根は収納式となっていて、検査走行で使用するとき以外は、車体に折りたたまれる構造。


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今回の展示では車内も公開された
建築限界測定車のオヤ31形。
車外に突き出た矢羽根の先端(二枚目)は
車内側の矢羽根(三枚目)と連動しており、
ナンバリングされた矢羽根が障害物に触れると
測定器(四枚目)にその数字が灯るという
アナログチックな仕組み。
(*・`o´・*)ホ─


また、このオヤ31形31号車(オヤ31 31)は、はじめから建築限界測定車として製造されたものでなく、その経歴もかなり興味深い。
1937年(昭和12年)に一般客車(旅客用)のスハフ34形(スハフ34 525)として製造された当車は、1941年(昭和6年)の称号規定改正に伴いスハフ32形(スハフ32 224)に形式変更。戦後は進駐軍に接収されて軍務車への改造を受け、軍用に日用品を運ぶ酒保車のオミ35形(オミ35 11)、さらには料理部隊用の簡易調理車オシ33形(オシ33 104)となり、接収が解かれて国鉄へ返還された1957年(昭和32年)に建築限界測定車オヤ31形(オヤ31 31)へ再改造を受けて現在に至ります ( ̄。 ̄)ヘー。
スハフ34形として新製された1937年から数えて今年で85年! w( ̄▽ ̄;)wワオッ!。稼働機会は少ないものの、いちおう今もJR西日本の網干総合車両所宮原支所(旧・宮原総合運転所)に車籍を置き、本線走行が可能な現役車両です ((´ж`*))フォッフォッフォッ。


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車体の妻面に貼られているのは
波乱の経歴を表す四枚の銘板
(製造銘板や改造銘板など)。


そんな建築限界測定車のオヤ31形は、事業用車両として鉄路の安全を影で支える“裏方さん”のような存在で、しかも新幹線の“ドクターイエロー”みたいに定期的な検測が行われるわけではなく、その姿は滅多に見られるものではありません d(Oωo)b マボロシ-ィ!


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この写真は私が以前に撮影した、
オヤ31形を中間に組み込んだ試験列車の回送
(JR東日本に所属していたオヤ31 13)。
このときは成田空港線(成田線空港支線)の
成田〜成田空港の開業を控えて、
オヤ31を用いた建築限界測定が行われました。
牽引はDE10形とDD51形の両ディーゼル機が
両端で挟む形のプッシュプル形態
(今だったら激パになりそうなネタだけど、
当時は誰もいなかったような・・・^^;)。
▲91.2 成田線 成田

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これは電化を控えた相模線での検測
(だったと思う)
を終えたオヤ31 13の回送。
EF65形電気機関車に牽かれて東北本線を下り、
所属していた仙台の基地へ帰るところです。
なお、このJR東日本のオヤ31 13は
“レーザー照射式建築限界測定車”の
マヤ50形(マヤ50 5001)に置き換えられ、
2010年に廃車となりました。
▲90.11 東北本線 東大宮-蓮田


私は過去に数回だけ、本線上で動くオヤ31形(今はなき、JR東日本所属のオヤ31 13)を撮影しているものの (^_[◎]oパチリ、それは検測を実際に行っているところでなく回送列車を撮ったもので、オヤ31形の最大の特徴である矢羽根は閉じられた状態 σ(・∀・`)ウーン…(遠目に検測を見た京葉線のときは、開いていたのかなぁ?)。いつかは車体から矢羽根がパッと開いた状態のオヤ31形を見たみたいと思っており、今回の京都鉄博ではまさにその願いが叶った特別展示でした (*゚∀゚)=3ハァハァ!。
ちなみに、矢羽根が開いた状態のオヤ31形を、私は先ほど“怒ったハリネズミか、ハリセンボンか”と表現していますが ( ̄  ̄;)トゲトゲ、この矢羽根がたくさんの簪(かんざし)を頭に挿した花魁(おいらん)のように見えることから、“オイラン車”という風流な俗称でも呼ばれます (´ω`)オイラン。“京都の梅小路で花魁観賞”とは、なんとも粋じゃないですか(笑)


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何本もの簪(矢羽根)を挿した、
“オイラン車”。
車齢が高いだけに老朽化が懸念され、
その去就が気がかりなところです。

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なお、こちらは今旅の途中に
岡山でたまたま見かけた、
JR西日本の新しい総合検測車両
DEC741形。
当形には複数のカメラなどを用いた
電気設備や線路設備の診断システムが
搭載されているそうで、
これが従来の建築限界測定に代わるものと
言われています。
▲22.8.1 山陽本線 岡山


お目当てのオヤ31形、その矢羽根が開いたところを間近にじっくりと眺められ (^_[◎]oパチリ、さらには車内の様子も見学することができて φ(゚ー゚*)フムフム、充実した展示に大満足。ホント、いいものを見させていただきました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。
もしもこれが車両基地など現場での有料公開だったら、今の相場(?)だと京都鉄博の入館料(1,200円)の10倍くらいの金額を取られても、おかしくない気がします(あくまでもJR東日本の有料イベントを参考にした個人的な印象ね)(。A。)アヒャ☆。


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京都鉄博の屋外に備えられ、
おもに蒸気機関車が展示されている扇形車庫。
そこにはSLのD51形や9600形などとともに、
一等展望車マイテ49形(マイテ49 2)の
姿がありました。
(゚ー゚*)マイテ


そしてもうひとつ、オヤ31形の特別展示に合わせて、いっしょに京都鉄博(梅小路運転所)へ送り込まれていたのは、かつて東海道本線の花形特急「つばめ」や「富士」の最後部に連結された、一等展望車であるマイテ49形客車(マイテ49 2)(゚∀゚)オッ!。
こちらの車両も戦前の1938年(昭和13年)に製造された、鉄道史的にとても貴重な車両なのですが(人によってはオヤ31形より、コッチのほうが関心が高いかも)(*・`o´・*)ホ─、私はついオヤ31形の見学や記録に時間を使いすぎてしまったため、マイテ49形のほうはサクッと手短に撮影を済ませて【◎】]ω・)パチャ、慌ただしくも入館から二時間ほどで京都鉄博を退館しました。


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ホームドアでお顔が隠れているけど、
京都ゆきの嵯峨野線は
個人的に乗るのが久しぶりな221系。
▲22.8.3 山陰本線 梅小路京都西


梅小路京都西から嵯峨野線の上り普通列車で一駅、京都に戻ってきました。あとはもうここから東海道線の上り列車を乗り継いでいって、東京に向かうだけ カエロ…((((o* ̄-)o。
仮に新幹線を利用すれば、もっと京都鉄博でゆっくりと見学ができただろうし、おまけに少しは京都観光をしたり、名物を食べたりできたのかもしれないけど σ(゚・゚*)ンー…、時間をかけてでも在来線(東海道線)にこだわって帰る。それが「青春18きっぷ」を使った今旅のスタイルです (*・∀・)つ[18]。


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新快速の近江塩津ゆきに乗って
京都をあとにします。
一路、東へ。
(/*´∀`)o レッツラゴー♪
▲22.8.3 東海道本線 京都

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米原で313系の大垣ゆきに乗り継ぎ。
この先の東海道線はJR東海の管轄となり、
JR西日本の青い駅名標もここまでです。
▲22.8.3 東海道本線 米原


夏期休暇に3泊4日の日程でお出かけした鉄道旅。
国鉄特急型の381系が使われている「やくも」やEF64形電気機関車の貨物列車が走る伯備線の撮影に始まり、たまたまながら四国で二度も乗車できた国鉄型気動車のキハ40形、兵庫の和田岬線で撮影した国電の青い103系、そして京都鉄道博物館で見学した特別展示のオヤ31形など、まさに私の趣味・趣向がそのまま表れた、今なお現役で残る古い国鉄型車両をめぐるような旅となりましたが (´∀`*)マニアック、そのなかにあって三日目に訪れた阿佐海岸鉄道の「デュアル・モード・ビークル(DMV)」は、列車とバスをモードチェンジするという斬新な運行形態もさることながら、旅に変化を付けてくれたいいアクセントだったように思います (・∀・)イイネ。
ちなみに、今旅の計画を立てて休暇を申請したのはひと月前のことで、この時点ではもちろん旅行当日の天候状態などまったく分からず、とくに阿佐海岸鉄道がある徳島南部(高知の室戸岬近く)は時節柄、台風が接近しやしないかと気を揉んでいたのですが (´・д・`;)ハラハラ…、実際の旅行中は初日の移動日も含めてずっと、雨はおろかほとんど曇られることもなく(伯備線でいちばん最初に撮った「やくも4号」だけがマンダーラだったっけw)、快晴のいいお天気に恵まれました (´▽`*)イイテンキ♪。


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関ヶ原をこえて大垣着。
ここで新快速の豊橋ゆきに乗り継ぎます。
大垣から豊橋までは一時間半。
▲22.8.3 東海道本線 大垣

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豊橋から掛川ゆき(右)に乗り、
途中の浜松で熱海ゆき(左)に乗り換え。
ε=┌(*゚д゚)┘ノリカエ!
“東海道リレー”は順調に
バトンをつないでゆきます。
▲22.8.3 東海道本線 浜松


そしてお伝えしてきたように、今旅のメインに使用した乗車券は、JR全線の普通・快速列車が一日乗り放題の「青春18きっぷ」(*・∀・)つ[18]。決して新幹線や飛行機に乗れないほど、旅費を節制しなくてはならないわけではないのですが、私の場合は目的地へ行くだけでなく、いろいろな列車に乗ることも旅の楽しみであり (*´v`*)ワクワク♪、今回はとくに新幹線などを使う必要性をあまり感じなかったため、“在来線縛り”というゲーム感覚で「18きっぷ」を活用してみました (・∀・)ゲーム。なお、縛りが固すぎるとそれはそれで楽しめないので、所々で特急やバスなどを使って適当に綱を緩めています(笑) (o ̄∇ ̄o)ユルユル。
参考までに、今旅の移動にかかった交通費は・・・
「青春18きっぷ」4回分換算、2,410円×4=9,640円。
日南町営バス 原公会堂前〜生山駅、200円。
特急「やくも」生山〜新見、乗車券590円、特急券760円。
DMV 阿波海南〜道の駅宍喰温泉 700円。
DMV 宍喰〜阿波海南文化村 600円。
高速バス 鳴門〜舞子、2,550円。
以上の合計で13,820円 (´艸`*)オトク♪。
通常の普通乗車券を使った場合と比べれば驚くべき破格値ですが、低コストに抑えられたことよりも、この旅程を考えて実践したという充実感と満足感のほうが大きかった、そんな印象の旅でした (´w`*)ドツカレサン。


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今旅のラストランナーはE231系。
東海道線から上野東京ラインに直通する
宇都宮ゆき普通列車です。
車内で缶ビールを開けて打ち上げ。
カンパイ♪(〃゚∇゚)ノ[★]
▲22.8.3 東海道本線 熱海


梅小路京都西1141-(山陰1234M)-京都1144~1200-(東海道3448M新快速)-米原1253~1300-(218F)-大垣1335~1341-(2336F新快速)-豊橋1510~1525-(976M)-浜松1558~1610-(450M)-熱海1843~1855-(1662E)-東京2048



和田岬線・・・103系 撮影記 [鉄道写真撮影記]

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2022.08.03 和田岬線 
青い国電、今なお健在!
103系 撮影
 
 
夏休み(夏期休暇)の鉄道旅、前回からの続きです。

JR全線の普通列車と快速列車が“一日じゅう乗り放題”となる、おなじみの「青春18きっぷ」(一枚で5回まで使用可)をおもに使って (*・∀・)つ[18]、旅の初日(一日目)は東京から岡山県の新見まで、東海道本線、山陽本線、伯備線(はくびせん)の列車を乗り継いで移動 ...(((o*・ω・)o。二日目は伯備線の沿線にて、寝台特急「サンライズ出雲」“国鉄特急色”が復刻された特急「やくも」などを撮影 (^_[◎]oパチリ。その後、伯備線と瀬戸大橋線を乗り継いで四国へと渡り、高松からは高徳線(こうとくせん)で徳島へ ( ̄  ̄*)トクシマ。
三日目は牟岐線(むぎせん)の下り列車で徳島県を南下して、阿波海南(あわかいなん)で接続する阿佐海岸鉄道の阿佐東線(あさとうせん)を訪れます (゚ー゚*)アサテツ。当線の列車に使われるのは一般的な鉄道車両でなく、道路と線路を走ることができる“二刀流”のバス型車両(というか見た目はほぼマイクロバス)で、営業運転としては“世界初”の導入となる「デュアル・モード・ビークル」、通称「DMV」(*・`o´・*)ホ─。バスから鉄道へのモードチェンジに始まり、線路の上をバス(DMV)が走行するという、なんとも不思議な感覚の乗り心地を楽しむことができました ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。

そして、DMVの乗り鉄(乗車)と撮り鉄(撮影)を存分に満喫した私は、阿波海南から牟岐線の上り列車で来た道を辿るようにして、朝に出発した徳島へ再び戻ります (=゚ω゚)ノ゙タライマ。
ここまで乗ってきた牟岐線のほか、高徳線、徳島線、鳴門線(なるとせん)の列車が発着する徳島で、次に乗り継いだのは鳴門線の鳴門(なると)ゆき上り普通列車 ナルト(*Ξ`。´Ξ)ダッテバヨ。
お!国鉄型のキハ40系(キハ40+キハ47)じゃん (゚∀゚)オッ!。


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徳島で顔を並べた徳島線の1500形(左)と
鳴門線のキハ40系(右)。
国鉄型が好きな私はふらふらっと無意識に
右の列車へと乗り込んだ!?
o〜((((〜´∀`)〜フラフラ〜
▲22.8.2 高徳線 徳島


鳴門線は、徳島から高徳線で上り方向(高松方向)へ4駅ほど進んだ池谷(いけのたに)で分岐し、立道(たつみち)、金比羅前(こんぴらまえ)、撫養(むや)などを経て、徳島県鳴門市の鳴門へといたる、8.5キロの非電化ローカル線(地方交通線)。正式な路線区間は池谷〜鳴門ですが、大半の列車は池谷を介して高徳線に乗り入れて徳島を起終点としているため、一般的には徳島と鳴門をむすぶ路線として認知されています (´ω`)ナルヘソ。
鳴門線が向かう鳴門市は、四国八十八か所霊場めぐりの出発点となる第一番札所・霊山寺が所在し、“うず潮”で知られる鳴門海峡の遊覧や大塚国際美術館などで有名な観光地でもあり、また、四国側から淡路島へ渡るアクセス拠点となる街ですが (・o・*)ホホゥ、そこへの観光客は徳島の中心街(徳島駅など)から高速バスの利用が主流となっていて、鳴門線は通勤通学客などの地域輸送を中心に、普通列車のみが運行されています ( ̄。 ̄)ヘー。


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徳島の次駅、佐古(さこ)を出ると
鳴門ゆきの列車が鉄橋で渡るのは、
四国を代表する大河、吉野川。
ただしこの区間はまだ鳴門線でなく
高徳線です。
▲22.8.2 高徳線 佐古-吉成(車窓から)

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鳴門線の正式な起点は
構内で高徳線と分岐する池谷。
(゚ー゚*)イケノタニ
列車が停まっているのは鳴門線ホームで、
この写真だとちょっと解りづらいですが、
左にちらっと見える線路が高徳線(のホーム)。
そしてその間(写真の中央付近)にある
茶色い瓦屋根の民家みたいな建物が
池谷の駅舎です。
(列車交換待ちの5分停車で撮影)
▲22.8.2 高徳線 池谷

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池谷の駅名標を見ると、
鳴門線を表す“N”は
高徳線を表す“T”とともに“04”。
ナンバリングはここを“N01”とせず、
徳島からの通しで付けられていますね。
( ̄、 ̄*)ナルヘソ
▲22.8.2 高徳線 池谷(車窓から)


そんな鳴門線の鳴門ゆき普通列車はてっきり、近年の当線で主力となっているJR型の1200形1500形ディーゼルカーだろうと思っていたら、徳島のホームに入ってきた当該列車(968D)はなんと、国鉄型気動車のキハ40系じゃありませんか (゚∀゚)オッ!。国鉄型好きの私にとってこれは嬉しいサプライズです・・・って、なんだか既視感を覚える展開ですが σ(゚・゚*)デジャヴ?、昨日(前記事)に高松から徳島まで乗った高徳線の普通列車(361D)と同じようにここでもまた、数を減らしつつある貴重なキハ40系の運用にたまたま当たりました ( ̄▽ ̄)キハ。
起点から終点までの路線距離が10キロ未満(8.5キロ)と短い鳴門線、これはどこかの駅で途中下車をして、鳴門から徳島ゆきの下り列車(973D)になって折り返してくるこのキハ40系を、沿線の撮影ポイントで狙いたいところ (・∀・)イイネ・・・ですが、実は私が鳴門線に乗ったのは次の目的地へ向かうための経路の一部であり、途中下車して折り返し列車を撮影をするような時間的な余裕はないのです (´・ω`・)エッ?。
う〜ん、この列車の運用が1500形などでなくキハ40系だということが、もしもあらかじめ分かっていたなら、どうにか当系が撮れる計画を立てられたかも知れないなぁ・・・(・ε・`)チェ。事前の下調べ不足をちょっと反省 ヾ(_ _;)ハンセイ・・・。


0005.jpg
鳴門は全国有数のレンコンの産地で、
沿線には青々とした大きな葉が印象的な
蓮畑が広がっています。
できればこのあたりで
キハ40系を撮りたかったなぁ・・・。
((o(・∀・`)o))ウズウズ
▲22.8.2 鳴門線 池谷-阿波大谷
(車窓から)

0006.jpg
バス停のようなシンプルな駅名の教会前。
駅の近くに天理教の教会があることが
駅名の由来だそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.8.2 鳴門線 教会前
(車窓から)

0007_1.jpg
教会前からわずか0.8キロしか離れていない
次駅は金比羅前(こんぴらまえ)。
やはり駅の近くに金刀比羅神社があることが
駅名の由来。
( ̄。 ̄)ホー
▲22.8.2 鳴門線 金比羅前
(車窓から)


田園や蓮畑が広がっているものの、このあたりは徳島市に近い通勤圏のため、住宅地や商業施設なども適度にあって、のどかなローカル線というよりは郊外路線っぽさも感じるような景色を列車は走り、徳島から40分で鳴門に到着 (・ω・)トーチャコ。
惜しくも沿線での走行シーンを撮ることはできなかったけど、国鉄型キハの乗り心地を味わえただけでも、マニア的にはラッキーだったと思おう (-`ω´-*)ウム。


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鳴門まで乗ってきたキハ40系をパチリ。
(^_[◎]oパチリ
ホームの上に立てられた柱には
「なると金時のまち」と書かれています。
“なると金時”は鳴門名産のサツマイモで、
鳴門海峡の潮風が吹く砂畑で育てられた芋は
金時豆みたいな紅色に染まることから
そう呼ばれるのだとか。
( ̄  ̄*)イモ
▲22.8.2 鳴門線 鳴門

0009.jpg
鳴門は徳島県北東部に位置する
鳴門市の中心駅。
コンクリート造り平屋建ての駅舎には
元・みどりの窓口だった場所に
鳴門市の観光案内所が併設されています。
ナルト(*Ξ`。´Ξ)ダッテバヨ
▲22.8.2 鳴門線 鳴門


阿波海南1208-(牟岐4552D)-徳島1411~1500-(鳴門968D)-鳴門1540

さて、鳴門線は次の目的地へ向かうための“経路の一部”だと先述しましたが、終点の鳴門は当線の列車のみが発着する単独駅で、ここから他に接続する鉄道路線はありません ( ̄△ ̄;)エ?。
んじゃ、この先は何を使って、どこへ行くのかというと・・・とりあえず、ちょっと足早に東へ向かって歩きます コッチ…((((o* ̄-)o。


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駅を出て歩くのは閑静な住宅街。
家々の向こうのほうに見えるのは高架橋?
σ(゚・゚*)ンー…


駅から15分くらい進んだところで住宅街の先に見えてきたのは、無機質なコンクリ造りの高架線のようなもの (=゚ω゚=*)ンン!?。そこには鉄道の線路が敷かれていて、列車が走っている (°∀°*)デンシャ!?・・・のか!?
いえいえ、これは鉄道路線でなく ヾノ・∀・`)イヤイヤ、“神戸淡路鳴門自動車道”という高速道路の高架橋。私が鳴門の駅から歩いて目指していたのは、この高架線上に設置された高速路線バスの高速鳴門停留所で、そこから高速バスに乗車します ( ̄  ̄*)バス。
ちなみに、鳴門線で鳴門駅に着いたのは15時40分、そこから高速バスの高速鳴門停留所までの地図を検索すると徒歩17分と表示され、これなら16時ちょうどに停留所を発車する便に間に合うか・・・σ(゚・゚*)ンー… と、私は事前にバスの指定乗車券をネットで購入していたのですが \_ヘヘ(- ̄*)カタカタ、実際は20分間の乗り継ぎだとかなりタイトで、道のりの最後のほうはバス停のある案内所まで走って何とかギリギリ間に合いました ε=┌(;゚д゚)┘アセアセ。


0011.jpg
神戸淡路鳴門自動車道にある
高速鳴門停留所から高速バスに乗車。
事前に購入しておいた指定席に座りますが、
車内は空いていました。
▲22.8.2 徳島バス徳島神戸線 高速鳴門

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0013.jpg
鳴門をあとにしたバスはしばらくすると、
大鳴門橋を渡って淡路島へ入ります。
私にとって淡路島を通るのはこれが初めて。
(゚∀゚)オッ!
この島には鉄道がないから、
なかなか行く機会がないのよね・・・。
(^^;)ゞポリポリ


私が乗車したのは、鳴門から淡路島を通過して明石海峡大橋を渡り、兵庫県の神戸方面に向かう、新神戸ゆきの高速バス。
徳島から神戸へ行く場合に鉄道だと、最短の経路でも高松と岡山を経由しなくてはならず σ(゚・゚*)ンー…、特急列車と新幹線を乗り継いでおよそ三時間。ましてや「18きっぷ」を使って普通列車と快速列車だけを乗り継いだら6時間以上もかかります ( ̄  ̄;)ロクジカン…。たとえそんな非効率であっても鉄道を選ぶのが“真の鉄ちゃん”なのかもしれませんが、このルート(徳島〜高松〜岡山〜神戸)は今旅で私が通ってきた往路とほぼ被るため、来た道を単純に戻るのは興味が薄まり、とくに鉄道だけでの移動にこだわる意味はないと判断 σ(・∀・`)ウーン。それよりもここは時間的な効率を優先し、徳島と神戸を二時間程度で結ぶ高速バスに乗ることを選びました ( ̄  ̄*)バス。
なお、このバスの始発(出発地)は徳島駅前で、もちろんそこから乗車することもできたのですが、少しでも「18きっぷ」を活用しようというセコい考え・・・いや、久しぶりに鳴門線へ乗ってみたかったので、今回の私は鳴門からバスを利用しています(徳島駅から乗るより、運賃が550円安いw (´∀`;)セコイ)。


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0015.jpg
淡路島を縦断するように通り抜け、
今度は明石海峡大橋を渡って本州へ。
...(((o*・ω・)o
大鳴門橋も、明石海峡大橋も、
美しい姿の立派な海峡大橋ですが、
鉄ちゃん(鉄道好き)の私としてはやはり、
この橋にも瀬戸大橋のように
鉄道が併設されていたらなぁ・・・なんて
つい思っちゃいます。
σ(・∀・`)ウーン…
(ここを通る四国新幹線計画があったのよね)


鉄道路線ではないけど、大鳴門橋を渡るのも、淡路島を通るのも、そして明石海峡大橋を渡るのも、私にとってこれが初めての経験 (*゚v゚*)ワクワク♪。その新鮮な眺めを楽しみながらバスに揺られて、わずか一時間ほどで着いたのは明石海峡大橋の本州側に位置する高速舞子(こうそくまいこ)停留所 ( ̄▽ ̄)マイコージャクソン。
先ほどの鳴門駅と高速鳴門停留所はちょっと離れていましたが、ここ高速舞子停留所は高速道路の高架を下りたすぐのところにJR神戸線(山陽本線)の舞子(まいこ)駅と山陽電鉄の舞子公園駅があり、どちらへも楽に乗り継ぐことができます (´ー`)ラクチン。
「18きっぷ」を持っている私はもちろんJRの駅へ (*・∀・)つ[18]。


0016.jpg
バスを降りたのは神戸でなく、
その手前の舞子にある高速舞子停留所。
( ̄▽ ̄)マイコートミオカ
ここまでの運賃は2,550円でした。
▲22.8.2 徳島バス徳島神戸線 高速舞子


高速鳴門1600-(徳島バス徳島神戸線11便)-高速舞子1659


0017.jpg
神戸市垂水区に所在する
JR神戸線の舞子は
明石海峡大橋のたもとにあります。
(「゚ー゚)ドレドレ
駅横のデッキから望んでみたら
なかなかいい感じに
橋と列車を絡めて撮ることができました。
(^_[◎]oパチリ
▲22.8.2 山陽本線 舞子

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7000.jpg
舞子からJR神戸線の普通列車に乗って、
次に下りたのは兵庫。
車両は207系でした。
▲▲22.8.2 山陽本線 舞子
▲22.8.2 山陽本線 兵庫


舞子1724-(山陽4690C)-兵庫1740

舞子からJR神戸線の上り普通列車に乗って15分、私がやってきたのは神戸の一駅手前に位置する兵庫(ひょうご)(゚ー゚*)ヒョーゴ。神戸や三宮でなく兵庫とはまたシブいところですが、ここが今日の宿泊地です (´w`*)ドツカレサン。
到着したのは18時前で、夏場の今(8/2現在)は日没前でまだまだ明るく、これだったら鳴門線の沿線で下車してキハ40系を撮り、鳴門を一、二時間あとに発車する高速バスに乗ってもよかったなぁ σ(・∀・`)ウーン…・・・と未練がましく思うも、キハ40系の運用など知らなくて、時間を指定したバスの乗車券をすでにネットで発券しちゃっていたため、そこまでの機転が利きませんでした(もし乗り遅れたとしたら、後発便に振り替えができたのかな?)。
今宵はそのへんのことを反省しながら(?)、元町あたりで飲むとしますか (。A。)アヒャ☆。


8月3日(水)


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現在の山陽本線の前身である
山陽鉄道(現在の山陽電鉄とは別)の起点として
1888年(明治21年)に開駅した兵庫。
(゚ー゚*)ヒョーゴ
現駅舎は高架化の際に改築された二代目ですが、
それでも1930年(昭和5年)に建造の
歴史あるものです。
▲22.8.3 山陽本線 兵庫


兵庫県の兵庫で迎えた、旅の四日目 ('-'*)オハヨ。
今日も朝からさっそく駅へ行き、そこから列車に・・・は乗らず、私は駅を背に南のほうへ向かって歩き進みます ...(((o*・ω・)o。
兵庫駅のある神戸市兵庫区は、県名にもなっている“兵庫”が堂々と付いた街ですが、このあたりは住宅地や工場、倉庫などが多く建ち並び、賑やかな繁華街の神戸や三宮に比べると、どこかあか抜けない印象 σ(゚・゚*)ンー…。まあそのぶん当地での宿泊費は繁華街よりリーズナブルだったけど(笑)。
そんな下町っぽい雰囲気の住宅街を通り抜けて、工場地帯へとさしかかるところで渡るのが、この地域を流れる兵庫運河。


0022.jpg
兵庫の駅から歩いて15分ほど、
私がやってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
快晴の空を映す青い水面は
兵庫運河です。


その運河に架けられた道路橋の歩道が私の目的地で、そこから西のほうを望むと、少し離れた位置に並行する鉄道の鉄橋が確認できます (「゚ー゚)ドレドレ。これは何線の鉄橋なのか・・・と、路線を明かす前に、まずはその鉄橋をよく見ていただきたい (=゚ω゚=*)ンン!?。


0023.jpg
兵庫運河に架かる鉄道の鉄橋は、
橋桁が短いガーダー橋で、
円筒形の橋脚がこの橋の大きな特徴。
(・o・*)ホホゥ
いい撮影ポイントなんだけど、
左のほうに掲げられた注意喚起の横断幕が
ちょっと目立つね・・・。


運河をまたぐ鉄橋の部分、一見するとただの短いガーダー橋(上路式プレートガーダー橋)に思えますが ( ̄  ̄*)ガーダー、実はこの橋梁は真ん中の円筒形をした橋脚を軸にして、橋桁が90度まわる仕組みの“旋回橋(せんかいきょう)”と呼ばれる可動橋で σ(゚ー゚*)センカイ?、かつてはこの兵庫運河を水路として行き交っていた木材運搬船などが通る際に、鉄橋が妨げとならぬように橋桁を回転させ、船の通り道を開けていました (*・`o´・*)ホ─。
ただし、大きな船の航行が無くなった現在、当橋は可動機構を撤去して固定され(もう回らない)、ふつうの鉄橋と変わらぬ使われ方をしています ( ̄  ̄)マワラナイ。それでも(回らなくても)、明治32年(1899年)に竣工した当橋は、現存するなかで日本最古かつ唯一の鉄道用旋回橋であり、土木遺産にも認定されているとても貴重なもの。煉瓦積みの橋脚などにも長い歴史の趣が感じられ、これは一見の価値があるでしょう (-`ω´-*)ウム。
そんな兵庫運河の旋回橋こと“和田旋回橋(わだせんかいきょう)”、この鉄橋は今もちゃんと列車が走っている路線にあるもので、そこを通過するのが・・・(*゚ロ゚)ハッ!


0024.jpg
明治時代に造られた旋回橋を
昭和の面影を残す“国電”が渡りゆく。
令和のいま、兵庫で見られる日常風景。
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)兵庫-和田岬


イチマルサン、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
私には聞き覚えのある、あの甲高い独特なモーター音を響かせて橋上に姿を現したのは、車体を青一色(青22号・スカイブルー)に塗られた、飾り気のないシンプルなカタチの箱形電車 ( ̄  ̄*)ハコ。これは国鉄時代の通勤型車両、いわゆる“国電”の代名詞的な存在であり、かつてはオレンジや黄緑などいろいろな色に塗り分けて、首都圏や関西圏などの通勤路線でおもに使われていた、103系じゃありませんか!(゚∀゚*)オオッ!


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青く晴れ渡った夏空のもと、
水のある街の風景に溶け込むような
スカイブルーの103系。
スカイ(´▽`*)ブルー♪
ヨコ位置のアングルで引いてみたけど、
やっぱりあの横断幕が
ちょっと煩わしいか・・・。

▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)兵庫-和田岬


いや〜、なつかしいなぁ (ノ∀`)ナツカシス・・・と感じるのは、あくまでも関東人の私が久しぶりに見た個人的な印象であり、ここでは今なお103系が現役で毎日のように走っているのです エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?。
この“青い国電”が使われているのは、山陽本線の兵庫と和田岬(わだみさき)の一駅間をむすぶ、わずか2.7キロの支線で、通称・和田岬線 (゚ー゚*)ワダミサキ。
元来の当線は山陽本線の前身である山陽鉄道の建設資材を神戸港から運ぶための貨物線として1888年(明治21年)に敷設されたものですが、港湾地区への通勤輸送のため1911年(明治44年)に旅客化 (・o・*)ホホゥ。現在も港湾施設や周辺工場の通勤需要に特化した運行形態に一貫しており、列車の運転は朝夕の通勤・退勤時間帯のみで日中は設定されず(9時半から16時半の間は列車が一本も運転されない)( ̄△ ̄;)エッ、休日にいたっては朝の7時台と夕方の17時台に各一往復(計二往復)だけとなっています Σ(゚∇゚;)マジカッ!。
そのため、私のような関東在住者にとって和田岬線は、乗車、撮影ともにしづらい路線なのですが (-ω-;*)ウゥム…(逆に関西の同好者にとっては、同じような運行形態である鶴見線の大川支線が、乗車や撮影をしにくいだろうな・・・)、今旅は個人的な夏季休暇を利用して来たので、一般的に今日は休日でなく平日の水曜日 ( ̄  ̄*)ヘージツ。そこでこの機会に兵庫で宿泊して朝の和田岬線を訪れ、いまやホントに貴重な存在となった国電の103系を記録しようと計画したのでした (´ω`)ナルヘソ。


0026.jpg
平日朝の通勤時間帯に
短い距離の単線を忙しくピストン運転する
和田岬線の103系。
その働く姿が運河の水面に映ります。
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)兵庫-和田岬


そんな和田岬線は距離が短いうえ、線路際まで住宅や工場などの建物が迫っているようなところが多いのですが (゚ペ)ウーン…、そのなかにあって引き画の景色が撮れる兵庫運河の和田旋回橋は、当線のお立ち台的な撮影ポイントです (・∀・)イイネ。
駄菓子菓子(だがしかし)、事前に撮影の参考としてネットなどで見た当地の写真にはなかったのに、実際の現地には鉄橋の左のほうに水上バイクに対する注意喚起の横断幕が掲げられているではありませんか (=゚ω゚=;)ンン!?。もちろんこれは安全を守るために必要なものなのだろうけど、あくまでも絵的に見ると無粋で煩わしい・・・(´〜`;)ウーン。できればあれを避けるべくアングルで試行錯誤し、最初はタテ位置で、次はヨコ位置で、どうにか横断幕が入らないような構図にまとめてみました【◎】]ω・)パチャ。
アングルにちょっと制約があったのは想定外だったものの、歴史ある旋回橋を渡りゆく国電の103系という和田岬線らしい情景を、晴天の好条件でいい感じに撮ることができて満足です ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。水辺の景色に似合うスカイブルーの103系は和田岬線のイメージにぴったりだけど 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。、関東人の私にとってこの色の103系はやっぱり、京浜東北線か京葉線の印象が強いな(笑)。

さて、いちばん押さえておきたかった和田旋回橋での103系は記録できましたが ε-(´∇`*)ホッ、せっかく朝の運行時間帯の和田岬線を訪れているので、別の場所に移動してもう少し撮影を続けてみようと思います ...(((o*・ω・)o。


0029.jpg
街路樹の緑を横目に見て、
青い103系が踏切を通過してゆきます。
通勤型の国電は街なかの情景がよく似合う。
(o ̄∇ ̄o)コクデソ
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)兵庫-和田岬

0030.jpg
シンプルなお顔(前面)のなかで目を引く
オデコの“ブタ鼻ライト”を灯して、
単線の和田岬線を進む103系。
( ̄(oo) ̄)ブタバナ
ちなみに低運転台で0番台のオリジナル二灯は
関西の103系に多かった顔で、
関東ではちょっと珍しい存在でした
(個人的には188を思い出すなぁ・・・)。
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)兵庫-和田岬

0031.jpg
和田岬から兵庫に向かう103系の後ろ姿。
その先にそびえる山は
六甲山系の高取山(標高328m)です。
(゚ー゚*)ロッコー
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)兵庫-和田岬
(開いた踏切から後追いで撮影)


兵庫運河を渡って線路沿いの道を和田岬方向へ歩き進むと、和田岬線には道幅によって大小の踏切が何か所か設けられており、そこでもカメラを構えて列車を狙ってみます (^_[◎]oパチリ。
先述のとおり、引き画が撮れるような撮影ポイントは兵庫運河の他にほとんどないけれど、建物に囲まれた窮屈な単線を走るところなども和田岬線らしく、通勤型電車の103系にはしっくりとマッチするエモい情景で、これはこれで悪くない写真が撮れました (・∀・)イイネ。


0032.jpg
兵庫と同じく神戸市兵庫区内に所在する
和田岬線の和田岬。
(゚ー゚*)ワダミサキ
基本的に朝夕しか列車が発着しない当駅は
ホームが一面のみの簡素な造りで、
2009年までは終端部に駅舎がありましたが
現在は撤去されています。
なお、当駅は和田岬線のほか、
隣接する地下にも駅が設けられており、
神戸市営地下鉄の海岸線が発着。
もちろんこちらの地下鉄は朝夕だけでなく、
日中もふつうに運行されています。
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)和田岬

0033.jpg
ちなみにこの写真は
私が初めて和田岬線を乗りに訪れたとき
撮影したもので、
当時はまだ電化されておらず、
DE10形が旧型客車を牽いて(PP牽引)
運転されていました。
和田岬線はJRの定期列車に旧客が使われた
最後の路線だったんですよね。
(*´ω`*)ナツカシス
▲88.10 山陽本線(和田岬線)和田岬


路線距離が2.7キロの和田岬線、兵庫運河の鉄橋はそのほぼ中間点(起点から1.5キロ地点)にあり、所々で写真を撮りながら適当に下り方向へふらふらと散歩気分で進んでいけば、容易に和田岬の駅へと到達 (・ω・)トーチャコ。
帰りはここから和田岬線に乗って兵庫へ戻ることとしましょう。


0035.jpg
和田岬から乗る和田岬線の兵庫ゆき。
車両はもちろん103系で、
久しぶりの乗車にテンションが上がります。
(*´∀`)ノ゙オヒサ
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)和田岬


ちなみに和田岬は駅員のいない無人駅で、なおかつ乗車券の券売機やICカードの読み取り機なども設置されておらず、利用する際には直接列車へ乗り込みますが、車内でもとくに運賃は徴収されません ( ̄△ ̄;)エ?。
んじゃ、お金はどこで払って、きっぷはどうやって買うのかというと σ(゚・゚*)ンー…、基本的に和田岬線の利用者はすべて兵庫駅を通ることになるため、兵庫の和田岬線ホームの入口(乗換口)に当線専用の改札(中間改札)が設けられており、そこで兵庫〜和田岬の運賃を徴収、または和田岬からの乗車券を発券、IC乗車券の入場(出場)を記録するといったシステムになっています (´ω`)ナルヘソ。例えるなら関東でいうところの“東武大師線システム”ですね(笑)


0036.jpg
外見もさることながら、
車内もまた懐かしさを覚える103系。
腐食防止のため戸袋窓は埋められているものの、
国鉄時代とほぼ変わらない内装です。
(ノ∀`)ナツカシス
朝の時間帯に兵庫へ向かう上り列車は、
通勤ラッシュと逆方向となるため、
ガラっガラに空いています。
車内を撮るには好都合。
(^_[◎]oパチリ

0037.jpg
線内の途中で分岐するのは、
鉄道車両メーカー(川崎車両)の
工場に繋がる専用線。
当工場で落成した新製車両などは、
ここを介して各地へ輸送されます
(車両工場は撮影禁止の場合が多いので、
ここでは分岐点だけをお見せします)。
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)和田岬-兵庫
(車窓から)


かつては山手線や中央線、大阪環状線や阪和線など、大都市圏の通勤路線で忙しく活躍し、最盛期には3,400両を越える大所帯だった国鉄通勤型電車の103系 (゚ー゚*)イチマルサン。現在はこの和田岬線のほか、同じくJR西日本の加古川線(かこがわせん)や播但線(ばんたんせん)、JR九州の筑肥線(ちくひせん)で使われていますが、そのなかでも和田岬線の103系は0番台でもっともオリジナルに近い姿を保っており、まさに昭和時代の“国電”を今に伝える生き字引的な存在 ((´ж`*))フォッフォッフォッ。そんな当系が余生を送るのに、朝夕の限られた時間帯にしか列車が運行されない和田岬線は、ちょうど合っているのかもしれませんね (´ー`)マターリ。
JR西日本の103系といえば今春、奈良線で使用されていた黄緑色(ウグイス色)の当系が、とくに事前の告知など行われずに突然引退(いわゆる“サイレント引退”)してしまって、ファンに衝撃を与えました (´・ω・`)ショボーン。昨今の状況(コロナ禍やファンのマナー問題等)を考えると“サイレント引退”もやむなしと納得できますが、そうなる前に撮りたいものがあれば、しっかりと記録を残しておきたいところ (-`ω´-*)ウム。
はたして和田岬線の103系がいつまで走ってくれるのか、私にはわかりませんが、今回は和田旋回橋を渡るところや街なかの踏切を通過するシーンなどが撮れて、とりあえず個人的な記録としてはいい成果が得られたと思っています。


0038.jpg
兵庫の手前で左に見えてきた高架線は
山陽本線の本線(JR神戸線)。
正式には山陽本線の支線の和田岬線ですが、
本線と直通する営業列車は設定されていません。
▲22.8.3 山陽本線(和田岬線)和田岬-兵庫
(車窓から)

0039.jpg
兵庫に到着した和田岬線。
私が乗車した上り列車はガラガラでしたが、
折り返しの和田岬ゆき下り列車は
通勤で多くの方が利用されます。
おつとめ、ご苦労様です。
(´w`*)ドツカレサン
▲22.8.3 山陽本線 兵庫

0040.jpg
兵庫の和田岬線ホームは、
JR神戸線のホームと少し離れており、
写真の左側が和田岬線、
右に見える高架上がJR神戸線です。
▲22.8.3 山陽本線 兵庫

0042.jpg
そして本文でも触れたとおり、
兵庫の構内(JR神戸線との乗換口)には
和田岬線の専用改札が設けられていて、
ここで和田岬からの乗車券の購入や
IC乗車券の入場(出場)が記録されます。
(´ω`)ナルヘソ
ちなみに「18きっぷ」を使っている私は
ちょっと駅のかたにお手数をかけるのですが、
インターホン越しにその旨を申告して
改札を通していただきました。
シモシモ~>(´▽`[]ゝ
▲22.8.3 山陽本線 兵庫


和田岬から一駅、わずか5分間の乗車でしたが、住宅や工場に囲まれた沿線風景を車窓に眺めつつ、空いた車内に響く103系の豪快なモーターの唸りをしみじみと味わって (´ー`)シミジミ、私は歩いて出発した兵庫にふたたび戻ってきました (=゚ω゚)ノ゙タライマ。
和田岬線の撮影が朝の通勤時間帯だったことで、いまの時刻はまだ8時です。
さて、これからどこに行こうかな・・・σ(゚・゚*)ンー…。


0044.jpg
兵庫で和田岬線から乗り換えたのは
JR神戸線の普通列車。
207系がホームに入ってきました。
▲22.8.3 山陽本線 兵庫



夏休みの鉄旅、もうちょっと続きます ( ̄(oo) ̄)ブヒ。



伯備線・・・381系 特急「やくも」 撮影記 [鉄道写真撮影記]

0000.jpg
2022.08.01 伯備線 
夏景色を走る国鉄特急型!
381系 特急「やくも」 撮影
 
 
おはようございます ('-'*)オハヨ。
8月1日の朝5時半、私が今いるのは、岡山県北部の新見(にいみ)駅です。


0001.jpg
中国山地の南麓に位置し、
北は鳥取県、西は広島県と接する、
岡山県の新見市。
市の中心にある新見駅は
赤い瓦屋根が印象的な駅舎です。
▲22.8.1 伯備線 新見


毎年の事ですが、業務の都合でお盆の時期に仕事を休めない私は、今年も皆さんよりちょっと早く、7月の末から8月のアタマにかけて数日間の夏季休暇を取得 (´▽`*)ナツヤスミ♪。鉄道好きの“鉄ちゃん”としてはこの休みを利用して、どこかへ“鉄旅”(鉄道旅行)に出かけたいところです (・∀・)イイネ。
コロナの陽性者数が全国的に多い状況なのが気がかりではありますが (゚ペ)ウーン、今夏は今のところとくに行動制限などが要請されておらず、事前に行った簡易検査で自身の陰性が確認できたことから、私はかねてより考えていた旅行計画を実行することとしました (/*´∀`)o レッツラゴー♪。


7月31日(日)

旅の初日(一日目)は、ほぼ移動のみ。
シーズン限定でJR全線の普通列車と快速列車が“一日じゅう乗り放題”となる、おなじみの「青春18きっぷ」を手にした私は (*・∀・)つ[18]、東京から東海道本線、山陽本線の列車をいくつも乗り継いで、ひたすらに西へ西へと向かいます ...((((o* ̄∀)oニンニキニキニキニンニン。


0002.jpg
旅のスタートは
東京を早朝の5時20分に発車する
東海道線の沼津ゆき普通列車。
(*´O)ゞフワァァ…
▲22.7.31 東海道本線 東京

0003.jpg
三島、静岡、浜松で列車を乗り継ぎ、
“しぞ〜か大陸”(静岡県)を横断。
最近話題の313系8000番台
(元・セントラルライナー)
に当たるのをちょっと期待したけど、
いずれもノーマルな313系ですた。
▲22.7.31 東海道本線 静岡

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0005.jpg
大垣で米原ゆきに乗り継いで、
関ヶ原越え。
▲▲22.7.31 東海道本線 大垣
▲22.7.31 東海道本線 関ヶ原(車窓から)

0006.jpg
米原からは“韋駄天”の新快速に乗車。
京都も、大阪も、神戸も素通りし、
一気に姫路まで行きます。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
▲22.7.31 東海道本線 米原

0007.jpg
0008.jpg
姫路の待ち時間でお昼ゴハン。
食べるのはもちろん
当駅名物「まねきのえきそば」。
和風だしに中華麺を組み合わせた、
独特な駅蕎麦です。
≠( ̄ε ̄*)ズルルッ

0009.jpg
相生で乗り継いだ山陽本線の三原ゆきは
国鉄型車両の115系(右)。
(゚ー゚*)マッキイロ
JR東日本の当系は退役しましたが、
西日本ではまだまだ現役です。
▲22.7.31 山陽本線 相生

0010.jpg
そして岡山で乗り換えた
伯備線の新見ゆき。
こちらも黄色い115系でした。
途中駅の豪渓で
特急「やくも」の通過待ち。
▲22.7.31 伯備線 豪渓

0011.jpg
高梁川に沿って走る伯備線。
車窓からその川景色が望めます。
(・∀・)イイネ
▲22.7.31 伯備線 美袋-備中広瀬
(車窓から)

0012.jpg
陽が落ちた19時半、
目的地の新見に到着しました。
初日の行程はここまでです。
(・ω・)トーチャコ
▲22.7.31 伯備線 新見


岡山で山陽本線から伯備線(はくびせん)に乗り換えて、高梁川(たかはしがわ)に沿って北上 ...(((o*・ω・)o。東京からの移動距離813キロ、14時間かけて新見へとやってきました。初日は当地で宿泊します (´w`*)ドツカレサン。
まるまる一日かけての長旅だったけど、列車に乗ることが好きな私にとってはさほどツラくは感じないし(むしろ楽しいw)、学生が夏休みの期間中ではありますが、どの列車もとくに混雑することなく余裕で着席でき、快適に移動できました (´ー`)マターリ。
ちなみに東京都区内から新見まで、普通乗車券ならば片道11,330円かかるところ(なお、東京から岡山まで新幹線「のぞみ」を使った場合は +5,930円)、今回は「青春18きっぷ」一回分の2,410円換算なので(18きっぷは一枚12,050円で、5回まで使用できます)、実に“77%オフ”ということになります (´艸`*)オトク♪。一日(一回分)でほぼ「18きっぷ」一枚(5回分)の元が取れちゃった (゚∀゚)アヒャ☆。

東京0520-(東海道321M)-三島0721~0729-(741M)-静岡0829~0831-(5739M)-浜松0941~0943-(5117F特別快速)-大垣1147~1212-(3213F)-米原1246~1250-(3267M新快速)-姫路1518~1534-(山陽971M)-相生1553~1556-(1325M)-岡山1703~1744-(伯備1975M)-新見1936


8月1日(月)

そして旅の二日目の朝、冒頭でご挨拶したように、私は新見の駅前に立っております (゚ー゚*)ニーミ。
一日じゅう列車に揺られていただけ(?)の昨日は、新見へ“前乗り”(前泊)するための移動だったようなものなので、今日があらためて旅の初日といった気分。
ここ新見は中国地方の東部における鉄道の要衝で、岡山と鳥取の米子をむすぶ伯備線、兵庫の姫路と当駅(新見)を津山経由でむすぶ姫新線(きしんせん)、広島と当駅を三次経由でむすぶ芸備線(げいびせん)の三路線が集まります (・o・*)ホホゥ。赤字路線で廃止危機に直面している芸備線も鉄ちゃんとしては気がかりな存在ですが (゚ペ)ウーン…、今回の私の目的路線は伯備線です コッチ…((((o* ̄-)o。
新見始発の米子ゆき下り普通列車に乗り込むと、定刻の5時46分に発車しました。


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新見から乗る伯備線の米子ゆきは
昨日に乗ったのと同じ黄色い115系。
(゚ー゚*)マッキイロ
国鉄型らしいボックスシートが
旅情を誘います。
(´ω`*)シブイ
▲22.8.1 伯備線 新見

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本来は駅の改札で捺してもらう
「18きっぷ」の使用印(入鋏)ですが、
新見駅の有人時間(窓口が開く時間)は
午前8時からとなっていたため、
使用印は乗車する列車の乗務員さん
(今回はワンマン列車だったので運転士さん)に
手書きで入れていただきました。
(o゚ェ゚)φ゙カキカキ


伯備線は山陽本線と接する岡山の倉敷を起点に、総社(そうじゃ)、備中高梁(びっちゅうたかはし)、新見、生山(しょうやま)、根雨(ねう)などを経て中国地方の東部を縦断し、山陰本線と接する鳥取の伯耆大山(ほうきだいせん)にいたる、全長138.4キロの直流電化幹線 (・o・*)ホホゥ。なお、当線の正式な路線区間は倉敷〜伯耆大山ですが、倉敷〜岡山は山陽本線に、伯耆大山〜米子は山陰本線にそれぞれ直通し、一般的には岡山〜米子をむすぶ路線として知られます ( ̄、 ̄*)ナルヘソ。


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備中神代(びっちゅうこうじろ)で見かけた
芸備線のキハ120形。
( ̄  ̄*)キハ
伯備線に乗り入れて新見を起終点とする
芸備線の列車ですが、
分岐駅は新見から二駅目の備中神代です。
▲22.8.1 伯備線 備中神代(車窓から)


中国山地を越えて山陽地方(瀬戸内側)と山陰地方(日本海側)を縦断する、いわゆる「陰陽連絡線」のなかにおいて伯備線は、大きな峠越えなどがないために比較的線形がよく、全線にわたって電化されていることから、普通列車のほかに特急列車の「やくも」や「サンライズ出雲」、また、貨物列車の運行も設定されており、陰陽連絡の最も主要な路線として位置づけられています ( ̄。 ̄)ヘー。


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高梁川の支流、西川に沿って走る伯備線。
ちなみにくねくねと蛇行する西川を伯備線は
新見から新郷までの4駅間(18キロ)で
実に23回も鉄橋を渡ります
(第一橋梁から第二十三橋梁まであるw)。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!
▲22.8.1 伯備線 足立-新郷
(車窓から)


そんな伯備線を走る列車は、いまの私が乗っている普通列車の115系をはじめ、特急「やくも」の381系、貨物列車を牽引するEF64形電気機関車など、今もそのほとんどが昭和の国鉄時代に製造された、“国鉄型車両”を使用しており (゚∀゚*)オオッ!、シブ好み(?)の国鉄型ファンにとっては、まさに“聖地”といっても過言ではありません (*゚∀゚)=3ハァハァ!。かくいう私もその国鉄型車両を撮影することが目的で、今旅は伯備線を訪れました (-`ω´-*)ウム。
新見から下り列車で北へ進むこと30分。私が下車したのは県境を越えて鳥取県に入った最初の駅である、上石見(かみいわみ)。


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鳥取県南部の日南町に所在し、
「にちなん高原の駅」の愛称を持つ
上石見。
三角屋根が印象的な駅舎には
食堂が併設されています。
早朝の今はもちろん開いてないけど。
▲22.8.1 伯備線 上石見


新見0546-(伯備821M)-上石見0619


0020.jpg
日南町は小説家の井上靖が
戦時中に家族を疎開させ、
自身も幾度となく訪れたゆかりの地。
当地を舞台とした作品もあるそうです。
( ̄。 ̄)ヘー


夏の西日本は東日本に比べて、暑さが猛烈でハンパないというイメージがある私(昨今は東日本も大して変わらないキビシさだけど)、今旅もそれを覚悟してきたのですが ( ̄  ̄;)アツイ?、上石見の駅に降り立つと風が心地よくて意外と涼しい (゚ー゚?)オヨ?。
それは当駅が伯備線のなかでいちばん標高が高く(標高450m)、「にちなん高原の駅」という愛称が付けられている高原だからということもありますが、実は昨日まで西日本の南西側を台風(からの温帯低気圧)がかすめていて、中国地方に直接的な影響はなかったものの、その名残で今日も風がけっこう強く吹いているのです 彡(*´ー)スズシィ彡。
ちなみに今日の当地(岡山県北部および鳥取県南部)は“晴れ時々曇り”の予報。台風が離れたことで雨の心配はなさそうだけど、強い風に雲が流れる状況での“撮り鉄”は、雲影に気をもみそうだなぁ・・・ σ(・∀・`)ウーン…。


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雲間から青空が覗く空模様。
多少は暑くなってもいいから、
お目当ての列車を撮るときには
スッキリと晴れてほしいものです。
八(゚- ゚)ハレテ


上石見の駅から線路に沿った県道を、下り方向(米子方向)へ歩き進むことおよそ30分 ...(((o*・ω・)o。熱中症対策を意識してきたものの、薄晴れで日差しは弱く、涼しい風が吹き、また、道も緩やかな下り気味だったことで、ほとんど暑さを感じることなく汗もかかずに、目的地となる撮影ポイントへ到達 (・ω・)トーチャコ。


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やってきたのはこんなところ。
(「゚ー゚)ドレドレ
田んぼが広がるのどかな風景のなかに
カーブする伯備線の線路が望めます。
うはっ、雲影で“まんだーら”だ。


ここは広大な田園風景のなかで大きくカーブする伯備線の線路を、並行する県道のあたりから少し高い目線で望める撮影ポイントで、撮り鉄からは“上石見の大カーブ”などと呼ばれるお立ち台的な有名撮影地です (・∀・)イイネ。
ちなみに伯備線といえば、高梁川や西川、日野川など、川辺や渓谷を走る姿が印象的なのですが σ(゚・゚*)ンー…、今回の私は撮りたい列車が通過する時間帯の日当たり条件や、駅から歩いて移動する“徒歩鉄”でも無理せず効率よく撮影できる行動計画を踏まえて、この場所を撮影ポイントに選んでみました (-`ω´-*)ウム。
・・・が、晴れれば列車の側面へいい感じに日が当たるハズなのに、私が現地に着いて最初に通過した特急「やくも4号」は、流れ雲の影によって見事なまでの“まんだーら”(陰影のまだら模様)マソダ~ラ♪ヽ(・ω・。ヽ)(ノ。・ω・)ノマソダ~ラ♪ 。


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山陽と山陰をむすぶ“陰陽連絡”を担う
伯備線の特急「やくも」ですが、
雲の悪戯によって車体も“陰と陽”に!?
ヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


国鉄特急型381系、今なお健在っ!∠(・`_´・ ) ビシッ!
名車として名高い485系583系などの流れを汲む、先頭車の屋根上ともいうべき高い位置に運転台を備えたこのスタイル(“電気釜”なんて呼ばれたよね)、カラーリング(車体色)はリニューアルされているものの、これぞまさしく純粋な(?)国鉄特急型車両ではありませんか (゚∀゚*)オオッ!!。
国鉄特急型のなかでもこの381系は、曲線が多い路線での運転に対応した特殊機構(いわゆる“振り子方式”)を持つことから、首都圏発着の特急列車には使用されず(最盛期には中央西線の「しなの」や、紀勢本線の「くろしお」、そして伯備線の「やくも」などで活躍)、ぶっちゃけ個人的には馴染みの薄い形式なのですが σ(゚・゚*)ンー…、それでも国鉄特急型の生き残りに会えたという嬉しさがこみ上げます (ノ∀`)ウレシス。昨年に東海道本線の特急「踊り子」から185系が退役したことで、定期運用で国鉄特急型電車が使われるのは、この「やくも」が最後の列車となってしまいました(なお、国鉄特急型の気動車(ディーゼル特急)は、北海道のキハ183系や四国のキハ185系などが存在)。
そんな特急「やくも」、撮影の一本目となる「4号」はタイミング悪く“まんだーら”となってしまったけど、当列車はおおむね一時間に一本の運転頻度なので(一日12往復、そのすべてが381系で運行)、焦らずにまた次のチャンスを狙いましょう (´ω`)ウン。

それよりも、このあとにやってくる貨物列車は、私がここにいられる時間帯では一本しか通過しないため(上りの3082レ)、そちらはどうにかいい日差しを望みたいところ 八(゚- ゚)ハレテ。
あいかわらず上空の雲は流れが速く、短いスパンで晴れたり翳ったりを落ち着きなく繰り返すなか ハレル?(゚∀゚≡゚Д゚)クモル?、やがて里山に響く電気機関車の重厚なブロア音(モーターの音)が聞こえてきました ε-(°ω°*)キタッ!。


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国鉄型電気機関車のEF64形を先頭に
コンテナを満載した貨物列車が、
大きく弧を描いて上石見のカーブを力走。
その様子を朝日が照らしてくれました。
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


ロクヨンカモレが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
国鉄色(直流一般色)の青いEF64形(EF64 1037)に牽かれた貨物列車は、11両のコンテナ車(コキ104形)を連ねた編成が長くて迫力あり、撮影名所の大カーブをゆく姿も絵になります 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
ヒヤヒヤドキドキだった雲の流れは (`・v・´;)ドキドキ、通過のタイミングでウマい具合に雲が切れた“晴れスポット”にハマり、いい感じに列車へ日が当たってくれました (つ▽≦*)マブシッ!。ちなみに背景の暗部は雲影でなく山影で、この影落ちは納得の想定内です。
国鉄型機関車のEF64形もいつ、EF210形の300番台あたりに置き換えられてもおかしくはないので(桃が伯備線を走れるのか知らんけど)、伯備線をゆく姿が好条件できっちりと記録できたことは嬉しい ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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山陽本線、伯備線、山陰本線を直通し、
岡山と島根県の出雲市をむすぶ
特急「やくも」。
その愛称(列車名)は出雲にかかる枕詞の
「八雲(やくも)立つ」にちなんでいます。
(゚ー゚*)ヤクモ
また現行色の白と赤のカラーリングは
大山の冠雪(白)と出雲大社の巫女(赤)を
イメージしたものだそうです。
( ̄。 ̄)ヘー
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


続いて、381系の特急「やくも」が、清々しい青空のもとを高速で駆け抜けてゆきます。
さっきの「やくも4号」は“まんだーら”で撃沈だったけど、そのあとの「6号」はきれいに日が当たりました ъ(゚Д゚)ナイス。時間が経つにつれて青空が優勢となり、雲の流れが少し落ち着いてきたかな?σ(゚・゚*)ンー…
そしてこの上り列車の「やくも6号」と上石見の駅で交換(行き違い)をして、すぐにやってくる下り列車が次なる“ターゲット”。集中を切らさずに迎えます (*`・ω・´)-3フンス!。


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寝台特急「サンライズ出雲」見参。
ここではもうだいぶ陽が高くなりましたが、
その「SUNRISE=日の出」という愛称どおりに
眩しい朝日を車体いっぱいに浴びて、
一路、出雲の国(出雲市)を目指します。
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見(後追い)


サンライズが撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
朝焼けをイメージした赤と、朝もやをイメージしたベージュの上品なカラーリング、そして独特な側窓が目を引くこの列車は、前夜に東京を発ってきた寝台特急の「サンライズ出雲」(゚ー゚*)ハンライズ。全国的に夜行列車が衰退して、その存在が“風前の灯火”となるなか、今も定期運行を続ける貴重な寝台特急です (*・`o´・*)ホ─。
当列車に使われる285系は国鉄型の車両ではないし、東京を発着する「サンライズ出雲(+サンライズ瀬戸)」は首都圏近郊でも撮影できる列車だけど、機会があればロケーションのよい伯備線の沿線で撮りたいとかねてから思っていました (・∀・)イイネ。
貨物列車に続いてこちらも日差しに恵まれてよかった (o ̄∇ ̄o)ラキー♪。


0027.jpg
特急列車(寝台特急)や貨物列車に
つい注目しがちですが、
もちろん115系の普通列車も撮ります。
(^_[◎]oパチリ
のどかな田園風景をコトコト走りゆく
二両編成の黄色い電車がかわいい。
(´▽`*)カワエエ♪
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山


少しアングルを変える程度で、ほぼ同じ場所からの撮影を飽きもせずに続けていますが【◎】]ω・)パチャ、私にはここでもうひとつ狙いたい列車があります。それは次の上り特急列車「やくも8号」(゚ー゚*)ヤクモ。
え?「やくも」なら、もうすでに何本か撮っているし、このあと場所を移動してもすぐに次の同列車がやってくるじゃないかって? (´・ω`・)エッ?。たしかに一時間に一本の「やくも」は、普通列車より運転本数が多いくらいなのですが、そのなかでも次の「8号」は“ちょっと特別なもの”でして、場所を移動しているあいだに撮り逃すなんてことがあってはなりません (-`ω´-*)ウム。そして私のほかにも、その通過時刻に合わせるように、クルマでお二人の同業者のかた(鉄ちゃん)が当地に駆けつけました (*・ω・)ノ゙チワッス。
今までとは違う「やくも」、それはいったい・・・(;・`д・´)ゴクリ…。


0028.jpg
緑濃い夏景色のなか、
カーブを切って颯爽と現れたのは
伝統の国鉄特急色を纏った
381系の特急「やくも」。
令和の伯備線に
昭和の“エル特急”が帰ってきた!
ヽ(=´▽`=)ノオカエリ〜♪
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


国鉄色、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
次にやってきた「やくも8号」の381系はなんと、かつての国鉄時代を彷彿とさせる“クリームと赤のツートンカラー”に塗られた、懐かしの「国鉄特急色」ではありませんか!w(゚0゚*)w オォー!!。その姿を目にした私は一気にテンションが上がり、もう大興奮です ε-(°ω°*)ムフーッ!。
この国鉄色は、特急「やくも」の“運行開始50周年記念”として、381系の一本(6両固定編成)に復刻され、今年の3月より一日二往復の「やくも」(やくも8号、9号、24号、25号)にて限定運行されているもの (*・`o´・*)ホ─。
国鉄特急型の381系が今なお、第一線の特急列車として現役なだけでもスゴいことなのに、往年の国鉄色が現代に復刻されるなんて、もう感謝感激雨あられ(死語?)ワーイ♪ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノワーイ♪。しかもこれがまた、自然豊かな里山の風景にしっくりとマッチして、色が映えるんだよなぁ・・・+。:.(´ー`)シミジミ.:。+゚。
ここで撮った数々の列車のなかでも、とくにいちばんのお目当てだった国鉄特急色の「やくも8号」。当列車も無事に日差しが遮られることなく、満足のいく結果が得られました ε-(´∇`*)ホッ。


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ああ、美しき国鉄特急色。
地域によって車種や形式は異なれど、
北は北海道から南は鹿児島まで
かつては全国各地でこの色の特急列車が
見られたものでした。
(ノ∀`)ナツカシス
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見


先出の貨物列車(3082レ)、「サンライズ出雲」、そして国鉄色の「やくも8号」。午前の早い時間に集中して通過するこれらの列車を、日当たり条件のよい上石見のカーブで撮りたいために、私は昨日の一日をまるまる移動日に充てて、新見に前泊したのでした (´ω`)ナルヘソ。これは「18きっぷ」を使って、はるばるここまで来た甲斐があったというものです ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪(新幹線や飛行機を使えば、もっと効率がいいのに・・・なんて、無粋なことを言っちゃあいけませんw)。


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お目当てだった“朝の三列車”を
いずれもいい条件で撮れてホッと一息。
ε-(´∇`*)ホッ
ビール・・・でなく、
熱中症対策に持参したお水で乾杯(笑)


さて、「やくも8号」まで撮れたことで、そろそろ別の場所へ移動しようと思うのですが σ(゚・゚*)ンー…、県境をまたぐこのあたりの伯備線は日中に運行される普通列車が少なく、カーブの撮影ポイントを9時過ぎに通過する「やくも8号」を撮ってから、朝に下車した上石見の駅に戻るとすると、次の下り(米子方面)は11時25分、上り(新見方面)は12時33分で(いずれも普通列車)、しばらく列車はありません ( ̄△ ̄;)エッ…。
列車に乗って別の駅へ移動できれば、また違った沿線風景の撮影ポイントにも行くことができるけど、無いものは仕方がないので (・ε・`)シャーナイ、それならばもう少し、私はこの上石見界隈で撮影を続けることとしました (^_[◎]oパチリ。普通列車の本数は少ないけど、先述したとおり特急「やくも」は一時間に一本くらいの頻度で通過します (゚ー゚*)ヤクモ。


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車体を傾斜させ、
青田の絨毯を滑るように走る、
パノラマスタイルの381系。
さっきまで撮影していた大カーブの
反対側(下り寄り)はこんな感じで撮れました。
(^_[◎]oパチリ
「やくも3号」の先頭車(クロ380)は
前面窓が大きな「パノラマグリーン車」で、
これは国鉄時代にはなく、
JRになってから改造で誕生したスタイルです。
(o ̄∇ ̄o)パノクロ
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山

0032.jpg
歩いていた県道沿いに建てられていたのは、
社殿の落ち着いた佇まいに趣を感じる
石見神社。
祭神が“牛頭天王”であることから
お宮は“天王さん”と呼ばれているそうです。
(゚ー゚*)スサノヲノミコト?

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お参りしたら団扇をいただきました。
これであおぐと厄災が祓えそう?
“コロナ祓い”っ!
"Q(・ω・´)パタパタ

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石見神社の近くのサルスベリが
ピンク色の花をきれいに咲かせていたので、
「やくも」と絡めてパチリ。
(・∀・)イイネ
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山

0035.jpg
夏空を意識して
「やくも」を狙ってみましたが、
風が強かったこの日は雲が流れて、
もくもくとした形のよい入道雲には
なりませんでした。
σ(・∀・`)ウーン…
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山

0036.jpg
特急より貴重な(?)
普通列車(827M)が通過。
(=゚ω゚)ノ゙ヤア
背景に写る集落の赤い屋根瓦は、
島根や鳥取など山陰地方でよく見られる、
石州瓦(せきしゅうがわら)です。
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山


事前に調べてきた撮影ポイントは、お立ち台として有名な“上石見の大カーブ”だけだったので、あとはためしに沿線の県道や脇道を歩いてみて良さげなところで足を止め ...(((o*・ω・)o、列車が通過するタイミングでカメラを構えるという、適当な“撮り歩きスタイル”でしたが (^_[◎]oパチリ、思いのほかいいアングルが多くて楽しめます (・∀・)イイネ。「しばらくは来ない」と言っていたハズの普通列車も、駅に戻って乗ることなく、沿線で撮影しちゃいました (。A。)アヒャ☆。
そんななか、そろそろ例の「国鉄色」がふたたび、下りの「やくも9号」として戻ってくるころです (゚∀゚)オッ!。それをこの“撮り歩き鉄”のシメとしましょうか。


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やってきたのはこんなところ。
下石見信号場の直線を陸橋から眺めていると
ちょうど上りの普通列車(824M)が
通過してゆきました。
でも、今の時間の上り方はド逆光か・・・。
σ(・∀・`)ウーン…
▲22.8.1 伯備線 上石見-生山(下石見信号場)

0039.jpg
んじゃ、
橋の反対側(下り方)はどうでしょ。
(「゚ー゚)ドレドレ
こちらは列車に日が当たりそうですね。


さらにてれてれと歩いてたどり着いたのは、上石見と生山の駅間に設置されている、列車交換設備の「下石見(しもいわみ)信号場」。このあたりの線路はスッキリとした直線で、それをまたぐ陸橋の上から広く望めます (「゚ー゚)ドレドレ。
駄菓子菓子(だがしかし)、直線が伸びる上り方(新見方向)は今の時間だと逆光で、下り列車の「やくも9号」を正面から撮ると日が当たらずに、せっかくの国鉄色が黒く潰れてしまいそう(いま撮った普通列車のように)( ̄  ̄;)マックロクロスケ。正午過ぎの12時半ごろに通過する「9号」は、この付近のどこで撮っても光線状態がビミョーなんですよね・・・(両サイドのどちらにも光が回りにくい)( ̄ヘ ̄)ウーン。それならば、列車の方向は後ろから撮ることになるけど、直線側とは逆の下り方(米子方向)を向いてカメラを構えてみるか コッチ…((((o* ̄-)o。


0040.jpg
夏山の緑に映える石州瓦の民家と
穏やかな小川の流れ。
山里の集落を走りゆく国鉄特急には、
田舎のおばあちゃん家へ向かっているような
そんな郷愁感を覚えます。
▲22.8.1 伯備線 生山-上石見(後追い)


も一度、国鉄色が撮れました〜!ヽ(´▽`*)ノワーイ♪
列車の進む向き(正面から)にこだわらず、光線状態を優先して“後追い”で撮った、国鉄色381系の「やくも9号」(^_[◎]oパチリ。狙いどおりに列車の顔(というか、後ろの最後尾だからお尻かw)には日が当たり、懐かしき国鉄特急色の美しさを際立たせてくれました。う〜ん、シブカッコいい 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。
それにしても、上り方が広大な田園風景を突っ切るような直線なのに対し、下り方はのどかな山里集落を背景にした緩やかなインカーブ。同じ陸橋の上から別の方を向いただけで、こんなに景色の見えかたが違うのは面白いものです ストレート(゚д゚≡゚д゚)カーブ。前者のほうはスッキリとした絵が撮れるけど、個人的に後者のほうがどこか伯備線の沿線風景らしい印象を受けます (・∀・)イイネ。適当な撮り歩きで見つけた場所にしては意外と悪くなく、後追いでもじゅうぶん満足できる一枚となりました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。

これで伯備線の撮影は終了です (´w`*)ドツカレサン。


0041_1.jpg
朝は涼しかったですが、
撮影を終えた昼過ぎには
33℃まで気温が上がりました。
晴れてくれたのはありがたいけど
やっぱり暑っちい・・・。
。゚p(;′□`A)アチィィ…


ところで、撮り歩きだなんて調子に乗って、だいぶ道を進んできてしまった私 ...(((o*・ω・)o。来るときに下車した上石見へ戻るか、もしくは隣駅の生山へ向かうにしても、スマホの地図アプリによるとけっこうな距離があります ( ̄  ̄;)トオイ…(「9号」を撮った陸橋から、上石見は5.5キロで徒歩一時間、生山は3.5キロで徒歩40分)。朝は風が涼しかったけど、いまは気温がかなり上がって、これからさらに炎天下で何キロも歩くのはキツいなぁ・・・"o(-ω-;*)ウゥム…。
でも実は、そんな“徒歩鉄”を助けてくれる、強い味方がいるのです (・A・*)ミカタ?。それは県道を走る日南町営の路線バス(石見線)(°∀°)バスッ!。「やくも9号」を撮った陸橋のすぐ近くに停留所(原公会堂前)があり、どうやらそこから生山の駅までバスが運転されている模様 (゚∀゚*)オオッ!。しかし問題は運行本数で、停留所に掲げられた時刻表を見ると、バスは一日にわずか4便。そのうちの一本は事前予約制の「デマンドバス」なので、実質一日に3便しかありません Σ(゚∇゚;ノ)ノ スクナッ!。では、はたして次のバスの時刻はというと・・・なんと20分後の13時01分!? エッ!(゚Д゚≡゚∀゚)マジ!?


0041.jpg
下石見信号場に架かる陸橋の近くに置かれた
日南町営バスの原公会堂前停留所。
お!生山方面ゆきのバス(第3便)が
もうすぐ来るじゃん!
(o ̄∇ ̄o)ラキー♪
▲22.8.1 日南町営バス 原公会堂前


「やくも9号」が下石見信号場を通過したのが12時36分(生山12時40分着)なので、このバス(第3便)のタイミングは奇跡的に絶妙ではありませんか! ъ(゚Д゚)ナイス。まるで「国鉄色を撮ってから、どうぞ乗ってください」と言っているようなもの!?(違うw)。何にしても、これはホントに助かるなぁ 人-∀-*)アリガタヤ、アリガタヤ。
ちなみにこの路線バスは、上石見駅と生山駅のあいだを県道経由でむすんでおり(運行区間は下花口〜日南中学校前)、私が歩きながら立ち寄った、大カーブや石見神社、石州瓦の撮影ポイントなども、それぞれ近くの停留所から利用することができます。
陸橋から生山駅まで、歩くと40分かかるところを、バスはたったの7分で到着。冷房が効いていて快適でした (´ー`)ラクチン♪。


0042.jpg
遅れることなく定刻にやってきた
生山方面ゆきの日南町営バス。
後払いなので整理券方式かと思ったら、
全区間200円の均一料金でした。
(*´ω`)つ○ チャリーン
▲22.8.1 日南町営バス 原公会堂前


原公会堂前1301-(日南町営バス石見線)-生山駅前1308


0043.jpg
上石見と同じく、
鳥取県日南町に所在する生山。
(゚ー゚*)ショーヤマ
当駅は町の中心駅で
特急「やくも」も数本が停車します。
近年に建て替えられた
木造民家のような駅舎には
地域交流施設が併設されています。
▲22.8.1 伯備線 生山

0044.jpg
バス停などにもデザインされていて
ちょっと気になっていた
日南町のゆるキャラ(公式キャラクター)は
当町で見られるという
“オオサンショウオ”をモチーフにした、
「オッサンショウオ」(笑)
( ̄▽ ̄;)オッサン…

0045.jpg
0046.jpg
駅前に食堂があったので
ここでお昼ゴハンを・・・と思ったら、
コロナ対策で店内営業はお休み中。
テイクアウトのお弁当を買って、
誰もいなかった駅の待合室でいただきます。
≠( ̄〜 ̄*)モグモグ
春巻きや鯖焼き、野菜の煮物、中華春雨、
ナポリタン・・・など、おかずが豊富で、
とくにご当地の名物料理ではないけど、
これで550円はお値打ちのお弁当でした。
(゚д゚)ウマー!


さて、上石見でなく生山のほうの駅に着いたことは、バスで楽に移動できただけでなく、実はもうひとつメリットがあります。それは生山に停車する特急「やくも」に乗れること(上石見に「やくも」は停まらない)(゚ー゚*)ヤクモ。
私が手にしている「青春18きっぷ」で特急列車を利用することはできませんが(特急や急行に乗る場合は基本的に乗車券としての使用も不可)、この先の旅程を考えた場合、別途にあらためて乗車券と特急券を購入してでも、ここで「やくも」を使う価値があるのです (-`ω´-*)ウム。
東京からずっと鈍行旅を続けてきた“18きっぱー”(18きっぷ愛好者)として、特急に乗っちゃうのはちょっと惜しい気もするけど σ(・∀・`)ウーン…、貴重な国鉄特急形の381系に乗れるのは素直に嬉しい (*゚v゚*)ワクワク♪。ただし、乗るのは一区間(次の停車駅まで)だけどね (゚∀゚)アヒャ☆。


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生山のホームに入ってきた、
岡山ゆきの特急「やくも18号」。
国鉄型の特急に乗るなんて、
久しぶりだなぁ。
ヽ(=´▽`=)ノワーイ♪
▲22.8.1 伯備線 生山

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「18きっぷ」で特急列車には乗れず、
生山であらためて乗車券と特急券を購入したうえで
「やくも」を利用します。
(*・∀・)つ[キップ]

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朝に下車した上石見を
「やくも」はあっさりと通過。
バビューン!!-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つ
もし、生山へ行くバスがなかったら、
このホームで「やくも」が走り去るのを
見送っていたかも?
▲22.8.1 伯備線 上石見(車窓から)

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新見で「やくも」を降りて、
213系の岡山ゆき普通列車に乗り換え。
ノリカエ…((((o* ̄-)o
ここからはまた「18きっぷ」を使います。
▲22.8.1 伯備線 新見


特急「やくも」をはじめとした、国鉄型車両を撮りに訪れた伯備線。
国鉄特急型の381系が使用されている特急「やくも」は、もはや車体色に関係なく貴重な存在となっていたので、新型車両への置き換え(2024年度に投入予定)が行われる前に、実は数年前から撮影に行きたいと考えていたのですが σ(゚・゚*)ンー…、しかしここ数年のコロナ禍によって、その撮影計画は見合わせが続いていました (-ω-;*)コロナ…。そんななか、「やくも」の運転開始50周年の記念企画で、今年の春に国鉄特急色が復刻 (゚∀゚)オッ!。“待てば甘露の日和あり”というワケではありませんが、まさに満を持して伯備線の撮影を決行した今旅は、いいタイミングだったのかも知れません ъ(゚Д゚)ナイス。
撮影地最寄りの上石見に着いたときは上空に雲が多く、雲影に悩まされるのはないかと懸念したものの ( ̄  ̄;)マンダーラ…、お目当てとなる“朝の三列車(貨物、サンライズ、国鉄色)が通過するころには日差しが安定し、いずれも嬉しい結果を残すことができました ヽ(´▽`*)ノワーイ♪。また先述したように、国鉄色でない現行色であってもその存在が貴重な381系を、“撮り歩き”しながらいろいろなアングルで記録できたのも大きな収穫だったと思います (・∀・)イイネ。里山や青田の緑が印象的な夏の伯備線での撮影は存分に満喫できました ヨカッタ♪(*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。


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車窓に高梁川を見ながら、
伯備線を南下。
また当線に訪れる機会があれば
今度はこのあたりの川景色で
特急「やくも」などを撮ってみたいものです。
(・∀・)イイネ
▲22.8.1 伯備線 方谷-備中川面
(車窓から)

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清流として名高い高梁川が流れ、
備中松山城の城下町として栄えた備中高梁は、
その風情から“備中の小京都”と呼ばれる
伯備線沿線随一の観光地。
( ̄。 ̄)ヘー
いまは観光キャンペーン
(岡山デスティネーションキャンペーン)
行なわれていることもあって、
当駅から多くの観光客が列車に乗られてきました。
▲22.8.1 伯備線 備中高梁(車窓から)


生山から乗った岡山ゆきの特急「やくも」を新見で降り、そこで上り普通列車に乗り換えて終点の岡山を目指します ...(((o*・ω・)o。
え?岡山に行くんだったら、そのまま「やくも」へ乗っていればいいのに・・・と思うかもしれませんが σ(゚・゚*)ンー…、仮に「やくも」を生山から岡山まで利用した場合は、乗車券1,980円と自由席特急券1,860円で合計3,840円かかります。しかし「やくも」を生山から新見までにすると、乗車券590円と自由席特急券760円の合計1,350円。伯備線の普通列車は新見以北(生山〜新見を含む、米子〜新見)に比べて、新見以南(新見〜岡山)では運行本数が多くなり、普通列車でも効率よく移動ができるため、新見から先は「青春18きっぷ」で普通列車を使おうという、これはなんともセコい・・・いや、なるべく「18きっぷ」を活用した移動術なのです (´∀`;)セコイ。


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伯備線の上り列車は
倉敷から山陽本線に直通して、
終点の岡山に到着しました。
(・ω・)トーチャコ
▲22.8.1 山陽本線 岡山


山から特急と普通列車を乗り継いで二時間ちょっと、県都の岡山にやってきました ( ̄  ̄*)オカヤマ。
山陽新幹線や山陽本線、瀬戸大橋線、津山線、桃太郎線(吉備線ね)など、いくつもの路線の列車が集結し、東西南北の各方面へ鉄路が伸びる当駅。さてここから私はどこへ向かうのでしょうか σ(゚・゚*)ンー…。


夏休みの鉄旅、次回に続きます ...(((o*・ω・)



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